JPH11127061A - クロック切替装置 - Google Patents

クロック切替装置

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JPH11127061A
JPH11127061A JP28894697A JP28894697A JPH11127061A JP H11127061 A JPH11127061 A JP H11127061A JP 28894697 A JP28894697 A JP 28894697A JP 28894697 A JP28894697 A JP 28894697A JP H11127061 A JPH11127061 A JP H11127061A
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JP
Japan
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clock
switching
signal
circuit
input
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JP28894697A
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English (en)
Inventor
Yutaka Isoda
豊 磯田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to CN 98114801 priority patent/CN1215255A/zh
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
    • G06F1/08Clock generators with changeable or programmable clock frequency
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/135Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals by the use of time reference signals, e.g. clock signals

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロック異常のない安定したクロック切替え
を実現できるようにすることを課題とする。 【解決手段】 切替ホールド回路2では入力クロック選
択信号SLC1〜SLC3の変化を示すクリアクロック
信号FCCに応じてクロックの切替え順序が保持され、
基準クロック生成回路3ではその切替え順序にあたる切
替え前後の入力クロックソース信号(CLK1〜CLK
3のいずれか2つ)に基づいて基準クロック信号BCL
Kが生成され、同期化回路4ではクリアクロック信号F
CCと基準クロック信号BCLKとを同期させてクロッ
ク選択信号CSELが生成され、クロック切替回路5で
はそのクロック選択信号CSELの生成タイミングでク
ロック切替えが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クロック切替装
置に関し、詳細には、相互に非同期の異なる位相をもつ
複数のクロック信号をクロック選択信号に従って切替え
るクロック切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来例によるクロック切替装置の
内部構成を示す回路ブロック図である。図8には、相互
に非同期かつ異なる位相をもつ3種類の入力クロックソ
ース信号CLK1〜CLK3に1対1対応させて与えら
れる3種類の入力クロック選択信号SLC1〜SLC3
に従ってクロック切替えを行うクロック切替装置が示さ
れている。
【0003】このクロック切替装置は、入力クロックソ
ース信号CLK1〜CLK3をそれぞれ反転出力するイ
ンバータ51〜53、入力クロックソース信号CLK1
〜CLK3に対応してインバータ51〜53の出力と入
力クロック選択信号SLC1〜SLC3との論理積をそ
れぞれとるAND回路54〜56、および、AND回路
54〜56の出力の論理和否定をとってシステム供給用
のクロック信号CLKを出力するNOR回路57により
構成される。
【0004】つぎに、動作について説明する。ここで
は、入力クロックソース信号CLK1が選択されている
状態で入力クロックソース信号CLK2へ切替える動作
を例に挙げる。図9は図8に示した回路の動作例を示す
タイミングチャートである。図8のクロック切替装置で
は、入力クロック選択信号SLC1〜SLC3は切替え
前後の信号の変化が非同期に行われるものとする。すな
わち、入力クロックソース信号CLK1から入力クロッ
クソース信号CLK2への切替え時に、入力クロック選
択信号SLC1が「H」(ハイ)レベルから「L」(ロ
ー)レベルになるタイミングと、入力クロック選択信号
SLC2が「L」レベルから「H」レベルになるタイミ
ングにはずれがある。
【0005】入力クロックソース信号CLK1,CLK
2,CLK3は、それぞれ対応するインバータ51,5
2,53により反転された後にAND回路54,55,
56へ出力される。例えば、AND回路54には、入力
クロックソース信号CLK1の反転信号とその入力クロ
ック信号CLK1へ切替えるための入力クロック選択信
号SLC1とが入力される。入力クロックソース信号C
LK1が選択されている状態で入力クロックソース信号
CLK2への切替え操作が行われると、入力クロック選
択信号SLC1は「H」(ハイ)レベルから「L」(ロ
ー)レベルに落ちる。このため、AND回路54では、
クロック切替え操作の後、入力クロックソース信号CL
K1のレベルに関係なく、「L」レベルの信号が出力さ
れる。
【0006】また、AND回路55には、入力クロック
ソース信号CLK2の反転信号とその入力クロック信号
CLK2へ切替えるための入力クロック選択信号SLC
2とが入力される。ここで、入力クロック選択信号SL
C2は上述の入力クロック選択信号SLC1とはタイミ
ングがずれて変化するため、その間は、入力クロック選
択信号SLC2が「L」レベルのままとなる。このた
め、AND回路55からNOR回路57に対して「L」
レベルの信号出力が保持される。
【0007】また、AND回路56には、入力クロック
ソース信号CLK3の反転信号とその入力クロック信号
CLK3へ切替えるための入力クロック選択信号SLC
3とが入力される。今回のクロック切替えには、入力ク
ロックソース信号CLK3が関与せず、入力クロック選
択信号SLC3に変化が生じないことから、AND回路
56からNOR回路57に対して「L」レベルの信号出
力が保持される。
【0008】ここで、クロック切替え操作前のNOR回
路57の動作をみると、AND回路55および56から
は常に「L」レベルの信号が出力されるため、NOR回
路57の出力変化は使用中の入力クロックソース信号C
LK1の変化に依存する。このため、入力クロックソー
ス信号CLK1が「L」レベルのときにクロック切替え
操作が行われると、そのタイミングでAND回路54か
ら「L」レベルの信号が出力され、そのタイミングでN
OR回路57においてクロックソース信号CLKが
