JPH031258A - 計算機ネットワークシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンピュータネットワークに利用する。

本発明はコンピュータネットワークにおける通信経路の
決定に関する。

〔概要〕

本発明はローカルエリアネットワークに接続された複数
の計算機とゲートウェイとを含む複数のサイトが外部ネ
ットワークに接続されて構成された計算機ネットワーク
において、 一定時間以上生存情報を受信しないゲートウェイを停止
状態にあるものとし、設定されている経路情報を検索し
て新しい経路情報に更新することにより、 動的な通信経路の変化に対応し、最小限の費用で他サイ
トへ経路情報の変化を伝達できるようにしたものである
。

〔従来の技術〕

従来の通信経路決定の方式ではサイト間の経路は固定さ
れていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の通信経路決定方式ではサイト間の経路は固定され
ているため、複数の経路が存在するサイトの場合、ある
経路が不通になっても動的に他の経路を選択することが
できず、そのサイトに通信しようとする計算機は不通に
なった経路を選択し、通信障害を引き起こしていた。

本発明はこのような欠点を除去するもので、通信経路の
変化に対応することができるシステムを提供することを
目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、ローカルエリアネットワークに接続された複
数の計算機と、経路情報ファイルを有する二次記憶装置
を含むゲートウェイとを備えた複数のサイトが外部ネッ
トワークに接続されて構成された計算機ネットワークシ
ステムにおいて、前記ゲートウェイに、前記経路情報フ
ァイルから経路情報を読み込み、読み込んだ経路情報か
ら他のサイトの計算機への経路情報が記述された経路情
報テーブルを作成する経路情報設定部と、各サイトのゲ
ートウェイには、前記経路情報設定部により設定された
経路情報を検索し、自サイトの次に位置するサイトに新
しい経路情報を通知する経路情報通知部と、新しい経路
情報を受信する経路情報受信部と、受信した経路情報か
ら経路情報を更新する経路情報再設定部とを備え、上記
サイトのうち二つ以上のゲートウェイが存在するサイト
には、自ゲートウェイの生存を自サイト内の他のゲート
ウェイに通知する生存情報通知部と、この生存情報通知
部より生存情報を受信する生存情報受信部と、一定時間
以上生存情報を受信しないゲートウェイを停止状態にあ
るものとして判断する状態判断部とを備えたことを特徴
とする。

〔作用〕

経路情報設定部が各サイトのゲートウェイ上の二次記憶
装置に設けられた経路情報ファイルから経路情報を読み
込み、読み込んだ情報から他のサイトの計算機への経路
情報を設定し、生存情報通知部が二つ以上のゲートウェ
イが存在するサイトにおいては自ゲートウェイの生存を
自サイト内の他のゲートウェイに通知し、生存情報受信
部が生存情報通知部からの生存情報を受信する。状態判
断部が一定時間以上生存情報を受信しないゲートウェイ
を停止状態にあるものとして判断し、経路情報通知部が
各サイトのゲートウェイにおいて経路情報設定部により
設定された経路情報を検索し、自サイトの次に位置する
サイトに新しい経路情報を通知する。経路情報受信部が
この新しい経路情報を受信して経路情報再設定部が受信
した経路情報から経路情報を更新する。

これにより、ゲートウェイの故障などによる動的な通信
経路に対応することができ、最小限の費用で他のサイト
へ経路情報の変化を伝達することができる。

〔実施例〕

次に、本発明実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック図である。

本発明実施例は、ローカルエリアネットワーク１００に
接続された図外の複数の計算機と、経路情報ファイル１
１２．２１２を有する二次記憶装置１１１．２１１を含
むゲートウェイ２１’２２とを備えた複数のサイトが外
部ネットワーク３００に接続され、各ゲートウェイ２１
．２２に、経路情報ファイル１１２．２１２から経路情
報を読み込み、読み込んだ経路情報から他のサイトの計
算機への経路情報が記述された経路情報テーブル１１３
．２１３を作成する経路情報設定部１０３．２０３　と
、各サイトのゲートウェイには、経路情報設定部１０３
．２０３により設定された経路情報を検索し、自サイト
の次に位置するサイトに新しい経路情報を通知する経路
情報通知部１０６．２０６　と、新しい経路情報を受信
する経路情報受信部１０７．２０７　と、受信した経路
情報から経路情報を更新する経路情報再設定部１０４．
２０４　とを備え、上記サイトのうち二つ以上のゲート
ウェイが存在するサイトには、自ゲートウェイの生存を
自サイト内の他のゲートウェイに通知する生存情報通知
部１０１　と、この生存情報通知部１０１より生存情報
を受信する生存情報受信部１０２と、一定時間以上生存
情報を受信しないゲートウェイを停止状態にあるものと
して判断する状態判断部１０５とを備える。

