JP4785576B2 - 自動二輪車用の燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンク内の燃料が、燃料タンク内に配置される燃料ポンプによって昇圧され、この昇圧された燃料が燃料噴射弁に向けて供給されるインタンク式の燃料供給装置に関し、そのうち特に自動二輪車の燃料タンク内に配置される自動二輪車用の燃料供給装置に関する。
従来の自動二輪車用の燃料供給装置は、特開平11−93794号公報に示される。
これによると、燃料タンクの底部に開口部が穿設され、この開口部は蓋部材によって閉塞される。
又、この蓋部材に立設されたステーには、燃料ポンプがバンドによって締結されて取着されるもので、燃料ポンプの下方から突出するポンプ吸入路には燃料フィルターが接続され、燃料ポンプの上方から突出するポンプ吐出路は、蓋部材に立設され、燃料タンク外へと開口する燃料吐出管に燃料配管にて接続される。
而して、燃料タンクの開口部より燃料フィルターを備える燃料ポンプが燃料タンク内に挿入配置されるとともに開口部が蓋部材によって閉塞され、これによってインタンク式の燃料供給装置が形成される。ここで燃料ポンプが駆動されると、燃料タンク内の燃料は燃料フィルターによって燃料中に含まれる異物が除去されて清浄な燃料がポンプ吸入路を介して燃料ポンプ内に吸入され、燃料ポンプによって昇圧された燃料は、燃料吐出管より燃料タンク外にある燃料噴射弁に向けて供給される。
特開平11−93794号公報
かかる従来の自動二輪車用の燃料供給装置によると、燃料ポンプのポンプ吸入路に接続される燃料フィルターは、燃料タンクの底部近傍に配置される。
これは、燃料タンク内に貯溜される燃料を有効に使用して燃料の死残量(燃料ポンプが吸入することのできない燃料タンク内の燃料の量をいう)を極力少なくするために行なわれる。
一方、自動二輪車は、四輪自動車に比較して起伏の激しい荒地のオフロード走行、ジャンプ走行、等がよく行なわれるもので、例えばモトクロス用自動二輪車にあっては、急激なジャンプ走行直後における加速運転時において、機関の回転上昇に息付きの生ずる場合がある。これは燃料タンク内の燃料が消費されて燃料タンク内の燃料液面の上部に大なる空間が存在した状態で急激なジャンプ走行が行なわれると、燃料タンク内の燃料がその慣性によって上部の空間に移動し、燃料タンクの底部に配置される燃料フィルターの周囲が一時的に空の状態となり、燃料ポンプから燃料噴射弁に向かう燃料の供給が一時的にせよ間欠的に行なわれるからである。
上記現象は、燃料タンク内の燃料の残量が少なくなるにつれ顕著に表われる傾向があるもので、これは燃料タンク内の燃料の上方移動が激しく行なわれることに起因するものと考えられる。
本発明になる燃料供給装置は、上記課題に鑑み成されたもので、急激なジャンプ及びジャンプ走行直後の加速運転時にあっても、常に安定した燃料を連続的に燃料ポンプから燃料噴射弁に向けて供給することができ、常に良好な運転性能を得ることのできる特に自動二輪車に採用して好適な自動二輪車用の燃料供給装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、燃料タンクに穿設される開口部を閉塞する蓋部材に燃料ポンプが取着され、この燃料ポンプと、この燃料ポンプのポンプ吸入路に接続される燃料フィルターとが前記開口部を介して燃料タンク内へ挿入配置され、前記燃料ポンプのポンプ吐出路が、前記蓋部材に立設された燃料吐出管を介して燃料タンク外へ開口する燃料供給装置において、前記燃料フィルターを収納するように前記燃料タンクに配置されるフィルター収納ケースが,その上側に形成された円筒部を前記燃料ポンプの下端部外周に液密に嵌合して該燃料ポンプに取着され,このフィルター収納ケースの重力方向に沿う側壁の下部に、燃料タンク内の燃料をフィルター収納ケース内へ供給する燃料供給孔を穿設し、自動二輪車のジャンプ走行時には前記燃料供給孔より上方の前記フィルター収納ケース内部に燃料を保持するよう、フィルター収納ケースは,前記円筒部が前記燃料ポンプで閉鎖されることにより,前記燃料供給孔を除いて密閉状に形成されることを第1の特徴とする。
