JP3568985B2 - 装置間制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、複数の装置が伝送路で接続されたシステムにおける装置間制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図13は、従来システムの概念図である。複数の装置1(図では▲1▼〜▲6▼の6台)が伝送路2を介して接続され、装置間で状態の監視、制御を行なっている。従来のこの種のシステムでは、装置1に接続される全伝送路2に対して同報で制御コマンドを送信したり、1個の経路を選択してその経路のみにコマンドを送信することを行なっている。例えば▲1▼の装置から接続されている伝送路2に同報でコマンドを送信する場合、装置▲2▼には装置▲1▼からのルートと装置▲3▼からのルートが入ってくる。また、装置▲2▼と接続される伝送路2を介してコマンド送信する場合、装置▲1▼から装置▲2▼のみにコマンドが送信される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来のシステムでは、装置1に接続される全伝送路2に対して同報で制御コマンド送信を行った場合、伝送路2が輻輳する確率が高く、装置内の処理も増大する。また、1個の経路を選択してその経路のみにコマンドを送信する場合、選択した経路に異常が発生した時に制御が効かなくなり、再度経路選択を行わなければならないといった問題を生じていた。
【0004】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、伝送路の輻輳を最小限に抑え、制御可能な装置に確実にコマンドを送信し、また装置や伝送路の変更,異常にも人手を介さずに経路変更を行うことができる装置間制御システムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理ブロック図である。図において、10は複数の装置、20はこれら複数の装置10間を接続する伝送路である。11は、各装置に設けられた伝送路20毎の制御可能な装置を管理する経路情報テーブルである。そして、各装置10は伝送路20の輻輳を最小限に抑え、制御可能な装置に確実にコマンドを通知するための手段を具備し、制御の届く全ての伝送路20にコマンドを送信し、制御の届かない伝送路20に対しては送信しないようにする。また、制御の届く伝送路20を選択するために、各装置毎に伝送路と装置情報の組み合わせによる経路情報テーブル11を管理するようにする。また、装置10や伝送路20の変更及び異常にも人手を介さずに経路変更する手段を具備する。この手段を実現するために、装置立ち上がり時に、立ち上がり通知を同報で送信する機能、及び/又は立ち上がり通知受信時に経路情報を作成し、装置IDを送信元装置に通知する機能、及び/又は装置ID受信時に経路情報テーブルに経路情報を作成する機能、及び/又は伝送路状態を検出する機能、及び/又は伝送路20の状態変化時に経路情報の状態を変更する機能、及び/又は伝送路20の増設/削除時に同報で装置ID獲得コマンドを送信し、同報で装置ID獲得コマンド送信依頼を行う機能、及び/又は作成された経路情報によりコマンドを送信する伝送路20を選択する機能を各装置10に具備させる。
【0006】
【作用】
経路情報テーブル11には、伝送路の番号と接続装置IDとその伝送路20の使用の可否状態(経路情報)が格納されている。装置10が立ち上がった場合、後述するシーケンスに従い、自装置を含め、全装置10の経路情報を作成し、伝送路の増設/削除時には後述するシーケンスに従い、全装置の経路情報テーブル11を更新する。また、伝送路/隣接装置の異常発生/復旧が障害検出部に通知されると、経路情報の制御状態を変更し、常に制御可能な装置を経路情報テーブル11に管理する。更に、コマンドを送信する場合には後述するシーケンスに従い、制御可能な伝送路20にのみコマンドの送信を行ない、送信できない場合は異常レスポンスを作成し、制御部に通知を行う。
【0007】
このようにして、各装置10はこの経路情報テーブル11を参照することにより、経路情報を知ることができ、制御可能な装置に対してのみ確実にコマンドを送信し、また装置や伝送路の変更,異常にも人手を介さずに経路変更を行うことができる。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