第１図は複数のゲートウェイが存在するサイトでのゲー
トウェイ　（以下ゲートウェイ１０と記す）と、一つの
ゲートウェイから構成されるサイトのゲートウェイ　（
以下ゲートウェイ２０と記す）の構成例を示したもので
ある。ゲートウェイＩＯとゲートウェイ２０は外部ネッ
トワーク３００を通して接続される。

ゲートウェイ１０には、ローカルエリアネットワーク１
００、生存情報通知部１０１、生存情報受信部１０２、
経路情報設定部Ｉ０３、経路情報再設定部１０４、状態
判断部１０５、経路情報通知部１０６、経路情報受信部
１０７、二次記憶装置１１１、経路情報ファイル１１２
　、経路情報テーブル１１３が備えられ、ゲートウェイ
２０には、経路情報設定部２０３、経路情報再設定部２
０４、経路情報通知部２０６、経路情報受信部２０７、
二次記憶装置２１１、経路情報ファイル２１２、経路情
報テーブル２１３が備えられる。

ゲートウェイ１０では、経路情報設定部１０３が二次記
憶装置ｌｌｌ上にあり各サイトの各ホストコンピュータ
への通信経路を記述した経路情報ファイル１１２を読み
込み、ホストコンピュータとケートウェイの対応表であ
る経路情報テーブル１１３を作成する。また、生存情報
通知部１０１は自ゲートウェイの生存をローカルエリア
ネットワーク１００を通して一定時間ごとに自サイト内
の他のゲートウェイに通知する。

生存情報受信部１０２は自サイト内の他のゲートウェイ
からの生存情報をローカルエリアネットワーク１００を
通して受信する。状態判断部１０５は生存情報受信部１
０２が受信したデータから一定時間以上生存情報が通知
されないゲートウェイを検索し、そのゲートウェイが停
止したと判断した場合、自サイトの新しい経路情報を作
成し、経路情報通知部１０６に通知する。

経路情報受信部１０７は他のサイトのゲートウェイから
送られてくる経路情報を外部ネットワーク３００を通し
て受信する。経路情報再設定部１０４は経路情報受信部
１０７が受信した経路情報からゲートウェイの停止を認
識することができ、この場合当該ゲートウェイを経由す
るホストコンピュータに関するエントリを経路情報テー
ブル１１３から削除する。

経路情報通知部１０６は経路情報テーブル１１３から自
サイトの次に位置するサイトを決定し、状態判断部１０
５から通知された経路情報、または経路情報受信部１０
７が受信した経路情報を外部ネットワーク３００を通し
て当該サイトのゲートウェイに通知する。

ゲートウェイ２０では、ゲートウェイＩＯと同様に経路
情報設定部２０３が二次記憶装置２１１上の経路情報フ
ァイル２１２を読み込み、経路情報テーブル２１３を作
成する。また、経路情報受信部２０７が外部ネットワー
ク３００を通して他のサイトのゲートウェイから送られ
てくる経路情報を受信する。

経路情報再設定部２０４は経路情報受信部２０７が受信
した経路情報からゲートウェイの停止を認識することが
でき、この場合当該ゲートウェイを経由するホストコン
ピュータに関するエントリを経路情報テーブル２１３か
ら削除する。経路情報通知部２０６は経路情報テーブル
２１３から自サイトの次に位置するサイトを決定し、経
路情報受信部２０７が受信した経路情報を外部ネットワ
ーク３００を通して当該サイトのゲートウェイに通知す
る。

