JP3912029B2 - 自動車のダッシュモジュール取付構造および取付方法 - Google Patents

自動車のダッシュモジュール取付構造および取付方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ステアリングメンバを主体として各種部品が組み付けられるダッシュモジュールが、車体のダッシュ部に取り付けられる自動車のダッシュモジュール取付構造および取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の車体組立工程において、車体のダッシュ回りの各種部品、すなわち空調ユニット,ダクト,インストルメントパネル,オーディオユニットおよび電装系などは、車体に対して順次個別に組み付ける方法から、近年では、上記各種部品を、あらかじめ車幅方向に延長されるステアリングメンバを中心としてひとまとめにしてダッシュモジュールとして、車室内に搬入して組み付ける方法が採用されている(例えば、特開平6−199152号および特開平8−318760号公報参照)。
【0003】
上記したダッシュモジュールは、ステアリングメンバの車幅方向両端に設けた各ブラケットを車体側にボルトにより締結することで固定する。図18は、ステアリングメンバ1の運転席側での取付構造を示している。車体3の運転席側のフロントピラー5には、2本の位置決めピン7が設けられる一方、ステアリングメンバ1の端部に設けたブラケット9には、前記各位置決めピン7を受け入れる切欠溝11が設けられている。
【0004】
位置決めピン7に切欠溝11を引っ掛けて仮保持した状態で、ボルト13をフロントピラー5のボルト挿入孔5aに挿入してブラケット9のナット15に締結することで、運転席側のステアリングメンバ1が車体3に固定される。
【0005】
一方、図19は、ステアリングメンバ1の助手席側での取付構造を示している。車体3側にはメンバ取付ブラケット17が設けられる一方、ステアリングメンバ1には前記メンバ取付ブラケット17に固定されるブラケット19が設けられている。
【0006】
ステアリングメンバ1のブラケット19を車体3側のメンバ取付ブラケット17に整合させてボルト21を二つのボルト挿入孔19aに挿入してメンバ取付ブラケット17のねじ孔17aに締結することで、助手席側のステアリングメンバ1が車体3に固定される。
【0007】
上記したダッシュモジュールは、各種部品が組み付けられて重量物となっているので、人手による車内への搭載は困難で、このためダッシュモジュールを把持して搬送する多軸アームを備えた助力装置が通常用いられる。この助力装置によりダッシュモジュールを把持した状態では、助力装置に設けた位置決めピン23がブラケット19の位置決め孔19bに挿入されている。
【0008】
助力装置により把持したダッシュモジュールを車内に搬入してそのダッシュ部にセットする際に、助力装置の位置決めピン23を、メンバ取付ブラケット17の位置決め孔17bに挿入して位置決めを行った状態で、前記したボルト21の締結作業を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来の取付構造では、特にダッシュモジュールに空調ユニットが組み付けられるタイプのものは、空調ユニットに設けられている2本の突起物であるヒータパイプを、ダッシュパネルに設けた貫通孔に挿入してエンジンルーム側に突出させる必要がある。
【0010】
ところが、ダッシュモジュールには、ステアリングメンバを始め他の組み付け部品を覆うようなインストルメントパネルが組み付けられることから、このインストルメントパネルによって上記ヒータパイプのダッシュパネル貫通孔への挿入部位が目視できず、ヒータパイプが、ダッシュパネルに当接したり、貫通孔の周縁を擦ったりしてヒータパイプおよびダッシュパネルを損傷させる場合がある。
【0011】
そこで、この発明は、ダッシュモジュールを車体に組み付ける際に、ダッシュモジュールと車体側のダッシュパネルとのいずれか一方に設けた突起物の、他方に設けた挿入孔への挿入部位が目視できなくても、突起物を挿入孔へ容易かつ確実に挿入できるようにすることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、ステアリングメンバを主体として各種部品が組み付けられたダッシュモジュールと車体側のダッシュパネルとのいずれか一方に挿入孔が、いずれか他方に前記挿入孔に挿入されて車体前後方向へ突出する突起物がそれぞれ設けられ、前記ステアリングメンバの車幅方向両端のうち少なくとも一方の端部と、これに対応する車体側とのいずれか一方に、車幅方向に延長される位置決めピンを設け、他方にはこの位置決めピンを受け入れる車体前後方向に延長される案内溝を設け、前記突起物および案内溝のそれぞれの車体前後方向長さを、前記ダッシュモジュールの車体への取り付け時に、前記案内溝が前記位置決めピンを受け入れた後に、前記ダッシュモジュールをさらに前方に移動させることで、前記突起物が前記挿入孔に挿入されるよう設定し、前記案内溝の終端は、上下いずれかの方向に伸びて前記位置決めピンが入り込む位置決め凹部を備え、前記位置決めピンおよび前記案内溝は、車体上下方向に一対設けられ、前記上下二つの案内溝のうち少なくともいずれか一方の終端は、前記位置決め凹部よりさらに車体前後方向に伸びる水平逃げ部が形成されている構成としてある。
【0013】
このような構成の自動車のダッシュモジュール取付構造によれば、ダッシュモジュールを車内のダッシュ部に取り付ける際には、ステアリングメンバと車体とのいずれか他方に設けた案内溝に、一方に設けた位置決めピンを入り込ませ、この状態でダッシュモジュールを前方へ押し込むことで、位置決めピンが案内溝に対し車体前後方向に相対移動して案内され、この案内過程で、ダッシュモジュールとダッシュパネルとのいずれか他方に設けた突起物が、一方に設けた挿入孔に挿入される。
また、位置決めピンが、案内溝に案内されてその終端に達し、位置決め凹部に入り込むことで、ダッシュモジュールは車体に対して位置決めされる。
さらに、位置決めピンは、案内溝に案内されて相対移動し、その終端の水平逃げ部に入り込むことで、位置決めピンの車体前後方向位置のばらつきを吸収する。
【0014】
請求項2の発明は、請求項1の発明の構成において、前記ステアリングメンバの車幅方向両端のうち一方の端部と、これに対応する車体側とのいずれか一方に、車幅方向に延長される位置決めピンを設け、他方にはこの位置決めピンを受け入れる車体前後方向に延長される案内溝を設け、前記ステアリングメンバの車幅方向両端のうち他方の端部と、これに対応する車体側とのいずれか一方に、車体前後方向に延長される仮保持爪を設け、他方にはこの仮保持爪を受け入れてダッシュモジュールを車体に対して仮保持させる仮保持孔を設け、前記仮保持爪付近を車体前方へ向け締結具にて締結する構成としてある。
【0015】
上記構成によれば、ダッシュモジュールを車内のダッシュ部に取り付ける際には、ステアリングメンバと車体とのいずれか一方に設けた仮保持爪が、他方に設けた仮保持孔に入り込んで、ダッシュモジュールが車体に仮保持される。ここで例えば、ダッシュモジュールを車内に搬入してダッシュ部の正規の取付位置まで押し込む際に、ダッシュモジュールを把持搬送する助力装置を使用する場合には、助力装置を車体に仮保持されているダッシュモジュールから外した状態で、ダッシュモジュールを車体に締結具により締結固定できる。
【0016】
請求項3の発明は、請求項2の発明の構成において、前記突起物および前記仮保持爪のそれぞれの車体前後方向長さを、ダッシュモジュールの車体への取り付け時に、前記仮保持孔が前記仮保持爪を受け入れた後に、前記ダッシュモジュールをさらに前方に移動させることで、前記突起物が前記挿入孔に挿入されるよう設定した構成としてある。
【0017】
