JP2002098018A - 燃料供給装置 - Google Patents

燃料供給装置

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JP2002098018A
JP2002098018A JP2001213443A JP2001213443A JP2002098018A JP 2002098018 A JP2002098018 A JP 2002098018A JP 2001213443 A JP2001213443 A JP 2001213443A JP 2001213443 A JP2001213443 A JP 2001213443A JP 2002098018 A JP2002098018 A JP 2002098018A
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fuel
sub
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fuel supply
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English (en)
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Masatomo Murakoshi
正智 村越
Hiroyasu Osawa
浩康 大澤
Hiroshi Morikawa
博 森川
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Roki Co Ltd
Original Assignee
Toyo Roki Mfg Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブタンクや燃料ポンプ等の機器類を燃料タ
ンクに対して効率よく着脱でき、燃料タンクの開口部を
拡大する必要がなく、燃料タンクの高さを抑えることも
可能な燃料供給装置を提供する。 【解決手段】 燃料タンク1の上部に設けられた開口部
1bから燃料タンク1内に挿入されるサブタンク11
と、燃料タンク1の開口部1bを閉じるタンク蓋12
と、サブタンク11と燃料タンク1とを相対変位可能に
連結する連結機構13とを具備する燃料供給装置10A
において、サブタンク11に対して所定の支軸32の回
りに回動自在に連結される保持部材30と、支軸32が
タンク蓋12に対して燃料タンク1の上下方向に変位で
きるようにして保持部材30とタンク蓋12とを連結す
る連結部材31とを連結機構13に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料ポンプ等の燃
料供給用の機器類をモジュール化して燃料タンク内に装
着した燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の燃料タンクから燃料を取り出して
燃料噴射装置等へ供給する装置として、燃料タンク内に
設置されたサブタンクと燃料タンクの上部の開口部を覆
うタンク蓋とを相互に連結し、サブタンクや燃料ポン
プ、燃料フィルタ、プレッシャレギュレータ等の機器類
を燃料タンクに対して一体的に着脱可能なモジュールと
して構成したものが提案されている(例えば特公平7−
109179号公報、ドイツ公開特許公報DE3510
890号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した公報記載の燃
料供給装置では、内外の圧力差に応じた燃料タンクの収
縮や車両の振動等に対応するため、燃料タンクの上部に
取り付けられたタンク蓋と燃料タンクの底部に配置され
たサブタンクが燃料タンクの上下方向(タンク蓋の開口
部の軸線方向)に相対変位可能に連結されている。
【0004】しかしながら、サブタンクがタンク蓋と同
軸の筒状に形成されているため、タンク蓋とサブタンク
との間に燃料ポンプや燃料フィルタ等の機器類をすべて
レイアウトすると、それらの間に大きなスペースが必要
となり、燃料タンクの高さを増加させる原因となる。こ
の高さの増加を解決するため、サブタンクやタンク蓋を
大径化する手段も考え得るが、その場合、燃料タンクの
開口部の面積が増加するため、燃料タンクの強度の面で
好ましくない影響がある。
【0005】米国特許第5038741号の明細書に
は、燃料ポンプを収容した円筒状の容器をタンク蓋とベ
ローズで連結し、そのベローズの弾性変形を利用して燃
料ポンプおよび上記容器を斜めに傾けて燃料タンク内に
装着した燃料供給装置が開示されている。この構成によ
れば、燃料タンクの開口部の直下に燃料ポンプや容器を
直立状態で挿入した場合と比較してモジュールの高さが
減少し、燃料タンクを薄くでき、燃料タンクの開口部を
拡大する必要もなくなる。しかしながら、当該装置では
燃料タンク内の底部に設けられた保持部とサブタンクと
を燃料タンク内で連結してサブタンクを所定位置に保持
している。従って、サブタンクの組み付けに手間がかか
る。サブタンクを取り出す際にも同様の問題がある。
【0006】本発明は、サブタンクや燃料ポンプ等の機
器類を燃料タンクに対して効率よく着脱でき、燃料タン
クの開口部を拡大する必要がなく、燃料タンクの高さを
抑えることも可能な燃料供給装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0008】請求項1の発明は、燃料タンク(1)の上
部に設けられた開口部(1b)から燃料タンク(1)内
に挿入されるサブタンク(11,41,51)と、燃料
タンク(1)の開口部(1b)を閉じるタンク蓋(1
2)と、サブタンクと燃料タンクとを相対変位可能に連
結する連結機構(13,43)とを具備し、連結機構
(13,43)は、所定の支軸(32,40)を介して
サブタンク(11,41,51)と回動自在に連結され
る保持部材(30,44)と、支軸(32,40)がタ
ンク蓋(12)に対して燃料タンク(1)の上下方向に
変位できるようにして保持部材(30,44)とタンク
蓋(12)とを連結する少なくとも一つの連結部材(3
1,47)とを備えた燃料供給装置(10A,10B,
10C)により、上述した課題を解決する。
【0009】この発明によれば、サブタンク(11,4
1,51)と保持部材(30,44)とが回転自在に連
結されるので、タンク蓋(12)に対するサブタンク
(11,41,51)の全体または一部の姿勢を変化さ
せることができる。この姿勢の変化を利用して、サブタ
ンク(11,41,51)の少なくとも一部を燃料タン
ク(1)の開口部(1b)の直下の領域を越えて燃料タ
ンク(1)の奥まで挿入することができる。従って、開
口部(1b)を拡大することなくサブタンク(11,4
1,51)の容量を増加させることができるとともに、
