JP3958720B2 - クロック制御回路とクロック制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、システムLSIの動作状態に応じて高速クロックと低速クロックを切替えて供給するクロック制御回路とクロック制御方法に関するものである。
特開平10−145446号公報
前記特許文献1には、携帯端末における低消費電力化のために、中央処理装置(以下、「CPU」という)2での処理が必要ないときに、このCPU2に供給する動作クロックを停止するクロック制御部1が記載されている。
このクロック制御部1は、発振回路4に対して発振の開始や停止を制御する発振停止/復帰制御回路1−1、この発振回路4から出力されるクロック信号をCPU2へ出力するか否かを制御するクロック供給制御回路1−2、及び割込信号で起動されて低周波クロック信号をカウントする発振安定タイマ1−3で構成されている。発振安定タイマ1−3は、カウント値が一定の値に達したときに、クロック供給制御回路1−2に対してクロック信号をCPU2へ出力させるための制御信号を出力するものである。
このような携帯端末では、CPU2による処理が終了すると、このCPU2から発振停止/復帰制御回路1−1に対して、発振回路4を停止させるための制御信号が出力される。これにより、発振回路4による高速の動作クロックが停止し、この発振回路4及びCPU2における消費電力が削減される。この間、低周波クロック発振器、タイマ回路及び受信回路等は動作を継続し、所定の時間が経過したときや基地局等からの制御信号を受信した時には、割込信号が出力されて発振停止/復帰制御回路1−1と発振安定タイマ1−3に与えられる。
発振停止/復帰制御回路1−1では、割込信号が与えられると、発振回路4に対して発振の開始を指示する。一方、発振安定タイマ1−3では、低周波クロック信号のカウントを開始する。そして、発振安定タイマ1−3のカウント値が一定の値に達すると、この発振安定タイマ1−3からクロック供給制御回路1−2に対して発振回路4のクロック信号をCPU2へ出力させるための制御信号が出力される。これにより、所定の時間が経過して発振動作が安定した発振回路4のクロック信号が、CPU2へ与えられる。
しかしながら、従来のクロック制御部を備えた携帯端末では、次のような課題があった。
CPU2での処理が終了すると、このCPU2に対するクロック信号を完全に停止させて待機モードに移行するようになっている。しかし、待機モード中であっても、タイマ回路や受信回路等は動作を継続する必要がある。このため、これらのタイマ回路や受信回路は、CPU2の動作とは完全に独立して動作するように構成しなければならず、回路構成が複雑化するおそれがあるという問題があった。
本発明は、待機モード中であっても、CPUに低速クロックを与えることにより、このCPUの低速動作でタイマ処理や受信処理を行わせることが可能なクロック制御回路を提供するものである。
前記課題を解決するために、第1〜第の発明は、CPUに供給するクロック信号の制御を行うクロック制御回路を、動作制御信号によって発振動作が制御され、通常動作モードで使用する高速クロックを発生する高速クロック源と、前記高速クロックよりも周波数の低い低速クロックを発生する低速クロック源と、選択信号に従って前記高速クロックまたは低速クロックのいずれか一方を選択して出力するセレクタと、モード信号で待機モードが指定されたときに、前記高速クロック源を停止させるための前記動作制御信号を出力し、割込信号が与えられたときには、該高速クロック源を動作させるための前記動作制御信号を出力する第1の制御部と、前記モード信号で待機モードが指定されたときに、前記低速クロックを選択させるための前記選択信号を出力し、前記割込信号が与えられたときに前記低速クロックのカウントを開始してそのカウント値がレジスタに設定された値に達したときに、前記高速クロックを選択させるための前記選択信号を出力する第2の制御部とで構成している
の発明は、動作制御信号によって発振動作が制御され、通常動作モードで使用する高速クロックを発生する高速クロック源と、前記高速クロックよりも周波数の低い低速クロックを発生する低速クロック源とを備えたクロック制御回路によって、CPUに供給するクロック信号を制御するクロック制御方法を、モード信号で待機モードが指定されたときには、前記高速クロック源を停止させると共に、前記低速クロックを選択してクロック信号として出力し、割込信号が与えられたときには、前記高速クロック源を動作させると共に、前記低速クロックのカウントを開始してそのカウント値がレジスタに設定された値に達したときに、前記高速クロックを選択して前記クロック信号として出力するようにしたことを特徴としている。
