JP5826660B2 - 燃料供給装置 - Google Patents
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Description
実施形態1を説明する。本実施形態に係る燃料供給装置は、自動車等の車両に搭載された燃料タンク内の燃料を内燃機関(エンジン)へ供給する装置である。図1は燃料供給装置を示す斜視図、図2は同じく燃料供給装置を示す正面図である。なお、燃料供給装置については、図2の正面図における上下左右を基準として説明を行う。すなわち、図2において、左右方向及び前後方向(紙面表裏方向)が水平方向(横方向)に対応しており、上下方向が鉛直方向(縦方向)に対応している。
図3に示すように、連結機構16は、フランジユニット12のキャニスタ部27の前側に配置された第1スライド部材51と、第1スライド部材51の前側でポンプユニット14のサブタンク35の後側に配置された第2スライド部材52(図4参照)とを備えている。
また、第1スライド部材51と前記第2スライド部材52との間には、第2連結部56が設けられている(図7及び図8参照)。図7は第2連結部を示す正断面図である。図8は図7のVIII−VIII線矢視断面図である。
また、第2スライド部材52と前記ポンプユニット14のサブタンク35との間には、第3連結部58が設けられている(図9及び図10参照)。図9は第3連結部を示す背面図、図10は図9のX−X線矢視断面図である。
すなわち、連結機構16は、第1連結部54と第2連結部56と第3連結部58との計3段の連結部を備えている。以下、各連結部54,56,58について順に説明する。
図5及び図6に示すように、前記フランジユニット12のキャニスタ部27の前側面である平面部には、左右一対の第1ガイドレール部60が一体形成されている。両第1ガイドレール部60は、上下方向に平行状にかつ左右対称状に延びている。また、両第1ガイドレール部60は、断面L字状をなしており、その先端側(前端側)のレール部60a(図6参照)が相互に対向方向に向けられている。
図7及び図8に示すように、前記第1スライド部材51の前側下部には、左右一対の第2ガイドレール部68が一体形成されている。両第2ガイドレール部68は、上下方向に平行状にかつ左右対称状に延びている。また、両第2ガイドレール部68は、断面U字状をなしており、その開口溝であるレール溝68a(図8参照)が相互に相反方向に向けられている。また、両第2ガイドレール部68の間の中央部には、上下方向に延びかつ前方に開口するガイド溝69が形成されている。また、両第2ガイドレール部68の下端部には、ガイド溝69の開口幅を小さくする軸受片70(図7参照)が形成されている。両軸受片70は、互いに拡開方向へ弾性変形いわゆる撓み変形可能に形成されている。なお、両軸受片70は本明細書でいう「軸受部」に相当する。
図9及び図10に示すように、前記第2スライド部材52には、左側部(図9において右側部)から下側部に跨るガイド部75が一体形成されている。ガイド部75には、板厚方向(前後方向)に貫通し、かつ、上下方向に延びる長孔状のガイド孔76が形成されている。ガイド孔76は、上端部から右下方(図9において左下方)へ向かって傾斜状に延びている。なお、ガイド孔76(詳しくは孔縁部)は本明細書でいう「軸受部」に相当する。
また、図17において、二点鎖線LF2は、燃料残量の多い状態における左下がりの傾斜時の燃料液面を示している。また、二点鎖線LF3は、燃料残量の多い状態における右下がりの傾斜時の燃料液面を示している。また、二点鎖線LE2は、燃料残量の少ない状態における左下がりの傾斜時の燃料液面を示している。また、二点鎖線LE3は、燃料残量の多い状態における右下がりの傾斜時の燃料液面を示している。
また、図18において、二点鎖線LF4は、燃料残量の多い状態における前下がりの傾斜時の燃料液面を示している。また、二点鎖線LF5は、燃料残量の多い状態における後下がりの傾斜時の燃料液面を示している。また、二点鎖線LE4は、燃料残量の少ない状態における前下がりの傾斜時の燃料液面を示している。また、二点鎖線LE5は、燃料残量の多い状態における後下がりの傾斜時の燃料液面を示している。
