JP5285865B2 - 車両用燃料タンク - Google Patents

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本発明は、リザーブ容器を有する車両用燃料タンクに関する。
従来、車両に搭載される燃料タンクとして、燃料の残量が少なくなって液面が低下した場合に備え、燃料を溜めることができるリザーブ容器を設けたものが開発されている。この燃料タンクは、上記リザーブ容器により燃料の供給を確保し、液面の低下による燃料の片寄りにより、エンジンに燃料を送る供給パイプの先端の吸入口が燃料の液面から離れる不都合を防止している。
例えば、特許文献1に示す車両用燃料タンクは、図7に示すように、エンジンに燃料を送る燃料供給パイプ51、及びエンジンからの余剰燃料を戻すリターンパイプ52の下端部をリザーブ容器53内に突入させた状態で、このリザーブ容器53を上記両パイプ51,52の下部に取り付けてリザーブ容器53を燃料タンク50の上面部54から吊り下げ、上記リザーブ容器53の底面部と燃料タンク50の底面部との間に隙間を設けて配置したものである。これにより、燃料タンクの振動による影響を防ぎ、耐久性に優れるとともに液面が低下した場合においても安定した燃料の供給が行えるというものである。
また、特許文献2の燃料タンクのように底面にサブタンクを設置したものがあり、この燃料タンクは、サブタンク内に燃料ポンプを突入させ、吸い込まれた燃料をフィードパイプでエンジンに供給し、燃料をエンジン側からサブタンク内に戻すフィードパイプの端部を突入させたチャンバ構造である。特許文献3にも、燃料タンクに設けたサブタンクの上面に、エンジンに燃料を供給するサクションパイプの吸込口と、リターンパイプの吹出口を配置した構造の記載がある。
特許第3828103号公報 実開平5−24950号公報 特公昭62−3312号公報
しかしながら、上記各特許文献に記載の燃料タンクは、燃料タンクの上部から延びる燃料供給パイプとリターンパイプはどちらもリザーブ容器内に吸込口及び吐き出し口を設けた形態であり、この場合、容量の小さいリザーブ容器では、エンジンからの高温の余剰燃料によりリザーブ容器内の燃料の温度が上昇し、この高温となった燃料は燃料供給時にエンジンや配管等に悪影響を与えることが懸念されていた。
また、燃料を蓄えた燃料タンクの底面部は、燃料の重みに路面からの振動の揺れが加わって、固有振動を発生し、リザーブ容器が燃料タンクの底面部に溶接等により固定された構造では、上記底面振動の影響により、リザーブ容器の固定箇所の固定強度が低下するなどの問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、液面が低下した場合においても安定した燃料供給が行えるとともに、高温となった余剰燃料の影響を軽減して耐久性にも優れた車両用燃料タンクを提供することを目的とする。
以上の技術的課題を解決するため、本発明に係る車両用燃料タンクは、図1等に示すように、燃料タンク2の底面部6との間に隙間を設けて設置され、燃料を溜めることが可能なリザーブ容器14と、上記リザーブ容器14内の燃料をエンジンに送る燃料供給パイプ28と、エンジンからの余剰燃料を戻すリターンパイプ30とを有し、上記リザーブ容器14の底面部に、第一底面部15とこの一端部に底面が上記第一底面部15より上方に位置する第二底面部16とを設け、上記リターンパイプ30の吐出口を上記第二底面部16に設けるとともに、上記吐出口の下端部31を上記第二底面部16より下方であって上記第一底面部15より上方に位置させ、上記リターンパイプ30からの余剰燃料を、上記リザーブ容器14の外側に戻し、上記リザーブ容器14に設けた燃料流入用の孔部36を、上記一端部より上記第一底面部15に設け、上記燃料流入用の孔部36から上記余剰燃料と上記燃料タンク2内の燃料とを上記リザーブ容器14内に流入させる構成である。

