JP4715760B2 - マイクロコンピュータ及び制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、周期的に電圧監視動作を行なう機能を備えてなるマイクロコンピュータ、及びそのマイクロコンピュータを備えて構成される制御システムに関する。
図9は、A/D変換回路を備えるマイクロコンピュータの一構成例を示すものである。CPU1に対しては、発振回路2によって発振出力されるクロック信号が、発振停止回路3を介して供給されている。発振回路2は、例えば、基準クロック信号の周期を、複数の論理反転回路をリング状に接続して構成されるリングオシレータが発振出力する高速クロック信号によりカウントし、そのデータに基づきデジタル的なPLL(Phase Locked Loop)動作を行ない逓倍したクロック信号を出力する、所謂デジタルPLL回路で構成されている(例えば、特開2006−121178号公報参照)。
また、CPU1は、発振制御回路4を介して発振回路2の発振動作を停止させ、低消費電力モード(スリープモード)に移行可能となっている。尚、発振停止回路3は、発振回路2が出力するクロック信号を阻止するゲートロジックである。発振停止回路3を経由したクロック信号は、分周器5を介してA/D変換回路部6に供給されている。
A/D変換回路部6は、A/D端子を介してA/Dアナログ回路7に与えられる電圧についてA/D変換制御を行うA/Dアナログ制御部8,各種レジスタ9〜13並びにANDゲート14などで構成されている。例えば、逐次比較型の場合、A/Dアナログ回路7は、A/Dアナログ制御部8より供給される比較用基準電圧(VREF/2,VREF/4,VREF/8,・・・)とアナログ入力電圧とを、コンパレータで比較する部分を中心に構成されている。そして、上記比較結果が変換データとなる。
検出電圧設定レジスタ9は、A/Dアナログ制御部8がA/D変換する電圧について、検出を行なう所定の電圧データをCPU1が設定するためのレジスタであり、その設定データはA/Dアナログ制御部8に出力される。電圧検出スタートレジスタ10は、CPU1がデータを書き込むことで、A/Dアナログ制御部8に対して電圧検出動作(A/D変換処理)を開始させるためのレジスタである。
A/Dアナログ制御部8は、検出電圧設定レジスタ9に設定された検出電圧データと、A/D変換した電圧データとを比較して、その比較結果を電圧検出結果格納レジスタ11に出力して格納させる機能も備えている。変換終了割込みレジスタ12は、A/D変換回路部6におけるA/D変換処理が終了するとデータ「1」がセットされるレジスタであり、変換終了割込み許可レジスタ13は、CPU1に対するA/D変換終了割込みの出力を許可するか否かを、CPU1が設定するレジスタである。
そして、レジスタ12,13の出力データはANDゲート14に与えられており、変換終了割込み許可レジスタ13の設定が「1」の場合に、A/D変換が終了するとANDゲート14がCPU1に対してA/D変換終了割込みを出力するようになっている。そして、A/D変換回路部6において、ANDゲート14を除く各部に、分周器5を介したクロック信号が供給されている。以上がマイクロコンピュータ15を構成している。
また、特許文献1には、電圧監視機能を備えたマイクロコンピュータとして、昇圧回路の昇圧電圧レベルを所定値に設定するため電圧判定信号を出力するリミッタ回路と、リミッタ回路のノードを監視して昇圧電圧安定化のモニタ信号を出力するモニタ回路とを備え、モニタ回路は、外部端子より供給される外部電源電圧,外部基準電圧与えられるコンパレータを用いて、リミッタ回路の動作開始後、電圧判定信号の最初のレベル変化を検出すると、以後はリミッタ回路の動作期間中に一定の論理レベルを保持するモニタ信号を出力する構成が開示されている。
特開2001−229697号公報
そして、上記構成のマイクロコンピュータ15が低消費電力モードとなる場合は、図10に示すように、CPU1が発振回路2の動作を停止させる((b)参照)。従って、低消費電力モードに移行している期間中は、A/D変換回路部6による電圧監視動作を行なうことができない((c)参照)。
そのため、A/D変換回路部6による電圧監視動作を周期的に継続して行なう必要があり、その監視タイミングが本来は低消費電力モードに移行している期間に係ってしまう場合は、CPU1を含むその他の回路を動作させる必要がなくとも、低消費電力モードを一旦解除してクロック信号を供給し、マイコン15全体を動作させてA/D変換回路部6を機能させる必要があった。従って、マイコン15の低消費電力化を図るという観点では、効率が良いとは言えなかった。