上記構成によれば、仮保持爪が仮保持孔に挿入されてダッシュモジュールと車体との位置合わせが終了した後に、突起物が挿入孔に挿入される。
【0019】
請求項4の発明は、請求項1ないしのいずれか1項の発明の構成において、ステアリングメンバの端部に、案内溝を備えて車体に固定されるブラケットを設ける一方、車体側には位置決めピンを設けた構成としてある。
【0020】
上記構成によれば、ダッシュモジュールを車内のダッシュ部に取り付ける際には、ステアリングメンバの端部に設けたブラケットの案内溝に、車体側の位置決めピンが入り込む。
【0021】
請求項5の発明は、請求項2または3の発明の構成において、ステアリングメンバの端部に、仮保持爪を備えて車体に固定される仮保持爪取付ブラケットを設ける一方、車体側には仮保持孔を設けた構成としてある。
【0022】
上記構成によれば、ダッシュモジュールを車内のダッシュ部に取り付ける際には、ステアリングメンバの端部に設けた仮保持爪が、車体側の仮保持孔入り込む。
【0027】
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれか1項の発明の構成において、一対の案内溝のうち水平逃げ部を備えた側の位置決め凹部と前記水平逃げ部との間は、凸状の曲線部で連続した構成としてある。
【0028】
上記構成によれば、逃げ部に入り込んだ位置決めピンは、曲線部に沿って位置決め凹部にスムーズに入り込む。
【0029】
請求項の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項の発明の構成において、位置決めピンおよび案内溝は、車体上下方向に一対設けられ、前記上下二つの案内溝のうち少なくともいずれか一方の位置決め凹部は、上下方向にさらに延びる上下逃げ部を備えた構成としてある。
【0030】
上記構成によれば、位置決めピンは、案内溝に案内されて相対移動し、その終端から位置決め凹部に入り込み、続いて上下逃げ部に入り込むことで、位置決めピンの車体上下方向位置のばらつきを吸収する。
【0031】
請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれか1項の発明の構成において、ダッシュパネルと、挿入孔もしくは突起物を備えてダッシュモジュールに組み付けられた部品とのいずれか一方に位置決め孔が、いずれか他方に前記位置決め孔に挿入される部品位置決めピンがそれぞれ設けられ、この部品位置決めピンは、車幅方向に延長される位置決めピンが案内溝の位置決め凹部に達するより以前に、前記位置決め孔に挿入される構成としてある。
【0032】
上記構成によれば、部品位置決めピンが、位置決め孔に挿入された後に、位置決めピンが案内溝の位置決め凹部に達して、位置決め凹部に入り込む。
【0035】
請求項9の発明は、請求項2,3,5のいずれか1項の発明の構成において、突起物周囲のダッシュモジュールおよびダッシュパネルのいずれかと、挿入孔周囲との間には、ダッシュモジュールが車体の正規位置に取り付けられた状態で圧接されて、挿入孔をシールするシール材が設けられ、仮保持爪が仮保持孔に係合してダッシュモジュールが車体に仮保持された際に、前記シール材が圧縮されない状態を保持する構成としてある。
【0036】
上記構成によれば、仮保持爪を仮保持孔に係合させてダッシュモジュールを車体に仮保持させた状態から、ステアリングメンバをダッシュパネルの前面にボルトなどにより締結すると、ダッシュモジュールのダッシュパネルへの接近に伴ってシール材が圧縮される。
【0037】
請求項10の発明は、請求項1ないし9のいずれか1項の発明の構成において、突起物は、ダッシュモジュールに組み付けられた部品に設けられ、挿入孔は、前記突起物がダッシュパネルを貫通する貫通孔である構成としてある。
【0038】
上記構成によれば、ダッシュモジュールを車内のダッシュ部に取り付ける際には、ダッシュモジュールに組み付けられた部品の突起物が、ダッシュパネルの貫通孔に挿入されてエンジンルーム側に突出する。
【0039】
請求項11の発明は、請求項10の発明の構成において、部品は空調用ユニットであり、突起物は、エンジンルーム側に突出する配管である構成としてある。
上記構成によれば、ダッシュモジュールを車内のダッシュ部に取り付ける際には、空調用ユニットの配管がダッシュパネルの貫通孔に挿入されてエンジンルーム側に突出する。
【0040】
請求項12の発明は、請求項1ないし11のいずれか1項の発明の構成において、ステアリングメンバに設けられてステアリングコラムが固定されているステアリングコラムマウントブラケットが、ダッシュパネルに設けたサポートブラケットに固定されている構成としてある。
【0041】
上記構成によれば、ダッシュモジュールを車体のダッシュ部に取り付ける際に、ステアリングメンバにステアリングコラムマウントブラケットを介して固定されているステアリングコラムが、ステアリングコラムマウントブラケットを介してダッシュパネルのサポートブラケットに固定される。
【0042】
請求項13の発明は、請求項12の発明の構成において、ステアリングコラムマウントブラケットとサポートブラケットとを相互に固定する際の固定作業面が車体後方側の下方を向くよう傾斜している構成としてある。
【0043】
上記構成によれば、固定作業面が真下に向くことによる固定作業性の悪化および、固定作業面が車体後方に向くことによる固定用工具のステアリングコラムとの干渉が、それぞれ回避される。
【0044】
請求項14の発明は、請求項12または13の発明の構成において、サポートブラケットは、ダッシュモジュールを車体に取り付ける際にステアリングコラムマウントブラケットに押されて撓む構成としてある。
【0045】
上記構成によれば、ダッシュモジュールを車体のダッシュ部に取り付ける際に、ステアリングメンバ側のステアリングコラムマウントブラケットが、ダッシュパネル側のサポートブラケットに接触してサポートブラケットを撓ませる。
【0046】
請求項15の発明は、ステアリングメンバを主体として各種部品が組み付けられるダッシュモジュールを、車体のダッシュ部に取り付ける自動車のダッシュモジュール取付方法において、前記ステアリングメンバの車幅方向両端のうち一方の端部と、これに対応する車体側とのいずれか一方に設けられて、車幅方向に延長される位置決めピンを、他方に設けられて車体前後方向に延長される案内溝に案内させるとともに、前記ステアリングメンバの車幅方向両端のうち他方の端部と、これに対応する車体側とのいずれか一方に設けられて、車体前後方向に延長される仮保持爪を、他方に設けた仮保持孔に挿入して前記ダッシュモジュールを車体に対して仮保持させ、前記位置決めピンが案内溝に案内されかつ前記仮保持爪が仮保持孔に挿入された後に、ダッシュモジュールをさらに前方に移動させることで、前記ダッシュモジュールに組み付けられている部品から前方へ突出する突起物が、ダッシュパネルに形成してある貫通孔に挿入され、前記案内溝の終端は、上下いずれかの方向に伸びて位置決めピンが入り込む位置決め凹部を備え、前記位置決めピンおよび案内溝は、車体上下方向に一対設けられ、前記上下二つの案内溝のうち少なくともいずれか一方の終端は、前記位置決め凹部よりさらに車体前後方向に伸びる水平逃げ部が形成され、この水平逃げ部により前記位置決めピンの車体前後方向位置のばらつきを吸収する
【0047】
上記取付方法によれば、ダッシュモジュールに組み付けられている部品から前方へ突出する突起物が、ダッシュパネルの貫通孔に挿入される際には、位置決めピンが案内溝に案内されかつ、仮保持爪が仮保持孔に挿入されているので、前記突起物が、ダッシュパネルに当接したり、貫通孔周縁を擦ることがなく、貫通孔にスムーズに挿入される。
【0048】
請求項16の発明は、請求項15の発明の自動車のダッシュモジュール取付方法において、ダッシュモジュールを車体に取り付ける際に、ステアリングメンバに設けられてステアリングコラムが固定されているステアリングコラムマウントブラケットが、ダッシュパネルに設けたサポートブラケットを押すことにより撓ませる取付方法としてある。
