JP6258158B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料供給装置に関する。詳しくは、自動車等の車両に搭載される燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給する燃料供給装置に関する。
従来から、燃料供給装置を燃料タンクに取り付けることは広く知られている。この際、燃料タンクの上面に設けた開口部から燃料供給装置の一部を挿入して取り付けることも広く知られている。また、特許文献1に記載されているように、燃料供給装置に設けたポンプユニットが回動可能となるように構成することも知られている。
特開2012−184760号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術においても、なお改良の余地がある。特許文献1に記載の燃料供給装置は、ポンプユニットに設けた連結軸が連結孔に挿通されることによりポンプユニットを回動可能に構成しているが、連結部から伝えられた力がポンプユニットを燃料タンクに押し付ける構成とはなっていなかった。そのため、燃料タンクにポンプユニットが当接した状態を維持できない恐れがあった。特に、燃料タンクが変形し、タンク底面が斜めになったような場合などは、燃料タンクにポンプユニットが当接した状態を維持できない恐れがあった。したがって、燃料タンク内の燃料を効率的に使用できなくなる恐れがあった。
本発明は、上記した点に鑑みて創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、燃料供給装置を燃料タンクに装着した状態において、燃料タンクの底面部が斜めに変形した場合であっても、燃料供給装置に設けられたポンプユニットが燃料タンクに当接した状態を維持可能とすることにある。
上記課題を解決するために、本発明は次の手段をとる。先ず、第1の発明は、燃料タンクの開口部に取り付けられる蓋部材と、ポンプを備えるポンプユニットと、前記蓋部材と前記ポンプユニットとを連結する連結部とを備え、前記連結部又は前記ポンプユニットの何れか一方に形成される連結軸が、他方に形成される連結孔に挿通されることで、前記ポンプユニットが前記連結部に対して相対移動可能に接続される燃料供給装置であって、前記連結孔は連結軸を上下方向に相対移動させることが可能な長孔状の部位を備えるように形成されており、前記燃料供給装置が前記燃料タンクに組みつけられた状態では、前記ポンプユニットに設けた係合部が前記連結部の端部に当接することが可能となる燃料供給装置である。
この第1の発明によれば、燃料供給装置を燃料タンクに装着した状態では、ポンプユニットに設けた係合部が常に連結部から押圧力を受けることが可能となりうる。また、連結孔は長孔として形成されているため、連結軸が動くことができる範囲が従来に比べて大きくなる。したがって、連結部とポンプユニットの相対的な位置関係の自由度が広がっている上、ポンプユニットを連結部により燃料タンクに押し付けることが可能であるため、燃料タンクが斜めに変形したような場合でも、ポンプユニットを燃料タンクの変形に追従させるようにして、押し付けることが可能となり得る。
第2の発明は、第1の発明における前記連結部の端部であって前記係合部と当接可能な部位の一部は平面状に形成されており、前記平面状の部位の延長上には側面視において弧形状となる曲面が形成されている燃料供給装置である。
この第2の発明によれば、燃料タンクが変形していない場合は平面状の部位により係合部を押圧することが可能となりうるとともに、燃料タンクが傾くように変形している場合には、曲面が係合部を押圧することも可能となるため、燃料タンクの変形に対して比較的追従性を良くすることが可能となり得る。
第3の発明は、燃料タンクの開口部に取り付けられる蓋部材と、ポンプを備えたポンプユニットと、前記蓋部材と前記ポンプユニットとを連結する連結部とを備え、前記連結部又は前記ポンプユニットの何れか一方に形成される連結軸が、他方に形成される連結孔に挿通されることで、前記ポンプユニットが前記連結部に対して相対移動可能に接続される燃料供給装置であって、前記燃料供給装置が前記燃料タンクに組みつけられた状態では、前記ポンプユニットに設けた係合部が前記連結部の端部に当接することが可能となるとともに、前記連結部の端部であって前記係合部と当接可能な部位は、連結軸の真下に円弧状の曲面が形成されている燃料供給装置である。
