JPH0612352A - 情報処理方法及びその装置及び情報処理システム - Google Patents

情報処理方法及びその装置及び情報処理システム

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JPH0612352A
JPH0612352A JP4170606A JP17060692A JPH0612352A JP H0612352 A JPH0612352 A JP H0612352A JP 4170606 A JP4170606 A JP 4170606A JP 17060692 A JP17060692 A JP 17060692A JP H0612352 A JPH0612352 A JP H0612352A
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JP
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JP4170606A
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Takayuki Sasaki
貴幸 佐々木
Katsuto Idei
克人 出井
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダウンしているノードがあってもデータの一
貫性を保つことができる分散処理システムを提供する。 【構成】 通信戦201で接続されたホストコンピュー
タ210・220・230は、同じデータ「A01」を重
複して有している。各ホストは、メモリ中にデータ名
「A01」と共に、そのデータの発信元と送り先とを記憶
している。ホスト230でデータ「A01」が変更される
と、ホスト230はその旨データの送り元であるホスト
220へと変更通知する。このときホスト220がダウ
ンしていると、その旨ホスト230はネットワーク内の
全ホストに通知する。通知を受けたホスト210は、デ
ータ「A01」のホスト220への発信元自身であると認
識し、その旨ホスト230へ応答する。ホスト230は
その応答を受け、ホスト220の代わりに、応答したホ
スト210にデータ「A01」の変更通知を送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば通信網等を介
して互いに接続された情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信網を介して情報処理装置が接続さ
れ、ノードとなる各情報処理装置により分散処理環境が
提供されているシステムにおいて、複数のノードが共通
のデータを重複して保持して作業を行う場合、その共通
データの一貫性は常に保たれている必要がある。そのた
めに、共通のデータに関しては、そのデータを有してお
りしかも隣接している(ノードを介さずに接続されてい
る)ノード名を記憶し、いずれかのノードにおいてデー
タの変更が行われたならば、そのデータとともに記憶さ
れている名称のノードに対して変更通知を送りつける。
この変更通知によって共通データを更新をさせること
を、分散処理環境下にあるノードすべてに対し繰り返し
行うことで、データの一貫性を保っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例では、変更通知の伝播経路の途中になって
いるノードが、何らかの原因でダウン(動作しない状
態)してしまった場合、それ以降につながったノードに
は変更通知が伝わらず、システム全体としてデータの一
貫性が保てないという問題点があった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みて為されたもの
で、システム内にダウンしたノードがあっても、システ
ムの動作しているノード間においてはデータの一貫性を
保つことのできる情報処理方法及びその装置及びその装
置を用いた情報処理システムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の情報処理装置は、重複したデータを有して分
散処理を行うネットワークシステムを構成するノードと
なる情報処理装置であって、ネットワークから情報を受
信して、データの変更を知る手段と、前記データの変更
を、該当データを有するノードにネットワークを介して
知らせる手段と、前記該当データを有するノードが動作
していないことを検知し、それをネットワークの全ノー
ドに知らせる広報手段と、ネットワークから情報を受信
して、前記動作していないノードに代わって前記データ
の変更を受信するノードを決定する手段と、前記データ
の変更を、前記決定されたノードにネットワークを介し
て知らせる手段と、前記広報手段による知らせを受信し
て、前記動作していないノードとの前記該当データの授
受を調べ、その結果を前記広報したノードに応答する手
段とを備えることを特徴とする。
【0006】また、本発明の情報処理方法は、重複した
データを有して分散処理を行うネットワークシステムを
構成するノードにおける情報処理方法であって、ネット
ワークから情報を受信して、データの変更を知る工程手
段と、前記データの変更を、該当データを有するノード
にネットワークを介して知らせる工程と、前記該当デー
タを有するノードが動作していないことを検知し、それ
をネットワークの全ノードに知らせる広報工程と、ネッ
トワークから情報を受信して、前記動作していないノー
ドに代わって前記データの変更を受信するノードを決定
する工程と、前記データの変更を、前記決定されたノー
ドにネットワークを介して知らせる工程と、前記広報工
程による知らせを受信して、前記動作していないノード
との前記該当データの授受を調べ、その結果を前記広報
したノードに応答する工程とを備えることを特徴とす