「H」レベルに変化する。
【0009】その後、入力クロックソース信号CLK1
が「L」期間のときに入力クロック選択信号SLC2が
「H」レベルに変化すると、AND回路55からNOR
回路57に対して「H」レベルの信号が出力される。こ
のため、NOR回路57では、入力クロック選択信号S
LC1の変化タイミングで「H」レベルとなったクロッ
クソース信号CLKが入力クロック選択信号SLC2の
変化タイミングで「L」レベルに変化する。その結果、
クロック切替えが完了して、NOR回路57から入力ク
ロックソース信号CLK2によるクロック信号CLKが
システムに供給される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例によるクロック切替装置では、図9に示したよ
うに、切り替えるべき入力クロックソース信号CLK1
およびCLK2とは非同期に入力クロック選択信号SL
C1およびSLC2が変化するので、クロック選択信号
SLC1およびSLC2の変化するタイミングと切替え
るべきクロックソース信号CLK1およびCLK2の変
化するタイミングとが一致しなかった。この不一致か
ら、本来、点線で示したパルスP1が形成されるすべき
ところで実線で示したパルスP2が発生することになっ
た。それゆえ、そのパルスP2と隣接するパルスとの間
隔が通常の間隔よりも狭くなってパルス幅細りが生じる
ため、クロック切替装置に依存してクロック切替えを行
うシステムに誤動作が生じたり、システムダウンが引き
起こされる等の危惧があった。
【0011】この発明は、上述した従来例による問題を
解消するため、クロック切替え時に、クロックの波形割
れ,クロックパルス幅細り等のクロック異常を防止して
安定したクロック切替えを実現することが可能なクロッ
ク切替装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係るクロック切
替装置は、相互に非同期かつ異なる位相をもつ複数の入
力クロックソース信号間でクロック切替えを行うクロッ
ク切替装置において、クロック切替え操作に従って前記
複数の入力クロックソース信号のうちの切替え前後の入
力クロックソース信号から基準クロック信号を生成し、
前記生成された基準クロック信号に同期させるとともに
前記クロック切替え操作のタイミングに従って前記切替
え前の入力クロックソース信号から前記切替え後の入力
クロックソース信号へのクロック切替えを制御する回路
を備えたことを特徴とする。
【0013】この請求項1の発明によれば、クロック切
替え操作のタイミングに従って切替え前後の入力クロッ
クソース信号から基準クロック信号を生成して、その基
準クロック信号に同期させるとともにクロック切替え操
作のタイミングに従ってクロック切替えを制御するよう
したので、切替えるべき入力クロックソース信号とクロ
ック切替えを行うためのタイミングとが同期化され、こ
れによって、クロック異常のない安定したクロック切替
えを実現することが可能である。
【0014】また、請求項2の発明に係るクロック切替
装置は、相互に非同期かつ異なる位相をもつ複数の入力
クロックソース信号に1対1対応させて与えられる複数
の入力クロック選択信号に従ってクロック切替えを行う
クロック切替装置において、クロック選択操作による前
記複数の入力クロック選択信号の変化を検出する切替検
出回路と、前記複数の入力クロック選択信号と前記切替
検出回路により検出された変化とに基づいて前記複数の
入力クロックソース信号間の切替え順序を保持する切替
ホールド回路と、前記切替ホールド回路により保持され
た切替え順序に従って前記複数の入力クロックソース信
号のうちの切替え前後の入力クロックソース信号に基づ
いて基準クロック信号を生成する基準クロック生成回路
と、前記切替検出回路により検出された変化を前記基準
クロック生成回路により生成された基準クロック信号に
同期させて前記切替え後の入力クロックソース信号に同
期するクロック選択信号を生成する同期化回路と、前記
同期化回路により生成されたクロック選択信号に従って
前記切替え前の入力クロックソース信号から前記切替え
後の入力クロックソース信号へのクロック切替えを行う
クロック切替回路と、を備えたことを特徴とする。
【0015】この請求項2の発明によれば、入力クロッ
ク選択信号の変化に応じてクロックの切替え順序を保持
しておき、その切替え順序に従って切替え前後の入力ク
ロックソース信号に基づいて基準クロック信号を生成
し、その基準クロック信号に同期させてクロック選択信
号を生成し、そのクロック選択信号の生成タイミングで
クロック切替えを行うようしたので、切替えるべき入力
クロックソース信号とクロック切替えを行うために最終
的に生成されたクロック選択信号とが入力クロック選択
信号に同期化され、これによって、クロック異常のない
安定したクロック切替えを実現することが可能である。
【0016】また、請求項3の発明に係るクロック切替
装置は、請求項2の発明において、前記切替ホールド回
路は、前記複数の入力クロック選択信号のうちで、切替
え前の入力クロック選択信号と切替え後の入力クロック
選択信号とを切替え順序として保持することを特徴とす
る。
【0017】この請求項3の発明によれば、入力クロッ
ク選択信号を用いてクロックの切替え順序を保持するよ
うにしたので、クロック選択信号に同期した切替え前後
の入力クロックソース信号を確実に確保することが可能
である。
【0018】また、請求項4の発明に係るクロック切替
装置は、請求項3の発明において、前記切替ホールド回
路は切替え前の入力クロック選択信号と切替え後の入力
クロック選択信号とを保持するフリップフロップを有し
たことを特徴とする。
【0019】この請求項4の発明によれば、フリップフ
ロップにより切替え前の入力クロック選択信号と切替え
後の入力クロック選択信号とを保持するようにしたの
で、切替え順序に変化が生じるまでは現時点での切替え
順序を継続して保持することが可能である。
【0020】また、請求項5の発明に係るクロック切替
装置は、請求項2,3または4の発明において、前記基
準クロック生成回路は、常に、前記複数の入力クロック
ソース信号に基づいて1または複数の基準クロック信号
を生成しておき、前記1または複数の基準クロック信号
のうちで前記切替ホールド回路により保持されている切
替え順序に従って基準クロック信号を選択することを特
徴とする。
【0021】この請求項5の発明によれば、クロック切
替えに関係なく複数の入力クロックソース信号から基準
クロック信号を生成しておくので、切替え順序の変化に
即対応して余裕をもってクロック選択信号が準備され、
これによって、いつクロック切替えが行われても遅延な
く安定したクロック切替えを実現することが可能であ
る。
【0022】また、請求項6の発明に係るクロック切替
装置は、請求項5の発明において、前記基準クロック生
成回路は、前記複数の入力クロックソース信号のうちの
2入力クロックソース信号毎に論理和をとって前記1ま
たは複数の基準クロック信号を生成しておくことを特徴
とする。
【0023】この請求項6の発明によれば、入力クロッ
クソース信号間の論理和によって基準クロック信号を得
るようにしたので、クロック幅を広くなるように制御す
ることができ、これによって、動作上の安定性を確保す
ることが可能である。
