JP5491366B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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本発明は、燃料供給装置に関する。詳しくは、2つの燃料貯留部が形成された燃料タンクを備え、燃料移送管により、これら2つの燃料貯留部のうちの一方から他方へ燃料を移送する燃料供給装置に関する。
内燃機関を動力源とした車両には、内燃機関に供給する燃料を貯留するために燃料タンクが設けられている。燃料タンクは、車両固有のレイアウトに適した形状に形成される。近年では、四輪駆動車、後輪駆動車及びハイブリッド車等の様々な種類の車両に適した鞍型燃料タンクの開発が進められている。
鞍型燃料タンクは、その底部の車幅方向略中央に、上方に向かって凸状に湾曲した鞍部を備え、この鞍部により、少なくとも2つの燃料貯留部が形成される。このような鞍型燃料タンクでは、いずれか一方の燃料貯留部に過剰な量の燃料が貯留してしまうのを防止するため、2つの燃料貯留部における燃料の液位を等しく保つ装置を設ける必要がある。
そこで、2つの燃料貯留部が形成された燃料タンクを備える燃料供給装置において、これら2つの燃料貯留部のうちの一方から他方へ燃料を移送するサイフォン管(以下、「燃料移送管」ともいう)を設けたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1の燃料供給装置では、燃料移送管の両開放端に設けられたバルブ(以下、「開閉弁」という)が開閉することにより、サイフォン効果によって、2つの燃料貯留部のうちの一方から他方へ燃料が移送される。
特開平10−61515号公報
ところで、特許文献1のように燃料移送管を設けた燃料供給装置では、通常、燃料ポンプはメイン側の燃料貯留部にのみ設置される。また、メイン側の燃料貯留部の上面にのみ、燃料タンク内に燃料ポンプを組み付けするための開口部が設けられる。このため、上記の開閉弁は、この開口部から燃料タンク内に挿入されて、2つの燃料貯留部の底部にそれぞれ設置される。このとき、上記の開閉弁が、開口部の端部や燃料タンクの内壁、あるいは燃料タンク内に設置された機能部品等に接触して破損するおそれがあった。特に、サブ側の燃料貯留部の底部に開閉弁を設置する際には、開口部から鞍部を通ってサブ側に至るまでの設置経路が長いうえ、視認しながらの組み付け作業が困難であり、開閉弁を破損してしまうおそれが高かった。
組み付け作業時における開閉弁の破損を回避するためには、開閉弁が開閉しないように何らかの手段で開閉弁を固定することが考えられる。しかしながら、この場合には、開閉弁を設置後にその固定を解除する必要があり、組み付け作業が煩雑となるため好ましくない。
また、車両の走行時には、車両が傾くことによって燃料タンク内に燃料の揺動が頻繁に発生する。このため、燃料の揺動によって意図せず開閉弁が開閉し、燃料供給性能が低下するおそれがあった。さらには、頻繁に発生する燃料の揺動による燃料波の衝撃によって、燃料タンク内に設置された開閉弁が破損するおそれがあった。
燃料の揺動による燃料供給性能の低下及び開閉弁の破損を回避するためには、燃料の揺動により生じる燃料波の衝撃を緩和するための防波構造を燃料タンク内に設けることが考えられる。しかしながら、この場合には、燃料タンクの構造が複雑化し、コストの上昇に繋がるため好ましくない。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料移送管を設けた燃料供給装置において、組み付け作業時における開閉弁の破損を回避できるとともに、車両走行時に発生する燃料の揺動による燃料供給性能の低下及び開閉弁の破損を回避できる燃料供給装置を簡易且つ安価に提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、第1燃料貯留部(例えば、後述のメインタンク部16)及び第2燃料貯留部(例えば、後述のサブタンク部18)が形成された燃料タンク(例えば、後述の燃料タンク10)と、前記第1燃料貯留部及び前記第2燃料貯留部に亘って設けられ、これら第1燃料貯留部及び第2燃料貯留部のうちの一方から他方へ燃料を移送する燃料移送管(例えば、後述のサイフォン管40)と、前記燃料移送管の両開放端(例えば、後述の開放端41,42)に設けられ、前記第1燃料貯留部に貯留されている燃料量及び前記第2燃料貯留部に貯留されている燃料量に応じて前記燃料移送管の両開放端を開閉する開閉弁(例えば、後述の開閉弁50,60)と、を備える燃料供給装置(例えば、後述の燃料供給装置1)を提供する。本発明に係る燃料供給装置は、前記第1燃料貯留部及び前記第2燃料貯留部のうち少なくとも一方の底部(例えば、後述の底部18a)に設けられ、前記開閉弁(例えば、後述の開閉弁60)を収容して保護する開閉弁保護部材(例えば、後述の開閉弁保護部材70)を備えることを特徴とする。