【0049】
上記取付方法によれば、ダッシュモジュールを車体のダッシュ部に取り付ける際に、ステアリングメンバ側のステアリングコラムマウントブラケットが、ダッシュパネル側のサポートブラケットに接触してサポートブラケットを撓ませる。
【0050】
請求項17の発明は、請求項16の発明の自動車のダッシュモジュール取付方法において、位置決めピンが案内溝に案内されている途中で、ステアリングコラムマウントブラケットがサポートブラケットに接触し、その後の取付作業の過程で前記サポートブラケットが撓む取付方法としてある。
【0051】
上記取付方法によれば、ダッシュモジュールを車体のダッシュ部に取り付ける際に、ステアリングメンバと車体側とのいずれか一方に設けた位置決めピンが同他方に設けた案内溝に案内されている途中で、ステアリングメンバ側のステアリングコラムマウントブラケットが、ダッシュパネル側のサポートブラケットに接触してサポートブラケットを撓ませることになる。
【0052】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、ダッシュモジュールを車内のダッシュ部に取り付ける際に、ダッシュモジュールと車体との間で、位置決めピンを案内溝に案内させ、その後ダッシュモジュールと車体側のダッシュパネルとのいずれか一方に設けた挿入孔に、いずれか他方に設けた突起物が挿入されるようにしたので、突起物は、挿入孔周囲に当接したり、挿入孔周縁を擦ることがなく、挿入孔への挿入作業を容易かつ確実に行うことができる。
また、案内溝の終端は、上下いずれかの方向に伸びて位置決めピンが入り込む位置決め凹部を備えているので、位置決めピンを位置決め凹部に入り込ませることで、ダッシュモジュールを車体に対して位置決めすることができる。
さらに、位置決めピンおよび案内溝は、車体上下方向に一対設けられ、この上下二つの案内溝のうち少なくともいずれか一方の終端は、位置決め凹部よりさらに車体前後方向に延びる水平逃げ部が形成されているので、位置決めピンが水平逃げ部に入り込むことで、位置決めピンの車体前後方向位置のばらつきを吸収することができる。
【0053】
請求項2の発明によれば、ダッシュモジュールを車内のダッシュ部に取り付ける際に、ダッシュモジュールと車体との間で、仮保持爪を仮保持孔に挿入してダッシュモジュールを車体に仮保持するようにしたので、ダッシュモジュールを車内に搬入してダッシュ部の取付位置まで押し込む際に、助力装置を使用する場合には、助力装置を車体に保持されているダッシュモジュールから外した状態で、ダッシュモジュールを車体に締結固定でき、作業スペースが大きくとれて作業性が向上する。
【0054】
請求項3の発明によれば、突起物および仮保持爪のそれぞれの車体前後方向長さを、ダッシュモジュールの車体への取り付け時に、仮保持孔が仮保持爪を受け入れた後に、ダッシュモジュールをさらに前方に移動させることで、突起物が挿入孔に挿入されるよう設定したので、ダッシュモジュールを車内のダッシュ部に取り付ける際に、突起物は、挿入孔周囲に当接したり、挿入孔周縁を擦ることがなく、挿入孔への挿入作業を容易かつ確実に行うことができる。
【0056】
請求項4の発明によれば、ステアリングメンバの端部に、案内溝を備えたブラケットを設ける一方、車体側には位置決めピンを設けたので、ダッシュモジュールを車内のダッシュ部に取り付ける際に、ステアリングメンバ側の案内溝に車体側の位置決めピンが入り込んで案内された後に、突起物をダッシュパネルの挿入孔に挿入させることができる。
【0057】
請求項5の発明によれば、ステアリングメンバの端部に、仮保持爪を備えて車体に固定される仮保持爪取付ブラケットを設ける一方、車体側には仮保持孔を設けたので、ダッシュモジュールを車内のダッシュ部に取り付ける際に、ステアリングメンバ側の仮保持爪が車体側の仮保持孔に入り込んで、ダッシュモジュールを車体に仮保持させることができる。
【0060】
請求項の発明によれば、位置決め凹部と水平逃げ部との間は、凸状の曲線部で連続しているので、水平逃げ部に入り込んだ位置決めピンを、曲線部に沿って位置決め凹部にスムーズに入り込ませることができる。
【0061】
請求項の発明によれば、位置決めピンおよび案内溝は、車体上下方向に一対設けられ、この上下二つの案内溝のうち少なくともいずれか一方の位置決め凹部は、上下方向にさらに延びる上下逃げ部を備えているので、位置決めピンが、位置決め凹部から上下逃げ部に入り込むことで、位置決めピンの車体上下方向位置のばらつきを吸収することができる。
【0062】
請求項の発明によれば、ダッシュパネルと、挿入孔もしくは突起物を備えた部品とのいずれか一方に位置決め孔を、いずれか他方に前記位置決め孔に挿入される部品位置決めピンをそれぞれ設け、この部品位置決めピンは、車幅方向に延長される位置決めピンが案内溝の位置決め凹部に達するより以前に、前記位置決め孔に挿入されるようにしたので、位置決めピンが位置決め凹部に入り込んでダッシュモジュールが車体上下方向に移動しても、このときすでに部品位置決めピンが位置決め孔に挿入されていることから、突起物は挿入孔からずれることはなく、挿入孔に確実に挿入することができる。
【0064】
請求項の発明によれば、突起物周囲のダッシュモジュールおよびダッシュパネルのいずれかと、挿入孔周囲との間には、ダッシュモジュールが車体の正規位置に取り付けられた状態で圧接されて、挿入孔をシールするシール材が設けられ、仮保持爪が仮保持孔に係合してダッシュモジュールが車体に仮保持されたときに、前記シール材が圧縮されない状態を保持するようにしたので、ステアリングメンバをダッシュパネルの前面に締結具により締結する際には、仮保持された状態で行えるので、ダッシュモジュールを車体のダッシュパネルに押し付けた状態で行う必要がなく、作業性が向上する。
【0065】
請求項10の発明によれば、突起物は、ダッシュモジュールに組み付けられた部品に設けられ、挿入孔は、前記突起物がダッシュパネルを貫通する貫通孔としたので、ダッシュモジュールを車内のダッシュ部に取り付ける際に、部品に設けられている突起物が、ダッシュパネルに当接したり、貫通孔周縁を擦ることがなく、貫通孔への挿入作業を容易かつ確実に行うことができる。
【0066】
請求項11の発明によれば、ダッシュモジュールに組み付けられる部品は空調用ユニットであり、突起物は、エンジンルーム側に突出する配管としたので、ダッシュモジュールを車内のダッシュ部に取り付ける際に、空調用ユニットの配管が、ダッシュパネルに当接したり、貫通孔周縁を擦ることがなく、貫通孔への挿入作業を容易かつ確実に行うことができる。
【0067】
請求項12の発明によれば、ステアリングコラムが、ステアリングメンバに設けられているステアリングコラムマウントブラケットを介してダッシュパネル側のサポートブラケットに固定されているので、車両走行時などでのステアリングコラムの振動を抑えることができ、振動性能の向上を図ることができる。
【0068】
請求項13の発明によれば、ステアリングコラムマウントブラケットとサポートブラケットとを相互に固定する際の固定作業面が車体後方側の下方を向くよう傾斜しているので、ステアリングコラムマウントブラケットをサポートブラケットに固定する際の作業性が向上するとともに、固定用工具のステアリングコラムへの干渉を防止することができる。
【0069】