したがって、燃料液面が全方向に傾斜しても、ポンプユニット14における燃料フィルタを内蔵したサブタンク35が燃料に浸漬する状態を維持することができる。このため、燃料液面の傾斜の影響をほとんど受けることなく、燃料タンク18内の燃料を内燃機関に供給することができる。
また、連結機構16の第3連結部58(図9及び図10参照)において、第2スライド部材52に対するポンプユニット14の上下方向の移動によってフランジユニット12側に対してポンプユニット14側が上下方向に伸縮可能とされ、かつ、第2スライド部材52に対するポンプユニット14の横軸回りの回動によってフランジユニット12側に対してポンプユニット14側が傾動可能とされる。
このため、燃料タンク18に対する組付け時は、フランジユニット12側に対するポンプユニット14側の伸長動作と傾動動作との協働によって、燃料供給装置10の上下方向の全長を長くすることができ、燃料タンク18内へのポンプユニット14の挿入性を向上することができる。また、燃料タンク18に燃料供給装置10を組付けた際は、フランジユニット12側に対するポンプユニット14側の短縮動作と傾動復帰動作との協働によって、燃料供給装置10のセット高さH(図11参照)を短縮することができる。ひいては、高さの異なる燃料タンク18に対する汎用性を高めることができる。
また、連結機構16の第3連結部58(図9及び図10参照)において、第2スライド部材52とポンプユニット14のサブタンク35とが伸縮可能にかつ傾動可能に連結されているため、相互に上下方向に移動可能に連結する伸縮連結部と、相互に横軸回りに回動可能に連結する傾動連結部とを別個に設定する場合と比べて、第3連結部58を上下方向にコンパクトに構成することができる。
したがって、燃料タンク18に対する組付性を向上しながらセット高さH(図11参照)を低減することができる。
実施形態2を説明する。本実施形態は、前記実施形態1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。また、以降の実施形態についても、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。図19は燃料供給装置を模式的に示す正面図、図20は第1連結部及び第2連結部の伸長状態における燃料供給装置を模式的に示す正面図、図21は第2連結部及び第3連結部の傾動状態における燃料供給装置を模式的に示す正面図である。
図19に示すように、本実施形態は、前記実施形態1の第3連結部58(図11参照)を、第3連結部(符号、83を付す)に変更したものである。すなわち、実施形態1における第2スライド部材52のガイド孔76が円形の軸受孔84に変更されており、その軸受孔84にサブタンク35の連結軸部78が回動可能に支持されたものである。なお、軸受孔84と連結軸部78とは本明細書でいう「回動機構」を構成している。また、第3連結部83は本明細書でいう「傾動連結部」に相当する。また、軸受孔84(詳しくは孔縁部)は本明細書でいう「軸受部」に相当する。
いま、図19に示すように、燃料供給装置10が上下方向に短縮した状態(全高を低くした状態)にあるものとする。この状態から、フランジユニット12に対して第1スライド部材51を下方(図20中、矢印Y1参照)へ伸長する。さらに、その第1スライド部材51に対して第2スライド部材52を下方(図20中、矢印Y2参照)へ伸長する。続いて、第1スライド部材51に対して第2スライド部材52を左回り方向(図21中、矢印Y4参照)へ回動する。さらに、第2スライド部材52に対してポンプユニット14を右回り方向(図21中、矢印Y5参照)へ回動する。このようにして、燃料供給装置10の上下方向の長さ(例えば、フランジユニット12のセットプレート部25の下面からポンプユニット14のサブタンク35の下端部までの長さ)A2が最長となる状態(「伸長状態」という)とする。このように、伸長状態の燃料供給装置10を、前記実施形態1と同様に、ポンプユニット14のサブタンク35から、車両のサービスホール23、燃料タンク18の取付孔19を通して挿入する(図15参照)。続いて、前記伸長時とは逆順により、燃料供給装置10を上下方向に短縮した後、フランジユニット12を燃料タンク18の取付孔19に装着する(図19参照)。
実施形態3を説明する。本実施形態は、前記実施形態2に変更を加えたものである。図22は燃料供給装置を模式的に示す正面図、図23は第1連結部及び第2連結部の伸長状態における燃料供給装置を模式的に示す正面図、図23は第2連結部の傾動状態における燃料供給装置を模式的に示す正面図である。
