JP6689762B2 - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蒸発燃料処理装置に関する。特に、燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着する吸着材が充填されているキャニスタに対して、そのキャニスタと連通するように付属装置を取付ける蒸発燃料処理装置に関する。
蒸発燃料処理装置には、自動車の燃料タンク内で発生した蒸発燃料を取入れて処理する本体装置と、この本体装置に付属して設置される付属装置とを備える。本体装置は、例えば、キャニスタであり、活性炭等の吸着材が充填されて、燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着して処理する。付属装置は、例えば、キャニスタの漏れ試験に使用されるポンプユニットであり、自動車のエンジン停止時にキャニスタにエア圧を供給し、そのエア圧の漏れ具合により故障の有無を判別する。
本体装置のキャニスタは、主に活性炭が収容される収容室を備える本体ユニットと、付属装置を取付けるための取付ユニットとからなる。そして、本体装置のキャニスタと付属装置のポンプユニットとは、蒸発燃料の通路により接続されている。その連結構成は、特許文献1に示されるスナップフィット取付け手段により行われている。スナップフィット取付け手段は係止突起部と係止開口部とが係合する組合せから構成されており、係止突起部はポンプユニット側に設定され、係止開口部はキャニスタの取付ユニット側に設定されている。そして、キャニスタとポンプユニットとが組付け方向に相対移動することにより係合して一体化される。このようにしてスナップフィット取付け手段により容易に一体的に組付けることが可能とされている。
特開2010−106712号公報
ところで、図21に示すように、上述のスナップフィット取付け手段における係止開口部1222を形成する開口部形成部片1213は、弾性変形可能とするために片持ち支持構造とされている。これにより開口部形成部片1213を弾性変形させて係止突起部1320を係合可能とする。このため、開口部形成部片1213の片持ち支持部位1214を除く周囲は切欠き構成1211とされており、開口部形成部片1213の周囲は開放構成とされている。
このため、係止開口部1222を形成する開口部形成部片1213の周辺構造の剛性が低く、自動車等車両の走行試験結果によれば、付属装置のポンプユニットが振動してしまうという不具合を生じることがあった。この不具合は、高速波状路走行等による強い振動が加えられる場合に顕著である。なお、図21において、模式的に仮想線で示す部位が付属装置としてのポンプユニットであり、実線で示す部位が本体装置の取付ユニットを示している。
而して、本発明は上述した不具合を改善するために創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、スナップフィット取付け手段の剛性向上を図ることにより、付属装置にかかる振動の防止ないし抑制を図ることにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る蒸発燃料処理装置は次の手段をとる。
本発明の第1の発明は、燃料タンク内で発生した蒸発燃料を取入れて処理する本体装置と、前記本体装置に付属して設置される付属装置とを備え、前記本体装置は本体ユニットと取付ユニットとからなり、該両ユニットは蒸発燃料の通路を介して連通され、前記取付ユニットは前記付属装置を取付ける構成とされており、前記付属装置の前記本体装置への組付けは、前記本体装置の取付ユニットに、スナップフィット取付け手段により連結して組付ける、蒸発燃料処理装置である。
そして、前記スナップフィット取付け手段は、係止突起部と係止開口部との組合せから成り、前記本体装置の取付ユニットと前記付属装置とは、相対移動可能に隣接して配設される取付ユニット側の面状の第1構成部材と、付属装置側の面状の第2構成部材とを備え、前記第1構成部材に前記係止開口部が設定され、前記第2構成部材に前記係止突起部が設定される。
前記係止開口部は、前記第1構成部材において片持ち支持構成として形成された開口部形成部片に形成されている。前記開口部形成部片の片持ち支持構成は、前記第1構成部材への片持ち支持部位を除いて、前記開口部形成部片の周囲が切欠き形成されて弾性変形可能に形成されている。
そして、前記開口部形成部片における片持ち支持部位とは反対側に形成された切欠き形成箇所には、該開口部形成部片の両側に配設された第1構成部材を連結する橋渡し部が当該第1構成部材と一体に形成されている。
上記第1の発明によれば、付属装置を本体装置の取付ユニットに組付けるための取付け連結は、スナップフィット取付け手段により行われるので、係止開口部に係止突起部を係合させるという操作により容易に取付けることができる。