燃料タンク(1)の高さも削減できる。例えば、サブタ
ンク(11,51)の一部を燃料タンク(1)の奥に延
ばした場合には、サブタンク(11,51)に必要な容
量を確保しつつその高さを抑えて燃料タンク(1)の高
さを削減できる。また、サブタンク(41)の全体を燃
料タンク(1)の開口部(1b)の直下の領域から奥へ
と挿入した場合には、サブタンク(41)とタンク蓋
(12)とが上下方向に重ならないので、燃料タンク
(1)の高さの増加を抑えつつサブタンク(41)の高
さを増やしてその容量を拡大できる。
【0010】また、燃料タンク(1)内に設置されたサ
ブタンク(11,41,51)とタンク蓋(12)とが
保持部材(30,44)および連結部材(31,47)
により互いに連結されるので、保持部材(30,44)
や連結部材(31,47)に十分な剛性を持たせてサブ
タンク(11,41,51)を燃料タンク(1)内の所
定位置に保持できる。これにより、燃料タンク(1)の
内底面(1c)にサブタンク(11,41,51)の保
持部を設ける必要がなくなり、サブタンク(11,4
1,51)を燃料タンク(1)に対して効率よく着脱で
きる。
【0011】さらに、保持部材(30,44)とサブタ
ンク(11,41,51)とを連結する支軸(32,4
0)が燃料タンク(1)の上下方向に変位できるので、
燃料タンク(1)の収縮や車両の振動に対応してタンク
蓋(12)とサブタンク(11,41,51)とを上下
方向に相対的に変位させることができる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の燃料供
給装置において、連結機構(13,43)には、サブタ
ンク(11,41,51)を燃料タンク(1)の内底面
(1c)に押し付ける力を付与する付勢手段(33,4
8,49)が設けられていることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、付勢手段(33,4
8,49)の力によりサブタンク(11,41,51)
を燃料タンク(1)の内底面(1c)に押し付けてその
浮き上がりを防止できる。
【0014】請求項3の発明は、請求項1記載の燃料供
給装置において、保持部材(30)と連結部材(31)
とが、燃料タンク(1)の上下方向に沿って直線的に相
対変位可能に組み合わされていることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、保持部材(30)と支
軸(32)を介して連結されたサブタンク(11)の運
動が、支軸(32)を中心とする回転運動と、保持部材
(30)に連動した上下方向の直線運動とに限定され
る。従って、燃料タンク(1)の内底面(1c)に設置
されたサブタンク(11)がその内底面(1c)に沿っ
て遊動するおそれがない。
【0016】請求項4の発明は、請求項3記載の燃料供
給装置において、支軸(32)が燃料タンク(1)の内
底面(1c)に沿った方向におけるサブタンク(11)
の一端側に設定されるとともに、サブタンク(11)の
他端側が支軸(32)よりも下方へ移動する方向へのサ
ブタンク(11)の回転を許容し、その反対方向へのサ
ブタンク(11)の回転を制限するストッパ手段(11
c)をさらに具備することを特徴とする。
【0017】この発明によれば、ストッパ手段(11
c)により、サブタンク(11)の他端側(図1の左端
側)の内底面(1c)からの浮き上がりが阻止される。
【0018】請求項5の発明は、請求項3記載の燃料供
給装置において、保持部材(30)がサブタンク(1
1)と支軸(32)の回りに回転自在に連結される中空
円筒部材として構成され、連結部材(31)は下端側が
保持部材(30)の中心部に摺動自在に挿入され、上端
側がタンク蓋(12)に取り付けられる軸状部材として
構成されていることを特徴とする。
【0019】この発明によれば、保持部材(30)と連
結部材(31)とを同軸構造に構成して連結機構(1
3)をコンパクトに構成できる。保持部材(30)の外
周に支軸(32)を設けてサブタンク(11)と保持部
材(30)とを容易に回転自在に連結できる。
【0020】請求項6の発明は、請求項5記載の燃料供
給装置において、連結部材(31)の外周には、保持部
材(30)を燃料タンク(1)の内底面(1c)に向け
て付勢するコイルばね(33)が装着されていることを
特徴とする。
【0021】この発明によれば、コイルばね(33)の
力によりサブタンク(11)が燃料タンク(1)の内底
面(1c)に押し付けられる。軸状部材として構成され
た連結部材(31)の外周にコイルばね(33)を装着
しているので、コイルばね(33)は保持部材(30)
とほぼ同程度の小径なもので足り、連結機構(13)を
コンパクトに維持できる。
【0022】請求項7の発明は、請求項1記載の燃料供
給装置において、連結部材(47)がタンク蓋(12)
および保持部材(44)のそれぞれに対して回動自在に
連結されていることを特徴とする。
【0023】この発明によれば、サブタンク(41,5
1)に対する支軸(40)を中心とした保持部材(4
4)の回転運動と、その保持部材(44)およびタンク
蓋(12)のそれぞれに対する連結部材(47)の回転
運動との組み合わせによってサブタンク(41,51)
を上下方向に変位させるとともに、そのサブタンク(4
1,51)の全体または一部を燃料タンク(1)の内底
面(1c)に沿った方向にも変位させることができる。
この変位を利用して、サブタンク(41,51)の全体
または一部を燃料タンク(1)の開口部(1b)の直下
の領域から奥へと挿入できる。
【0024】請求項8の発明は、請求項7記載の燃料供
給装置において、保持部材(44)と連結部材(47)
との連結部(45)には、サブタンク(41,51)を
燃料タンク(1)の内底面(1c)に押し付ける方向の
力を保持部材(44)に付与するねじりコイルばね(4
8)が設けられていることを特徴とする。
【0025】この発明によれば、保持部材(44)と連
結部材(47)との連結部(45)にねじりコイルばね
(48)を配置したので、連結機構(43)をコンパク
トに構成できる。
【0026】請求項9の発明は、請求項7記載の燃料供
給装置において、サブタンク(51)には、本体部(5
2)と、その本体部(52)に対してサブタンク(5
1)の側方に突出可能に連結された可動部(54)とが
設けられ、保持部材(44)は可動部(54)に対して
回動自在に連結されていることを特徴とする。
【0027】この発明によれば、タンク蓋(12)から
連結機構(43)を介してサブタンク(51)を吊り下
げる場合には、サブタンク(51)の自重を利用して可
動部(54)を本体部(52)内に格納し、それにより
狭い開口部(1b)を介してサブタンク(51)を燃料
タンク(1)内に挿入できる。サブタンク(51)を燃