本発明では、第1燃料貯留部及び第2燃料貯留部のうち少なくとも一方の底部に、開閉弁を収容して保護する開閉弁保護部材を設ける。これにより、開閉弁を燃料貯留部の底部に設置する組み付け作業時に、開口部の端部や燃料タンクの内壁、あるいは燃料タンク内に設置された機能部品等に開閉弁が直接接触するのを回避でき、開閉弁が破損するのを回避できる。
また、車両走行時に発生する燃料の揺動による燃料波の衝撃が開閉弁保護部材によって緩和されるため、燃料供給性能の低下を回避でき、安定した燃料供給性能を維持できる。さらには、頻繁に発生する燃料の揺動によって開閉弁が破損するのを回避できる。
また、本発明によれば、従来の鞍型燃料タンクの形状を変更することなく、上記の効果を奏する燃料供給装置を簡易且つ安価に提供できる。
この場合、前記開閉弁保護部材は、前記開閉弁を下方から支持し且つ上方に延出する係合部(例えば、後述の係合片73,73…)を備えるベースプレート部(例えば、後述のベースプレート部72)と、前記ベースプレート部の係合部に着脱可能に係合する被係合部(例えば、後述の係合スリット77,77…)を備えるカバー部(例えば、後述のカバー部74)と、を備えることが好ましい。
この発明では、開閉弁保護部材を、開閉弁を下方から支持し且つ上方に延出する係合部を備えるベースプレート部と、このベースプレート部の係合部に着脱可能に係合する被係合部を備えるカバー部と、を含んで構成する。ここで、開閉弁は、各燃料貯留部に貯留される燃料量に応じて開閉するため、作動頻度が高く、定期的なメンテナンスが必要である。そこで、この発明によれば、カバー部がベースプレート部に対して着脱可能に設けられているため、開閉弁保護部材に収容されている開閉弁のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
また、カバー部がベースプレート部に係合する構成であるため、カバー部の位置ずれを回避でき、上記の各効果が確実に発揮される。
この場合、前記開閉弁と前記ベースプレート部との間には、閉断面(例えば、後述のL字状の通路611)が形成されていることが好ましい。
この発明では、開閉弁とベースプレート部との間に、閉断面を形成する。これにより、開閉弁の開閉動作が確保され、サイフォン効果による燃料の移送が確実に行われる。
この場合、前記カバー部は、燃料を通すために形成された複数の孔(例えば、後述の孔75)を備えることが好ましい。
この発明では、カバー部に、燃料を通すための複数の孔を形成する。これにより、サイフォン効果による燃料の移送がより確実に行われる。
この場合、前記カバー部は、下面が開放され且つ上面及び四方を囲む側面を有する箱状に形成されるとともに、四方の側面のそれぞれに少なくとも1つずつ前記孔が形成されていることが好ましい。
この発明では、カバー部を、下面が開放され且つ上面及び四方を囲む側面を有する箱状に形成するとともに、四方の側面のそれぞれに少なくとも1つずつ、燃料を通すための孔を形成する。これにより、車両走行時に車両が前後又は左右に傾いた場合であっても、サイフォン効果による燃料の移送が確実に行われる。
この場合、前記カバー部は、前記燃料移送管を通すために形成された切り欠き部(例えば、後述の切り欠き部76)を備えることが好ましい。
この発明では、カバー部に、燃料移送管を通すための切り欠き部を形成する。これにより、カバー部と燃料移送管が干渉するのを回避できるため、樹脂製の燃料移送管が破損するのを回避できるとともに、装置をコンパクト化できる。
この場合、前記第1燃料貯留部は、燃料ポンプ(例えば、後述の燃料ポンプモジュール20)が設けられているとともに、少なくとも前記燃料ポンプを前記燃料タンク内に挿入して設置するために形成された開口部(例えば、後述の開口部21)を備え、前記開閉弁保護部材は、前記第2燃料貯留部の底部にのみ設けられていることが好ましい。