また、上記第1の発明によれば、橋渡し部が開口部形成部片の両側に配設された第1構成部材を連結するように設けられる。これにより開口部形成部片の周囲を切欠き形成した箇所の剛性の向上を図ることができ、付属装置にかかる振動の防止ないし抑制を図ることができる。
本発明の第2の発明は、上述した第1の発明の蒸発燃料処理装置であって、前記第1構成部材に形成される橋渡し部は、前記第1構成部材の開口部形成部片に形成された係止開口部に、前記第2構成部材に設定された係止突起部が係合移動する際に通過する径路から外れた逃げ形状とされている、蒸発燃料処理装置である。
上記第2の発明によれば、開口部形成部片の周囲の剛性の向上を図るために配設される橋渡し部は、突起部が移動する径路から外れた逃げ形状として配設される。このため係止突起部による係止開口部への係合動作はスムースに行われる。
本発明の第3の発明は、上述した第1の発明又は第2の発明の蒸発燃料処理装置であって、前記開口部形成部片の周囲における第1構成部材には、補強リブが第1構成部材と一体に形成されている、蒸発燃料処理装置である。
上記第3の発明によれば、開口部形成部片の周囲に補強リブが配設される。これにより開口部形成部片の周囲の剛性の向上が一層図られる。これに伴い、付属装置にかかる振動の防止ないし抑制を一層図ることができる。
本発明の第4の発明は、上述した第1の発明から第3の発明のいずれかの蒸発燃料処理装置であって、前記付属装置は、当該蒸発燃料処理装置の故障を検出するためのポンプユニットである、蒸発燃料処理装置である。
上記第4の発明によれば、本発明の蒸発燃料処理装置において、付属装置としてポンプユニットを用いることにより、当該蒸発燃料処理装置の故障を検出することができる。また、本発明によれば、ポンプユニットのように重量の重い付属装置の場合でも、付属装置にかかる振動の防止ないし抑制を図ることができる。
本発明の第5の発明は、上述した第1の発明から第4の発明のいずれかの蒸発燃料処理装置であって、前記本体装置はキャニスタであり、該キャニスタは活性炭を収容する収容室を備える、蒸発燃料処理装置である。
上記第5の発明によれば、本発明の蒸発燃料処理装置において、本体装置としてのキャニスタの収容室に収容された活性炭により、蒸発燃料を吸着して処理することができる。
本発明の第6の発明は、上述した第1の発明から第5の発明のいずれかの蒸発燃料処理装置であって、前記本体装置の本体ユニットと取付ユニットは一体的に組付けられている、蒸発燃料処理装置である。
上記第6の発明によれば、蒸発燃料処理装置における本体装置の本体ユニットと取付ユニットは一体的に組付けられた構成である。これにより、本体装置全体をコンパクトな構成とすることができ、自動車等車両への設置スペースも少なくて済む。
本発明の第7の発明は、上述した第1の発明から第5の発明のいずれかの蒸発燃料処理装置であって、前記本体装置の本体ユニットと取付ユニットとは、別位置に配置されており、連通管を介して連結されている、蒸発燃料処理装置である。
上記第7の発明によれば、蒸発燃料処理装置の本体装置を構成する本体ユニットと取付ユニットは別位置に配置される。これにより、各ユニットの車両床下面への配置位置の自由度が高まり、その配置位置を容易に設定することができる。
本発明の第8の発明は、上述した第7の蒸発燃料処理装置であって、前記本体装置の取付ユニットにも、活性炭を収容する収容室が備えられている、蒸発燃料処理装置である。
上記第8の発明によれば、本発明の蒸発燃料処理装置において、本体装置の本体ユニットの収容室の他、取付ユニットにも収容室が設けられて活性炭が収容される。これにより活性炭の収容量の増大を図ることができる。
本発明の第9の発明は、上述した第7の蒸発燃料処理装置であって、前記本体装置の取付ユニットには、活性炭を収容する収容室が備えられていない、蒸発燃料処理装置である。
上記第9の発明によれば、取付ユニットには活性炭を収容する収容室が設けられない構成である。このため取付ユニットの構成を簡素な構成とすることができる。
上述した本発明の手段によれば、スナップフィット取付け手段の剛性向上を図ることにより、付属装置にかかる振動の防止ないし抑制を図ることができる。
本発明の第1実施形態の蒸発燃料処理装置を示す模式図である。 第1実施形態における本体装置としてのキャニスタと付属装置としてのポンプユニットが一体的に組付けられた状態を示す平面図である。 図2の前面図(III矢視図)である。 図2の側面図(IV矢視図)である。 キャニスタに対するポンプユニットの取付け方法を表す側面図である。 図4のVI部縦断面図である。 図4のVII部縦断面図である。 ポンプユニットの平面図である。 図8の側面図(IX矢視図)である。 図8の側面図(X矢視図)である。 図8の側面図(XI矢視図)である。 図8の側面図(XII矢視図)である。 第1実施形態におけるスナップフィット取付け手段構成部位に設定する橋渡し部を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態の本体装置の本体ユニットと取付ユニットの配置関係を示す模式図である。 