JP2013029049A - 車両用燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成でベーパ排出孔からの逆流を阻止できる車両用燃料供給装置を得る。
【解決手段】燃料タンクの上部開口に装着されるフランジと、上記燃料タンクの燃料をストレーナを介して吸い込み、昇圧および吐出させる燃料ポンプと、この燃料ポンプから吐出された燃料を濾過する高圧フィルタと、この高圧フィルタで濾過された燃料の圧力を所定の範囲に維持するプレッシャーレギュレータとを備え、上記ストレーナの圧損が増大したときに、上記燃料の昇圧が行われるポンプ流路へ上記燃料タンクの燃料が流入することを防止する部材を、上記ポンプ流路に設けたベーパ排出孔を含めた上記燃料ポンプの底部に具備した。
【選択図】図4

Description

この発明は、車両用の内燃機関のインジェクタなどに燃料タンク内の燃料を圧送する車両用燃料供給装置に関し、詳しくは、ポンプ流路からベーパなどの気体の排出に関するものである。
燃料中に含まれる塵埃などの夾雑物を捕捉し、この燃料を、例えばエンジンに装着された燃料噴射装置のインジェクタに安定供給させるには、燃料ポンプの吸い込み口に具備された、例えばナイロンなどのメッシュによる比較的目の粗いストレーナによって、まずは燃料タンク内の夾雑物を取り除く。そして、このストレーナを通過あるいは燃料ポンプを構成するモータ部で発生するブラシ、コンミテータなどの摩耗粉を含めた夾雑物に対しては、燃料ポンプの下流側(燃料流路で見て、燃料ポンプの次段という意味)に配設した高圧フィルタ、例えば紙製の濾過エレメントで捕捉することが広く知られている。
なお、前述したインジェクタへの安定供給には、ポンプ流路において、昇圧させることが欠かせないが、このとき、燃料圧力が高い状態故に発生する、燃料蒸気としてのベーパを含む気泡(以下、ベーパと称す)も、燃料とともにインジェクタ側に吐出されてしまうと、インジェクタの燃料噴射量の誤差原因になりかねなかった。そこで、ポンプ流路にベーパ排出孔を具備することが広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、経年変化によりストレーナの吸込み圧損が増大すると、ベーパ排出孔近傍は負圧となり、このベーパ排出孔より燃料を吸い込んでしまう。言うまでもなく、この吸い込もうとする燃料は、本来の流路であるストレーナを経由していないため、塵埃も一緒に侵入してしまい、ポンプ室摩耗、さらには高圧フィルタの目詰まりの原因となっていた。そこで、ベーパ排出孔に、ベーパの排出を許容しかつ燃料の逆流を阻止する逆止弁を設けることが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−46562号公報(第4頁第22行〜第29行) 特開2010−144594号公報(第7頁第34行〜第36行)
特許文献2で開示されている逆止弁は、閉弁用スプリングを省略してコンパクト化を図りつつ、逆流時のボール弁の作動性も向上されているとはいえ、そもそも「弁」を配設することに伴う、フランジ、ひいては燃料タンクとの間に、ある程度のスペースを必要とし、燃料供給装置全体としてのコンパクト化、さらには燃料タンク内における、その設置の自由度に関して、まだまだ改善の余地があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成でベーパ排出孔からの逆流を阻止できる車両用燃料供給装置を得ることを目的とするものである。
この発明に係る車両用燃料供給装置は、燃料タンクの上部開口に装着されるフランジと、上記燃料タンクの燃料をストレーナを介して吸い込み、昇圧および吐出させる燃料ポンプと、この燃料ポンプから吐出された燃料を濾過する高圧フィルタと、この高圧フィルタで濾過された燃料の圧力を所定の範囲に維持するプレッシャーレギュレータとを備え、上記燃料の昇圧が行われるポンプ流路にベーパ排出孔を設け、かつ上記ストレーナの圧損が増大したときに、上記ポンプ流路へ上記燃料タンクの燃料が流入することを防止する部材が、上記ベーパ排出孔を含めた上記燃料ポンプの底部に具備されたものである。
この発明は以上説明したように、コンパクトでしかも安価な構成で、性能維持およびメンテナンス性に優れた車両用燃料供給装置を提供することができる。