又、本発明は、燃料タンクに穿設される開口部を閉塞する蓋部材に燃料ポンプが取着され、この燃料ポンプと、この燃料ポンプのポンプ吸入路に接続される燃料フィルターとが前記開口部を介して燃料タンク内へ挿入配置され、前記燃料ポンプのポンプ吐出路が、前記蓋部材に立設された燃料吐出管を介して燃料タンク外へ開口する自動二輪車用の燃料供給装置において、前記蓋部材には、前記燃料ポンプを支持するとともに前記ポンプ吐出路及び前記燃料吐出管間を連絡する燃料配管を有するポンプホルダーを取着し、また前記蓋部材には、前記燃料ポンプ、前記ポンプホルダー及び前記燃料フィルターを囲繞するように燃料タンク内に突出するガイド筒部を前記蓋部材に立設し、このガイド筒部に、前記燃料フィルター及び燃料ポンプと、前記ポンプホルダーの下方部分とを収納するフィルター収納ケースの下端部を嵌合し、またこのフィルター収納ケースの上底部を前記ポンプホルダーの外周面に嵌合し、このフィルター収納ケースの重力方向に沿う側壁の下部に、燃料タンク内の前記燃料をフィルター収納ケース内へ供給する燃料供給孔を穿設し、自動二輪車のジャンプ走行時には前記燃料供給孔より上方の前記フィルター収納ケース内部に燃料を保持するよう、フィルター収納ケースは,前記上底部が前記ポンプホルダーで閉鎖されることにより,前記燃料供給孔を除いて密閉状に形成されることを第2の特徴とする。
更に、本発明は、前記第1及び第2の特徴に加え、前記ポンプ吐出路と燃料吐出管とを連絡する燃料配管に、プレッシャーレギュレターが接続され、このプレッシャーレギュレターの燃料排出路に接続されるリターン燃料配管を前記フィルター収納ケース内に開口したことを第3の特徴とする。
更に又、本発明は前記第2の特徴に加え、前記リターン燃料配管を、前記フィルター収納ケースの上底部より該フィルター収納ケース内に挿入したことを第4の特徴とする。
本発明の第1の特徴によると、前記燃料フィルターを収納するように前記燃料タンクに配置されるフィルター収納ケースが,その上側に形成された円筒部を前記燃料ポンプの下端部外周に液密に嵌合して該燃料ポンプに取着され,このフィルター収納ケースの重力方向に沿う側壁の下部に、燃料タンク内の燃料をフィルター収納ケース内へ供給する燃料供給孔を穿設し、自動二輪車のジャンプ走行時には前記燃料供給孔より上方の前記フィルター収納ケース内部に燃料を保持するよう、フィルター収納ケースは,前記円筒部が前記燃料ポンプで閉鎖されることにより,前記燃料供給孔を除いてフィルター収納ケースを密閉状に形成される。
以上によると燃料タンク内の燃料は、燃料供給孔よりフィルター収納ケース内へ供給され、フィルター収納ケース内の燃料は、燃料フィルターによってその異物が除去され、ポンプ吸入路から燃料ポンプ内へ吸入される。
燃料ポンプは、そのポンプ部によって燃料を昇圧し、この昇圧された燃料がポンプ吐出路、燃料配管、燃料吐出管を介して外部に配置される燃料噴射弁に供給される。
ここで、車輌の運転時において、自動二輪車が急激に上方に向かってジャンプ走行を行なうと、燃料タンク内の底部にある燃料は、その慣性力によって上方空間へ移動し、瞬間的に燃料タンクの底部に燃料が存在しない状態が発生する。
然しながら、本発明によると、燃料フィルターがフィルター収納ケース内に配置されていること、燃料供給孔がフィルター収納ケースの重力方向に沿う側壁の下部に穿設されていること、並びにこの燃料供給孔を除いてフィルター収納ケースが密閉状に形成されることにより、かかるジャンプ走行時にあってもフィルター収納ケース内の燃料が燃料タンク内へと流出することが極めて少なく、フィルター収納ケース内に安定的に燃料を貯溜して保持することができ、もって燃料フィルターを充分に燃料が貯溜されたフィルター収納ケース内に配置できる。
以上によれば、燃料ポンプは、フィルター収納ケース内に貯溜される燃料を燃料フィルターより連続的に燃料ポンプ内へ吸入することができ、これによってジャンプ走行及びジャンプ走行直後における加速運転時において燃料噴射弁に向けて断続的に燃料が供給されることがなく連続して安定した燃料の供給を行なうことができるのでジャンプ走行及びジャンプ走行直後において良好な加速運転を行なうことができる。
又、フィルター収納ケースは、燃料フィルターの全外周を囲繞する形状であればよいので、その形状を適宜自由に設定することができる。
又、燃料フィルターがフィルター収納ケース内に配置されているので、燃料フィルターを確実に保護できて燃料フィルターが破損することもなく、更には機関の停止時において、燃料タンク内に浮遊する異物が直接的に燃料フィルターに落下して堆積することがない。