第2実施形態における活性炭の収容室を有する取付ユニットを、当該取付ユニットの車両床下面への取付け側から見た斜視図である。 図15に示す取付ユニットを反対側から見た斜視図である。 図15に示す取付ユニットを同取付け側から見た平面図である。 第2実施形態における活性炭の収容室を有しない取付ユニットを、当該取付ユニットの車両床下面への取付け側から見た斜視図である。 図18に示す取付ユニットを反対側から見た斜視図である。 図18に示す取付ユニットを同取付け側から見た平面図である。 従来のスナップフィット取付け手段の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、本発明で言う本体装置がキャニスタであり、付属装置が自動車のエンジン停止時に行われるキャニスタの漏れ試験に使用されるポンプユニットの場合である。
(第1実施形態)
第1実施形態は図1〜図13に示される。本実施形態は、キャニスタである本体装置を構成する本体ユニットと取付ユニットとが一体的に組立てられる形態である。図1は本実施形態に係るキャニスタ及びポンプユニットを備える蒸発燃料処理装置の模式図である。図2はポンプユニットが取付けられた状態を表すキャニスタの平面図である。図3は図2の前面図(III矢視図)である。図4は図2の側面図(IV矢視図)である。図5はキャニスタに対するポンプユニットの取付け方法を表す側面図である。図6及び図7は図4のVI部及びVII部の縦断面図である。図8はポンプユニットの平面図である。図9〜図12はポンプユニットの側面図であり、図8のIX矢視図、X矢視図、XI矢視図、XII矢視図である。
<蒸発燃料処理装置10の概要について>
図1に基づいて、先ず、蒸発燃料処理装置10の概要を説明する。蒸発燃料処理装置10は、燃料タンクT内で発生した蒸発燃料が大気に漏れ出るのを防止する装置である。蒸発燃料処理装置10は、キャニスタ20と、蒸発燃料通路14と、パージ通路16と、大気通路18とから構成されている。キャニスタ20には蒸発燃料を吸着する吸着材12が充填される。蒸発燃料通路14はキャニスタ20と燃料タンクT内の空間とを連通させる。パージ通路16はキャニスタ20とエンジンの吸気通路(図示省略)とを連通させる。大気通路18はキャニスタ20内と外部とを連通させる。
蒸発燃料通路14は、キャニスタ20のタンクポート21に接続されており、パージ通路16はキャニスタ20のパージポート22に接続されている。そして、パージ通路16の途中位置にそのパージ通路16を開閉する電磁弁16vが設けられている。また、大気通路18は蒸発燃料処理装置10の漏れ検査時に使用されるポンプユニット30を介してキャニスタ20の大気ポート23に接続されている。
エンジンの停止中は、燃料タンクT内の蒸発燃料が蒸発燃料通路14を介してキャニスタ20内に導かれ、吸着材12によって吸着される。ここで、エンジンの停止中は、パージ通路16の電磁弁16vが閉じられているため、キャニスタ内の蒸発燃料がエンジンの吸気通路側に漏れ出ることはない。
エンジンの運転中は、電磁弁16vが開かれてキャニスタ20内の空気がパージ通路16を介して吸気通路に吸引される。これにより、外気が大気通路18、ポンプユニット30、大気ポート23を介してキャニスタ20内に流入し、吸着材12に吸着された蒸発燃料をパージする。そして、パージされた蒸発燃料と空気とが共にエンジンの吸気通路に吸引される。
上記構成により、燃料タンクT内で発生した蒸発燃料の大気流出を防止できる。
蒸発燃料処理装置10の漏れ検査は、エンジンの停止中に予め決められたタイミングで実施される。前記漏れ検査時には、ポンプユニット30が駆動されてキャニスタ20内の空気が大気通路18から外部に排出される。これにより、キャニスタ20、蒸発燃料通路14、及びパージ通路16内が負圧になる。そして、このときのキャニスタ20等の負圧状態が一定時間監視されて、蒸発燃料処理装置10の漏れの有無が確認される。
なお、図1においては、ポンプユニット30が本発明の付属装置に相当し、キャニスタ20は本体装置に相当する。そして、ポンプユニット30をキャニスタ20に取付けるために配設されている外壁部200を含む構成部位が本体装置の取付ユニット20Bに相当し、外壁部200を除くキャニスタ30の構成部位が本体ユニット20Aに相当する。本第1実施形態においては、図1からも分かるように、本体装置の本体ユニット20A(外壁部200を除くキャニスタ30)と取付ユニット20B(外壁部200)は一体的に構成されている。
<ポンプユニット30について>
図8〜図12に示すように、ポンプユニット30は、ポンプハウジング31を備えており、そのポンプハウジング31の内部にポンプ(図示省略)と、そのポンプを駆動させるモータ(図示省略)とが収納されている。ここで、図8はポンプハウジング31の平面図である、図9は図8のIX矢視側面図である。図10は図8のX矢視側面図である。図11は図8のXI矢視側面図である。図12は図8のXII矢視側面図である。
