JP2009044433A - クロック切替回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】プロセッサの動作に影響を与えることなくクロックを切り替える。
【解決手段】クロック切替回路は、複数のクロック信号を生成するクロック生成回路と、複数のクロック信号の一つを出力クロック信号として出力するクロック選択回路と、複数のクロック信号の位相関係を示す位相信号を出力する位相信号出力回路と、出力クロック信号を示す出力信号と、切替クロック信号を示す切替信号とに基づいて、出力クロック信号から切替クロック信号に切替可能なタイミングを示すタイミング信号を出力するタイミング信号出力回路と、位相信号及びタイミング信号に基づいて、出力クロック信号を切替クロック信号に切り替える選択信号を、出力クロック信号から切替クロック信号に切替可能なタイミングで出力する選択信号出力回路と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、クロック切替回路に関する。
プロセッサでは、高速処理と低消費電力の両立が求められる。高速処理を実現するためには、プロセッサの動作クロックの周波数を高くする必要があるが、動作クロックの周波数を上げると、消費電力も増えることとなる。そのため、処理負荷が高いときには動作クロックの周波数を高くし、処理負荷が低いときには動作クロックの周波数を低くするように動作クロックの周波数を切り替えることが行われている。
例えば、動作クロックの周波数を切り替える単純な方法としては、周波数の異なる複数のクロック信号を生成しておき、プロセッサでの割り込み等を契機として、動作クロックとして出力するクロック信号を切り替えることが考えられる。ところが、周波数の異なるクロック信号を単純に切り替えてしまうと、タイミングによっては、LレベルまたはHレベルの期間がプロセッサで許容されるより短くなる現象が切り替え時に発生し、プロセッサの動作に支障をきたす恐れがある。
そこで、プロセッサの動作に支障をきたさずに動作クロックの周波数を切り替えるために、切り替え前にプロセッサを一旦待機状態とし、動作クロックの周波数の切り替えが完了した後にプロセッサの待機状態を解除することが一般的に行われている。また、動作クロックの周波数を動的に切り替える方法として、PLL(Phase Locked Loop)の周波数設定を変更するものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2003−347932号公報
ところが、プロセッサを一旦待機状態にする方法では、動作クロックの切り替えに要する時間が長くなってしまい好ましくない。また、プロセッサを待機状態にすることなく、PLLを用いて動作クロックの周波数を動的に切り替えることも考えられるが、プロセッサを待機状態にしないためには、発振安定待ち時間が非常に短い高性能なPLLを用いる必要があり、コスト増大の要因となる。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、クロック信号の周波数をプロセッサの動作に影響を与えることなく高速に切り替えることが可能で、コスト増大を抑制可能なクロック切替回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のクロック切替回路は、周波数の異なる複数のクロック信号を生成するクロック生成回路と、選択信号に応じて、前記複数のクロック信号の一つを出力クロック信号として出力するクロック選択回路と、前記クロック生成回路によって生成される前記複数のクロック信号の位相関係を示す位相信号を出力する位相信号出力回路と、前記出力クロック信号を示す出力信号と、前記出力クロック信号から切り替わる、前記複数のクロック信号の一つである切替クロック信号を示す切替信号とに基づいて、前記出力クロック信号から前記切替クロック信号に切替可能なタイミングを示すタイミング信号を出力するタイミング信号出力回路と、前記位相信号及び前記タイミング信号に基づいて、前記出力クロック信号を前記切替クロック信号に切り替える前記選択信号を、前記出力クロック信号から前記切替クロック信号に切替可能なタイミングで出力する選択信号出力回路と、を備えることとする。
クロック信号の周波数をプロセッサの動作に影響を与えることなく高速に切り替えることが可能で、コスト増大を抑制可能なクロック切替回路を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態であるクロック切替回路の構成を示す図である。クロック切替回路は、プロセッサの動作クロックとなるクロックCLK(出力クロック信号)の周波数を切り替えることが可能な回路である。以下、クロック切替回路を構成する各部について説明する。