また、特許文献1に開示されている技術は、マイコンの内部回路として構成される昇圧回路の昇圧電圧をモニタする構成であるから、マイコンが低消費電力モードとなる期間があるとすれば電圧を監視する必要はなく、上記のような問題が発生することはない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電圧監視動作を周期的に行なう必要がある場合でも、消費電力の増加を効率的に抑制することができるマイクロコンピュータ、及びそのマイクロコンピュータを備えて構成される制御システムを提供することにある。
請求項1記載のマイクロコンピュータによれば、少なくともCPUに供給されるメインクロック信号を発振出力するメイン発振回路とは別個に、メインクロック信号よりも低い周波数のサブクロック信号を発振出力するサブ発振回路を備える。そして、信号出力回路は、サブクロック信号に基づき周期的なタイミング信号を生成して電圧監視回路に出力することで、上記タイミング信号をトリガとして、電圧監視回路に間歇的な電圧監視動作を行なわせる。
即ち、CPUが動作する必要がない期間に低消費電力モードに移行させるため、メイン発振回路を停止させてメインクロック信号の供給を停止させても、サブ発振回路はサブクロック信号を供給し続ける。従って、低消費電力モードに移行している期間であっても、電圧監視回路は、サブクロック信号に基づいて間歇的に動作することができるので、消費電力の増加を抑制しつつ、電圧監視動作を継続することができる。
請求項2記載のマイクロコンピュータによれば、請求項1と同様に、少なくともCPUに供給されるメインクロック信号を発振出力するメイン発振回路とは別個に、メインクロック信号よりも低い周波数のサブクロック信号を発振出力するサブ発振回路を備える。そして、クロック供給制御回路は、低消費電力モードに移行している期間中はCPUに対するメインクロック信号の供給を阻止し、メイン発振回路は、同期間中はサブクロック信号が供給されて動作する信号出力回路が出力するタイミング信号をトリガとして所定時間だけ発振動作することで、電圧監視回路にメインクロック信号を供給する。
従って、低消費電力モードに移行している期間であっても、電圧監視回路に対してはメインクロック信号が間歇的に供給されるようになるので、消費電力の増加を抑制しつつ、周期的な電圧監視動作を継続することができる。また、電圧監視回路にはメインクロック信号が供給されるので、電圧監視動作をより高速に実行することができる。
請求項3記載のマイクロコンピュータによれば、信号出力回路を、タイミング信号の出力周期をCPUが設定可能となるように構成するので、電圧監視回路が間歇的に電圧監視動作を実行する周期をCPUが可変設定することができ、監視対象とする電圧の種類に応じて適切な電圧監視を行なうことができる。
請求項4記載のマイクロコンピュータによれば、電圧監視回路を、監視対象電圧と所定のしきい値電圧との比較結果を示すデータを連続する2回分保持可能に構成する。そして、判定回路は、前記2回の比較結果が一致するか否かを判定し、出力データとして、直近の比較結果と判定回路による判定結果との何れを採用するかを、CPUが選択可能とする。即ち、監視対象となる電圧によっては、ノイズなどの影響を受けてレベルが一時的に急変する場合がある。そのような場合は、2回連続して行った電圧監視の結果が一致するか否かによって監視結果を評価するのが好ましい。従って、請求項4のように構成すれば、監視対象となる電圧の状態に応じてより好ましい監視を行うことができる。
請求項5記載のマイクロコンピュータによれば、電圧監視回路の出力データを、外部に対する出力信号,低消費電力モードの解除信号、CPUに対する割込み信号の内、何れか1つ以上に反映させる。従って、マイクロコンピュータのアプリケーションに応じて電圧監視結果の出力先を適切に設定し、その監視結果を有効に利用することができる。
請求項6記載のマイクロコンピュータによれば、電圧監視回路の出力データを、少なくとも外部に対する出力信号に反映させるので、本発明のマイクロコンピュータを利用した制御システムを構成した場合に、その他の制御装置等に電圧監視結果を伝達することができる。
請求項7記載のマイクロコンピュータによれば、電圧監視回路に供給されるクロック信号と同じクロック信号が供給され、その電圧監視回路により動作が制御されて外部と通信を行う通信回路を備える。斯様に構成すれば、通信回路を、電圧監視回路が外部と通信を行う必要がある場合にだけ動作させることが可能となり、例えば、電圧監視回路による監視結果や、その監視結果に基づく制御情報などを通信データとして外部に送信することができる。