ポンプハウジング31は、略角形をした箱状に形成されており、そのポンプハウジング31の下面31dのほぼ中央位置にキャニスタ20の大気ポート23に接続される連通短管36が下方に突出するように形成されている。また、ポンプハウジング31の角部には、図8及び図9〜図12に示すように、大気通路18(図1参照)が接続される出口ポート33が上下方向(連通短管36の軸方向)に延びるように形成されている。さらに、ポンプハウジング31の上面31uには、前記モータ用のケーブルコネクタ(図示省略)が接続されるコネクタ35が上方に突出するように形成されている。
ポンプハウジング31の外周面は、第1外周面部311、第2外周面部312、第3外周面部313、第4外周面部314、及び第2外周面部312と第3外周面部313間の凹面部315とから構成されている。そして、第1外周面部311と第4外周面部314との角部に前述の出口ポート33が設けられている。なお、ポンプハウジング31のそれぞれの外周面部は面状に形成されており、本実施形態における第2外周面部312と第4外周面部314が本発明の付属装置の面状の第2構成部材に相当する。
ポンプハウジング31の第1外周面部311、第3外周面部313及び第4外周面314には、上下方向に延びる一対の縦突条31tがそれぞれ形成されている。前記縦突条31tは、ポンプハウジング31が嵌め込まれるキャニスタ20の外壁部200(後記する)の内周面と、そのポンプハウジング31の外周面との間の隙間に配置されて、ガタを抑制するためのものである。縦突条31tの下部には、図11及び図12に示すように、傾斜面31kが設けられており、ポンプハウジング31の外周面との間に段差が生じないように構成されている。
ポンプハウジング31の第2外周面部312には、図11に示すように、横方向に延びる横突条31yが中央上部に形成されている。横突条31yも縦突条31tと同様にキャニスタ20の外壁部200の内周面と、そのポンプハウジング31の外周面との間の隙間に配置されて、ガタを抑制するためのものである。
また、図11及び図12に示すように、ポンプハウジング31の第2外周面部312と第4外周面部314とには、ほぼ中央位置に棚状の係合段部320が形成されている。係合段部320は、キャニスタ20の外壁部200に形成された係合用開口222に掛けられる部分である。係合段部320は、図9及び図10に示すように、第2外周面312及び第4外周面314に対して直角に突出する平板状の段部本体324と、その段部本体324を下から支える側面三角形状のリブ部325とから構成されている。係合段部320の突出寸法は、縦突条31t、横突条31yの突出寸法よりも大きく設定されている。なお、当該構成におけるポンプハウジング31の第2外周面部312と第4外周面部314が、本発明の付属装置側の第2構成部材に相当する。また、係合段部320が本発明の係止突起部に相当し、係合用開口222が係止開口部に相当する。そして、係合段部320と係合用開口222が本発明のスナップフィット取付け手段に相当する。
<キャニスタ20の外壁部200について>
図5に示すように、ポンプユニット30は、ポンプハウジング31に設けられた連通短管36がキャニスタ20の大気ポート23に挿入接続されることで、キャニスタ20内と連通するように構成されている。
キャニスタ20の大気ポート23の周囲には、図3、図4等に示すように、その大気ポート23を塀状に囲む外壁部200が形成されている。外壁部200は、ポンプハウジング31の連通短管36が大気ポート23に挿入接続される際に、そのポンプハウジング31が嵌め込まれる部分であり、図3に示すように、ポンプハウジング31の平面形状にほぼ等しい角筒状に形成されている。そして、ポンプハウジング31がキャニスタ20の外壁部200に嵌め込まれた状態で、ポンプハウジング31の各々の縦突条31tの先端面(突出端面)及び横突条31yの先端面(突出端面)がその外壁部200の内周面に当接するようになる。また、外壁部200には、ポンプハウジング31の出口ポート33に対応する角部に断面円弧形をした溝状の窪み部203が形成されている。
さらに、ポンプハウジング31の第2外周面部312、第4外周面部314に対応する外壁部200の表壁210、裏壁220には、図2に示すように、逆U字形の切欠き211のスリットが形成されている。即ち、この切欠き211により、当該切欠き211間に位置する壁部213がその他の壁部から周方向において切り離されている。ここで、キャニスタ20の外壁部200は樹脂により形成されているため、前記壁部213は表壁210、裏壁220(図3の紙面)に対して直角方向に弾性変形が可能になる。以後、前記壁部213をバネ板部213と呼ぶことにする。なお、本実施形態における壁部213が本発明の開口部形成部片に相当する。そして、前述したポンプハウジング31の第2外周面部312、第4外周面部314に対応する外壁部200の表壁210、裏壁220が、本発明の取付ユニット側の面状の第1構成部材に相当する。なお、第2外周面部312と外壁部200の表壁210は、ポンプユニットの挿入方向に対して相対移動可能に隣接して配設されている。第4外周面部314と外壁部200の表壁220も、同様に配設されている。