この発明では、第1燃料貯留部に、燃料ポンプを設けるとともに、当該燃料ポンプを燃料タンク内に挿入して設置するための開口部を形成する。また、第2燃料貯留部の底部にのみ、開閉弁保護部材を設ける。このような構成の場合、第2燃料貯留部に設置する開閉弁は、第1燃料貯留部に形成された開口部から挿入され、鞍部を通って、第2燃料貯留部の底部に設置される。このように、開閉弁を設置するまでの経路が長いうえ、視認しながらの組み付け作業が困難であるため、開閉弁の破損の危険性が高かったところ、この発明によれば開閉弁保護部材により開閉弁が保護されているため、開閉弁の破損を回避できる。
また、この発明では、第1燃料貯留部には開閉弁保護部材が設けられていないが、第1燃料貯留部には燃料ポンプが設置されているため、車両走行時に発生する燃料の揺動による燃料波が、この燃料ポンプに衝突することによってその衝撃が緩和される。即ち、この発明によれば、第2燃料貯留部にのみ開閉弁保護部材を設けることにより、必要最低限の燃料供給性能を確保しつつ、コストを削減できる。
本発明によれば、燃料移送管を設けた燃料供給装置において、組み付け作業時における開閉弁の破損を回避できるとともに、車両走行時に発生する燃料の揺動による燃料供給性能の低下及び開閉弁の破損を回避できる燃料供給装置を簡易且つ安価に提供できる。
本発明の一実施形態に係る燃料供給装置の構成を示す断面図である。 上記実施形態に係る燃料供給装置の構成を示す平面図である。 上記実施形態に係る開閉弁及び開閉弁保護部材の分解斜視図である。 上記実施形態に係る開閉弁に開閉弁保護部材を組み付けた状態を示す斜視図である。 上記実施形態に係る開閉弁に開閉弁保護部材を組み付けた状態を示す平面図である。 図5のA−A線断面図である。 開閉弁保護部材により保護されていない開閉弁を説明するための断面模式図である。 開閉弁保護部材により保護された開閉弁を説明するための断面模式図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る燃料供給装置1の構成を示す断面図であり、より詳しくは、燃料供給装置1の車幅方向に沿った断面図である。図2は、燃料供給装置1の構成を示す平面図である。図2において、「Fr」は車両前方を表し、「Rr」は車両後方を表している。
図1及び図2に示すように、燃料供給装置1は、鞍型の燃料タンク10と、燃料ポンプモジュール20と、サイフォン管40と、開閉弁50,60と、開閉弁保護部材70と、を含んで構成される。この燃料供給装置1は、図示しない車両に搭載されて、エンジンに燃料Fを供給する。
燃料タンク10の底部の車幅方向略中央には、上方に向って凸状に湾曲した鞍部14が設けられている。この鞍部14により、第1燃料貯留部としてのメインタンク部16と、第2燃料貯留部としてのサブタンク部18とが区画形成されている。これらメインタンク部16とサブタンク部18は、所定の間隔を設けて、車幅方向に離間して対向配置されている。また、これらメインタンク部16とサブタンク部18は、車両前方側が互いに連通している。
メインタンク部16には、燃料タンク10内に貯留された燃料Fを汲み上げ、図示しないエンジンに供給する燃料ポンプモジュール20が設けられている。また、メインタンク部16の上面には、燃料ポンプモジュール20を燃料タンク10内に挿入して設置するための開口部21が形成されている。
燃料ポンプモジュール20は、燃料ポンプ22と、この燃料ポンプ22に接続されたプレッシャレギュレータ26とを備える。燃料ポンプ22は、メインタンク部16の底部16aに開口する図示しない汲み上げ用ジェットポンプにより、メインタンク部16に貯留された燃料Fを汲み上げ、プレッシャレギュレータ26に圧送する。プレッシャレギュレータ26には、エンジンに連通する燃料配管24と、その先端側にサクション用ジェットポンプ32が設けられた図示しないリターン用分岐配管と、が接続されている。
鞍部14が設けられている燃料タンク10の車幅方向略中央の上部には、フロートバルブ30が設けられている。フロートバルブ30は、燃料タンク10の車幅方向略中央の上面に形成された開口に取り付けられており、燃料タンク10内の下方に向かって突出する突出部30aを備えている。このフロートバルブ30は、燃料タンク10内の液面が所定の高さに達していないときに開放され、これにより、燃料タンク10内の蒸発燃料がキャニスタに導入される。また、フロートバルブ30は、燃料タンク10内の液面が所定の高さに達したときに閉じられ、これにより、キャニスタへの液体の燃料Fの流入が阻止される。