る。
【0007】また、本発明の情報処理システムは、デー
タを重複して有し、分散処理を行う情報処理システムで
あって、相互に通信を行う通信ネットワークと、ネット
ワークから情報を受信して、データの変更を知る手段
と、前記データの変更を、該当データを有するノードに
ネットワークを介して知らせる手段と、前記該当データ
を有するノードが動作していないことを検知し、それを
ネットワークの全ノードに知らせる広報手段と、ネット
ワークから情報を受信して、前記動作していないノード
に代わって前記データの変更を受信するノードを決定す
る手段と、前記データの変更を、前記決定されたノード
にネットワークを介して知らせる手段と、前記広報手段
による知らせを受信して、前記動作していないノードと
の前記該当データの授受を調べ、その結果を前記広報し
たノードに応答する手段とを有するネットワークノード
とを備えることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成により、本発明の情報処理装置は、ネ
ットワークから情報を受信してデータの変更を知り、前
記データの変更を、該当データを有するノードにネット
ワークを介して知らせる。その際に、前記該当データを
有するノードが動作していないことを検知し、それをネ
ットワークの全ノードに知らせ、また、ネットワークか
ら情報を受信して、前記動作していないノードに代わっ
て前記データの変更を受信するノードを決定して、前記
データの変更を、前記決定されたノードにネットワーク
を介して知らせる。また、前記広報手段による知らせを
受信すると、前記動作していないノードとの前記該当デ
ータの授受を調べ、その結果を前記広報したノードに応
答する。
【0009】
【実施例】本発明の実施例として、コンピュータネット
ワーク下における分散処理システムを、図を用いて説明
する。
【0010】図2はコンピュータネットワークを示すも
ので、ホストコンピュータ#1〜#3の3台が、ネット
ワーク201により接続されている。このような通信分
散処理環境においてデータの変更情報を伝えようとした
時に、伝える先のホストがダウン(動作していない状
態)していた場合、ダウンしているホストを除く全ホス
トに対して「ダウンしているホスト名」と「この注目デ
ータを変更しようとしていること」とを伝える。これを
受けたホストは、注目データをダウンしているホストに
送ったことがあるかどうかまたは、注目データをダウン
しているホストから受け取ったことがあるかどうかを調
べ、ある場合にはその旨応答する。これを受けたホスト
は、注目データの変更情報の送り先を応答してきたホス
トに切り替えて変更情報を伝えるといった手順により、
分散環境下におけるデータの一貫性を保つことを実現す
る。
【0011】<ホストの構成の説明>図1は、ノードと
なるホストコンピュータの構成を表した図である。
【0012】図において、ホストコンピュータは、制御
等の必要な処理を行うCPU1、制御プログラム3等を
格納するROM2、データ5を格納するRAMまたはデ
ィスクからなるメモリ4、データの伝送情報7を格納す
るRAM6、これら装置構成要素を接続する計算機バス
8で構成されている。また、データの伝送情報7は、デ
ータ5を特定するための「データ名」9とデータ5を他
のホストから受け取った時の発信ホストを示す「データ
の発信元(From)」10とデータ5を他のホストへ提供
した時の相手ホストを示す「データの送り先(To)」1
1の三つの記憶領域から構成されている。ひとつのデー
タを複数のホストから受け取る必要はないため、発信元
10はひとつのホストで良いが、送り先はひとつとは限
らず、複数のホストに対して送りつけることもあるた
め、その数だけ記録する。
【0013】<データの分散>次に、データの分散につ
いて、図2を用いて説明する。
【0014】図2では、データサーバの役割を担うホス
ト#1とデータサーバのサービスを受けるホスト#2とホス
ト#3とが、ネットワーク201で接続されている。これ
らのホストは図1で説明したホストコンピュータそのも
のである。また、ホスト#1のディスク214中のデータ
「A」215と同じデータが、ホスト#2のRAM224
中のデータ「A」225として、また、ホスト#3のRA
M234中のデータ「A」235としてそれぞれ記憶さ
れている。ここでホスト#1のデータ「A」215に関す
る伝送情報217として、記憶領域RAM216の中に
データの名称「A01」とデータの送り先・送り元を記憶
している。この場合、データ「A」215は、元々ホス
ト#1に存在していたデータなので、データの発信元を示
す情報は「空」である。また、データ「A」215をホ
スト#2に提供した時に、データの送り先の情報として
「ホスト#2」を記憶している。ここで、データの名称
「A01」はネームサーバによって与えられた名称で、本
環境下では唯一無二である。
【0015】次に、ホスト#2のデータ「A」225はホ
スト#1から供給されたデータであるので、データに関す
る伝送情報227として、記憶領域RAM226の中
に、データの名称「A01」とデータの発信元「ホスト#
1」と、このデータ「A」225をホスト#3へ提供した
ことを示す情報として、データの送り先「ホスト#3」を
記憶している。
【0016】ここで、ホスト#1からホスト#2へデータ
「A」が送られる時の両ホストの処理を説明する。
【0017】まず、データの送り側のホストであるホス
ト#1では、おくるデータと共に「データ名」と「自分の
ホスト名」を伝送する。つまり、ホスト#1は、ホスト#2
へ、データ「A」とデータ名「A01」と自分のホスト名
「ホスト#1」とを伝送する。その際、ホスト#1では、デ
ータ「A」に関する情報として、RAM216の中に、
データの名称「A01」とデータの送り先「ホスト#2」と