本発明に係る車両用燃料タンク2は、上記リザーブ容器14の第二底面部16に設けた挿通孔に、上記リターンパイプ30を貫通させ、両者の接合部を固定した構成である。
本発明に係る車両用燃料タンクは、燃料タンクの上面部に固定される固定支持板24と、この固定支持板24の下面部に下方に突出して取り付けられたブラケット26とを設け、上記固定支持板24に上記燃料供給パイプ28及びリターンパイプ30を挿通状態で固定する一方、上記ブラケット26の下部に上記両パイプ28,30の中間部を固定し、上記リザーブ容器14を上記両パイプ28,30の下部に取り付けた構成である。
本発明に係る車両用燃料タンクによれば、燃料タンクの底面部との間に隙間を設けてリザーブ容器を配置し、リターンパイプからの高温となった余剰燃料をリザーブ容器の外側に戻すとともに、この余剰燃料とタンク内の燃料とを攪拌させた燃料を上記リザーブ容器内に流入させる構成を採用したから、エンジンからの高温の余剰燃料は、燃料タンク内の燃料と攪拌されて温度が低下し、これがリザーブ容器を介して燃料供給パイプに吸い込まれるので、エンジン及び配管類に悪影響を及ぼすことがなく、またリザーブ容器に対する燃料タンクの底面振動の影響がなく安定した構造で耐久性に優れ、加えて液面が低下した場合においても安定した燃料供給が行えるという効果を奏する。
本発明に係る車両用燃料タンクによれば、リザーブ容器の底面部に設けた挿通孔に、リターンパイプを貫通させ、両者の接合部を固定した構成としたから、リターンパイプでリザーブ容器が支持されるので効率的であり、また高温の余剰燃料は燃料タンクの底面部に吐き出されてタンク内の燃料と十分に攪拌され良好に燃料の温度の低下が図れるという効果がある。
本発明に係る車両用燃料タンクによれば、リザーブ容器の底面部に、第一底面部とこの一端部に底面が上記第一底面部より上方に位置する第二底面部とを設け、この第二底面部に設けた挿通孔に上記リターンパイプを貫通させ、このリターンパイプの下端部を上記第一底面部より上方に位置させた構成としたから、燃料タンクの底面とリターンパイプの下端部との間に確実に適正なクリアランスが確保され、リターンパイプから排出される余剰燃料が抵抗なく燃料タンクの底面部に排出され攪拌されるという効果がある。
本発明に係る車両用燃料タンクによれば、固定支持板に燃料供給パイプ及びリターンパイプを固定しブラケットの下部に両パイプの中間部を固定したから、両パイプの保持が安定しリザーブ容器が両パイプによって確実に支持され、かつリザーブ容器を支持する特別な部材を必要としないため効率的であるという効果がある。
以下、本発明に係る車両用燃料タンクの実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、上記車両用燃料タンク2の外部及び一部内部の説明図である。この燃料タンク2は同図に示すように、上面部4、底面部6、側面部8,9、前面部10及び後面部11を有する全体が略直方体の形状である。上記燃料タンク2は、主にトラックの車体の骨組みを構成する2本のフレーム間に搭載されるものであり、図1において矢印X方向が車両の前方となる。
上記燃料タンク2の内部には、燃料の量が減少して液面が低下したときに、燃料を溜めることが可能なリザーブ容器14が設けられている。また燃料タンク2には、通気のためのブリーザパイプ13、燃料の量測定のためのハーネス設置部19、安全弁20、燃料注入口(図示せず)等が設けられている。上記側面部8,9には、それぞれフランジ状のタンク取付部12,12が形成されている。この燃料タンク2は、鋼製からなる。
図1,2に示すように、上記リザーブ容器14は、リザーブ容器14の容器保持機構22の下部に一体的に取り付けられている。この容器保持機構22は図3に示すように、燃料タンク2の上面部4に固定される固定支持板24、この固定支持板24の下面部に下方に突出して取り付けられたブラケット26、燃料供給パイプ28、リターンパイプ30、及びリザーブ容器14を有している。