【0024】また、請求項7の発明に係るクロック切替
装置は、請求項6の発明において、前記基準クロック生
成回路は、2入力クロックソース信号毎に論理和をとる
OR回路を有したことを特徴とする。
【0025】請求項6の発明は、この請求項7の発明の
ように、基準クロック生成回路にOR回路を適用するこ
とで2入力クロックソース信号毎に論理和をとることが
可能である。
【0026】また、請求項8の発明に係るクロック切替
装置は、請求項2の発明において、前記切替検出回路
は、前記複数の入力クロック選択信号の変化に応じたパ
ルス波形を形成するチョッパ回路とを有したことを特徴
とする。
【0027】請求項2の発明は、この請求項8の発明の
ように、チョッパ回路を適用することで複数の入力クロ
ック選択信号間の変化をパルス波形として取り出すこと
が可能である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係るクロック切替装置の好適な実施の形態を詳細
に説明する。
【0029】まず、構成について説明する。図1はこの
発明の一実施の形態によるクロック切替装置の内部構成
を示す回路ブロック図である。図1には、図8に示した
従来のクロック切替装置と比較できるように、相互に非
同期かつ異なる位相をもつ3種類の入力クロックソース
信号CLK1〜CLK3に1対1対応させて与えられる
3種類の入力クロック選択信号SLC1〜SLC3に従
ってクロック切替えを行うクロック切替装置が示されて
いる。
【0030】この実施の形態によるクロック切替装置
は、図1に示したように、切替検出回路1,切替ホール
ド回路2,基準クロック生成回路3,同期化回路4,ク
ロック切替回路5などにより構成される。
【0031】切替検出回路1は、ENOR(Oのみバ
ー)回路101およびチョッパ回路102を有し、入力
クロック選択信号SLC1〜SLC3を入力してクロッ
ク切替え操作による信号の変化をパルスとして検出す
る。ENOR(Oのみバー)回路101は入力クロック
選択信号SLC1〜SLC3の排他的論理和をとり、チ
ョッパ回路102はその排他的論理和による出力信号か
らパルス波形を取り出し、そのパルスを同期化回路4の
フリップフロップ401、402のリセット信号および
403のクリア信号(クリアクロック信号FCCと総
称)として出力する。これらENOR(Oのみバー)回
路101およびチョッパ回路102は、入力クロック選
択信号SLC1〜SLC3のいずれかに変化が生じる
と、その変化のあった入力クロック選択信号に基づくパ
ルスすなわちクリアクロック信号FCCを形成する。
【0032】切替ホールド回路2は、3種類の入力クロ
ック選択信号SLC1〜SLC3に対応して3系統の保
持回路を構成している。すなわち、入力クロック選択信
号SLC1に対応してAND回路201,フリップフロ
ップ(図中、F/Fで示す)204,OR回路207お
よびフリップフロップ210が直列接続される。また、
入力クロック選択信号SLC2に対応してAND回路2
02,フリップフロップ205,OR回路208および
フリップフロップ211が直列接続される。また、入力
クロック選択信号SLC3に対応してAND回路20
3,フリップフロップ206,OR回路209およびフ
リップフロップ212が直列接続される。
【0033】この切替ホールド回路2において、上述の
3系統の保持回路にはいずれもフリップフロップが2段
設けられており、この2段構成によってクロック切替え
の前後に入力される入力クロック選択信号を保持するこ
とができる。フリップフロップ210,211,212
は、それぞれ保持されたクロック選択信号SLC1,S
LC2,SLC3をホールド信号HL1〜HL3として
基準クロック生成回路3へ出力する。また、この切替ホ
ールド回路2において、フリップフロップ204〜21
2は初期クリア信号ICLRの入力により初期化され
る。
【0034】基準クロック生成回路3は、3種類の入力
クロックソース信号CLK1〜CLK3の内からクロッ
ク切替え前後の2つの入力クロックソース信号に基づい
てクロック切替えのための基準クロック信号BCLKを
生成する。この基準クロック生成回路3は、3種類の入
力クロックソース信号CLK1〜CLK3の内で2信号
ずつの論理和否定をとるNOR回路301〜303,各
NOR回路301〜303に対応してその出力信号と対
応する入力クロック選択信号(切替ホールド回路2か
ら)との論理積をとるAND回路304〜306,およ
びAND回路304〜306の出力信号の論理和否定を
とって基準クロック信号BCLKを得るNOR回路30
7より構成される。
【0035】この基準クロック生成回路3は、NOR回
路301〜303により、常に、入力クロックソース信
号CLK1〜CLK3の内で2信号からなる基準クロッ
ク信号を生成しておき、切替ホールド回路2から出力さ
れた入力クロック選択信号を入力するAND回路のみに
より入力基準クロック信号をNOR回路307から基準
クロック信号BCLKとして出力することになる。
【0036】同期化回路4は、入力クロック選択信号S
LC1〜SLC3の変化に同期した切替検出回路1の出
力パルス(信号FCC)で初期化された後、基準クロッ
ク生成回路3から供給される基準クロック信号BCLK
に同期化してそれを最終的なクロック選択信号CSEL
としてクロック切替回路5へ出力する。
【0037】この同期化回路4は、フリップフロップ4
01〜403を有しており、これらフリップフロップ4
01〜403の動きから基準クロック信号BCLKと変
化のある入力クロック選択信号との同期をとる。フリッ
プフロップ401は出力クロック信号FCLK1を後段
のフリップフロップ402へ出力し、フリップフロップ
402は出力クロック信号FCLK2を後段のフリップ
フロップ403へ出力し、フリップフロップ403は出
力クロックとして上述のクロック選択信号CSELをク
ロック切替回路5のAND回路504〜506へ同時出
力する。
【0038】クロック切替回路5は、入力クロックソー
ス信号CLK1〜CLK3をそれぞれ反転出力するイン
バータ501〜503,入力クロックソース信号CLK
1〜CLK3に対応してインバータ501〜503の出
力と入力クロック選択信号SLC1〜SLC3と同期化
回路4から供給されるクロック選択信号CSELとの論
理積をそれぞれとるAND回路504〜506,および
AND回路504〜506の出力の論理和否定をとって
システム供給用のクロック信号CLKを出力するNOR
回路507により構成される。
【0039】このクロック切替回路5には、AND回路
504〜506に同期化回路4から供給されるクロック
選択信号CSELが同時に入力される。このため、従来
のように切替えるべき入力クロックソース信号とは非同
期にクロック選択信号SLC1〜SLC3の変化するタ
イミングでクロック切替えが行われるのではなく、切り
替えるべき入力クロックソース信号に同期するクロック
選択信号CSELが入力されるタイミングでクロック選
択信号SLC1〜SLC3の変化に応じたクロック切替
えが行われる。
【0040】つぎに、上述した回路構成による動作につ
いて説明する。図2〜図7は図1に示した回路の動作例
を示すタイミングチャートである。図2〜図7には、入
力クロックソース信号CLK1〜CLK3、初期クリア
信号ICLR、入力クロック選択信号SLC1〜SLC