この発明の実施の形態1における車両用燃料供給装置の外観斜視図である。 この発明の実施の形態1における燃料ポンプを示す断面図である。 図2における線A−Aに沿う断面図である。 図1における車両用燃料供給装置の分解斜視図である。 この発明の実施の形態1におけるリードバルブを示す平面図である。 この発明の実施の形態1におけるリードバルブを燃料ポンプに取着した斜視図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における車両用燃料供給装置(以下、燃料供給装置という)の外観斜視図、図2は燃料ポンプを示す断面図、図3はケーシングカバーを示す平面図であり、図2における線A−Aに沿う断面図に相当する。また、図4は図1における分解斜視図、図5はリードバルブを示す平面図、図6はこのリードバルブを燃料ポンプに取着した状態を示した外観斜視図である。
図1において、燃料供給装置101は、大別すると、図示しないインジェクタへの燃料ホースなどが接続される吐出パイプ1a、およびコネクタ1bを一体成形によって具備する絶縁性樹脂であるフランジ1、このフランジ1と例えばスナップフィットで係合されるフィルタ部2、燃料ポンプ3(図4参照)を保持するとともに、フィルタ部2と例えばスナップフィットで係合されるポンプホルダ4、燃料ポンプ3に嵌着されたストレーナ5(図4参照)を収納するとともに、ポンプホルダ4と例えばスナップフィットで係合されるチャンバー6により構成されている。
この燃料供給装置101は、図示しない車両の燃料タンク内に、フランジ1が燃料タンクの開口孔を塞ぐように収容されており、この燃料タンクから燃料ポンプ3によって吸入した燃料を、フィルタ部2に内設された高圧フィルタ2aを介してインジェクタ側に供給するものである。なお、ストレーナ5にて燃料タンク内の夾雑物を取り除き、取り切れなかったもの、あるいは、燃料ポンプ3を構成する整流子323(図2参照)などの摩耗粉を含めた夾雑物は、高圧フィルタ2aにて捕捉することは周知の通りである。また、フィルタ部2には、プレッシャーレギュレータ7(図4参照)が例えば図示しないOリングによって液密に嵌着されており、このプレッシャーレギュレータ7によって、インジェクタに供給される燃料の圧力が所定値に保たれることも、やはり周知の通りである。
なお、本発明では、所定値に保たれた結果、余剰となった燃料は、一旦、ポンプホルダ4に集められ、このポンプホルダ4に設けた図示しない排出孔からチャンバー6へ、さらに、ポンプホルダ4に併設された燃料貯留槽4aに一旦、貯留された燃料タンクの燃料を、この燃料貯留槽4aに設けたやはり図示しない排出孔からチャンバー6へ、それぞれ流入させることで、チャンバー6には絶えず燃料がある状態、言い換えると、ストレーナ5が燃料に浸されている状態を維持させるようにしている。これは、燃料タンクの燃料が少ないときに、加減速や姿勢変化によって油面が変化したとしても、その影響を受けずに確実に燃料ポンプ3で吸引できるようにしたことにほかならない。なお、これら加減速や姿勢変化があっても、貯留されたチャンバー6内の燃料が、このチャンバー6から飛び出ないよう、チャンバーカバー8によって、その開口部6a(図4参照)は閉じられている。
続いて、燃料ポンプ3の構成について、図2に基づき説明する。燃料ポンプ3は、ポンプ部31とこのポンプ部31を駆動する電磁駆動部としてのモータ部32とから構成されている。モータ部32はブラシ付きの直流モータであり、円筒状のハウジング33内に図示しない永久磁石を環状に配置し、この永久磁石の内周側へ同心円上に電機子321を配置した構成となっており、一方、ポンプ部31は、ケーシング本体311、ケーシングカバー312および回転体であるインペラ313などから構成されている。
前述したケーシング本体311およびケーシングカバー312は、例えばアルミのダイカスト成形により形成されており、これらケーシング本体311とケーシングカバー312により一つのケーシング部材(付番せず)が構成され、このケーシング部材内部にインペラ313が回転自在に収容されている。ケーシング本体311はハウジング33の一方の端部内側に圧入固定され、このケーシング本体311を被せつつハウジング33の一端にケーシングカバー312がかしめなどにより固定されている。ケーシング本体311の中心に軸受314が嵌着、また、ケーシングカバー312の中心にスラスト軸受315が圧入固定されることで、電機子321の回転シャフト322の一方の端部は、軸受314により回転自在に径方向に、また、スラスト軸受315によりスラスト方向の荷重が、それぞれ支持されている。なお、回転シャフト322の他方の端部は軸受34により回転自在に径方向に支持されている。