請求項8記載のマイクロコンピュータによれば、電圧監視回路は、監視対象とする電圧レベルの変化状態に応じて異なる監視結果データを通信回路に出力し、通信回路は、監視結果データが与えられると、そのデータの内容に応じた制御情報を外部に送信する。斯様に構成すれば、電圧レベルが様々な状態に変化することが想定される場合でも、電圧監視回路より与えられる監視結果データに応じて、通信回路が上記変化状態に対応した制御情報を通信データとして外部に送信することで、送信先に対応させることができる。
請求項9記載の制御システムによれば、請求項6乃至8の何れかに記載のマイクロコンピュータと、このマイクロコンピュータより出力される信号を受信する1つ以上の制御装置とで構成され、電圧監視回路は、各回路に動作用電源を供給するバッテリの電圧を監視対象とする。従って、バッテリの電源電圧が低下したような場合には、マイクロコンピュータがその他の制御装置にその情報を外部に伝達することで、他の制御装置は動作用電源電圧の低下に備えるための動作を実行することができる。
請求項10記載の制御システムによれば、制御装置の1つは、バッテリの電圧レベルを維持するように制御する電圧制御装置として構成され、マイクロコンピュータよりバッテリ電圧が低下したことを示す信号が与えられると制御動作を開始する。従って、バッテリ電圧が低下した場合に、電圧制御装置にその電圧低下を極力抑制するように動作させて、その他の制御装置などが電源電圧の低下に対処するために動作する時間を確保させることができる。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1乃至図5を参照して説明する。尚、図9と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。本実施例のマイクロコンピュータ21は、CPU1に替わるCPU22と、A/D変換回路部6に替わる電圧検出回路(電圧監視回路)23とを備えている。また、図7に示す発振回路2をメイン発振回路2として、別個にサブ発振回路24を備えている。例えば、メイン発振回路2が出力するメインクロック信号の周波数は数10MHzオーダーであるのに対して、サブ発振回路24が出力するサブクロック信号の周波数は数10kHzオーダーとなっている。そして、サブクロック信号は、電圧検出回路23に供給されている。
電圧検出回路23は、電圧検出スタートレジスタ10とA/Dアナログ制御部8との間に、検出間隔カウンタ25,検出間隔設定レジスタ26,比較器27などを備えている。検出間隔カウンタ25は、サブクロック信号に基づいてカウント動作を行なうもので、そのカウントデータは比較器27に出力されている。検出間隔設定レジスタ26は、CPU22が電圧検出回路23による電圧検出(監視)間隔を設定するためのレジスタであり、その設定データは比較器27に出力されている。そして、比較器27は、双方のデータが一致すると、A/Dアナログ制御部8に対してA/D変換処理を実行させるためのトリガ信号(タイミング信号)を出力する。また、そのトリガ信号が出力されると、検出間隔カウンタ25はクリアされるようになっている。
また、検出間隔カウンタ25に対しては、分周器28及び検出間隔カウンタクロック選択レジスタ29が付随している。このクロック選択レジスタ29は、レジスタ26における設定とは別に電圧検出間隔を制御する必要がある場合に、CPU22が設定を行うことで検出間隔カウンタ25におけるカウント周期を調整するものである。例えば、クロック選択レジスタ29にデータ「2」が設定されると、分周器28は、サブクロック信号の2周期に1回、検出間隔カウンタ25に対してカウントマスク信号を出力する。すると、検出間隔カウンタ25は、カウントマスク信号が与えられている期間はカウント動作を行なわないため、結果としてカウント周期はサブクロック信号周期の倍となる。
A/Dアナログ制御部8より出力される比較結果データは、マルチプレクサ30,並びに2度一致フィルタ(判定回路)31に与えられている。そして、マルチプレクサ30は、フィルタ選択レジスタ32の設定に応じて、上記比較結果データと2度一致フィルタ31からの出力データとの何れか一方を選択して、電圧検出割込みレジスタ33に出力するようになっている。
A/Dアナログ制御部8及び2度一致フィルタ31には、サブクロック信号が供給されており、2度一致フィルタ31は、前回A/Dアナログ制御部8が出力した比較結果データを保持している。そして、前回と今回との比較結果が一致した場合に、出力データレベルを有意(ハイ)にする。フィルタ選択レジスタ32は、CPU22が2度一致フィルタ31の機能を利用するか否かに応じて、マルチプレクサ30の入力選択を切り替えるために使用される。