請求項14の発明によれば、サポートブラケットは、ダッシュモジュールを車体に取り付ける際に、ステアリングコラムマウントブラケットに押されて撓むので、ステアリングコラムマウントブラケットとサポートブラケットとを相互に固定する際の固定作業面が車体後方側の下方を向くよう傾斜している場合には、ダッシュモジュールが、車体への取付時にて車体前方へ移動した後、下方へ移動するような移動軌跡をとっても、車体前方への移動時にサポートブラケットが撓み、下方への移動時にはこの撓み分が復元してステアリングコラムマウントブラケットとサポートブラケットとの相互の固定作業面が正規に接触した状態となり、その後の固定作業を確実に行うことができる。また、上記サポートブラケットの撓みにより、ダッシュモジュールと車体との間の車体前後方向の寸法ばらつきを吸収する専用の機構が不要となり、簡素化した構成で上記ばらつきを吸収することができる。
【0070】
請求項15の発明によれば、ダッシュモジュールに組み付けられている部品から前方へ突出する突起物が、ダッシュパネルの貫通孔に挿入される際には、ダッシュモジュールと車体との間で、位置決めピンが案内溝に案内されかつ、仮保持爪が仮保持孔に挿入されているので、ダッシュモジュールに組み付けられている部品の突起物は、ダッシュパネルに当接したり、貫通孔周縁を擦ることがなく、貫通孔への挿入作業を容易かつ確実に行うことができる。
また、案内溝の終端は、上下いずれかの方向に伸びて位置決めピンが入り込む位置決め凹部を備えているので、位置決めピンを位置決め凹部に入り込ませることで、ダッシュモジュールを車体に対して位置決めすることができる。
さらに、位置決めピンおよび案内溝は、車体上下方向に一対設けられ、この上下二つの案内溝のうち少なくともいずれか一方の終端は、位置決め凹部よりさらに車体前後方向に延びる水平逃げ部が形成されているので、位置決めピンが水平逃げ部に入り込むことで、位置決めピンの車体前後方向位置のばらつきを吸収することができる。
【0071】
請求項16の発明によれば、サポートブラケットは、ダッシュモジュールを車体に取り付ける際に撓むので、ダッシュモジュールを車体のダッシュ部に取り付ける際の移動軌跡に対応できるとともに、ダッシュモジュールと車体との間の車体前後方向の寸法ばらつきを吸収する専用の機構が不要となり、簡素化した構成で上記ばらつきを吸収することができる。
【0072】
請求項17の発明によれば、位置決めピンが案内溝に案内されている途中で、ステアリングコラムマウントブラケットがサポートブラケットに接触し、その後このサポートブラケットが撓むので、ダッシュモジュールを車体のダッシュ部に取り付ける際の移動軌跡に確実に対応できるとともに、ダッシュモジュールと車体との間の車体前後方向の寸法ばらつきを確実に吸収することができる。
【0073】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0074】
図1は、この発明の実施の一形態に係わるもので、ダッシュモジュール25を車体27のダッシュパネル29に取り付ける前の状態を示す車両内部の側面図、図2は同平面図である。ただし、図2ではインストルメントパネル31は省略してある。このダッシュモジュール25は、図2中で左右方向(車幅方向)に延長されるステアリングメンバ33を主体として各種部品、すなわちインストルメントパネル31や空調ユニット35が組み付けられている。なお、ここでの車両は左ハンドル仕様とする。つまり、図2中で左側が運転席で同右側が助手席である。
【0075】
空調ユニット35のダッシュパネル29側には、突起物としての2本の配管であるヒータパイプ37が突出して設けられている。このヒータパイプ37は、ダッシュモジュール25を車体27の正規の位置に取り付けた状態で、ダッシュパネル29に形成してある挿入孔としての貫通孔29aに挿入されてエンジンルーム39側に突出した状態となり、エンジンルーム39内のヒータパイプに接続される。
【0076】
空調ユニット35のダッシュパネル29に対向する部位の、ヒータパイプ37の周囲には、貫通孔29aをシールするためのシール材40が装着されている。このシール材40は、ダッシュモジュール25を車体27の正規の位置に取り付けた状態で圧縮された状態となる。
【0077】
また、空調ユニット35の図2中で左右両端付近のダッシュパネル29に対向する位置には、位置決め孔41が形成され、この各位置決め孔41に対応してダッシュパネル29には、位置決め孔41に挿入される部品位置決めピン43が設けられている。なお、位置決め孔41をダッシュパネル29側に、部品位置決めピン43を空調ユニット35側に設けてもよい。
【0078】
前記ステアリングメンバ33の運転席側(図2中で左側)の端部には、この運転席側のステアリングメンバ33を車体27側に仮保持するためのブラケット45が設けられている。このブラケット45の前方の車体27におけるフロントピラー47のインナパネル内面には、車幅方向に延長される位置決めピン49,51が、車体27の上下方向に適宜間隔をおいて、2本突出して設けられている。
【0079】
図3は、上記ブラケット45をステアリングメンバ33とともに示した車体後方側から見た斜視図であり、ブラケット45の上部のダッシュパネル29側には、上部側の前記位置決めピン49が入り込んで案内される案内溝53が、車体後方に向けて延長して形成されている。案内溝53の終端53aには、上方に伸びる位置決め凹部55が形成されている。この位置決め凹部55に前記位置決めピン41が入り込むことで、ダッシュモジュール25が車体27に対して位置決めされた状態で仮保持されることになる。また、案内溝53の入口部分には、位置決めピン49を案内溝53に容易に入り込ませるためのテーパ部57,59が形成されている。
【0080】
なお、上記した位置決め凹部55は、車体下方に向けて伸びるよう形成してもよい。
【0081】
上記した案内溝53は、空調ユニット35のヒータパイプ37がダッシュパネル29の貫通孔29aに挿入される以前に、位置決めピン49が入り込むよう、車体前後方向長さが設定されている。つまり、ダッシュモジュール25を車体27に取り付ける際に、位置決めピン49が案内溝53に入り込み始めた後に、ヒータパイプ37がダッシュパネル29の貫通孔29aに挿入される。
【0082】
また、位置決め凹部55の車体前後方向位置は、位置決めピン49が位置決め凹部55に達するより以前に、部品位置決めピン43が空調ユニット35の位置決め孔41に挿入され始めるよう設定されている。
【0083】
ブラケット45のステアリングメンバ33より下部側のダッシュパネル29側には、下部側の前記位置決めピン51が入り込んで案内される案内溝61が、車体後方に向けて延長して形成されている。この案内溝61についても、空調ユニット35のヒータパイプ37がダッシュパネル29の貫通孔29aに挿入される以前に、位置決めピン51が入り込むよう、車体前後方向長さが設定されている。ただし、この案内溝61は、前記した上部の案内溝53より車体前後方向長さが短く、したって位置決めピン49が案内溝53に入り込んだ後に、案内溝61に入り込む。また、この案内溝61の上下幅寸法は、上部の案内溝53の上下幅寸法より広くなっている。
【0084】
上記案内溝61にも、その終端付近に上方に伸びる位置決め凹部63が形成されている。この位置決め凹部63に前記位置決めピン51が入り込むことで、ダッシュモジュール25が車体27に対して位置決めされて仮保持される。
【0085】
案内溝61の終端は、位置決め凹部63よりさらに車体後方側に伸びる水平逃げ部65が形成されている。この水平逃げ部65は、前記した案内溝53側の終端53aに設けてもよい。位置決め凹部63と水平逃げ部65との間は、凸状の曲線部としての円弧部66が形成されている。なお、上記した位置決め凹部63は、車体下方に向けて伸びるよう形成してもよい。
【0086】
また、位置決め凹部63は、ダッシュモジュール25が車体27の正規の位置に取り付けられた状態での位置決めピン51の位置より、さらに上方に隙間ができるよう上方に余裕を持った上下逃げ部63aが形成されている(後述の図7参照)。なお、前記位置決め凹部55についても同様に上方に余裕を持った上下逃げ部を形成してもよい。
【0087】
