JP3960147B2 - 車輌用の燃料供給装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、燃料タンク内の燃料を電動ポンプによって昇圧し、この昇圧された燃料を圧力制御弁によって所定の圧力に調圧し、この燃料を燃料噴射弁に向けて供給する車輌用の燃料供給装置に関し、そのうち特に電動ポンプが燃料タンク内に配置されるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の燃料供給装置は特開平8−193552号に示されるもので、これには燃料タンクの内方にストレーナ、電動ポンプ、圧力制御弁が配置され、そのうち電動ポンプのポンプ吸入路にはフィルターが装着され、電動ポンプのポンプ部に向かって吸入される燃料タンク内の燃料はフィルターによって異物が除去される。
又、圧力制御弁の燃料室内にはストレーナによって浄化された清浄な燃料が供給され、調圧の為の余剰燃料はリターン燃料孔を介して燃料タンク内に排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
かかる燃料供給装置に用いられる燃料タンク内には、例えば給油孔より燃料タンク内へ燃料が供給される。そしてかかる給油時において、微細なダストを燃料と共に燃料タンク内へ侵入させる恐れがあり、車輌の使用経過とともに多量のダストが燃料タンクの底部に堆積して蓄積される。
ここで車輌の運転時について着目すると、圧力制御弁は燃料圧力の調圧の為に余剰燃料をリターン燃料孔を介して燃料タンク内へ排出するもので、この余剰燃料を燃料タンク内へ直接的に排出させたことによると、燃料流れによって燃料タンクの底部に堆積するダストを激しくかき混ぜ燃料中にダストを浮遊して混入させる。
一方、前記車輌の運転時において、電動ポンプは連続的に燃料タンク内の燃料をフィルターを介してポンプ部に吸入し、ポンプ部にて昇圧した燃料を外部に向けて吐出するもので、かかる電動ポンプのポンプ作用時において、フィルターはダストが多く混入されたダスト濃度の高い燃料を濾過することからフィルターの目詰りを短時間に発生させる恐れがある。
そして、このフィルターのダストによる目詰りによると、電動ポンプから吐出される吐出燃料の減少、フィルターの内部圧力上昇によるフィルターの濾過部(例えば網)の変形あるいは破壊、等の不具合を発生させる。
尚、フィルターを短時間の間に交換あるいは清掃を行なうことによってフィルターの目詰りを解消することはできるがメンテナンス頻度が高く、そのメンテナンスの実施は実用的でない。
又、車輌の停止時において、給油孔から燃料タンク内へ燃料を供給する際、燃料の流入によって燃料タンクの底部に堆積するダストを激しくかきまぜ、燃料タンク内の燃料中にダストが浮遊するもので、このダストは特にフィルターの濾過部の上面上に堆積し、前記と同様の不具合を発生させることになる。
【0004】
本発明は、上記不具合に鑑み成されたもので、燃料タンクの底部に堆積するダストによるフィルターの目詰りを抑止し、電動ポンプのポンプ吐出性能の低下、フィルターの変形、破壊、更にはフィルターのメンテナンス性の向上を図ることのできる車輌用の燃料供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を達成する為の手段】
本発明になる車輌用の燃料供給装置は上記目的を達成する為に、燃料タンク内の燃料を電動ポンプによって昇圧し、該昇圧燃料が圧力制御弁によって所定の圧力に調圧されて燃料噴射弁に供給される車輌用の燃料供給装置において、
ポンプ吸入路にフィルターを装着した電動ポンプが、燃料タンク内に固定的に収納配置され、一方前記フィルターの外周にはゴム材料によって形成され、フィルターの略全周を囲繞するとともに燃料タンク内に開口する開口部と、フィルターカバーの内壁からフィルターの濾過部に向かう壁部と、を備えるフィルターカバーを配置し、
更に圧力制御弁のリターン燃料通路の下流開口部をフィルターカバーの内壁から内方に向けて開口したことを第1の特徴とする。
【0006】
又、本発明は、前記第1の特徴に加え、前記フィルターカバーの重力方向における内壁に燃料孔を穿設したことを第2の特徴とする。
【0007】
