JP2003296293A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

Info

Publication number
JP2003296293A
JP2003296293A JP2002095823A JP2002095823A JP2003296293A JP 2003296293 A JP2003296293 A JP 2003296293A JP 2002095823 A JP2002095823 A JP 2002095823A JP 2002095823 A JP2002095823 A JP 2002095823A JP 2003296293 A JP2003296293 A JP 2003296293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
microcomputer
level
output
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002095823A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Fujita
洋一 藤田
信友 ▲高▼木
Nobutomo Takagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2002095823A priority Critical patent/JP2003296293A/ja
Publication of JP2003296293A publication Critical patent/JP2003296293A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Power Sources (AREA)
  • Microcomputers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子からの出力レベルの安定維持を、より少
ない消費電力で実現可能なマイコンを提供する。 【解決手段】 CPU3を動作状態と停止状態とに遷移
させることが可能なマイコン1には、出力レベル固定回
路15が設けられており、この出力レベル固定回路15
は、CPU3が停止状態となっている間、端子Pmから
の出力レベルを、その出力レベルのCPU3による設定
値Domに拘わらず、予め埋め込みデータ記憶部21に
記憶されているレベルに固定する。このマイコン1によ
れば、CPU3を定期的に起床させることなく停止状態
にしたままでも、端子Pmからの出力レベルを確実に所
望のレベルに維持させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータに関し、特にマイクロコンピュータでの消費電力を
低減するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車両に搭載される電子
制御装置においては、バッテリ上がりを防止するため
に、その装置に搭載されたマイクロコンピュータ(以
下、マイコンという)での消費電力を小さく抑えたいと
いう要望がある。
【0003】そのため、マイコンとして、CPU(即
ち、命令解読部や演算部等からなる中央演算装置)を動
作状態と停止状態とに遷移させることが可能なマイコン
を用い、そのCPUの動作を適宜停止させることが行わ
れている。一方、電子制御装置においては、マイコンの
端子から出力される信号が、周辺機器の制御に用いられ
るため、マイコンの端子からの出力レベルがノイズや温
度変化等の影響によって意図しないレベル(即ち、プロ
グラム上の本来の設定値とは異なるレベル)になってし
まうことを防止する工夫が必要である。
【0004】このため、従来のマイコンを用いた場合に
は、CPUの動作が必要でない期間において、CPUを
継続して停止状態にしておくのではなく、CPUを定期
的に停止状態から起床させて、端子の出力レベルを再設
定させるようにしていた。このようにすれば、万一、ノ
イズ等の影響によって、マイコンの端子からの出力レベ
ルがプログラム上の本来の設定値とは異なるレベルにな
ったとしても、CPUが起床した時に、その出力レベル
を再び本来の設定値に戻すことができるからである。
【0005】ここで、このような従来のマイコンの構成
及び作用について、図2を用い具体的に説明する。ま
ず、図2(A)に示す従来のマイコン101は、プログ
ラムに従い動作するCPU103及びI/Oポート10
5に加えて、CPU103を間欠的に動作させるための
制御を行う間欠動作制御部107を備えている。
【0006】そして、このマイコン101においては、
CPU103が、所定の動作停止命令を実行して、自分
の動作(即ち、マイコンの本来の動作であるプログラム
実行動作)を停止する共に、間欠動作制御部107へ動
作要求を出すと、間欠動作制御部107が、事前にCP
U103によってセットされているタイマ時間の計時を
開始して、そのタイマ時間が経過すると、CPU103
を停止状態から動作状態へと起床させる。
【0007】よって、このマイコン101では、CPU
103が、動作しなくても良い状態になったと判断する
と、上記動作停止命令を実行して、自分の動作を停止す
ると共に間欠動作制御部107へ動作要求を出力する、
といった具合にプログラムを設定すれば、CPU103
は、図2(B)の上段に示すように、動作を停止してか
ら間欠動作制御部107で計時されるタイマ時間(図2
(B)における「間欠動作の間隔」)が経過すると動作
を再開し、動作しなくても良い状態であると判断すると
再び動作を停止する、といった具合に、動作と非動作