第２図は本発明におけるサイト間の経路情報の伝達を示
したものである。サイ）ｌはローカルエリアネットワー
ク１１、ゲートウェイ２１ホストコンピユータ３１．３
２、および３３を備える。サイト２はローカルエリアネ
ットワークＩ２、ゲートウェイ２２、ホストコンピュー
タ３４．３５、ふよび３６を備える。サイト３はローカ
ルエリアネットワーク１３、ゲートウェイ２３、ホスト
コンピュータ３７および３８を備える。サイト４はロー
カルエリアネットワーク１４、ゲートウェイ２４．２５
、および２６、ホストコンピュータ３９．４０．４１．
４２．４３を備える。

サイト４のゲートウェイ２４．２５、および２６は一定
時間ごとに自分の生存情報をローカルエリアネットワー
ク１４を通して伝達しあっている。ゲートウェイ２６が
故障などで動作不能になった場合、ゲートウェイ２４お
よびゲートウェイ２５はゲートウェイ２６からの生存情
報が受信されなくなるのでゲートウェイ２６が使用不能
になったと判断し、経路情報テーブル１１３を更新する
。さらに、ゲートウェイ２５は経路情報の変化を外部ネ
ットワーク３００を通してサイト３のゲートウェイ２３
に送信する（第２図に示す■）。ゲートウェイ２３は■
によって送信された情報をもとに、経路情報テーブル２
１３を更新し、受信した経路情報を外部ネットワーク３
００を通してサイト１のゲートウェイ２１に送信する。

ゲートウェイ２１は■によって送信された情報をもとに
経路情報テーブル２１３を更新し、受信した経路情報を
外部ネットワーク３００を通してサイト２のゲートウェ
イ２２に送信する。ゲートウェイ２２は■によって送信
された情報をもとに、経路情報テーブル２１３を更新し
、受信した経路情報を外部ネットワーク３００を通して
サイト４のゲートウェイ２５に送信する。サイト４のゲ
ートウェイ２５は■で受けた情報により自分が送信した
経路情報がすべてのサイトに伝達されたことを認識する
。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、ゲートウェイの故
障などによる動的な通信経路の変化に対応することがで
き、また、通常外部ネットワークには公衆回線網のよう
な有料の広域ネットワークが想定されるが、外部ネット
ワークの使用による情報の伝達はゲートウェイの故障な
どによる異常時のみに限定されるため、最小限の費用で
他のサイトへ経路情報の変化を伝達することができる効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック図。 第２図は本発明実施例のサイト間の関係の例を示す概要
図。 １０．２０・・・ゲートウェイ、１００・・・ローカル
エリアネットワーク、１０１・・・生存情報通知部、１
０２−・生存情報受信部、１０３．２０３・・・経路情
報設定部、１０４．２０４・・・経路情報再設定部、１
０５・・・状態判断部、１０６．２０６・・・経路情報
通知部、１０７．２０？・・・経路情報受信部、１１１
　、２１１・・・二次記憶装置、１１２．２１２・・・
経路情報ファイル、１１３．２１３・・・経路情報テー
ブノペ３００　・・・外部ネットワーク。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ローカルエリアネットワークに接続された複数の計
   算機と、経路情報ファイルを有する二次記憶装置を含む
   ゲートウェイとを備えた複数のサイトが外部ネットワー
   クに接続されて構成された計算機ネットワークシステム
   において、 前記ゲートウェイに、 前記経路情報ファイルから経路情報を読み込み、読み込
   んだ経路情報から他のサイトの計算機への経路情報が記
   述された経路情報テーブルを作成する経路情報設定部と
   、 各サイトのゲートウェイには、 前記経路情報設定部により設定された経路情報を検索し
   、自サイトの次に位置するサイトに新しい経路情報を通
   知する経路情報通知部と、 新しい経路情報を受信する経路情報受信部と、受信した
   経路情報から経路情報を更新する経路情報再設定部とを
   備え、 上記サイトのうち二つ以上のゲートウェイが存在するサ
   イトには、 自ゲートウェイの生存を自サイト内の他のゲートウェイ
   に通知する生存情報通知部と、 この生存情報通知部より生存情報を受信する生存情報受
   信部と、 一定時間以上生存情報を受信しないゲートウェイを停止
   状態にあるものとして判断する状態判断部と を備えたことを特徴とする計算機ネットワークシステム
   。