JP5072493B2 - 回転機制御装置および洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転子に永久磁石を備えた回転機をいわゆるセンサレスで制御する回転機制御装置およびこの回転機制御装置を備えた洗濯機に関する。
エアコン等のコンプレッサ用モータやファン用モータ、電気自動車の駆動用モータなどでは、広範囲の可変速制御、消費電力の低減、メンテナンス性の改善等が要請されている。これに応えるため、回転子に永久磁石を備えた永久磁石モータを、ホールICなど回転子位置検出用のセンサを取り付けることなく、インバータ装置を使用してベクトル制御するセンサレス駆動方式が多く採用されるようになってきている。
例えばエアコンの室外機などに使用されるファン用モータでは、モータが外力やモータ自身の原因によりロックして回転しなくなったり、脱調等により回転速度が異常に低下するといった回転異常が発生することがある。上記回転子位置検出用のセンサを用いないセンサレス駆動方式では、この回転異常を直接的に検出することができない。そこで、特許文献1では、位置推定運転時にd軸誘起電圧推定値をゼロに収束させることにより回転子の角周波数を検出し、その検出した角周波数と角周波数指令値との差に基づいて回転異常を判定している。
特開2003−319698号公報
この特許文献1には、位置推定運転時における回転異常の判定手段が記載されている。しかしながら、この判定手段は、位置推定演算によって推定された回転機の回転速度または誘起電圧の値を指標として回転異常の判定を行うものであるため、推定演算を正確に実行できなかった場合、または推定演算の結果の誤差が大きい場合には回転異常を検出するまでに時間を要していた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、推定手段が正確に回転機の回転速度を推定できなかった場合であっても、回転機の回転異常を速やかに検出できる回転機制御装置およびこの回転機制御装置を備えた洗濯機を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の回転機制御装置は、回転子に永久磁石を備え固定子に巻線が巻回された回転機に対し転流信号に従って通電を行う電力変換装置と、前記回転子の回転速度と回転位置を推定する推定手段と、起動運転時には前記電力変換装置に対し指令回転速度に応じた所定の通電パターンを有する転流信号を出力し、位置推定運転時には前記推定手段により推定された回転位置に基づいて前記電力変換装置に対し転流信号を出力する制御手段と、前記巻線に流れる電流を検出する電流検出手段と、前記巻線に印加される電圧および前記電流検出手段により検出された電流を用いて前記回転機の入力電力に対応する値を演算する入力電力演算手段と、前記推定手段により推定された回転速度を用いて前記回転機の出力電力に対応する値を演算する出力電力演算手段と、前記入力電力演算手段により演算された入力電力に対応する値と前記出力電力演算手段により演算された出力電力に対応する値との比較結果に基づいて前記回転機が回転異常であるか否かを判定する回転異常判定手段とを備え、前記回転異常判定手段は、前記巻線に印加される電圧の振幅をVdqとし、前記巻線に印加される電圧の位相をVθとし、前記巻線に流れる電流の位相をIθとし、前記回転子の回転速度をωとし、前記回転機のトルク定数をKtとし、次式に示すように、前記出力電力演算手段により演算された出力電力に対応する値を前記入力電力演算手段により演算された入力電力に対応する値で除すことにより回転異常指標を求め、その回転異常指標に基づいて回転異常を判定することを特徴とする。
回転異常指標=ω×Kt×cos(Iθ)/(3/2×Vdq×cos(Vθ−Iθ))
この構成によれば、推定された回転速度を直接的に用いて演算した回転機の出力電力に対応する値と、推定量を直接的に用いることなく電圧および電流に基づいて演算した回転機の入力電力に対応する値とに基づいて回転異常を判定するので、推定量に誤りが生じた場合に回転機の入出力電力の関係が異常となり、回転異常と判定される。