又、本発明の第2の特徴によると、前記蓋部材には、前記燃料ポンプを支持するとともに前記ポンプ吐出路及び前記燃料吐出管間を連絡する燃料配管を有するポンプホルダーを取着し、また前記蓋部材には、前記燃料ポンプ、前記ポンプホルダー及び前記燃料フィルターを囲繞するように燃料タンク内に突出するガイド筒部を前記蓋部材に立設し、このガイド筒部に、前記燃料フィルター及び燃料ポンプと、前記ポンプホルダーの下方部分とを収納するフィルター収納ケースの下端部を嵌合し、またこのフィルター収納ケースの上底部を前記ポンプホルダーの外周面に嵌合し、このフィルター収納ケースの重力方向に沿う側壁の下部に、燃料タンク内の前記燃料をフィルター収納ケース内へ供給する燃料供給孔を穿設し、自動二輪車のジャンプ走行時には前記燃料供給孔より上方の前記フィルター収納ケース内部に燃料を保持するよう、フィルター収納ケースは,前記上底部が前記ポンプホルダーで閉鎖されることにより,前記燃料供給孔を除いて密閉状に形成される。
而して、燃料タンク内の燃料は、燃料供給孔を介してフィルター収納ケース内に流入し、フィルター収納ケース内の燃料が燃料フィルターを介して燃料ポンプに吸入され、燃料ポンプによって昇圧された燃料がポンプ吐出路、燃料配管、燃料吐出管を介して外部の燃料噴射弁に向けて供給される。
以上によると、前記第1の特徴の効果に加え、燃料ポンプ、燃料配管を有するポンプホルダーの一部及び燃料フィルターがフィルター収納ケースの内方に配置されるので、燃料供給装置の単体時において、燃料ポンプ、ポンプホルダー、燃料フィルター及び燃料配管がフィルター収納ケースによって保護され、それらが損傷することがない。
又、燃料タンクの開口部より、かかる燃料供給装置を燃料タンク内へ挿入する際、燃料ポンプ、ポンプホルダー、燃料フィルター、燃料配管が開口部に当接することがないので、それらの損傷が抑止され、且つ挿入作業性を大きく向上できる。
更に、燃料ポンプがフィルター収納ケース内に配置されたことにより、燃料ポンプの作動音、燃料の吐出音等をフィルター収納ケースによって遮断することができ、燃料タンク外への漏洩を効果的に抑止できる。
又、本発明の第3の特徴によると、プレッシャーレギュレターの燃料排出路に接続されるリターン燃料配管がフィルター収納ケース内に開口されるもので、プレッシャーレギュレターの余剰燃料はリターン燃料配管よりフィルター収納ケース内に戻すことができる。従って、フィルター収納ケース内には燃料タンク内の燃料が燃料供給孔を介して供給されるとともにリターン燃料配管よりプレッシャーレギュレターの余剰燃料が供給される。以上によるとフィルター収納室内には充分な燃料が供給され、これによって燃料供給孔を小開口とすることができ、この小開口よりなる燃料供給孔によれば、自動二輪車のジャンプ走行時における燃料供給孔から燃料タンク内への燃料の流出を一層抑止できる。
更に本発明の第4の特徴によると、リターン燃料配管は、フィルター収納ケースの上底部よりフィルター収納室内に挿入されて開口する。
以上によると、リターン燃料配管を含む燃料ポンプ、燃料フィルター、燃料配管がフィルター収納ケースの内方に配置されるので、燃料供給装置の単体時においてそれらが損傷することがなく、更には、燃料タンクの開口部を介して燃料供給装置を燃料タンク内へ挿入する際、その挿入作業性を一層向上できるとともにリターン燃料配管が燃料タンク内においてふり回されることがない。
以下、本発明になる自動二輪車用の燃料供給装置の一実施例について図により説明する。
図1は、本発明の自動二輪車用の燃料供給装置の一実施例を示す要部縦断面図である。
Tは内部に燃料が貯溜される燃料タンクであり、その底部には開口部Taが穿設されて開口する。
1は燃料タンクTの開口部Taを閉塞する蓋部材であり、蓋部材1の上面より図において上方に向けて板材にて形成され、その上部に曲げ部2aが形成されたステー2がロー付け等により固着される。
Pは、その下端よりポンプ吸入路Paが突出配置されるとともにその上端にポンプ吐出路Pbが突出配置される燃料ポンプであり、燃料ポンプP内には、モータ3によって回転駆動されるポンプ部4が配置され、ポンプ部4がモータ3によって回転されると、ポンプ吸入路Paよりポンプ部4内に燃料を吸入し、ポンプ部4によって昇圧された燃料はポンプ吐出路Pbより吐出される。
かかる燃料ポンプPは特許2776304号公報等に開示される。
前記燃料ポンプPは、ゴム材料によって形成されたインシュレータ5を介してステー2に当接配置され、かかる状態において締結バンド6によってステー2に固定配置される。