図22に示すように、本実施形態は、前記実施形態2の第3連結部83(図19参照)を省略したものである。すなわち、実施形態2における第2スライド部材52がサブタンク35に一体化すなわち固定化されたものである。
いま、図22に示すように、燃料供給装置10が上下方向に短縮した状態(全高を低くした状態)にあるものとする。この状態から、フランジユニット12に対して第1スライド部材51を下方(図23中、矢印Y1参照)へ伸長する。続いて、第1スライド部材51に対して第2スライド部材52を左回り方向(図24中、矢印Y4参照)へ回動する。このようにして、燃料供給装置10の上下方向の長さ(例えば、フランジユニット12のセットプレート部25の下面からポンプユニット14のサブタンク35の下端部までの長さ)A3が最長となる状態(「伸長状態」という)とする。このように、伸長状態の燃料供給装置10を、前記実施形態1と同様に、ポンプユニット14のサブタンク35から、車両のサービスホール23、燃料タンク18の取付孔19を通して挿入する(図15参照)。続いて、前記伸長時とは逆順により、燃料供給装置10を上下方向に短縮した後、フランジユニット12を燃料タンク18の取付孔19に装着する(図22参照)。
実施形態4を説明する。本実施形態は、前記実施形態1に変更を加えたものである。図25は第3連結部を示す背面図、図26は同じく第3連結部の要部を示す分解斜視図、図27は図25のXXVII−XXVII線矢視断面図、図28は図25のXXVIII−XXVIII線矢視断面図、図29は図25のXXIX−XXIX線矢視断面図である。
図25に示すように、本実施形態では、前記実施形態1の第3連結部58(図9参照)における第2スライド部材52のガイド部75に、ポンプユニット14のサブタンク35の連結軸部78の抜け外れを防止するためのストッパ片86が設けられている。なお、第3連結部58は、支持部としての第2スライド部材52に可動部としてのサブタンク35を上下方向に移動可能にかつ横軸回りに回動可能に連結している「伸縮・傾動連結部」に相当する。
図33に示すように、第2スライド部材52の前面側には、庇状の突起部88が形成されている。第2スライド部材52に対するサブタンク35のセット位置において、突起部88は、サブタンク35の後端部に対して上下方向に所定間隔を隔てて対向する(図30参照)。なお、第2スライド部材52に対するサブタンク35のセット位置とは、燃料タンク18に対する燃料供給装置10のセット状態(図11参照)における第2スライド部材52に対するサブタンク35の位置のことをいう。また、サブタンク35は本明細書でいう「第2ユニットにおける可動部」に相当する。また、第2スライド部材52は本明細書でいう「第2ユニットにおける可動部に対応する支持部」に相当する。
実施形態5を説明する。本実施形態は、前記実施形態4に変更を加えたものである。図34は第3連結部を示す背面図である。
図34に示すように、本実施形態では、前記実施形態4における第2スライド部材52のガイド部75(図25参照)におけるストッパ片86及び条溝76cが省略されている。また、ガイド孔76のスライド孔部76bが、その上端部を右上方(図34において左上方)へ向かって延出した逆L字状に形成されている。スライド孔部76bの上端部に挿通孔部76aが形成されている。挿通孔部76aにおけるスライド孔部76b側の開口端部の両側部には、一対のストッパ片96がその開口幅を狭くするように対向状に突出されている。両ストッパ片96は、突片状に形成されており、その先端部がストッパ部(符号省略)となっている。
実施形態6を説明する。本実施形態は、前記実施形態4に変更を加えたものである。図35は係合手段を示す説明図である。
図35に示すように、本実施形態は、前記実施形態4における係合手段90(図33参照)の両リブ91,92の形状を変更したものである。すなわち、第1リブ(符号、100を付す)は、横長四角形状に形成されている。また、第2リブ(符号、102を付す)は、横長四角形枠状に形成されている。第2リブ102内に対して第1リブ100が上下方向(図35において紙面表裏方向)に係脱可能となっている。
実施形態7を説明する。本実施形態は、前記実施形態4に変更を加えたものである。図36は係合手段を示す説明図である。