この第3の発明によれば、燃料タンクが変形していない場合は平面状の部位により係合部を押圧することが可能となりうるとともに、燃料タンクが傾くように変形している場合には、円弧部が係合部を押圧することも可能となるため、燃料タンクの変形に対して比較的追従性を良くすることが可能となり得る。
本発明によれば、燃料供給装置を燃料タンクに装着した状態では、ポンプユニットに設けた係合部が常に連結部から押圧力を受けることが可能となりうる。また、ポンプユニットを連結部により燃料タンクに押し付けることが可能であるため、燃料タンクが斜めに変形したような場合でも、ポンプユニットを燃料タンクの変形に追従させるようにして、押し付けることが可能となり得る。
実施例1の燃料供給装置を左側から見た側面図である。 実施例1の燃料供給装置の蓋部材を持って吊り上げた状態を示した側面図である。 変形していない燃料タンクに実施例1の燃料供給装置を取り付けた状態の概略を表した側面図である。 実施例1の燃料供給装置に設けられた連結孔周りの概略を表した側面図である。 変形した燃料タンクと燃料供給装置との関係の概略を表した側面図である。 燃料タンクの形状の変化による連結孔と連結軸との相対位置関係の変化を表した図である。 実施例2の燃料供給装置を左側から見た側面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、適宜図面を用いながら説明する。なお、本明細書における前後方向、上下方向、左右方向などの方向は、図1などに示したXが前方向、Zが上方向と規定する。例えば、通常、燃料供給装置1の蓋部材2が位置する側が上側でポンプユニット4が位置する側が下側となる。また、ポンプユニット4が回転する回転軸方向が左右方向である。また、当該回転軸方向に直交するとともに、上下方向に直交する方向が前後方向である。
本実施の形態における燃料供給装置1は乗物に搭載されるものである。特に、乗物の中でも車両に搭載されるものである。燃料供給装置1は、車両の床面よりも下方に配置した燃料タンク7に取り付けられるものであり、燃料タンク7内の液体燃料を図示しない内燃機関に送液するために使用されるものである。
本実施の形態における燃料供給装置1は、燃料タンク7の上面部71に設けられた開口部72に取り付けられる蓋部材2と、燃料タンク7内の燃料を外部に送液するために使用されるポンプ41を備えたポンプユニット4と、蓋部材2とポンプユニット4を連結するために使用される連結部3aを備えている(図1〜図3参照)。ポンプユニット4は、燃料タンク7の底面部73に設置されるものであり、燃料タンク7の開口部72に蓋部材2を取り付けることにより、燃料タンク7の開口部72を閉じることが可能であるとともに、ポンプユニット4を燃料タンク7の底面部73に沿って設置可能なものである。
本実施例の蓋部材2は、燃料タンク7の開口部72を覆うことになるセットプレート部21を備えている。略円盤形状のセットプレート部21には、ポンプユニット4から送液された燃料を燃料タンク7外に導くために使用される吐出ポート23が備えられている。またセットプレート部21には、電気配線の接続のために使用される電気コネクタ(図示せず)が備えられている。燃料タンク7の開口部72は通常円形であるため、蓋部材2のセットプレート部21も平面視で略円形となるように形成されている。燃料タンク7に設けられた円形の開口部72には図示しない樹脂製のリングが取り付けられており、燃料タンク7と蓋部材2との間に隙間が生じることを抑制している。
本実施例の燃料供給装置1には、蓋部材2の下方にポンプユニット4が備えられている。本実施の形態のポンプユニット4は、燃料を送液するために使用されるポンプ41と、前記ポンプ41を載置するために使用されるベース部42とを備えている。本実施の形態のベース部42は略平板状に形成されており、ベース部42の一側面が燃料タンク7の底面部73と対向するように配置されるものである。ベース部42は燃料貯留部やサブタンクなどとも称されることがある部分であり、ベース部42はポンプ41が取り付けられるアッパベース421と、タンク底面に接するロアベース422と、アッパベース421とロアベース422に挟まれるろ過部材423により構成されている。アッパベース421にはポンプ41と接続される吸引口(図示せず)が設けられており、ろ過部材423を通過した燃料をポンプ41により吸引することが可能な構成とされている。なお、ロアベース422には、格子が施された開口である底面開口(図示せず)が備えられている。ロアベース422をタンク底面に接した状態で配置した場合でも、底面開口から燃料を吸い込むことができるように脚部4222が設けられている。