図2は装置の内部構成例を示すブロック図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、11は伝送路20毎の制御可能な装置を管理する経路情報テーブルで、その構成は図3に示すようなものとなっている。つまり、伝送路番号11a,接続装置ID情報11b及び接続可能状態情報11cから構成されている。図に示す例では、ある装置に接続されている伝送路20がn個あり、それぞれの伝送路20に接続される接続装置IDは、例えば伝送路番号1の場合には、接続される装置は▲1▼と▲3▼、伝送路番号2の場合には、接続される装置は▲2▼のみとなっている。
【0009】
次に、図2において、12は装置の全体の動作を制御する制御部で、装置立ち上げ処理,装置IDコマンド処理,伝送路増設/削除処理等を行う。13は伝送路20と接続される伝送路インタフェース、14は制御部12からの送信要求を受けて経路情報テーブル11を参照し、その結果に基づいてコマンドを送信するコマンド送信部、15は伝送路20から入ってくるコマンドを受信して、経路情報テーブル11を参照して制御部12に対して処理要求を行うコマンド受信部、16は伝送路インタフェース13からの信号を受けて、障害を検出し、その結果により経路情報テーブル11を変更する障害検出部である。このように構成された装置の動作を、以下のフローチャートに従って説明する。
【0010】
図4はコマンド送信部14の動作を示すフローチャートである。先ず、制御部12からの送信要求コマンドを受けると、経路情報テーブル11を参照して(S1)、接続伝送路があるかどうかチェックする(S2)。接続伝送路がある場合には、図3に示すように経路情報テーブル11に伝送路番号が入っている。接続伝送路がある場合には、送信するコマンドが同報送信であるかどうかチェックする(S3)。同報送信であった場合には、ステップS6にスキップする。
【0011】
ステップS3で同報通信でないことを認識した場合には、伝送路番号に対応した接続装置IDがあるかどうかチェックする(S4)。接続装置がない場合には、ステップS9にスキップし、次の経路情報を参照する。接続装置がある場合には、その接続装置が制御可能であるかどうかチェックする(S5)。制御可能であるかどうかは、経路情報テーブル11の接続可能状態情報11cを参照すれば分かる。制御不可能な場合には、ステップS9にスキップする。
【0012】
ステップS5において、制御可能である場合には、次に送信データが中継データであるかどうかチェックする(S6)。中継データであるかどうかは、送信要求コマンド内のディスティネーションIDと自装置IDとを比較することにより判別することができる。つまり、中継データである場合には、ディスティネーションIDと自装置IDが一致しない。
【0013】
中継データでない場合、つまり自分からコマンド発行したものである場合は、ステップS8にスキップする。中継データの場合には、対象伝送路から受信したものであるかどうかチェックする(S7)。つまり、中継データが送られてきた伝送路には中継データを送信する必要はないので、この場合にはステップS9にスキップする。そうでない場合には、対象伝送路に情報を送信し(S8)、経路情報テーブル11を参照し、次の経路情報を参照し(S9)、経路情報がまだ残っているかどうかチェックする(S10)。残っている場合には、ステップS2に戻り、残っていない場合には処理を終了する。
【0014】
ステップS2において、接続伝送路がない場合には、全伝送路に対して送信不可であるかどうかチェックする(S11)。全伝送路に対して送信不可である場合には、中継データであるかどうかチェックする(S12)。中継データである場合には、コマンド発行元に対してアラーム通知を出し(S13)、処理を終了する。中継データでない場合には、自己が発行したコマンドであるから、制御部12に送信不可能通知を出して(S14)、処理を終了する。
【0015】
図5はコマンド受信部15の動作を示すフローチャートである。コマンド受信部15はコマンドを受信すると、このコマンドが自装置宛データであるかどうかチェックする(S1)。自装置宛データであるかどうかはディスティネーションIDが自装置のそれと同じであるかどうかで判別することができる。自装置宛データである場合には、制御部12を起動し、受信処理を行う(S2)。自装置宛でない場合には、中継データであるので、コマンド送信部14に中継通知を行う(S3)。そして、中継データが同報データであるかどうかチェックする(S4)。同報データの場合には、自装置も取り込む必要から、制御部12を起動し、受信処理を行わせる。同報データでない場合には、処理を終了し、自装置をパスさせる。
【0016】
