JP3909664B2 - 自動二輪車の燃料供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車の燃料供給装置に関し、特に、燃料タンクから燃料噴射装置に燃料を供給する自動二輪車の燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
燃料噴射装置に燃料タンクから燃料を供給するための燃料ポンプは、種々の位置に設けられる。燃料タンクの内部に燃料ポンプを配置するインタンク式のものとして、実公平5−34265号公報、特開平1−257686号公報に記載されたものが知られる。前者のものではポンプユニットを燃料タンクの上方より挿入して該燃料タンク内に固定する。後者のものでは、ポンプユニットを燃料タンクの底面より挿入して該燃料タンク内に固定する。また、燃料タンクから離れた位置に燃料ポンプを配置するインライン式として、特公昭63−1232号公報に記載された装置が知られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のインタンク式の場合、燃料ポンプが燃料に浸された状態になることから、燃料によって変質しにくい耐燃料材料を使用するとか、耐燃料構造を採用するとかの対応が必要である。また、燃料ポンプを燃料タンク内に固定するためのホルダが必要となるので、燃料タンク内部の構造が複雑になる。さらに、燃料ポンプ内で調圧された燃料ポンプから外部に配管するための接続部材や、燃料ポンプ用の電源を燃料タンク外から供給するための接続部材を前記ホルダに設ける必要がある。
【0004】
インライン式の場合、燃料タンクおよび燃料噴射装置間に、燃料ポンプやストレーナが設けられるので、燃料タンクからストレーナ、ストレーナから燃料ポンプ、燃料ポンプから燃料噴射装置までのそれぞれの間の配管が多くなるし、互いを結合する結合部も多くなる。また、燃料ポンプを燃料タンクから離して設けると、調圧後のリターン分の燃料を燃料タンクに戻す配管が必要となる。このように、インタンク式およびインライン式のいずれにおいても、部品点数が多くなり、構造も繁雑になる。
【0005】
本発明の目的は、上記従来の課題に鑑み、燃料タンクや燃料供給用配管の簡素化を図ることができる自動二輪車の燃料供給装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、燃料吸入口を燃料タンク内に臨ませた姿勢で該燃料タンク底部の外面に取付けた燃料ポンプを備えた点に第1の特徴がある。また、本発明は、前記燃料吸入口を前記燃料タンクの底部側面から該燃料タンク内に臨ませた点に第2の特徴がある。また、本発明は、燃料タンク底部から下方に向けて膨出させた燃料溜まり部を設け、該燃料溜まり部の外壁面に燃料ポンプを取り付けた点に第3の特徴がある。
【0007】
さらに、本発明は、前記燃料ポンプが、前記燃料吸入口および吐出口につながるポンプ室と、前記ポンプ室に配置されたインペラと、前記ポンプ室および前記吐出口間の流路の圧力が予定値以上のときに該流路の燃料を前記燃料タンクに環流させる調圧用リリーフバルブとを有し、前記インペラを駆動するモータ部が、前記インペラに結合されたマグネット付きロータと、前記ロータを収容するハウジングと、前記マグネットに対向する位置にあって前記ハウジングの外に設けられたステータコイルとを備えたブラシレスモータである点に第4の特徴がある。
【0008】
上記特徴によれば、吸入口が燃料タンク内に臨んでいるので、別途に導管を設けることなく燃料タンクから燃料ポンプへ燃料を吸入することができる。また、燃料ポンプが燃料タンクの外面に取り付けられているので、燃料ポンプが燃料に接する部分を少なくすることができる。したがって、多くの部分が耐燃料材料でなくてもすみ、材料選択や構造の自由度が増す。
【0009】
また、第3の特徴によれば、残燃料が少なくなったときにも、燃料溜まり部に溜まった燃料を燃料ポンプで吸入できる。
【0010】