本発明の回転機制御装置によれば、推定手段が回転機の回転速度を正確に推定できなかった場合であっても、回転機の回転異常を速やかに検出することができる。
以下、本発明の回転機制御装置を洗濯乾燥機に適用した一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図4は、ドラム式(横軸形)洗濯乾燥機の縦断側面図である。外箱1の内部には水槽2が配設されている。水槽2の内部には回転槽(ドラム、乾燥室)3が配設されている。水槽2および回転槽3は共に円筒状を成すもので、前側(図中、左側)の端面部にそれぞれの開口部4、5を有している。水槽2の開口部4は、外箱1の前面部に形成した洗濯物出し入れ用の開口部6にベローズ7を介して連ねられている。外箱1の開口部6には扉8が開閉可能に設けられている。
回転槽3における周側部(胴部)のほぼ全域には、孔9が形成されている(一部のみ図示)。この孔9は、洗濯時および脱水時に通水孔として機能し、乾燥時には通風孔として機能する。水槽2には、前側の端面部の上部(開口部4より上方の部分)に温風出口10が形成され、後側の端面部の上部に温風入口11が形成されている。また、水槽2の底部の最後部には排水口12が形成されている。水槽2外において、排水口12に排水弁13が接続されるとともに、排水弁13に排水ホース14が接続されることにより、水槽2内の水を機外に排出可能となっている。
回転槽3の後側の端面部の後面(背面)には、補強部材15が取り付けられている。この補強部材15の中心部には、後方に突出するようにして回転軸16が取り付けられている。回転槽3の後側端面部の中心部周りには、多数の温風導入孔17が形成されている。
水槽2の後側端面部の中心部には、軸受ハウジング18が取り付けられている。この軸受ハウジング18の中心部には回転軸16が挿通されており、回転軸16は、軸受19、20により回転可能に支承されている。またそれにより、回転槽3が水槽2と同軸状で回転可能に支持されている。なお、水槽2は、図示しないサスペンションにより外箱1に弾性支持され、その支持形態は、水槽2の軸方向が前後となる横軸状で且つ前上がりの傾斜状となっている。また、水槽2に上述のように支持される回転槽3も、同形態となっている。
軸受ハウジング18には、外周に、モータ21のステータ22が取り付けられている。このステータ22に、回転軸16の後端部に取り付けられたロータ23が外側から対向するようになっている。従って、モータ21はアウターロータ形のブラシレスDCモータである。モータ21は、回転軸16を中心に回転槽3をダイレクトドライブ方式で回転駆動させる。
水槽2の後側端面部の内側には、温風カバー24が装着されている。一方、補強部材15には、回転軸16を取り付けた中心部の周囲部分に複数の比較的大きな温風導入口25が形成されており、この部分の外周部にシール部材26を装着し、このシール部材26を温風カバー24の前面に圧接させることで、温風入口11から温風導入口25へと気密に通じる温風通路27が構成されている。
水槽2の下方(外箱1の底面上)には、複数個のクッション28を介して台板29が配置されている。この台板29の上には、通風ダクト30が配置されている。この通風ダクト30は、前端部の上部に吸風口31を有している。この吸風口31には、水槽2の温風出口10が還風ダクト32および接続ホース33を介して接続されている。なお、還風ダクト32は、ベローズ7の左側を迂回するように配管されている。
一方、通風ダクト30の後端部には循環用送風機34のケーシング35が接続されている。このケーシング35の出口部36は、接続ホース37および給風ダクト38を介して、水槽2の温風入口11に接続されている。なお、給風ダクト38は、モータ21の左側を迂回するように配管されている。
還風ダクト32、接続ホース33、通風ダクト30、ケーシング35、接続ホース37および給風ダクト38により、水槽2の温風出口10と温風入口11とが接続されて通風路39が設けられている。循環用送風機34は、その通風路39を通じ回転槽3内の空気を回転槽3外に出し、再び回転槽3内に戻すように循環させるものである。通風路39と循環用送風機34とにより、回転槽3内の空気を循環させる循環装置40が構成されている。