7は、ステー2の曲げ部2aと燃料ポンプPの上端との間に挟持されて配置されたポンプホルダーであり、このポンプホルダー7には上下方向に向けて吐出流路8が貫通して穿設されるとともに吐出流路8の下端開口内に燃料ポンプPのポンプ吐出路Pbがシールリング9を介して液密的に挿入配置され、吐出流路8の上端開口は、蓋部材1に立設され、その上端10aが蓋部材1より上方に向かって開口し、下端10bが蓋部材1より下方に向かって開口する燃料吐出管10の前記上端10aに燃料配管11によって連絡される。
又、吐出流路8の中間部より側方に向かってプレッシャーレギュレター挿入孔12が開口して穿設され、このプレッシャーレギュレター挿入孔12内にプレッシャーレギュレターRが挿入されて固定配置される。
プレッシャーレギュレターRは、図において右側方に開口するレギュレター本体13の鍔部と、図において左側方に開口するカップ体14の鍔部との間にダイヤフラム15が挟持され、レギュレター本体13の開口とダイヤフラム15の左側面とによって燃料室16が形成され、カップ体14の開口とダイヤフラム15の右側面とによってスプリング室17が区分形成される。
そして、燃料室16内には、レギュレター本体13の筒部13aの左端に向けて燃料流入路18が開口するとともにレギュレター本体13の側部に向けて燃料排出路19が開口する。
尚、前記燃料排出路19の燃料室16内への開口端にはバルブシート20が配置されるもので燃料排出路19はバルブシート20をもって燃料室16内へ開口する。
又、ダイヤフラム15にはバルブシート20を開閉する弁体21が一体的に取着されるもので、弁体21を含むダイヤフラム15は、スプリング室17内に縮設されるダイヤフラムスプリング22により燃料室16側へ付勢される。
そして、前記プレッシャーレギュレターの筒部13aがポンプホルダー7のプレッシャーレギュレター挿入孔12内に液密的に挿入されてポンプホルダー7に取着される。
又、燃料ポンプPのポンプ吸入路Paに、網、濾紙、スポンジ等の濾過部材Faを備える燃料フィルターFが装着される。具体的には、燃料フィルターFの基部Fbがポンプ吸入路Paの外周に挿入され、基部Fbより側方にのびる鍔部が燃料ポンプPの下方突部にクリップ等により係止される。
そして、燃料フィルターFの外周には、燃料フィルターFの全外周を囲繞するフィルター収納ケースCが配置される。
フィルター収納ケースCについて、より具体的に説明すると、フィルター収納ケースCは、有底カップ状の上側ケースCaと有底カップ状の下側ケースCbとが鍔部をもって当接配置されて箱形状に形成され、上側ケースCaに形成される円筒部Ca1が燃料ポンプPの下方外周に環状パッキン23を介して嵌合され、この状態で円筒部Ca1が締結バンド24によって燃料ポンプPの下方外周に取着される。
又、フィルター収納ケースCの重力方向Xに沿う側壁の下部には燃料供給孔25が穿設される。具体的には、下側ケースCbの重力方向Xに沿う側壁Cb1の下部に燃料供給孔25が穿設される。
以上によれば、燃料フィルターFは、重力方向の側壁Cb1に燃料供給孔25が開口して穿設されたフィルター収納ケースC内に配置され、そのフィルター収納ケースCは、その上側の円筒部Ca1が燃料ポンプPで閉鎖されることにより,上記燃料供給孔25を除いて密閉状に形成されることになる。
以上によって、燃料供給装置Uが形成されるもので、この燃料供給装置Uについて再度まとめてみると、蓋部材1に立設されたステー2に燃料ポンプPが取着され、燃料供給孔25を除いて密閉状に形成されるフィルター収納ケースC内に燃料フィルターFが収納され、ポンプ吐出路Pbにポンプホルダー7に穿設された吐出流路8が接続されるとともに吐出流路8が蓋部材1に立設された燃料吐出管10に燃料配管11をもって接続され、更に吐出流路8より分岐するプレッシャーレギュレター挿入孔12にプレッシャーレギュレターRが挿入配置される。
そして、燃料タンクTの開口部Taより、前記燃料供給装置のステー2に取着された燃料ポンプPと、燃料フィルターFを収納するフィルター収納ケースCと、プレッシャーレギュレターRと、吐出流路8、燃料配管11を含む燃料吐出路10の上端10aと、が挿入され、かかる状態において蓋部材1が燃料タンクTの開口部Taを閉塞して保持する。以上によると、燃料タンクTの開口部Taは蓋部材1によって閉塞され、燃料タンクT内に、燃料供給装置Uを構成する燃料フィルターFを備えるフィルター収納ケースCと、燃料ポンプPと、吐出流路8、燃料配管11、燃料吐出管10の上端10aと、プレッシャーレギュレターRとが配置され、一方蓋部材1より燃料タンクT外に向けて燃料吐出管10の下端10bが外方に向かって開口する。