3、クリアクロック信号FCC、ホールド信号HL1〜
HL3,基準クロック信号BCLK、出力クロック信号
FCLK1,FCLK2、クロック選択信号CSEL、
およびクロック信号CLKの各波形が示されている。
【0041】入力クロックソース信号CLK1〜CLK
3は、相互に非同期かつ異なる位相をもっている。図2
〜図7の例では、入力クロックソース信号CLK1,C
LK2,CLK3は、それぞれA1〜A76,B1〜B
51,C1〜C38までのパルスで示されている。
【0042】また、入力クロック選択信号SLC1〜S
LC3は、それぞれ入力クロックソース信号CLK1〜
CLK3に1対1対応させて与えられる。図2〜図7の
例では、最初に初期化処理時のデフォルトとして入力ク
ロック選択信号SLC1が選択されるため、デフォルト
のクロック信号CLKとして入力クロックソース信号C
LK1が選択される。
【0043】初期の動作としては、初期クリア信号IC
LRが「L」レベルに変化したとき、切替ホールド回路
2においてすべてのフリップフロップ204〜206お
よび210〜212がクリアされるとともに、同期化回
路4においてフリップフロップ403がリセットされ
る。このため、フリップフロップ210〜212の出力
であるホールド信号HL1〜HL2が「H」レベルから
「L」レベルに変化するので、基準クロック生成回路3
の出力である基準クロック信号BCLKは「H」レベル
に変化する。
【0044】また、フリップフロップ403のリセット
によりその出力であるクロック選択信号CSELは入力
「1」に従って「H」レベルの信号となる。なお、図2
において、「L」期間の斜線部分はデフォルトを示して
いる。
【0045】図1に示した回路では、最初のクロック選
択としてダミークロックが使用される。この実施の形態
では、そのダミークロックとして入力クロックソース信
号CLK1が使用される。その入力クロックソース信号
CLK1の選択のためにダミーで入力クロック選択信号
SLC1が「H」レベルに変化する。切替検出回路1で
は、この入力クロック選択信号SLC1の変化がチョッ
パディレイによりパルス化され、そのパルスはクリアク
ロック信号FCCとしてフリップフロップ401〜40
3に出力される。
【0046】このクリアクロック信号FCCは切替ホー
ルド回路2の各フリップフロップ204〜206および
210〜212にも出力される。このとき、入力クロッ
ク選択信号SLC1が選択されているので、フリップフ
ロップ210では、その入力クリアクロック信号FCC
のパルスの立ち上がりのタイミングでホールド信号HL
1が「L」レベルから「H」レベルに変化する。
【0047】この段階では、ホールド信号HL1〜HL
3のうちで1つの信号しか「H」期間を形成していない
ことから、基準クロック生成回路3においてAND回路
304〜306はいずれも「L」出力となる。この場合
には、基準クロック信号BCLKは「H」レベルで保持
される。
【0048】したがって、同期化回路4のフリップフロ
ップ403は、クロック選択信号CSELを「L」レベ
ルで保持する。この状態ではクロック切替回路5におい
てAND回路504〜506の出力がいずれも「L」レ
ベルとなるため、入力クロックソース信号CLK1〜C
LK3はいずれも出力されず、クロック信号CLKは
「H」レベルで保持されたままとなる。
【0049】また、同期化回路4のフリップフロップ4
01および402ではクリアクロック信号FCCの入力
に伴って出力信号である出力クロック信号FCLK1お
よびFCLK2が「H」レベルに変化する。一方、フリ
ップフロップ403においては、すでに「H」期間が形
成されていることから、その出力であるクロック選択信
号CSELは「L」レベルとなる。
【0050】ここで、クロック選択信号がひとつ発生し
ただけではクロック切替えの条件が成立せず、この状態
を打破するには、さらにダミーとして入力クロック選択
信号SLC2を生成して擬似的に切替え前後の入力クロ
ックソース信号を与える必要がある。
【0051】そこで、システム側において、入力クロッ
ク選択信号SLC1を「L」レベルに変化させ、入力ク
ロック選択信号SLC2を「L」レベルから「H」レベ
ルに変化させると、切替検出回路1において再びチョッ
パディレイによるクリアクロック信号FCCのパルスが
形成される。今度はそのクリアクロック信号FCCのパ
ルスの立ち上がりでホールド信号HL2が「L」レベル
から「H」レベルに変化して、そのホールド信号HL2
の「H」期間が始まる。
【0052】このとき、入力クロック選択信号SLC1
対応のホールド信号HL1と入力クロック選択信号SL
C2のホールド信号HL2とがいずれも「H」期間とな
る。これにより、基準クロック生成回路3において、A
ND回路304の出力が「H」レベルに変化するため、
基準クロック信号BCLKに「L」レベルの1パルスが
形成される。この1パルスは入力クロックソース信号C
LK1(パルスA8)およびCLK2(パルスB6)の
論理和(実際は論理和否定)により形成される信号であ
る。
【0053】基準クロック信号BCLKのつぎのパルス
は、入力クロックソース信号CLK1のパルスA11お
よび入力クロックソース信号CLK2のパルスB8の論
理和(実際は論理和否定)により形成される。このよう
にして得られる基準クロック信号BCLKの周期(パル
ス間隔)は、NOR回路301に入力される入力クロッ
クソース信号CLK1およびCLK2の論理和をとるこ
とで得られる。
【0054】したがって、以降、同様に、入力クロック
ソース信号CLK1とCLK2とは、パルスA14,A
17…に対してそれぞれパルスB10,B12…が対応
する組み合わせ関係をもつ。この組み合わせ関係により
一定の周期で基準クロック信号BCLKのパルスが順次
形成される。
【0055】同期化回路4では、フリップフロップ40
1において、最初の基準クロック信号BCLK(パルス
A8とB6の組み合わせ)の入力に従って出力クロック
信号FCLK1が「H」レベルから「L」レベルに変化
し、続く基準クロック信号BCLK(パルスA11とB
8の組み合わせ)の入力に従って出力クロック信号FC
LK1が「L」レベルから「H」レベルに変化する。以
降、同様に、基準クロック信号BCLKの入力に従って
「L」/「H」の変化が繰り返される。
【0056】これに対して、フリップフロップ402で
は、上記フリップフロップ401とは1周期遅れて基準
クロック信号BCLKの入力に従って「L」/「H」の
変化が繰り返される。このため、フリップフロップ40
2の出力クロック信号FCLK2は、フリップフロップ
401の出力クロック信号FCLK1とは逆向きの波形
を形成する。
【0057】さらに、フリップフロップ403には、上
記フリップフロップ401とは2周期遅れ、かつ上記フ
リップフロップ402とは1周期遅れで、フリップフロ
ップ402から出力クロック信号FCLK2が入力さ
れ、その入力タイミングで“1”すなわち「H」レベル
の信号がクロック選択信号CSELとしてクロック切替
回路5に出力される。以降、このフリップフロップ40
3は、切替検出回路1からクリアクロック信号FCCが
入力されるまではクロック選択信号CSELを「H」期
間で保持する。
【0058】クロック切替回路5のAND回路504〜
506には、このクロック選択信号CSEL(「H」レ
ベル)が同時に入力されるが、論理積をとることから入