又、本発明は、前記第1の特徴に加え、前記フィルターを備える電動ポンプは、燃料タンクの開口部を閉塞する蓋部材に一体的に固着される支持板部材に固定され、一方、前記フィルターカバーには内壁の一側端から上方に向かって延びる支持腕部に係止突部が一体形成され、前記係止突部を支持板部材の係止溝に係合してフィルターカバーを支持板部材に取着したことを第3の特徴とする。
【0008】
更に、本発明は前記第2の特徴に加え、前記内壁に穿設した燃料孔を、リターン燃料通路の下流開口部の投影面の外方に設けたことを第4の特徴とする。
【0009】
【作用】
本発明の前記第1の特徴によれば、電動ポンプのポンプ吸入路にフィルターが装着され、このフィルターの外周にはフィルターの略全周を囲繞するとともに燃料タンク内に開口する開口部を備えるゴム材料よりなるフィルターカバーが配置される。
又、圧力制御弁のリターン燃料通路の下流用開口部はフィルターカバーの内方に向けて開口される。
従って、機関の運転時において、リターン燃料通路から燃料タンクに向けて排出されるリターン燃料は燃料タンク内へ直接的に排出されるものでなくフィルターカバーの内方へ排出されるもので、これによると燃料タンクの底部に堆積するダストをリターン燃料がかき混ぜることがなく、フィルターにはフィルターカバーの開口部を介してダストが混合されない燃料タンク内の燃料を供給できる。
又、機関の停止時において、燃料タンクの給油孔を介して燃料を燃料タンク内へ給油する際、燃料タンクの底部に堆積するダストは、給油中の短時間の間において、給油燃料によって燃料タンクの底部のダストをかき混ぜ、これによって燃料タンク内にはダストが浮遊するが、このダストは自身が有する質量によって再び下方へ落下し、フィルターカバーの上面上にわずかに堆積するにとどまるもので、フィルターの濾過部の上面上にダストが付着する恐れが少ない。
而して、フィルターには燃料タンクの底部に堆積するダストが浮遊して含まれる燃料が供給されることがないので、前記ダストによるフィルターの目詰りの発生が抑止され、電動ポンプから吐出される吐出燃料量の低下、フィルターの変形、破壊を防止できる。
又、フィルターカバーがゴム材料によって形成されるとともにフィルターカバーの内壁に壁部を設けたので、フィルターの四方を内壁が囲む袋孔形状をなすフィルターカバーの製作が容易となる。又、フィルターカバー内の燃料がポンプ吸入路内に向けて吸入される際、フィルターカバー内の圧力が低下し、フィルターカバーの内壁全体がフィルターの濾過部に当接しようと変形するが、かかる状況において壁部の先端部のみがフィルターの濾過部に当接するので、フィルターの濾過面積を減少させることがない。
【0010】
又、本発明の前記第2の特徴によれば、フィルターカバーの重力方向における内壁に燃料孔が穿設されるので、燃料タンク内の燃料の電動ポンプに対する最低使用燃料位置の決定が燃料孔の位置によって成される。
【0011】
更に本発明の前記第3の特徴によれば、フィルターカバーがゴム材料によって形成されるとともに内壁の一側端から上方にのびる支持腕部に係止突部が一体形成される。一方燃料タンクの開口部を閉塞する蓋部材には電動ポンプを固定する支持板部材が固着され、この支持板部材に係止溝が穿設され、フィルターカバーの係止突部が支持板部材の係止溝に係合される。
従って、支持板部材に固定される電動ポンプのポンプ吸入路に装着されるフィルターの外周に、フィルターカバーを極めて容易にして確実に取着できる。
【0012】
更に又、本発明の第4の特徴によれば、フィルターカバーの内壁に設けた燃料孔を、リターン燃料通路の下流開口部の投影面の外方に設けたので、リターン燃料通路からフィルター内に排出されるリターン燃料が燃料孔を通過して直接的に燃料タンク内へ排出されることがなく、燃料タンクの底部のダストを攪拌して燃料タンク内の燃料中に浮遊させることがない。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の車輌用の燃料供給装置の一実施例を図1により説明する。
Tは内部に燃料を貯溜する燃料タンクであり、上方の開口部TAは蓋部材Kによって閉塞される。蓋部材Kは例えばボルト、ネジ等によってパッキンを介して着脱自在に燃料タンクTへ取着される。