尚、本実施例における燃料タンクTの開口部Taは、燃料タンクTの重力方向における下底部に穿設されたもので、従って燃料フィルターFを含むフィルター収納ケースCは燃料タンクTの下底部近傍に配置されることになる。
次にその作用について説明する。
機関の停止時にあっては、燃料ポンプPのモータ3は非通電状態にあり、燃料ポンプPから燃料吐出管10に向けての燃料供給は停止されるもので、かかる状態においてフィルター収納ケースC内には燃料タンクT内に貯溜される燃料が、燃料供給孔25を介してフィルター収納ケースC内に供給され、フィルター収納ケースC内は常に連続的に燃料によって満たされる。
そして、機関の運転時にあっては、燃料ポンプPのモータ3に通電が開始され、モータ3の回転によりポンプ部Pは駆動を開始する。
上記ポンプ部Pの駆動によると、フィルター収納ケースC内に充満する燃料は、燃料フィルターFによってその異物が除去され、清浄な燃料がポンプ吸入路Paよりポンプ部4に吸入され、ポンプ部4によって昇圧された燃料がポンプ吐出路Pbよりポンプホルダー7の吐出流路8内に吐出される。
ここで吐出流路8内の燃料の一部がプレッシャーレギュレター挿入孔12、燃料流入路18を介してプレッシャーレギュレターRの燃料室16内へ導入される。そして燃料室16内へ供給される燃料圧力によってダイヤフラム15を含む弁体21がダイヤフラムスプリング22のバネ力に抗してスプリング室17側へ移動して弁体21がバルブシート20を開放し、これによって余剰の燃料が燃料排出路19を介して燃料タンクT内に排出され、もって吐出流路8内を流れる燃料圧力を所望の一定圧力に調圧できる。
而して、吐出流路8内の一定圧力に調圧された燃料が、燃料配管11、燃料吐出管10を介して外部に向けて供給されるもので、かかる一定圧力に調圧された燃料が、燃料吐出管10から図示されぬ燃料噴射弁を介して機関に供給されて機関の良好な運転を維持できる。
尚、フィルター収納ケースC内には、燃料供給孔25より常時燃料タンクT内の燃料が供給される。
ここで、前記燃料供給装置を備える燃料タンクTが自動二輪車に搭載され、自動二輪車が起伏の激しいオフロード走行、ジャンプ走行が行なわれた際について鑑案すると、かかるジャンプ走行時において、燃料タンクT内の燃料はその慣性力によって燃料タンクTの上部空間に向かって移動し、燃料タンクTの底部近傍における燃料が空の状態となることがある。これは燃料タンクT内の上部空間が大である(燃料の残量が少ないこと)とより顕著にあらわれる。
ここで、本発明になる燃料供給装置Uにあっては、燃料タンクT内に、燃料タンクTと隔絶された、燃料供給孔25を除いて密閉状のフィルター収納ケースCを配置したので、かかるジャンプ走行時においてフィルター収納ケースC内の燃料がその慣性力をもって燃料タンクT内へ流出することがなく、常時フィルター収納ケースC内に燃料を充満して保持できる。
尚、フィルター収納ケースCに穿設される燃料供給孔25がフィルター収納ケースCの重力方向Xに沿う側壁Cb1の下部に穿設したことにより、燃料供給孔25が重力方向Xに直交して配置されることになり、フィルター収納ケースC内の燃料が重力方向において慣性力を受けた際にあっても燃料供給孔25から燃料タンクT内への燃料の流出が効果的に抑止される。
そして、燃料フィルターFの全周が前述の如く、ジャンプ走行時にあっても常時燃料が充満するフィルター収納ケースC内に配置されたことによると、ジャンプ走行時にあっても安定して且つ連続的に燃料ポンプPに向けて燃料を供給することができるので、ジャンプ走行、ジャンプ走行直後の加速運転を良好に行なうことができる。
尚、前記燃料供給孔の開口面積は、燃料ポンプPの最大吐出量が支障なく得られる面積であれば、できる限り小開口であることが望ましい。
又、燃料供給孔25を複数設けると、1個当りの開口面積をより小開口とすることができ、フィルター収納ケースC内から燃料タンクT内への燃料の流出をより効果的に抑止できる。
上記は後述する他の実施例における燃料供給孔においても同様である。
又、燃料フィルターFの略全外周がフィルター収納ケースCによって囲繞されていることによると、燃料フィルターFを障害物から確実に保護することができて破損がなく、更には機関停止時において、燃料タンク内の燃料中に浮遊する異物が燃料フィルターF上に直接的に落下して堆積することがなく、燃料フィルターFの良好な濾過性能を長期間に渡って維持できる。