この容器保持機構22の各部材、ブラケット26、燃料供給パイプ28、リターンパイプ30、リザーブ容器14などは鋼製からなる。上記燃料供給パイプ28は、リザーブ容器14から吸入した燃料をエンジンに送る管であり、上記リターンパイプ30はエンジンに過剰に供給された余剰燃料が高温の状態で戻される管である。
上記固定支持板24は円板状の部材であり、中央部の左右にはそれぞれ上記燃料供給パイプ28、リターンパイプ30を挿通させる孔部が設けられている。上記ブラケット26は、補強部材として用いられるものであり、板材をコの字状に屈曲形成し、左右の側板部25,27及び下板部34からなる部材である。
図4に示すように、上記容器保持機構22におけるブラケット26は、各側板部25,27の上端部を外向きに屈曲したフランジ部32,33が、それぞれ固定支持板24の下面部に溶接(ロウ付)により固定されている。燃料供給パイプ28及びリターンパイプ30は、固定支持板24の孔部及びブラケット26の下板部34に設けた孔部にそれぞれ挿通した状態で接合され、接合部は溶接(ロウ付け)により固定されている。このように、上記燃料供給パイプ28及びリターンパイプ30の中間部をブラケット26の下板部34に保持固定することで、これらパイプ28,30の揺れ等を防止し、あわせてリザーブ容器14の保持固定を強固にする。
上記リザーブ容器の容器保持機構22は、燃料タンク2の上面部4の左右方向の略中央部の少し前方寄りの位置に取り付けられる。そして、燃料タンク2の上面部4の該当箇所には、円形の取付用孔部44が設けられており、この取付用孔部44を利用して容器保持機構22のリザーブ容器14を燃料タンク2内に入れる。このとき、リザーブ容器14の水平断面を円形、また上記取付用孔部44をリザーブ容器14より少し径の大きな円形としていることから、取付用孔部44からリザーブ容器14の燃料タンク2内への突入を可能かつ容易にしている。このため、容器保持機構22は、燃料タンク2の上面部4に簡単かつ容易に取り付けられ固定することができる。
上記容器保持機構22を燃料タンク2の上面部4へ固定する際には、上記取付用孔部44の周囲に円環状のシート部材46を溶接により固定し、この上に円環状のパッキン47を配置し、このパッキン47の上部に容器保持機構22の固定支持板24を配置して、この固定支持板24に設けたビス孔にビス48を止着して固定する。
上記容器保持機構22により、上記燃料供給パイプ28、リターンパイプ30の上部を固定支持板24とともに燃料タンク2の上面部4に固定し、上記リザーブ容器14を両パイプ28,30で吊り下げ、リザーブ容器14の下面部を燃料タンク2の底面部6から少し上方に浮かして配置する。このように、リザーブ容器14の容器保持機構22は、2本のパイプ28,30の上部を固定支持板24に固定し、かつ中間部をブラケット26で保持し、これら2本のパイプ28,30でバランス良くリザーブ容器14を支える全体が一体型の形態である。
上記リザーブ容器14は、図5,6に示すように、水平断面が円形で上部が開口した器である。このリザーブ容器14の底面部には、第一底面部15と、この一端部に底面が第一底面部15より上方に位置する第二底面部16とが設けられ、両者間には段差部17が形成されている。図6に示すように、上記第二底面部16はL字状に二方向から段差部17に囲まれる形態である。上記第二底面部16にはリターンパイプ30を貫通させるための挿通孔18が設けられており、この挿通孔18は、バーリング加工により上方に孔の先端が屈曲形成されている。
このリザーブ容器14には、上端の開口部39から少し下方の位置に、水平に支持板40が配置され、この支持板40の左右の端部には上向きに屈曲したフランジ部43が形成され、このフランジ部とリザーブ容器14の内壁部とは、ロウ付け或いはリベット等で固定されている。また支持板40には、2箇所に挿通孔41,42が設けられ、これら挿通孔41,42は、何れもバーリング加工により下方に孔の先端が屈曲形成されている。そして、各挿通孔41,42にそれぞれ燃料供給パイプ28、リターンパイプ30の下部を挿通接合させ、各接合部は溶接(ロウ付け)により固定されている。