図6は障害検出部16の動作を示すフローチャートである。障害検出部16は、伝送路インタフェース13からの情報を受けると、伝送路/隣接装置の異常を検出する(S1)。そして、何らかの異常が検出された場合には、経路情報テーブル11を参照し、経路情報の対象伝送路状態(接続可能状態情報11c)を不可に変更する(S2)。異常が検出されない場合、伝送路/隣接装置の復旧を検出する(S3)。復旧を検出した場合には、経路情報テーブル11を参照し、経路情報の対象伝送路状態(接続可能状態情報11c)を可能に変更する(S4)。復旧が検出されない場合には、処理を終了する。
【0017】
図7は装置立ち上がり時の動作を示すフローチャートで、装置Aと装置B間のやりとりを示している。この実施例では、装置Aが立ち上がり装置、装置Bが他装置である。装置Aが立ち上がり時には、装置Bは既に立ち上がっているものとする。装置Aでは、立ち上がると先ず伝送路状態を検出し(S1)、経路情報テーブル11をアクセスし、状態を設定する(S2)。次に、装置Aは同報で自己が立ち上がったことを示す立ち上がり通知を行う(S3)。
【0018】
この通知を受けた装置Bでは、経路情報テーブル11にアクセスし、受信伝送路番号と通知IDから経路情報を作成する(S4)。その後、通知元装置Aに自装置IDを通知する(S5)。装置A側では、この装置ID通知を受けると、経路情報テーブル11にアクセスし、受信伝送路番号と通知IDから経路情報を作成する(S6)。この時点で、装置Aには装置Bが持っている接続装置IDが経路情報テーブル11に書き込まれることになる。
【0019】
図8は伝送路増設時の動作を示すフローチャートである。装置Aが伝送路を増設した装置、装置B,装置Cはその他の装置である。装置Aで伝送路を1本増設する(S1)。装置Aは伝送路を増設したことを他の装置に伝える必要がある。そこで、増設した伝送路を介して装置ID獲得コマンド(増設した伝送路に接続されている装置のIDを貰いたいというコマンド)を同報で送信する(増設した伝送路を通して制御可能な全装置を経路情報に登録するため)(S2)。
【0020】
増設した伝送路を通して制御可能な装置Bは、装置ID獲得コマンド送信元に自装置の持っている装置IDを通知する(S3)。装置Aでは、この装置IDを受けると、受信伝送路番号と通知IDから経路情報テーブル11を更新する(S4)。次に、装置Aは増設した伝送路を通して装置ID獲得依頼(装置ID獲得コマンドを発行しなさいという命令)を同報で行う(S5)。この依頼を受けた装置Bでは、同報で装置ID獲得コマンドを送信する(S6)。この装置ID獲得コマンドを受けた他の装置、例えば装置Cは送信元に自装置が持っている装置IDを通知する(S7)。装置Bは、この装置IDを受けると、受信伝送路番号と通知IDから経路情報テーブル11を更新する(S8)。このような一連の処理が全て終了すると、各装置内の経路情報テーブル11は、伝送路が増設されたことに伴う、新しい経路情報を持つことになる。
【0021】
図9は伝送路削除時の動作を示すフローチャートである。図8の場合と同様に、装置Aが伝送路を削除した装置、装置B,装置Cはその他の装置である。装置Aで伝送路を1本削除する(S1)。装置Aは伝送路を削除したことを他の装置に伝える必要がある。そこで、経路情報テーブル11をアクセスして経路情報から当該伝送路番号を削除し(S2)、同報で装置ID獲得依頼を行う(S3)。この装置Aと接続されている伝送路から装置ID獲得依頼を受けた装置Bは、同報で装置ID獲得コマンドを送信する(S4)。装置ID獲得コマンドを受けた他の装置、例えば装置Cは送信元に自装置が持っている装置ID情報を通知する(S5)。この装置IDを受けた装置Bでは、受信伝送路番号と通知IDから経路情報テーブル11の経路情報を更新する(S6)。このような一連の処理が全て終了すると、各装置内の経路情報テーブル11は、伝送路が削除されたことに伴う、新しい経路情報を持つことになる。
【0022】
次に、本発明の具体的な動作について説明する。今、伝送路を介して接続されているシステム構成が図1に示すものであったものとする。つまり、装置は▲1▼から▲7▼までの7台で、それぞれ伝送路A〜伝送路Gを介して図1に示すように接続されているものとする。このシステムで、全装置が立ち上がっていない状態で、装置▲1▼のみ立ち上がった場合、隣接装置の▲2▼と▲5▼が立ち上がっていないため障害検出部16(図2参照)に異常が通知され、経路情報テーブル11の伝送路A,Cの接続可能状態情報11c(図3参照)が“不可”に設定され、立ち上がり通知は行われない。