更にフィルター収納ケースCの形状は、燃料フィルターFの外周を略密閉状に囲繞できる形状であればよく、その形状に特に限定を受けることがないので、フィルター収納ケースCの設計的自由度が高い。
更に又、従来の燃料供給装置に対し、その燃料フィルターFの外周に、略密閉状のフィルター収納ケースCを配置すればよいので、従来の燃料供給装置に対して極めて容易に実施することができる。
次に、図2、図3により本発明の自動二輪車用の燃料供給装置の他の実施例について説明する。図2は燃料供給装置の縦断面図。図3は図2のA−A線における横断面図。である。
30は、燃料タンクTの開口部Taを閉塞する蓋部材であり、蓋部材30のフランジ部30aには開口部Taから燃料タンクT内に突出する円筒状のガイド筒部30bが形成され、又、ガイド筒部30bの内方には上下方向に流路挿入孔30cが貫通して穿設され、流路挿入孔30cの下方開口には外部に向かって開口する燃料吐出管31が液密的に固定配置される。
32は、ガイド筒部30bの内方に配置されるポンプホルダーであり、ポンプホルダー32には、一端が燃料ポンプPのポンプ吐出路Pbにシールリング33を介して挿入されるとともに他端が蓋部材30の流路挿入孔30cの上方開口に挿入される燃料配管34が穿設され、さらに燃料配管34から側方に分岐してプレッシャーレギュレター挿入孔35が開口して穿設される。
尚、前記プレッシャーレギュレター挿入孔には、第1の実施例と同様のプレッシャーレギュレターRが挿入して固定配置されるもので、プレッシャーレギュレターRは図1と同一の符号を使用した。
又、ポンプ吸入路Pa、ポンプ吐出路Pbを備える燃料ポンプPもまた図1と同様の燃料ポンプが用いられるもので、ポンプ吸入路Paには燃料フィルターFが取着される。
そして、前記燃料フィルターFを備える燃料ポンプPは、ポンプホルダー32と蓋部材30によって挟持されるもので、具体的には、燃料ポンプPのポンプ吐出路Pbが燃料配管34の上方開口34aに挿入されるとともに燃料配管34の下方開口34bが蓋部材30の流路挿入孔30cの上方開口30c1に挿入され、かかる状態において、ポンプホルダー32が図示せぬネジによって蓋部材30に螺着される。
そして、このとき特に、ポンプ吸入路Pa、ポンプ吐出路Pbを備える燃料ポンプPと、ポンプ吸入路Paに接続される燃料フィルターFと、ポンプホルダー32に形成されて、一端がポンプ吐出路Pbに接続され、他端が蓋部材30に立設された燃料吐出管31に接続される燃料配管34とが蓋部材30のガイド筒部30bの内方30dに配置される。
そして、ガイド筒部30bの外周30eには、燃料ポンプP、燃料フィルターFと,燃料配管34を有するポンプホルダー32の下方部分とを収納する有底カップ状のフィルター収納ケース36の下端部が嵌合される。
より具体的には、ガイド筒部30bの外周30eに、重力方向X(図2において上下方向をいう)に沿う円筒状の側壁36aの下端部が嵌合され、側壁36aの上部に形成される上底部36bが燃料配管34を有するポンプホルダー32の外周に微小間隙Sをもって嵌合される。この微小間隙Sは、フィルター収納ケース36内から外方に向かう燃料流れに対して流路抵抗を与えることのできる間隙に設定される。したがって、上底部36bは、それを貫通するポンプホルダー32により実質上閉鎖される。
又、フィルター収納ケース36の重力方向に沿う側壁36aの下部には燃料供給孔36cが穿設される。この燃料供給孔36cの開口面積は燃料ポンプPの最大吐出量が支障なく得られる面積である。
以上よりなるフィルター収納ケース36は、その上底部36bが,それを貫通するポンプホルダー32で実質上閉鎖されることにより,燃料供給孔36cを除いて実質上密閉状に形成される。そして、上底部36bから蓋部材30に向けてネジ37によって螺着配置されるもので、これによってフィルター収納ケース36内に燃料配管34、燃料ポンプP、燃料フィルターFを略密閉状に囲繞して配置することができ、一方フィルター収納ケース36の内方は燃料供給孔36cをもって外方へ開口される。又、燃料供給孔36cは、ガイド筒部30bの外周にフィルター収納ケース36の側壁36aが嵌合された際、燃料供給孔36cの開口がガイド筒部30bの外周によって閉塞されない範囲で、且つ重力方向Xにおいてできるだけ下方が好ましい。