(動作停止)とを繰り返す間欠動作を行うこととなる。
【0008】そこで、このマイコン101において、あ
る出力端子(出力ポート)Pからの出力レベルの安定維
持(つまり、確実に所望の出力レベルを維持させるこ
と)を、少ない消費電力で実現するためには、図2
(B)に示す如く、上記の間欠動作機能を利用して、C
PU103を間欠動作させると共に、CPU103が動
作を再開する毎に端子Pの出力レベルを再設定する、と
いうようにプログラムを組めば良い。尚、図2(B)
は、端子Pの出力レベルをローレベルに維持しようとす
る例であり、CPU103は、動作を再開する毎に、端
子Pの出力レベルをローレベルに再設定している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のマイコンでは、CPUを定期的に起床させる必要が
あるため、消費電力を大幅に低減することは困難であ
る。本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであ
り、端子からの出力レベルの安定維持を、より少ない消
費電力で実現可能なマイコンを提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するためになされた請求項1に記載のマイコン
(マイクロコンピュータ)は、プログラムに従い動作す
るCPUを備えている。そして、このマイコンでは、C
PUを動作状態と停止状態とに遷移させることができる
ようになっている。
【0011】ここで特に、このマイコンには、出力レベ
ル固定回路が設けられている。そして、その出力レベル
固定回路は、CPUが停止状態となっている間、当該マ
イコンの特定の端子(以下、特定端子という)からの出
力レベルを、その出力レベルのCPUによる設定値に拘
わらず、予め記憶部に記憶されているレベルに固定す
る。
【0012】よって、この請求項1のマイコンによれ
ば、CPUが動作を停止している間の特定端子の出力レ
ベルは、記憶部に記憶されているレベル(以下、記憶レ
ベルという)にハードウェア的に固定されることとな
る。このため、CPUを定期的に起床させることなく停
止状態にしたままでも、特定端子からの出力レベルを確
実に記憶レベルに維持させることができる。よって、端
子からの出力レベルの安定維持を、より少ない消費電力
で実現することができる。
【0013】尚、出力レベル固定回路の上記記憶部に
は、請求項2に記載の如く、当該マイコンの製造時にお
いて、ハイレベルとローレベルとのうちの所望のレベル
を記憶させるようにすれば良い。つまり、当該マイコン
の用途などを考慮して、CPUの動作停止中に上記特定
端子から出力すべきレベルを、上記記憶部に記憶させて
おけば良い。
【0014】次に、請求項3に記載のマイコンは、請求
項1,2のマイコンにおいて、CPUを動作させるため
のメインクロックを生成するメインクロック生成手段
と、そのメインクロックよりも周波数が低いサブクロッ
クを受けて動作する低消費動作制御手段とを備えてい
る。
【0015】そして、低消費動作制御手段は、CPUが
停止状態へと遷移する際に出力する動作要求を受ける
と、メインクロック生成手段の動作を停止させ、その
後、特定の起床条件が成立すると、メインクロック生成
手段の動作を再開させてCPUを停止状態から動作状態
へと起床させる。
【0016】このような請求項3のマイコンによれば、
CPUの動作停止中には、該CPUの動作クロックであ
る高周波数のメインクロックも停止することとなるた
め、端子からの出力レベルの安定維持を、より一層少な
い消費電力で実現することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施形
態のシングルチップマイコンについて、図面を用いて説
明する。図1に示すように、本実施形態のマイコン1
は、基本的な構成要素として、プログラムに従い動作す
るCPU3と、CPU3によって実行されるプログラム
や該プログラムの実行時に参照される固定データが格納
されるROM5と、CPU3による演算結果を一時記憶
するためのRAM7と、当該マイコン1の端子を介して
外部との信号の入出力を行うためのI/Oポート9とを
備えている。
【0018】そして更に、本実施形態のマイコン1は、
CPU3の動作クロックであるメインクロック(例え
ば、数MHz〜数十MHz)を生成するメインクロック
発生回路11(メインクロック生成手段に相当)と、当
該マイコン1の低消費電力動作を制御する低消費動作制
御回路13(低消費動作制御手段に相当)と、CPU3
が動作を停止している時の当該マイコン1の端子からの
出力レベルをハードウェア的に固定する出力レベル固定
回路15と、上記メインクロックよりも周波数が低いサ
ブクロック(例えば、数十KHz)を生成するサブクロ
ック発生回路17とを備えている。
【0019】そして、上記低消費動作制御回路13は、
サブクロック発生回路17で常時生成されるサブクロッ
クを受けて動作する。尚、出力レベル固定回路15は、
当該マイコン1の複数の端子に夫々対応して設けられて
いるが、図1及び以下の説明において、出力レベル固定
回路15は、上記複数の端子のうちの端子Pmに対応す
るものであるとする。また更に、図1及び以下の説明に
おいて、I/Oポート9も、上記端子Pmに対応するも
のであるとする。つまり、後で詳述する出力レベル固定
回路15が設けられていないとすると、I/Oポート9
の出力指示ラインLomには、CPU3が端子Pmにつ
いて設定した出力レベルの設定値Domが供給される。
そして、I/Oポート9は、端子Pmがプログラムによ
り出力端子(出力ポート)として設定されている場合に
は、出力指示ラインLomに供給される上記設定値Do