図36に示すように、本実施形態は、前記実施形態4における係合手段90(図32参照)の両リブ91,92の形状を変更したものである。すなわち、第1リブ(符号、104を付す)は、横長十文字状に形成されている。また、第2リブ(符号、106を付すは、横長四角形枠状に形成されている。第2リブ106の左右両側部には、第1リブ104の左右両端部を嵌合すなわち係合可能な凹溝106aが形成されている。第2リブ106内に対して第1リブ104が上下方向に係脱可能となっている。また、第2リブ106の凹溝106a内に対して第1リブ104の左右両端部104aが上下方向に係脱可能となっている。
12…フランジユニット(第1ユニット)
14…ポンプユニット(ポンプユニット)
16…連結機構
18…燃料タンク
19…取付孔(上面開口部)
35…サブタンク
51…第1スライド部材
52…第2スライド部材
54…第1連結部(伸縮連結部)
56…第2連結部(伸縮・傾動連結部)
58…第3連結部(伸縮・傾動連結部)
60…第1ガイドレール部
62…第1スライドレール部
68…第2ガイドレール部
70…軸受片(軸受部)
72…第2スライドレール部
73…連結軸部(支軸部)
75…ガイド部
76…ガイド孔(軸受部、連結孔)
76a…挿通孔部
76b…スライド孔部(抜け止め孔部)
78…連結軸部(支軸部、連結軸)
78a…軸部
78b…頭部
83…第3連結部(傾動連結部)
84…軸受孔
86…ストッパ片(戻り止め手段)
96…ストッパ片(戻り止め手段)
90…係合手段
91…第1リブ
92…第2リブ
100…第1リブ
102…第2リブ
104…第1リブ
106…第2リブ
Claims (14)
- 燃料タンクの上面開口部に装着される第1ユニットと、前記第1ユニットに連結機構を介して上下方向に伸縮可能に連結されかつ前記燃料タンク内に前記上面開口部を通して配置される第2ユニットとを備え、前記燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給する燃料供給装置であって、
前記連結機構は、前記第1ユニット側に設けられた支持部に対して、前記第2ユニット側に設けられた可動部が上下方向に移動可能にかつ横軸回りに回動可能に連結されてなる伸縮・傾動連結部を備え、
前記連結機構の伸縮・傾動連結部は、前記支持部に対して前記可動部が下方へ移動した位置において該可動部が横軸回りに回動可能となるように、前記可動部が下方へ移動した位置以外において該可動部の横軸回りの回動が規制される構成としたことを特徴とする燃料供給装置。 - 燃料タンクの上面開口部に装着される第1ユニットと、前記第1ユニットに連結機構を介して上下方向に伸縮可能に連結されかつ前記燃料タンク内に前記上面開口部を通して配置される第2ユニットとを備え、前記燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給する燃料供給装置であって、
前記連結機構は、前記第1ユニット側に設けられた支持部に対して、前記第2ユニット側に設けられた可動部が上下方向に移動可能にかつ横軸回りに回動可能に連結されてなる伸縮・傾動連結部を備え、
前記伸縮・傾動連結部は、前記支持部と前記可動部との二部材のいずれかの部材の横軸上に形成された連結軸と、残りの部材に形成された連結孔とを備え、
前記連結軸は、軸部及び頭部を有し、
前記連結孔は、挿通孔部及び抜け止め孔部を有し、
前記連結孔の挿通孔部に前記連結軸の頭部を挿通させた状態で、その連結孔の抜け止め孔部に連結軸の軸部をスライドすることによって連結軸と連結孔とが上下方向に移動可能にかつ回動可能に連結され、
前記他方の部材には、前記連結孔の抜け止め孔部から挿通孔部への前記連結軸の移動を制限する戻り止め手段を設けた
ことを特徴とする燃料供給装置。 - 燃料タンクの上面開口部に装着される第1ユニットと、前記第1ユニットに連結機構を介して上下方向に伸縮可能に連結されかつ前記燃料タンク内に前記上面開口部を通して配置される第2ユニットとを備え、前記燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給する燃料供給装置であって、
前記連結機構は、前記第1ユニット側に設けられた支持部に対して、前記第2ユニット側に設けられた可動部が上下方向に移動可能にかつ横軸回りに回動可能に連結されてなる伸縮・傾動連結部を備え、