発振回路10は、所定周波数のメインクロック(基本クロック信号)MCLKを出力する回路である。本実施形態では、メインクロックMCLKの周波数は、クロックCLKの最高周波数の2倍であることとする。
分周回路11(クロック生成回路)は、T型フリップフロップ12〜15及びD型フリップフロップ16〜19を含んで構成されており、メインクロックMCLKを分周した分周クロックDCLK_1,DCLK_2,DCLK_4,DCLK_8を生成して出力する。図2に示すように、分周クロックDCLK_1,DCLK_2,DCLK_4,DCLK_8の周波数は、それぞれ、メインクロックMCLKの周波数の1/2、1/4、1/8、1/16となっている。なお、本実施形態では、分周クロックDCLK_1,DCLK_2,DCLK_4,DCLK_8の位相(位相関係)を、図2に示すように、“0”から“15”で表すこととする。
低速レジスタ20には、分周クロックDCLK_1〜DCLK_8のうち、低速側のクロックを示す低速信号LSが格納される。本実施形態では、低速信号LSは2ビットであることとし、分周クロックDCLK_1,DCLK_2,DCLK_4,DCLK_8を、それぞれ、“00”,“01”,“10”,“11”と表すこととする。そして、低速信号LSは、外部からの入力LS_INによって変更することができる。
高速レジスタ21には、分周クロックDCLK_1〜DCLK_8のうち、高速側のクロックを示す高速信号HSが格納される。そして、高速信号HSは、外部からの入力HS_INによって変更することができる。
出力レジスタ22には、現在出力中のクロックCLKが、低速信号LSで示されるクロックか、高速信号HSで示されるクロックかを示す出力信号NOWが格納される。本実施形態では、低速信号LSで示されるクロックが出力されている場合の出力信号NOWを“1”、高速信号HSで示されるクロックが出力されている場合の出力信号NOWを“0”とする。また、出力レジスタ22には、切替信号NEXT及び書き込み指示信号WRTが入力されており、書き込み指示信号WRTに応じて(本実施形態では指示信号WRTの立ち上がりのタイミングで)、切替信号NEXTが出力信号NOWとして書き込まれる。
切替レジスタ23(切替信号変更回路)には、現在出力中のクロックCLKから切り替わるクロックを低速信号LSで示されるクロックとするか、高速信号HSで示されるクロックとするかを示す切替信号NEXTが格納される。そして、切替信号NEXTは、外部から入力NEXT_INによって変更することができる。また、切替レジスタ23には、イベント信号EV及びカウント終了信号EDが入力されている。そして、イベント信号EVに応じて(本実施形態ではイベント信号EVの立ち上がりのタイミングで)、切替信号NEXTは高速側を示す“0”となる。また、カウント終了信号EDに応じて(本実施形態ではカウント終了信号EDの立ち上がりのタイミングで)、切替信号NEXTは低速側を示す“1”となる。
タイマ24は、イベント信号EVに応じて(本実施形態ではイベント信号EVの立ち上がりのタイミングで)カウントを開始し、カウント時間が所定時間に達すると、カウント終了を示すカウント終了信号EDを出力する。本実施形態では、タイマ24は、イベント信号EVの立ち上がりに応じて初期値INIを取り込み、メインクロックMCLKに応じて初期値からカウントダウンし、カウント値がゼロになるとカウント終了信号EDにパルスを出力する。また、タイマ24のカウント動作は、外部からの停止信号TM_STP(計測停止信号)によって停止することもできる。
初期値レジスタ25には、タイマ24のカウントにおける初期値INIが格納される。本実施形態では、初期値INIは4ビットであることとし、外部からの入力TM_INIによって変更することができる。
セレクタ26には、複数のイベント信号EV_0〜EV_Nが入力されており、例えばmビットの選択信号EV_SELによって選択される一つの信号あるいは複数の信号の論理和を、イベント信号EVとして出力する。
