JP5992366B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンク内の燃料を内燃機関いわゆるエンジンに供給する燃料供給装置に関する。
従来の燃料供給装置には、燃料タンクの開口部を覆う蓋部材と、蓋部材に配置される燃料ポンプと、燃料ポンプの燃料吸入口に接続される燃料フィルタとを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。一般的な燃料フィルタは、燃料を濾過する袋状の濾過材内に骨格状の内部フレームが設けられた濾過部材と、濾過材の内部空間と燃料ポンプの燃料吸入口とを連通する接続部材とを備えている。
特開2008−248751号公報
前記特許文献1(以下、「従来例」という)によると、燃料フィルタ(特許文献1において「1次フィルタ(141)」が相当する)が、蓋部材と燃料ポンプとの間の狭隘な空間に収容されている。このため、燃料フィルタの濾過部材の濾過面積(表面積)を増大することが困難であった。また、燃料フィルタの濾過部材を、特許文献1における2次フィルタ(143)のフィルタエレメント(176)のフィルタ本体(エレメント本体181)のように、扁平状に形成しかつ厚さ方向に筒状に丸めることにより、濾過面積を増大することが考えられる。特許文献1では、フィルタ本体(エレメント本体181)がケース(171)に収納されている。このため、フィルタ本体(エレメント本体181)の弾性復元力による展開方向の変位はケース(171)により抑制される。しかし、ケース(171)にかかる大きな配置スペースが必要となるため、燃料供給装置の大型化を余儀なくされることになる。
本発明が解決しようとする課題は、燃料フィルタの濾過部材の展開方向の変位を抑制しながらも燃料供給装置を小型化することにある。
第1の発明は、燃料タンクの開口部を覆う蓋部材と、蓋部材に配置される燃料ポンプと、燃料ポンプの燃料吸入口に接続される燃料フィルタとを備える燃料供給装置であって、燃料フィルタは、燃料を濾過する袋状の濾過材内に骨格状の内部フレームが設けられた濾過部材と、濾過材の内部空間と燃料ポンプの燃料吸入口とを連通する接続部材とを備え、燃料フィルタの濾過部材は、所定の厚さ、幅及び長さを有する扁平状に形成され、燃料フィルタの濾過部材は、長さ方向の寸法が短縮されるとともに厚さ方向の一側面が内側面となるように厚さ方向に曲げられ、燃料フィルタの接続部材は、燃料フィルタの濾過部材の長さ方向の中央部に配置され、燃料フィルタの濾過部材の展開方向の変位を抑制するフィルタ保持部材を備え、蓋部材には、燃料フィルタの濾過部材の長さ方向の両端部の間の空間部又はその空間部の近傍に対応する支持部が設けられ、フィルタ保持部材は、蓋部材の支持部に対して取付可能に形成された取付部と、その支持部に対する取付部の取付けにより燃料フィルタの濾過部材の長さ方向の少なくとも両端部の外側面に対して近接又は当接する保持部とを有する。
この構成によると、フィルタ保持部材の取付部を蓋部材の支持部に取付けることによって、保持部が燃料フィルタの濾過部材の長さ方向の少なくとも両端部の外側面に対して近接又は当接するように配置される。これにより、燃料フィルタの濾過部材(詳しくは、長さ方向の両端部)の展開方向の変位を抑制することができる。また、フィルタ保持部材が取付部と保持部とを有する簡単な構成であるため、燃料供給装置を小型化することができる。
第2の発明は、第1の発明において、蓋部材には、燃料フィルタの濾過部材の長さ方向の少なくとも両端部における蓋部材側の端部の外側面に対して近接又は当接する凸状部が設けられている。この構成によると、蓋部材に設けられた凸状部により、燃料フィルタの濾過部材の長さ方向の少なくとも両端部における蓋部材側の端部の展開方向の変位を抑制することができる。このため、フィルタ保持部材と蓋部材の凸状部との協働によって、燃料フィルタの濾過部材の長さ方向の少なくとも両端部の展開方向の変位を効果的に抑制することができる。