料タンク(1)の内底面(1c)に着底させた後、タン
ク蓋(12)をさらに開口部(1b)に向けて押し込
み、その動作を連結機構(43)を介して可動部(5
4)に伝達し、それにより可動部(54)を本体部(5
2)から突出させて燃料タンク(1)の奥へ挿入でき
る。
【0028】請求項10の発明は、燃料タンク(1)の
上部に設けられた開口部(1b)から燃料タンク(1)
内に挿入されるサブタンク(61)と、燃料タンク
(1)の開口部(1b)を閉じるタンク蓋(12)とを
具備し、サブタンク(61)には、サブタンク(61)
から垂れ下がる挿入位置(P1)と、サブタンク(6
1)の側方に延びる据付位置(P2)との間を移動可能
な支持部材(64)が設けられ、サブタンク(61)に
は燃料ポンプ(16)が収容され、支持部材(64)に
は燃料ポンプ(16)の吐出口(16b)とタンク蓋
(12)の吐出口(12a)との間に介装される少なく
とも一つの部品(20)が取り付けられた燃料供給装置
(10D)により、上述した課題を解決する。
【0029】この発明によれば、サブタンク(61)を
燃料タンク(1)内に挿入する際には、支持部材(6
4)を挿入位置(P1)に移動させ、支持部材(64)
に搭載された部品(20)およびサブタンク(61)を
順次開口部(1b)から燃料タンク(1)内に挿入す
る。そして、燃料タンク(1)内に挿入された支持部材
(64)を据付位置(P2)に移動させることにより、
その支持部材(64)に搭載された部品(20)を燃料
タンク(1)の開口部(1b)の直下の領域を越えて燃
料タンク(1)の奥まで挿入することができる。このよ
うに部品(20)がサブタンク(61)外に設置される
ので、その部品(20)をサブタンク(61)内に収容
する場合と比較してサブタンク(61)の容量を増加さ
せることができる。また、部品(20)を取り付けるス
ペースをサブタンク(61)とタンク蓋(12)との間
に確保しなくてよいため、燃料タンク(1)の高さを削
減できる。
【0030】請求項11の発明は、請求項10記載の燃
料供給装置において、前記部品として、燃料フィルタ
(20)が支持部材(64)に取り付けられていること
を特徴とする。
【0031】この発明によれば、燃料タンク(1)内に
装着される部品のうち、比較的体積の大きな燃料フィル
タ(20)がサブタンク(61)の外に設置されるの
で、サブタンク(61)の容量を十分に増加させること
ができる。
【0032】請求項12の発明は、燃料タンク(1)の
開口部(1b)を閉じるタンク蓋(12)と、前記タン
ク蓋から前記燃料タンク内に吊り下げられる第1のユニ
ット(UN1)と、前記第1のユニットに対して所定方
向に変位可能な状態で連結される第2のユニット(UN
2)とを具備し、前記第1または第2のユニットのいず
れか一方には燃料ポンプ(16)を収容したサブタンク
(41,61,81)が、他方には燃料フィルタ(2
0,90)がそれぞれ設けられた燃料供給装置(10
B,10D,10E)により、上述した課題を解決す
る。
【0033】この発明によれば、タンク蓋、第1のユニ
ットおよび第2のユニットが燃料タンクに対して一体的
に着脱可能な単一のモジュールとして構成されるので、
燃料供給装置を構成する各種の部品を効率よく燃料タン
クに対して着脱できる。第1のユニットに対する第2の
ユニットの位置を変化させることにより、装置の姿勢を
狭い開口部から燃料タンク内へ挿入するに適した状態
と、高さの限られた燃料タンク内への据置に適した状態
との間で変化させることができる。しかも、燃料供給装
置の主要部品である燃料フィルタと燃料ポンプとを別々
のユニットに設けるので、いずれか一方のユニットに部
品が集中せず、両ユニットを狭い開口部から燃料タンク
内に容易に挿入できる大きさに設計できる。燃料フィル
タと燃料ポンプとはフレキシブルなホースを介して接続
できるので、第1のユニットに対して第2のユニットを
変位させても問題が生じない。
【0034】請求項13の発明は、請求項12に記載の
燃料供給装置において、第2のユニット(UN2)が前
記第1のユニット(UN1)に対して前記燃料タンク
(1)の側方へ離れるように変位可能であることを特徴
とする。従って、燃料タンク内に挿入された第1のユニ
ットの側方に第2のユニットを配置して燃料タンクの高
さを抑えることができる。なお、ここでいう変位は平行
移動および回転を伴う移動のいずれも含む。
【0035】請求項14の発明は、請求項12に記載の
燃料供給装置において、前記第1のユニットには燃料フ
ィルタ(20)が、前記第2のユニットには前記燃料ポ
ンプ(16)を収容したサブタンク(41)がそれぞれ
設けられていることを特徴とする。この発明によれば、
サブタンクおよび燃料ポンプをタンク蓋の直下から燃料
タンクの奥へと挿入して、タンク蓋の下方を燃料フィル
タの収容スペースとして利用できる。
【0036】請求項15の発明は、請求項14に記載の
燃料供給装置において、前記サブタンク(41)が前記
第1のユニット(UN1)に対して前記燃料タンク
(1)の側方へ離れるように変位可能であることを特徴
とする。従って、タンク蓋の直下に吊り下げられた燃料
フィルタに対してサブタンクや燃料ポンプを側方に離し
て配置して燃料タンクの高さを抑えることができる。な
お、ここでいう変位も平行移動および回転を伴う移動の
いずれも含む。
【0037】請求項16の発明は、請求項12に記載の
燃料供給装置において、前記第2のユニット(UN2)
が前記第1のユニット(UN1)の下方に垂れ下がった
挿入位置(P1)と、前記挿入位置よりも前記タンク蓋
(12)側に上昇した据付位置(P2)との間を移動可
能であることを特徴とする。この発明によれば、燃料タ
ンクへの挿入時には第2のユニットを挿入位置に移動さ
せて第2のユニットを単独で燃料タンク内に挿入でき
る。挿入後は第2のユニットを据付位置へと移動させる
ことにより、燃料供給装置の高さを減少させて第1のユ
ニットのタンク内への挿入を可能とすることができる。
【0038】請求項17の発明は、請求項12に記載の
燃料供給装置において、前記第1のユニット(UN1)
にはサブタンク(61,81)が、前記第2のユニット
(UN2)には燃料フィルタ(20,90)がそれぞれ
設けられていることを特徴とする。この発明によれば、
燃料フィルタをタンク蓋の直下から燃料タンクの奥へと
挿入して、タンク蓋の下方をサブタンクおよび燃料ポン
プの収容スペースとして利用できる。
【0039】請求項18の発明は、請求項17に記載の
燃料供給装置において、前記第2のユニット(UN2)
は前記サブタンク(41,81)に対して水平方向の軸
線回りに回転可能に連結されていることを特徴とする。
この発明によれば、サブタンクに対して第2のユニット
を回転可能に連結するだけの簡単な構造で請求項17の
発明を実現できる。
