JP2006299972A - ケースの保持機構 - Google Patents

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Hiroyasu Osawa
浩康 大澤
Kazuya Matsuura
和也 松浦
Shoji Sakagami
尚司 坂上
Koichi Ikuma
公一 生熊
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  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)

Abstract

【課題】 ケースを車体に対して、少なくとも2方向に取り付け可能に構成するとともに、長期にわたり取り付け状態が維持されるケースの保持構造を提供する。
【解決手段】保持部3で被保持部20を保持するケースの保持機構であって、平行に延びるガイド部21〜24の対が相互に直交してなる被保持部20と、一方の前記ガイド部21,22の対に対し、その厚み方向に拘束されつつガイド部21,22に沿って移動可能に設けられた、前記被保持部20を保持する保持部3とで構成する。保持部3を、一方のガイド部21,22の外面に沿って移動するガイド部5の対と、その間でガイド部21,22と平行に延びて、他方のガイド部23,24の対に係合させるロック部10と、前記ガイド部5と、前記ロック部10のとを連結するベース部7とで構成する。そして、ロック部10に、他方のガイド部23,24の対のうちいずれかのガイド部23,24に対応する位置に前記被保持部20に向けて突出する係合部11を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、キャニスタ等のケースを所定位置に保持する保持機構に関する。
キャニスタやリザーブタンク等、ケースを有する機器は、このケース又は車体の一方に、保持部を、他方に被保持部を設け、保持部で被保持部を保持することで車体に対して着脱可能に取り付けられる。そして、このような機器は、例えば、エンジンルームの内部や燃料タンク付近に一般的に取り付けられている。
そして、近年、車の高性能化に伴い、エンジンルーム内に種々の機器が収納される傾向にあり、キャニスタ等のケースを取り付けるスペースがますます制限される傾向にある。このため、キャニスタ等のケースを取り付ける際に、周囲の機器や、車体そのものに干渉させずに取り付けることができる保持機構が望まれるようになった。
特許文献1には、キャニスタを車体に取り付けるために、キャニスタケースの外周面に被保持部を形成すると共に、この被保持部を保持する保持部を設け、両者を着脱可能に構成したキャニスタの保持機構の発明が開示されている。
この特許文献1に示された発明では、キャニスタケースは、その外周面に略矩形状の被保持部を設けている。この被保持部は、対向する外縁同士がそれぞれテーパ状に形成されている。即ち、直交する2方向に関して被保持部の外縁はテーパ状に形成されている。一方、保持部はその両側縁に、被保持部の外周縁と係合する係合部を備えている。この係合部も、テーパ状に形成されており、被保持部の外縁に係合可能に構成されている。
このようにして、特許文献1に開示のキャニスタの保持機構は、車体の直交する2方向に対してキャニスタを取り付け可能に構成している。
実公平8−8901号公報
しかし、特許文献1に開示された発明は、テーパ部分の係合を利用する機構であるため、取り付け後、時間の経過と共にゆるみが生じるなどの不都合がある。
そこで、本発明では、ケースを車体に対して、少なくとも2方向に取り付け可能に構成するとともに、長期にわたり取り付け状態が維持されるケースの保持機構を提供する。
本発明では上記の課題を解決するために、保持部(3)又は被保持部(20,30)のいずれか一方を前記ケース(2)に形成させ、他方を車体側に設けたケースの保持機構であって、平行に延びるガイド部(21〜24,31〜34)の対が相互に直交してなる被保持部(20,30)と、一方の前記ガイド部(21〜24,31〜34)の対に対し、その厚み方向に拘束されつつガイド部(21〜24,31〜34)に沿って移動可能に設けられた、前記被保持部(20,30)を保持する保持部(3)と、から構成され、前記保持部(3)は、一方の前記ガイド部(21,22)(33,34)の外面に沿って移動するスライド部(5)の対と、このスライド部(5)の対の間で一方の前記ガイド部(21,22)(33,34)と平行に延びて、他方の前記ガイド部(23,24)(31,32)の対を構成しているいずれかのガイド部(23,24)(31,32)に係合させるロック部(10,15)と、前記スライド部(5)の対と、前記ロック部(10,15)とを連結するベース部(7)とから構成され、前記ロック部(10,15)には、前記他方のガイド部(23,24)(31,32)の対のうちいずれかのガイド部(23,24)(31,32)に対応する位置に前記被保持部(20,30)に向けて突出する係合部(11,16)が形成されているケースの保持機構を採用した。