燃料供給装置は以下によって形成される。
1は、蓋部材Kに溶接等で固定され、燃料タンクT内に向かって延びる鉄板等の剛性材料によって形成される支持板部材であり、支持板部材1の下方には、係止溝1Aが穿設される。この係止溝1Aの形状は後述するフィルターカバーの係止突部が係合できる形状であればよいもので本例の如き長溝に限定されない。
Pはポンプ部PAとモータ部Mとによって形成される電動ポンプであり、本例におけるポンプ部PAは、ポンプ室PA1内に円板状をなすインペラPA2が回転自在に配置されこのインペラPA2がモータ部Mによって回転される。
ポンプ室PA1内には底部より下方に向かって突出するポンプ吸入路PA3と、モータ部Mの周囲の室に向かう吐出孔PA4が開口し、ポンプ室PA1からモータ部Mの周囲の室に吐出される燃料は上部より上方に向かって突出するポンプ吐出路PA5に向かう。
そして、かかる電動ポンプPは支持板部材1に図示せぬ締結部材等によって固定的に取着される。この締結支持方法は適宜選択される。
【0014】
Rは電動ポンプPのポンプ吐出路PA5から吐出される燃料圧力を所定の圧力に調圧する圧力制御弁で以下よりなる。
2は図において右方が開口する有底カップ状の制御弁ハウジングで、3は図において左方が開口する有底カップ状のカバーであり、ダイヤフラムよりなる区画体4は制御弁ハウジング2とカバー3との開口部に形成される鍔部によって挟持される。
而して制御弁ハウジング2と区画体4の左側面によって燃料室5が形成され、カバー5と区画体4の右側面によってスプリング室6が形成される。
又、燃料室5には、レギュレター燃料流入路7とリターン燃料通路8とが開口するもので、そのうち、リターン燃料通路8は弁座8Aを介して燃料室5に開口し、前記弁座は区画体4と同期的に移動する弁体9によってその開口が制御される。
尚、10はスプリング室6内に縮設され、弁体9を弁座8A側に向けて押圧するスプリングである。
そして、前記圧力制御弁Rは、蓋部材Kにビス等によって螺着される。
(圧力制御弁Rは支持板部材1に固着されてもよい)
【0015】
Fはフィルターであって以下により形成される。
11は一端が上方に向かって開口するとともに他端が鍔部を介して右方に向かって開口する接続管であり、鍔部から更に右方に向かって支持杆11Aが延びる。
そして、鍔部及び支持杆11Aの外周には袋状をなす濾過部12が配置される。
前記濾過部は好ましくは合成樹脂網によって形成され、その時接続管11も又、合成樹脂材料で形成するとよい。前記支持杆11A、濾過部12は図2によく示される。
そして、このフィルターFの接続管11の上方開口が電動ポンプPのポンプ吸入路PA3に接続されることによりフィルターFが電動ポンプPに装着される。電動ポンプPのポンプ吐出路PA5は蓋部材Kに形成された第1配管13に配管接続される。
又、圧力制御弁Rは前述の如く蓋部材Kに螺着されるもので、このとき圧力制御弁Rのレギュレター燃料流入路7は蓋部材Kに形成された第2配管14Bに配管接続される。
【0016】
以上によれば、電動ポンプPのポンプ吸入路PA3に、フィルターFの接続管11が固定的に接続され、この電動ポンプPが蓋部材Kに固着される支持板部材1に取着され、更に電動ポンプPのポンプ吐出路PA5が蓋部材Kの第1配管13に配管接続される。
又、圧力制御弁Rは蓋部材Kに螺着され、レギュレター燃料流入路7が蓋部材Rの第2配管13に配管接続される。
而して燃料タンクTの開口部TAを蓋部材Kによって閉塞すると、フィルターFを含む電動ポンプP及び圧力制御弁Rを燃料タンクTの内方に配置できる。
【0017】
そして、第1配管13と燃料噴射弁Jが取着された燃料分配管Dとは第1燃料管14によって接続されるとともにこの第1燃料管14内にはストレーナEが配置されるもので、電動ポンプPから燃料分配管Dへと向かう第1燃料管14内の燃料中の異物は、ストレーナEによって除去される。
又、ストレーナEより下流側の第1燃料管14Aから第2燃料管15が分岐し、第2燃料管15は第2配管14Bに接続されるもので、下流側の第1燃料管14Aを流れる燃料の一部は、第2燃料管15、第2配管14B、レギュレター燃料流入路7を介して圧力制御弁Rの燃料室5内へと導入される。
【0018】