力クロック選択信号SLC2を入力とするAND回路5
05だけが自回路に対応する入力クロックソース信号C
LK2を通過させる。これにより、NOR回路507
は、入力クロックソース信号CLK2であるクロック信
号CLKをシステムに対して供給する。
【0059】このクロック信号CLKの起動は、クロッ
ク選択信号CSELの立ち上がり後であり、図3の例で
は、入力クロックソース信号CLK2のパルスB11か
らとなる。このようにしてクロック供給を開始するため
の前処理が終了する。以降は、システム側の要求に応じ
て生成される入力クロック選択信号に応じてクロック切
替え動作が実施される。
【0060】続いて、図3に示したように、入力クロッ
クソース信号CLK2のパルスB12の後に、入力クロ
ックソース信号CLK3への切替え操作が行われた場合
には、疑似操作ではなく、正式なクロック切替えが開始
される。
【0061】このとき、入力クロック選択信号SLC2
は非選択のために「H」レベルから「L」レベルに変化
し、一方、入力クロック選択信号SLC3は選択のため
に「L」レベルから「H」レベルに変化する。この入力
クロック選択信号SLC2およびSLC3の変化が切替
検出回路1に検出されると、入力クロック選択信号SL
C3の「H」レベルへの変化に応じてクリアクロック信
号FCCにはチョッパディレイが形成される。
【0062】このクリアクロック信号FCCの「L」レ
ベルへの変化は、同期化回路4のフリップフロップ40
3から出力されるクロック選択信号CSELを「L」レ
ベルにしてクリアする。すなわち、フリップフロップ4
03は、上記クリアクロック信号FCCの発生タイミン
グで入力クロックソース信号CLK2の選択を停止する
機能を果たすことになる。これに伴って、クロック切替
回路5では、AND回路505から入力クロックソース
信号CLK2が通過できなくなり、クロック信号CLK
は元の「H」期間で保持される。
【0063】その後、クリアクロック信号FCCのチョ
ッパディレイ期間が終了する。切替ホールド回路2で
は、その終了タイミングでフリップフロップ210のホ
ールド信号HL1は「L」レベルに変化し、今度はフリ
ップフロップ212のホールド信号HL3が「H」レベ
ルに変化する。これにより、クロック切替え前後の入力
クロック選択信号SLC2およびSLC3、すなわちホ
ールド信号HL2およびHL3がともに「H」期間で保
持されることになる。
【0064】これに伴って、基準クロック生成回路3で
は、今度は、AND回路306に入力される入力クロッ
クソース信号CLK2およびCLK3の論理和(実際に
は論理和否定)がNOR回路307へ出力される。この
ため、同期化回路4には、入力クロックソース信号CL
K2およびCLK3よりなる基準クロック信号BCLK
が供給される。最初の基準クロック信号BCLKは、図
3に示したように、入力クロックソース信号CLK2の
パルスB16と入力クロックソース信号CLK3のパル
スC12とにより形成される。
【0065】基準クロック信号BCLKのつぎのパルス
は、図4に示したように、入力クロックソース信号CL
K2のパルスB20および入力クロックソース信号CL
K3のパルスC15の論理和(実際は論理和否定)によ
り形成される。このようにして得られる基準クロック信
号BCLKの周期(パルス間隔)は、NOR回路303
に入力される入力クロックソース信号CLK2およびC
LK3の論理和をとることで得られる。
【0066】したがって、以降、同様に、入力クロック
ソース信号CLK2とCLK3とは、パルスB24,B
28…に対してそれぞれパルスC18,C21…が対応
する組み合わせ関係をもつ。この組み合わせ関係により
一定の周期で基準クロック信号BCLKのパルスが順次
形成される。
【0067】同期化回路4では、フリップフロップ40
1において、最初の基準クロック信号BCLK(パルス
B16とC12の組み合わせ)の入力に従って出力クロ
ック信号FCLK1が「H」レベルから「L」レベルに
変化し、続く基準クロック信号BCLK(パルスB20
とC15の組み合わせ)の入力に従って出力クロック信
号FCLK1が「L」レベルから「H」レベルに変化す
る。以降、同様に、基準クロック信号BCLKの入力に
従って「L」/「H」の変化が繰り返される。
【0068】これに対して、フリップフロップ402で
は、上記フリップフロップ401とは1周期遅れて基準
クロック信号BCLKの入力に従って「L」/「H」の
変化が繰り返される。このため、フリップフロップ40
2の出力クロック信号FCLK2は、フリップフロップ
401の出力クロック信号FCLK1とは逆向きの波形
を形成する。
【0069】さらに、フリップフロップ403には、上
記フリップフロップ401とは2周期遅れ、かつ上記フ
リップフロップ402とは1周期遅れで、フリップフロ
ップ402から出力クロック信号FCLK2が入力さ
れ、その入力タイミングで“1”すなわち「H」レベル
の信号がクロック選択信号CSELとしてクロック切替
回路5に出力される。以降、このフリップフロップ40
3は、切替検出回路1からクリアクロック信号FCCが
入力されるまではクロック選択信号CSELを「H」期
間で保持する。
【0070】クロック切替回路5のAND回路504〜
506には、このクロック選択信号CSEL(「H」レ
ベル)が同時に入力されるが、論理積をとることから入
力クロック選択信号SLC3を入力とするAND回路5
06だけが自回路に対応する入力クロックソース信号C
LK3を通過させる。これにより、NOR回路507
は、入力クロックソース信号CLK3であるクロック信
号CLKをシステムに対して供給する。
【0071】このクロック信号CLKの起動は、クロッ
ク選択信号CSELの立ち上がり後であり、図5の例で
は、入力クロックソース信号CLK3のパルスC19か
らとなる。このようにしてシステム側の要求に応じて生
成される入力クロック選択信号SLC3に応じてクロッ
ク切替え動作が実施される。
【0072】続いて、図5に示したように、入力クロッ
クソース信号CLK3のパルスC21のときに、入力ク
ロックソース信号CLK1への切替え操作が行われた場
合には、入力クロックソース信号CLK3から入力クロ
ックソース信号CLK1へのクロック切替えが開始され
る。
【0073】このとき、入力クロック選択信号SLC3
は非選択のために「H」レベルから「L」レベルに変化
し、一方、入力クロック選択信号SLC1は選択のため
に「L」レベルから「H」レベルに変化する。この入力
クロック選択信号SLC3およびSLC1の変化が切替
検出回路1に検出されると、入力クロック選択信号SL
C1の「H」レベルへの変化に応じてクリアクロック信
号FCCにはチョッパディレイが形成される。
【0074】このクリアクロック信号FCCの「L」レ
ベルへの変化は、同期化回路4のフリップフロップ40
3から出力されるクロック選択信号CSELを「L」レ
ベルにしてクリアする。すなわち、フリップフロップ4
03は、上記クリアクロック信号FCCの発生タイミン
グで入力クロックソース信号CLK3の選択を停止する
機能を果たすことになる。これに伴って、クロック切替
回路5では、AND回路506から入力クロックソース
信号CLK3が通過できなくなり、クロック信号CLK
は元の「H」期間で保持される。
【0075】その後、クリアクロック信号FCCのチョ