第3の発明は、第1又は2の発明において、蓋部材の支持部は、柱状に形成され、フィルタ保持部材の取付部は、支持部に嵌合可能な中空筒状に形成され、フィルタ保持部材の保持部は、取付部における燃料フィルタの濾過部材側とは反対側の壁部から両側方へ延びる一対の保持腕部を有し、フィルタ保持部材の取付部における燃料フィルタの濾過部材側とは反対側の壁部には、該壁部を各保持腕部側の壁部に分割する分割溝が形成され、取付部の各保持腕部側の壁部を含む片半部が分割溝の溝幅を増減する方向に相互に撓み変形可能に形成されている。この構成によると、蓋部材の支持部にフィルタ保持部材の取付部を嵌合する際、取付部の片半部が相互に分割溝の溝幅を増大するように撓み変形することによって、蓋部材にフィルタ保持部材を容易に取付けることができる。また、フィルタ保持部材の少なくとも一方の保持腕部の展開方向の変形時には、取付部の当該片半部が分割溝の溝幅を減少するように撓み変形することによって、支持部に対する取付部の固定力を増大することができる。
第4の発明は、第1〜3のいずれか1つの発明において、燃料フィルタの濾過部材は、燃料ポンプの周りを取り囲むように曲げられている。この構成によると、燃料ポンプと燃料フィルタとをコンパクトに配置することができる。ひいては、燃料供給装置の小型化に有効である。
第5の発明は、第1〜4のいずれか1つの発明において、燃料フィルタの濾過部材の幅方向を上下方向とし、フィルタ保持部材の保持部の内側面には、上下方向に延びる凸条部が突出されている。この構成によると、車両の加速時、減速時、操舵時等の燃料タンク内の燃料の揺動時には、フィルタ保持部材の保持部の凸条部によって、燃料フィルタの濾過部材と保持部との間の燃料の揺動を抑制することができる。これにともない、燃料フィルタの濾過部材と保持部との間の燃料の液面が上昇される。このため、濾過部材に対する燃料の浸漬面積を増大し、燃料ポンプの空汲みいわゆる燃料切れを抑制することができる。
一実施形態にかかる燃料供給装置を示す斜視図である。 燃料供給装置を示す左側面図である。 セットプレート、燃料フィルタ及びフィルタガイドを示す平面図である。 フィルタガイドを前方斜め左上方から見た斜視図である。 フィルタガイドを後方斜め左上方からから見た斜視図である。 フィルタガイドを示す平面図である。 図6のVII−VII線矢視断面図である。 図6のVIII−VIII線矢視断面図である。
以下、本発明を実施するための一実施形態について図面を用いて説明する。本実施形態では、車両、例えば自動二輪車の燃料タンクの底部に取付けられるいわゆる底付けタイプ(下付けタイプ)の燃料供給装置を例示する。図1は燃料供給装置を示す斜視図、図2は同じく左側面図、図3はセットプレート、燃料フィルタ及びフィルタガイドを示す平面図である。図2に示すように、燃料タンク10の底部すなわち底壁部11には、丸孔状の開口部12が形成されている。なお、燃料供給装置に係る方位を各図に矢印で示すとおりに定める。
燃料供給装置の基本的構成を説明する。図2に示すように、燃料供給装置14は、前記燃料タンク10内の燃料をエンジン(不図示)に供給するものである。燃料供給装置14は、樹脂製のセットプレート16を備えている。セットプレート16は、燃料タンク10の開口部12を覆うもので、円板状に形成されたプレート本体部17を主体として形成されている。プレート本体部17の上面には、円環状の環状壁部18が同心状に形成されている(図3参照)。環状壁部18は、燃料タンク10の開口部12内に嵌合可能に形成されている。環状壁部18は、円周方向に断続的に形成されている。また、プレート本体部17には、環状壁部18内において上方へ延びるC字筒状の支持筒部19(図3参照)が形成されている。支持筒部19の側面に開口する開口溝19aは右方に向けられている。