そして、前記バネ板部213の基端部近傍に、ポンプハウジング31の係合段部320が係合する角形の係合用開口222が形成されている。前記係合用開口222は、ポンプハウジング31が外壁部200に嵌め込まれて、連通短管36が大気ポート23に挿入接続された段階で、そのポンプハウジング31の係合段部320が係合できる位置に形成されている。
図13は外壁部200の表壁210または裏壁220に形成されるバネ板部213箇所を斜視図として拡大して示した。バネ板部213を形成する逆U字形の切欠き211は、図13で見て左側の切欠き211Aと、右側の切欠き211Bと、この両切欠き211A,211Bを上側で繋ぐ上側の切欠き211Cとから成っている。したがって、バネ板部213は片持ち支持構造として形成されており、その支持部213Aを支点として弾性変形可能とされている。前述もしたように、バネ板部213には係合用開口222が形成されており、図13には省略されているがポンプハウジング31に設けられた係合段部320が係合する(図8、図11、図12参照)。
図13に示すように、上部の切欠き211Cの上方位置には、橋渡し部250が設けられている。この橋渡し部250は、左右の切欠き211A,211Bの両側の外壁部200を繋ぐ部材として配設されている。詳細には、外壁部200の上縁を繋ぐ部材として配設されている。これにより、バネ板部213を形成した外壁部200における表壁210と裏壁220の上縁の剛性の向上を図っている。すなわち、図21に示す従来のように、開口部形成部片1213(本実施形態のバネ板部213)の上方が開放構成とされていると、外壁部200の上辺の剛性が弱くなる。これに対して、本実施形態のように、バネ板部213を形成する切欠き211を橋渡しする橋渡し部250を上縁に設けることにより、バネ板部213を設けたことによる剛性低下を防ぐことができる。
図13に良く示されるように、橋渡し部250の形状は、バネ板部213に形成された係合用開口222に、前述のポンプハウジング31に設けられた係合段部320が係合移動する際の移動径路を避けた形状とされている。このため、橋渡し部250の形状は経路箇所が外側に屈曲形成された形状とされている。これにより、ポンプハウジング31の係合段部320は橋渡し部250に接触することなく、バネ板部213の係合用開口222に係合移動することが可能とされている。なお、橋渡し部250の形状を屈曲形状とすることにより橋渡し部250自体の剛性を高めることもできる。
また、図13に示されるように、バネ板部213が配設された外壁部200(表壁210及び裏壁220)の、バネ板部213の周囲には補強リブ260が外壁部200と一体的に形成されている。補強リブ260は左側の切欠き211Aに沿って配設された補強リブ260Aと、右側の切欠き211Bに沿って配設された補強リブ260Bと、バネ板部213の支持部213Aに沿って配設される補強リブ260Cがある。なお、補強リブ260Bは2列に形成されている。これら補強リブ260によりバネ板部213の周囲の剛性の一層の向上が図られている。
<キャニスタ20に対するポンプユニット30の組付けについて>
キャニスタ20に対するポンプユニット30の組付けは、図5に示すように、ポンプユニット30を連通短管36の軸方向に移動させながらキャニスタ20の外壁部200の内側に嵌め込むことにより行う。このとき、ポンプユニット30(ポンプハウジング31)の出口ポート33の位置をキャニスタ20の外壁部200の窪み部203の位置に合わせるようにする。
ポンプユニット30の嵌め込み過程で、先ず、ポンプユニット30(ポンプハウジング31)の外周面に形成された縦突条31tの傾斜面31kがキャニスタ20の外壁部200の上端内側に当接し、摺動する。これにより、ポンプユニット30がキャニスタ20の外壁部200に対して連通短管36の半径方向において位置決めされる。そして、ポンプユニット30の嵌め込みが進行することで、ポンプユニット30の外周面に形成された縦突条31t及び横突条31yの先端面(突出端面)が外壁部200の内周面に当接するようになる。この状態で、ポンプユニット30の連通短管36とキャニスタ20の大気ポート23とが同軸に保持される。
このため、ポンプユニット30をキャニスタ20の外壁部200に嵌め込みながら、そのポンプユニット30の連通短管36をキャニスタ20の大気ポート23に挿入接続することが可能になる。