サイフォン管40は、メインタンク部16の底部16aと、サブタンク部18の底部18aに亘って設けられている。このサイフォン管40の途中には、3方向ジョイント36を介してサクション用管路34の一端側が接続されている。また、このサクション用管路34の他端側は、上述のサクション用ジェットポンプ32の吸引側(負圧側)に接続されている。3方向ジョイント36のうちサクション用管路34の一端側の接続部36aには逆流防止弁38が設けられており、サイフォン管40側からサクション用ジェットポンプ32側へのみ燃料Fが流通可能となっている。
サイフォン管40のメインタンク部16側の開放端41は、サクション用ジェットポンプ32よりも車幅方向外側のメインタンク部16の底部16aに、メインタンク部16の車幅方向外側の内壁16bに隣接して配置されている。この開放端41には、気体を検出することで開放端41を閉じ、液体を検出することで開放端41を開く開閉弁50が設けられている。
開閉弁50は、後述するサブタンク部18の底部18aに設置されている開閉弁60と同一の構成であるため、その詳細については後段で詳述する。また、以下、開閉弁50の各構成については、開閉弁60の各構成と同一の符号を付して説明する。
なお、開閉弁50は、その下方からベースプレート52により支持されている。ベースプレート52は、後述する開閉弁保護部材70を構成するベースプレート部72と同一の厚みを有するプレートである。開閉弁50は、このベースプレート52により支持されることで、後述するサブタンク部18の底部18aに設置される開閉弁60と同一の高さ位置に配置される。
サイフォン管40の途中には、鞍部14にサイフォン管40を固定するためのクランプ31が設けられている。このクランプ31により、サイフォン管40は鞍部14に固定される。
サイフォン管40のうち、サブタンク部18の底部18aに設置されている開閉弁60の近傍には、蛇腹部44が設けられている。後述するように、開閉弁保護部材70を構成するベースプレート部72は、サブタンク部18の底部18aに固定されずに載置されているところ、この蛇腹部44により、車両走行時の振動が吸収されて開閉弁60のがたつきが抑制される。
サイフォン管40のサブタンク部18側の開放端42は、サブタンク部18の底部18aに、車幅方向外側の内壁18bに隣接して配置されている。この開放端42には、気体を検出することで開放端42を閉じ、液体を検出することで開放端42を開く開閉弁60が設けられている。また、開閉弁60は、開閉弁保護部材70に収容されており、これにより、外力から保護されている。
図3は、開閉弁60及び開閉弁保護部材70の分解斜視図であり、図4は、開閉弁60に開閉弁保護部材70を組み付けた状態を示す斜視図である。また、図5は、開閉弁60に開閉弁保護部材70を組み付けた状態を示す平面図であり、図6は、図5のA−A線断面図である。
図3〜図6に示すように、開閉弁60は、後述する開閉弁保護部材70を構成するベースプレート部72上に配置される基台部602と、この基台部602の一端部に上方に延在して一体成形されたジョイント部604と、を備える。ジョイント部604には、サイフォン管40の開放端42が接続される。
基台部602の上面606には、円形状の基台開口部610が形成されている。基台開口部610は、燃料Fが流通する通路611に連通している。基台開口部610には、蓋部612が設けられており、この蓋部612が開閉することにより開放可能となっている。
蓋部612は、サイフォン管40からの液圧により開閉し、基台開口部610を開放可能とする。蓋部612は、一対のアーム部614,614と一体成形され、これら一対のアーム部614,614の端部は、支軸616を介して基台部602の上面606上に成形された図示しない一対の支持部に、揺動自在に支持される。
支軸616には、一対のアーム部614,614の間に、揺動部材618が支持されている。揺動部材618は、一対のアーム部614,614の下方に配置され、これら一対のアーム部614,614と交差する方向に延在して一体成形されたアーム部619を有する。アーム部619の両端には、上方に延出する一対の係止部620,620が形成されている。一対の係止部620,620は、それぞれ、上方に延出する延出部と、この延出部の先端から錨足状に延出して延出部に接近する方向に弾性変形可能な弾性部とから構成される。これら一対の係止部620,620を、後述するフロート部材630に形成された一対の孔部634,634に挿入して係止することにより、フロート部材630が揺動部材618に装着される。