また、本発明では、上記ケースの保持機構に関し、前記被保持部(20,30)のガイド部(21〜24,31〜34)は、その厚み方向に突出するガイド面(21a〜24a,31a〜34a)と、このガイド面(21a〜24a,31a〜34a)の厚み方向における先端にて当該被保持部(20,30)の外側方に向けて張り出す拘束部(26,40)とを具備し、前記スライド部(5)は、前記拘束部(26,40)と前記ケース(2)との間に形成されたスリット(27,41)に沿ってスライドするように構成した。
さらに、本発明では上記ケース(2)の保持機構について、前記保持部(3)を案内させている一方のガイド部の対(21,22)(23,24)(31,32)(33,34)に直交する、他方のガイド部の対(21,22)(23,24)(31,32)(33,34)は、その各ガイド部(21,22,23,24)(31,32,33,34)が前記保持部(3)のスライド部(5)又はベース部(7)を突き当てさせて、この被保持部(20,30)に対する前記保持部(3)のスライドを止めるストッパであることを特徴としている。
そして、本発明では上記ケースの保持機構において、前記保持部(3)は、前記被保持部(20,30)に対してスライドさせる方向に関し、前記ベース部(7)及び本体部(4)及び先端部(14)とから構成され、前記本体部(4)には、折り曲げられて、前記ベース部(7)から前記被保持部(20,30)側に向けて突出された突出部(6)が形成され、前記スライド部(5)は、前記本体部(4)に形成され、前記本体部(4)と前記ロック部(10,15)とは、前記拘束部(26,40)の厚みに対応する距離を空けて平行をなしていることを特徴とする。
本発明によれば、ケースを直交する2方向で、しかもその向きも双方向についてスライドさせて取り付けることができる。
また、ロック部の係合部と、ベース部の内端縁又はスライド部の先端がガイド部を挟持するので強固に被保持部を保持部が保持する。この際、ロック部が弾性変形するため、ロック部が緩衝部材として機能する。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1及び図2は、本発明の第1の実施形態にかかるケースの保持機構をキャニスタ1のケース2に適用したものを示している。図1はケースの保持機構の正面図であり、図2は側面図である。なお、以下では、本発明をキャニスタ1のケース2に適用したものを例に説明するが、キャニスタ1のケース2に限定されるものではなく、P/Sタンクやリザーブタンクなど筒状のケースを備えた機器に適用することができる。
これら図1及び図2に示すように、ケース2の保持機構はケース2の側面に形成された被保持部20と、この被保持部20を保持する保持部3とから構成されている。
まず、図3及び図4を参照して保持部3の詳細について説明する。保持部3は、板状部材が打ち抜き加工及び折り曲げ加工されてなり、ベース部7、本体部4及び先端部14から構成されている。本体部4は、ベース部7との境界部分及びこの境界部分から先端側に所定距離だけ離れた位置に折り曲げ部12,13がそれぞれ形成されている。そして、この折り曲げ部12,13の間の範囲が、下側(図4における左側)に向けて突出された突出部6として形成されている。また、この保持部3は、本体部4の領域で中央部が打ち抜き加工されており、中央に空間部分Aが形成されている。このため、本体部4は、当該保持部3の両側部にて平行をなして形成されている。なお、両本体部4の間に形成された空間部分Aは、被保持部20が挿入される部位である。
そして、この本体部4の内縁側には、中心側に向けて突出し、相互に対向しているスライド部5が形成されている。このスライド部5は、本体部4の突出部6において、先端側の折り曲げ部13の直近に形成されている。
さらに、この保持部3には、左右方向の中心にて、各本体部4と平行をなして延びるロック部10を備えている。ベース部7の内縁端8には、左右方向の中央部分に、ベース部7の外側に向けて切り欠かれた凹所9が形成されている。ロック部10は、この凹所9の形成された部分にてベース部7から本体部4の延びる方向と同方向に延びている。このロック部10は、その平面視における外形が縦長な台形状に形成され、先端に向かうに連れて先細りとなっている。このロック部10は、その先端が、突出部6のほぼ中央の位置まで延びており、その先端には、厚み方向に関し、本体部4側に向けて突出する係合部11が形成されている。この係合部11の形成されている位置は、後に詳細を説明するように、被保持部20を保持させた際に、ベース部7側のガイド部に対応するように位置されている。また、このロック部10は、図4に示すように、厚み方向についても所定の距離を空けて本体部4と平行をなして延びている。