位相信号出力回路30は、分周クロックDCLK_1〜DCLK_8の位相(“0”〜“15”)を示す位相信号PH(本実施形態では16ビット)を出力する回路であり、デコーダ31及びD型フリップフロップ32を含んで構成されている。デコーダ31は、図3に示すように、分周クロックDCLK_1〜DCLK_8の4ビットに基づいて、位相信号PH_Aを出力する。なお、図2に示したように、分周クロックDCLK_1〜DCLK_8が全て“1”の状態は、位相が“0”の状態であるが、位相信号PH_Aは、後段での遅延を考慮してメインクロックMCLKの2サイクル分遅らせたものとなっている。D型フリップフロップ32は、デコーダ31から出力される位相信号PH_AをメインクロックMCLKの立ち上がりのタイミングでラッチして、位相信号PHとして出力する。したがって、D型フリップフロップ32から出力される位相信号PHは、デコーダ31から出力される位相信号PH_AをメインクロックMCLKの1サイクル分遅らせた信号となる。
タイミング信号出力回路40は、低速信号LS、高速信号HS、及び出力信号NOWに基づいて、低速側から高速側もしくは高速側から低速側に切替可能なタイミングを示すタイミング信号EN(本実施形態では16ビット)を出力する回路であり、デコーダ41及びD型フリップフロップ42を含んで構成されている。図4は、分周クロックDCLK_1から分周クロックDCLK_8に位相N(N=0〜15)のタイミングで切り替えた場合に生成されるクロックCLK_Nを示す図である。図4に示すように、例えば、位相“0”のタイミングで分周クロックDCLK_1から分周クロックDCLK_8に切り替えた場合、生成されるクロックCLK_0には、メインクロックMCLKの1周期より短い許容不可能な波形は生じていない。一方、例えば、位相“1”のタイミングで切り替えた場合、生成されるクロックCLK_1には、切り替えのタイミングでメインクロックの1周期より短い波形、すなわち許容不可能な波形が生じている。すなわち、分周クロックDCLK_1から分周クロックDCLK_8に切り替え可能な位相は、“0”、“2”、“4”、“6”、“9”、“11”、“13”、“15”となる。デコーダ41は、図5に示すように、低速信号LS、高速信号HS、及び出力信号NOWに基づいて、タイミング信号EN_Aを出力する。ここで、タイミング信号EN_Aは、切り替え可能なタイミングを“1”で表しているが、後段での遅延を考慮してメインクロックMCLKの2サイクル分遅らせたものとなっている。D型フリップフロップ42は、デコーダ41から出力されるタイミング信号EN_AをメインクロックMCLKの立ち上がりのタイミングでラッチして、タイミング信号ENとして出力する。したがって、D型フリップフロップ42から出力されるタイミング信号ENは、デコーダ41から出力されるタイミング信号EN_AをメインクロックMCLKの1サイクル分遅らせた信号となる。
切替可能信号出力回路50は、位相信号PH及びタイミング信号ENに基づいて、低速側から高速側もしくは高速側から低速側に切り替え可否を示す切替可能信号CHG_ENを出力する回路であり、AND回路51_0〜51_15及びOR回路52を含んで構成されている。本実施形態では、切り替え可能な場合に切替可能信号CHG_ENが“1”になることとする。
書き込み指示信号出力回路60は、出力信号NOW、切替信号NEXT、及び切替可能信号CHG_ENに基づいて、書き込み指示信号WRTを出力する回路であり、EXOR回路61及びAND回路62を含んで構成される。ここで、出力信号NOW及び切替信号NEXTが同一である場合、EXOR回路61の出力は“0”となるため、書き込み指示信号WRTは“0”のままである。一方、出力信号NOW及び切替信号NEXTが異なる場合、EXOR回路の出力は“1”となるため、切替可能信号CHG_ENが“1”のタイミングで、書き込み指示信号WRTも“1”となる。
フラグレジスタ70は、書き込み指示信号WRTに応じて(本実施形態では書き込み指示信号WRTの立ち上がりのタイミングで)、切替レジスタ23から出力される切替信号NEXTを取り込み、低速側もしくは高速側を選択するためのフラグFLGとして出力する。
D型フリップフロップ71は、メインクロックMCLKに応じて(本実施形態ではメインクロックMCLKの立ち下がりのタイミングで)、フラグレジスタ70から出力されるフラグFLGをラッチし、選択信号HL_SELとして出力する。
セレクタ72は、選択信号HL_SELに基づいて、高速信号HSまたは低速信号LSの何れか一方を、クロック選択信号CK_SELとして出力する。本実施形態では、選択信号HL_SELが“0”の場合に高速信号HSが出力され、“1”の場合に低速信号LSが出力される。
なお、切替可能信号出力回路50、書き込み指示信号出力回路60、フラグレジスタ70、D型フリップフロップ71、及びセレクタ72により構成される回路が、本発明の選択信号出力回路に相当する。