フロート部材630は、平面視で、略中央に凹部632を有する略U字状に形成されるとともに、凹部632に蓋部612が位置するように配置される。凹部632は、蓋部612が個別に揺動して基台開口部610が開放されたときに、基台開口部610からメインタンク部16に燃料Fを導入するための開口を構成する。フロート部材630は、蓋部612よりも大きな浮力を有しており、燃料タンク10内の液面の上昇により液面に浮くことで、支軸616を支点に上方に揺動する。
揺動部材618のアーム部619と、蓋部612の一対のアーム部614,614とにより、係合機構が構成されている。この係合機構は、フロート部材630の揺動時に、アーム部619が一対のアーム部614,614に当接して、蓋部612をフロート部材630と一体に上方に揺動させることにより、基台開口部610を開放する。
開閉弁保護部材70は、開閉弁60を収容し、外力から開閉弁60を保護する。本実施形態では、この開閉弁保護部材70はサブタンク部18にのみ設けられており、メインタンク部16には設けられていない。開閉弁保護部材70は、ベースプレート部72と、カバー部74とを含んで構成される。
ベースプレート部72は、開閉弁60を、その下方から支持する。ベースプレート部72の側面は、対向する一対の平面と、対向する一対の曲面とで構成される。一対の曲面は、外方に向かって凸状に湾曲して形成されており、その曲率は異なったものとなっている。また、ベースプレート部72と開閉弁60の基台部602との間には、閉断面が形成されており、この閉断面によって上述の略L字状の通路611が構成される。なお、ベースプレート部72は、サブタンク部18の底部18aに固定されることなく、載置される。
ベースプレート部72の上面には、平側面側の両端縁に、上方に突出して形成された係合片73がそれぞれ2つずつ設けられている。これらの係合片73,73…は、後述するカバー部74に設けられた各係合スリット77,77…に係合する。
カバー部74は、下面が開放され、且つ上面及び四方を囲む側面を有する箱状に形成されている。カバー部74の側面は、対向する一対の平面と、対向する一対の曲面とで構成される。一対の曲面は、外方に向かって凸状に湾曲して形成された曲面と、ドーム状に形成された曲面とから形成される。対向する一対の平側面の下部には、それぞれ、略L字状の係合スリット77が2つずつ設けられている。上述のベースプレート部72の係合片73,73…を、これらの係合スリット77,77…に差し込んだ後、水平方向にスライドさせることで、カバー部74がベースプレート部72に係合される(図4参照)。また、カバー部74を水平方向にスライドさせた後、ベースプレート部72の係合片73,73…を係合スリット77,77…から引き抜くことで係合が解除される。これにより、カバー部74は、ベースプレート部72に着脱可能となっている。
カバー部74には、燃料Fを通すための複数の孔75が形成されている。具体的には、カバー部74の上面及び四方の側面のそれぞれに、燃料Fを通すための複数の孔75が形成されている。これら複数の孔75は、燃料Fの揺動や他部品との接触の影響を受けない程度の大きさであって、且つ、開閉弁60の開閉機能を維持できる大きさに設定される。より詳しくは、開閉弁60の基台開口部610が液没したときに、カバー部74の液没している部分の孔75の総面積が、基台開口部610の面積よりも十分に大きくなるように設定される。
カバー部74には、サイフォン管40を通すための切り欠き部76が形成されている。切り欠き部76は、ドーム状に形成された側面の略中央で、下部から上部にかけて帯状に形成されている。
カバー部74の高さ寸法は、収容する開閉弁60のフロート部材630の開度が例えば30度に達したときに、当該フロート部材630がカバー部74の上面内壁に当接する高さに設定される(図6参照)。これにより、フロート部材630の開度が30度を超えることがなく、樹脂製のサイフォン管40にフロート部材630が当接してサイフォン管40が破損することがないので、別途フロート部材630の開度を規制するストッパを設ける必要がなくなる。
上述の開閉弁60及び開閉弁保護部材70の組み付け作業について、図7及び図8を参照して説明する。
図7は、開閉弁保護部材70により保護されていない開閉弁60をサブタンク部18に組み付けするときの様子と、組み付け後に燃料Fの揺動が発生したときの様子を示す断面模式図である。図8は、開閉弁保護部材70により保護された開閉弁60をサブタンク部18に組み付けするときの様子と、組み付け後に燃料Fの揺動が発生したときの様子を示す断面模式図である。