なお、循環用送風機34は、例えば遠心ファンであり、ケーシング35の内部に遠心羽根車34aを有し、その遠心羽根車34aを回転させるモータ34bをケーシング35の外部に有している。
通風路39中、通風ダクト30の内部には、前部から後部へ順に、フィルタ41、蒸発器42、凝縮器43が配置されている。このうち、フィルタ41は、水槽2の温風出口10から還風ダクト32および接続ホース33を通じ、通風ダクト30に流入する回転槽3内の空気により運ばれるリント(糸くず)を捕獲するものである。蒸発器42は、蛇行状を成す例えば銅製の冷媒流通パイプに、例えばアルミニウム製の伝熱フィンを多数装着して成るものである。凝縮器43も蒸発器42と同様の構成となっている。これら蒸発器42および凝縮器43の伝熱フィンの各間を、通風ダクト30を流れる回転槽3内の空気が通るようになっている。
蒸発器42および凝縮器43は、図5に示す圧縮機45および絞り器46と共にヒートポンプ47を構成している。ヒートポンプ47においては、接続パイプ48により、圧縮機45、凝縮器43、絞り器46、蒸発器42の順に、これらがサイクル接続されている(冷凍サイクル)。そして、圧縮機45が作動することによりサイクル内に封入した冷媒が循環されるようになっている。冷媒には、例えば、高温用冷媒であるR134aが使用される。圧縮機45は、図4に示すように、通風ダクト30外に並設されている。絞り器46は、この場合、膨張弁(特には電子式膨張弁〔PMV:Pulse Motor Valve〕)から成っており、開度調整機能を有している。
吸風口31と蒸発器42との間における通風ダクト30の側面部で底面30aに臨む部分には、除湿水排出口49が形成されている。この除湿水排出口49は、外箱1の側面下部に形成した排水口50に接続パイプ51により接続されている。なお、通風ダクト30において、底面部中の蒸発器42の直下に位置する部分30bは、除湿水排出口49に向けて下降する傾斜面となっている。
一方、外箱1内の後上部には給水弁52が配置されている。この給水弁52は、出口部を複数有するもので、それらは外箱1内の前側の上部に配置した給水ボックス53に接続パイプ54、55により接続されている。さらに、給水ボックス53は、詳しくは図示しないが、洗剤投入部並びに柔軟仕上剤投入部を有している。給水弁52は、出口部の開放の選択により、洗い時には接続パイプ54から給水ボックス53の洗剤投入部を経て水槽2内に給水し、最終すすぎ時には接続パイプ55から給水ボックス53の柔軟仕上剤投入部を経て同じく水槽2内に給水するようになっている。
このほか、外箱1の前面部の上部の裏側には制御装置56が配置されている。この制御装置56は、例えばマイクロコンピュータから成り、洗濯乾燥機の作動全般を制御する。制御装置56には、操作パネル(図示省略)に設けられた各種操作スイッチから成る操作入力部より各種操作信号が入力されるとともに、水槽2内の水位を検知するように設けられた水位センサから水位検知信号が入力される。
また、制御装置56には、蒸発器42の入口および出口、凝縮器43、並びに圧縮機45の冷媒吐出部の各温度を検知する温度センサからそれぞれ温度検知信号が入力されるようになっている。そして、制御装置56は、上記各種信号の入力並びに予め記憶した制御プログラムに基づいて、給水弁52、モータ21、排水弁13、圧縮機45、絞り器46、循環用送風機34のモータ34b、圧縮機45を冷却する圧縮機冷却用送風機などを、駆動回路(何れも図示せず)を介して制御するようになっている。
図1は、圧縮機45を構成するモータ60の駆動を制御するモータ制御装置61の構成を機能ブロックにより示したものである。この図1は、位置推定運転時における機能を表している。モータ制御装置61(回転機制御装置の一例に相当)の制御対象であるモータ60(回転機の一例に相当)は、回転子60rに永久磁石60mを備え、固定子60sに電機子巻線60a、60b、60cが巻回されてなる三相永久磁石同期モータ(PMモータ)である。回転子60rの位置を直接検出するセンサは取り付けられておらず、モータ制御装置61は、いわゆるセンサレスベクトル制御によりモータ60を駆動制御するようになっている。