mに応じて、その設定値Domが論理“1”ならば端子
Pmからハイレベルの電圧(本実施形態では5V)を出
力し、設定値Domが論理“0”ならば端子Pmからロ
ーレベルの電圧(本実施形態では0V)を出力する。ま
た逆に、I/Oポート9は、端子Pmがプログラムによ
り入力端子(入力ポート)として設定されている場合に
は、端子Pmへの入力信号を所定のしきい値電圧(例え
ば2.5V)よりも大きいか否かで二値化して、その二
値化した信号(即ち、論理“1”又は論理“0”の1ビ
ットデータ)をCPU3に読み取らせる。
【0020】ここで、本実施形態のマイコン1におい
て、CPU3は、特定の動作停止命令を実行することに
よって自己の動作を停止することができるようになって
いる。そして、CPU3は、自ら動作を停止する時に
(つまり、上記動作停止命令の実行時に)、低消費動作
制御回路13へ動作要求を出力するようになっている。
【0021】一方、低消費動作制御回路13は、計時す
べきタイマ時間がCPU3によってセットされる(書き
込まれる)レジスタ13aを備えている。そして、低消
費動作制御回路13は、通常時には、メインクロック発
生回路11に動作指示を与えて、該メインクロック発生
回路11にメインクロックを生成させているが、CPU
3からの上記動作要求を受けると(即ち、CPU3が動
作を停止すると)、メインクロック発生回路11に停止
指示を出力して、該メインクロック発生回路11の動作
を停止させると共に、CPU3により事前に上記レジス
タ13aへセットされているタイマ時間の計時を開始
し、そのタイマ時間が経過すると、メインクロック発生
回路11に再び動作指示を出力して、該メインクロック
発生回路11の動作を再開させる。
【0022】そして更に、低消費動作制御回路13は、
メインクロック発生回路11に動作指示を出力して該メ
インクロック発生回路13の動作を開始させた際には、
その時点からメインクロックの周波数が安定すると見な
される所定の発振安定待ち時間が経過した時に、CPU
3へ、該CPU3を停止状態から動作状態へと起床させ
るためのウェイクアップ信号を出力する。尚、上記発振
安定待ち時間は、メインクロックの周波数が確実に安定
してからCPU3を起床させるために設けられており、
サブクロックの数に基づいて計時される。
【0023】また、低消費動作制御回路13は、出力レ
ベル固定回路15へ、CPU3が動作しているか停止し
ているかを示す報知信号を出力するようになっており、
CPU3が動作を停止している間(即ち、メインクロッ
ク発生回路11に停止指示を出力してからCPU3にウ
ェイクアップ信号を出力するまでの間)は、上記報知信
号を論理“1”に該当するハイレベルにし、CPU3が
動作している間(即ち、CPU3にウェイクアップ信号
を出力してから、該CPU3からの動作要求を次に受け
るまでの間)は、上記報知信号を論理“0”に該当する
ローレベルにする。
【0024】このような低消費動作制御回路13を備え
たマイコン1では、CPU3が、低消費動作制御回路1
3のレジスタ13aへ事前にタイマ時間をセットしてお
くと共に、実行すべき処理がなくて動作を停止しても良
いと判断すると、上記動作停止命令を実行して、自己の
動作を停止すると共に低消費動作制御回路13へ動作要
求を出力する、といった具合にプログラムを設定すれ
ば、CPU3を上記タイマ時間だけ継続して停止状態に
することができる。
【0025】即ち、CPU3が、動作を停止しても良い
と判断して、自らの動作を停止すると共に低消費動作制
御回路13へ動作要求を出力すると、低消費動作制御回
路13が、メインクロック発生回路11の動作を停止さ
せると共に、レジスタ13aにセットされているタイマ
時間の計時を開始する。そして、低消費動作制御回路1
3は、そのタイマ時間が経過すると、起床条件が成立し
たとして、メインクロック発生回路11の動作を再開さ
せると共に、その時点から前述の発振安定待ち時間が経
過した時にCPU3へウェイクアップ信号を出力して、
CPU3を停止状態から動作状態へと起床させることと
なる。
【0026】次に、本実施形態のマイコン1において、
I/Oポート9から出力レベル固定回路15へは、端子
Pmが出力端子と入力端子との何れに設定されているか
を示す入出力の判定信号が出力されるようになってお
り、端子Pmが出力端子として設定されている場合に
は、上記判定信号が論理“1”に該当するハイレベルと
なり、端子Pmが入力端子として設定されている場合に
は、上記判定信号が論理“0”に該当するローレベルと
なる。
【0027】そして、図1に示すように、出力レベル固
定回路15は、CPU3が動作を停止している際に端子
Pmから出力すべきハイ(=論理“1”)又はロー(=
論理“0”)のレベル(以下、動作停止中レベルとい
う)が、当該マイコン1の製造時において記憶される埋
め込みデータ記憶部21(記憶部に相当)と、その埋め
込みデータ記憶部21に記憶された動作停止中レベルと
CPU3が端子Pmについて設定した出力レベルの設定
値Domとの何れか一方を、I/Oポート9の出力指示
ラインLomに供給する切替回路23と、I/Oポート
9からの上記判定信号がハイレベルであり、且つ、低消
費動作制御回路13からの上記報知信号がハイレベルで
ある場合に、切替回路23が埋め込みデータ記憶部21
に記憶された動作停止中レベルの方をI/Oポート9の
出力指示ラインLomへ供給するようにし、そうでない
場合(即ち、上記判定信号と報知信号とが両方共にハイ
レベルではない場合)には、切替回路23がCPU3に
よる設定値Domの方をI/Oポート9の出力指示ライ
ンLomへ供給するようにする切替制御用の論理回路2
5とを備えている。
【0028】ここで、埋め込みデータ記憶部21は、切