以上の構成によれば、車輌の運転時において、電動ポンプPのモータ部Mが駆動してポンプ部PAのインペラPA2がポンプ室PA1内において回転すると、ポンプ室PA1内には、フィルターFによって浄化された燃料タンクT内の燃料がポンプ吸入路PA3を介して吸入され、ポンプ室PA1によって昇圧された燃料は、吐出孔PA4、モータ部Mの外周の室、ポンプ吐出路PA5、第1配管13を介して第1燃料管14内へ供給され、第1燃料管14内を流れる燃料中の異物はストレーナ15によって除去されて下流側の第1燃料管14Aへと供給される。
【0019】
一方、この下流側の第1燃料管14A内を流れる燃料の一部は、第2燃料管15、第2配管14B、レギュレター燃料流入路7を介して圧力制御弁Rの燃料室5内へ導入され、燃料室5に充満し、区画体4を介して弁体9をスプリング10のバネ力に抗して弁座8Aより離反させ、所定の圧力でスプリング10と釣り合い、これによって第1燃料管14内を流れる燃料圧力を所定の圧力に調圧できる。従って燃料分配管Dには第1燃料管14を介して所定の燃料圧力を有する燃料を供給できる。
そして、前述の如く、調圧の為に弁体9が弁座8Aより離反して弁座8Aが開放されたことによると、燃料室5内にある燃料は、弁座8A、リターン燃料通路8を介して燃料タンクT内へと排出される。
【0020】
ここで本発明になる車輌用の燃料供給装置は特に以下の如く構成される。
20はゴム材料により形成され、フィルターFの略全周を囲繞するとともに燃料タンクT内に開口する開口部20Aを備えるフィルターカバーである。
より具体的には、フィルターカバー20はフィルターFの四方、すなわちフィルターFの濾過部12の底面、上面及び両側面を囲繞する袋孔形状をなし、上面に開口部20Aが開口して形成される。
(尚、フィルターFの四方を囲繞するとは、接続管11を囲繞することを含む)
又、フィルターカバー20の一側端20B(図において左端)から上方に向かって支持腕部20Cが延びるもので、その上端近傍には小径部20Dと大径部20Eとよりなる係止突部20Fが一体的に形成される。
そして、このフィルターカバー20は接続管11を含むフィルターFの外周に臨んで配置されるとともに上面に穿設される開口部20Aが電動ポンプPの下面PBに臨む下端近傍に配置され、かかる状態において支持腕部20Cに設けた係止突部20Fが支持板部材1の係止溝1Aに係合配置され、これによってフィルターカバー20が支持板部材1に取着される。
以上によれば、接続管11を含むフィルターFの濾過部12がフィルターカバー20の内方20Gに配置され、フィルターカバー20の内方20Gと燃料タンクT内とは開口部20Aを介して連絡される。
具体的にはフィルターカバー20の上方の開口部20Aと電動ポンプPの下端外周との間に形成される間隙Sを介して連絡される。
【0021】
更に本発明によれば、圧力制御弁Rのリターン燃料通路8の下流開口部8Bがフィルターカバー20の内方20G内に連絡される。
いいかえると前記下流開口部8Bは直接的に燃料タンクT内へ開口されない。
本例では下流開口部8Bがフィルターカバー20の一側端20Bに開口するが、フィルターカバー20の内方20G内への開口位置に限定はない。
【0022】
次にその作用について図1及び図2により説明する。
まず車輌の停止時において、燃料タンクTの給油孔(図示せぬ)より燃料が燃料タンクT内に向けて供給されると、燃料タンクT内の燃料は大きく攪拌されるもので、燃料タンクTの底部TBに堆積するダストは燃料と混合して燃料タンクT内を浮遊する。
そしてこの浮遊するダストは時間の経過と共に自身が有する質量によって再び下方へ落下するものであるが、フィルターFの濾過部12の略全周がフィルターカバー20の内方20G内に配置されることから、かかる落下するダストがフィルターFの濾過部12に(特に濾過部12の上面)堆積することがない。
尚、開口部20Aの間隙Sよりフィルターカバー20の内方20Gにダストが侵入するがこの間隙Sは電動ポンプPの下端近傍によって制限されるものでダストが多量にフィルターカバー20内に侵入することはない。
【0023】