以上詳細に説明したように、本発明によれば、待機モード時に高速クロック源の動作を停止させる第1の制御部を有しているので、待機モード時の消費電力を低減することができる。また、待機モード時に低速クロックを選択し、割込信号が与えられたときに、高速クロック源を動作させると共に、低速クロックのカウントを開始してそのカウント値がレジスタに設定された値に達したときに、高速クロックを選択する第2の制御部を有している。従って、待機モード中であっても、CPUに低速クロックを与えることが可能になり、このCPUの低速動作でタイマ処理や受信処理を行わせることができる。更に、割込時には、安定した高速クロックで割込処理が開始されるので、不安定なクロックによる誤動作を防止することができる。
動作制御信号によって発振動作が制御され、通常動作モードで使用する高速クロックを発生する高速クロック源と、前記高速クロックよりも周波数の低い低速クロックを常時発生する低速クロック源とを設け、モード信号で待機モードが指定されたときには、高速クロック源を停止させると共に、低速クロックを選択してクロック信号としてCPUに出力する。また、割込信号が与えられたときには、高速クロック源を動作させると共に、低速クロックのカウントを開始してそのカウント値が設定値に達したときに高速クロックを選択してクロック信号とCPUに出力する。
図1は、本発明の実施例1を示すクロック制御回路の構成図である。
このクロック制御回路は、例えば携帯電話や無線LAN等で、CPU50の動作モードに応じて安定したクロック信号CLKを供給するためのもので、外部からリセット信号RSTと割込信号INTが与えられる2入力の論理和ゲート(以下、「OR」という)11を有している。
リセット信号RSTは、例えばレベル“H”にすることによって、CPU50内部のレジスタ類を初期状態に設定するための信号である。このリセット信号RSTは、例えば電源投入時に、クロック発生源の動作が安定するまで、所定時間だけ“H”となるように、図示しないリセット信号発生部から与えられるようになっている。一方、割込信号INTは、例えば図示しない受信回路で、基地局からの制御信号を受信したときに、“H”となる信号である。
OR11の出力側は、セットリセット型のフリップフロップ(以下、「FF」という)12のセット端子Sに接続され、このFF12の出力端子Qから高速クロック源13に対する信号S12が出力されている。高速クロック源13は、図示したように、例えば2入力の否定的論理積ゲート(以下、「NAND」という)を反転増幅器として用い、帰還回路に水晶振動子等を使用して12MHzの高速クロックHCKを発生するものである。高速クロック源13のNANDの入力端子に、信号S12を与えることによって、この高速クロック源13の動作を制御することができるようになっている。高速クロック源13の出力側は、切替え時にハザードを生じないセレクタ(SEL)14の入力端子Aに接続されている。
このクロック制御回路は、低周波クロック源15を有している。低周波クロック源15は、CPU50の動作モードとは無関係に、電源が投入されているときには常に、例えば計時用の32.768kHzの低速クロックLCKを出力するもので、この出力側が2入力の論理積ゲート(以下、「AND」という)16の一方の入力側に接続されている。AND16の他方の入力側には、レジスタ17の出力側が接続され、このAND16の出力側がセレクタ14の入力端子Bに接続されている。
レジスタ17は、CPU50の待機モード時に低速クロックLCKを供給するか否かの設定を、このCPU50からの制御信号C1に従って行うためのものである。セレクタ14は、後述する選択信号SLのレベル“H“,“L”に応じて入力端子A,Bを選択し、その出力端子からCPU50に、クロック信号CLKを供給するものである。
リセット信号RSTと選択信号SLは、OR18の入力信号として与えられるようになっている。OR18の出力側は、FF19のリセット端子Rに接続され、このFF19のセット端子Sには、割込信号INTが与えられるようになっている。FF19の出力側は、AND20の一方の入力側に接続され、このAND20の他方の入力側には、低速クロック源15から低速クロックLCKが与えられるようになっている。AND20の出力側は、カウンタ21のクロック端子Cに接続されている。
カウンタ21は、例えば、クロック端子Cに与えられる信号の立上がり毎に、カウント値CNTを1ずつカウントアップして出力するもので、このカウンタ21の出力側が比較器(CMP)22の一方の入力側に接続されている。比較器22の他方の入力側には、レジスタ23の出力信号が与えられている。
レジスタ23は、CPU50からの制御信号C2に従って、高速クロック源13の起動時の安定時間に対応する値を設定するためのものである。比較器22の出力側は、OR24の一方の入力側に接続され、このOR24の他方の入力側には、リセット信号RSTが与えられるようになっている。OR24の出力側は、FF25のセット端子Sに接続され、このFF25の出力端子Qから選択信号SLが出力されるようになっている。