この保持部3を構成する板状部材は、それ自体に弾性がある。このため、ロック部10は、ベース部7を基点として、その根元より先端側が保持部3の厚み方向に弾性変形する(図4に示す矢印を参照)。
次に図5〜図7を参照して、被保持部20の詳細を説明する。
この被保持部20は2セットのガイド部21,22,23,24の対から構成されている。被保持部20は、ケース2の外周面から一定の厚みに突出された矩形状の座部25を有し、ガイド部21,22,23,24は、この座部25の上面から一定の高さでかつ一定の肉厚に形成された正方形状に突出している。そして、4つの頂点の位置には、ガイド部21,22,23,24の高さ方向における上端から当該被保持部20の外側方に向けてそれぞれ張り出す拘束部26が形成されている。これら拘束部の厚みは拘束部のロック部10と突出部6との間に形成された間隔に対応している。なお、座部25と各拘束部26との間には各ガイド部21,22,23,24の外面側にスリット27がそれぞれ形成される。また、ガイド部21,22,23,24の外面が保持部3の本体部4を案内するガイド面21a,22a,23a,24aとして機能する。
正方形状のガイド部21,22,23,24のうち、対向して相互に平行をなす部位同士が、ガイド部の対としてそれぞれ構成される。図5に示す例では、ガイド部21,22,23,24のうち、符号21,22の付されたものが一方のガイド部の対を構成し、符号23,24の付されたものが他方のガイド部の対を構成する。なお、ガイド部21,22,23,24は正方形状をなしているため、一方のガイド部の対21,22と、他方のガイド部の対23,24とは、相互に直交している。
さらに、各ガイド部21,22,23,24の中央部には、図7に示すように、内方に向けて矩形に若干窪ませた凹所21b,22b,23b,24bがそれぞれ形成されている。これら凹所21b,22b,23b,24bは、保持部2に被保持部20を取り付ける際に、保持部のスライド部5が最初にはめ込まれる部分である。
以上の保持部3と被保持部20によれは、前述の図1及び図2に示すように、保持部3が被保持部20を保持する。
図1及び図2に示す例において、被保持部20を保持部3へ取り付けるには、まず、被保持部20の各ガイド部21,22に形成された凹所21b,22bと、保持部3に形成されたスライド部5の位置を一致させ、被保持部20を、保持部3の空間部Aの内側へ押し込む。次いで、スライド部5の内端縁をガイド面21a,22aに当接させた状態で、被保持部20を保持部3のベース7側へスライドさせる。すると、スライド部5は、ガイド部23側の拘束部26と座部25との間に形成されたスリット27の間をスライドする。さらに、ベース部7の内縁端8の部位が、ベース部7側のガイド部24の端部に形成されている拘束部26と座部25との間に形成されたスリット27内に挿入される。
そうすると、スライド部5のスライドをガイドする一方のガイド部の対21,22と直交する他方のガイド部の対23,24のうち、ベース部7側のガイド部24のガイド面24aとベース部7の内端縁8とが当接される。即ち、本実施の形態では、ガイド部24自体がストッパとして機能する。また、ロック部10の先端に形成された係合部11は、ベース部7側のガイド部24を乗り越え、ガイド部24の内面と係合する。
このように、保持部3が被保持部20を保持した状態では、ロック部10はベース部7を基点として先端側が被保持部20側に付勢され、ロック部10に形成された係合部11とベース部7の内端縁8とがガイド部24を挟み込む。さらに、スライド部5及びベース部7の内縁端8は、各拘束部26により、被保持部20の高さ方向の移動が拘束される。このような作用を通じて、保持部3は被保持部20を強固に保持する。そして、ロック部10が弾性変形するため、このロック部10が付勢手段として機能し、緩みが発生することを防止する。
この実施形態にかかる被保持部20のガイド部21,22,23,24は正方形をなしている。このため、図5に示す直交するP,Q,R,Sの4方向のいずれの方向に対しても被保持部20を保持部3で保持させることができる。
例えば、P方向又はQ方向に保持部3を被保持部20にスライドさせる場合、ガイド部21とガイド部22からなるガイド部の対に案内される。そして、これまでに説明したように、P方向に保持部3をスライドさせた場合、ガイド部24がベース部7の内端縁8と、ロック部10の係合部11により挟持される。一方、Q方向に保持部3をスライドさせて保持させた場合、ガイド部23がベース部7の内端縁8と、ロック部10の係合部11により挟持される。