図2に示すように、前記プレート本体部17には、エルボ管状の燃料吐出ポート20が形成されている。燃料吐出ポート20は、基部がプレート本体部17を上下方向に貫通するように形成され、先端部(下端部)が横方向(後方)へ水平状に延伸されている。また、プレート本体部17の前端部には電気コネクタ22が設けられている。電気コネクタ22は、前記セットプレート16の下面側に形成されたコネクタハウジング23と、セットプレート16の上面側に形成された端子台24と、セットプレート16にインサート成形により一体化された4本の端子25(図3参照)とを備えている。
図3に示すように、前記端子台24は、前記セットプレート16の環状壁部18と支持筒部19との間において長四角柱状に形成されている。端子台24は、平面視において、前後方向を短くし、左右方向を長くする長四角形状をなしている。また、前記端子25の中央部分すなわち本体部分は、前記セットプレート16のプレート本体部17及び前記端子台24にそれぞれ絶縁状態で支持されている。これにより、端子25の上端部が端子台24の上面に突出されているとともに、その下端部(不図示)が前記コネクタハウジング23内に突出されている。なお、4本の端子25は前後2列で左右2個ずつ配置されている。
前記セットプレート16の支持筒部19内には、燃料ポンプ27が縦置き状に配置すなわち収容されている。燃料ポンプ27は、周知のウエスコ型の電動式燃料ポンプである。燃料ポンプ27の下端側には燃料吸入口28が配置されている。また、燃料ポンプ27の上端側には燃料吐出口(不図示)が配置されている。
前記燃料ポンプ27の燃料吸入口28には、吸入フィルタとしての燃料フィルタ30が接続されている。燃料フィルタ30は、濾過部材31と接続部材32とを備えている。濾過部材31は、燃料を濾過する袋状の濾過材34内に内部フレーム35が設けられている。濾過材34は、例えば、不織布、メッシュ材、濾紙、編布等からなる。また、内部フレーム35は、樹脂製で骨格状に形成され、濾過材34を膨大状態に保持する。また、濾過材34及び内部フレーム35はそれぞれ可撓性を有している。
前記濾過部材31は、所定の厚さT、幅(高さ)W(図2参照)及び長さLを有する扁平状すなわち横長四角形板状に形成されている。濾過部材31の高さ方向(上下方向)は、幅方向に相当する。濾過部材31は、長さ方向の寸法が短縮されるとともに厚さ方向の一側面が内側面となるように厚さ方向に湾曲状に曲げられている。すなわち、濾過部材31は、前記燃料ポンプ27の周りを取り囲むように曲げられている。その曲げにより、濾過部材31は縦型C字筒状に形成されている。また、濾過部材31は、濾過材34及び内部フレーム35の可撓性を利用して曲げられている。また、濾過部材31は、曲げる前は、図3に二点鎖線31で示すように、平面視で長さ方向に直線状に延びている。なお、濾過部材31の長さ方向は、濾過部材31の曲げ後においては周方向に相当する。
前記接続部材32は、樹脂製で、エルボ管状に形成されている。接続部材32は、燃料フィルタ30の濾過部材31の曲げによる内側面における長さ方向(周方向)の中央部の下端部に配置されている。接続部材32の横向きに開口する一端部(図3において右端部)は、前記濾過部材31の濾過材34の内部空間に連通されかつ前記内部フレーム35に一体的に結合されている。また、接続部材32の上向きに開口する他端部(図3において左端部)は、前記燃料ポンプ27の燃料吸入口28に接続されている。
前記接続部材32は、前記セットプレート16の支持筒部19を半径方向に横切るように前記開口溝19a内に配置されている。また、前記燃料ポンプ27は、前記燃料フィルタ30を接続した状態で、接続部材32を開口溝19aに差し込むようにして支持筒部19内に嵌合されている。これにより、濾過部材31は、支持筒部19を取り囲むように配置されている。