ブラケット45のステアリングメンバ33より上方部位および下方部位のステアリングメンバ33側には、ナット67が固着され、このナット67に対し、フロントピラー47におけるインナパネルの図2中で左側から、図示しないボルトを締結することで、ブラケット45が車体27に固定されることになる。
【0088】
前記ステアリングメンバ33の助手席側の端部には、仮保持爪取付ブラケット69が下方に向けて垂下して取り付けられている。図4は、上記仮保持爪取付ブラケット69をステアリングメンバ33とともに示した車体後方側から見た斜視図であり、仮保持爪取付ブラケット69の下端付近には、助手席側のステアリングメンバ33を車体27側に仮保持するための仮保持爪71がダッシュパネル29側に向けて突出して設けられている。上記仮保持爪71に対応して車体27側のフロントピラー47のインナパネルにはメンバ取付ブラケット73が固定されている。
【0089】
メンバ取付ブラケット73は、フロントピラー47に固定される固定部75と、固定部75に対して直角に形成される仮保持部77とを有し、この仮保持部77には、前記仮保持爪71が挿入される上下方向に長い矩形状の仮保持孔79が形成されるとともに、仮保持爪取付ブラケット69を図示しない締結具であるボルトにより仮保持部77に固定するナット81が固着されている。
【0090】
仮保持爪71は、車体前後方向の中央よりやや車体後方側の下部に、仮保持用の段部83が形成されている。仮保持爪71を仮保持孔79に挿入してこの段部83が仮保持部77より前方へ入り込んだ状態でステアリングメンバ33が車体27側に仮保持されることとなる。
【0091】
仮保持爪71の車体前後方向の中央よりやや車体後方側の上部には、テーパ状のガイド部85が形成されている。このガイド部85の立ち上がり部85aは、段部83より仮保持爪取付ブラケット69側に位置している。つまり、段部83が仮保持孔79aを通して仮保持部77より前方へ入り込み、仮保持爪71が仮保持爪取付ブラケット69に対して下方に移動した後に、さらに仮保持爪71が前方に移動すると、ガイド部85が仮保持孔79の上縁79aに当接した後、上縁7aに対して摺動してガイドされる。
【0092】
仮保持爪71における上記段部83およびガイド部85を境にして先端側および基端側の上下方向のそれぞれの寸法は、仮保持孔79の上下方向の寸法とほぼ同じか、僅かに小さく設定されている。仮保持爪71の先端部には、仮保持爪71の仮保持孔79への挿入が容易となるようテーパ面87,89が形成されている。
【0093】
上記した仮保持爪71は、空調ユニット35のヒータパイプ37がダッシュパネル29の貫通孔29aに挿入され始める以前に、先端のテーパ面87,89より後方側が仮保持孔79に入り込むよう、車体前後方向長さが設定されている。つまり、ダッシュモジュール25を車体27に取り付ける際に、仮保持爪71の先端のテーパ面87,89より後方側が仮保持孔79に入り込み始めた後に、ヒータパイプ35がダッシュパネル29の貫通孔29aに挿入される。
【0094】
また、仮保持爪71は、段部83が仮保持部77より前方へ入り込んだ直後の状態では、前記図1に示したシール材40は圧縮されない状態となっている。
【0095】
次に、上記したダッシュモジュール25の車体27への取付方法を説明する。ダッシュモジュール25を、図示しない助力装置により車体後方側から把持した状態で車内に搬入してダッシュパネル29の前方(車体後方側)に位置する状態とし、この状態からダッシュモジュール25を徐々に車体前方へ移動させると、まず、図1に示すように、助手席側の仮保持爪71の先端が車体27側の仮保持孔79に入り込み始める。
【0096】
さらに前方に移動させると、図5に示すように、仮保持爪71が仮保持孔79にガイドされつつ運転席側の上部の案内溝53が車体27側の対応する位置決めピン49の受け入れを開始する。その後さらに前方への移動により、下部の案内溝61が対応する位置決めピン51の受け入れを開始した後、図6に示すように、ヒータパイプ37がダッシュパネル29の貫通孔29aに挿入し始める。
【0097】
このように、ヒータパイプ37が貫通孔29aに挿入し始めるときには、すでに位置決めピン49,51が案内溝53,61にそれぞれ入り込んで案内されるとともに、仮保持爪71が仮保持孔79に挿入されて案内されているので、ヒータパイプ37の貫通孔29aへの挿入部位が直接目視できなくても、ヒータパイプ37は、ダッシュパネル29に当接したり、貫通孔29aの周縁を擦ることがなく、貫通孔29aへの挿入作業を容易かつ確実に行うことができる。
【0098】
ダッシュモジュール25をさらに車体前方へ移動させると、ヒータパイプ37が貫通孔29aに対し前方へ移動するとともに、ダッシュパネル29側の部品位置決めピン43が空調ユニット25の位置決め孔41に入り込み始める。その後さらに前方へ移動させると、まず上部の位置決めピン49が案内溝53の終端53aに達した後に、下部の位置決めピン51が案内溝61の終端に達し、さらにこれとほぼ同時に、仮保持爪71は段部83が仮保持孔79に入り込む。これにより、図7に示すように、ステアリングメンバ33は、位置決めピン49,51が位置決め凹部55,63にそれぞれ入り込んでブラケット45が下方に移動するとともに、仮保持爪71も下方に移動し、ダッシュモジュール25は全体として車体後方側が車体27に対して下方に移動して仮保持された状態となる。
【0099】
ダッシュモジュール25の車体後方側が車体27に対し下方に移動する時点では、すでにダッシュパネル29側の部品位置決めピン43が空調ユニット25の位置決め孔41に入り込んでいるので、このとき空調ユニット25の前端側の下方への移動はほとんどなく、ヒータパイプ37の先端はダッシュパネル29の貫通孔29aからずれることはない。
【0100】
仮保持爪71が仮保持孔79に対して仮保持状態(図7の状態)となっているときには、仮保持爪71が設けられているステアリングメンバ33の助手席側の端部は、車体27に対する車体前後方向の正規の取付位置に対して車体後方に位置しており、一方ステアリングメンバ33の運転席側は車体前後方向で正規の位置にあるので、この時点でステアリングメンバ33(ダッシュモジュール25)は、図2中で右側の助手席側が、同左側の運転席側に対して車体後方側となるよう傾斜した状態となっている。
【0101】
この状態から図4における仮保持爪取付ブラケット69のボルト挿入孔69aに図示しないボルトを挿入してメンバ取付ブラケット73のナット81に締結することで、シール材40が徐々に圧縮されつつ仮保持爪取付ブラケット69が、ステアリングメンバ33とともに前方へ移動する。図8は、このボルト締結後の状態を示している。さらに運転席側も図示しないボルトをブラケット45のナット67に締結することで、図9および図10に示す取り付け完了の状態となる。
【0102】
仮保持爪取付ブラケット69をメンバ取付ブラケット73にボルト締結する際には、仮保持爪71が仮保持孔79に挿入されかつ、位置決めピン49,51が位置決め凹部55,63に入り込み、ダッシュモジュール25が車体27に仮保持されているので、助力装置によるダッシュモジュール25に対する把持は解除でき、このため助力装置を車外に移動させることで、前記締結作業が広いスペースで行えて容易となる。
【0103】
また、仮保持状態での仮保持爪71は、その段部83によって仮保持孔79に引っ掛かった状態となっているので、上記締結作業の際に、圧縮されるシール材40の反力に対抗してダッシュモジュール25を前方へ押さえ込む必要がなく、締結作業が容易となる。
【0104】
