JP5917419B2 - 燃料フィルタの取付構造 - Google Patents
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Description
本発明が解決しようとする課題は、燃料フィルタの交換に要するスペースを狭小化し、交換作業を簡素化することにある。
第1の発明は、燃料ポンプに燃料フィルタを着脱可能に接続する燃料フィルタの取付構造であって、燃料ポンプ側に設けたポンプ側管部材と、燃料フィルタ側に設けたフィルタ側管部材と、ポンプ側管部材とフィルタ側管部材との間に設けられた第1係合手段及び第2係合手段とを備え、第1係合手段は、相互に係脱可能でかつ両管部材の接続口の軸線のなす角度が可変となるように係合可能な第1係合凹部と第1係合凸部とにより構成され、第2係合手段は、相互に係脱可能でかつ弾性的に係合可能な第2係合凹部と第2係合凸部とにより構成され、第1係合手段の第1係合凹部と第1係合凸部との係合部を支点とする両管部材の接続口の軸線のなす角度が小さくなる方向への回動により、両管部材の接続口が接続されるとともに第2係合手段の第2係合凹部と第2係合凸部とが弾性的に係合される構成としたものである。
また、第2係合手段の第2係合凹部と第2係合凸部との係合を弾性変形を利用して解除し、第1係合手段の第1係合凹部と第1係合凸部との係合部を支点として両管部材を接続口の軸線のなす角度が大きくなる方向へ回動させる。その後、第1係合手段の第1係合凹部と第1係合凸部との係合を解除することにより、燃料ポンプから燃料フィルタを取り外すことができる。
したがって、燃料フィルタの交換に際し、両管部材を接続口の軸線のなす角度が小さくなる方向又は大きくなる方向へ回動させるものであるから、燃料フィルタを直線方向へ移動させる場合(特許文献1参照)に比べて、燃料フィルタの移動スペースが狭くて済む。このため、燃料フィルタの交換に要するスペースを狭小化し、交換作業を簡素化することができる。
実施形態1を説明する。本実施形態の燃料フィルタの取付構造に係る燃料ポンプ及び燃料フィルタは、燃料供給装置にモジュール化されている。このため、燃料供給装置の基本的構成から説明する。図1は燃料供給装置を示す斜視図、図2は同じく断面図、図3は燃料供給装置の構成部品を示す分解斜視図である。なお、本実施形態の燃料供給装置の基本的構成は、同一出願人が先に出願した特開2008−82263号公報に記載された燃料供給装置のものとほとんど同様であるから、概略を説明するにとどめる。また、燃料供給装置は、例えば自動二輪車の燃料タンクの底部に装着されるいわゆる底付けタイプ(下付けタイプ)のもので、燃料タンク内の燃料を図示しない内燃機関(エンジン)に供給するために用いられる。
実施形態2を説明する。本実施形態は、前記実施形態1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。図9は燃料フィルタの取付構造を示す断面図である。図9に示すように、本実施形態は、実施形態1におけるフィルタ側管部材60の第2係合片66の係合爪66c(図8参照)が、横片部66bの前端部の下側に突出された下向きの係合爪(符号、66dを付す)に変更されている。
実施形態3を説明する。本実施形態は、前記実施形態1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。図10は燃料フィルタの取付構造を示す断面図、図11は第1管部材及び第2管部材を示す分解斜視図である。図10及び図11に示すように、本実施形態は、実施形態1におけるポンプ側管部材50の第1係合孔55(図6参照)が、前方を開口する断面C字状の第1係合受片(符号、58を付す)に変更されている。第1係合受片58は、開口部を拡開する移動する方向へ弾性変形いわゆる撓み変形可能に形成されている(図10中、二点鎖線58参照)。なお、実施形態1におけるポンプ側管部材50の支承部54(図6参照)は省略されている。
30…燃料フィルタ
50…ポンプ側管部材
52…入口部(接続口)
55…第1係合孔(第1係合凹部)
56…第2係合孔(第2係合凹部)
58…第1係合受片(第1係合凹部)
60…フィルタ側管部材
62…出口部(接続口)
65…第1係合片(第1係合凸部)
66…第2係合片(第2係合凸部)
68…第1係合突起(第1係合凸部)
K1…第1係合手段
K2…第2係合手段
Claims (4)
- 燃料ポンプに燃料フィルタを着脱可能に接続する燃料フィルタの取付構造であって、
前記燃料ポンプ側に設けたポンプ側管部材と、
前記燃料フィルタ側に設けたフィルタ側管部材と、
前記ポンプ側管部材と前記フィルタ側管部材との間に設けられた第1係合手段及び第2係合手段と
を備え、
前記第1係合手段は、相互に係脱可能でかつ前記両管部材の接続口の軸線のなす角度が可変となるように係合可能な第1係合凹部と第1係合凸部とにより構成され、
前記第2係合手段は、相互に係脱可能でかつ弾性的に係合可能な第2係合凹部と第2係合凸部とにより構成され、
前記第1係合手段の第1係合凹部と第1係合凸部との係合部を支点とする前記両管部材の接続口の軸線のなす角度が小さくなる方向への回動により、両管部材の接続口が接続されるとともに前記第2係合手段の第2係合凹部と第2係合凸部とが弾性的に係合される構成とした
ことを特徴とする燃料フィルタの取付構造。 - 請求項1に記載の燃料フィルタの取付構造であって、
前記第1係合手段と前記第2係合手段との間に前記両管部材の接続口が配置されていることを特徴とする燃料フィルタの取付構造。 - 請求項1又は2に記載の燃料フィルタの取付構造であって、
前記第1係合手段の第1係合凹部と第1係合凸部とは、相互の係合により前記両管部材の回動方向以外の方向への相対移動を規制するように構成されていることを特徴とする燃料フィルタの取付構造。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の燃料フィルタの取付構造であって、
前記第2係合手段は、1組をなす第2係合凹部と第2係合凸部とにより構成されていることを特徴とする燃料フィルタの取付構造。
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