【0023】
次に、装置▲2▼が立ち上がると、装置▲1▼,▲2▼間の経路情報テーブル11の伝送路Aの接続可能状態情報11cが“可能”に変更され、装置▲2▼は伝送路Aに対して立ち上がり通知を行う。この立ち上がり通知を受信した装置▲1▼は、経路情報テーブル11の伝送路A接続装置ID情報11b(図3参照)に▲2▼を設定し、伝送路Aに対して自装置ID▲1▼を送信する。これを受信した装置▲2▼は、経路情報テーブル11の伝送路Aの接続装置ID情報11bに装置▲1▼を設定する。以降、同様な立ち上がり処理を繰り返すことにより、図1に示す全ての装置が立ち上がった時の各装置の経路情報テーブル11の中身は図10に示すようなものとなる。
【0024】
次に、全装置の伝送路20が正常な状態で伝送路Eを削除した場合について考える。この時、装置▲4▼と▲5▼は経路情報テーブル11の伝送路番号11a(図3参照)から伝送路Eを削除し、装置▲5▼は全装置に対して装置IDを獲得するコマンド発行を依頼する。これにより、各装置は装置ID獲得コマンドを発行し、全装置の経路情報テーブル11の伝送路番号11aから伝送路Eが、接続装置ID情報11bから装置▲4▼がそれぞれ削除され、各装置の経路情報テーブル11の中身は図11に示すようなものとなる。
【0025】
なお、図11に示す状態で、伝送路Eを追加したものとする。この時には、装置▲4▼と▲5▼は伝送路Eに対して装置IDを獲得するコマンドを発行し、経路情報テーブル11の伝送路番号11aに伝送路Eを登録する。次に、全装置に対して装置IDを獲得するコマンド発行を依頼することにより、全装置の経路情報テーブル11の伝送路番号11aに伝送路Eが、接続装置ID情報11bに装置▲4▼がそれぞれ登録され、各装置の経路情報テーブル11の中身は図10に示すようなものとなる。
【0026】
次に、全装置の伝送路20が正常な状態で、伝送路Eが異常になったものとする。この時には、各装置の障害検出部16に異常が通知され、装置▲4▼,▲5▼の経路情報テーブル11の接続可能状態情報11cがそれまでの“可能”から“不可”に変更される。この結果、各装置の経路情報テーブル11の中身は図12に示すようなものとなる。また、伝送路Eが異常の状態から復旧すると、装置▲4▼,▲5▼の障害検出部16に復旧が通知され、装置▲4▼,▲5▼の経路情報テーブル11の伝送路番号11aの状態がそれまでの“不可”から“可能”に変更され、各装置の経路情報テーブル11の中身は図10に示すようなものとなる。
【0027】
次に、全装置の伝送路20が正常な状態で、装置▲1▼から▲3▼に対してコマンドを送信した場合、図10に示す経路情報に従い、装置▲1▼は伝送路A,伝送路Cにコマンドを送信する。伝送路Aからコマンドを受信した装置▲2▼は、そのコマンドが装置▲3▼宛のコマンドなので、経路情報テーブル11を参照して伝送路Bにコマンドを中継する。この結果、装置▲3▼にコマンドが届く。また、装置▲1▼から伝送路Cに対して送信されたコマンドは、装置▲5▼に届き、経路情報テーブル11を参照して受信した伝送路C以外の制御可能な伝送路Fに対して中継を行う。同様に伝送路Fからコマンドを受信した装置▲6▼は、伝送路Dに中継し、それを受信した装置▲2▼は伝送路Bに中継する。これにより、装置▲3▼にコマンドが届くことになる。
【0028】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、複数の装置10間を伝送路20で接続し、装置10間で状態の監視・制御を行う装置間制御システムにおいて、各装置10に伝送路20毎の制御可能な装置を管理する経路情報テーブル11を設け、各装置10は、前記経路情報テーブル11を参照することにより、伝送路20毎に該伝送路を経由して通信可能な装置を管理するようにすることにより、制御可能な伝送路のみにコマンドを送信することができ、伝送路の輻輳及び装置の負荷を軽減することができる。また、経路情報を事前に作成する必要がなく、装置・伝送路の増設/削除による経路変更に対して自動で経路を変更することができる。このように、本発明によれば、伝送路の輻輳を最小限に抑え、制御可能な装置に確実にコマンドを送信し、また装置や伝送路の変更,異常にも人手を介さずに経路変更を行うことができる装置間制御システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】装置の内部構成例を示すブロック図である。
【図3】経路情報テーブルの構成例を示す図である。
【図4】コマンド送信部の動作を示すフローチャートである。