モータ制御装置61は、制御部62、インバータ63および電流検出器64a、64b、64cから構成されている。インバータ63(電力変換装置の一例に相当)は、スイッチング素子例えばIGBT63ap、63an、…を3相ブリッジの回路形態に接続してなる周知の電圧形インバータであって、その出力端子とモータ60の端子との間にはホールCT、シャント抵抗などから構成される上記電流検出器64a、64b、64c(電流検出手段の一例に相当)が設けられている。
制御部62は、CPUコアやメモリ等の基本構成の他、A/D変換器、タイマ、入出力ポート、通信インターフェースなどの周辺回路を備えたプロセッサにより構成されており、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリに記憶された制御プログラムを実行することによりモータ60を制御するようになっている。制御部62は、モータ60の磁束軸方向をd軸とし、これに直交するトルク軸方向をq軸とし、これらdq座標系で電圧および電流を制御することによりベクトル制御を実行する。
制御部62は、電流制御部65、回転速度・角度推定部66および回転異常検出部67としての機能を実現するようになっている。回転速度・角度推定部66は、回転子60rの回転速度ωと磁極位置(回転子角度θ)とを推定するもので推定手段に相当する。電流制御部65は、起動運転時においてはインバータ63に対し指令回転速度に応じた所定の通電パターンを有する強制的な転流信号を出力し、位置推定運転時においては推定した回転子位置に基づいて巻線60a、60b、60cに流す電流の位相と大きさを制御するもので制御手段に相当する。回転異常検出部67は、起動運転時および位置推定運転時において、回転子60rがロックしたことまたは脱調などにより回転速度が異常に低下したことを検出するためのものである。
電流制御部65において、3相−2相変換部68は、電流検出器64a、64b、64cにより検出された三相の電流Ia、Ib、Icをこれと等価な二相の電流Iα、Iβに変換する。また、回転座標変換部69は、このαβ座標系の電流Iα、Iβをdq座標系の電流Id、Iqに変換する。この回転座標変換の演算に際しては、後述する回転速度・角度推定部66により推定された回転子角度θestが用いられる。
制御部62には指令回転速度ωrが入力されている。減算器70は、指令回転速度ωrから回転速度・角度推定部66で推定された回転速度ωestを減算して速度偏差Δωを求め、PI演算部71は、速度偏差Δωに対するPI演算を実行して指令q軸電流Iqrを生成する。指令d軸電流Idrは一定値(本実施形態ではゼロ)としている。
減算器72は、指令d軸電流Idrから検出されたd軸電流Idを減算してd軸電流偏差ΔIdを求め、PI演算部73は、そのd軸電流偏差ΔIdに対するPI演算を実行して指令d軸電圧Vdを生成する。同様に、減算器74は、指令q軸電流Iqrから検出されたq軸電流Iqを減算してq軸電流偏差ΔIqを求め、PI演算部75は、そのq軸電流偏差ΔIqに対するPI演算を実行して指令q軸電圧Vqを生成する。
回転座標変換部76は、これらd軸電圧Vdとq軸電圧Vqに対し回転子角度θestを用いて回転座標変換を行い、αβ座標系の電圧Vα、Vβを出力する。PWM形成器77は、この電圧Vα、Vβに基づいてPWM変調された転流信号を生成する。インバータ63を構成するIGBT63ap、63an、…は、図示しないドライブ回路を通して与えられる上記転流信号に従ってスイッチング動作を行う。これにより、モータ60の巻線60a、60b、60cに電圧Vα、Vβに応じた電圧が印加され、モータ60が回転駆動される。
回転速度・角度推定部66は、dq座標系でのモータモデルを用いて回転速度ωestと回転子角度θestを求める。d軸誘起電圧推定部78は、回転子60rが回転することにより巻線60a、60b、60cに生ずる誘起電圧のd軸成分推定値Edを、次の(1)式により計算する。
Ed=Vd−(R+pLd)・Id+ωest・Lq・Iq …(1)