電圧検出割込みレジスタ33並びに電圧検出割込み許可レジスタ34は、図7に示すレジスタ12,13の替わりに配置されており、前者は、マルチプレクサ30を介して与えられる比較結果を保持してCPU22に割り込みを発生させ、後者は、電圧検出回路23による電圧検出割り込みを許可するか否かを設定する。そして、ANDゲート14の出力は、図7のマイコン15と同様に、割り込みが許可されている場合に上記割り込みを発生させる。
また、マルチプレクサ30の出力端子は、マイコン21の外部に存在する他の回路のI/O端子に接続されていると共に、CPU22がスリープモード(低消費電力モード)に移行している場合に、その解除を行うためのウェイクアップ信号として発振制御回路4に出力されるようになっている。
また、電圧検出回路23の内部では、A/Dアナログ制御部8,2度一致フィルタ31に加えて、検出間隔カウンタ25,分周器28に対してもサブクロック信号が供給されており、その他のレジスタにはメインクロック信号が供給されている。そして、検出間隔カウンタ25,分周器28,レジスタ26及び29,比較器27は、信号出力回路35を構成している。
尚、マイコン21は、例えば、車両に搭載され各種の電子制御を行うためのECU(Electronic Control Unit)として構成されており、電圧検出回路23は、図示しない車両のバッテリ電圧を監視し、その電圧が所定の閾値を下回ったことを検出するようになっている。車載バッテリ電圧の監視については、例えば、車両が駐停車中の状態になることでマイコン21の処理負荷が低下し、スリープモードに移行した場合でもその監視動作を継続することが好ましい。
次に、本実施例の作用について図2乃至図4も参照して説明する。図2は、CPU22が電圧検出回路23に電圧検出動作を行なわせるため、各レジスタに設定を行う場合の処理内容を示すフローチャートである。CPU22は、先ず、検出電圧設定レジスタ9に、検出閾値となる電圧レベルに応じたデータを書き込んで設定し(ステップS1)、続いて検出間隔設定レジスタ26に、検出間隔に応じたデータ(比較値)を書き込んで設定する(ステップS2)。
それから、CPU22は、検出間隔カウンタクロック選択レジスタ29に検出間隔カウント周期の設定を行い、フィルタ選択レジスタ32に2度一致フィルタ31を利用するか否かを設定し、電圧検出割込み許可レジスタ34に電圧検出割込みを許可する設定を行う(ステップS3)。続いて、電圧検出スタートレジスタ10に電圧検出を開始させる設定を行うと(ステップS4)、電圧検出回路23は、検出間隔設定レジスタ26に設定された検出間隔、並びに検出間隔カウンタクロック選択レジスタ29に設定された検出間隔カウント周期に応じて電圧モニタ(監視)動作を開始する(ステップS5)。
以降は、CPU22が電圧モニタ動作を停止させる必要があると判断するまで(ステップS6:「NO」)、電圧検出回路23は電圧モニタ動作を継続する。電圧モニタ動作を停止させる場合(「YES」)、CPU22は、電圧検出スタートレジスタ10の開始設定を解除する(ステップS7)。
図3は、マイコン21の動作タイミングチャートである。即ち、マイコン21−CPU22がスリープモードに移行している期間は((a)参照)、メインクロックの発振は停止するが((c)参照)、サブクロックの発振は継続している((b)参照)。従って、ステップS5において電圧検出回路23による電圧モニタ動作が開始されると((d)参照)、スリープモードの移行期間中も電圧モニタ動作は継続される。
尚、スリープモードに移行する場合、CPU22は、発振停止回路3並びに発振制御回路4に発振停止指令を与えて、前者によりメインクロック信号の出力を阻止すると共に後者の発振動作を停止させる。また、スリープモードに移行している状態からウェイクアップ信号が与えられた場合には、発振停止回路3がメインクロック信号の出力を可能な状態にすると共に、発振制御回路4の発振動作を開始させるようになっている。
図4は、電圧検出回路23が電圧モニタ動作を行なっている期間内に、バッテリ電圧の低下を検出した場合の各部の波形を示すタイミングチャートである。尚、マルチプレクサ30は、2度一致フィルタ31側を選択しているとする。図4(e)に示すように、電圧モニタ入力端子に与えられているバッテリ電圧が、検出電圧設定レジスタ9に設定された検出電圧を上回っていれば、電圧モニタ結果は「H」(比較結果データは「L」)となっている((d)参照)。その状態から、バッテリ電圧が低下して検出電圧を下回ると、電圧モニタ結果は「L」(比較結果データは「H」)となる。