【0040】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明の第1の
実施形態に係る燃料供給装置を示すものであり、図1の
上下方向が燃料タンク1の上下方向に相当する。燃料供
給装置10Aは、燃料タンク1内に挿入されるサブタン
ク11と、燃料タンク1の上部壁1aに設けられた開口
部1bを閉じるタンク蓋12と、サブタンク11とタン
ク蓋12とを相対変位可能に連結する一対の連結機構1
3(図2参照)とを具備している。燃料タンク1、サブ
タンク11およびタンク蓋12は例えば樹脂にて構成さ
れる。
【0041】サブタンク11はその高さに比して全長が
大きい偏平な容器状に形成されている。サブタンク11
は、その内部に燃料ポンプ16および燃料フィルタ20
を収容した状態で燃料タンク1の内底面1c上に載置さ
れる。図3にも示したように、サブタンク11の長手方
向の一側には、断面半円弧状に突出するポンプ支持壁1
1aが設けられる。ポンプ支持壁11aはその上端に向
かうほどサブタンク11の側方へ突出するように傾けら
れる。燃料ポンプ16はポンプ支持壁11aの内側に取
り付けられて燃料タンク1の上下方向から斜めに傾けら
れる。これにより燃料タンク1内における燃料ポンプ1
6の高さが減少し、燃料タンク1の高さ(図1の上下方
向の寸法)を削減することが可能となる。なお、燃料ポ
ンプ16の鉛直面に対する傾きは例えば45°以内が望
ましい。
【0042】燃料ポンプ16の下端の吸入口16aには
サクションフィルタ17が取り付けられており、このサ
クションフィルタ17を介してサブタンク11内の燃料
が燃料ポンプ16に吸い上げられる。一方、燃料ポンプ
16の吐出口16bはホース18を介して燃料フィルタ
20の注入口21aと接続される。
【0043】燃料フィルタ20は、樹脂等で形成された
ハウジング21と、その内部に封入された中空円筒状の
フィルタエレメント22とを有している。注入口21a
からハウジング21の内部に流入した燃料は、フィルタ
エレメント22をその外周側から中心側に向けて通過
し、その後、ハウジング21の吐出口21bからホース
23を介してタンク蓋12の吐出管部12aの下端部に
導かれる。吐出管部12aの上端部はタンク蓋12の上
方に突出し、その突出部分の先端から吐出される燃料は
車両の燃料噴射装置(不図示)に供給される。燃料噴射
装置は、供給された燃料のうち必要な量を内燃機関に噴
射する。燃料噴射装置で発生した余剰燃料はタンク蓋1
2の戻り管部12b(図2参照)から燃料タンク1内に
戻される。この戻された燃料はサブタンク11の凹部1
1dに取り付けられたサクションフィルタ24の内部を
通過した上でサブタンク11内に吐出される。サクショ
ンフィルタ24内では、余剰燃料が通過する際の負圧を
利用してサブタンク11の外部の燃料が吸入される。
【0044】連結機構13は、保持部材としての中空円
筒状のシリンダ30と、そのシリンダ30の中心部に摺
動自在に挿入される連結部材としてのロッド31とを有
している。図3にも示したように、シリンダ30の外周
にはクランクピン32が設けられ、そのクランクピン3
2はサブタンク11のポンプ支持壁11aに設けられた
連結孔11bに回転自在に嵌合する。これらシリンダ3
0、ロッド31およびクランクピン32は樹脂や金属材
料を用いて構成され、燃料ポンプ16や燃料フィルタ2
0等の機器類が取り付けられたサブタンク11を燃料タ
ンク1内の所定位置に拘束するのに十分な剛性を有して
いる。
【0045】なお、図1〜図3の例では一対の連結機構
13,13が設けられ、各機構13のシリンダ30,3
0はポンプ支持壁11aをその両側から挟むように配置
される。サブタンク11の一側には、シリンダ30,3
0と対向するストッパ部11c,11cが設けられる。
サブタンク11がクランクピン32を中心として図1の
位置から時計方向に回動するとストッパ部11cがシリ
ンダ30と接触し、それ以上のサブタンク11の回転運
動が制限される。この結果、燃料タンク1内でサブタン
ク11の他端側(図1の左端側)が浮き上がるおそれが
なくなる。
【0046】シリンダ30の上端には小径部30aが設
けられ、ロッド31の下端にはその小径部30aと係合
する大径部31aが設けられる。これにより、シリンダ
30に対するロッド31の上方への抜けが防止される。
ロッド31の上端は不図示のボルト等の固定手段を利用
してタンク蓋12の下面側に固定される。ロッド31の
外周には付勢手段としてのコイルばね33が適度に圧縮
された状態で取り付けられる。このコイルばね33の反
発力により、シリンダ30およびそれとクランクピン3
2を介して連結されたサブタンク11が燃料タンク1の
内底面1cに押し付けられる。
【0047】以上の連結機構13によれば、サブタンク
11とタンク蓋12とがシリンダ30およびロッド31
を介して互いに連結され、しかもサブタンク11はシリ
ンダ30に対してクランクピン32を支点として回転で
きる。従って、サブタンク11を燃料タンク1内に挿入
する際には、図4に示したように、サブタンク11をシ
リンダ30に対して回転させてタンク蓋12に対するサ
ブタンク11の姿勢を変化させ、それにより全長の大き
なサブタンク11を狭い開口部1bから燃料タンク1内
に容易に挿入できる。
【0048】そして、燃料タンク1内に挿入されたサブ
タンク11がシリンダ30およびロッド31を介してタ
ンク蓋12と連結されて所定位置に保持されるので、燃
料タンク1内でサブタンク11と他の部材とを連結して
サブタンク11を燃料タンク1の内底面1cに固定する
必要もない。従って、燃料供給装置を組み付ける場合に
は、サブタンク11に予め燃料ポンプ16、サクション
フィルタ17,24、燃料フィルタ20、ホース18,
23等の機器類をすべて取り付け、サブタンク11とタ
ンク蓋12とを連結機構13で連結し、さらには燃料ポ
ンプ16等に対する配線を行った上で、サブタンク11
を開口部1bから燃料タンク1に挿入してタンク蓋12
を開口部1bの周囲にボルト等を用いて固定するだけで
よい。サブタンク11を燃料タンク1から取り出す際に
も、タンク蓋12を取り外してサブタンク11を開口部
1bから引き上げるだけでよい。
【0049】燃料タンク1が内外の圧力差で収縮した場
合(収縮状態を図1に想像線で示す。)には、シリンダ
30とロッド31とがスライドしてその変位が吸収され
る。車両の振動に伴う燃料タンク1の上下方向の変位
(高さの変化)についても同様にシリンダ30とロッド
31とがスライドして吸収される。
【0050】なお、図4に想像線で示したように、サブ
タンク11の上縁の形状は直線状に限らず、開口部1b
を通過できる範囲で適宜変形させてもよい。
【0051】図5は本発明の第2の実施形態を示す図で
ある。なお、図1〜図4との共通部分には同一符号を付
してある。