ここで、Rはモータ60の1相分の巻線抵抗、Ld、Lqはモータ60の1相分のd軸、q軸インダクタンス、ωestは回転子60rの回転速度の推定値、pは微分演算子である。また、電流Id、Iqには検出された電流値を用い、d軸電圧Vdにはインバータ63の応答性が良いことから検出値の代わりに指令値を用いている。
PI演算部79は、(1)式で求めた誘起電圧のd軸成分推定値Edに対するPI演算を実行して回転速度誤差ωerrを出力し、減算器80は、(2)式で示すように指令回転速度ωrから回転速度誤差ωerrを減算して回転速度ωestを求める。
ωest=ωr−ωerr …(2)
この推定方法によれば、誘起電圧のd軸成分推定値Edはゼロに収束する。積分器81は、回転速度ωestを積分して回転子角度θestを出力する。
図2は、回転異常検出部67の構成を示している。回転異常検出部67は、回転異常指標算出部90および判定部91から構成されている。回転異常指標算出部90は、電力演算部92(入力電力演算手段および出力電力演算手段の一例に相当)と除算器93とからなっている。なお、本実施形態では、判定部91と除算器93とにより回転異常判定手段94が構成されている。
回転異常指標算出部90は、モータ60の回転異常の指標とする回転異常指標を算出する。この回転異常指標は、下記(3)式に示すようにモータ60の出力電力をモータ60の入力電力で除すことにより得られる。すなわち、回転異常指標は、モータ60の入力電力とモータ60の出力電力とを比較した結果である。
回転異常指標=モータ出力電力/モータ入力電力 …(3)
判定部91は、上記回転異常指標の値と予め定められたしきい値(例えば1)とを比較し、回転異常指標がしきい値を超えている場合に回転異常と判定して異常判定信号Saを出力する。この異常判定信号Saが出力されると、電流制御部65がインバータ63のスイッチング動作を停止させるようになっている。
ところで、モータ60の入力電力および出力電力は、一般に下記(4)式および(5)式のようになる。
モータ入力電力=3/2×Vdq×Idq×cos(Vθ−Iθ) …(4)
モータ出力電力=ω×Kt×Idq×cos(Iθ) …(5)
ここで、Vdqはモータ60に印加される電圧の振幅[V]、Vθは同電圧の位相[deg]、Idqは巻線60a〜60cに流れる電流の振幅[A]、Iθは同電流の位相[deg]、ωは回転子60rの回転速度、Ktはトルク定数[Nm/A]、cos(Vθ−Iθ)は力率である。
上記(4)式および(5)式に示すように、入力電力および出力電力のいずれにも、電流振幅Idqが含まれている。そして、回転異常指標は、上記(3)式に示すように出力電力を入力電力で除したものである。このため、本実施形態の回転異常指標算出部90では、演算を簡単化するために、電流振幅Idqを算出することなく下記(6)式のように回転異常指標を算出している。
回転異常指標=ω×Kt×cos(Iθ)/(3/2×Vdq×cos(Vθ−Iθ))
…(6)
回転異常指標算出部90では、上記(6)式のうち、分母(モータ60の入力電力に対応する部分)については、モータ60の実電圧(本実施形態では指令電圧Vd、Vqで代用)と検出した電流Id、Iqとから演算する。一方、分子(モータ60の出力電力に対応する部分)については、位置推定運転時には回転速度ωとして回転速度・角度推定部66により算出された推定値ωestを用いて、この推定値ωestと検出した電流Id、Iqとから演算する。また、起動運転時には回転速度ωとして指令回転速度ωrを用いて、この指令回転速度ωrと上記電流Id、Iqとから演算する。すなわち、(6)式の分母は、実際に検出された値(またはその代替値)に基づいて算出され、分子は、推定演算値(起動運転時には指令値)に基づいて算出されることになる。
なお、力率には、推定値である回転子60rの角度θに依存する電圧位相Vθと電流位相Iθとが含まれている。しかし、電圧位相Vθと電流位相Iθとの差を求めているため、推定値θに誤差が含まれている場合であっても、力率は推定誤差の影響を受けることなく算出される。