上記の比較結果は、2度一致フィルタ31の内部に格納される。そして、バッテリ電圧が検出電圧を下回る状態が継続すれば次回の比較結果も同様となり、2度一致フィルタ31はその時点で比較結果データ「H」を出力するので、発振制御回路4に対してウェイクアップ信号が出力される((c)参照)。例えば、車載バッテリ電圧のように監視対象となる電圧によっては、ノイズなどの影響を受けてレベルが一時的に変化する場合がある。そのような場合は、2回連続して行った電圧監視の結果が一致するか否かによって監視結果を評価するのが好ましい。
ウェイクアップ信号が出力されると、CPU22がスリープモードに移行している場合は、発振制御回路4がメインクロック発振回路2の発振動作を開始させ、CPU22が通常動作に移行すると共に、電圧検出割り込みレジスタ33が動作してCPU22に割り込みが発生する。その割り込みによって、CPU22は、ウェイクアップ要因が電圧検出回路23によるバッテリ電圧の低下検出であることを認識する。
一方、マイコン21が通常動作モードであれば、ウェイクアップ信号がアクティブになるのと略同時に、CPU22に対して上記の割り込みが発生し、CPU22は直ちに割込み処理を行うことになる。
ここで図5には、(a)図9に示す従来構成のマイコン15と、(b)本実施例のマイコン21とで、夫々の電圧監視回路6,23が一定周期で間歇的に動作して電圧監視を行なう場合の電流消費状態の違いを示す。図5(a)のマイコン15の場合は、スリープ状態での消費電流ISLEEPからスリープが解除されると、先に発振回路2が動作することで消費電流レベルがIOSCに増加し、その後にCPU1が動作を開始すると消費電流レベルがIDDまで増加する。
これに対して、図5(b)に示すマイコン21の場合は、消費電流ISLEEPからスリープが解除されても、メイン発振回路2は動作せず、サブ発振回路24のサブクロック信号によって電圧監視回路23が動作するだけであるから、消費電流レベルはIADまでしか増加しない。その結果、本実施例におけるマイコン21の消費電流の平均値は、従来のマイコン15よりも大きく低下している。
以上のように本実施例によれば、マイコン21に、メイン発振回路2とは独立にサブクロック信号を発振出力するサブ発振回路24を備え、信号出力回路35は、サブクロック信号に基づき周期的なタイミング信号を生成して出力し、そのタイミング信号をトリガとして電圧検出回路23に間歇的な電圧監視動作を行なわせるようにした。従って、マイコン21がスリープモードに移行している期間であっても、電圧検出回路23はサブクロック信号に基づいて間歇的に動作することができるので、消費電力の増加を抑制しつつ、電圧監視動作を継続することができる。
そして、信号出力回路35によるタイミング信号の出力周期をCPU22が設定可能となるように構成したので、電圧検出回路23が間歇的に電圧監視動作を実行する周期をCPU22が可変設定することができ、監視対象とする電圧の種類に応じて適切な電圧監視を行なうことができる。
また、電圧検出回路23に2度一致フィルタ31を備え、検出対象電圧と所定のしきい値電圧との比較結果を示すデータを連続する2回分保持させて、2度一致フィルタ31は、前記2回の比較結果が一致するか否かを判定する。そして、比較結果の出力データとして、直近の比較結果と2度一致フィルタ31による判定結果との何れを採用するかをCPU22が選択可能としたので、監視対象となる電圧の状態に応じてより好ましい監視を行うことができる。
更に、電圧検出回路23の出力データを、外部回路のI/O端子に対する出力信号,スリープモードを解除するウェイクアップ信号、CPU22に対する割込み信号に夫々反映させるようにしたので、マイコン21のアプリケーションに応じて電圧検出結果の出力先を適切に設定し、その監視結果を有効に利用することができる。
(第2実施例)
図6及び図7は本発明の第2実施例であり、図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第2実施例のマイコン41は、第1実施例のマイコン21におけるメイン発振回路2をメイン発振回路42に置き換え、電圧検出回路23を、電圧検出回路(電圧監視回路)43に置き換えたものである。その電圧検出回路43の構成要素は、基本的に電圧検出回路23と同様であり、メインクロック信号,サブクロック信号の供給系統が異なっているだけである。
即ち、A/Dアナログ制御部8,2度一致フィルタ31に対しては、サブクロック信号に替えてメイン発振回路42より直接出力されるメインクロック信号が供給されている。また、電圧検出割込みレジスタ33並びに電圧検出割込み許可レジスタ34に対しても、メインクロック信号が供給されている。