さらに、ポンプユニット30の嵌め込み過程で、そのポンプユニット30の係合段部320のリブ部325がキャニスタ20の外壁部200のバネ板部213を弾性力に抗して外側に押し広げる。そして、ポンプユニット30の連通短管36がキャニスタ20の大気ポート23に対して規定寸法だけ挿入された状態で、ポンプユニット30の係合段部320がバネ板部213の係合用開口222(図2参照)の位置まで到達し、そのバネ板部213は弾性力で元の位置まで戻される。これにより、図6及び図7に示すように、ポンプユニット30の係合段部320がバネ板部213の係合用開口222の周縁と係合し、ポンプユニット30はキャニスタ20の外壁部200に固定される。即ち、キャニスタ20に対するポンプユニット30の組付けが完了する。
なお、図13に示すように、上記におけるポンプユニット30の嵌め込み過程で、ポンプユニット30の係合段部320が移動する際、橋渡し部250が移動の障害となることが無い。すなわち、橋渡し部250の形状が係合段部320の移動径路から逃げた形状とされているため、障害となることがなく、ポンプユニット30の移動をスムースに行うことができる。
このように、本第1実施形態におけるポンプユニット30の係合段部320と、キャニスタ20の外壁部200に形成されたバネ板部213及びバネ板部213に形成された係合用開口222が本発明のスナップフィット取付け手段に相当する。
<本実施形態に係るポンプユニット取付け構造の長所について>
本実施形態に係るポンプユニット取付け構造によると、キャニスタ20の外壁部200とポンプユニット30のポンプハウジング31間にはいわゆるスナップフィット取付け手段(係合段部320、バネ板部213、係合用開口222)が設けられている。前記スナップフィット取付け手段は、キャニスタ20の外壁部200に対してポンプユニット30(ポンプハウジング31)を所定位置まで嵌め込むことで弾性的に係合し、キャニスタ20に対してポンプユニット30を固定する。そして、ポンプユニット30がキャニスタ20の外壁部200に嵌め込まれることで、そのポンプユニット30の連通短管36がキャニスタ20の大気ポート23(連通管受け口)に接続される。
このように、ポンプユニット30をキャニスタ20の外壁部200に対して所定位置まで嵌め込むことで、そのポンプユニット30をキャニスタ20に固定できるため、ポンプユニット30をボルト等でキャニスタ20に固定する場合と比較して組付け工数を減少させることができる。さらに、キャニスタ20の外壁部200に対してポンプユニット30が嵌め込まれる構成のため、ポンプユニット30の重量が大きい場合でも、そのポンプユニット30を安定的にキャニスタ20に固定できるようになる。
また、ポンプユニット30の外周面には、複数本の突条31t,31yがポンプユニット30の中央部を挟んで形成されており、それらの突条31t,31yの先端面がキャニスタ20の外壁部200の内周面に当接するように構成されている。このため、突条31t,31yの働きでキャニスタ20の外壁部200に対するポンプユニット30のガタを抑制できる。
更に、本実施形態においては、バネ板部213が形成された外壁部200(表壁210、裏壁220)の切欠き211が形成された開口端縁には、橋渡し部250が形成されて剛性の向上が図られている。これにより、自動車等車両の走行時におけるポンプユニット30の振動を防止ないし抑制することができる。この効果は、特に、高速波状路走行等による強い振動が加えられる場合に顕著である。
更に、本実施形態においては、バネ板部213の周囲の外壁部200に補強リブ260が形成されて、外壁部200の剛性の向上が図られている。このため、本発明の付属装置であるポンプユニット30の振動防止ないし抑制が一層図られている。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態は図14〜図17に示される。本実施形態は、キャニスタ20の本体装置を構成する本体ユニット20Aと、取付ユニット20Bとが別体であり、別位置に配置される形態である。そして、本実施形態では、取付ユニット20Bに活性炭の収容室の一部が設定されている形態である。図14は本体ユニット20Aと取付ユニット20Bの配置構成を示す。図15は取付ユニット20Bを車両床下面に取付ける側から見た斜視図を示す。図16は図15の反対側から見た斜視図を示す。図17は図15の平面図を示す。なお、本第2実施形態の説明においては、第1実施形態と実質的に同じ構成要素については、同じ符号を付すことにより、その説明を省略することがある。以後に説明する各実施形態の場合も同様である。
先ず、図14に基づいて、キャニスタ20の本体ユニット20Aと、付属装置であるポンプユニット30を取付ける取付ユニット20Bの配置構成を説明する。本体ユニット20Aと取付ユニット20Bとは、別位置に配置されており、連通管500により連結される。本体ユニット20Aと取付ユニット20Bの配置位置は、通常、自動車等車両後部の燃料タンクT(図1参照)が配置される床下面であり、他の機器との関係や、床面形状に応じて適宜配置される。したがって、このように別体とされていることにより、その配置の自由度が高まる。