図3は、モータ60に印加される電圧および巻線に流れる電流のベクトル図である。この図3に示すように、電圧振幅Vdq、電流振幅Idq、電圧位相Vθおよび電流位相Iθは、下記の(7)式〜(10)式のようになる。
Vdq=(Vd2+Vq21/2 …(7)
Idq=(Id2+Iq21/2 …(8)
Vθ=tan-1(−Vd/Vq) …(9)
Iθ=tan-1(−Id/Iq) …(10)
回転異常指標算出部90では、上記(7)式、(9)式および(10)式に基づいて、電圧振幅Vdq、電圧位相Vθおよび電流位相Iθを算出するようになっている。
また、位置推定運転時にd軸電流Idをゼロとした場合、電流位相Iθがゼロとなるので、位置推定運転時における回転異常指標算出部90は、上記(6)式を簡単化した下記(11)式を用いて回転異常指標を算出することが可能となる。
回転異常指標=ω×Kt/(3/2×Vdq×cos(Vθ)) …(11)
次に、モータ60の回転異常の検出について説明する。
位置推定運転時において、回転異常が発生し、モータ60が脱調または停止した場合には、モータ60の回転速度が指令値から外れて低下する。この際、回転速度・角度推定部66がモータ60の回転速度の低下を正確に推定できない場合には、回転速度の推定値ωestは小さくならず高いままとなる。このため、推定演算結果のみを用いた従来の方法では、このような場合におけるモータ60の回転異常を検出することができなかった。これに対し、本実施形態のモータ制御装置61は、モータ60の回転速度を正確に推定できない場合でも以下のようにしてモータ60の回転異常を正しく検出することができる。
位置推定運転時において、回転異常指標算出部90は、上記(11)式において回転速度ωに推定値ωestを代入することにより回転異常指標を算出する。この場合、(11)式の分子の値は、推定値ωestに基づいて算出されるので、回転異常が発生し、モータ60の回転速度が低下しても高いままとなる。
これに対し、(11)式の分母の値は、回転速度・角度推定部66の演算結果に直接的に関係せず、モータ60の巻線に実際に印加される電圧および検出された巻線電流に基づいて算出されるため、モータ60の実際の回転速度の低下に応じて小さくなる。この結果、回転異常指標算出部90により算出される回転異常指標の値は次第に大きくなる。
回転異常指標を算出するための(11)式の分母の値はモータ60の入力電力に対応し、分子の値はモータ60の出力電力に対応するものである。通常、モータ60において、出力電力が入力電力を上回ることはあり得ない。このため、(11)式により算出される回転異常指標が1を超える状態は、異常状態であると判断できる。従って、判定部91は、回転異常指標がしきい値である1を超えた場合に、モータ60に回転異常が生じていると判定し、異常判定信号Saを出力する。異常判定信号Saが出力されると、電流制御部65がインバータ63のスイッチング動作を停止させる。
ところで、モータ60の入力電力と出力電力との関係は、一般に下記(12)式のように表される。
モータ入力電力=モータ出力電力+3×R×(Idq/21/22+鉄損 …(12)
ここで、右辺第2項は銅損であり、Rはモータ60の1相分の巻線抵抗である。
この(12)式に従って、上記したモータ60の回転異常判定において、モータ60の銅損および鉄損などの損失をモータ60の出力電力に加えたものと、モータ60の入力電力とを比較するようにすれば、より正確に回転異常を検出できる。すなわち、モータ60の銅損および鉄損を演算する損失演算手段を備えて、回転異常指標算出部90が、上記(6)式右辺の分子の値にモータ60の銅損および鉄損を加えて回転異常指標を算出するようにしてもよい。このように構成すれば、上記したとおり、より正確にモータ60の回転異常を検出することが可能となる。
ただし、回転異常判定は、回転異常の生じ易い低速回転時に行われるため、鉄損はモータ入出力電力に対し非常に小さく鉄損を無視しても判定精度の低下は少ない。また、上記各損失を演算しない場合には回転異常指標が小さく演算されるため、正常回転を異常回転と誤判定するケースを低減できる利点もある。さらに、上記各損失を演算しないことにより演算処理を簡単化できる利点もある。このようなことから、本実施形態では、上記各損失を回転異常判定に用いない構成としている。