次に車輌の運転時について説明すると、圧力制御弁Rのリターン燃料通路8から排出されるリターン燃料はリターン燃料通路8の下流開口部8Bを介してフィルターカバー20の内方20G内に向けて排出され、この燃料が再びフィルターFを介して電動ポンプPのポンプ部PAに吸入される。
以上によると、燃料リターン通路8の下流開口部8Bから排出されるリターン燃料が燃料タンクTの底部TBに堆積するダストを攪拌することがないので、該ダストが燃料タンクT内の燃料と混合して浮遊することがない。
従って、燃料タンクT内からフィルターカバー20の開口部20Aの間隙Sを介してフィルターカバー20の内方20G内に流入する燃料中にダストが含まれることがないので、フィルターFの濾過部12がダストによって目詰りすることを抑止できたものである。
これによると、フィルターFの濾過部12が目詰りすることによって生ずる電動ポンプPの吐出量の減少が抑止できる。又、フィルターFの濾過部12の内方の圧力が上昇することによって生ずる濾過部12の変形及び破壊が抑止される。更に、濾過部12にダストが付着して堆積する迄の時間を長くとることができて、フィルターFのメンテナンス頻度を低く押えることができる。更に又、リターン燃料通路8の下流開口部8Bから排出されるリターン燃料の排出音はフィルターカバー20によって遮断されるので、外部への騒音の漏れはない。
【0024】
又、20Jは、フィルターカバー20の内壁20HからフィルターFの濾過部12に向けて突設した壁部であり、本例ではフィルターカバー20の上面から濾過部12の上面に向けて突設した上方壁部20J1と、フィルターカバー20の下面から濾過部12の下面に向けて突設した下方壁部20J2が示される。
そして、かかるフィルターカバー20はゴム材料によって形成される。
以上によると、フィルターカバー20の内方20GからフィルターF内へ燃料が吸入されることによってフィルターカバー20の内方20G内の圧力が低下した際、あるいは燃料タンクT内の大なる液面変動があってもフィルターカバー20の内壁20Hが濾過部12に全面的に当接することがない。すなわち、濾過部12には上方壁部20J1、下方壁部20J2の先端20J3のみが当接するもので、フィルターカバー20の内壁20Hが、全面的に当接しない。
従って、かかる状況下にあっても濾過部12の充分な濾過面積を確保することができ電動ポンプPの吐出性能を悪化させない。
又、フィルターカバー20がゴム材料によって形成されることは、先端20J3が濾過部12に当接した際にも濾過部12を破損することがなく、更にフィルターカバー20が燃料タンクTの底部TBと接触しても衝突打音の発生がない。
【0025】
又、電動ポンプPは蓋部材Kに固着される支持板部材1に固定され、フィルターカバー20もまた支持板部材1に取着され、電動ポンプP及びフィルターカバーが共通の支持板部材1に取着されるので、電動ポンプPに装着されるフィルターFの外周にフィルターカバー20を正確に配置できる。
又、フィルターカバー20がゴム材料によって形成されるとともにフィルターカバー20の支持腕部20Cに係止突部20Fが設けられ、更に支持板部材1に係止溝1Aが設けられたことによると、フィルターカバー20をフィルターFの外周に向けて配置する際、フィルターカバー20を弾性的に変動させつつフィルターFの外周にフィルターカバー20を配置でき、且つフィルターカバー20の係止突部20Fを支持板部材1の係止溝1Aに係合配置でき、これによってフィルターカバー20のフィルターFの外周への装着性及びフィルターカバー20の支持板部材1への取着性を向上でき、もってその組みつけ性を大きく改善できる。
又、フィルターカバー20はフィルターFの全周を略囲繞するよう袋孔形状に形成されるがゴム材料を用いることによって袋孔形状のフィルターカバー20を容易に製作できる。
すなわち、本例にあってはフィルターカバーの一側端20B、支持腕部20Cにおいて、アンダーカット部があってもゴム材料の変形を利用してその袋孔製作ができる。
【0026】
20Lは、フィルターカバー20の重力方向における内壁20H1に穿設した燃料孔である。
ここで重力方向における内壁20H1とはフィルターカバー20の上面、下面を除く側面の内壁をいうもので、燃料タンクT内に形成される燃料液面X−Xに略直交する内壁をいう。