前記濾過部材31は、その長さ方向の両端部の間の空間部が前記セットプレート16の端子台24に対応するように配置されている。すなわち、セットプレート16の電気コネクタ22の端子台24は、濾過部材31の長さ方向の両端部の間の空間部に対応する位置に配置されている。なお、端子台24は、濾過部材31の長さ方向の両端部の間の空間部の近傍に対応する位置に配置してもよい。また、説明の都合上、端子台24の左側に位置する濾過部材31の端部を「左端部31a」といい、端子台24の右側に位置する濾過部材31の端部を「右端部31b」という。
図1に示すように、前記燃料フィルタ30の濾過部材31の下端部31cは、前記セットプレート16の環状壁部18内に収容されている(図2参照)。環状壁部18は、濾過部材31の下端部31cの外側面に対して近接又は当接する(図3参照)。なお、濾過部材31の下端部31cは本明細書でいう「セットプレート側の端部」に相当する。
前記支持筒部19の上部には樹脂製のケーシング37が取付けられている。ケーシング37は、縦型円筒状の延長筒部38と、延長筒部38の左上部に形成された燃料配管部39とを一体に有している。延長筒部38は、前記セットプレート16の支持筒部19に嵌合されかつスナップフィットにより連結されており、前記燃料ポンプ27の上部を収容している(図3参照)。また、燃料配管部39は、燃料ポンプ27の燃料吐出口(不図示)に接続されている。また、燃料配管部39と前記セットプレート16の燃料吐出ポート20とは、連通管41を介して接続されている(図2参照)。連通管41は、前記濾過部材31の後側に隣接するように配置されている。なお、燃料配管部39内には、プレッシャレギュレータ(不図示)が組み込まれている。プレッシャレギュレータは、燃料ポンプ27から吐出される燃料の圧力を調整し、それによって生じた余剰燃料を燃料タンク10内に吐出する。
図2に示すように、前記延長筒部38の左側面には、燃料タンク10内の燃料の残量すなわち液面の位置を検出するセンダゲージ43が設けられている。センダゲージ43は、ゲージ本体44と、ゲージ本体44に対して回動可能に設けられたアーム45と、アーム45の自由端部に取付けられたフロート46とを備えている。燃料タンク10内の燃料の液面の変化に応じて、フロート46が上下動することによりアーム45が回動する。ゲージ本体44は、アーム45の回動角度を検出して信号化し、検出信号を出力する。また、前記燃料フィルタ30の濾過部材31の左端部31aは、ゲージ本体44を回避するように、その高さが低く形成されている。これにより、濾過部材31の左端部31aは、セットプレート16のプレート本体部17とゲージ本体44との間に、前後方向に延びるように配置されている。
図1に示すように、前記燃料ポンプ27に電気的に接続されたハーネス48、及び、前記センダゲージ43(詳しくはゲージ本体44)に電気的に接続されたハーネス50は、電気コネクタ22の端子台24上において各端子25にそれぞれ電気的に接続されている。なお、ハーネス48は後列の2本の端子25にそれぞれ電気的に接続され、また、ハーネス50は前列の2本の端子25にそれぞれ電気的に接続されている。
前記燃料供給装置14は、燃料タンク10の底壁部11に対してその下方からセットプレート16を取付けることにより、燃料タンク10に設置される(図2参照)。なお、セットプレート16の環状壁部18が底壁部11の開口部12に嵌合されるとともに、プレート本体部17の外周部がその開口部12の口縁部に当接される。したがって、セットプレート16により燃料タンク10の底壁部11の開口部12が覆われるすなわち閉鎖される。また、図示はしないが、セットプレート16の燃料吐出ポート20には、エンジンにつながる燃料供給配管が接続される。また、電気コネクタ22のコネクタハウジング23には、外部電源につながる外部コネクタ(不図示)が嵌合により接続される。なお、セットプレート16は本明細書でいう「蓋部材」に相当する。
前記した燃料供給装置14において、燃料ポンプ27が駆動されると、燃料タンク10内の燃料が燃料フィルタ30の濾過部材31を介して燃料ポンプ27により吸入されかつ昇圧されてケーシング37の燃料配管部39に吐出される。その燃料は、燃料配管部39から連通管41及び燃料吐出ポート20を流れた後、燃料供給配管(不図示)を介してエンジンに供給される。