前記第2ユニットにおける可動部とその可動部に対応する支持部との間に、上下方向に係脱可能な係合手段が設けられ、
前記係合手段は、前記支持部に対する前記可動部の可動時において係合を解除し、かつ、前記支持部に対する前記可動部のセット位置において係合し、その係合により両部材間の相対的な横方向の移動が制限される構成とした
ことを特徴とする燃料供給装置。 - 燃料タンクの上面開口部に装着される第1ユニットと、前記第1ユニットに連結機構を介して上下方向に伸縮可能に連結されかつ前記燃料タンク内に前記上面開口部を通して配置される第2ユニットとを備え、前記燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給する燃料供給装置であって、
前記連結機構は、前記第1ユニット側に設けられた支持部に対して、前記第2ユニット側に設けられた可動部が上下方向に移動可能にかつ横軸回りに回動可能に連結されてなる伸縮・傾動連結部を備え、
前記連結機構は、前記第1ユニットと前記伸縮・傾動連結部の支持部との間、及び、前記伸縮・傾動連結部の可動部と前記第2ユニットとの間の少なくとも一方の間に、相互に上下方向に移動可能に連結する伸縮連結部、及び、相互に上下方向に移動可能にかつ横軸回りに回動可能に連結する伸縮・傾動連結部、並びに、相互に横軸回りに回動可能に連結する傾動連結部の少なくとも1つの連結部を備え、
前記傾動連結部は、前記支持部と前記可動部との二部材のいずれかの部材の横軸上に形成された連結軸と、残りの部材に形成された連結孔とを備え、
前記連結軸は、軸部及び頭部を有し、
前記連結孔は、挿通孔部及び抜け止め孔部を有し、
前記連結孔の挿通孔部に前記連結軸の頭部を挿通させた状態で、その連結孔の抜け止め孔部に連結軸の軸部をスライドすることによって連結軸と連結孔とが回動可能に連結され、
前記他方の部材には、前記連結孔の抜け止め孔部から挿通孔部への前記連結軸の移動を制限する戻り止め手段を設けた
ことを特徴とする燃料供給装置。 - 請求項1に記載の燃料供給装置であって、
前記連結機構の伸縮・傾動連結部は、前記支持部に対して前記可動部を上下方向へ移動可能に連結しかつ該可動部が下方へ移動した位置において連結を解放するスライド機構と、前記支持部に対して前記可動部が下方へ移動した位置において前記支持部に対して該可動部が回動可能に連結される回動機構とを備えていることを特徴とする燃料供給装置。 - 請求項1〜3、5のいずれか1つに記載の燃料供給装置であって、
前記連結機構は、前記第1ユニットと前記伸縮・傾動連結部の支持部との間、及び、前記伸縮・傾動連結部の可動部と前記第2ユニットとの間の少なくとも一方の間に、相互に上下方向に移動可能に連結する伸縮連結部、及び、相互に上下方向に移動可能にかつ横軸回りに回動可能に連結する伸縮・傾動連結部、並びに、相互に横軸回りに回動可能に連結する傾動連結部の少なくとも1つの連結部を備えていることを特徴とする燃料供給装置。 - 請求項1、3、5のいずれか1つに記載の燃料供給装置であって、
前記伸縮・傾動連結部は、前記支持部と前記可動部との二部材のいずれかの部材の横軸上に形成された連結軸と、残りの部材に形成された連結孔とを備え、
前記連結軸は、軸部及び頭部を有し、
前記連結孔は、挿通孔部及び抜け止め孔部を有し、
前記連結孔の挿通孔部に前記連結軸の頭部を挿通させた状態で、その連結孔の抜け止め孔部に連結軸の軸部をスライドすることによって連結軸と連結孔とが上下方向に移動可能にかつ回動可能に連結され、
前記他方の部材には、前記連結孔の抜け止め孔部から挿通孔部への前記連結軸の移動を制限する戻り止め手段を設けた
ことを特徴とする燃料供給装置。 - 請求項6に記載の燃料供給装置であって、
前記傾動連結部は、前記支持部と前記可動部との二部材のいずれかの部材の横軸上に形成された連結軸と、残りの部材に形成された連結孔とを備え、
前記連結軸は、軸部及び頭部を有し、
前記連結孔は、挿通孔部及び抜け止め孔部を有し、
前記連結孔の挿通孔部に前記連結軸の頭部を挿通させた状態で、その連結孔の抜け止め孔部に連結軸の軸部をスライドすることによって連結軸と連結孔とが回動可能に連結され、
前記他方の部材には、前記連結孔の抜け止め孔部から挿通孔部への前記連結軸の移動を制限する戻り止め手段を設けた