セレクタ80(選択回路)は、クロック選択信号CK_SEL(選択信号)に基づいて、分周クロックDCLK_1〜DCLK_8の何れか一つを、クロックCLK_Aとして出力する。本実施形態では、クロック選択信号CK_SELが“00”の場合に分周クロックDCLK_1が出力され、“01”の場合に分周クロックDCLK_2が出力され、“10”の場合に分周クロックDCLK_4が出力され、“11”の場合に分周クロックDCLK_8が出力される。
D型フリップフロップ81(ラッチ回路)は、セレクタ80での切り替えのタイミングに発生する可能性のあるグリッチを除去するための回路であり、メインクロックMCLKに応じて(本実施形態ではメインクロックMCLKの立ち上がりのタイミングで)、クロックCLK_Aをラッチし、クロックCLKとして出力する。
図6は、クロックCLKを、高速側から低速側に切り替える場合の動作の一例を示すタイミングチャートである。初期状態は、低速信号LS=“11”、高速信号HS=“00”、出力信号NOW=“0”(高速側)、切替信号NEXT=“0”(高速側)であり、クロック選択信号CK_SEL=“00”で分周クロックDCLK_1がクロックCLKとして出力されていることとする。
まず、位相が“4”のタイミングで切替信号NEXTが“1”(低速側)に変更されたとする。位相“4”に対応する位相信号はPH[5]、タイミング信号はEN[5]であるが、EN[5]は“0”であるため、切替可能信号CHG_ENは“0”のまま変化せず、クロックの切り替えは発生しない。
そして、位相が“5”になると、位相“5”に対応するPH[6]及びEN[6]が何れも“1”であるため、切替可能信号CHG_ENが“1”となる。このとき、切替可能信号CHG_EN=“1”、出力信号NOW=“0”、切替信号NEXT=“1”であるため、書き込み指示信号WRTが“1”となり、位相が“6”のタイミングで、フラグFLG=“1”(低速側)、出力信号NOW=“1”(低速側)に変化する。
フラグFLGをラッチするD型フリップフロップ71はメインクロックMCLKの立ち下がりで駆動されているため、位相“6”におけるメインクロックMCLKの立ち下がりのタイミングで、選択信号HL_SELが“1”に変化する。そして、選択信号HL_SELが“1”に変化することにより、クロック選択信号CK_SELが“00”から“11”に変化する。
クロック選択信号CK_SELが“00”から“11”に変化すると、セレクタ80から出力されるクロックCLK_Aは、分周クロックDCLK_1から分周クロックDCLK_8に変化する。そして、次にメインクロックMCLKが立ち上がる位相“7”のタイミングで、D型フリップフロップ81から出力されるクロックCLKが分周クロックDCLK_8に切り替わる。なお、セレクタ80における切り替えのタイミングでクロックCLK_Aにグリッチが発生する可能性があるが、D型フリップフロップ81でラッチして出力しているため、クロックCLKにはグリッチが発生しない。
図7は、クロックCLKを、低速側から高速側に切り替える場合の動作の一例を示すタイミングチャートである。初期状態は、低速信号LS=“11”、高速信号HS=“00”、出力信号NOW=“1”(低速側)、切替信号NEXT=“1”(低速側)であり、クロック選択信号CK_SEL=“11”で分周クロックDCLK_8がクロックCLKとして出力されていることとする。
まず、位相が“9”のタイミングで切替信号NEXTが“0”(高速側)に変更されたとする。位相“9”に対応する位相信号はPH[10]、タイミング信号はEN[10]であるが、EN[10]は“0”であるため、切替可能信号CHG_ENは“0”のまま変化せず、クロックの切り替えは発生しない。
そして、位相が“10”になると、位相“10”に対応するPH[11]及びEN[11]が何れも“1”であるため、切替可能信号CHG_ENが“1”となる。このとき、切替可能信号CHG_EN=“1”、出力信号NOW=“1”、切替信号NEXT=“0”であるため、書き込み指示信号WRTが“1”となり、位相が“11”のタイミングで、フラグFLG=“0”(高速側)、出力信号NOW=“0”(高速側)に変化する。
その後、図6の場合と同様の動作により、位相“13”のタイミングで、D型フリップフロップ81から出力されるクロックCLKが分周クロックDCLK_1に切り替わる。