図7に示すように、従来では、開閉弁60のサブタンク部18への組み付け作業は、開閉弁60が何ら保護されていない状態で行われる。具体的には、メインタンク部16の上面に形成された作業用の開口部21から開閉弁60を挿入し、メインタンク部16から鞍部14を通って、サブタンク部18の底部18aに開閉弁60を設置する。このとき、視認しながらの組み付け作業が困難であるため、長い設置経路において、開閉弁60が、開口部21の端部、メインタンク部16やサブタンク部18の内壁、及びフロートバルブ30(特に突出部30a)等の機能部品に接触して破損するおそれがある。
また、組み付け後の車両走行時において、車両が傾いて燃料Fの揺動が発生した場合には、開閉弁60は燃料波による衝撃を直接受けるため、破損するおそれがある。
一方、図8に示すように、本実施形態では、開閉弁保護部材70により開閉弁60を収容して保護した状態で、サブタンク部18への組み付け作業が行われる。このため、開口部21の端部、メインタンク部16やサブタンク部18の内壁、及びフロートバルブ30(特に突出部30a)等の機能部品に、開閉弁60が直接接触することないため、組み付け作業時における開閉弁60の破損が回避される。また、組み付け後の車両走行時において、車両が傾いて燃料Fの揺動が発生した場合であっても、燃料波による衝撃が開閉弁保護部材70によって緩和されるため、開閉弁60が破損することがない。
なお、組み付け作業時には、開閉弁60は、サイフォン管40を接続したままの状態でタンク内に挿入される。また、図8に示す開閉弁保護部材70の向きを逆にして、サブタンク部18に設置してもよい。
以上のように構成された燃料供給装置1は、以下のように動作する。
先ず、メインタンク部16のみに燃料Fが貯留されている状態(例えば、工場出荷時等)で、エンジンの始動が行われた場合について説明する。
この場合、先ず、燃料ポンプモジュール20の燃料ポンプ22が駆動され、メインタンク部16に貯留されている燃料Fは、汲み上げ用ジェットポンプにより吸引される。吸引された燃料Fは、プレッシャレギュレータ26からエンジンに供給される。
一方、吸引された燃料Fの一部は、サクション用ジェットポンプ32に供給され、サクション用管路34に負圧が発生する。サクション用管路34は、3方向ジョイント36を介してサイフォン管40に連通しており、このサイフォン管40内が吸引される。ここで、サイフォン管40のメインタンク部16側の開放端41に設けられた開閉弁50の蓋部612は、燃料F内にあるため開いた状態である。
一方、サブタンク部18側の開放端42では、サブタンク部18内は気層(気体雰囲気)となっているため、重量が大きく浮力の大きなフロート部材630は、サイフォン管40からの液圧に抗して、閉じた状態に維持される。
これに対して、フロート部材630よりも軽量な蓋部612は、サイフォン管40からの液圧によって支軸616を支点にして上方にフロート部材630とは独立して揺動する。このため、基台開口部610が開放され、サイフォン管40から基台開口部610を介して、メインタンク部16側の燃料Fがサブタンク部18側に移送される。このとき、開閉弁保護部材70のカバー部74には複数の孔75が形成されているため、サイフォン管40によるサイフォン機能の発揮が阻害されることがない。
またこのとき、フロート部材630は、閉じた状態に維持されるが、フロート部材630には、蓋部612及び基台開口部610を避けて凹部632が形成されている。このため、基台開口部610から凹部632を介してサブタンク部18側に燃料Fが円滑に導入される。その結果、メインタンク部16内の燃料Fの液位と、サブタンク部18に移送された燃料Fの液位とが同一の高さ位置に調整される。
ところで、例えばメインタンク部16内に燃料Fが給油されて燃料Fの液位が急激に上昇すると、浮力の大きなフロート部材630は液面に浮き、支軸を支点に上方に揺動する。従って、揺動部材618に設けられているアーム部619は、蓋部612の一対のアーム部614,614に当接し、一対のアーム部614,614を上方に揺動させる。即ち、蓋部612は、係合機構により、フロート部材630と一体に上方に揺動する(図6参照)。これにより、基台開口部610が開放され、メインタンク部16からサイフォン管40を介してサブタンク部18に燃料Fが移送される。