さらに、上記リターンパイプ30の下端部31の吐き出し口は、上記リザーブ容器14の第二底面部16の挿通孔18を貫通し、この第二底面部16から下方に突出形成されている。これにより、リターンパイプ30の下端部を燃料タンク2内に延ばし、高温の余剰燃料を直接燃料タンク2内に戻すようにしている。また、上記挿通孔18とリターンパイプ30との接合部は、ロウ付けにより固定され十分にシールされ、リターンパイプ30からの高温の余剰燃料がリザーブ容器14内に流れ込まないようにしている。
上記リザーブ容器14の下部近傍には、燃料の流入用の孔部36が設けられている。上記第二底面部16から突出するリターンパイプ30の下端部31は、上記第一底面部15の底面よりも少し上方に位置させ、燃料タンクの底面部6との間に確実に適正なクリアランスを確保し、戻り余剰燃料の排出が抵抗なく良好に行えるようにしている。燃料供給パイプ28は、その下端部29とリザーブ容器14の第一底面部15との間には数ミリメートルの間隔が設けられている。
リザーブ容器14は、その第一底面部15と燃料タンクの底面部6との間に所定の間隔の隙間を設けて配置されている。この間隔は、燃料タンク2の底面部6の振動による移動(振幅)に応じて定める。この実施の形態に係る燃料タンク2の容量は100リットル程度であり、上記間隔は13mm程度とした。この間隔は、広すぎると燃料が減って液面が低下したときに十分な燃料をリザーブ容器14内に取り込むことができない。
また、リザーブ容器14の孔部36は、リザーブ容器14の第一底面部15側に設けられている。このため、上記リターンパイプ30から放出された高温の余剰燃料は、上記段差部17に阻まれて第二底面部16の側から燃料タンク2の底部へと流れ、この高温の余剰燃料は、タンク内の燃料と十分に攪拌される。この攪拌され温度が低下した燃料がリザーブ容器14に流入することにより、リターンパイプ30から放出された高温の燃料が直ちに上記孔部36からリザーブ容器14内へ流入することが防止される。
上記孔部36の内側には逆止弁38(チャッキ弁)が設けられ、この逆止弁38は、流体の流れが一方向になるよう逆流を防止する機構のある弁で、スイング、リフト、ボールなどの型式がある。この逆止弁38により、燃料タンクから孔部36を通過してリザーブ容器14内へと燃料が流入するが、リザーブ容器14内の燃料が孔部36から流出することはない。
さて、上記燃料タンク2の設置に際しては、トラックの両フレームの下板部の上面部にブラケットを介在させ、燃料タンク2のタンク取付部12,12を、それぞれ上記ブラケットに載置し、ボルト等を用いて取り付ける。車両の走行時、燃料の量が十分なときは、リザーブ容器14は燃料中に没しているが、燃料が減少して液面からリザーブ容器14が露出する。このとき、燃料が燃料タンク2内を前後或いは左右に移動する際に、リザーブ容器14に当たった燃料が燃料の流入用の孔部36からリザーブ容器14内に流入する。また、リザーブ容器14の開口部39からも燃料がリザーブ容器14内に流入可能である。
一方、リターンパイプ30から放出された高温の余剰燃料は、燃料タンク2内の燃料と十分に攪拌され、この攪拌され温度が低下した燃料が孔部36よりリザーブ容器14に流入し、この温度の低下した燃料が燃料供給パイプ28に吸引され配管を通じてエンジンに送られる。
また、燃料タンク2内に燃料が大量に充填されている場合、燃料タンク2の底面部6は、燃料の重みに車両の振動が加わって所定の固有振動を発生させる。しかし、この振動があっても、燃料タンク2の上面部4は、燃料の重みの影響を受けることがないので振動もなく、リザーブ容器の容器保持機構22によって上面部4から吊り下げられたリザーブ容器14は振動の影響をうけることはない。