一方、CPU50は、通常動作モードか待機モードかを示すモード信号MDを出力する機能を有し手織り、このモード信号MDがモノステーブル・マルチバイブレータ(以下、「モノマルチ」という)26に与えられるようになっている。モノマルチ26は、例えば待機モードへの移行時に、モード信号MDが“L”から“H”に立上がったときに、一定時間だけ“H”となるリセット信号RSを出力するものである。リセット信号RSは、FF12,25とカウンタ21のリセット端子Rに与えられるようになっている。
図2(a),(b)は、図1中のセレクタ14の一例を示す説明図であり、同図(a)は回路構成図、及び同図(b)は動作のタイムチャートである。
図2(a)に示すように、このセレクタ14は、2系統のクロックHCK,LCKを選択信号SLに従って切替える構成となっている。101は2入力OR、102−1,102−2は2入力AND、103−1,103−2は入力信号Dとクロック入力CKNと非同期リセット信号RNと出力信号Qを有するリセット入力付きネガティブエッジ動作のDタイプFF(以下、「D−FF」という)、104−1,104−2は入力信号Dとゲート制御信号GNとゲート出力Qを有するロースルーラッチ、105はインバータである。
リセット入力付きネガティブエッジ動作D−FF103−1,103−2は、リセット入力RNが“L”の場合出力Qが“L”にリセットされ、クロック入力CKNの立下がりに同期して、出力Qが入力Dをセットする。
ロースルーラッチ104−1,104−2は、ゲート制御信号GNが“L”の間はゲート出力Qからは入力信号Dがそのまま出力され、GNが“H”の間はゲート出力Qの値を保持するように動作する。ロースルーラッチ104−1,104−2の入力信号Dには、選択信号SLとインバータ105で反転された選択信号SLNがそれぞれ接続され、ゲート制御信号GNには出力クロック信号CLKが接続される。
D−FF103−1,103−2の入力信号Dと非同期リセット信号RNにはそれぞれロースルーラッチ104−1,104−2の出力Qが接続され、クロック信号CKNにはそれぞれクロックHCK,LCKが接続される。
また、D−FF103−1,103−2の出力信号Qをそれぞれ、isel1,isel2と称する。2入力AND102−1には、クロックHCKとisel1が接続され、2入力AND102−2には、クロックLCKとisel2が接続される。これらの2入力ANDの出力信号は、2入力OR101の入力信号として接続され、その出力がクロック信号CLKとなる。なお、選択信号SL,SLNは互いに相補的であり、いずれか一方が“H”で他方が“L”となる。
このセレクタ14は、図2(b)に示すように、まず、SL=“H”(高速クロックHCKが選択されている状態の時に有効となる),SLN=“L”の状態で、クロック信号HCK,LCKが動作状態となっている。この状態では、isel1=“H”,isel2=“L”なので、2入力ANDのうち102−1の回路のみから高速クロックHCKが出力され、2入力OR101からは高速クロックHCKがクロック信号CLKとして出力される。このクロック信号CLKは、ロースルーラッチ104−1,104−2のゲート制御信号GNに入力される。
次に、前述の状態から、SL=“L”,SL=“H”(低速クロックLCKを選択する場合に有効となる)に切替わると、高速クロックHCK=“L”の状態の時にクロック信号CLK=“L”となり、ロースルーラッチ104−1の出力Qが“L”となり、D−FF103−1の非同期リセット入力RNが“L”となるので、isel1=“L”と遷移する。この変化は、高速クロックHCK=“L”である期間がHCK=“L”→CLK=“L”→isel1=“L”と変化する時間より短くない限りHCK=“L”の間に実行されるため、次のHCK=“H”の期間がCLKに出力されることはない。また、HCK=“H”の間は、isl1=“L”と変化することはないので、最後の高速クロックHCKから出力されるクロック信号CLK=“H”の期間が短くなることもない。このため、クロックの切替え時に、ハザードのないクロック信号CLKを出力することができる。
図3は、図1の動作を示す信号波形図である。以下、この図3を参照しつつ、図1の動作を説明する。
図3の時刻T0において電源が投入されると、図示しないリセット信号発生部から与えられるリセット信号RSTが、時刻T0からT1までの間、“H”となる。この時、外部から与えられる割込信号INTは“L”である。
時刻T0における電源投入とリセット信号RSTにより、OR11から出力される信号S11は“H”となり、FF12がセットされてその出力信号S12は“H”となる。これにより、高速クロック源13の発振動作が開始され、この高速クロック源13から出力される高速クロックHCKの振幅は、次第に増加して一定時間後に所定の振幅となって安定する。
また、リセット信号RSTが“H”となることにより、OR24から出力される信号S24は“H”となり、FF25がセットされて選択信号SLは“H”となる。これにより、セレクタ14では入力端子A側が選択され、高速クロック源13の高速クロックHCKが、クロック信号CLKとしてCPU50に供給される。但し、CPU50には、“H”のリセット信号RSTが与えられているので、この間はCPU50による動作は行われない。