起動運転時においても同様にして回転異常を検出できる。電流制御部65は、起動運転時には停止状態にあるモータ60に対し起動運転を実行し、回転速度・角度推定部66が回転速度ωestと回転子角度θestを正しく推定可能となる回転速度までモータ60を加速する。この起動運転においては、指令d軸電流Idrを一定値とし、指令q軸電流Iqrをゼロとした上で、指令回転速度ωrに従って回転子角度θを増加させる強制転流を行う。
従って、起動運転時において、回転異常指標算出部90は、上記(6)式において回転速度ωに指令回転速度ωrを代入することにより回転異常指標を算出する。この場合、(6)式の分子の値は、指令回転速度ωrに基づいて算出されるので、回転異常が発生し、モータ60の回転速度が低下しても高いままとなる。
これに対し、(6)式の分母の値は、回転速度・角度推定部66の演算結果に直接的に関係せず、モータ60の巻線に実際に印加される電圧および検出された巻線電流に基づいて算出されるため、モータ60の実際の回転速度の低下に応じて小さくなる。この結果、回転異常指標算出部90により算出される回転異常指標の値は次第に大きくなる。判定部91は、位置推定運転時と同様に、回転異常指標がしきい値である1を超えた場合に、モータ60に回転異常が生じていると判定し、異常判定信号Saを出力する。
以上説明したように、本実施形態のモータ制御装置61は、位置推定運転時に、実際に検出された値に基づいてモータ60の入力電力に対応する値を演算するとともに、回転速度・角度推定部66で推定した回転速度ωestに基づいてモータ60の出力電力に対応する値を演算し、これらの比較結果に相当する回転異常指標を求め、この回転異常指標がしきい値より大きい場合に回転異常と判定する回転異常検出部67を備えている。
このような構成によれば、位置推定運転時に回転速度・角度推定部66が正確に回転速度ωestを推定できない場合には、回転異常指標が大きくなりしきい値を超える。これにより、回転異常検出部67は、モータ60に回転異常が生じていると判定する。従って、推定演算の結果が正確でない場合であっても回転異常を検出することができる。
回転異常検出部67が回転異常を検出すると、電流制御部65がインバータ63のスイッチング動作を停止させてモータ60への通電を停止する。これにより、電機子巻線60a〜60cに過大な電流が流れたり、インバータ63のスイッチング素子が故障したりすることを防止できる。
回転異常検出部67は、回転速度ωestに替えて指令回転速度ωrを用いることにより、起動運転時にもモータ60の回転異常を検出することができる。従って、起動運転時を含むセンサレス駆動において、負荷の急変等によるロックや脱調による回転数低下などの発生を速やかに検出できる。これにより、モータ60を組み込んだシステム全体が停止してしまうことを防止できる。
モータ60の巻線60a〜60cに印加される電圧は指令電圧に対して優れた追従性を有しているので、回転異常検出部67は、回転異常指標を算出するためのモータ60に印加される電圧として実電圧に代えて指令電圧Vd、Vqを用いることができる。これにより電圧検出手段が不要となる。
なお、本発明は上記し且つ図面に記載した実施形態に限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
回転速度ωestと回転子角度θestの推定方法は、誘起電圧のd軸成分推定値Edをゼロに収束させる回転速度・角度推定部66による推定方法に限られない。
モータ60の巻線に印加される電圧を検出する電圧検出手段を設け、回転異常指標算出部90は、その検出した実電圧を用いて回転異常指標を算出してもよい
判定部91において、回転異常指標の値と比較するしきい値は1でなくてもよく、速やかに回転異常を検出できるような値であればよい。また、使用されるモータ60のT−N(トルク−回転速度)特性から、各負荷点における効率をテーブル化して記憶しておき、その効率の変化に対応して上記しきい値を変化させるようにしてもよい。このようにすれば、モータ60の運転状態に応じた最適な回転異常検出を行うことができる。