そして、比較器27の出力信号はメイン発振回路42にも与えられており、メイン発振回路42の発振動作が発振制御回路4を介して停止されている期間に、比較器27がトリガ信号を出力すると所定時間だけ、少なくとも電圧検出回路43が電圧検出動作を1回行なう期間だけ発振動作を行なうように構成されている。即ち、発振停止回路3,発振制御回路4及び信号出力回路35は、クロック供給制御回路44を構成している。
次に、第2実施例の作用について図7も参照して説明する。尚、各レジスタ等の設定処理については、第1実施例の図2と同様に実行される。図7は、マイコン41がスリープモードに移行している期間における電圧検出回路43の動作を示す。図7(b)に示すように、検出間隔設定レジスタ26にはデータ「2」が設定されており、検出間隔カウンタ25のカウント値が「2」となる毎に((c)参照)比較器27がトリガ信号を出力して、メイン発振回路42は間歇的に発振動作する((d)参照)。この場合、CPU22に対するメインクロック信号の出力は、発振停止回路3によって阻止されている。また、マルチプレクサ30は、やはり2度一致フィルタ31側を選択しているとする。
そして、図7(g)には、図4(e)と同様のバッテリ電圧変化を示しており、バッテリ電圧が低下して検出電圧を下回ると電圧モニタ結果は「H」から「L」に変化し、その比較結果は2度一致フィルタ31の内部に格納される。そして、バッテリ電圧が検出電圧を下回る状態が継続すれば次回の比較結果も同様となり、2度一致フィルタ31はその時点で比較結果データ「H」を出力して、発振制御回路4に対してウェイクアップ信号が出力される((e)参照)。
以上のように第2実施例によれば、マイコン41は、第1実施例のマイコン21と同様に、メイン発振回路42とは独立に動作するサブ発振回路24を備え、クロック供給制御回路44は、スリープモードに移行している期間中はCPU22に対するメインクロック信号の供給を阻止し、メイン発振回路42は、同期間中はサブクロック信号が供給されて動作する信号出力回路35が出力するタイミング信号をトリガとして所定時間だけ発振動作することで、電圧検出回路43にメインクロック信号を供給するようにした。
従って、スリープモードに移行している期間であっても、電圧検出回路43にはメインクロック信号が間歇的に供給されて動作するので、消費電力の増加を抑制しつつ、電圧監視動作を継続することができる。また、電圧検出回路43にはメインクロック信号が供給されるので、電圧監視動作をより高速に実行することができる。
(第3実施例)
図8は本願の第3実施例を示すものである。第3実施例は、第1実施例のマイコン21を利用して制御システムを構成した場合を示す。第3実施例のマイコン51は、第1実施例のマイコン21における電圧検出回路23を電圧検出回路(電圧監視回路)52に置き換えると共に、シリアル通信回路53を備えて構成されている。シリアル通信回路53には、サブ発振回路24からのサブクロック信号が動作用クロック信号として供給されている。また、シリアル通信回路53の動作は、電圧検出回路52によりトリガ信号が与えられると一定時間だけ動作するようになっており、結果として電圧検出回路52と同じようなタイミングで間歇的に動作する。
マイコン51は、車両のバッテリ54の電源電圧(標準値13V)を、電圧検出回路52による監視対象としており、例えば、車両のボディECUとして構成されている。その際、マイコン51の外部において抵抗分圧を行い(図示せず)、入力電圧範囲が0〜5Vとなるように調整している(この場合、A/Dアナログ回路7の内部において抵抗分圧を行うように構成しても良い)。そして、マイコン51は、その他の車両制御用ECU(制御装置)55,56に対しては電圧検出回路52からのウェイクアップ信号を出力するようになっており、ECU(制御装置)57に対しては通信回路53を介して例えば車内LANなどで接続されている。
バッテリ54の電源は、ECU55〜57などに供給されており、各ECU内部の電源回路において制御用電源が生成されている。また、バッテリ54の電源は、マイコン51用の電圧制御IC(電圧制御装置)59にも与えられている。電圧制御IC59は、マイコン51よりウェイクアップ信号が出力されると、マイコン51が所望する電圧を極力保つようにバッテリ54の電圧降下に応じてチャージポンプ回路60により昇圧された電圧をマイコン51に供給制御するように構成されている。
次に、第3実施例の作用について説明する。電圧検出回路52は、第1実施例の電圧検出回路23と同様に、スリープモード中においてはサブクロック信号のカウントによる検出間隔毎に間歇的に動作して、バッテリ54の電源電圧が適正なレベルにあるか否かを監視する。そして、13V電源電圧の低下を検出すると、ウェイクアップ信号をECU56,57に出力して電源電圧の低下に対処するための動作を行なわせる。また、ウェイクアップ信号により電源制御IC59に制御動作を開始させて、マイコン51が所望する電圧が維持されるように制御させる。