前記燃料フィルタ30の濾過部材31は、濾過材34及び内部フレーム35の可撓性を利用して曲げられているため、濾過材34及び内部フレーム35の弾性復元力により、長さ方向の両端部31a,31bが展開方向に変位しようとする。このため、燃料供給装置14には、燃料フィルタ30の濾過部材31(詳しくは、長さ方向の両端部31a,31b)の展開方向の変位を抑制するためのフィルタガイド52が設けられている(図1〜図3参照)。
次に、前記フィルタガイド52について説明する。図4はフィルタガイドを前方斜め左上方から見た斜視図、図5は同じく後方斜め左上方からから見た斜視図、図6は同じく平面図、図7は図6のVII−VII線矢視断面図、図8は図6のVIII−VIII線矢視断面図である。図6に示すように、フィルタガイド52は、樹脂製で、取付部54と保持部56とを一体に有している。なお、フィルタガイド52は本明細書でいう「フィルタ保持部材」に相当する。
前記取付部54は、前記セットプレート16の端子台24(図3参照)に対して取付可能に形成されている。すなわち、取付部54は、端子台24に対して嵌合可能な中空四角筒状に形成されている。取付部54は、前壁部58と後壁部59と左壁部60と右壁部61とを有している。左壁部60は、他の壁部58,59,61よりも下方へ延びる脚片部63を有している(図8参照)。
図5に示すように、前記前壁部58の内側面の上部には、左右2本の当接リブ65が突出されている。当接リブ65は、上下方向に延びかつ左右に平行をなす直線状リブからなる。当接リブ65の下端部には、当接リブ65の突出量(前後方向の高さ)を次第に低くする案内斜面65aが形成されている(図7参照)。
また、図8に示すように、前記後壁部59の内側面の下部には、左右2本の当接リブ66が突出されている。当接リブ66は、上下方向に延びかつ左右に平行をなす直線状リブからなる。当接リブ66の下端部には、当接リブ66の突出量(前後方向の高さ)を次第に低くする案内斜面66aが形成されている(図7参照)。
また、図6に示すように、前記左壁部60の内側面には、前後2本の当接リブ67が突出されている。当接リブ67は、左壁部60(脚片部63を含む)の全高に亘って上下方向に延びかつ前後に平行をなす直線状リブからなる(図8参照)。
また、図7に示すように、前記右壁部61の内側面には、前後2本の当接リブ68が突出されている。当接リブ68は、右壁部61の全高に亘って上下方向に延びかつ前後に平行をなす直線状リブからなる(図8参照)。
図6に示すように、平面視において、各当接リブ65〜68は、左右対称状にかつ前後対称状に配置されている。また、前壁部58の左右方向の中央部には、該前壁部58を左右の各壁部58a,58bに分断する分割溝70が形成されている。分割溝70は、所定の溝幅(左右方向の隙間寸法)70wをもって形成されている。なお、前壁部58は本明細書でいう「燃料フィルタの濾過部材側とは反対側の壁部」に相当する。
前記保持部56は、左右の各保持腕部72,74を有している。左側の保持腕部72は、前記取付部54の前壁部58の左側の壁部58aから左後方へ向かって連続状にかつ湾曲状に延びている。また、右側の保持腕部74は、取付部54の前壁部58の右側の壁部58bから左後方へ向かって連続状にかつ湾曲状に延びている。右側の保持腕部74は、左側の保持腕部72の高さよりも高い高さになるように上方へ張出状に延出されている(図5参照)。
前記取付部54の左半部(符号、54aを付す)の壁部(前壁部58の左側の壁部58a及び左壁部60等を含む壁部)、及び、取付部54の右半部(符号、54bを付す)の壁部(前壁部58の右側の壁部58b及び右壁部61等を含む壁部)は、分割溝70の溝幅70wを増減する方向へ撓み変形可能に形成されている。なお、取付部54の左半部54a及び右半部54bは本明細書でいう「片半部」にそれぞれ相当する。
