JP2010229996A - 燃料供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃料供給装置10は、燃料タンク内の燃料を吸入しかつ加圧した後に吐出する燃料ポンプ14と、燃料ポンプ14の吸入口に設けられた燃料フィルタ16と、燃料ポンプ14の吐出口32から吐出された燃料の一部を吐出するプレッシャレギュレータとを備える。プレッシャレギュレータから吐出されたリターン燃料が充満するリターン燃料充満域を設ける。リターン燃料充満域が燃料ポンプ14のベーパ排出口に連通される。リターン燃料充満域と燃料タンク内とが連通される。
【選択図】図5
Description
図18に示すように、燃料供給装置は、燃料タンクT内の燃料を吸入しかつ加圧した後に吐出する燃料ポンプPと、燃料ポンプPが収容された燃料室Aと、燃料ポンプPの吸入口に吸入される燃料を濾過するストレーナ(本明細書でいう「燃料フィルタ」に相当する。)353と、燃料ポンプPの吐出口から吐出された燃料の一部をリターン燃料として吐出する圧力調整弁Bとを備えている。燃料ポンプPは、内部に発生したベーパをポンプ室303から燃料室A内へ排出するベーパ排出孔360を有している。また、燃料室A内に排出されたベーパは、ベーパ抜き通路324を介して燃料タンクT内へと排出され。ベーパ抜き通路324の下流を形成するベーパパイプ324Cは、燃料タンクTの燃料液面上に開口配置されている。
すなわち、特許請求の範囲の請求項1に記載された燃料供給装置によると、正常時において、リターン燃料吐出部材から吐出されたリターン燃料は、リターン燃料充満域に貯留されてから燃料タンク内へ流出される。また、燃料ポンプ内に発生したベーパは、ベーパ排出口からリターン燃料充満域に排出されてから燃料タンク内へ流出される。ところで、燃料フィルタに目詰まりが発生した場合、リターン燃料充満域内の燃料が燃料ポンプ内にベーパ排出口から吸入される。このとき、リターン燃料充満域に貯留されている燃料は、リターン燃料及びベーパを含む燃料であって、いずれも燃料フィルタにより濾過されたクリーンな燃料である。このため、燃料フィルタの目詰まりの発生に起因する燃料ポンプ内へのベーパ排出口からの燃料の吸入にともなう異物の侵入を防止することができる。また、エンジンの運転中、リターン燃料充満域には、燃料フィルタで濾過されかつリターン燃料吐出部材から吐出されたリターン燃料が継続的に供給される。
本発明の実施例1を説明する。本実施例では、例えば自動二輪車における燃料タンク内の燃料をエンジン(内燃機関)へ供給する燃料供給装置であって、燃料タンクの底部に装着される底付けタイプの燃料供給装置について例示する。説明の都合上、燃料供給装置の基本的構成を説明した後で、要部の構成に係る配管アッセンブリについて説明する。なお、図1は燃料供給装置を示す斜視図、図2は燃料供給装置を一部破断して示す平面図、図3は図2のIII−III線矢視断面図、図4は図2のIV−IV線矢視断面図、図5は燃料供給装置の構成部品を示す分解斜視図である。
セットプレート12を説明する。セットプレート12は、樹脂製で、円板状のプレート本体22を主体として形成されている。プレート本体22の上面には、該プレート本体22の外径より小さい外径を有する円筒状の嵌合筒部23が同心状に形成されている(図2参照)。なお、説明の都合上、図2の平面図を基準として前後左右を定める。
図6に示すように、燃料ポンプ14は、電動式のモータ部80と、そのモータ部80の下側に設けられたインペラ式のポンプ部81とから構成されている。モータ部80は、ポンプハウジング30と、ポンプハウジング30内に回転可能に支持された回転子83とを備えている。ポンプハウジング30の内周面には、マグネット84,85が固定されている。また、回転子83は、回転子本体87と、回転子本体87と同心状をなす回転軸88とを有している。
また、エンジンの運転中、リターン燃料充満域156には、燃料フィルタ16で濾過されかつプレッシャレギュレータ(リターン燃料吐出部材)18から吐出されたリターン燃料が継続的に供給される。
実施例1の変更例を説明する。なお、図11は実施例1の変更例を示す断面図である。
図11に示すように、本変更例は、前記実施例1における燃料貯留部152の流出口157に、リターン燃料充満域156から燃料タンク内へ流出される燃料量を制限する絞り部163を設けたものである。したがって、リターン燃料充満域156のリターン燃料の無駄な流出を抑制することができる。
本発明の実施例2を説明する。本実施例は、前記実施例1の配管アッセンブリ140を変更したものであるから、配管アッセンブリについて説明し、重複する説明は省略する。なお、図12は燃料供給装置を示す斜視図、図13は同じく構成部品を示す分解斜視図である。
図13に示すように、本実施例の配管アッセンブリ(符号、110を付す)は、前記実施例1の配管アッセンブリ140と同様、アダプタ112と接続部材114と管部材116とを備えて構成されている。なお、図14は配管アッセンブリを示す斜視図、図15はアダプタの周辺部を示す側断面図、図16は接続部材の周辺部を示す平断面図、図17は図16のXVII−XVII線矢視断面図である。
また、エンジンの運転中、リターン燃料充満域122には、燃料フィルタ16で濾過されかつプレッシャレギュレータ(リターン燃料吐出部材)18から吐出されたリターン燃料が継続的に供給される。
14 燃料ポンプ
16 燃料フィルタ
18 プレッシャレギュレータ(リターン燃料吐出部材)
31 吸入口
32 吐出口
54 リターン燃料吐出口
75 燃料タンク
103 ベーパ排出口
110 配管アッセンブリ
112 アダプタ
114 接続部材
116 管部材
122 リターン燃料充満域
123 流出口
133 口縁部(絞り部)
140 配管アッセンブリ
142 アダプタ
144 接続部材
146 管部材
146a 上端開口面(ベーパ燃料通路の出口)
156 リターン燃料充満域
157 流出口
163 絞り部
Claims (4)
- 燃料タンク内の燃料をエンジンへ供給する燃料供給装置であって、
燃料タンク内の燃料を吸入しかつ加圧した後に吐出する燃料ポンプと、
前記燃料ポンプの吸入口に設けられた燃料フィルタと、
前記燃料ポンプの吐出口から吐出された燃料の一部をリターン燃料として吐出するリターン燃料吐出部材と
を備え、
前記燃料ポンプは、内部に発生したベーパを排出するベーパ排出口を有し、
前記燃料ポンプのベーパ排出口に連通されるとともに前記リターン燃料吐出部材から吐出されたリターン燃料が充満するリターン燃料充満域を設け、
前記リターン燃料充満域と前記燃料タンク内とが連通されている
ことを特徴とする燃料供給装置。 - 請求項1に記載の燃料供給装置であって、
前記燃料ポンプのベーパ排出口と前記リターン燃料充満域とを連通するベーパ燃料通路を設け、前記リターン燃料充満域が前記燃料ポンプよりも上方位置に配置されていることを特徴とする燃料供給装置。 - 請求項2に記載の燃料供給装置であって、
前記リターン燃料充満域における燃料の液面が所定位置以下に低下したときにその液面上に形成される気相部分に、ベーパ燃料通路の出口が連通される構成としたことを特徴とする燃料供給装置。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の燃料供給装置であって、
前記リターン燃料充満域から前記燃料タンク内へ流出される燃料量を制限する絞り部が設けられていることを特徴とする燃料供給装置。
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