図8は、クロックCLKを、イベント信号EVに応じて低速側から高速側に切り替える場合の動作の一例を示すタイミングチャートである。初期状態は、低速信号LS=“11”、高速信号HS=“00”、出力信号NOW=“1”(低速側)、切替信号NEXT=“1”(低速側)であり、クロック選択信号CK_SEL=“11”で分周クロックDCLK_8がクロックCLKとして出力されていることとする。また、初期値INI=“f”(16進)、タイマ24のカウント値TIMER=“0”であり、セレクタ26からは、イベント信号EV_0〜EV_Nの何れか一つがイベント信号EVとして出力可能な状態であることとする。
まず、位相が“5”のタイミングでイベントが発生し、イベント信号EVがパルス状に変化する。このイベント信号EVに応じて初期値INI(“f”)がタイマ24に取りこまれ、タイマ24はメインクロックMCLKに基づいてカウントダウンを開始する。また、イベント信号EVに応じて、切替レジスタ23の切替信号NEXTは“0”(高速側)に設定され、図7の場合と同様の動作により、クロックCLKが分周クロックDCLK_8(低速側)から分周クロックDCLK_1(高速側)に切り替わる。
そして、クロックCLKが切り替わった後もタイマ24でのカウントダウンは継続され、カウント値TIMERが“0”になると、カウント終了信号EDが“1”になる。このカウント終了信号EDに応じて切替レジスタ23の切替信号NEXTは“1”(低速側)に設定され、図6の場合と同様の動作により、クロックCLKが分周クロックDCLK_1(高速側)から分周クロックDCLK_8(低速側)に切り替わる。
図8に示したような動作は、例えば、何らかのイベントの発生に応じてクロックCLKを高速側に切り替えたが、所定時間経過後、高速処理の必要がないことが判明した場合に、クロックCLKを低速側に戻すことにより、消費電力を抑制するために行われる。
図9は、クロックCLKを、イベント信号EVに応じて低速側から高速側に切り替える場合の動作の他の一例を示すタイミングチャートである。図8の場合と同様に、位相が“5”のタイミングでイベントが発生し、クロックCLKが分周クロックDCLK_1(低速側)から分周クロックDCLK_1(高速側)に切り替わっている。
その後、タイマ24のカウント値TIMERが“5”のタイミングで、停止信号TM_STPが“1”になると、タイマ24のカウントダウンが停止する。そのため、カウント終了信号EDは“0”のままであり、切替レジスタ23の切替信号NEXTは“0”(高速側)のまま保持され、クロックCLKも切り替わらずに分周クロックDCLK_1(高速側)のままとなる。
図9に示したような動作は、例えば、何らかのイベントの発生に応じてクロックCLKを高速側に切り替えた後、高速処理が必要であることが判明した場合に、クロックCLKを高速のままとすることにより、処理速度を向上させるために行われる。なお、高速処理が必要であることが判明した後にクロックCLKを高速側に切り替えることも可能であるが、高速処理が必要であることが判明する前にクロックCLKを高速側に切り替えておくことにより、イベントの発生によって高速処理が必要となった場合の処理時間を短縮することが可能となる。
以上、本実施形態のクロック切替回路について説明した。前述したように、本実施形態のクロック切替回路では、許容不可能な波形を生じさせることなくクロックCLKの周波数を切り替えることができる。そのため、クロックCLKを用いるプロセッサの動作に影響を与えることなく、クロックCLKの周波数を高速に切り替えることができる。また、高性能なPLLを用いる必要もないため、コストの増大を抑制することが可能となる。
また、本実施形態のクロック切替回路では、信号NEXT_IN(切替指示信号)によって切替レジスタ23に格納された切替信号NEXTを変更することにより、クロックCLKの周波数を変更することができる。つまり、処理負荷等を考慮して所望のタイミングでクロックCLKの周波数を変更することが可能となる。
また、本実施形態のクロック切替回路では、イベント信号EVによって切替レジスタ23に格納された切替信号NEXTを変更することにより、クロックCLKの周波数を変更することができる。つまり、割り込み処理等、様々なイベントの発生に応じてクロックCLKの周波数を変更することが可能となる。
さらに、本実施形態のクロック切替回路では、イベント発生後に周波数を切り替えたクロックCLKの周波数を、タイマ24でのカウント動作によって、切り替えたままとするか、元の周波数に戻すかを制御可能となっている。これにより、イベント発生後の状況に応じてクロックCLKの周波数を設定することが可能となり、処理速度の向上と消費電力の削減を両立することが可能となる。