前記両保持部56の内側面には、それぞれ複数本(図6では5本を示す)のリブ部76が突出されている。リブ部76は、上下方向に延びかつ基端側(取付部54側)から自由端側に向かって略等間隔で配置された直線状リブからなる(図5参照)。なお、リブ部76は本明細書でいう「凸条部」に相当する。
前記フィルタガイド52は、前記セットプレート16の電気コネクタ22の端子台24にその上方から取付部54を嵌合することにより、セットプレート16に取付けられている(図1〜図3参照)。端子台24に取付部54を嵌合する際、端子台24の前後左右の各側面に対して取付部54の前後左右の各当接リブ65〜68が摺動接触する(図6〜図8参照)。
また、取付部54の前側の当接リブ65と後側の当接リブ66とが上下にずらして形成されている(図7参照)。このため、端子台24に取付部54を嵌合していく際、端子台24の後側面の上端縁(後側面と上端面とのなす隅角部)に対して取付部54の後側の当接リブ66の案内斜面66aが摺動接触した後、端子台24の後側面に取付部54の後側の当接リブ66の前端面が摺動接触する。続いて、端子台24の前側面の上端縁(前側面と上端面とのなす隅角部)に対して取付部54の前側の当接リブ65の案内斜面65aが摺動接触した後、端子台24の前側面に取付部54の前側の当接リブ65の後端面が摺動接触する。このように、端子台24に対して後側の当接リブ66、前側の当接リブ65の順で段階的に摺動接触することにより、端子台24に対して両当接リブ65,66を同時に摺動接触させる場合と比べて、端子台24に対する取付部54の挿入荷重を低減し、端子台24に対する取付部54の嵌合力(組付力)を低減することができる。よって、端子台24に取付部54を容易に取付けることができる。
また、取付部54の左壁部60の脚片部63(詳しくは下端面)が、セットプレート16のプレート本体部17(詳しくは上面)に当接する(図8参照)。これにより、端子台24に対する取付部54の取付けが完了し、端子台24の所定の高さ位置に取付部54が支持される。また、端子台24の前後左右の各側面に対して取付部54の各当接リブ65〜68が当接した状態となる(図6参照)。また、左側の保持腕部72が燃料フィルタ30の濾過部材31の左端部31aの外側に当接又は近接されるとともに、右側の保持腕部74が燃料フィルタ30の濾過部材31の右端部31bの外側に当接又は近接される(図3参照)。
前記した燃料供給装置14によると、フィルタガイド52の取付部54をセットプレート16の端子台24に取付けることによって、保持部56の左側の保持腕部72が燃料フィルタ30の濾過部材31の左端部31aの外側面に対して近接又は当接するように配置される。これとともに、保持部56の右側の保持腕部74が燃料フィルタ30の濾過部材31の右端部31bの外側面に対して近接又は当接するように配置される(図3参照)。
これにより、燃料フィルタ30の濾過部材31(詳しくは、長さ方向の両端部31a,31b)の展開方向の変位を抑制することができる。詳しくは、濾過部材31の左端部31aが展開方向に変位しようとするときには、濾過部材31の左端部31aがフィルタガイド52の保持部56の左側の保持腕部72に当接し又は当接しているので、それ以上の展開方向の変位が抑制される。また、濾過部材31の右端部31bが展開方向に変位しようとするときには、濾過部材31の右端部31bがフィルタガイド52の保持部56の右側の保持腕部74に当接し又は当接しているので、それ以上の展開方向の変位が抑制される。また、フィルタガイド52が取付部54と保持部56とを有する簡単な構成であるため、燃料供給装置14を小型化することができる。
また、フィルタガイド52の取付部54をセットプレート16の端子台24に取付けることにより、セットプレート16にフィルタガイド52を支持する構成としている。したがって、端子台24をフィルタガイド52の支持部として兼用するため、フィルタガイド専用の支持部を設けなくてよい。なお、端子台24は本明細書でいう「支持部」に相当する。