アッパベース421の外周はロアベース422の外周よりも一回り小さく構成されており、ろ過部材423を挟み込まない状態においてはアッパベース421とロアベース422との間に隙間が生じるように構成されている。当該隙間は燃料をベース部42内に導入することが可能な隙間である。本実施例においては、アッパベース421の一側面をろ過部材423により覆うように配置しているため、当該隙間からベース部42内に侵入する燃料についても、ろ過部材423を通過した上でポンプ41まで到達する。
ポンプユニット4には、燃料の送液圧力を調整するために使用される圧力調整弁43が取り付けられている。圧力調整弁43はポンプ41から伸びている弁支持部(図示せず)に取り付けられている。圧力調整弁43で圧力が調整された燃料は、ホース51や吐出ポート23などを介して内燃機関に送られる。
本実施例における連結部3aとポンプユニット4は、連結部3aに設けられた連結孔31aにポンプユニット4に設けられた連結軸45を挿入して接続されており、連結部3aとポンプユニット4が相対移動可能に構成されている(図1及び図2の矢印参照)。
本実施例の燃料供給装置1においては、ベース部42のロアベース422に係合部49が設けられている。当該係合部49は連結部3aと係止することが可能な部位であり、係合部49に対して連結部3aが押圧力を掛けることにより、ポンプユニット4が燃料タンク7の底面部73と当接した状態を維持可能とした構成である。
本実施例における係合部49は、略平板状に形成されており、その一面がロアベース422に設けられた脚部4222の先端と同一平面上に配置されるように形成されている。当該一面と反対側には連結部3aの端部と当接可能な面が形成されており、蓋部材2を押して蓋部材2とポンプユニット4の間の距離を短くすることで、当該面が連結部3aと当接させた状態を維持可能な構成となっている。その際、蓋部材2と連結部3aの一部との間に配置されたスプリング53が圧縮された状態となり、当該スプリング53が元の形状に戻ろうとする復元力が係合部49を介して燃料タンク7の底面部73に伝えられるため、係合部49が燃料タンク7の底面部73に押し付けられた状態を維持することが可能となっている。
本実施例の連結部3aは、伸縮可能に構成されている。連結部3aは蓋部材2に取り付けた棒部材35と棒部材35に沿って移動可能なジョイント部36とを備えている。当該棒部材35はセットプレート部21が広がる面方向に対して直交するように伸びるものである。また、ジョイント部36と蓋部材2との間には弾性力を発揮可能なスプリング53を備えている。当該スプリング53は、蓋部材2とポンプユニット4が所定の間隔よりも近接した際に、蓋部材2とポンプユニット4を離間させるように付勢可能なものである。したがって、ポンプユニット4の底面が燃料タンク7の底面部73に接した状態から更に蓋部材2を燃料タンク7の底面部73に近づけるように移動させる間にスプリング53は縮むことになる。このスプリング53が縮んだ状態が維持されると、ポンプユニット4が燃料タンク7の底面部73に対して押し続けられた状態が維持されることになる。
本実施例の連結孔31aは連結軸45が上下方向に動くことが可能な長孔状に構成されている(図4参照)。より具体的にはセットプレート部21が広がる面(前後左右方向に広がる面)と略直交する方向に連結軸45が移動可能となるように連結孔31aが形成されている。このため、本実施例の連結孔31aには連結軸45が自由にスライド移動可能なスライド孔部311を備えている。また、本実施例の連結孔31aは、先端が一回り大きい連結軸45を挿入させるため、連結軸挿入部312を備えた構成とされている。したがって、連結孔31aはスライド孔部311と連結軸挿入部312を備えた構成とされている。本実施例における連結孔31aでは、連結軸45を上下方向に移動することを許容しているのはスライド孔部311であり、当該スライド孔部311を上下方向に長い長孔状に形成している。
連結軸挿入部312には係止片313を備えている。係止片313は一方向から押圧すると弾性変形するが、当該方向と直交する方向から押圧しても変形しない構成である。このため、連結孔31aに挿入された連結軸45が容易に抜け落ちないことを可能としている。