かかる重力方向における内壁20H1に燃料孔20Lを穿設したことによると、燃料タンクT内に貯溜される燃料は、燃料孔20Lの開口が燃料タンクT内の燃料液面X−X上に位置する迄、燃料タンクT内の燃料をフィルターカバー20の内方20G内へ流入させ、この燃料が電動ポンプPによって吸出される。
かかる燃料孔20Lを設けたことによると、燃料タンクT内の燃料の死残量(電動ポンプPが吸出できない燃料)を調整できる。
すなわち、燃料孔20Lが高位置にありすぎると、燃料の死残量が多すぎて好ましいものでなく、又燃料孔20Lが低位置にありすぎると、燃料タンクTの底部TBに堆積するダストが流入する恐れがあり好ましいものでなく、この燃料孔20Lの高さ位置は、上記に鑑み適正に選択される。
【0027】
又、前記燃料孔20Lを設ける際、該燃料孔をリターン燃料通路8の下流開口部8Bの投影面の外方に設けるとよい。投影面の外方に設けるということは、下流開口8Bの延長上より燃料孔20Lを外すことである。
以上によると、リターン燃料通路8の下流開口8Bより、いきおいよくフィルターカバー20の内方へ排出されるリターン燃料が燃料孔20Lより燃料タンクT内へいきおいよく流出することが防止され、燃料タンクT内の燃料を攪拌してダストを燃料中に混入させることがない。
【0028】
更に、ポンプ部PAとして、本実施例の如く、インペラPA2の表裏に複数個の羽根溝を有する閉羽根形とした再生ポンプ部を用いた際、ポンプ室PA1内に生起するベーパーを、ポンプ室PA1内にて昇圧された燃料の一部とともにベーパー抜き通路PA6を介して電動ポンプPの下面PBより、フィルターカバー20の内方に向けて排出させた。
以上によると、かかるベーパー抜き通路PA6より排出されるベーパーを含む燃料によって燃料タンクTの底部TBに堆積するダストを攪拌することがなく、ダストによる不具合を同様に解消できた。
【0029】
図3には本発明の車輌用の燃料供給装置の他の実施例が示される。
本実施例は前記第1の実施例とストレーナの配置が異なるもので相違する部分についてのみ説明する。(同一構造部分は同一符号を使用して説明を省略する)
ストレーナEは、電動ポンプPのポンプ吐出路PA5と第1配管13とを連絡する燃料配管に配置され、電動ポンプP、圧力制御弁Rとともに燃料タンクTの内方に配置される。
そして、ストレーナEの流入側通路EAは電動ポンプPのポンプ吐出路PA5に接続され、ストレーナEの吐出側通路EBは第1配管13、第1燃料管14を介して燃料分配管Dに接続される。
又、第1配管13より第2燃料管15が分岐するもので、この第2燃料管15は第2配管14Bを介して圧力制御弁Rのレギュレター燃料流入路7に接続される。
かかる実施例によると、前記実施例と同様の作用、効果を達成することに加え、ストレーナEを燃料タンクT内に配置できたので燃料タンクT外のスペースを大きくとることができ、車輌の他の構成部品に対する配置の自由度を高めることができるとともに配管作業の容易化を達成できる。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、ポンプ吸入路にフィルターを装着した電動ポンプが、燃料タンク内に固定的に収納配置され、一方前記フィルターの外周には、ゴム材料によって形成され、フィルターの略全周を囲繞するとともに燃料タンク内に開口する開口部と、フィルターカバーの内壁からフィルターの濾過部に向かう壁部と、を備えるフィルターカバーを配置し、
更に圧力制御弁のリターン燃料通路の下流開口部をフィルターカバーの内壁から内方に向けて開口したので、燃料タンク内への燃料の給油時及びリターン燃料通路からのリターン燃料の排出時において、燃料タンクの底部に堆積するダストがこれら燃料によって攪拌されることがなく、フィルターのダストによる目詰りを抑止でき、これによって電動ポンプのポンプ吐出量の減少及びフィルターの変形、破壊を防止でき、更にはフィルターのメンテナンス性を向上できる。
又、フィルターカバーが内方に向かって変形した際にあってもフィルターカバーの内壁がフィルターの濾過部に全面的に当接することがなく、フィルターの濾過面積を減少させることがない。
又、フィルターカバーがゴム材料によって形成されることにより、壁部の先端がフィルターの濾過部に当接した際にも濾過部を損傷することがなく、更にフィルターカバーが燃料タンクに当接しても衝突音、摺動音の発生がない。