替回路23によってI/Oポート9の出力指示ラインL
omに接続される当該記憶部21側の信号ライン(つま
り、図1において、切替回路23の2つの接点のうち、
上側の接点に接続された信号ライン)Lsmを、ハイレ
ベルである電源電圧(=5V)とローレベルである接地
電位(=0V)との何れかに接続するものである。そし
て、動作停止中レベルをハイレベル(=論理“1”)と
して記憶させるならば、上記信号ラインLsmは電源電
圧に接続され、逆に、動作停止中レベルをローレベル
(=論理“0”)として記憶させるならば、上記信号ラ
インLsmは接地電位に接続される。
【0029】以上のような本実施形態のマイコン1にお
いて、端子Pmが出力端子に設定されているならば、出
力レベル固定回路15が以下のように機能する。まず、
CPU3が動作状態である場合には、低消費動作制御回
路13から出力レベル固定回路15への報知信号がロー
レベルとなるため、出力レベル固定回路15の切替回路
23が、CPU3による端子Pmについての出力レベル
の設定値DomをI/Oポート9の出力指示ラインLo
mに供給する。よって、端子Pmからは、そのCPU3
による設定値Domのレベルが出力されることとなる。
【0030】これに対して、CPU3が停止状態となっ
ている場合には、上記報知信号がハイレベルとなるた
め、出力レベル固定回路15の切替回路23が、埋め込
みデータ記憶部21に記憶された動作停止中レベルをI
/Oポート9の出力指示ラインLomに供給する。よっ
て、端子Pmからの出力レベルは、CPU3による設定
値Domに関係なく、埋め込みデータ記憶部21に記憶
されている動作停止中レベルにハードウェア的に固定さ
れることとなる。
【0031】このため、本実施形態のマイコン1にれ
ば、CPU3を停止状態にしたままでも、端子Pmの出
力レベルを確実に動作停止中レベルに維持させることが
できる。よって、端子からの出力レベルの安定維持を、
より少ない消費電力で実現することができる。
【0032】また、本実施形態のマイコン1では、CP
U3の動作停止中には、該CPU3の動作クロックであ
る高周波数のメインクロックも停止することとなるた
め、端子からの出力レベルの安定維持を、より一層少な
い消費電力で実現することができる。
【0033】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまで
もない。例えば、 上記実施形態のマイコン1では、複
数の各端子を特定の端子として、その各々に出力レベル
固定回路15を設けるようにしたが、出力レベル固定回
路15は、1つの端子だけに設けるようにしても良い。
つまり、出力レベル固定回路15を設ける端子及びその
数は、適宜決定すれば良い。
【0034】また、上記実施形態のマイコン1では、C
PU3が動作を停止してからタイマ時間が経過した時に
CPU3を起床させるようにしたが、CPU3を起床さ
せる起床条件としては、他の条件でも良い。例えば、低
消費動作制御回路13は、マイコン1への所定の入力信
号がハイ又はローのうちの特定のレベルに変化した時
に、起床条件が成立したとしてCPU3を起床させる、
というように構成しても良い。
【0035】また例えば、低消費動作制御回路13は、
CPU3によってセットされたタイマ時間が経過した時
と、そのタイマ時間が経過するまでの間に、マイコン1
への所定の入力信号が特定のレベルに変化した時との、
両方の場合にCPU3を起床させる、というように構成
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のマイコンの構成を表すブロック図
である。
【図2】 従来例を説明する説明図である。
【符号の説明】
1…マイコン(マイクロコンピュータ)、3…CPU、
5…ROM、7…RAM、9…I/Oポート、11…メ
インクロック発生回路、13…低消費動作制御回路、1
3a…レジスタ、15…出力レベル固定回路、17…サ
ブクロック発生回路、21…埋め込みデータ記憶部、2
3…切替回路、25…切替制御用の論理回路、Pm…端

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムに従い動作するCPUを備え
    ると共に、前記CPUを動作状態と停止状態とに遷移さ
    せることが可能なマイクロコンピュータであって、 前記CPUが停止状態となっている間、当該マイクロコ
    ンピュータの特定の端子からの出力レベルを、その出力
    レベルの前記CPUによる設定値に拘わらず、予め記憶
    部に記憶されているレベルに固定する出力レベル固定回
    路が設けられていること、 を特徴とするマイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のマイクロコンピュータ
    において、 前記記憶部には、当該マイクロコンピュータの製造時に
    前記レベルが記憶されること、 を特徴とするマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のマイクロ
    コンピュータにおいて、 前記CPUを動作させるためのメインクロックを生成す
    るメインクロック生成手段と、 前記メインクロックよりも周波数が低いサブクロックを
    受けて動作すると共に、前記CPUが停止状態へと遷移
    する際に出力する動作要求を受けると、前記メインクロ
    ック生成手段の動作を停止させ、その後、特定の起床条
    件が成立すると、前記メインクロック生成手段の動作を
    再開させて前記CPUを停止状態から動作状態へと起床
    させる低消費動作制御手段と、 を備えていることを特徴とするマイクロコンピュータ。