【0052】図5の燃料供給装置10Bは、燃料タンク
1内に挿入されるサブタンク41と、燃料タンク1の上
部壁1aに設けられた開口部1bを閉じるタンク蓋12
と、サブタンク41とタンク蓋12とを相対変位可能に
連結する連結機構43とを具備している。
【0053】サブタンク41は上端が開口する円筒容器
状に形成されており、その内部に燃料ポンプ16が直立
状態、すなわちポンプ軸線を燃料タンク1の上下方向に
一致させた状態で収容されている。タンク蓋12の中心
部は燃料フィルタ20のハウジング21と一体化され
る。そして、タンク蓋12のほぼ中心に設けられた吐出
管部12aの下端側は、フィルタエレメント22の中心
部に嵌合する。
【0054】連結機構43は、サブタンク41の上端外
周部とピン40を介して回動自在に連結された保持部材
としての第1リンク44と、そのリンク44および燃料
フィルタ20のハウジング21とピン45,46を介し
てそれぞれ回動自在に連結された連結部材としての第2
リンク47とを有している。
【0055】ピン45,46の外周には付勢手段として
のねじりコイルばね48,49が設けられる。ねじりコ
イルばね48の腕48a,48aは、リンク44,47
に設けられたばね受け44a,47aに押し当てられ、
その結果、リンク44にはピン45を中心とした時計方
向の力が、リンク47にはピン45を中心とした反時計
方向の力がそれぞれ加えられる。一方、ねじりコイルば
ね49の腕49a,49aは、リンク47およびハウジ
ング21に設けられたばね受け47b,21cに押し当
てられ、その結果、リンク47にはピン46を中心とし
た反時計方向の力が、ハウジング21にはピン46を中
心とした時計方向の力がそれぞれ加えられる。これらね
じりコイルばね48,49が与える力により、サブタン
ク41が燃料タンク1の内底面1cに押し付けられる。
【0056】以上の連結機構43においては、サブタン
ク41やタンク蓋12を燃料タンク1から取り外してい
る場合、ねじりコイルばね48,49の力により、リン
ク44,47が上下方向にほぼ直線状に連なる位置まで
移動し、それに伴ってサブタンク41が図5に実線で示
す据付位置P2から想像線で示す挿入位置P1まで移動
する。この状態でサブタンク41を開口部1bから燃料
タンク1内に挿入し、サブタンク41を開口部1bの直
下の領域から燃料タンク1の側方へ逃がしつつタンク蓋
12を開口部1bの回りに固定することにより、サブタ
ンク41やタンク蓋12の取り付けが完了する。
【0057】この実施形態では、サブタンク41がタン
ク蓋12の直下の領域から側方に逃げるので、サブタン
ク41やそれに収容される燃料ポンプ16の高さが燃料
フィルタ20によって制限されず、また、タンク蓋12
からの燃料フィルタ20の突出量もサブタンク41や燃
料ポンプ16による制限を受けない。これにより、燃料
ポンプ16や燃料フィルタ20を燃料タンク1の上下方
向に連続させた場合と比較して燃料タンク1の高さを大
幅に削減できる。
【0058】そして、燃料タンク1内に挿入されたサブ
タンク41がリンク44,47により所定位置に保持さ
れるので、燃料タンク1内でサブタンク41と他の部材
とを連結してサブタンク41を燃料タンク1の内底面1
cに固定する必要もない。燃料タンク1が内外の圧力差
で収縮した場合には、リンク44,47が動作してその
変位が吸収される。車両の振動に伴う燃料タンク1の上
下方向の変位(高さの変化)についても同様である。な
お、連結機構43は一つまたは二以上設けることができ
る。燃料ポンプ16は水平に設置してもよい。連結機構
43は上述した第1の実施形態のタイプに変更してもよ
い。以上の燃料供給装置10Bにおいては、タンク蓋1
2に取り付けられた燃料フィルタ20が第1のユニット
UN1に、サブタンク41およびそれに収容された燃料
ポンプ16等の集合が第2のユニットUN2にそれぞれ
相当する。
【0059】図6および図7は本発明の第3の実施形態
を示すものである。但し、図1〜図5との共通部分には
同一符号を付してある。図6および図7に示す燃料供給
装置10Cでは、燃料フィルタ20のハウジング21と
一体化されたタンク蓋12とサブタンク51とが、リン
ク44,47を主体とする一対の連結機構43によって
相互に連結されている。タンク蓋12および連結機構4
3の構成は図5の例と同様である。但し、図5の実施形
態では、タンク蓋12に対してサブタンク41が上下方
向に変位すると同時に水平方向にも移動するが、本実施
形態ではサブタンク51がタンク蓋12の直下で上下方
向のみに移動するよう連結機構43が構成されている。
また、連結機構43では、ねじりコイルばね49が省略
されている。
【0060】サブタンク51には、本体部52と、その
本体部52に対してピン53,53を介してサブタンク
51の側方に突出可能に連結された可動部54,54と
が設けられる。そして、連結機構43のリンク44は可
動部54に対してピン40を介して回動自在に連結され
ている。
【0061】以上の燃料供給装置10Cにおいてサブタ
ンク51を燃料タンク1に挿入する際には、図7(a)
に示したようにサブタンク51をタンク蓋12の直下に
吊り下げ、本体部52の自重を利用して可動部54,5
4を本体部52内に格納された状態に維持する。この状
態ではサブタンク51が開口部1bを通過できる。サブ
タンク51を燃料タンク1の内底面1cに着底させ、さ
らにタンク蓋12を開口部1bに向かって押し込むと、
リンク44,47がその連結部であるピン45をタンク
蓋12の側方に突出させるように動作し、それに伴って
可動部54,54がピン53の回りに回動して本体部5
2の側方に開かれる(図7(b)参照)。これにより、
サブタンク51の容量が増加する。この可動部54が開
いた状態ではサブタンク51の幅が開口部1bよりも大
きくなる。
【0062】このように、本実施形態ではサブタンク5
1の容量が燃料タンク1内で増加するため、サブタンク
51の高さの増加を抑えつつ必要な容量を確保すること
ができる。また、サブタンク51が開口部1bを通過す
る際には、可動部54が格納されてサブタンク51の幅
が小さく制限されるので、開口部1bを拡大する必要も
ない。燃料タンク1内に収容されたサブタンク51は連
結機構43によって所定位置に保持されるため、上述し
た各実施形態と同様に燃料タンク1内でサブタンク51
を固定する必要もない。サブタンク51がねじりコイル
ばね48の力で燃料タンク1の内底面1cに押し付けら
れ、タンク蓋12とサブタンク51との間の上下方向の
変位はリンク44,47の動作によって吸収される。
【0063】図8は本発明の第4の実施形態を示すもの
である。但し、図1〜図7との共通部分には同一符号を
付してある。上述した第1〜第3の実施形態の装置10
A〜10Cは、サブタンク11,41,51の一部が開
口部1bの直下の領域に対して側方に突出している点で