連結孔31aが当該長孔状のスライド孔部311を備えているため、連結軸45が連結孔31aに挿入された状態であっても、連結軸45は上下方向に移動可能となる。したがって、図1に示す状態から矢印方向にポンプユニット4が傾いた状態となったとしても、連結部3aと係合部49とが当接した状態を維持することが可能となり得る。なお、実施例2に示すように連結部3aの端部を円弧形状とした場合は、連結孔31aを長孔状としなくても連結部3aと係合部49とが当接した状態を維持することが可能となりうる。しかし本実施例の構成であると、連結部3aの端部を円弧形状とする必要性がないため、連結部3aの端部の形状に関する自由度が高まる。
本実施例の連結部3aの下端に位置する端部は、セットプレート部21と略並行に形成されている面3aaを備えている。当該面3aaは略矩形状の平面として形成されている。燃料タンク7の上面部71と底面部73とが平行な状態である場合、当該矩形状の面3aaが係合部49と当接することになるものである。当該矩形状の面3aaから延長するように一端と他端の双方に曲面3abが形成されている。当該曲面3abは側面視で弧形状となるように形成されている。当該箇所は、通常係合部49とは当接しない部位であるが、燃料タンク7の底面部73が斜めに変形したような場合には、当該曲面3abが係合部49と当接することが可能となる部位である。
本実施例のように係合部49と当接する面3aaが矩形状の面であると、係合部49と連結部3aとの当接面積を比較的大きくすることが可能となり得る。よって、燃料タンク7が変形していない通常状態において、ポンプユニット4を燃料タンク7の底面部73に向けてしっかりと押圧することが可能となり得る。
次に、燃料タンク7の底面部73が変形した際に本実施例の燃料供給装置1が示す挙動の一例を説明する。燃料供給装置1は、通常、燃料タンク7に取り付けた状態が維持されるものである。また、燃料タンク7はその使用環境の影響により形状が変化しうる。つまり、燃料供給装置1が燃料タンク7に取り付けられた状態で燃料タンク7が変形することが最も生じうる事態であると考えられる。以下においては、その際の燃料供給装置1の挙動を簡単に説明する。
本実施例の燃料供給装置1は、通常時から燃料タンク7の底面部73にポンプユニット4が押し付けられている。これは蓋部材2とジョイント部36との間に位置するスプリング53によりもたらされる付勢力に起因するものである。ポンプユニット4はスプリング53から付勢力を受けているため、図5に示すように燃料タンク7の底面部73が変形すると、同時にポンプユニット4が連結軸45を中心に回転する。これは、連結軸45が図6の二点鎖線の位置から実線の位置に移動することによって可能となる。
底面部73の変形が所定の範囲内である場合、その後もポンプユニット4はスプリング53から付勢力を受けるため、ポンプユニット4が燃料タンク7の底面部73に押し付けられた状態が維持される。したがって、燃料供給装置1は燃料タンク7底面の燃料を吸い込むことが可能となり、効率よく燃料を使用することが可能となり得る。
次に実施例2について説明する。実施例2においても、燃料タンク7の底面部73が斜めに変形した場合であっても、燃料供給装置1に設けられたポンプユニット4が燃料タンク7に当接した状態を維持可能とするための構成である。実施例1においては、連結孔31bを長孔とすることにより当該目的を果たすものであるが、実施例2においては連結部3bの端部の形状を特定のものとすることにより当該目的を果たすものである。したがって、実施例2における実施例1との相違点は主に連結部3bの端部の構造と連結孔31bの構造であるので、以下においてはその点を中心に説明する。
実施例2においては、実施例1とは異なり、連結孔31bは長孔とはしていない。したがって連結軸45は実質的に連結孔31bに対して上下に移動可能なものではない。連結部3bにおける係合部49と当接する端部は、連結軸45の真下に曲面3baが形成されるよう、連結孔31bと同心となるように側面視において円弧形状となるように形成されている。より具体的には、当該連結部3bの端部は、側面視半円状に形成されている。この構成を連結部3bの端部と連結軸45との関係からみると、当該連結部3bの端部を形成する円弧形状の中心軸と連結軸45の軸中心Rとは略一致する構成である。