時刻T1においてリセット信号RSTが“L”になると、OR11,24の出力信号S11,S24は“L”となるが、モノマルチ26から出力されるリセット信号RSは“L”であるので、FF12,25はセットされたままで、その信号S12,SLは“H”のまま変化しない。一方、リセット信号RSTが“L”になったことにより、CPU50の動作が開始され、この時点では安定状態となった高速クロックHCKをクロック信号として初期設定等の動作が開始される。この初期設定動作において、レジスタ17,23に対する制御信号C1,C2が出力され、これらのレジスタ17,23に所定の値が設定される。
時刻T2においてCPU50における初期設定動作が完了し、通常動作モードでの処理に移行する。
時刻T3において、通常動作モードでの処理が終了して待機モードに移行する時に、CPU50から出力されるモード信号MDが“L”から“H”に切り替わる。これにより、モノマルチ26から出力されるリセット信号RSが一定時間だけ“H”となり、FF12,25とカウンタ21がリセットされ、信号S12と選択信号SLが“L”になると共に、カウンタ21のカウント値CNTが0となる。
信号S12が“L”になることにより、高速クロック源13の動作が停止され、選択信号SLが“L”になることにより、セレクタ14が入力端子B側に切替えられる。従って、レジスタ17が“H”に設定されていれば、低速クロック源15から出力される低速クロックLCKが、クロック信号CLKとしてCPU50に供給される。また、レジスタ17が“L”に設定されていれば、CPU50に対するクロック信号CLKの供給は停止される。これにより、CPU50は待機モードに移行する。
時刻T4において、例えば受信回路が基地局からの制御信号を受信すると、この受信回路から出力される割込信号INTが“H”となる。これにより、FF12,19がセットされ、信号S12,S19は“H”となる。信号S12が“H”となることにより、高速クロック源13の発振動作が開始され、高速クロックHCKの振幅は次第に増加して一定時間後に所定の振幅となって安定する。また、信号S19が“H”となることにより、カウンタ21に低速クロックLCKが与えられ、このカウンタ21によるカウント動作が開始される。
時刻T5においてカウンタ21のカウント値CNTがレジスタ23に設定された値に一致すると、比較器22から出力される信号S22が“H”となり、FF25がセットされて選択信号SLは“H”となる。これにより、FF19がリセットされて、カウンタ21のカウント動作は停止される。また、セレクタ14が入力端子A側に切替えられ、高速クロックHCKがクロック信号CLKとしてCPU50に供給され、このCPU50によって割込信号INTに対応する処理が開始される。
時刻T6において、CPU50から出力されているモード信号MDが“L”に戻され、更に、このCPU50から受信回路に対して割込信号INTを“L”に戻す指示が出力される。これにより、CPU50は、時刻T2と同様の通常動作モード状態となる。その後、時刻T3〜T6と同様の動作が繰り返される。
なお、通常動作モードで動作中に割込信号INTが“H”になった場合、CPU50へのクロック信号CLKは、引き続き高速クロックHCKが供給され、このクロック制御回路の状態は変化しない。但し、割込信号INTは図示しない経路でCPU50に与えられ、このCPU50によって割込処理が行われる。
以上のように、この実施例1のクロック制御回路は、待機モード時に低速クロックLCKをCPU50に供給するか否かを設定するレジスタ17とセレクタ14を有している。これにより、待機モード中のCPU50の処理内容に応じて、このCPU50に適切なクロック信号CLKを供給することができるという利点がある。更に、高速クロック源13の起動から、実際に高速クロックHCKをCPU50に供給するまでの時間を設定するレジスタ23を有しているので、適切なタイミングで安定したクロック信号CLKによって、CPU50の動作を行わせることができるという利点がある。また、セレクタ14に、切替え時にハザードを生じない回路構成を採用しているので、クロック切替え時に誤動作を起こすおそれがなく、安定した動作が可能である。
図4は、本発明の実施例2を示すクロック制御回路の構成図であり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このクロック制御回路は、図1のクロック制御回路に割込信号制御部30を付加すると共に、高速クロック源13に代えて2種類の高速クロックを切替えて出力できる高速クロック源40を設けている。
割込信号制御部30は、複数の割込要因信号INT1,INT2,…,INTnの中から、任意の信号を割込信号INTとして使用するためのものである。この割込信号制御部30は、各割込要因信号INTi(i=1〜n)に対応して2入力のAND31iと、その割込要因信号INTiを使用するか否かを設定するレジスタ32iを設け、これらのAND31iの出力信号の論理和を割込信号INTとして出力するための、n入力のOR33で構成されている。なお、図示していないが、各レジスタ32iの内容は、CPU50から自由に設定できるようになっている。