ッパディレイ期間が終了する。切替ホールド回路2で
は、その終了タイミングでフリップフロップ211のホ
ールド信号HL2は「L」レベルに変化し、今度はフリ
ップフロップ210のホールド信号HL1が「H」レベ
ルに変化する。これにより、クロック切替え前後の入力
クロック選択信号SLC3およびSLC1、すなわちホ
ールド信号HL3およびHL1がともに「H」期間で保
持されることになる。
【0076】これに伴って、基準クロック生成回路3で
は、今度は、AND回路305に入力される入力クロッ
クソース信号CLK1およびCLK3の論理和(実際に
は論理和否定)がNOR回路307へ出力される。この
ため、同期化回路4には、入力クロックソース信号CL
K1およびCLK3よりなる基準クロック信号BCLK
が供給される。最初の基準クロック信号BCLKは、図
5に示したように、入力クロックソース信号CLK1の
パルスA45と入力クロックソース信号CLK3のパル
スC23とにより形成される。
【0077】基準クロック信号BCLKのつぎのパルス
は、図5に示したように、入力クロックソース信号CL
K1のパルスA47および入力クロックソース信号CL
K3のパルスC24の論理和(実際は論理和否定)によ
り形成される。このようにして得られる基準クロック信
号BCLKの周期(パルス間隔)は、NOR回路302
に入力される入力クロックソース信号CLK1およびC
LK3の論理和をとることで得られる。
【0078】したがって、以降、同様に、入力クロック
ソース信号CLK1とCLK3とは、パルスA49,A
51,A53…に対してそれぞれパルスC25,C2
6,C27…が対応する組み合わせ関係をもつ。この組
み合わせ関係により一定の周期で基準クロック信号BC
LKのパルスが順次形成される。
【0079】同期化回路4では、フリップフロップ40
1において、最初の基準クロック信号BCLK(パルス
A45とC23の組み合わせ)の入力に従って出力クロ
ック信号FCLK1が「H」レベルから「L」レベルに
変化し、続く基準クロック信号BCLK(パルスA47
とC24の組み合わせ)の入力に従って出力クロック信
号FCLK1が「L」レベルから「H」レベルに変化す
る。以降、同様に、基準クロック信号BCLKの入力に
従って「L」/「H」の変化が繰り返される。
【0080】これに対して、フリップフロップ402で
は、上記フリップフロップ401とは1周期遅れて基準
クロック信号BCLKの入力に従って「L」/「H」の
変化が繰り返される。このため、フリップフロップ40
2の出力クロック信号FCLK2は、フリップフロップ
401の出力クロック信号FCLK1とは逆向きの波形
を形成する。
【0081】さらに、フリップフロップ403には、上
記フリップフロップ401とは2周期遅れ、かつ上記フ
リップフロップ402とは1周期遅れで、フリップフロ
ップ402から出力クロック信号FCLK2が入力さ
れ、その入力タイミングで“1”すなわち「H」レベル
の信号がクロック選択信号CSELとしてクロック切替
回路5に出力される。以降、このフリップフロップ40
3は、切替検出回路1からクリアクロック信号FCCが
入力されるまではクロック選択信号CSELを「H」期
間で保持する。
【0082】クロック切替回路5のAND回路504〜
506には、このクロック選択信号CSEL(「H」レ
ベル)が同時に入力されるが、論理積をとることから入
力クロック選択信号SLC1を入力とするAND回路5
04だけが自回路に対応する入力クロックソース信号C
LK1を通過させる。これにより、NOR回路507
は、入力クロックソース信号CLK1であるクロック信
号CLKをシステムに対して供給する。
【0083】このクロック信号CLKの起動は、クロッ
ク選択信号CSELの立ち上がり後であり、図6の例で
は、入力クロックソース信号CLK1のパルスA51か
らとなる。このようにしてシステム側の要求に応じて生
成される入力クロック選択信号SLC3に応じてクロッ
ク切替え動作が実施される。
【0084】続いて、図6に示したように、入力クロッ
クソース信号CLK1のパルスA54のときに、入力ク
ロックソース信号CLK2への切替え操作が行われた場
合には、入力クロックソース信号CLK1から入力クロ
ックソース信号CLK2へのクロック切替えが開始され
る。
【0085】このとき、入力クロック選択信号SLC1
は非選択のために「H」レベルから「L」レベルに変化
し、一方、入力クロック選択信号SLC2は選択のため
に「L」レベルから「H」レベルに変化する。この入力
クロック選択信号SLC1およびSLC2の変化が切替
検出回路1に検出されると、入力クロック選択信号SL
C2の「H」レベルへの変化に応じてクリアクロック信
号FCCにはチョッパディレイが形成される。
【0086】このクリアクロック信号FCCの「L」レ
ベルへの変化は、同期化回路4のフリップフロップ40
3から出力されるクロック選択信号CSELを「L」レ
ベルにしてクリアする。すなわち、フリップフロップ4
03は、上記クリアクロック信号FCCの発生タイミン
グで入力クロックソース信号CLK1の選択を停止する
機能を果たすことになる。これに伴って、クロック切替
回路5では、AND回路504から入力クロックソース
信号CLK1が通過できなくなり、クロック信号CLK
は元の「H」期間で保持される。
【0087】その後、クリアクロック信号FCCのチョ
ッパディレイ期間が終了する。切替ホールド回路2で
は、その終了タイミングでフリップフロップ212のホ
ールド信号HL3は「L」レベルに変化し、今度はフリ
ップフロップ211のホールド信号HL2が「H」レベ
ルに変化する。これにより、クロック切替え前後の入力
クロック選択信号SLC1およびSLC2、すなわちホ
ールド信号HL1およびHL2がともに「H」期間で保
持されることになる。
【0088】これに伴って、基準クロック生成回路3で
は、今度は、AND回路304に入力される入力クロッ
クソース信号CLK1およびCLK2の論理和(実際に
は論理和否定)がNOR回路307へ出力される。この
ため、同期化回路4には、入力クロックソース信号CL
K1およびCLK2よりなる基準クロック信号BCLK
が供給される。最初の基準クロック信号BCLKは、図
6に示したように、入力クロックソース信号CLK1の
パルスA59と入力クロックソース信号CLK2のパル
スB40とにより形成される。
【0089】基準クロック信号BCLKのつぎのパルス
は、図6に示したように、入力クロックソース信号CL
K1のパルスA62および入力クロックソース信号CL
K2のパルスB42の論理和(実際は論理和否定)によ
り形成される。このようにして得られる基準クロック信
号BCLKの周期(パルス間隔)は、NOR回路301
に入力される入力クロックソース信号CLK1およびC
LK2の論理和をとることで得られる。
【0090】したがって、以降、同様に、入力クロック
ソース信号CLK1とCLK2とは、パルスA65,A
68,A71,A74…に対してそれぞれパルスB4
4,B46,B48,B50…が対応する組み合わせ関
係をもつ。この組み合わせ関係により一定の周期で基準
クロック信号BCLKのパルスが順次形成される。
【0091】同期化回路4では、フリップフロップ40
1において、最初の基準クロック信号BCLK(パルス
A59とB40の組み合わせ)の入力に従って出力クロ