さらに、第4の特徴によれば、ステータコイルを、ハウジングを介してロータと分離することができる。また、ブラシレスモータの採用により、高圧用フィルタが不要となり、燃料ポンプの小型化が図られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る燃料供給装置を有する自動二輪車の要部分解側面図である。自動二輪車のフレームは車体前部(図面左側)に位置する図示しないヘッドパイプに前端を結合されるメインフレーム1と、メインフレーム1から斜め後方に延びる上部リヤフレーム2および下部リヤフレーム3とからなる。上部リヤフレーム2はブラケット5でメインフレーム1に結合され、下部リヤフレーム3はブラケット7でメインフレーム1に結合される。上部リヤフレーム2および下部リヤフレーム3は車体後方寄りで互いに結合される。
【0012】
メインフレーム1の下方にはエンジン6が配置される。エンジン6はメインフレーム1の下部に、ブラケット4,5およびブラケット7で懸架される。エンジン6と各ブラケット4,5,7とはそれぞれボルト・ナット8,9,10を介して結合される。エンジン6はヘッド部11、シリンダ部12、およびクランク部13からなる。ヘッド部11の吸気ポート14には、車体前方に延びる吸気管15が結合される。吸気管15の途中には燃料噴射弁17が設けられる。
【0013】
上部リヤフレーム2には燃料タンク21が固定される。燃料タンク21は上部リヤフレーム2上に、ブラケット24,25で結合される。燃料タンク21の上部には、リッド26を有する燃料供給口が設けられる。燃料タンク21の下面には、燃料ポンプ19が装着される。燃料噴射弁17は樹脂チューブ20で燃料ポンプ19の吐出口に結合される。燃料ポンプ19の吸入口は燃料タンク21内に連通される。燃料ポンプ19の構造および燃料タンク21に対する装着構造の詳細は後述する。
【0014】
燃料ポンプ19に吸入されて圧力が高められた燃料は燃料ポンプ19から吐出され、樹脂チューブ20を通って燃料噴射弁17に圧送される。圧送された燃料は燃料噴射弁17が開弁したときに吸気管15内に噴射され、空気とともに吸気ポート14からエンジン6内に吸入される。
【0015】
燃料ポンプ19を燃料タンク21の外に配置したので、燃料ポンプを燃料タンク内に装着するのと異なり、燃料ポンプを燃料タンク内に保持するためのホルダ部材が不要になるので、燃料タンク21の構造が簡素化される。また、燃料ポンプ19のモータ部を燃料に浸漬させた状態で使用するのと異なり、耐燃料材料を使う必要が無くなるので、材料選択の自由度が広がる。
【0016】
次に、燃料ポンプ19を詳細に説明する。図1は、燃料タンク21に対する燃料ポンプ19の装着状態を示す側面図である。同図において、燃料ポンプ19は、燃料タンク21の底部に形成される開口から該燃料タンク21内側に向けて燃料吸入口381およびリリーフバルブ39を突出させた状態で燃料タンク21に装着される。前記燃料噴射弁17に接続される樹脂チューブ20の端部を燃料ポンプ19の吐出口に接続するためのコネクタ18が燃料ポンプ19に一体で形成される。なお、樹脂チューブ20の端部には、コネクタ18に組み合わされる形状を有する金属チューブ22が結合される。
【0017】
また、燃料ポンプ19の下部に設けられるモータ部27には、図示しないバッテリから電源を供給するためのリード線193が接続される。このリード線193の端部にはカプラ194が設けられ、カプラ194は対となる給電側のリード線のカプラ(図示しない)に結合される。燃料ポンプ19を燃料タンク21に取り付ける手段としては、後述するバヨネット式またはボルト・ナットによるもの等を適宜採用することができる。吸入口381を上部に配置して燃料タンク21の底面に燃料ポンプ19を装着することにより、燃料タンク21内の残燃料が少なくなるまで燃料を燃料噴射弁17に給送することができる。
【0018】