またこの時、電圧検出回路52は通信回路53を起動させ、ECU57に対してバッテリ54に電圧低下が生じたことを伝達するため、制御情報を送信させる。この場合、通信回路53の内部は、送信する情報の内容が固定的に設定されている。そして、ECU57は、マイコン57より送信された制御情報に応じて必要な動作を行う。
以上のように第3実施例によれば、マイコン51において、電圧検出回路52と同じサブクロック信号が供給され、その電圧検出回路52により動作が制御されて外部と通信を行う通信回路53を備えたので、通信回路53を、電圧検出回路52による監視結果や、その監視結果に基づく制御情報などを通信データを外部に送信する必要がある場合にだけ動作させることができる。
そして、マイコン51とECU55〜57とで制御システムを構成し、電圧検出回路52は、各回路に動作用電源を供給する車両のバッテリ54の電圧を監視対象とするので、バッテリ54の電圧が低下したような場合に、マイコン51が他のECU55〜57等にその情報を伝達することで、ECU55〜57等は、動作用電源電圧の低下に備えるための動作を実行することができる。
また、電圧制御IC59は、マイコン51より、スリープモード中にバッテリ54の電圧が低下したことを示すウェイクアップ信号が与えられると制御動作を開始して、電圧低下を極力抑制して制御用電源電圧の維持を図るので、マイコン51が、電源電圧の低下に対処するために動作する時間を確保させることができる。
本発明は上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形が可能である。
検出間隔設定レジスタ26は必要に応じて設ければ良く、電圧検出を行なう間隔は固定であっても良い。
また、分周器28及び検出間隔カウンタクロック選択レジスタ29は、必要に応じて設ければ良い。
更に、マルチプレクサ30,2度一致フィルタ31及びフィルタ選択レジスタ32も、必要に応じて設ければ良い。例えば、常に2度一致フィルタ31の比較結果データだけを採用する構成としても良い。
電圧検出結果を、外部回路のI/O端子に対する出力信号,ウェイクアップ信号、CPU22に対する割込み信号の何れかより選択して、1つ以上に反映させるようにしても良い。
第3実施例の制御システムを、第2実施例のマイコン41をベースとして通信回路53等を備えたマイコンを構成しても良い。
その他、例えば、電圧検出回路52が、バッテリ54の電圧レベルを数段階で監視するようにして、その監視結果に応じて通信回路53に複数ビットの監視結果データを出力するように構成する。そして、通信回路53は、監視結果データの値に応じて異なる制御情報を外部に送信するように構成しても良い。斯様に構成すれば、電圧レベルが様々な状態に変化することが想定される場合でも、その変化状態に対応した制御情報を通信データとして外部に送信することで、送信先に対応させることができる。
またその場合、例えば、電圧レベルの低下状態に応じて消費電流を抑制するため、他のECUの機能を一部制限するようなデータを送信しても良いし、例えば、スリープ状態にあるECUのスリープ時間を、より長く継続させるようなデータを送信しても良い。
チャージポンプ回路60に限ることなく、その他の充電回路あっても良い。例えば、要領が極めて大きなキャパシタンスを用いても良い。
電圧制御IC59は、必要に応じて設ければ良い。
検出対象は、車載バッテリの電圧に限らない。そして、第3実施例の制御システムも、車載制御システムに限ることなく広く適用することができる。
本発明の第1実施例であり、マイクロコンピュータの構成を示す機能ブロック図 CPUが各レジスタに設定を行う処理内容を示すフローチャート マイクロコンピュータの動作タイミングチャート 電圧検出回路がバッテリ電圧の低下を検出した場合の各部波形を示すタイミングチャート (a)従来構成のマイコン、(b)本実施例のマイコンとで夫々の電圧監視回路が一定周期で間歇的に動作している状態での電流消費状態を示す図 本発明の第2実施例を示す図1相当図 図4相当図 本発明の第3実施例であり、制御システムの構成を示す図 従来を示す図1相当図 図3相当図
符号の説明