また、燃料フィルタ30の濾過部材31の下端部31cがセットプレート16の環状壁部18内に収容されている(図2参照)。これにより、濾過部材31の下端部31cの展開方向の変位を抑制することができる。このため、フィルタガイド52とセットプレート16の環状壁部18との協働によって、燃料フィルタ30の濾過部材31の展開方向の変位を効果的に抑制することができる。また、燃料タンク10(図2参照)の開口部12内に嵌合可能に形成される環状壁部18を利用して、燃料フィルタ30の濾過部材31の下端部31cの展開方向の変位を抑制することができる。なお、環状壁部18は本明細書でいう「凸状部」に相当する。
また、セットプレート16の端子台24にフィルタガイド52の取付部54を嵌合する際、取付部54の左半部54a及び右半部54bが分割溝70の溝幅70w(図6参照)を増大するように撓み変形する。これによって、セットプレート16にフィルタガイド52を容易に取付けることができる。また、端子台24に対する取付部54を取付けた状態では、分割溝70の溝幅70wは、取付部54の自由状態における溝幅と同等又は僅かに大きい。
また、フィルタガイド52の少なくとも一方の保持腕部72,74の展開方向の変形時には、取付部54の左半部54a及び右半部54bの少なくとも一方の片半部が分割溝70の溝幅70wを減少するように撓み変形する。これによって、端子台24に対する取付部54の固定力(締め付け力)を増大することができる。
また、燃料フィルタ30の濾過部材31は、燃料ポンプ27の周りを取り囲むように曲げられている(図3参照)。したがって、燃料ポンプ27と燃料フィルタ30とをコンパクトに配置することができる。ひいては、燃料供給装置14の小型化に有効である。
また、車両の加速時、減速時、操舵時等の燃料タンク10内の燃料の揺動時には、フィルタガイド52の保持部56のリブ部76によって、燃料フィルタ30の濾過部材31と保持部56との間の燃料の揺動を抑制することができる。これにともない、燃料フィルタ30の濾過部材31と保持部56との間の燃料の液面が上昇される。このため、濾過部材31に対する燃料の浸漬面積を増大し、燃料ポンプ27の空汲みいわゆる燃料切れを抑制することができる。
[他の実施形態]
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明の燃料供給装置14は、自動二輪車に限らず、原付自転車、ATV車(全地形万能車)、自動車等の車両、船舶、産業機械等、種々の燃料供給装置にも適用することができる。また、本発明は、燃料タンク10の底部に取付けられる底付けタイプの燃料供給装置14に限らず、燃料タンク10の上部に取付けられる上付けタイプの燃料供給装置にも適用することができる。また、濾過部材31は、湾曲状に限らず、二つ折り状に曲げてもよい。また、セットプレート16の支持部に対するフィルタガイド52の取付部の取付構造は、嵌合に限らず、ねじ止め、クリップ止め等でもよい。また、保持部56は、濾過部材31の長さ方向の少なくとも両端部31a,31bの外側面に対して近接又は当接するものであればよい。また、保持部56は、濾過部材31の周囲を全周に亘って取り囲む環状に形成してもよい。また、セットプレート16には、端子台24とは別にフィルタガイド専用の支持部を設けてもよい。また、セットプレート16には、環状壁部18とは別に、濾過部材31の長さ方向の少なくとも両端部31a,31bにおける下端部31cの外側面に対して近接又は当接する複数個の凸状部を形成してもよい。また、フィルタガイド52のリブ部76は、所定の勾配をもって傾斜状に形成してもよい。また、フィルタガイド52のリブ部76は、燃料フィルタ30の濾過部材31と保持部56との間の燃料の揺動を抑制することができる形状であればよく、直線状に限らず、円弧状でもよいし、その他の形状でもよい。