ケーシングカバー312に燃料吸入口312aが形成されており、周縁部に羽根片を形成したインペラ313が回転することにより、燃料タンク内の燃料がストレーナ5を通って、燃料吸入口312aからポンプ流路35に吸入されるのは周知の通りである。このポンプ流路35は、インペラ313の外周に沿い、ケーシング本体311とケーシングカバー312との間に略C字状に形成されている。なお、ポンプ流路35に吸入された燃料は、インペラ313の回転により昇圧され、モータ部32の燃料室324に圧送されるのも、やはり周知の通りである。
ここで、ケーシングカバー312の詳細について説明する。図3において、ケーシング本体311(図2参照)との対向面にC字状の燃料溝312bが形成されている。この燃料溝312bにより形成されポンプ流路35の一部を構成する溝通路351(前述した通り、ポンプ流路35は、この溝通路351と、ケーシング本体311側に設けた図示してしない溝通路351相当で構成される)は、燃料吸入口312aと連通する入口部351a、この入口部351aから徐々に通路幅が狭くなり、かつ通路深さが浅くなる導入通路部351b、およびこの導入通路部351bから溝通路351の終端351dに向かって形成された昇圧通路部351c、とからなる。また、溝通路351には、このケーシングカバー312を貫通し、ポンプ流路35と燃料ポンプ3外の燃料タンク内とを連通するベーパ排出孔312c(図2も参照)が形成されている。このベーパ排出孔312cは終端351dよりもインペラ313の反回転側に設けられており、その機能としては、ポンプ流路35で発生する燃料蒸気としてのベーパを、燃料タンクに排出することである。
次に、この燃料供給装置101の組立手順を図4に基づいて説明する。フランジ1とフィルタ部2を係合させたのち、フィルタ部2の燃料導入口2bに燃料ポンプ3の燃料吐出口3aを液密に嵌着させる。このとき、燃料ポンプ3の紙面上、下方向に当たる底部3bには、予めリードバルブ9を取着しておく。この状態で、燃料吸入口312aがポンプホルダ4の底面4bから覗くように、ポンプホルダ4をフィルタ部2に係合させれば、この燃料ポンプ3が支持されるとともに、プレッシャーレギュレータ7からの余剰燃料が、前述した排出孔から適切に排出できる位置に、このプレッシャーレギュレータ7も支持されることになる。そして、燃料吸入口312aにストレーナ5の接続管5aを嵌着させ、最後にポンプホルダ4へ、チャンバーカバー8を被せたチャンバー6を係合させる。
この燃料供給装置101の特に燃料供給に係わる動作については周知の通りである。すなわち、コネクタ1bと燃料ポンプ3のコネクタ36(図2参照)を図示しないリード線で接続したのち、このリード線を通じて燃料ポンプ3が駆動されると、インペラ313の回転により、燃料タンク内の燃料はストレーナ5を介して燃料吸入口312aに吸入・昇圧され、燃料吐出口3aより吐出される。そして、この吐出された燃料は、高圧フィルタ2a、吐出パイプ1a、さらには図示しない燃料ホースを経て、内燃機関のインジェクタなどへ供給される。一方、フィルタ部2内の燃料の圧力が所定値より高い場合には、この燃料を余剰燃料として、プレッシャーレギュレータ7より排出することで、その圧力を所定値に保とうとしている。なお、排出された余剰燃料は、前述したように、チャンバー6に貯留され、効率よく、再度、ストレーナ5を介して燃料吸入口312aより吸入される。また、燃料吐出口3aには逆止弁37(図2参照)が収納されており、例えば、エンジン停止時に、この逆止弁37がインジェクタに至るまでの配管内の圧力を保持することでエンジンの始動性を良好にしている。ここで、燃料吸入口312aに当たる燃料ポンプ3の底部3bに取着したリードバルブ9が、本発明の要部であるため、以下に詳しく説明する。