本発明は、洗濯乾燥機の圧縮機用のモータを制御する構成に限ることなく、洗濯乾燥機において、洗い運転、すすぎ運転および脱水運転を行うための回転駆動力を発生させるモータ21を制御する構成に適用してもよい。また、本発明は、センサレスベクトル制御によりモータを駆動制御する構成であれば適用可能である。
本発明の一実施形態を示すモータ制御装置の電気的なブロック構成図 回転異常検出部のブロック構成図 モータに印加される電圧および巻線に流れる電流のベクトル図 ドラム式洗濯乾燥機の縦断側面図 洗濯乾燥機のヒートポンプサイクルを示す図
符号の説明
図面中、45は圧縮機、47はヒートポンプ、60はモータ、60a、60b、60cは巻線、60mは永久磁石、60rは回転子、60sは固定子、61はモータ制御装置、63はインバータ、64a、64b、64cは電流検出器、65は電流制御部、66は回転速度・角度推定部、92は電力演算部、94は回転異常判定手段を示す。

Claims (6)

  1. 回転子に永久磁石を備え固定子に巻線が巻回された回転機に対し転流信号に従って通電を行う電力変換装置と、
    前記回転子の回転速度と回転位置を推定する推定手段と、
    起動運転時には前記電力変換装置に対し指令回転速度に応じた所定の通電パターンを有する転流信号を出力し、位置推定運転時には前記推定手段により推定された回転位置に基づいて前記電力変換装置に対し転流信号を出力する制御手段と、
    前記巻線に流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記巻線に印加される電圧および前記電流検出手段により検出された電流を用いて前記回転機の入力電力に対応する値を演算する入力電力演算手段と、
    前記推定手段により推定された回転速度を用いて前記回転機の出力電力に対応する値を演算する出力電力演算手段と、
    前記入力電力演算手段により演算された入力電力に対応する値と前記出力電力演算手段により演算された出力電力に対応する値との比較結果に基づいて前記回転機が回転異常であるか否かを判定する回転異常判定手段とを備え、
    前記回転異常判定手段は、前記巻線に印加される電圧の振幅をVdqとし、前記巻線に印加される電圧の位相をVθとし、前記巻線に流れる電流の位相をIθとし、前記回転子の回転速度をωとし、前記回転機のトルク定数をKtとし、次式に示すように、前記出力電力演算手段により演算された出力電力に対応する値を前記入力電力演算手段により演算された入力電力に対応する値で除すことにより回転異常指標を求め、その回転異常指標に基づいて回転異常を判定することを特徴とする回転機制御装置。
    回転異常指標=ω×Kt×cos(Iθ)/(3/2×Vdq×cos(Vθ−Iθ))
  2. 前記回転異常判定手段は、前記回転異常指標が1よりも大きい場合に回転異常であると判定することを特徴とする請求項1記載の回転機制御装置。
  3. 前記巻線に印加される電圧を検出する電圧検出手段を備え、
    前記入力電力演算手段は、前記電圧検出手段により実際に検出した電圧および前記電流検出手段により実際に検出した電流を用いて前記回転機の入力電力に対応する値を演算することを特徴とする請求項1または2に記載の回転機制御装置。
  4. 前記入力電力演算手段は、前記巻線に印加される電圧の指令値および前記電流検出手段により実際に検出した電流を用いて前記回転機の入力電力に対応する値を演算することを特徴とする請求項1または2に記載の回転機制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の回転機制御装置を備えていることを特徴とする洗濯機。
  6. 洗濯物を乾燥させる乾燥運転を行うため、温風を生成するヒートポンプの一部を構成する圧縮機を備え、
    前記回転機制御装置は、前記圧縮機に内蔵される回転機を制御することを特徴とする請求項5記載の洗濯機。
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