キャニスタ20の本体ユニット20Aの内部には、第1実施形態と同様に、活性炭が収容される収容室(図示略)が設けられており、蒸発燃料の処理を行う。また、本体ユニット20Aには、タンクポート21、パージポート22、大気ポート23が設定されている。そして、大気ポート23に連通管500が接続され、取付ユニット20Bに接続される。連通管500の他端には、取付ユニット20Bに接続するための取付具502が挿入されており、この取付具502に取付ユニット20Bが一体的に取付けられる。
図14の図示では、取付ユニット20B、及びこの取付ユニット20Bに嵌め込まれる付属装置のポンプユニット30は、模式的に示されている。本第2実施形態の取付ユニット20Bの詳細構成は図15〜図17に示される。本実施形態のポンプユニット30の基本的構成は実質的には第1実施形態と同じであり、図8〜図12に示す構成と同じである。特に、スナップフィット取付け手段を構成する係合段部320の配置構成等は同じである。
図15〜図17に示すように、本実施形態の取付ユニット20Bは、取付ユニット本体504と、収納室ハウジング506と、接続口部508を備える。取付ユニット本体504は、ポンプユニット30を嵌め込んで取付けるものであり、第1実施形態における外壁部200と基本的構成は同じとされている。したがって、第1実施形態の外壁部200の表壁210と裏壁220に形成される図13に示される構成と同じ構成が、図15に示す上面と、図16に示す上面に形成されている。このため図15及び図16の対応構成箇所には図13と同じ符号を付して示した。したがって、これらの面には第1実施形態で詳細説明したスナップフィット取付け手段が構成されており、橋渡し部250、補強リブ260も構成されている。
接続口部508は、連通管500の他端の取付具502に接合して、取付ユニット20Bを連通管500に接続する。収納室ハウジング506は、取付ユニット本体504と接続口部508との間に設定されている。収容室ハウジング506の内部には、活性炭を収容する収容室が設けられている。したがって、本実施形態のキャニスタ20では、本体ユニット20Aと取付ユニット20Bの両者に活性炭を備えており、蒸発燃料の処理を行うようになっている。これにより活性炭による蒸発燃料の処理容量の増大を図ることができる。
なお、図15〜図17の各図において、符号510で示すのは、取付ユニット20Bを自動車等車両の床下面に、締結具等により取付けるための取付け部である。当該取付け部510は3箇所設定されている。
上述した本第2実施形態は、前述した第1実施形態とは、本体装置であるキャニスタ20の本体ユニット20Aと取付ユニット20Bとの配置形態は異なる。しかし、付属装置であるポンプユニット30の構成、及びポンプユニット30を嵌め込んで取付ける取付ユニット本体504の構成は、第1実施形態の構成と基本的構成が同じである。したがって、本第2実施形態におけるポンプユニット30を取付ユニット本体504に組付ける方法は、第1実施形態の場合と実質的に同じであるので説明を省略する。同様に、スナップフィット機構による作用効果、及び、橋渡し部250や補強リブ260の作用効果も同じであるので説明を省略する。
(第2実施形態の変形例)
第2実施形態の変形例は、上述した第2実施形態の図14に示す配置構成における取付ユニット20Bの構成を、図18〜図20に示す取付ユニット20Baに置き換えたものである。その他の構成は、第2実施形態と同じである。
第2実施形態の変形例の取付ユニット20Baは、第2実施形態における収容室ハウジング506が省略された構成であり、接続口部508が直接に取付ユニット本体504に設定される構成である。これにより、活性炭の収容室を取付ユニット20Baに設定する必要のない場合には、当該取付ユニット20Baの簡素化を図ることができて、自動車等車両の床下面への取付け場所の確保が容易となる。
第2実施形態の変形例の場合のポンプユニット30を取付ユニット本体504に組付ける方法も、第2実施形態と同様に第1実施形態の場合と実質的に同じであるので説明を省略する。同様に、スナップフィット機構による作用効果、及び、橋渡し部250や補強リブ260の作用効果も同じであるので説明を省略する。
以上、本発明を特定の実施形態について説明したが、本発明はその他各種の形態でも実施可能なものである。
例えば、上述した実施形態では、キャニスタ20の付属装置の一例としてポンプユニット30を例示したが、パージ通路16の電磁弁16vをキャニスタ20のパージポート22に取付ける機構に本発明を適用することも可能である。この場合、キャニスタ20のパージポート22が本発明の連通管受け口に相当し、外壁部200はパージポート22を囲んで形成される。また、エアフィルタ等をキャニスタ20のポートに取付ける機構に本発明を適用することも可能である。その他、付属装置としてはフィルタ装置等がある。