運転席側のブラケット45における下部の案内溝61は、終端に水平逃げ部65が形成されているので、位置決めピン49,51に車体前後方向位置のばらつきがあっても、位置決めピン51が水平逃げ部65に入り込むことで、前記ばらつきを吸収することができ、位置決めピン51が水平逃げ部65に入り込む分ダッシュモジュール25を車体前後に余計に移動でき、位置決めピン49,51を位置決め凹部55,63に確実に入り込ませることができる。水平逃げ部65に入り込んだ位置決めピン51は、円弧部66に沿って位置決め凹部63にスムーズに入り込み、仮保持状態への移行が確実になされる。
【0105】
また、下部の案内溝61の位置決め凹部63は、ダッシュモジュール25が車体27の正規の位置に取り付けられた状態での位置決めピン51の位置より、さらに上方に隙間ができるよう上方に余裕を持った上下逃げ部63a(図7参照)が形成されているので、位置決めピン49,51に車体上下方向位置のばらつきがあっても、位置決めピン51が上下逃げ部63aに入り込むことで、前記ばらつきを吸収することができ、位置決めピン49,51を位置決め凹部55,63に確実に入り込ませることができる。
【0106】
また、案内溝53は、車体前後方向に長く形成してあることから、位置決めピン49を受け入れる部位がより車体前方側に位置することになって作業者にとって目視しやすくなり、位置決めピン49を案内溝53に挿入する作業がより確実となる。
【0107】
上記した実施の形態においては、ダッシュパネル29は1枚としてあるが、これを2枚として車室内の遮音性を高めるようにした車体についても、この発明を適用できる。図11は、ダッシュパネルを車体前後方向に例えば30mm程度の間隔をおいて2枚設けた車体に使用される運転席側のブラケット45の要部を示している。このブラケット45の案内溝53に対し、ヒータパイプ37が1枚目のダッシュパネルの貫通孔に挿入されたときの位置決めピン49の位置がAで、2枚目のダッシュパネルの貫通孔に挿入されたときの位置決めピン49の位置がBである。
【0108】
なお、車体27側の位置決めピン49,51および仮保持孔79をステアリングメンバ33側に、ステアリングメンバ33側の案内溝53,61および仮保持爪71を車体27側にそれぞれ設けてもよい。
【0109】
また、運転席側における位置決めピン49,51と案内溝53,61とによる取付構造を助手席側に設けてもよく、助手席側における仮保持爪71と仮保持孔79とによる取付構造を運転席側に設けてもよい。
【0110】
さらに、ダッシュパネル29を貫通する突起物を備えた部品としては、空調ユニット35に限ることはない。また、上記突起物をダッシュパネル29側に設け、この突起物が挿入される貫通孔を、挿入孔としてダッシュモジュール25側すなわちダッシュモジュール25に組み付けられている部品に設ける構成としてもよい。
【0111】
図12〜図17は、この発明の他の実施形態に係わるもので、図12は、前記した図2に相当する平面図、図13は、図12のC−C断面図である。この実施形態は、前記図2ではダッシュモジュール25に組み付けられる部品として省略してあったステアリングコラム91を、ダッシュパネル29側に固定する構造としたものである。
【0112】
ステアリングコラム91は、ステアリングメンバ33に溶接などにより固定されたステアリングコラムマウントブラケット93(アッパマウントブラケット95,96およびロワマウントブラケット97,98)に支持され、このステアリングコラムマウントブラケット93の下部が、ダッシュパネル29に取り付けられているサポートブラケット99の下部に固定される構造である。
【0113】
ステアリングコラムマウントブラケット93の二つのアッパマウントブラケット95,96は、図14の分解斜視図で示すように、ステアリングメンバ33の長手方向に沿って設けられ、車体後方側に向けて突出するボルト101を備えている。一方、ステアリングコラム91の上部にはアッパブラケット103が固定されており、このアッパブラケット103のフランジ105に設けた取付孔105aに上記したボルト101を挿入してナット107で締結する。
【0114】
ステアリングコラムマウントブラケット93の二つのロワマウントブラケット97,98も、ステアリングメンバ33の長手方向に沿って設けられている。このうち一方のロワマウントブラケット98には、アッパマウントブラケット95,96と同様に、ボルト109が車体後方側に向けて突出して設けられ、他方のロワマウントブラケット97にはボルト挿通孔111が形成されている。
【0115】
一方、ステアリングコラム91の下部にはロワブラケット113が固定されており、このロワブラケット113の左右の取付フランジ115には、取付孔115aがそれぞれ形成されている。そして、図14中で右側の取付孔115aに上記した一方のロワマウントブラケット98のボルト109を挿通してナット107で締結する。
【0116】
ステアリングコラム91は、上記した二つのアッパマウントブラケット95,96および一つのロワマウントブラケット98に、アッパブラケット103およびロワブラケット113をナット107により3箇所締結することで、ステアリングメンバ33に固定保持されて一体化し、これによりダッシュモジュールに組み込まれた状態となる。
【0117】
ステアリングコラムマウントブラケット93のボルト挿通孔111を備えた他方のロワマウントブラケット97を、図15に斜視図として示す。このロワマウントブラケット97は、ステアリングメンバ33に上部が溶接固定される本体部117と、本体部117の下部に一体化し、サポートブラケット99に図14に示してあるボルト119により固定される固定部121とを有している。
【0118】
本体部117は、左右の側板117aの上端が、ステアリングメンバ33の円形の外周面に整合するよう凹状の円弧部117bとして形成され、左右の側板117aの車体後方側の縁部相互は、連結板117cにより連結されている。固定部121は、上記側板117aと同一面を形成する固定部側板121aと、固定部側板121a相互を連結し、連結板117cに対して車体後方側(図15中で紙面表側)が凹部となるよう屈曲形成されてサポートブラケット99に接触する固定部連結板121bとを備えている。
【0119】
そして、本体部117の側板117aの連結板117cと反対側の縁部および、固定部121の固定部側板121aの固定部連結板121bと反対側の縁部には、フランジ117dおよびフランジ121cがそれぞれ形成され、各フランジ117d,121c相互は、車体後方側(図15中で紙面表側)が凹部となるよう屈曲形成されている。
【0120】
ステアリングコラムマウントブラケット93の一方のロワマウントブラケット98は、上記した他方のロワマウントブラケット97のボルト挿通孔111に代えてボルト109を備える点が異なるのみで、他の形状はロワマウントブラケット98と同様である。
【0121】
図16は、サポートブラケット99の斜視図である。このサポートブラケット99は、中央主体面123と、中央主体面123から垂直に立ち上がる左右の内側面125と、内側面125から側方に向けて垂直に屈曲する左右の前面部127と、前面部127から上記内側面125に対向して平行な外側面129とをそれぞれ有し、下端部に前記したロワマウントブラケット97の固定部連結板121bが面接触する固定面131が形成されている。この固定面131に前記図14に示してあるボルト119が挿通されるボルト挿通孔131aが形成されるとともに、その裏側に、ボルト119が締結されるウェルドナット133が設けられている。
【0122】
また、上記した固定面131は、サポートブラケット99がダッシュパネル29に取り付けられた状態で、前面部127に対し車体後方側が凸となるよう屈曲形成され、車体後方側の下方を向くよう傾斜した状態となっている。
【0123】
中央主体面123の上端には、中央主体面123に対し車体後方側が凹となるよう屈曲して図13に示してあるダッシュパネル29の上部固定部135に接触する取付面137が連続して形成されている。この取付面137には、取付面137を上部固定部135にボルト締結するためのボルト挿入孔137aが形成されている。