一方、高速クロック源40は、図1中の高速クロック源13と同様の発振器41、この発振器41から出力される高速クロックHC1を2逓倍して高速クロックHC2を生成するPLL回路による逓倍器42、及びCPU50からの制御信号C3に従って高速クロックHC1,HC2のいずれか一方を選択出力するセレクタ43で構成されている。その他の構成は、図1と同様である。
このクロック制御回路の動作は、割込信号制御部30内のレジスタ31iを設定することによって、任意の単数または複数の割込要因信号INTiを実際の割込信号INTとして使用することができることと、CPU50からの制御信号C3によって、高速クロックHCKの速度を選択することができること以外は、図1のクロック制御回路と同様である。
以上のように、この実施例2のクロック制御回路は、割込信号制御部30と高速クロック源40を有しているので、実施例1と同様の利点に加えて、任意の割込要因信号INTiを使用することができ、更に動作状態に応じて高速クロックHCKの速度を選択することができるという利点がある。
なお、本発明は、上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
(a) 高速クロックHCKや低速クロックLCKの周波数は、任意である。
(b) 図4中の高速クロック源40は、発振器41の出力信号を2逓倍する逓倍器42を有しているが、逓倍数は任意である。また、逓倍器42に代えて分周器を使用しても良い。更に、3種類以上の周波数の中から1つを選択できるように構成しても良い。
(c) 各信号はアクティブ時を“H”とする論理で説明したが、実際の論理回路は、アクティブ時に“L”となるように構成しても良い。
(d) セレクタ14の回路構成は、図2(a)に示したものに限定されない。
本発明の実施例1を示すクロック制御回路の構成図である。 図1中のセレクタ14の一例を示す回路図である。 図1の動作を示す信号波形図である。 本発明の実施例2を示すクロック制御回路の構成図である。
符号の説明
11,18,24,33 OR
12,19,25 FF
13,40 高速クロック源
14 セレクタ
15 低速クロック源
16,20,31 AND
17,23,32 レジスタ
21 カウンタ
22 比較器
26 モノマルチ
30 割込信号制御部
50 CPU

Claims (4)

  1. 中央処理装置に供給するクロック信号の制御を行うクロック制御回路であって、
    動作制御信号によって発振動作が制御され、通常動作モードで使用する高速クロックを発生する高速クロック源と、
    前記高速クロックよりも周波数の低い低速クロックを発生する低速クロック源と、
    選択信号に従って前記高速クロックまたは低速クロックのいずれか一方を選択して前記中央処理装置に出力するセレクタと、
    モード信号で待機モードが指定されたときに、前記高速クロック源を停止させるための前記動作制御信号を出力し、割込信号が与えられたときには、該高速クロック源を動作させるための前記動作制御信号を出力する第1の制御部と、
    前記モード信号で待機モードが指定されたときに、前記低速クロックを選択させるための前記選択信号を出力し、前記割込信号が与えられたときに前記低速クロックのカウントを開始してそのカウント値がレジスタに設定された値に達したときに、前記高速クロックを選択させるための前記選択信号を出力する第2の制御部とを、
    備えたことを特徴とするクロック制御回路。
  2. 複数の割込要因信号の中から任意の単数または複数の信号を選択し、その選択した信号のいずれかに割込要因が生じたときに、前記割込信号を出力する割込信号制御部を設けたことを特徴とする請求項1記載のクロック制御回路。
  3. 前記高速クロック源は、複数の周波数の中から1つの高速クロックを選択して出力することができるように構成したことを特徴とする請求項1または2記載のクロック制御回路。
  4. 動作制御信号によって発振動作が制御され、通常動作モードで使用する高速クロックを発生する高速クロック源と、前記高速クロックよりも周波数の低い低速クロックを発生する低速クロック源とを備えたクロック制御回路によって中央処理装置に供給するクロック信号を制御するクロック制御方法において、
    モード信号で待機モードが指定されたときには、前記高速クロック源を停止させると共に、前記低速クロックを選択して前記クロック信号として出力する第1の処理と、
    割込信号が与えられたときには、前記高速クロック源を動作させると共に、前記低速クロックのカウントを開始してそのカウント値がレジスタに設定された値に達したときに、前記高速クロックを選択して前記クロック信号として出力する第2の処理を、
    行うことを特徴とするクロック制御方法。
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