図3は燃料ポンプ19の平面図であり、図4は図3のA−A位置での断面図、図5は図3のB−B位置での断面図、図6は側面図である。燃料ポンプ19は、モータ部27とコントロール部28とを有する。モータ部27はブラシレスモータを構成する。モータ部27のハウジング29は、外環状凹部291と内環状凹部292を有する。外環状凹部291にはステータコイル30が収容され、内環状凹部292には、ロータマグネット31が収容される。ロータマグネット31は、ハウジング29の中心部に設けられるボス293に回転自在に支持されるロータ32に支持され、ステータコイル30に対向して配置される。ロータ32の軸33はボス293とともにハウジング29の蓋34によって回転自在に支持される。モータ部27には、ステータコイル30に回転磁界を生じさせる回路を有する基板35が固着される。この基板35に前記リード線193が接続される。基板35およびステータコイル30はキャップ36で覆われる。前記蓋34の上面は凹部となっていて、この凹部には、軸33の端部に固着されるインペラ37が収容される。すなわち、蓋34の凹部はポンプ室を構成する。
【0019】
コントロール部28のハウジング38には、吸入口381、調圧用のリリーフバルブ39、残圧保持用のチェックバルブ40、およびコネクタ18を有する吐出口382が設けられる。ハウジング38の、前記インペラ37との対向面には燃料流路用の溝(図示せず)が形成され、その一端は吸入口381の下端につながり、他端はチェックバルブ40を配置する流路383につながる。
【0020】
チェックバルブ40が配置される流路383は吐出口382につながる一方、チェックバルブ40の下流側で戻り流路384につながる。戻り流路384は、レギュレータ室385を経て燃料タンク21内につながる。レギュレータ室385に設けられるリリーフバルブ39の弁体391は、レギュレータ室385に保持(螺着)される栓41に摺動自在に支承される。栓41とリリーフバルブ39との間にはコイルばね42が介装され、リリーフバルブ39は流路383側へ弾力的に付勢される。
【0021】
吸入口381には、燃料フィルタ43が被せられる。燃料フィルタ43はベースプレート431を有し、このベースプレート431を、吸入口381を設けるボス386に嵌合することによってハウジング38に固定される。ハウジング38の上部には凹部が形成され、この凹部内には環状のパッキン44が配置される。このパッキン44は、燃料タンク21の底部外面とハウジング38との間の密閉を確保するために設けられる。
【0022】
ハウジング38には上縁387が設けられ、この上縁387は、燃料タンク21の底面に固着されるブラケット211に係合して、燃料ポンプ19を燃料タンク21に保持するために用いられる。上縁387はブラケット211に係合するための側面凹部388と、勾配部389とを有する(図6参照)。これらの作用は後述する。
【0023】
上記構造の燃料ポンプ19において、リード線193を通じてステータコイル30に給電して回転磁界を発生させると、この磁界はロータマグネット31に作用してロータ32を回転させる。ロータ32の回転とともにインペラ37が回転し、燃料タンク21内の燃料は吸入口381からハウジング38内に吸入される。吸入された燃料は圧力が高められ、流路383およびチェックバルブ40を経て吐出口382に至り、コネクタ18および樹脂チューブ20を経て燃料噴射弁17に給送される。
【0024】
リリーフバルブ39の働きにより、給送される燃料の圧力は燃料噴射弁17による燃料噴射に適した値に維持される。つまり、流路383内の圧力がリリーフバルブ39の開弁圧に達すると、リリーフバルブ39は開弁して流路383内の燃料は戻り流路384を通じて燃料タンク21に戻される。その結果、流路383内の圧力は低下する。流路383内の圧力がリリーフバルブ39の開弁圧以下に下がると、リリーフバルブ39は閉弁する。こうして、流路383内の圧力はリリーフバルブ39によって、燃料噴射に適した予定の圧力に維持される。
【0025】
続いて、燃料ポンプ19を燃料タンク21に確保するための取付構造を説明する。図7は、燃料ポンプの取付構造を示す燃料ポンプ19の底面図である。同図において、環状のブラケット211は、その内周方向に突出して前記ハウジング38の上縁387に係合する凸部212を有する。ブラケット211の円周方向での前記凸部212の配置ピッチと前記ハウジング38に設けられた側面凹部388の配置ピッチとは同一に設定される。