共通しているが、図8の燃料供給装置10Dでは、サブ
タンク61が燃料タンク1の開口部1bを通過できる大
きさの円筒容器状に形成されている。そして、サブタン
ク61とタンク蓋12との間には、サブタンク61を燃
料タンク1の内底面1cに押し付けるためのコイルばね
65が取り付けられる。
【0064】サブタンク61の外周にはストッパフラン
ジ62が設けられる。ストッパフランジ62には、ヒン
ジ63を介して支持部材としてのスティ64がサブタン
ク61の下方に垂れ下がる挿入位置P1と、サブタンク
61の側方に延びる据付位置P2との間で回動自在に取
り付けられる。なお、挿入位置P1よりも右方、および
据付位置P2よりも上方へのスティ64の回転は、スト
ッパフランジ62とスティ64との接触によって阻止さ
れる。
【0065】サブタンク61の内部には燃料ポンプ16
が鉛直面に対して斜めに傾けられた状態で収容されてい
る。一方、燃料フィルタ20はサブタンク61に収容さ
れず、スティ64上に固定される。燃料フィルタ20と
燃料ポンプおよびタンク蓋12の吐出管部12aとの接
続は図1の例と同様である。燃料タンク1と燃料フィル
タ20との間の振動伝達を抑えるため、スティ64には
ゴム等の防振材66が取り付けられる。
【0066】以上の燃料供給装置10Dによれば、燃料
フィルタ20がサブタンク61の外部に設置されるた
め、これをサブタンク61内に収容した場合と比較して
サブタンク61の容量が増加する。サブタンク61を燃
料タンク1内に挿入する際にはスティ64を挿入位置P
1に、挿入後は据付位置P2にそれぞれ回動させること
により、開口部1bを拡大することなく燃料フィルタ2
0およびサブタンク61を燃料タンク1内に収容でき
る。サブタンク61を燃料タンク1から取り外す際も同
様である。
【0067】なお、燃料供給装置10Dにおいては、サ
ブタンク61およびそれに収容される燃料ポンプ16等
の部品の集合が第1のユニットUN1に、スティ64お
よびそれに取り付けられた燃料フィルタ20等の部品の
集合が第2のユニットUN2にそれぞれ相当する。
【0068】なお、燃料フィルタ20に代え、または追
加して燃料ポンプ16と吐出管部12aとの間に接続さ
れる他の部品(例えばプレッシャレギュレータ)をステ
ィ64に取付けてもよい。
【0069】図9〜図12は本発明の第5の実施形態の
燃料供給装置10Eを示している。但し、図1〜図8と
の共通部分には同一符号を付してある。この実施形態で
は、タンク蓋12の下面に円筒形のスリーブ80が一体
に成形されている。スリーブ80の内側にはサブタンク
81が設けられている。サブタンク81の外周の上端に
は突起81a…81aが設けられている。これら突起8
1aがスリーブ80のスリット80aにはめ合わされる
ことにより、サブタンク81は上下方向に移動可能な状
態でスリーブ80と組み合わされる。サブタンク81の
蓋81bとタンク蓋12の下面との間にはコイルばね8
2が設けられている。コイルばね82の力によりサブタ
ンク81は下方に付勢され、それによりサブタンク81
の底面81cが燃料タンク1の内底面1cに押し付けら
れる(図12参照)。サブタンク81の下端にはジェッ
トポンプ85が取り付けられている。タンク蓋12に設
けられた戻り管部12bとジェットポンプ85とはホー
ス86で接続されている。戻り管部12bに戻された余
剰燃料はホース86を介してジェットポンプ85の内部
に導かれる。この余剰燃料が通過する際に発生する負圧
により、サブタンク81外の燃料がサクションフィルタ
24からサブタンク81内に吸引される。
【0070】サブタンク81の内部には燃料ポンプ16
が収容されている。燃料ポンプ16はサブタンク81内
に蓄えられた燃料をその下部に設けられた吸入口(不図
示)から吸引して吐出口16bから吐出する。吐出口1
6bにはホースアダプタ83を介してホース18の一端
が取り付けられる。ホース18の他端はホースアダプタ
84を介して燃料フィルタ90の吸入口91aに接続さ
れる。燃料フィルタ90の吐出口91bはホース23を
介してタンク蓋12の吐出管部12aと接続される。燃
料フィルタ90は樹脂製のハウジング91の内部にフィ
ルタエレメント(不図示)が収容されたものである。燃
料フィルタ90の内部構造は図1のものとほぼ同様であ
り、詳細は省略する。
【0071】図9から明らかなように、燃料フィルタ9
0のハウジング91には連結アーム92が一体に形成さ
れている。サブタンク81の下部には凹所81dが設け
られ、その凹所81dには連結アーム92の先端部92
aを挟み込む一対のブラケット81e,81eが設けら
れている。一方のブラケット81eから連結アーム92
の先端部92aを貫いて他方のブラケット81eまでボ
ルト93が装着されることにより、ハウジング91とサ
ブタンク81とが連結される。これにより、燃料フィル
タ90はボルト93を軸として図11に示す挿入位置P
1と、据付位置P2との間で旋回可能である。
【0072】挿入位置P1では燃料フィルタ90がサブ
タンク81の下方に垂れ下がっているため、燃料タンク
1の開口部1bから燃料フィルタ90をタンク1内に容
易に挿入できる。そして、フィルタ90の挿入後にこれ
を据付位置P2へ回転させることにより、燃料供給装置
10Eの高さを減少させてサブタンク81をタンク1内
に納めることができる。
【0073】タンク1内における燃料フィルタ90の浮
き上がりを防止するため、サブタンク81のブラケット
81e,81eの上方にはストッパフランジ81fが設
けられる。燃料フィルタ90が据付位置P2にあると
き、ストッパフランジ81fが連結アーム92の先端部
92aの上端と接触して据付位置P2よりも上方への燃
料フィルタ90の回転が阻止される。
【0074】なお、燃料フィルタ90のハウジング91
の側面には燃料タンク1内の燃料の残量を計測するため
のセンダーユニット95が設けられる。図10から明ら
かなように、センダーユニット95は、据付位置P2に
保持された燃料フィルタ90よりも内側(タンク蓋12
のボルト93と平行な中心線CLに近い側)に配置され
る。燃料フィルタ90を挿入位置P1に移動させると、
センダーユニット95は燃料フィルタ90の上方に移動
する。
【0075】以上の実施形態においては、スリーブ8
0,サブタンク81およびそれらの内部に収容されたコ
イルばね82,燃料ポンプ16等の部品の集合が第1の
ユニットUN1に、燃料フィルタ90およびそれに取り
付けられたセンダーユニット95の集合が第2のユニッ
トUN2にそれぞれ相当する。なお、第1のユニットU
N1および第2のユニットUN2には種々の部品を装着
してよい。例えば、燃料噴射装置に供給される燃料の圧
力を調整するためのプレッシャレギュレータが燃料タン
ク内に装着される場合には、それを第1または第2のユ
ニットに含めてよい。