ことを特徴とする燃料供給装置。 - 請求項1、2、5、7、8のいずれか1つに記載の燃料供給装置であって、
前記第2ユニットにおける可動部とその可動部に対応する支持部との間に、上下方向に係脱可能な係合手段が設けられ、
前記係合手段は、前記支持部に対する前記可動部の可動時において係合を解除し、かつ、前記支持部に対する前記可動部のセット位置において係合し、その係合により両部材間の相対的な横方向の移動が制限される構成とした
ことを特徴とする燃料供給装置。 - 請求項1に記載の燃料供給装置であって、
前記連結機構は、前記第1ユニットと前記伸縮・傾動連結部の支持部との間、及び、前記伸縮・傾動連結部の可動部と前記第2ユニットとの間の少なくとも一方の間に、相互に上下方向に移動可能に連結する伸縮連結部、及び、相互に上下方向に移動可能にかつ横軸回りに回動可能に連結する伸縮・傾動連結部、並びに、相互に横軸回りに回動可能に連結する傾動連結部の少なくとも1つの連結部を備え、
前記伸縮・傾動連結部は、前記支持部と前記可動部との二部材のいずれかの部材の横軸上に形成された連結軸と、残りの部材に形成された連結孔とを備え、
前記連結軸は、軸部及び頭部を有し、
前記連結孔は、挿通孔部及び抜け止め孔部を有し、
前記連結孔の挿通孔部に前記連結軸の頭部を挿通させた状態で、その連結孔の抜け止め孔部に連結軸の軸部をスライドすることによって連結軸と連結孔とが上下方向に移動可能にかつ回動可能に連結され、
前記他方の部材には、前記連結孔の抜け止め孔部から挿通孔部への前記連結軸の移動を制限する戻り止め手段を設けた
ことを特徴とする燃料供給装置。 - 請求項10に記載の燃料供給装置であって、
前記第2ユニットにおける可動部とその可動部に対応する支持部との間に、上下方向に係脱可能な係合手段が設けられ、
前記係合手段は、前記支持部に対する前記可動部の可動時において係合を解除し、かつ、前記支持部に対する前記可動部のセット位置において係合し、その係合により両部材間の相対的な横方向の移動が制限される構成とした
ことを特徴とする燃料供給装置。 - 請求項1に記載の燃料供給装置であって、
前記連結機構は、前記第1ユニットと前記伸縮・傾動連結部の支持部との間、及び、前記伸縮・傾動連結部の可動部と前記第2ユニットとの間の少なくとも一方の間に、相互に上下方向に移動可能に連結する伸縮連結部、及び、相互に上下方向に移動可能にかつ横軸回りに回動可能に連結する伸縮・傾動連結部、並びに、相互に横軸回りに回動可能に連結する傾動連結部の少なくとも1つの連結部を備え、
前記第2ユニットにおける可動部とその可動部に対応する支持部との間に、上下方向に係脱可能な係合手段が設けられ、
前記係合手段は、前記支持部に対する前記可動部の可動時において係合を解除し、かつ、前記支持部に対する前記可動部のセット位置において係合し、その係合により両部材間の相対的な横方向の移動が制限される構成とした
ことを特徴とする燃料供給装置。 - 請求項12に記載の燃料供給装置であって、
前記連結機構の伸縮・傾動連結部は、前記支持部に対して前記可動部を上下方向へ移動可能に連結しかつ該可動部が下方へ移動した位置において連結を解放するスライド機構と、前記支持部に対して前記可動部が下方へ移動した位置において前記支持部に対して該可動部が回動可能に連結される回動機構とを備えていることを特徴とする燃料供給装置。 - 請求項2に記載の燃料供給装置であって、
前記連結機構は、前記第1ユニットと前記伸縮・傾動連結部の支持部との間、及び、前記伸縮・傾動連結部の可動部と前記第2ユニットとの間の少なくとも一方の間に、相互に上下方向に移動可能に連結する伸縮連結部、及び、相互に上下方向に移動可能にかつ横軸回りに回動可能に連結する伸縮・傾動連結部、並びに、相互に横軸回りに回動可能に連結する傾動連結部の少なくとも1つの連結部を備え、
前記第2ユニットにおける可動部とその可動部に対応する支持部との間に、上下方向に係脱可能な係合手段が設けられ、
前記係合手段は、前記支持部に対する前記可動部の可動時において係合を解除し、かつ、前記支持部に対する前記可動部のセット位置において係合し、その係合により両部材間の相対的な横方向の移動が制限される構成とした
ことを特徴とする燃料供給装置。
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