また、ポンプユニット30の外周面に縦突条31tと横突条31yとを形成する例を示したが、突起を全て縦突条31tにすることも可能であるし、突起を全て横突条31yとすることも可能である。
また、ポンプユニット30に備えるポンプとしては、キーオフポンプがある。
10 蒸発燃料処理装置
12 吸着材
20 キャニスタ(本体装置)
20A 本体ユニット
20B 取付ユニット
23 大気ポート
30 ポンプユニット(付属装置)
31 ポンプハウジング
31y 横突条
31t 縦突条
33 出口ポート
36 連通短管
200 外壁部(取付ユニット)
203 窪み部
210 表壁(第1構成部材)
213 バネ板部(開口部形成部片)
220 裏壁(第1構成部材)
222 係合用開口(係止開口部)
250 橋渡し部
260 補強リブ
311 第1外周面部
312 第2外周面部(第2構成部材)
313 第3外周面部
314 第4外周面部(第2構成部材)
320 係合段部(係止突起部)
500 連通管
502 取付具
504 取付ユニット本体
506 収容室ハウジング
508 接続口部
510 取付け部

Claims (9)

  1. 燃料タンク内で発生した蒸発燃料を取入れて処理する本体装置と、前記本体装置に付属して設置される付属装置とを備え、前記本体装置は本体ユニットと取付ユニットとからなり、該両ユニットは蒸発燃料の通路を介して連通され、前記取付ユニットは前記付属装置を取付ける構成とされており、前記付属装置の前記本体装置への組付けは、前記本体装置の取付ユニットに、スナップフィット取付け手段により連結して組付ける、蒸発燃料処理装置であって、
    前記スナップフィット取付け手段は、係止突起部と係止開口部との組合せから成り、
    前記本体装置の取付ユニットと前記付属装置とは、相対移動可能に隣接して配設される取付ユニット側の面状の第1構成部材と、付属装置側の面状の第2構成部材とを備え、
    前記第1構成部材に前記係止開口部が設定され、前記第2構成部材に前記係止突起部が設定されており、
    前記係止開口部は、前記第1構成部材において片持ち支持構成として形成された開口部形成部片に形成されており、
    前記開口部形成部片の片持ち支持構成は、前記第1構成部材への片持ち支持部位を除いて、前記開口部形成部片の周囲が切欠き形成されて弾性変形可能に形成されており、
    前記開口部形成部片における片持ち支持部位とは反対側に形成された切欠き箇所には、該開口部形成部片の両側に配設された第1構成部材を連結する橋渡し部が当該第1構成部材と一体に形成されている、蒸発燃料処理装置。
  2. 請求項1に記載の蒸発燃料処理装置であって、
    前記第1構成部材に形成される橋渡し部は、前記第1構成部材の開口部形成部片に形成された係止開口部に、前記第2構成部材に設定された係止突起部が係合移動する際に通過する径路から外れた逃げ形状とされている、蒸発燃料処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の蒸発燃料処理装置であって、
    前記開口部形成部片の周囲における第1構成部材には、補強リブが第1構成部材と一体に形成されている、蒸発燃料処理装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかの請求項に記載の蒸発燃料処理装置であって、
    前記付属装置は、当該蒸発燃料処理装置の故障を検出するためのポンプユニットである、蒸発燃料処理装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の蒸発燃料処理装置であって、
    前記本体装置の本体ユニットはキャニスタであり、該キャニスタは活性炭を収容する収容室を備える、蒸発燃料処理装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかの請求項に記載の蒸発燃料処理装置であって、
    前記本体装置の本体ユニットと取付ユニットは一体的に組付けられている、蒸発燃料処理装置。
  7. 請求項1から請求項5のいずれかの請求項に記載の蒸発燃料処理装置であって、
    前記本体装置の本体ユニットと取付ユニットとは、別位置に配置されており、連通管を介して連結されている、蒸発燃料処理装置。
  8. 請求項7に記載の蒸発燃料処理装置であって、
    前記本体装置の取付ユニットにも、活性炭を収容する収容室が備えられている、蒸発燃料処理装置。
  9. 請求項7に記載の蒸発燃料処理装置であって、
    前記本体装置の取付ユニットには、活性炭を収容する収容室が備えられていない、蒸発燃料処理装置。
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