実施例2の燃料供給装置1の構成であると、ポンプユニット4の係合部49と連結部3bとは、当接した状態を維持しながらも、互いの相対的な角度を変化させることが可能な構成となっている。しかも図7に示した状態から矢印で示したように、セットプレート部21とポンプユニット4が略平行に配置されている状態から、双方向に回転が可能となるため、燃料タンク7の変形に対する追従性を高められている。
以上、一つの実施例を用いて実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態のほか、その他各種の形態で実施可能なものである。例えば、長孔は直線的な形状だけではなく、略L字型のように途中で屈曲しているような形状とすることも可能である。また、途中で孔の幅を変えることも可能である。
実施例1における円弧部は、押し当て部の両端に設ける必要性は無く、どちらか一方にのみ設けるものとすることも可能であるし、全く設けないものとすることも可能である。円弧部を全く設けないものとした場合、係合部の連結部と当接する面の一部若しくは全部を側面視で円弧形状とすることも可能である。
ベース部におけるろ過部材は必須のものではないため、ろ過部材が無い構成とすることも可能である。この場合、ベース部以外の部位にろ過部材を設けることも可能であるし、ポンプが吸引する燃料が清浄に保たれているのであれば、燃料供給装置にはろ過部材を設けないものとすることも可能である。
また、乗物としては、車両であることに限らず、飛行機やヘリコプターなど空中を飛行する乗物や、船舶や潜水艇など海面や海中などを移動する乗物としてもよい。
1 燃料供給装置
2 蓋部材
3a 連結部
3b 連結部
4 ポンプユニット
7 燃料タンク
21 セットプレート部
31 連結孔
41 ポンプ
42 ベース部
45 連結軸
49 係合部
73 底面部
421 アッパベース
422 ロアベース

Claims (3)

  1. 燃料タンクの開口部に取り付けられる蓋部材と、ポンプを備えるポンプユニットと、前記蓋部材と前記ポンプユニットとを連結する連結部とを備え、
    前記連結部又は前記ポンプユニットの何れか一方に形成される連結軸が、他方に形成される連結孔に挿通されることで、前記ポンプユニットが前記連結部に対して相対回転可能に接続される燃料供給装置であって、
    前記ポンプユニットには、前記燃料供給装置が前記燃料タンクに組みつけられた状態で前記連結軸よりも下方で前記連結部の下端に位置する端部に当接する係合部が設けられており、
    前記連結孔は前記連結軸を上下方向に相対移動させることが可能な長孔状の部位を備えるように形成されており、
    前記燃料供給装置が前記燃料タンクに組みつけられた状態で、前記連結部に対して前記ポンプユニットが傾いた場合でも、前記連結孔の長孔状の部位に対する前記連結軸の相対回転及び上下方向の相対移動によって、前記連結部の下端に位置する端部と前記係合部とが当接した状態を維持する燃料供給装置。
  2. 請求項1に記載の燃料供給装置であって、
    前記連結部の端部であって前記係合部と当接可能な部位の一部は平面状に形成されており、前記平面状の部位の延長上には側面視において弧形状となる曲面が形成されている燃料供給装置。
  3. 燃料タンクの開口部に取り付けられる蓋部材と、ポンプを備えたポンプユニットと、前記蓋部材と前記ポンプユニットとを連結する連結部とを備え、前記連結部又は前記ポンプユニットの何れか一方に形成される連結軸が、他方に形成される連結孔に挿通されることで、前記ポンプユニットが前記連結部に対して相対回転可能に接続される燃料供給装置であって、
    前記ポンプユニットには、前記燃料供給装置が前記燃料タンクに組みつけられた状態で前記連結軸よりも下方で前記連結部の下端に位置する端部に当接する係合部が設けられており、
    前記係合部は、略平板状に形成されており、
    前記連結部の下端に位置する端部は、前記連結軸の真下に位置する円弧状の曲面を有し、
    前記燃料供給装置が前記燃料タンクに組みつけられた状態で、前記連結部に対して前記ポンプユニットが傾いた場合でも、前記連結部の曲面に対する前記係合部の相対回転によって、前記連結部の曲面と前記係合部とが当接した状態を維持する燃料供給装置。
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