これに対し、R方向又はS方向に保持部3を被保持部20にスライドさせる場合、ガイド部23とガイド部24からなるガイド部の対に案内される。そして、R方向に保持部3をスライドさせた場合、ガイド部21ベース部7の内端縁8と、ロック部10の係合部11により挟持される。一方、S方向に保持部3をスライドさせて保持させた場合、ガイド部22がベース部7の内端縁8と、ロック部10の係合部11により挟持される。
なお、P方向又はQ方向に保持させた場合にはガイド部23又はガイド部24がベース部7の内端縁8に当接されて、ストッパとして機能する一方で、R方向又はS方向に保持させた場合には、ガイド部21又はガイド部22がベース部7の内端縁8に当接されて、ストッパとして機能する。
次に、図8〜図14を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
図8及び図9に示すように、第2の実施形態にかかるケース2の保持機構もケース2の側面に形成された被保持部30と、この被保持部30を保持する保持部3とから構成されている。
図10及び図11は、保持部3の詳細を示している。なお、この第2の実施形態にかかる保持部3の構造は、ロック部15の構造の他は、第1の実施形態にかかる保持部3の構造とほぼ同様であるため、同一の部位には、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この保持部3のロック部15も、その平面視の形状が細長い台形状に形成され、先端に向かうに連れて先細りに形成されている。このロック部15は、その先端が、当該保持部3に形成された二つの折り曲げ部12,13のうち先端部14側の折り曲げ部13よりもさらに、先端部14側まで延びている。そして、先細りに形成された先端部分には、本体部4に向けて突出する係合部16が形成されている。なお、保持部の左右方向の中心にてベース部7から本体部4と平行をなすと共に、厚み方向についても、図11に示すように、本体部4と所定の間隔を空けて平行をなしている。
図12〜図14は、キャニスタ1のケース2の外周面に形成された被保持部30を示している。
この被保持部も、ケース2の外周面から一定の厚みに突出された矩形状の座部35を有し、この座部35の上面にて、平行に延びるガイド部31,32の対とガイド部33,34の対とが、相互に直交して外観が井桁のように形成されている(図14参照)。そして、4つの頂点の位置には、ガイド部31,32,33,34の高さ方向における上端から当該被保持部30の外側方に向けてそれぞれ張り出す拘束部40が形成されている。
この被保持部30では、図14に示すように、各ガイド部31,32,33,34の両端が、互いに直交する他のガイド部31,32,33,34から外側方へ向けて突出するようにして形成されている。この突出した部分は、後に説明するように、保持部3のスライドを止めるストッパ36,37,38,39として機能する。ただし、この実施の形態ではストッパとして、ガイド部の端部を外側方に突出させた態様のものを示しているが、これに限定されるものではなく、保持部の形状に応じて適宜な態様で設ければよい。
なお、各ガイド部の31,32,33,34の外面は、保持部3のスライド部を案内するガイド面31a,32a,33a,34aとして機能し、さらに、各ガイド部の31,32,33,34の中央には内容に向け矩形に若干窪ませた凹所31b,32b,33b,34bが、それぞれ形成されている。
以上のように保持部3及び被保持部30を形成することで、キャニスタ1をP,Q,R,Sの4方向について保持することが可能になる。
図8及び図9に示す例のように、被保持部30を保持部3へ取り付けるには、まず、被保持部30の各ガイド部31,32に形成された凹所31b,32bと、保持部3に形成されたスライド部5の位置を一致させ、被保持部30を、保持部3の空間部Aの内側へ押し込む。次いで、スライド部5の内端縁をガイド面31a,32aに当接させた状態で、被保持部30を保持部3のベース7側へスライドさせる。すると、スライド部5は、ガイド部33側の拘束部26と座部35との間に形成されたスリット41の間をスライドする。
そうすると、スライド部5のスライドをガイドする一方のガイド部の対31,32と直交する他方のガイド部の対33,34のうち、先端部14側のガイド部33に形成されたストッパ36にスライド部5が当接される。また、ロック部15の先端に形成された係合部16は、先端部14側のガイド部33を乗り越え、ガイド部33のガイド面33aと係合する。これにより保持部3が被保持部30を保持する。
このように、保持部3が被保持部30を保持した状態では、ロック部15はベース部7を基点として先端側が被保持部30側に付勢され、ロック部15の係合部16とスライド部5とがガイド部33の両端に形成されているストッパ36を挟み込む。さらに、スライド部5は、ガイド部33側の拘束部26により、被保持部30の高さ方向の移動が拘束される。このような作用を通じて、保持部3は被保持部30を強固に保持する。なお、この保持部3においても、ロック部15が弾性変形するため、このロック部15が付勢手段として機能し、緩みが発生することを防止する。