【0031】
又、請求項2に記載された発明によれば、フィルターカバーの重力方向における内壁に燃料孔を穿設したのでフィルターカバーの開口部と別に燃料孔の開口位置を選択することによって燃料タンク内の燃料の死残量を適正に選択できる。
【0032】
更に、請求項3に記載された発明によれば、フィルターを備える電動ポンプは、燃料タンクの開口部を閉塞する蓋部材に一体的に固着される支持板部材に固定され、一方、前記フィルターカバーはゴム材料によって形成されるとともに内壁の一側端から上方に向かって延びる支持腕部に係止突部が一体形成され、前記係止突部を支持板部材の係止溝に係合してフィルターカバーを支持板部材に取着したので、フィルターを備える電動ポンプと、フィルターカバーが共通の支持板部材に取着されるので、フィルターカバーをフィルターの濾過部の外周に向けて正確に配置できる。
又、ゴム材料よりなるフィルターカバーの支持腕部に設けた係止突部を支持板部材の係止溝に係合することによってフィルターカバーをフィルターの濾過部の外周に配置でき、このときフィルターカバーを弾性変形させることができるので、フィルターカバーの装着性を向上できる。
又、フィルターカバーをゴム材料によって形成したことは、特にフィルターの濾過部を囲繞する為にフィルターカバーを袋孔形状として製作する際、アンダーカット部を含めて好都合である。
【0033】
更に又、請求項4に記載された発明によれば、内壁に穿設した燃料孔を、リターン燃料通路の下流開口部の投影面の外方に設けたので、リターン燃料通路からフィルターカバー内に排出される燃料が燃料孔を介して燃料タンク外へ排出されることがなく、燃料タンクのダストを攪拌することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車輌用の燃料供給装置の一実施例を示す要部縦断面図。
【図2】 図1のY−Y線における縦断面図。
【図3】 本発明の車輌用の燃料供給装置の他の実施例を示す要部縦断面図。
【符号の説明】
1 支持板部材
8 リターン燃料通路
8B リターン燃料通路の下流開口部
20 フィルターカバー
20A 開口部
20B 内壁の一側端
20C 支持腕部
20F 係止突部
20G 内方
20H 内壁
20J 壁部
20L 燃料孔
F フィルター
T 燃料タンク
P 電動ポンプ
Claims (4)
- 燃料タンク内の燃料を電動ポンプによって昇圧し、該昇圧燃料が圧力制御弁によって所定の圧力に調圧されて燃料噴射弁に供給される車輌用の燃料供給装置において、
ポンプ吸入路(PA3)にフィルター(F)を装着した電動ポンプ(P)が、燃料タンク(T)内に固定的に収納配置され、一方前記フィルターの外周には、ゴム材料によって形成され、フィルター(F)の略全周を囲繞するとともに燃料タンク(T)内に開口する開口部(20A)と、フィルターカバー(20)の内壁(20H)からフィルター(F)の濾過部(12)に向かう壁部(20J)と、を備えるフィルターカバー(20)を配置し、
更に圧力制御弁(R)のリターン燃料通路(8)の下流開口部(8B)をフィルターカバー(20)の内壁(20H)から内方(20G)に向けて開口したことを特徴とする車輌用の燃料供給装置。 - 前記フィルターカバーの重力方向における内壁(20H)に燃料孔(20L)を穿設したことを特徴とする請求項1記載の車輌用の燃料供給装置。
- 前記フィルターを備える電動ポンプ(P)は、燃料タンク(T)の開口部(TA)を閉塞する蓋部材(K)に一体的に固着される支持板部材(1)に固定され、一方、前記フィルターカバーには内壁(20H)の一側端(20B)から上方に向かって延びる支持腕部(20C)に係止突部(20F)が一体形成され、前記係止突部を支持板部材の係止溝(1A)に係合してフィルターカバー(20)を支持板部材(1)に取着したことを特徴とする請求項1記載の車輌用の燃料供給装置。
- 前記内壁に穿設した燃料孔(20L)を、リターン燃料通路(8)の下流開口部(8B)の投影面の外方に設けたことを特徴とする請求項2記載の車輌用の燃料供給装置。
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