また、例えば、燃料タンク10が傾斜し、サブタンク部18がメインタンク部16に対して下方に位置する状態では、サイフォン管40のサイフォン機能により、上方側のメインタンク部16内の燃料Fが、下方側のサブタンク部18に移送される。これにより、メインタンク部16及びサブタンク部18内の燃料Fの液位が同一の高さになるように調整される。
また、エンジン停止時には、3方向ジョイント36の接続部36aに設けられた逆流防止弁38の作用下に、サクション用管路34からサイフォン管40側に逆流することがない。従って、エンジン停止時であっても、サイフォン管40のサイフォン機能が発揮され、メインタンク部16及びサブタンク部18の燃料Fの液位が同一の高さになるように調整される。
以上のように動作する燃料供給装置1によれば、以下の効果が奏される。
(1)本実施形態では、サブタンク部18の底部18aに、開閉弁60を収容して保護する開閉弁保護部材70を設ける。これにより、開閉弁60をサブタンク部18の底部18aに設置する組み付け作業時に、開口部21の端部や燃料タンク10の内壁、あるいは燃料タンク10内に設置されたフロートバルブ30(特に、突出部30a)等の機能部品等に開閉弁60が直接接触するのを回避でき、開閉弁60が破損するのを回避できる。
また、車両走行時に発生する燃料Fの揺動による燃料波の衝撃が開閉弁保護部材70によって緩和されるため、燃料供給性能の低下を回避でき、安定した燃料供給性能を維持できる。さらには、頻繁に発生する燃料Fの揺動によって開閉弁60が破損するのを回避できる。
また、本実施形態によれば、従来の鞍型燃料タンクの形状を変更することなく、上記の効果を奏する燃料供給装置1を簡易且つ安価に提供できる。
(2)また本実施形態では、開閉弁保護部材70を、開閉弁60を下方から支持し且つ上方に延出する係合片73,73…を備えるベースプレート部72と、このベースプレート部72の係合片73,73…に着脱可能に係合する係合スリット77,77…を備えるカバー部74と、を含んで構成する。ここで、開閉弁60は、メインタンク部16及びサブタンク部18それぞれに貯留される燃料量に応じて開閉するため、作動頻度が高く、定期的なメンテナンスが必要である。そこで、本実施形態によれば、カバー部74がベースプレート部72に対して着脱可能に設けられているため、開閉弁保護部材70に収容されている開閉弁60のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
また、カバー部74がベースプレート部72に係合する構成であるため、カバー部74の位置ずれを回避でき、上記の各効果が確実に発揮される。
(3)また本実施形態では、開閉弁60とベースプレート部72との間に、閉断面を形成する。これにより、燃料Fが流通するL字状の通路611が確保される。従って、開閉弁60の開閉動作が確保され、サイフォン管40のサイフォン効果による燃料Fの移送が確実に行われる。
(4)また本実施形態では、カバー部74に、燃料Fを通すための複数の孔75を形成する。これにより、サイフォン管40のサイフォン効果による燃料Fの移送がより確実に行われる。
(5)また本実施形態では、カバー部74を、下面が開放され且つ上面及び四方を囲む側面を有する箱状に形成するとともに、四方の側面のそれぞれに少なくとも1つずつ、燃料Fを通すための孔75を形成する。これにより、車両走行時に車両が前後又は左右に傾いた場合であっても、サイフォン管40のサイフォン効果による燃料Fの移送が確実に行われる。
(6)また本実施形態では、カバー部74に、サイフォン管40を通すための切り欠き部76を形成する。これにより、カバー部74とサイフォン管40が干渉するのを回避できるため、樹脂製のサイフォン管40が破損するのを回避できるとともに、燃料供給装置1をコンパクト化できる。
(7)また本実施形態では、メインタンク部16に、燃料ポンプモジュール20を設けるとともに、当該燃料ポンプモジュール20を燃料タンク10内に挿入して設置するための開口部21を形成する。また、サブタンク部18の底部18aにのみ、開閉弁保護部材70を設ける。このような構成の場合、サブタンク部18に設置する開閉弁60は、メインタンク部16の上面に形成された開口部21から挿入され、鞍部14を通って、サブタンク部18の底部18aに設置される。このように、開閉弁60を設置するまでの経路が長いうえ、視認しながらの組み付け作業が困難であるため、開閉弁60の破損の危険性が高かったところ、本実施形態によれば開閉弁保護部材70により開閉弁60が保護されているため、開閉弁60の破損を回避できる。