【0124】
外側面129は、上部に切欠部139が形成され、この切欠部139の上縁には、外側面129に対し外側に向けて垂直に屈曲形成される取付面141が設けられている。この取付面141は、図13に示すように、上記したダッシュパネル29の上部固定部135に対して車体前方側の斜め下方に向けて屈曲して形成される下部固定部143に接触して固定されるもので、ボルト締結のためのボルト挿入孔141aが形成されている。
【0125】
取付面137および取付面141のダッシュパネル29(上部固定部135および下部固定部143)に対するそれぞれのボルト締結は、ダッシュパネル29側にスタッドボルトをあらかじめ設けておき、このスタッドボルトにナットを締結してもよく、またダッシュパネル29側にウェルドナットを設けておき、このウェルドナットにボルトを締結するようにしてもよい。
【0126】
次に、上記した他の実施形態によるダッシュモジュール25の車体27への取付方法を説明する。ここでのダッシュモジュール25は、ステアリングコラム91がアッパブラケット103およびロワブラケット113を介してステアリングメンバ33側のステアリングコラムマウントブラケット93に三つのナット107により固定されて取り付けられており、この状態で、図1の実施形態と同様にして車体27のダッシュ部に取り付けられる。
【0127】
この取り付け作業の過程において、例えば、図11にて示すブラケット45の案内溝53に対し、位置決めピン49がDで示す位置にあるとき、つまり位置決めピン49が位置決め凹部55に入り込む直前の状態で、ロワマウントブラケット97の固定部連結板121bがサポートブラケット99の固定面131に接触する。この接触開始時には、図17(a)に示すように、ロワマウントブラケット97は、サポートブラケット99に対して正規の固定位置より上方に位置し、ボルト挿通孔111が、サポートブラケット99のボルト挿通孔131aに整合せず、ずれた状態となっている。
【0128】
この状態から、さらにダッシュモジュール25を車体前方側に押し込むと、これに伴いロワマウントブラケット97が、図17(b)の二点鎖線位置まで車体前方側に移動し、この移動によりサポートブラケット99が車体前方に向けて押されることで、サポートブラケット99は二点鎖線位置となるよう撓むことになる。その後位置決めピン49が図11で示してある位置決め凹部55に入り込むとほぼ同時に、ダッシュモジュール25全体が下方に移動し、これに伴いロワマウントブラケット97も、図17(b)に示すように、二点鎖線位置から下方に移動して実線位置となる。
【0129】
図17(b)にてロワマウントブラケット97が実線位置となった状態では、サポートブラケット99は、上記した撓みが復元し、実線で示してある位置にほぼ戻った状態となる。この状態は、ロワマウントブラケット97の固定面121bがサポートブラケット99の固定面131に正規に接触した状態であり、ロワマウントブラケット97のボルト挿通孔111とサポートブラケット99のボルト挿通孔131aとが整合することになる。
【0130】
このように、ダッシュモジュール25を車体27のダッシュ部に取り付ける際に、ダッシュモジュール25が車体前方側へ移動した後、下方へ移動するという軌跡をとっても、サポートブラケット99がロワマウントブラケット97に押されて撓み、その後この撓みがほぼ復元した状態となるので、取付作業を確実に行うことができる。
【0131】
図17(b)にてロワマウントブラケット97が実線位置となった状態で、ボルト119を、ロワブラケット113の取付孔115aおよびロワマウントブラケット97のボルト挿通孔111に順次挿通させ、サポートブラケット99のウェルドナット133に締結する。この締結作業については、ロワマウントブラケット97の固定面121bとサポートブラケット99の固定面131とが相互に接触している固定作業面が、車体後方側の下方を向くよう傾斜しているので、容易でありかつ、その締結作業に使用する図13に示してある固定用工具145のステアリングコラム91への干渉を防止することができ、締結作業を確実に行うことができる。
【0132】
また、サポートブラケット99がステアリングコラムマウントブラケット93に押されて撓むことにより、ダッシュモジュール25と車体27との間の寸法ばらつきを吸収でき、このためこのばらつきを吸収する専用の機構が不要となり、簡素化した構成で上記ばらつきを吸収することができる。
【0133】
このようにして、ステアリングコラム91がステアリングコラムマウントブラケット93を介してダッシュパネル29側のサポートブラケット99に固定されることで、車両走行時などでのステアリングコラム91の振動が抑えられ、ステアリングコラム91の振動性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態に係わるダッシュモジュールを車体のダッシュパネルに取り付ける前の状態を示す車体内部の側面図である。
【図2】図1のダッシュモジュールを車体のダッシュパネルに取り付ける前の状態を示す車体内部の平面図である。
【図3】図1のダッシュモジュールにおける案内溝を備えたブラケットをステアリングメンバとともに示した斜視図である。
【図4】図1の仮保持爪を備えた仮保持爪取付ブラケットをステアリングメンバとともに示した斜視図である。
【図5】助手席側の仮保持爪の先端が車体側の仮保持孔に入り込み始めた状態を示す動作説明図である。
【図6】空調ユニットのヒータパイプがダッシュパネルの貫通孔に挿入し始めた状態を示す動作説明図である。
【図7】ダッシュモジュールが車体に対して仮保持された状態を示す動作説明図である。
【図8】仮保持爪取付ブラケットが車体側のメンバ取付ブラケットに固定された状態を示す斜視図である。
【図9】ダッシュモジュールを車体に取付完了した状態を示す動作説明図である。
【図10】ダッシュモジュールを車体に取付完了した状態を示す平面図である。
【図11】ダッシュパネルを車体前後方向に所定間隔をおいて2枚設けた車体に使用される運転席側のブラケットと位置決めピンとの位置関係を示説明図である。
【図12】この発明の他の実施形態に係わる、図2に相当する平面図である。
【図13】図12のC−C断面図である。
【図14】図12の実施形態におけるステアリングメンバとステアリングコラムの分解斜視図である。
【図15】図12の実施形態のステアリングコラムマウントブラケットにおけるロワマウントブラケットの斜視図である。
【図16】図12の実施形態におけるサポートブラケットの斜視図である。
【図17】図12の実施形態におけるダッシュモジュールを車体に取り付ける際のステアリングコラムマウントブラケットとサポートブラケットの移動軌跡を示す動作説明図である。
【図18】従来例に係わるステアリングメンバの運転席側ブラケットを介しての取付構造を示す斜視図である。
【図19】従来例に係わるステアリングメンバの助手席側ブラケットを介しての取付構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
25 ダッシュモジュール
27 車体
29 ダッシュパネル
29a 貫通孔(挿入孔)
33 ステアリングメンバ
35 空調ユニット(各種部品)
37 ヒータパイプ(突起物、配管)
40 シール材
41 位置決め孔
43 部品位置決めピン
45 ブラケット
49,51 位置決めピン
53,61 案内溝
55,63 位置決め凹部
63a 上下逃げ部
65 水平逃げ部
66 円弧部(曲線部)
69 仮保持爪取付ブラケット
71 仮保持爪
79 仮保持孔
91 ステアリングコラム
93 ステアリングコラムマウントブラケット
99 サポートブラケット

Claims (17)