以上の作用と同様にして、この第2の実施形態に係るケースの保持委機構についても、P,Q,R,Sの4方向のいずれの方向に対しても被保持部30を保持部3で保持させることができる。
なお、以上の説明では、第1の実施形態にかかるケースの保持機構の保持部3については長さの短いロック部10を採用し、第2の実施形態にかかるケースの保持機構の保持部3については長さの長いロック部15を採用した場合を例に説明したが、これとは逆に、第1の実施形態についてロック部15を採用し、第2の実施形態についてロック部10を採用してもよい。
本発明の第1の実施形態にかかるケースの保持機構を備えたキャニスタユニットにいて、ケースの保持機構を正面から見たキャニスタユニットの正面図。 図1に示すケースの保持機構側方から見たキャニスタユニットの側面図。 図1に示すケースの保持機構を構成する保持部の正面図。 図3に示す保持部のIV−IV断面の断面図。 図1に示すケースの保持機構を構成する被保持部の正面図。 図5に示す被保持部の側面図。 図5に示す被保持部をガイド部で切断した断面図。 本発明の第2の実施形態にかかるケースの保持機構を備えたキャニスタユニットについて、ケースの保持機構を正面から見たキャニスタユニットの正面図。 図8に示すケースの保持機構側方から見たキャニスタユニットの側面図。 図8に示すケースの保持機構を構成する保持部の正面図。 図10に示す保持部のXI−XI断面の断面図。 図8に示すケースの保持機構を構成する被保持部の平面図。 図12に示す被保持部の側面図。 図12に示す被保持部をガイド部で切断した断面図。
符号の説明
1・・・・・・・・キャニスタ
2・・・・・・・・ケース
3・・・・・・・・保持部
4・・・・・・・・本体部
5・・・・・・・・スライド部
6・・・・・・・・突出部
7・・・・・・・・ベース部
10,15・・・・ロック部
11,16・・・・係合部
20,30・・・・被保持部
21,22,23,24・・・ガイド部
31,32,33,34・・・ガイド部
21a,22a,23a,24a・・・ガイド面
31a,32a,33a,34a・・・ガイド面
26,40・・・・拘束部

Claims (4)

  1. ケースを車体に保持させるため、保持部又は被保持部のいずれか一方が前記ケースに形成され、他方が車体側に設けられたケースの保持機構であって、
    平行に延びるガイド部の対が相互に直交してなる被保持部と、
    一方の前記ガイド部の対に対し、その厚み方向に拘束されつつガイド部に沿って移動可能に設けられた、前記被保持部を保持する保持部と、から構成され、
    前記保持部は、一方の前記ガイド部の対における各ガイド部の外面に沿って移動するスライド部の対と、このスライド部の対の間で一方の前記ガイド部と平行に延びて、他方の前記ガイド部の対を構成しているいずれかのガイド部に係合させるロック部と、前記スライド部の対と、前記ロック部とを連結するベース部とから構成され、
    前記ロック部には、前記他方のガイド部の対のうち、いずれかのガイド部に対応する位置に前記被保持部に向けて突出する係合部が形成されていることを特徴とするケースの保持機構。
  2. 前記被保持部のガイド部は、その厚み方向に突出するガイド面と、このガイド面の厚み方向における先端にて当該被保持部の外側方に向けて張り出す拘束部とを具備し、
    前記スライド部は、前記拘束部と前記ケースとの間に形成されたスリットに沿ってスライドすることを特徴とする請求項1に記載のケースの保持機構。
  3. 前記保持部を案内させている一方のガイド部の対に直交する、他方のガイド部の対は、その各ガイド部が前記保持部のスライド部又はベース部を突き当てさせて、この被保持部に対する前記保持部のスライドを止めるストッパであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のケースの保持機構。
  4. 前記保持部は、前記被保持部に対してスライドさせる方向に関し、前記ベース部及び本体部とを具備し、
    前記本体部には折り曲げられて、前記ベース部から前記被保持部側に向けて突出された突出部が形成され、
    前記スライド部は、前記本体部に形成され、
    前記本体部と前記ロック部とは、前記拘束部の厚みに対応する距離を空けて平行をなしていることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のケースの保持機構。
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