また本実施形態では、メインタンク部16には開閉弁保護部材70が設けられていないが、メインタンク部16には燃料ポンプモジュール20が設置されているため、車両走行時に発生する燃料Fの揺動による燃料波が、この燃料ポンプモジュール20に衝突することによってその衝撃が緩和される。即ち、本実施形態によれば、サブタンク部18にのみ開閉弁保護部材70を設けることにより、必要最低限の燃料供給性能を確保しつつ、コストを削減できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良は本発明に含まれる。
上記実施形態では、開閉弁保護部材70を、サブタンク部18側にのみ設けたが、これに限定されない。例えば、サブタンク部18側とメインタンク部16側の両方に開閉弁保護部材70を設けてもよい。
上記実施形態では、開閉弁保護部材70は、カバー部74とベースプレート部72とに上下に2分割される構成としたが、これに限定されない。例えば、さらにカバー部74が左右に分割される構成としてもよい。
また、開閉弁保護部材70の形状や配置の向きについては、上記実施形態の効果が阻害されない範囲で、適宜変更可能である。
上記実施形態では、開閉弁50,60として、フロート部材630及び蓋部612を備える所謂2段フロート型の開閉弁を用いたが、これに限定されない。例えば、1段フロート型の開閉弁を用いてもよい。
1…燃料供給装置
10…燃料タンク
16…メインタンク部(第1燃料貯留部)
18…サブタンク部(第2燃料貯留部)
16a,18a…底部
20…燃料ポンプモジュール(燃料ポンプ)
21…開口部
40…サイフォン管(燃料移送管)
41,42…開放端
50,60…開閉弁
70…開閉弁保護部材
72…ベースプレート部
73…係合片(係合部)
74…カバー部
75…孔
76…切り欠き部
77…係合スリット(被係合部)
611…L字状の通路(閉断面)

Claims (6)

  1. 第1燃料貯留部及び第2燃料貯留部が形成された燃料タンクと、
    前記第1燃料貯留部及び前記第2燃料貯留部に亘って設けられ、これら第1燃料貯留部及び第2燃料貯留部のうちの一方から他方へ燃料を移送する燃料移送管と、
    前記燃料移送管の両開放端に設けられ、前記第1燃料貯留部に貯留されている燃料量及び前記第2燃料貯留部に貯留されている燃料量に応じて前記燃料移送管の両開放端を開閉する開閉弁と、を備える燃料供給装置であって、
    前記第1燃料貯留部及び前記第2燃料貯留部のうち少なくとも一方の底部に設けられ、前記開閉弁を収容して保護する開閉弁保護部材を備え、
    前記開閉弁保護部材は、前記開閉弁を下方から支持し且つ上方に延出する係合部を備えるベースプレート部と、前記ベースプレート部の係合部に着脱可能に係合する被係合部を備えるカバー部と、を備えることを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記ベースプレート部の上部には基台部が配置され、前記基台部は一端に前記燃料移送管に接続するジョイント部を備え、他端側に前記開閉弁が設けられ、
    前記基台部と前記ベースプレート部との間には、L字状の通路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 前記カバー部は、燃料を通すために形成された複数の孔を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料供給装置。
  4. 前記カバー部は、下面が開放され且つ上面及び四方を囲む側面を有する箱状に形成されるとともに、四方の側面のそれぞれに少なくとも1つずつ前記孔が形成されていることを特徴とする請求項に記載の燃料供給装置。
  5. 前記カバー部は、前記燃料移送管を通すために形成された切り欠き部を備えることを特徴とする請求項1から4いずれか1項に記載の燃料供給装置。
  6. 前記第1燃料貯留部は、燃料ポンプが設けられているとともに、少なくとも前記燃料ポンプを前記燃料タンク内に挿入して設置するために形成された開口部を備え、
    前記開閉弁保護部材は、前記第2燃料貯留部の底部にのみ設けられていることを特徴とする請求項1からいずれか1項に記載の燃料供給装置。
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