【0026】
この環状ブラケット211と前記上縁387との形状を利用して燃料ポンプ19はバヨネット式で燃料タンク21に取り付けられる。まず、燃料ポンプ19の上縁387を、側面凹部388が前記凸部212と対向するように位置あわせし、ブラケット211の凸部212を、凹部388により回避させて、燃料ポンプ19を燃料タンク21側に押し付ける。その後、ブラケット211と燃料タンク21との間で、上縁387をブラケット211の内周に沿って回動させる。そうすると、ブラケット211が上縁387の勾配部389に沿って変位するので、ブラケット211と上縁387とは勾配部389の勾配による楔効果で密着し、パッキン44を介して緊密を維持して互いに結合される。取付けに際する、ブラケット211の上縁387に対する動線mを図6に示す。
【0027】
燃料ポンプ19の取付けは、上記バヨネット式に限らず、例えば、ボルト・ナット式で行ってもよい。図8は、ボルト・ナット式の取付構造を示す要部断面図である。同図において、燃料タンク21の底面にブラケット213を固着する。ブラケット213にはボルト45が固着され、ボルト45にはナット46が螺合される。ナット46およびブラケット213間に固定用プレート47が挟まれる。固定用プレート47の端部はハウジング38の上縁387の下面に係合するように構成される。この構造により、ナット46をボルト45に対して螺送すると、固定用プレート47は上縁387に対してその下面に強く当接し、燃料ポンプ19の上面と燃料タンク21とが、パッキン44を介して緊密を維持して互いに結合される。
【0028】
以上は、燃料ポンプ19を燃料タンク21に対してその底面に装着する例を説明した。しかし、燃料ポンプ19を燃料タンク21の底面真下に装着するのに限らず、燃料タンク21の底面周囲の他の部材(フレーム等)との関係で適宜ずらして配置することができる。図9は、燃料ポンプ取付け位置の変形例を示す燃料タンク21の断面図である。同図において、燃料タンク21は、下部側面に燃料ポンプ19を装着するための取付面214を有する。燃料ポンプ19は、この取付面214に対して、それぞれ吸入口381が下側に、コネクタ18が上側に位置するように配置して取り付けられる。
【0029】
燃料ポンプ19の取付位置やそれに応じた取付構造および燃料タンク21の形状の変形は可能である。図10、図11は、取付位置を示すさらなる変形例を示す模式図である。これらの変形例では、燃料タンク21の底部に容積を小さくした燃料溜まり部215を設ける。そうして、そのように小さく形成した燃料溜まり部215に燃料ポンプ19を装着することにより、燃料残量が少ないときにも、燃料ポンプ19内に燃料を吸入できる。燃料溜まり部215は、他の隣接部材を考慮して、燃料タンク21底面の、任意の位置を選択して形成することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなとおり、請求項1〜請求項4の発明によれば、耐燃料特性を考慮した材料や構造を採用する部分が少なくなって、設計の自由度が増す。また、構造が簡素化するので耐久性等に対する信頼性が一層向上する。
【0031】
燃料ポンプが燃料タンクの外側に直接取り付けられるので、燃料の吸入および燃料噴射装置までの給送用配管が簡素化される。また、モータ部への電気配線も容易である。
【0032】
燃料ポンプ燃料タンクの外に燃料ポンプを設けたので、燃料タンクの構造が簡略化される。また、リリーフバルブで抜き取られる燃料は、燃料ポンプから燃料タンクへ直接環流できるので、環流用の配管が不要である。
【0033】
さらに、ブラシレスモータの採用により、高圧フィルタが不要であり、燃料ポンプを小型化できる。燃料ポンプが小型化することにより、燃料タンク側の取付面や取り付け孔等が小さくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る燃料供給装置の正面図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る燃料供給装置を含む自動二輪車の要部分解側面図である。