図面中、2はメイン発振回路、21はマイクロコンピュータ、22はCPU、23は電圧検出回路(電圧監視回路)、24はサブ発振回路、31は2度一致フィルタ(判定回路)、35は信号出力回路、41はマイクロコンピュータ、42はメイン発振回路、43は電圧検出回路(電圧監視回路)、44はクロック供給制御回路、51はマイクロコンピュータ、52は電圧検出回路(電圧監視回路)、53は通信回路、54はバッテリ(電源)、55〜57はECU(制御装置)、59は電圧制御IC(電圧制御装置)を示す。

Claims (10)

  1. 少なくともCPUに供給されるメインクロック信号を発振出力すると共に、その発振動作の停止制御が可能に構成されるメイン発振回路と、
    前記メインクロック信号よりも低い周波数のサブクロック信号を発振出力するサブ発振回路と、
    前記サブクロック信号に基づき、周期的なタイミング信号を生成して出力する信号出力回路と、
    前記サブクロック信号が供給されると共に、前記タイミング信号をトリガとして間歇的に動作し、電圧監視動作を行なう電圧監視回路とを備えることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  2. 少なくともCPUに供給されるメインクロック信号を発振出力すると共に、その発振動作の停止制御が可能に構成されるメイン発振回路と、
    前記CPUに対する前記メインクロック信号の供給を制御するクロック供給制御回路と、
    前記メインクロック信号よりも低い周波数のサブクロック信号を発振出力するサブ発振回路と、
    前記サブクロック信号に基づき、周期的なタイミング信号を生成して出力する信号出力回路と、
    前記メインクロック信号が供給されて動作し、電圧監視動作を行なう電圧監視回路とを備え、
    前記クロック供給制御回路は、低消費電力モードに移行している期間中は、前記CPUに対する前記メインクロック信号の供給を阻止するように構成され、
    前記メイン発振回路は、前記低消費電力モードに移行している期間中は、前記信号出力回路によって出力されるタイミング信号をトリガとして所定時間だけ発振動作することで、前記電圧監視回路に前記メインクロック信号を供給することを特徴とするマイクロコンピュータ。
  3. 前記信号出力回路は、前記タイミング信号の出力周期を、前記CPUが設定可能となるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のマイクロコンピュータ。
  4. 前記電圧監視回路は、
    監視対象電圧と所定のしきい値電圧との比較結果を示すデータを連続する2回分保持可能に構成されると共に、
    前記2回の比較結果が一致するか否かを判定する判定回路を備え、
    出力データとして、直近の比較結果と、前記判定回路による判定結果との何れを採用するかを、前記CPUが選択可能となるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のマイクロコンピュータ。
  5. 前記電圧監視回路の出力データを、外部に対する出力信号,前記低消費電力モードの解除信号、前記CPUに対する割込み信号の内、何れか1つ以上に反映させることを特徴とする請求項4記載のマイクロコンピュータ。
  6. 前記電圧監視回路の出力データを、少なくとも前記外部に対する出力信号に反映させることを特徴とする請求項5記載のマイクロコンピュータ。
  7. 前記電圧監視回路に供給されるクロック信号と同じクロック信号が供給され、前記電圧監視回路によって動作が制御されることで、外部と通信を行う通信回路を備えたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のマイクロコンピュータ。
  8. 前記電圧監視回路は、監視対象とする電圧レベルの変化状態に応じて、異なる監視結果データを前記通信回路に出力するように構成され、
    前記通信回路は、前記監視結果データが与えられると、前記データの内容に応じた制御情報を外部に送信するように構成されていることを特徴とする請求項7記載のマイクロコンピュータ。
  9. 請求項6乃至8の何れかに記載のマイクロコンピュータと、このマイクロコンピュータより出力される信号を受信する1つ以上の制御装置とで構成され、
    前記マイクロコンピュータが有する電圧監視回路は、各回路に動作用電源を供給するバッテリの電圧を監視対象とすることを特徴とする制御システム。
  10. 前記制御装置の1つは、前記バッテリの電圧レベルを維持するように制御する電圧制御装置として構成されており、前記マイクロコンピュータより、前記バッテリ電圧が低下したことを示す信号が与えられると、制御動作を開始することを特徴とする請求項9記載の制御システム。
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