【0076】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1の発明
の燃料供給装置によれば、サブタンクと所定の支軸を介
して回動自在に連結される保持部材と、支軸が上下方向
に変位するようにして保持部材とタンク蓋とを連結する
連結部材とを連結機構に設けたので、タンク蓋に対する
サブタンクの全体または一部の姿勢を変化させることに
より、サブタンクを狭い開口部から燃料タンク内に挿入
できるとともに、サブタンクの少なくとも一部を開口部
の直下の領域を越えて燃料タンクの奥まで挿入できる。
これにより開口部を拡大することなくサブタンクの容量
を増加させ、燃料タンクの高さを削減できる。
【0077】また、保持部材や連結部材に十分な剛性を
持たせてサブタンクを燃料タンク内の所定位置に保持で
きるから、燃料タンクの内底面にサブタンクの保持部を
設ける必要がなくなり、サブタンクを燃料タンクに対し
て効率よく着脱できる。さらに、保持部材とサブタンク
とを連結する支軸が燃料タンクの上下方向に変位できる
ので、燃料タンクの収縮や車両の振動に対応してタンク
蓋とサブタンクとを上下方向に相対的に変位させること
ができる。
【0078】そして、請求項2の発明によればサブタン
クを燃料タンクの内底面に押し付けてその浮き上がりを
防止でき、請求項3の発明によれば、燃料タンクの内底
面に沿った方向におけるサブタンクの遊動を防止でき、
請求項4の発明によればサブタンクの他端側の浮き上が
りを阻止できる。さらに、請求項5の発明によれば連結
機構をコンパクトに構成でき、請求項6の発明によれ
ば、保持部材と同程度の小径のコイルばねを利用してサ
ブタンクを燃料タンクの内底面に確実に押し付けること
ができ、連結機構がコンパクトに保たれる。請求項7の
発明によれば、保持部材および連結部材の回転運動の組
み合わせにより、サブタンクを上下方向に変位させると
同時にサブタンクの全体または一部を燃料タンクの開口
部の直下の領域を越えて燃料タンクの奥へ挿入できる。
請求項8の発明によれば連結機構をコンパクトに構成で
き、請求項9の発明によればタンク蓋の装着に伴う連結
機構の動作を利用してサブタンクの一部を燃料タンクの
奥へ挿入できる。
【0079】請求項10の発明によれば、支持部材を挿
入位置に移動させることにより、狭い開口部から燃料供
給装置を燃料タンク内に容易に挿入できるとともに、挿
入後は支持部材を据付位置に移動させることにより、そ
の支持部材に搭載された部品を燃料タンクの開口部の直
下の領域を越えて燃料タンクの奥まで挿入することがで
きる。従って、全ての部品をサブタンクとタンク蓋との
間に収容する場合と比較してサブタンクの容量を増加さ
せることができ、サブタンクとタンク蓋との間に確保す
べき部品の取付スペースを削減して燃料タンクの高さを
削減できる。さらに、請求項11の発明によれば、燃料
タンク内に装着される部品のうち、比較的体積の大きな
燃料フィルタがサブタンク外に設置されるので、サブタ
ンクの容量を十分に増加させることができる。
【0080】また、請求項12の発明の燃料供給装置に
よれば、タンク蓋、第1のユニットおよび第2のユニッ
トを燃料タンクに対して一体的に着脱可能な単一のモジ
ュールとして構成して燃料供給装置を構成する各種の部
品を効率よく燃料タンクに対して着脱可能とすることが
できる。装置の姿勢を狭い開口部から燃料タンク内へ挿
入するに適した状態と、高さの限られた燃料タンク内へ
の据置に適した状態との間で変化させることができるの
で、燃料タンクの開口部を拡大する必要がなく、タンク
の高さも抑えることができる。さらに、燃料供給装置の
主要部品である燃料フィルタと燃料ポンプとを別々のユ
ニットに設けるので、いずれか一方のユニットに部品が
集中せず、両ユニットを狭い開口部から燃料タンク内に
容易に挿入できる大きさに設計できる。これに加えて、
請求項13の発明によれば、燃料タンク内に挿入された
第1のユニットの側方に第2のユニットを配置して燃料
タンクの高さを抑えることができ、請求項14の発明に
よれば、サブタンクおよび燃料ポンプをタンク蓋の直下
から燃料タンクの奥へと挿入して、タンク蓋の下方を燃
料フィルタの収容スペースとして利用でき、請求項15
の発明によれば、タンク蓋の直下に吊り下げられた燃料
フィルタに対してサブタンクや燃料ポンプを側方に離し
て配置して燃料タンクの高さを抑えることができる。ま
た、請求項16の発明によれば、燃料タンクへの挿入時
には第2のユニットを挿入位置に移動させて第2のユニ
ットを単独で燃料タンク内に挿入できる。挿入後は第2
のユニットを据付位置へと移動させることにより、燃料
供給装置の高さを減少させて第1のユニットのタンク内
への挿入を可能とすることができる。さらに、請求項1
7の発明によれば、燃料フィルタをタンク蓋の直下から
燃料タンクの奥へと挿入して、タンク蓋の下方をサブタ
ンクおよび燃料ポンプの収容スペースとして利用でき、
請求項18の発明によれば、サブタンクに対して第2の
ユニットを回転可能に連結するだけの簡単な構造で請求
項17の発明を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る燃料供給装置を
一部破断して示した図。
【図2】図1の燃料供給装置の斜視図。
【図3】図1のIII−III線に沿った断面図。
【図4】図1のサブタンクを燃料タンク内に挿入する様
子を示した図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る燃料供給装置を
一部破断して示した図。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る燃料供給装置の
斜視図。
【図7】図6の燃料供給装置を燃料タンクに対して着脱
する様子を示す図。
【図8】本発明の第4の実施形態に係る燃料供給装置を
示す図。
【図9】本発明の第5の実施形態に係る燃料供給装置の
正面図。
【図10】図9の燃料供給装置の平面図。
【図11】図9の燃料供給装置の左側面図。
【図12】図11のXII−XII線に沿った断面図。
【符号の説明】
1 燃料タンク 1b 開口部 1c 内底面 10A,10B,10C,10D,10E 燃料供給装
置 11,41,51,61,81 サブタンク 11c ストッパ部(ストッパ手段) 12 タンク蓋 12a 吐出管部(吐出口) 13,43 連結機構 16 燃料ポンプ 16a 吸入口 16b 吐出口 17,24 サクションフィルタ 20,90 燃料フィルタ(部品) 30 シリンダ(保持部材) 31 ロッド(連結部材) 32 クランクピン(支軸) 33 コイルばね(付勢手段) 40 ピン(支軸) 44 第1リンク(保持部材) 44,47 リンク 45 ピン(連結部) 47 第2リンク(連結部材) 48,49 ねじりコイルばね(付勢手段) 52 本体部 54 可動部 62 ストッパフランジ 63 ヒンジ 64 スティ(支持部材) 65 コイルばね 66 防振材 P1 挿入位置 P2 据付位置 UN1 第1のユニット UN2 第2のユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森川 博 静岡県浜北市中瀬7800番地 東洋▲ろ▼機 製造株式会社内 Fターム(参考) 3D038 CA01 CA11 CA15 CA21 CA27 CC06 CC07 CC11 CC17 CC20 CD18