そして上記構成よりなる燃料供給装置Uは以下によって燃料タンクT内に装着される。すなわち、燃料タンクTの開口部TaよりプレッシャーレギュレターRを含むフィルター収納ケース36が燃料タンクT内へ挿入され、かかる状態において蓋部材30のフランジ部30aが燃料タンクTの底面に当接され図示されぬネジにより蓋部材30が燃料タンクTに螺着固定される。
以上によると、フィルター収納ケース36内に配置される燃料配管34、燃料ポンプP、燃料フィルターF、プレッシャーレギュレターRが燃料タンクT内に配置され、燃料吐出管31が燃料タンクT外へと開口配置される。
次にその作用について説明すると、燃料タンクT内の燃料は、燃料供給孔36cよりフィルター収納ケース36内に供給され、燃料フィルターFは、常時フィルター収納ケース36内の燃料中に浸せき配置される。
そして、機関の停止時において、燃料ポンプPが非駆動状態にあることから燃料吐出管31より燃料の供給が行なわれることがなく、機関の運転時において、フィルター収納ケース36内の燃料は、燃料フィルターFによってその異物が除去され、ポンプ吸入路Paよりポンプ部4に吸入されて昇圧され、この昇圧された燃料がポンプ吐出路Pbより燃料配管34内に吐出される。
そして、燃料配管34内の昇圧された燃料は、前記実施例と同様にプレッシャーレギュレターRによって所望の一定圧力に調圧され、この燃料が燃料配管34、燃料吐出管31を介して図示されぬ燃料噴射弁へ供給される。
かかる実施例によると、前記実施例と同様にジャンプ走行及びジャンプ走行直後のいかなる運転状態にあっても常に燃料フィルターFを燃料が常時貯溜されるフィルター収納ケース36内に配置できるので、燃料ポンプPに向けて常に連続して安定した燃料を供給できて良好な運転状態を得ることができ、前記実施例の効果に加えて更に以下の格別な効果を達成できる。
すなわち、フィルター収納ケース36の内方に燃料配管34、燃料ポンプP、燃料フィルターFが配置されるので、燃料供給装置Uを燃料タンクTの開口部Taより燃料タンクT内へ挿入配置する際、前記燃料配管、燃料ポンプP、燃料フィルターFが開口部Taに当接して、これが損傷することがなくその挿入作業性を大きく向上できたものである。
又、燃料供給装置Uの単体時においても燃料配管34、燃料ポンプP、燃料フィルターFがフィルター収納ケース36によって保護されるので、それらの搬送が容易となったものである。
更に燃料ポンプPがフィルター収納ケース36内に同時に収納配置されたことによると、燃料ポンプPの駆動音、燃料の吸入、吐出音をフィルター収納ケース36によって遮断することができたもので、燃料タンクT外への音の漏洩を抑止でき、特に乗員が燃料タンクTの近傍に位置する自動二輪車において好ましい。
再び図1及び図2に戻って説明すると、プレッシャーレギュレターRの燃料排出路19に接続されるリターン燃料配管40を、フィルター収納ケースC、36の内に開口配置すると、プレッシャーレギュレターRの余剰燃料は、常にフィルター収納ケースC、36内へ戻されるもので、これによると、フィルター収納ケースC、36内への燃料の供給は、リターン燃料配管40による余剰燃料と、燃料供給孔25、36cによる燃料タンクT内の燃料とによって行なわれる。
このようにフィルター収納ケースC、36内へ2系統の燃料供給が行なわれることによると、燃料供給孔36cの開口面積を余剰燃料の供給に相当して小さくすることができ、ジャンプ走行時における燃料供給孔36cから燃料タンクT内への燃料の流出を一層抑止できる。
更に図2に戻って説明すると、プレッシャーレギュレターRのリターン燃料配管40をフィルター収納ケース36の上底部36bを介してフィルター収納ケース36内に挿入したことによると、フィルター収納ケース36の側壁36aに沿ってリターン燃料配管40が配置されることがなく、燃料供給ユニットUを燃料タンクTの開口部Taより燃料タンクT内へ挿入する際、より一層その挿入作業性を向上できる。
尚、本実施例における燃料タンクTの開口部Taは、燃料タンクTの底部に穿設したものであるが、燃料タンクTの上部に開口部を穿設したものであっても適用できる。
本発明になる自動二輪車用の燃料供給装置の一実施例を示す縦断面図。 本発明になる自動二輪車用の燃料供給装置の他の実施例を示す縦断面図。 図2のA−A線における要部横断面図。
C フィルター収納ケース
Cb1 側壁
F 燃料フィルター
P 燃料ポンプ