なお、上記燃料供給パイプ28については、下端部に燃料ポンプが取り付けられた形態の燃料供給パイプであっても適用は可能である。また上記燃料タンク2については、トラックの側面にブラケット等を介して燃料タンクを取付けた形態への適用、或いはトラック以外の自動車へ搭載する場合への適用が可能である。また、燃料タンク2の材質については、鋼製以外に軽量金属製、合成樹脂製等のものについても適用可能である。
したがって上記実施の形態に係る車両用燃料タンクによれば、安定した構造で耐久性に優れ、液面が低下した場合においても安定した燃料供給が行えるとともに、リザーブ容器外に戻された高温の余剰燃料は、燃料タンク内の燃料と攪拌されて温度が低下し、これがエンジンに供給されるためエンジンや配管類、シール、パッキン類を劣化させる等の悪影響を与えないといった効果がある。
また車両用燃料タンクによれば、リザーブ容器に対する燃料タンクの底面振動の影響がなく、加えて容器保持機構の採用により燃料供給パイプ及びリターンパイプの保持が安定することからリザーブ容器が確実に支持され、かつリザーブ容器を支持する特別な部材を必要としないため効率的であり、さらにリザーブ容器を燃料タンクの上面部から突入可能に形成したから、燃料タンク内へのリザーブ容器の組み付け作業が容易且つ簡単に行えるという効果がある。
本発明の実施の形態に係る車両用燃料タンク外部及び一部内部の説明図である。 実施の形態に係り、図1のA−A線断面図である。 実施の形態に係り、リザーブ容器の容器保持機構を示す斜視図である。 実施の形態に係り、リザーブ容器の容器保持機構を示す下方から見た斜視図である。 実施の形態に係るリザーブ容器の断面を示す図である。 実施の形態に係るリザーブ容器の底面図である。 従来例に係り、(a)は車両用燃料タンクの説明図であり、(b)はリザーブ容器を示す図である。
符号の説明
2 燃料タンク
4 底面部
14 リザーブ容器
15 第一底面部
16 第二底面部
24 固定支持板
26 ブラケット
28 燃料供給パイプ
30 リターンパイプ

Claims (3)

  1. 燃料タンクの底面部との間に隙間を設けて設置され、燃料を溜めることが可能なリザーブ容器と、
    上記リザーブ容器内の燃料をエンジンに送る燃料供給パイプと、
    エンジンからの余剰燃料を戻すリターンパイプとを有し、
    上記リザーブ容器の底面部に、第一底面部とこの一端部に底面が上記第一底面部より上方に位置する第二底面部とを設け、
    上記リターンパイプの吐出口を上記第二底面部に設けるとともに、上記吐出口の下端部を上記第二底面部より下方であって上記第一底面部より上方に位置させ、上記リターンパイプからの余剰燃料を、上記リザーブ容器の外側に戻し、
    上記リザーブ容器に設けた燃料流入用の孔部を、上記一端部より上記第一底面部に設け、
    上記燃料流入用の孔部から上記余剰燃料と上記燃料タンク内の燃料とを上記リザーブ容器内に流入させることを特徴とする車両用燃料タンク。
  2. 上記リザーブ容器の第二底面部に設けた挿通孔に、上記リターンパイプを貫通させ、両者の接合部を固定したことを特徴とする請求項1記載の車両用燃料タンク。
  3. 上記燃料タンクの上面部に固定される固定支持板と、この固定支持板の下面部に下方に突出して取り付けられたブラケットとを設け、上記固定支持板に上記燃料供給パイプ及びリターンパイプを挿通状態で固定する一方、上記ブラケットの下部に上記両パイプの中間部を固定し、上記リザーブ容器を上記両パイプの下部に取り付けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用燃料タンク。
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