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクの上部に設けられた開口部か
    ら前記燃料タンク内に挿入されるサブタンクと、前記燃
    料タンクの開口部を閉じるタンク蓋と、前記サブタンク
    と前記タンク蓋とを相対変位可能に連結する連結機構
    と、を具備し、 前記連結機構は、所定の支軸を介して前記サブタンクと
    回動自在に連結される保持部材と、前記支軸が前記タン
    ク蓋に対して前記燃料タンクの上下方向に変位できるよ
    うにして前記保持部材と前記タンク蓋とを連結する少な
    くとも一つの連結部材と、を備えていることを特徴とす
    る燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記連結機構には、前記サブタンクを前
    記燃料タンクの底面に押し付ける力を付与する付勢手段
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載の燃料
    供給装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部材と前記連結部材とが、前記
    燃料タンクの前記上下方向に沿って直線的に相対変位可
    能に組み合わされていることを特徴とする請求項1記載
    の燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 前記支軸が前記燃料タンクの内底面に沿
    った方向における前記サブタンクの一端側に設定される
    とともに、前記サブタンクの他端側が前記支軸よりも下
    方へ移動する方向への前記サブタンクの回転を許容し、
    その反対方向への前記サブタンクの回転を制限するスト
    ッパ手段をさらに具備することを特徴とする請求項3記
    載の燃料供給装置。
  5. 【請求項5】 前記保持部材が前記サブタンクと前記支
    軸の回りに回転自在に連結される中空円筒部材として構
    成され、前記連結部材は下端側が前記保持部材の中心部
    に摺動自在に挿入され、上端側が前記タンク蓋に取り付
    けられる軸状部材として構成されていることを特徴とす
    る請求項3記載の燃料供給装置。
  6. 【請求項6】 前記連結部材の外周には、前記保持部材
    を前記燃料タンクの内底面に向けて付勢するコイルばね
    が装着されていることを特徴とする請求項5記載の燃料
    供給装置。
  7. 【請求項7】 前記連結部材が前記タンク蓋および前記
    保持部材のそれぞれに対して回動自在に連結されている
    ことを特徴とする請求項1記載の燃料供給装置。
  8. 【請求項8】 前記保持部材と前記連結部材との連結部
    には、前記サブタンクを前記燃料タンクの内底面に押し
    付ける方向の力を前記保持部材に付与するねじりコイル
    ばねが設けられていることを特徴とする請求項7記載の
    燃料供給装置。
  9. 【請求項9】 前記サブタンクには、本体部と、その本
    体部に対して前記サブタンクの側方に突出可能に連結さ
    れた可動部とが設けられ、前記保持部材は前記可動部に
    対して回動自在に連結されていることを特徴とする請求
    項7記載の燃料供給装置。
  10. 【請求項10】 燃料タンクの上部に設けられた開口部
    から前記燃料タンク内に挿入されるサブタンクと、前記
    燃料タンクの開口部を閉じるタンク蓋とを具備し、 前記サブタンクには、当該サブタンクから垂れ下がる挿
    入位置と、前記サブタンクの側方に延びる据付位置との
    間を移動可能な支持部材が設けられ、 前記サブタンクには燃料ポンプが収容され、 前記支持部材には前記燃料ポンプの吐出口と前記タンク
    蓋の吐出口との間に介装される少なくとも一つの部品が
    取り付けられていることを特徴とする燃料供給装置。
  11. 【請求項11】 前記部品として、燃料フィルタが前記
    支持部材に取り付けられていることを特徴とする請求項
    10記載の燃料供給装置。
  12. 【請求項12】 燃料タンクの開口部を閉じるタンク蓋
    と、前記タンク蓋から前記燃料タンク内に吊り下げられ
    る第1のユニットと、前記第1のユニットに対して所定
    方向に変位可能な状態で連結される第2のユニットとを
    具備し、前記第1または第2のユニットのいずれか一方
    には燃料ポンプを収容したサブタンクが、他方には燃料
    フィルタがそれぞれ設けられていることを特徴とする燃
    料供給装置。
  13. 【請求項13】 前記第2のユニットが前記第1のユニ
    ットに対して前記燃料タンクの側方へ離れるように変位
    可能であることを特徴とする請求項12に記載の燃料供
    給装置。
  14. 【請求項14】 前記第1のユニットには燃料フィルタ
    が、前記第2のユニットには前記燃料ポンプを収容した
    サブタンクがそれぞれ設けられていることを特徴とする
    請求項12に記載の燃料供給装置。
  15. 【請求項15】 前記サブタンクが前記第1のユニット
    に対して前記燃料タンクの側方へ離れるように変位可能
    であることを特徴とする請求項14に記載の燃料供給装
    置。
  16. 【請求項16】 前記第2のユニットが前記第1のユニ
    ットの下方に垂れ下がった挿入位置と、前記挿入位置よ
    りも前記タンク蓋側に上昇した据付位置との間を移動可
    能であることを特徴とする請求項12に記載の燃料供給
    装置。
  17. 【請求項17】 前記第1のユニットにはサブタンク
    が、前記第2のユニットには燃料フィルタがそれぞれ設
    けられていることを特徴とする請求項12に記載の燃料
    供給装置。
  18. 【請求項18】 前記第2のユニットは前記サブタンク
    に対して水平方向の軸線回りに回転可能に連結されてい
    ることを特徴とする請求項17に記載の燃料供給装置。
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