  1. ステアリングメンバを主体として各種部品が組み付けられたダッシュモジュールと車体側のダッシュパネルとのいずれか一方に挿入孔が、いずれか他方に前記挿入孔に挿入されて車体前後方向へ突出する突起物がそれぞれ設けられ、前記ステアリングメンバの車幅方向両端のうち少なくとも一方の端部と、これに対応する車体側とのいずれか一方に、車幅方向に延長される位置決めピンを設け、他方にはこの位置決めピンを受け入れる車体前後方向に延長される案内溝を設け、前記突起物および案内溝のそれぞれの車体前後方向長さを、前記ダッシュモジュールの車体への取り付け時に、前記案内溝が前記位置決めピンを受け入れた後に、前記ダッシュモジュールをさらに前方に移動させることで、前記突起物が前記挿入孔に挿入されるよう設定し、前記案内溝の終端は、上下いずれかの方向に伸びて前記位置決めピンが入り込む位置決め凹部を備え、前記位置決めピンおよび前記案内溝は、車体上下方向に一対設けられ、前記上下二つの案内溝のうち少なくともいずれか一方の終端は、前記位置決め凹部よりさらに車体前後方向に伸びる水平逃げ部が形成されていることを特徴とする自動車のダッシュモジュール取付構造。
  2. 前記ステアリングメンバの車幅方向両端のうち一方の端部と、これに対応する車体側とのいずれか一方に、車幅方向に延長される位置決めピンを設け、他方にはこの位置決めピンを受け入れる車体前後方向に延長される案内溝を設け、前記ステアリングメンバの車幅方向両端のうち他方の端部と、これに対応する車体側とのいずれか一方に、車体前後方向に延長される仮保持爪を設け、他方にはこの仮保持爪を受け入れてダッシュモジュールを車体に対して仮保持させる仮保持孔を設け、前記仮保持爪付近を車体前方へ向け締結具にて締結する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の自動車のダッシュモジュール取付構造。
  3. 前記突起物および前記仮保持爪のそれぞれの車体前後方向長さを、ダッシュモジュールの車体への取り付け時に、前記仮保持孔が前記仮保持爪を受け入れた後に、前記ダッシュモジュールをさらに前方に移動させることで、前記突起物が前記挿入孔に挿入されるよう設定したことを特徴とする請求項2に記載の自動車のダッシュモジュール取付構造。
  4. ステアリングメンバの端部に、案内溝を備えて車体に固定されるブラケットを設ける一方、車体側には位置決めピンを設けたことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の自動車のダッシュモジュール取付構造。
  5. ステアリングメンバの端部に、仮保持爪を備えて車体に固定される仮保持爪取付ブラケットを設ける一方、車体側には仮保持孔を設けたことを特徴とする請求項2または3に記載の自動車のダッシュモジュール取付構造。
  6. 一対の案内溝のうち水平逃げ部を備えた側の位置決め凹部と前記水平逃げ部との間は、凸状の曲線部で連続していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の自動車のダッシュモジュール取付構造。
  7. 位置決めピンおよび案内溝は、車体上下方向に一対設けられ、前記上下二つの案内溝のうち少なくともいずれか一方の位置決め凹部は、上下方向にさらに延びる上下逃げ部を備えていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の自動車のダッシュモジュール取付構造。
  8. ダッシュパネルと、挿入孔もしくは突起物を備えてダッシュモジュールに組み付けられた部品とのいずれか一方に位置決め孔が、いずれか他方に前記位置決め孔に挿入される部品位置決めピンがそれぞれ設けられ、この部品位置決めピンは、車幅方向に延長される位置決めピンが案内溝の位置決め凹部に達するより以前に、前記位置決め孔に挿入されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の自動車のダッシュモジュール取付構造。
  9. 突起物周囲のダッシュモジュールおよびダッシュパネルのいずれかと、挿入孔周囲との間には、ダッシュモジュールが車体の正規位置に取り付けられた状態で圧接されて、挿入孔をシールするシール材が設けられ、仮保持爪が仮保持孔に係合してダッシュモジュールが車体に仮保持された際に、前記シール材が圧縮されない状態を保持することを特徴とする請求項2,3,5のいずれか1項に記載の自動車のダッシュモジュール取付構造。
  10. 突起物は、ダッシュモジュールに組み付けられた部品に設けられ、挿入孔は、前記突起物がダッシュパネルを貫通する貫通孔であることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の自動車のダッシュモジュール取付構造。
  11. 部品は空調用ユニットであり、突起物は、エンジンルーム側に突出する配管であることを特徴とする請求項10記載の自動車のダッシュモジュール取付構造。
  12. ステアリングメンバに設けられてステアリングコラムが固定されているステアリングコラムマウントブラケットが、ダッシュパネルに設けたサポートブラケットに固定されていることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の自動車のダッシュモジュール取付構造。
  13. ステアリングコラムマウントブラケットとサポートブラケットとを相互に固定する際の固定作業面が車体後方側の下方を向くよう傾斜していることを特徴とする請求項12記載の自動車のダッシュモジュール取付構造。
  14. サポートブラケットは、ダッシュモジュールを車体に取り付ける際にステアリングコラムマウントブラケットに押されて撓むことを特徴とする請求項12または13記載の自動車のダッシュモジュール取付構造。
  15. ステアリングメンバを主体として各種部品が組み付けられるダッシュモジュールを、車体のダッシュ部に取り付ける自動車のダッシュモジュール取付方法において、前記ステアリングメンバの車幅方向両端のうち一方の端部と、これに対応する車体側とのいずれか一方に設けられて、車幅方向に延長される位置決めピンを、他方に設けられて車体前後方向に延長される案内溝に案内させるとともに、前記ステアリングメンバの車幅方向両端のうち他方の端部と、これに対応する車体側とのいずれか一方に設けられて、車体前後方向に延長される仮保持爪を、他方に設けた仮保持孔に挿入して前記ダッシュモジュールを車体に対して仮保持させ、前記位置決めピンが案内溝に案内されかつ前記仮保持爪が仮保持孔に挿入された後に、ダッシュモジュールをさらに前方に移動させることで、前記ダッシュモジュールに組み付けられている部品から前方へ突出する突起物が、ダッシュパネルに形成してある貫通孔に挿入され、前記案内溝の終端は、上下いずれかの方向に伸びて位置決めピンが入り込む位置決め凹部を備え、前記位置決めピンおよび案内溝は、車体上下方向に一対設けられ、前記上下二つの案内溝のうち少なくともいずれか一方の終端は、前記位置決め凹部よりさらに車体前後方向に伸びる水平逃げ部が形成され、この水平逃げ部により前記位置決めピンの車体前後方向位置のばらつきを吸収することを特徴とする自動車のダッシュモジュール取付方法。
  16. ダッシュモジュールを車体に取り付ける際に、ステアリングメンバに設けられてステアリングコラムが固定されているステアリングコラムマウントブラケットが、ダッシュパネルに設けたサポートブラケットを押すことにより撓ませることを特徴とする請求項15に記載の自動車のダッシュモジュール取付方法。
  17. 位置決めピンが案内溝に案内されている途中で、ステアリングコラムマウントブラケットがサポートブラケットに接触し、その後の取付作業の過程で前記サポートブラケットが撓むことを特徴とする請求項16に記載の自動車のダッシュモジュール取付方法。
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