【図3】 燃料ポンプの平面図である。
【図4】 図3のA−A位置での断面図である。
【図5】 図3のB−B位置での断面図である。
【図6】 燃料ポンプの側面図である。
【図7】 燃料ポンプの底面図である。
【図8】 燃料ポンプの取付部の断面図である。
【図9】 第1の変形例に係る燃料供給装置の正面図である。
【図10】 第2の変形例に係る燃料供給装置の正面図である。
【図11】 第3の変形例に係る燃料供給装置の正面図である。
【符号の説明】
1…メインフレーム、 6…エンジン、 15…吸気管、 17…燃料噴射弁、18…コネクタ、 19…燃料ポンプ、 20…樹脂チューブ、 21…燃料タンク、 27…モータ部、 32…ロータ、 37…インペラ、 39…リリーフバルブ、 40…チェックバルブ、 381…吸入口
Claims (4)
- 車体フレームに搭載された燃料タンクから燃料噴射装置に燃料を供給する燃料ポンプを有する自動二輪車の燃料供給装置において、
前記燃料タンクが、底面に形成された開口を備え、
前記燃料ポンプが、燃料吸入口と、リリーフバルブを収容するレギュレータ室とが形成されたハウジングを備えているとともに、
前記燃料ポンプが、前記ハウジングから突出させた前記燃料吸入口および前記ハウジングから突出させたレギュレータ室の双方を、前記開口から燃料タンク内に臨ませた姿勢で、前記ハウジングの一面を該燃料タンク底部の外面に対向させて取り付けられていることを特徴とする自動二輪車の燃料供給装置。 - 車体フレームに搭載された燃料タンクから燃料噴射装置に燃料を供給する燃料ポンプを有する自動二輪車の燃料供給装置において、
前記燃料タンクが、底部側面に形成された開口を備え、
前記燃料ポンプが、燃料吸入口と、リリーフバルブを収容するレギュレータ室とが形成されたハウジングを備えているとともに、
前記燃料ポンプが、前記ハウジングから突出させた前記燃料吸入口および前記ハウジングから突出させたレギュレータ室の双方を、前記開口から燃料タンク内に臨ませた姿勢で、前記ハウジングの一面を該燃料タンク底部の外面に対向させて取り付けられていることを特徴とする自動二輪車の燃料供給装置。 - 車体フレームに搭載された燃料タンクから燃料噴射装置に燃料を供給する燃料ポンプを有する自動二輪車の燃料供給装置において、
前記燃料タンクが、底部から下方に向けて膨出させた燃料溜まり部と、該燃料溜まり部に形成された開口とを備え、
前記燃料ポンプが、燃料吸入口と、リリーフバルブを収容するレギュレータ室とが形成されたハウジングを備えているとともに、
前記燃料ポンプが、前記ハウジングから突出させた前記燃料吸入口および前記ハウジングから突出させたレギュレータ室の双方を、前記開口から燃料タンク内に臨ませた姿勢で、前記ハウジングの一面を前記溜まり部の外壁面に対向させて取り付けられていることを特徴とする自動二輪車の燃料供給装置。 - 前記燃料ポンプが、
前記吸入口および吐出口につながるポンプ室と、
前記ポンプ室に配置されたインペラと、
前記ポンプ室および前記吐出口間の流路に設けられた残圧保持用のチェックバルブとをさらに有し、
前記リリーフバルブが、前記流路の圧力が予定値以上のときに該流路の燃料を前記燃料タンクに環流させるように構成され、
前記インペラを駆動するモータ部が、
前記インペラに結合され、かつ前記ハウジングに収容されたマグネット付きロータと、
前記マグネットに対向する位置にあって前記ハウジングの外に設けられたステータコイルとを備えたブラシレスモータであるとともに、
前記流路が前記ハウジング内に形成されて、前記レギュレータ室とつながっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動二輪車の燃料供給装置。
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