10…燃料タンク
12…開口部
14…燃料供給装置
16…セットプレート(蓋部材)
18…環状壁部(凸状部)
24…端子台(支持部)
27…燃料ポンプ
28…燃料吸入口
30…燃料フィルタ
31…濾過部材
31a…左端部
31b…右端部
31c…下端部
32…接続部材
34…濾過材
35…内部フレーム
52…フィルタガイド(フィルタ保持部材)
54…取付部
54a…左半部(片半部)
54b…右半部(片半部)
56…保持部
58…前壁部
58a…左側の保持腕部側の壁部
58b…右側の保持腕部側の壁部
59…後壁部
60…左壁部
61…右壁部
70…分割溝
72…左側の保持腕部
74…右側の保持腕部
76…リブ部(凸条部)

Claims (5)

  1. 燃料タンクの開口部を覆う蓋部材と、
    前記蓋部材に配置される燃料ポンプと、
    前記燃料ポンプの燃料吸入口に接続される燃料フィルタと
    を備える燃料供給装置であって、
    前記燃料フィルタは、燃料を濾過する袋状の濾過材内に骨格状の内部フレームが設けられた濾過部材と、前記濾過材の内部空間と前記燃料ポンプの燃料吸入口とを連通する接続部材とを備え、
    前記燃料フィルタの濾過部材は、所定の厚さ、幅及び長さを有する扁平状に形成され、
    前記燃料フィルタの濾過部材は、長さ方向の寸法が短縮されるとともに厚さ方向の一側面が内側面となるように厚さ方向に曲げられ、
    前記燃料フィルタの接続部材は、前記燃料フィルタの濾過部材の長さ方向の中央部に配置され、
    前記燃料フィルタの濾過部材の展開方向の変位を抑制するフィルタ保持部材を備え、
    前記蓋部材には、前記燃料フィルタの濾過部材の長さ方向の両端部の間の空間部又はその空間部の近傍に対応する支持部が設けられ、
    前記フィルタ保持部材は、前記蓋部材の支持部に対して取付可能に形成された取付部と、その支持部に対する取付部の取付けにより前記燃料フィルタの濾過部材の長さ方向の少なくとも両端部の外側面に対して近接又は当接する保持部とを有する
    ことを特徴とする燃料供給装置。
  2. 請求項1に記載の燃料供給装置であって、
    前記蓋部材には、前記燃料フィルタの濾過部材の長さ方向の少なくとも両端部における蓋部材側の端部の外側面に対して近接又は当接する凸状部が設けられていることを特徴とする燃料供給装置。
  3. 請求項1又は2に記載の燃料供給装置であって、
    前記蓋部材の支持部は、柱状に形成され、
    前記フィルタ保持部材の取付部は、前記支持部に嵌合可能な中空筒状に形成され、
    前記フィルタ保持部材の保持部は、前記取付部における前記燃料フィルタの濾過部材側とは反対側の壁部から両側方へ延びる一対の保持腕部を有し、
    前記フィルタ保持部材の取付部における前記燃料フィルタの濾過部材側とは反対側の壁部には、該壁部を前記各保持腕部側の壁部に分割する分割溝が形成され、
    前記取付部の各保持腕部側の壁部を含む片半部が分割溝の溝幅を増減する方向に相互に撓み変形可能に形成されている
    ことを特徴とする燃料供給装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の燃料供給装置であって、
    前記燃料フィルタの濾過部材は、前記燃料ポンプの周りを取り囲むように曲げられていることを特徴とする燃料供給装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の燃料供給装置であって、
    前記燃料フィルタの濾過部材の幅方向を上下方向とし、
    前記フィルタ保持部材の保持部の内側面には、上下方向に延びる凸条部が突出されている
    ことを特徴とする燃料供給装置。
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