ック信号FCLK1が「H」レベルから「L」レベルに
変化し、続く基準クロック信号BCLK(パルスA62
とB42の組み合わせ)の入力に従って出力クロック信
号FCLK1が「L」レベルから「H」レベルに変化す
る。以降、同様に、基準クロック信号BCLKの入力に
従って「L」/「H」の変化が繰り返される。
【0092】これに対して、フリップフロップ402で
は、上記フリップフロップ401とは1周期遅れて基準
クロック信号BCLKの入力に従って「L」/「H」の
変化が繰り返される。このため、フリップフロップ40
2の出力クロック信号FCLK2は、フリップフロップ
401の出力クロック信号FCLK1とは逆向きの波形
を形成する。
【0093】さらに、フリップフロップ403には、上
記フリップフロップ401とは2周期遅れ、かつ上記フ
リップフロップ402とは1周期遅れで、フリップフロ
ップ402から出力クロック信号FCLK2が入力さ
れ、その入力タイミングで“1”すなわち「H」レベル
の信号がクロック選択信号CSELとしてクロック切替
回路5に出力される。以降、このフリップフロップ40
3は、切替検出回路1からクリアクロック信号FCCが
入力されるまではクロック選択信号CSELを「H」期
間で保持する。
【0094】クロック切替回路5のAND回路504〜
506には、このクロック選択信号CSEL(「H」レ
ベル)が同時に入力されるが、論理積をとることから入
力クロック選択信号SLC2を入力とするAND回路5
05だけが自回路に対応する入力クロックソース信号C
LK2を通過させる。これにより、NOR回路507
は、入力クロックソース信号CLK2であるクロック信
号CLKをシステムに対して供給する。
【0095】このクロック信号CLKの起動は、クロッ
ク選択信号CSELの立ち上がり後であり、図7の例で
は、入力クロックソース信号CLK2のパルスB45か
らとなる。このようにしてシステム側の要求に応じて生
成される入力クロック選択信号SLC3に応じてクロッ
ク切替え動作が実施される。
【0096】以上の説明では、入力クロックソース信号
CLK1から入力クロックソース信号CLK2へのクロ
ック切替え例、入力クロックソース信号CLK2から入
力クロックソース信号CLK3へのクロック切替え例、
および、入力クロックソース信号CLK3から入力クロ
ックソース信号CLK1へのクロック切替え例を挙げて
いたが、入力クロックソース信号CLK3から入力クロ
ックソース信号CLK2へのクロック切替え例も同様の
手順で実施される。
【0097】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、切替ホールド回路2においてクロック選択信号S
LC1〜SLC3のいずれかの変化に応じてクロックの
切替え順序を保持しておき、基準クロック生成回路3に
おいてその切替え順序にあたる切替え前後の入力クロッ
クソース信号に基づいて基準クロック信号BCLKを生
成し、同期化回路4においてクロック選択信号SLC1
〜SLC3間の変化をその基準クロック信号BCLKに
同期させてクロック選択信号CSELを生成し、クロッ
ク切替回路5においてそのクロック選択信号CSELの
生成タイミングでクロック切替えを行うようにする。
【0098】このため、切替えるべき入力クロックソー
ス信号(切替え後の入力クロックソース信号の意味)と
最終的にクロック切替えを行うクロック選択信号CSE
Lとが同期化されるので、クロック異常のない安定した
クロック切替えを実現することが可能である。その結
果、このクロック切替装置に依存してクロック切替えを
行うシステムにおいて、誤動作やシステムダウンなどの
危惧がなくなり、高品質化を実現することが可能であ
る。
【0099】また、切替ホールド回路2により入力クロ
ック選択信号SLC1〜SLC3を用いてクロックの切
替え順序を保持するようにしたので、基準クロック生成
回路3においてクロック切替え操作で発生したクロック
選択信号を同期させるべき切替え前後の入力クロックソ
ース信号を確実に確保することが可能である。
【0100】また、基準クロック生成回路3では、NO
R回路301〜303によりクロック切替えに関係なく
複数の入力クロックソース信号CLK1〜CLK3から
基準クロック信号が生成されることになるので、同期化
回路4においては切替え順序の変化に即対応して余裕を
もってクロック選択信号CSELが準備される。これに
よって、いつクロック切替えが行われても遅延なく安定
したクロック切替えを実現することが可能である。
【0101】また、基準クロック生成回路3では、NO
R回路301〜303を用いて入力クロックソース信号
間の論理和によって基準クロック信号BCLKを得るよ
うにしたので、クロック幅を広くなるように制御するこ
とができる。これによって、動作上の安定性を確保する
ことが可能である。
【0102】さて、上述した実施の形態では、3種類の
入力クロックソース信号CLK1〜CLK3間でのクロ
ック切替えを例に挙げて説明したが、この発明はこれに
限定されるものではなく、入力クロックソース信号を2
種類、もしくは4種類以上使用するクロック切替えにも
適用可能である。
【0103】以上、この発明を前述の実施の形態により
説明したが、この発明の主旨の範囲内で種々の変形が可
能であり、これらをこの発明の範囲から排除するもので
はない。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、切替え前後の入力クロックソース信号から基準
クロック信号を生成して、その基準クロック信号に同期
させるとともにクロック切替え操作のタイミングに従っ
てクロック切替えを制御するようしたので、切替えるべ
き入力クロックソース信号とクロック切替えを行うため
のタイミングとが同期化され、これによって、クロック
異常のない安定したクロック切替えを実現することが可
能なクロック切替装置が得られるという効果を奏する。
【0105】また、請求項2の発明によれば、入力クロ
ック選択信号の変化に応じてクロックの切替え順序を保
持しておき、その切替え順序にあたる切替え前後の入力
クロックソース信号に基づいて基準クロック信号を生成
し、入力クロック選択信号の変化をその基準クロック信
号に同期させてクロック選択信号を生成し、そのクロッ
ク選択信号の生成タイミングでクロック切替えを行うよ
うしたので、切替えるべき入力クロックソース信号とク
ロック切替えを行うために最終的に生成されたクロック
選択信号とが同期化され、これによって、クロック異常
のない安定したクロック切替えを実現することが可能な
クロック切替装置が得られるという効果を奏する。
【0106】また、請求項3の発明によれば、請求項2
の発明において、入力クロック選択信号を用いてクロッ
クの切替え順序を保持するようにしたので、クロック選
択信号を同期させるべき切替え前後の入力クロックソー
ス信号を確実に確保することが可能なクロック切替装置
が得られるという効果を奏する。
【0107】また、請求項4の発明によれば、請求項3
の発明において、フリップフロップにより切替え前の入
力クロック選択信号と切替え後の入力クロック選択信号
とを保持するようにしたので、切替え順序に変化が生じ
るまでは現時点での切替え順序を継続して保持すること
が可能なクロック切替装置が得られるという効果を奏す
る。