【図5】コマンド受信部の動作を示すフローチャートである。
【図6】障害検出部の動作を示すフローチャートである。
【図7】装置立ち上がり時の動作を示すフローチャートである。
【図8】伝送路増設時の動作を示すフローチャートである。
【図9】伝送路削除時の動作を示すフローチャートである。
【図10】各装置の経路情報テーブルの中身を示す図である。
【図11】伝送路E削除時の各装置の経路情報テーブルの中身を示す図である。
【図12】伝送路E異常時の各装置の経路情報テーブルの中身を示す図である。
【図13】従来システムの概念図である。
【符号の説明】
10 装置
11 経路情報テーブル
20 伝送路

Claims (7)

  1. 複数の装置間を伝送路で接続し、装置間で状態の監視・制御を行なう装置間制御システムにおいて、
    前記装置は、自装置に接続されている伝送路と該伝送路を通して制御可能な装置の装置IDとを対応付けた経路情報を管理する経路情報テーブルと、
    他の装置に対するコマンド送信要求を受けると、前記経路情報テーブルを参照し、前記他の装置の装置IDが制御可能な装置として管理されている全ての伝送路に前記コマンドを送信し、前記装置IDが制御可能な装置として管理されていない伝送路には前記コマンドを送信しない送信部とを備え、
    中継データとして他の装置に対するコマンドを受信すると、前記送信部は、前記経路情報テーブルを参照し、前記コマンドを受信した伝送路を除き、前記他の装置の装置IDが制御可能な装置として管理されている全ての自装置に接続されている伝送路に前記コマンドを送信することを特徴とする装置間制御システム。
  2. 中継データとして同報で送信されたコマンドを受信すると、前記送信部は、前記経路情報テーブルを参照し、前記コマンドを受信した伝送路を除き、全ての自装置に接続されている伝送路に前記コマンドを送信することを特徴とする請求項1記載の装置間制御システム。
  3. 前記各装置は、立ち上がると自装置に接続されている伝送路に対して自装置IDを付加した立ち上がり通知を同報で送信するコマンドとして送信し、
    立ち上がり通知を受信した装置は、該通知を受信した自装置に接続されている伝送路と立ち上がった装置の装置IDとの対応を経路情報として自装置の経路情報テーブルを更新し、
    前記立ち上がり通知を受信した装置は、前記立ち上がった装置に対して自装置IDを通知し、
    立ち上がり通知を受信した装置の装置ID通知を受けた前記立ち上がった装置は、受信した自装置に接続されている伝送路と前記立ち上がり通知を受けた装置の装置IDとの対応を経路情報として自装置の経路情報テーブルを更新することを特徴とする請求項記載の装置間制御システム。
  4. 装置に伝送路を増設した場合、前記伝送路を増設した装置は同報で装置IDを獲得するコマンドを発行し、また全装置に対して同報で装置IDを獲得するコマンド発行依頼を行ない、
    装置IDを獲得するコマンドを受けた装置は、該コマンド送信元に自装置の装置IDを通知し、
    装置IDを獲得するコマンドの発行依頼を受けた装置は、同報で装置IDを獲得するコマンドを発行し、
    前記装置IDの通知を受信した装置は、該通知を受信した自装置に接続されている伝送路と前記通知された装置IDとの対応を経路情報として自装置の経路情報テーブルを更新することを特徴とする請求項記載の装置間制御システム。
  5. 装置から伝送路を削除する場合、前記伝送路を削除する装置は自装置の経路情報テーブルから当該経路情報を削除し、全装置に対して同報で装置IDを獲得するコマンド発行依頼を行なうことを特徴とする請求項3記載の装置間制御システム。
  6. 前記装置は、装置に接続されている伝送路及び隣接装置の異常を検出し、隣接装置の制御が不可能になった場合、自装置の経路情報テーブルの該伝送路の制御状態を不可にする障害検出部を備え、
    隣接装置の制御が不可能になった前記装置がコマンドを送信又は中継する場合、経路情報テーブルを参照し、制御状態が不可でない伝送路のみに前記コマンドを送信するようにしたことを特徴とする請求項記載の装置間制御システム。
  7. 前記装置は、装置に接続されている異常を検出した伝送路又は隣接装置の復旧を検出し、隣接装置の制御が可能になった場合、経路情報テーブルの不可になっている該伝送路の経路情報を可能に変更するようにしたことを特徴とする請求項記載の装置間制御システム。
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