JP2002095823A 2002-03-29 2002-03-29 マイクロコンピュータ Pending JP2003296293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002095823A JP2003296293A (ja) 2002-03-29 2002-03-29 マイクロコンピュータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002095823A JP2003296293A (ja) 2002-03-29 2002-03-29 マイクロコンピュータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003296293A true JP2003296293A (ja) 2003-10-17

Family

ID=29387311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002095823A Pending JP2003296293A (ja) 2002-03-29 2002-03-29 マイクロコンピュータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003296293A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008052699A (ja) * 2006-07-28 2008-03-06 Denso Corp マイクロコンピュータ及び制御システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008052699A (ja) * 2006-07-28 2008-03-06 Denso Corp マイクロコンピュータ及び制御システム
JP4715760B2 (ja) * 2006-07-28 2011-07-06 株式会社デンソー マイクロコンピュータ及び制御システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6467042B1 (en) Method and/or apparatus for lowering power consumption in a peripheral device
KR101429674B1 (ko) 시스템 온 칩에서 전력 소모를 감소시키기 위한 장치 및방법
US9261937B2 (en) Information processing apparatus and power supply control circuit
US9444456B2 (en) Circuit and method for powering an integrated circuit having first and second power regulators respectively configured and arranged to provide regulated power at main and standby power levels
JP5231047B2 (ja) 制御装置
TW200528970A (en) Wake-up reset circuit
CN107231386B (zh) 应用状态转换方法、装置及移动终端
KR100433532B1 (ko) 전원 관리 장치 및 방법
US6996732B2 (en) Method of and apparatus for achieving “watch dog” functions in microcontrollers and microcomputers and the like, required to shut down for extended periods of time for energy-conservation purposes
CN115220557A (zh) 电源开启系统、电源开启方法、可读存储介质及电子设备
JP2003296293A (ja) マイクロコンピュータ
KR100726595B1 (ko) 엔진제어유닛의 재가동 장치 및 방법
US20060232397A1 (en) Apparatus, system and method capable of very low power operation in a sensor network
JP2011008698A (ja) マイクロコンピュータ及びマイクロコンピュータシステム
JP3711849B2 (ja) マイクロコンピュータ
JP2002202830A (ja) マイクロコンピュータ
KR100619845B1 (ko) 이동통신 단말기 제어기의 클럭 장치
JP3879523B2 (ja) マイクロコンピュータ
JP2004274336A (ja) ネットワークシステム
JP3903716B2 (ja) マイクロコンピュータ
CN116414467A (zh) 一种低功耗快速唤醒的方法
JP2006505849A (ja) マイクロコントローラの回路構成およびリモートコントロールレシーバの動作方法
JPH06161617A (ja) 情報処理装置のための電力供給制御装置
CN116009678A (zh) 一种时钟切换方法及切换电路
JP2006023803A (ja) Cpuの消費電力削減方法およびコンピュータシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060704

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061219