【0108】また、請求項5の発明によれば、請求項
2,3または4の発明において、クロック切替えに関係
なく複数の入力クロックソース信号から基準クロック信
号を生成しておくので、切替え順序の変化に即対応して
余裕をもってクロック選択信号が準備され、これによっ
て、いつクロック切替えが行われても遅延なく安定した
クロック切替えを実現することが可能なクロック切替装
置が得られるという効果を奏する。
【0109】また、請求項6の発明によれば、請求項5
の発明において、入力クロックソース信号間の論理和に
よって基準クロック信号を得るようにしたので、クロッ
ク幅を広くなるように制御することができ、これによっ
て、動作上の安定性を確保することが可能なクロック切
替装置が得られるという効果を奏する。
【0110】また、請求項7の発明によれば、請求項6
の発明において、基準クロック生成回路にOR回路を適
用することで2入力クロックソース信号毎に論理和をと
ることが可能なクロック切替装置が得られるという効果
を奏する。
【0111】また、請求項8の発明によれば、請求項2
の発明において、チョッパ回路を適用することで複数の
入力クロック選択信号間の変化をパルス波形として取り
出すことが可能なクロック切替装置が得られるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態によるクロック切替装
置の内部構成を示す回路ブロック図である。
【図2】図1に示した回路の動作例を示すタイミングチ
ャートである。
【図3】図1に示した回路の動作例を示すタイミングチ
ャートである。
【図4】図1に示した回路の動作例を示すタイミングチ
ャートである。
【図5】図1に示した回路の動作例を示すタイミングチ
ャートである。
【図6】図1に示した回路の動作例を示すタイミングチ
ャートである。
【図7】図1に示した回路の動作例を示すタイミングチ
ャートである。
【図8】従来例によるクロック切替装置の内部構成を示
す回路ブロック図である。
【図9】図8に示した回路の動作例を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1 切替検出回路 2 切替ホールド回路 3 基準クロック生成回路 4 同期化回路 5 クロック切替回路 102 チョッパ回路 204〜206,210〜212 フリップフロップ 301〜303 NOR回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】初期の動作としては、初期クリア信号IC
LRが「L」レベルに変化したとき、切替ホールド回路
2においてすべてのフリップフロップ204〜206お
よび210〜212がクリアされるとともに、同期化回
路4においてフリップフロップ403がリセットされ
る。このため、フリップフロップ210〜212の出力
であるホールド信号HL1〜HLが「H」レベルから
「L」レベルに変化するので、基準クロック生成回路3
の出力である基準クロック信号BCLKは「H」レベル
に変化する。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に非同期かつ異なる位相をもつ複数
    の入力クロックソース信号の間でクロック切替えを行う
    クロック切替装置において、 クロック切替え操作に従って前記複数の入力クロックソ
    ース信号のうちの切替え前後の入力クロックソース信号
    から基準クロック信号を生成し、前記生成された基準ク
    ロック信号に同期させるとともに前記クロック切替え操
    作のタイミングに従って前記切替え前の入力クロックソ
    ース信号から前記切替え後の入力クロックソース信号へ
    のクロック切替えを制御する回路を備えたことを特徴と
    するクロック切替装置。
  2. 【請求項2】 相互に非同期かつ異なる位相をもつ複数
    の入力クロックソース信号に1対1対応させて与えられ
    る複数の入力クロック選択信号に従ってクロック切替え
    を行うクロック切替装置において、 クロック選択操作による前記複数の入力クロック選択信
    号間の変化を検出する切替検出回路と、 前記複数の入力クロック選択信号と前記切替検出回路に
    より検出された変化とに基づいて前記複数の入力クロッ
    クソース信号間の切替え順序を保持する切替ホールド回
    路と、 前記切替ホールド回路により保持された切替え順序に従
    って前記複数の入力クロックソース信号のうちの切替え
    前後の入力クロックソース信号に基づいて基準クロック
    信号を生成する基準クロック生成回路と、 前記切替検出回路により検出された変化を前記基準クロ
    ック生成回路により生成された基準クロック信号に同期
    させて前記切替え後の入力クロックソース信号に同期す
    るクロック選択信号を生成する同期化回路と、 前記同期化回路により生成されたクロック選択信号に従
    って前記切替え前の入力クロックソース信号から前記切
    替え後の入力クロックソース信号へのクロック切替えを
    行うクロック切替回路と、 を備えたことを特徴とするクロック切替装置。
  3. 【請求項3】 前記切替ホールド回路は、前記複数の入
    力クロック選択信号のうちで、切替え前の入力クロック
    選択信号と切替え後の入力クロック選択信号とを切替え
    順序として保持することを特徴とする請求項2に記載の
    クロック切替装置。
  4. 【請求項4】 前記切替ホールド回路は切替え前の入力
    クロック選択信号と切替え後の入力クロック選択信号と
    を保持するフリップフロップを有したことを特徴とする
    請求項3に記載のクロック切替装置。
  5. 【請求項5】 前記基準クロック生成回路は、常に、前
    記複数の入力クロックソース信号に基づいて1または複
    数の基準クロック信号を生成しておき、前記1または複
    数の基準クロック信号のうちで前記切替ホールド回路に
    より保持されている切替え順序に従って基準クロック信
    号を選択することを特徴とする請求項2,3または4に
    記載のクロック切替装置。
  6. 【請求項6】 前記基準クロック生成回路は、前記複数
    の入力クロックソース信号のうちの2入力クロックソー
    ス信号毎に論理和をとって前記1または複数の基準クロ
    ック信号を生成しておくことを特徴とする請求項5に記
    載のクロック切替装置。
  7. 【請求項7】 前記基準クロック生成回路は、2入力ク
    ロックソース信号毎に論理和をとるOR回路を有したこ
    とを特徴とする請求項6に記載のクロック切替装置。
  8. 【請求項8】 前記切替検出回路は、前記複数の入力ク
    ロック選択信号の変化に応じたパルス波形を形成するチ
    ョッパ回路を有したことを特徴とする請求項2に記載の
    クロック切替装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009044433A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Sanyo Electric Co Ltd クロック切替回路

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