また、本実施形態のクロック切替回路では、D型フリップフロップ81によってクロックCLK_Aをラッチした信号をクロックCLKとしているため、セレクタ80での切り替え時に発生する可能性のあるグリッチがクロックCLKに影響することを抑制することが可能となる。
なお、本実施形態では、分周クロックDCLK_1,DCLK_8の間でのクロック切り替え動作を例示したが、他の分周クロックDCLK_2,DCLK_4についても同様に切り替えることができる。
また、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
本発明の一実施形態であるクロック切替回路の構成を示す図である。 分周クロックの位相関係を示す図である。 位相信号の一例を示す図である。 クロック切り替えのタイミングの一例を示す図である。 タイミング信号の一例を示す図である。 クロックを高速側から低速側に切り替える場合の動作の一例を示すタイミングチャートである。 クロックを低速側から高速側に切り替える場合の動作の一例を示すタイミングチャートである。 クロックを、イベント信号に応じて低速側から高速側に切り替える場合の動作の一例を示すタイミングチャートである。 クロックを、イベント信号に応じて低速側から高速側に切り替える場合の動作の他の一例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
10 発振回路
11 分周回路
20 低速レジスタ
21 高速レジスタ
22 出力レジスタ
23 切替レジスタ
24 タイマ
25 初期値レジスタ
26 セレクタ
30 位相信号出力回路
40 タイミング信号出力回路
50 切替可能信号出力回路
60 書き込み指示信号出力回路
70 フラグレジスタ
71 D型フリップフロップ
72 セレクタ
80 セレクタ
81 D型フリップフロップ

Claims (5)

  1. 周波数の異なる複数のクロック信号を生成するクロック生成回路と、
    選択信号に応じて、前記複数のクロック信号の一つを出力クロック信号として出力するクロック選択回路と、
    前記クロック生成回路によって生成される前記複数のクロック信号の位相関係を示す位相信号を出力する位相信号出力回路と、
    前記出力クロック信号を示す出力信号と、前記出力クロック信号から切り替わる、前記複数のクロック信号の一つである切替クロック信号を示す切替信号とに基づいて、前記出力クロック信号から前記切替クロック信号に切替可能なタイミングを示すタイミング信号を出力するタイミング信号出力回路と、
    前記位相信号及び前記タイミング信号に基づいて、前記出力クロック信号を前記切替クロック信号に切り替える前記選択信号を、前記出力クロック信号から前記切替クロック信号に切替可能なタイミングで出力する選択信号出力回路と、
    を備えることを特徴とするクロック切替回路。
  2. 請求項1に記載のクロック切替回路であって、
    前記選択信号出力回路は、
    前記出力クロック信号から前記切替クロック信号への切り替えを指示する切替指示信号に応じて前記選択信号を出力すること、
    を特徴とするクロック切替回路。
  3. 請求項1又は2に記載のクロック切替回路であって、
    所定のイベント信号に応じて、前記切替信号を変更する切替信号変更回路を更に備えること、
    を特徴とするクロック切替回路。
  4. 請求項3に記載のクロック切替回路であって、
    前記所定のイベント信号に応じて時間計測を開始し、計測停止信号に応じて時間計測を停止するタイマ回路を更に備え、
    前記切替信号変更回路は、
    前記タイマ回路での計測時間が所定時間に到達すると、切り替え前の前記出力クロック信号を前記切替クロック信号とする前記切替信号を出力すること、
    を特徴とするクロック切替回路。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載のクロック切替回路であって、
    所定周波数の基本クロック信号を出力する基本クロック出力回路と、
    前記基本クロック信号に基づいて、前記クロック選択回路から出力される前記出力クロック信号をラッチして出力するラッチ回路とを更に備え、
    前記クロック生成回路は、
    前記基本クロック信号を分周して前記複数のクロック信号を生成すること、
    を特徴とするクロック切替回路。
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