リードバルブ9は、シート状のいわゆる板物を、図5に示す形状に加工したものであり、脆弱部9a1を備えたベーパ排出孔閉塞部9a、および紙面上、手前側に折り曲げられた複数(この場合3個)のポンプ取着部9bが設けられている。このポンプ取着部9bの先端には凹部9b1が形成されており、図6に示すごとく、前述したハウジング33の一端にケーシングカバー312がかしめされた際に発生する凸部33aへ、この凹部9b1が勘合されることで、その取着が行われる。そして、この取着により、ベーパ排出孔312cはベーパ排出孔閉塞部9aにより閉塞されることになる。
この閉塞により、例えば粗悪燃料や野外での給油によるストレーナ5の吸い込み能力の低下、すなわち圧損が増大したときに、ポンプ流路35へ塵埃を多分に含んだ燃料タンクの燃料が流入することが防止できる。一方、ストレーナ5の吸い込み能力が正常であれば、ベーパ排出孔312cよりベーパを排出する必要があるが、これは、脆弱部9a1を設けたことと相俟って、ベーパ排出孔312c近傍が正圧であることから、ベーパ排出孔閉塞部9aが「開」となり、発生したベーパを排出するので、ベーパを含んだ燃料をインジェクタに吐出することはない。なお、この「開」の安定性および耐ガソリン性を考慮し、例えば、リードバルブ9は板厚が0.05mm、材質がバネ性ステンレス部材、であることが好ましい。また、前述したように、燃料ポンプ3はポンプホルダ4で支持、言い換えると、燃料ポンプ3の底部3bとポンプホルダ4の底面4bは当接していることから、リードバルブ9の「開」動作を妨げず、かつ、ポンプホルダ4の底面の肉厚を考慮しつつ、ベーパ排出孔閉塞部9aが可動可能なように、例えば0.4mm程度の肉逃がしを、ポンプホルダ4の底面4bに対して施している。
以上、説明したように、本発明を適用する車両は、前述した粗悪燃料や野外での給油を想定した、例えばレジャー・競技用の四輪バギー車であることが好ましい。すなわち、ベーパ排出孔312cを閉塞することで、インジェクタに供給されない理由が、ストレーナ5の交換時期にあると、使用者は知り得ることができる。つまり、「ストレーナ5の交換時期にありながら、ベーパ排出孔312cより塵埃を多分に含んだ燃料が流入することで、燃料ポンプ3や高圧フィルタ2aがダメージを受け、その結果、燃料供給装置101そのものを交換せざるを得ない事態」を未然に防ぐことができるので、前述した四輪バギー車使用者にとって、経済性に優れた燃料供給装置が提供される、という顕著な効果を得ることができる。
なお、本実施の形態では、高圧フィルタ2aを具備した燃料供給装置として説明したが、これに限定される訳ではなく、例えば、ストレーナ5の、いわゆる「目開き」を小さくすることで、高圧フィルタの省略も可能であり、然るに、高圧フィルタを具備しない燃料供給装置であっても、本発明の範囲を逸脱することにはならない。
1 フランジ、2 フィルタ部、2a 高圧フィルタ、3 燃料ポンプ、
5 ストレーナ、7 プレッシャーレギュレータ、9 リードバルブ、
9a ベーパ排出孔閉塞部、9a1 脆弱部、9b ポンプ取着部、9b1 凹部、
31 ポンプ部、312 ケーシングカバー、312c ベーパ排出孔、
33 ハウジング、33a 凸部、35 ポンプ流路、101 燃料供給装置。

Claims (3)

  1. 燃料タンクの上部開口に装着されるフランジと、上記燃料タンクの燃料をストレーナを介して吸い込み、昇圧および吐出させる燃料ポンプと、この燃料ポンプから吐出された燃料を濾過する高圧フィルタと、この高圧フィルタで濾過された燃料の圧力を所定の範囲に維持するプレッシャーレギュレータとを備え、上記燃料の昇圧が行われるポンプ流路にベーパ排出孔を設けた車両用燃料供給装置において、
    上記ストレーナの圧損が増大したときに、上記ポンプ流路へ上記燃料タンクの燃料が流入することを防止する部材が、上記ベーパ排出孔を含めた上記燃料ポンプの底部に具備されていることを特徴とする車両用燃料供給装置。
  2. 上記防止部材がシート状のリードバルブであることを特徴とする請求項1に記載の車両用燃料供給装置。
  3. 上記リードバルブを折り曲げることで、上記燃料ポンプに上記リードバルブが係合していることを特徴とする請求項2に記載の車両用燃料供給装置。
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