Pa ポンプ吸入路
Pb ポンプ吐出路
R プレッシャーレギュレター
T 燃料タンク
Ta 燃料タンクの開口部
P 燃料ポンプ
X 重力方向
1 蓋部材
10 燃料吐出管
19 燃料排出路
25 燃料供給孔
30 蓋部材
31 燃料吐出管
32 ポンプホルダー
34 燃料配管
36 フィルター収納ケース
36a フィルター収納ケースの側壁
36b フィルター収納ケースの上底部
36c 燃料供給孔
40 リターン燃料配管

Claims (4)

  1. 燃料タンク(T)に穿設される開口部(Ta)を閉塞する蓋部材(1)に燃料ポンプ(P)が取着され、この燃料ポンプ(P)と、この燃料ポンプ(P)のポンプ吸入路(Pa)に接続される燃料フィルター(F)とが前記開口部(Ta)を介して燃料タンク(T)内へ挿入配置され、前記燃料ポンプ(P)のポンプ吐出路(Pb)が、前記蓋部材(1)に立設された燃料吐出管(10)を介して燃料タンク(T)外へ開口する自動二輪車用燃料供給装置において、
    前記燃料フィルター(F)を収納するように前記燃料タンク(T)に配置されるフィルター収納ケース(C)が,その上側に形成された円筒部(Ca1)を前記燃料ポンプ(P)の下端部外周に液密に嵌合して該燃料ポンプ(P)に取着され,このフィルター収納ケース(C)の重力方向(X)に沿う側壁(Cb1)の下部に、燃料タンク(T)内の燃料をフィルター収納ケース(C)内へ供給する燃料供給孔(25)を穿設し、自動二輪車のジャンプ走行時には前記燃料供給孔(25)より上方の前記フィルター収納ケース(C)内部に燃料を保持するよう、フィルター収納ケース(C)は,前記円筒部(Ca1)が前記燃料ポンプ(P)で閉鎖されることにより,前記燃料供給孔(25)を除いて密閉状に形成されることを特徴とする自動二輪車用の燃料供給装置。
  2. 燃料タンク(T)に穿設される開口部(Ta)を閉塞する蓋部材(30)に燃料ポンプ(P)が取着され、この燃料ポンプ(P)と、この燃料ポンプ(P)のポンプ吸入路(Pa)に接続される燃料フィルター(F)とが前記開口部(Ta)を介して燃料タンク(T)内へ挿入配置され、前記燃料ポンプ(P)のポンプ吐出路(Pb)が、前記蓋部材(30)に立設された燃料吐出管(31)を介して燃料タンク(T)外へ開口する自動二輪車用の燃料供給装置において、
    前記蓋部材(30)には、前記燃料ポンプ(P)を支持するとともに前記ポンプ吐出路(Pb)及び前記燃料吐出管(31)間を連絡する燃料配管(34)を有するポンプホルダー(32)を取着し、また前記蓋部材(30)には、前記燃料ポンプ(P)、前記ポンプホルダー(32)及び前記燃料フィルター(F)を囲繞するように燃料タンク(T)内に突出するガイド筒部(30b)を前記蓋部材(30)に立設し、このガイド筒部(30b)に、前記燃料フィルター(F)及び燃料ポンプ(P)と、前記ポンプホルダー(32)の下方部分とを収納するフィルター収納ケース(36)の下端部を嵌合し、またこのフィルター収納ケース(36)の上底部(36b)を前記ポンプホルダー(32)の外周面に嵌合し、このフィルター収納ケース(36)の重力方向(X)に沿う側壁(36a)の下部に、燃料タンク(T)内の前記燃料をフィルター収納ケース(36)内へ供給する燃料供給孔(36c)を穿設し、自動二輪車のジャンプ走行時には前記燃料供給孔(36c)より上方の前記フィルター収納ケース(36)内部に燃料を保持するよう、フィルター収納ケース(C)は,前記上底部(36b)が前記ポンプホルダー(32)で閉鎖されることにより,前記燃料供給孔(36c)を除いて密閉状に形成されることを特徴とする自動二輪車用の燃料供給装置。
  3. 前記ポンプ吐出路(Pb)と燃料吐出管(10、31)とを連絡する燃料配管(11、34)に、プレッシャーレギュレター(R)が接続され、このプレッシャーレギュレター(R)の燃料排出路(19)に接続されるリターン燃料配管(40)を前記フィルター収納ケース(C、36)内に開口したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車用の燃料供給装置。
  4. 前記リターン燃料配管(40)を、前記フィルター収納ケース(36)の上底部(36b)より該フィルター収納ケース(36)内に挿入したことを特徴とする請求項2記載の自動二輪車用の燃料供給装置。
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