を記録する。
【0018】一方、データの受け側のホストであるホス
ト#2では、受け取ったデータ群を解析し、受信したデー
タを格納し、データ名とデータの発信元の情報とを記録
する。つまり、ホスト#2では、データ「A」をRAM2
24に格納し、「A01」をデータ名として、「ホスト#
1」をデータの発信元としてRAM226の伝送情報2
27に記録する。
【0019】ホスト#3のデータ「A」235は、ホスト
#2から供給されたデータであり、このデータに関する情
報として、記憶領域RAM236の中に、伝送情報23
7としてデータの名称「A01」と、データの発信元「ホ
スト#2」を記憶している。ホスト#3では、データ「A」
を、まだ他のホストへ提供していないので、データの送
り先を示す情報は「空」である。ここでもホスト#2の場
合と同様にして、ホスト#2からホスト#3へデータと情報
を伝送し、それを元にして情報の格納が行われる。
【0020】以上で、データの分散について説明を終了
する。
【0021】<データの変更通知発送処理>次に、デー
タ「A01」が変更された際のデータの一貫性を保つため
の処理である、変更通知を送付する処理について、図3
の流れ図を用いて説明する。この流れ図は、各ホストに
より行われる処理で、ROM2に格納されたプログラム
をCPU1が実行することで実現される。
【0022】あるホストでデータの変更を行う場合に
は、変更するデータを重複して有するホストに於て其の
データが同時に他の変更を受けないようロックしてお
り、このロックは変更を行うホストからの変更通知によ
って解除される。なお、前に述べたとおり、変更通知の
送付はデータの変更が行われた後で為される処理であ
り、流れ図は変更が行われた後から開始されている。
【0023】まず、ステップS301において、データ
に関する情報を格納したRAM6からデータ名9を取り
出し、それとともに変更されたデータに関する伝送情報
7を取り出し、その中のデータの発信元情報10及び送
り先情報11に記録されたホスト名を特定する。
【0024】次にステップS302で、ステップS30
1でホスト名が得られたかテストする。データの発信元
10は、データのオリジンならばブランクであり、ま
た、データの送り先11は、そのホストがデータ授受の
末端にあたるならばブランクとなっている。もし双方が
ブランクならば、変更されたデータはそのホスト固有の
データということであり、データ変更通知を他のホスト
に送る必要はない(S302−NO)。
【0025】一方、発信元情報10あるいは送り先情報
11にホスト名が記録されており、ホスト名を得ること
ができたなら、記録されている名のホストにむけて、デ
ータ変更通知を送りつけることになる。ステップS30
3では、得られたデータのうちから、最初に変更通知を
送るあて先となるホストを選ぶ。
【0026】ステップS304においては、ステップS
303で選ばれたホストが動作しているかどうかを調べ
る。ここで、該当ホストが正常に動作している場合には
ステップS305を実行し、変更したデータのデータ名
を含む変更通知と変更データとを現在の宛て先となって
いるホストに対して送り、ステップS306で、ステッ
プS301の処理で特定された全ホストに変更通知し終
えたと判定したなら、正常終了する。まだ未送信のホス
トが残っているならば、ステップS307に進んで次な
る宛て先ホストを選び、ステップS304から繰り返
す。
【0027】なお、ここで、本処理を行っているホスト
がデータ変更のオリジンではなく、データ変更通知を他
のホストから送りつけられ、それに基づいて変更通知処
理をしている場合、変更通知を送りつけてきたホスト名
は発信元情報10あるいは送り先情報11として当然記
録されている。しかし、そのホストでの処理は既に済ん
でいるのであり、そこにデータ変更通知を送る必要はも
ちろんない。
【0028】ステップS304により、該当ホストが正
常に動作していないと判定された場合には、ステップS
308を実行する。
【0029】変更通知送信対象となるべきホストが動い
ていない場合、ステップS308では、分散処理環境を
なすネットワークシステム下にある全てのホストに対し
て、変更されたデータのデータ名と、動作していないホ
スト名と、自分のホスト名とからなる「異常通知」を送
る。ここでは、この送信処理を「ブロードキャスト」と
呼ぶ。
【0030】次にステップS309において、ステップ
S308のブロードキャストに対して反応を返してきた
ホストがあるかどうか調べる。ブロードキャストに対し
ては、動作していないホストに指定名のデータを提供ま
たは、動作していないホストから指定名のデータを受け
取ったホストから応答がある。ブロードキャストの「異
常通知」を受け取った側の処理については、後述する。
【0031】ここで、ブロードキャストに対して反応を
返してきたホストがある場合には、ステップS310を
実行し、そのホストを変更通知の宛て先に加え、ステッ
プS305から実行して変更通知を送りつける。
【0032】一方、ブロードキャストに対して反応を返
してきたホストがない場合には、現在動作していないホ
ストは、変更されたデータの元データのオリジナルなデ
ータサーバであるとみなし、これに対して変更通知を伝
えることができないことは致命的な事態として異常終了
する。
【0033】これで、データの変更通知を送付する処理
の説明を終了する。
【0034】<データ変更通知受信処理>次に、データ
の変更通知の処理について、図4の流れ図を用いて説明
する。この流れ図も図3と同じく、CPU1により実行
される。図4は、データ変更通知を受信した時点から開
始される。
【0035】まず、ステップS401では、受け取った
変更通知から、どのデータを変更するのかを特定するた
めに、変更するデータのデータ名を特定する。前に説明
したように、データ変更通知には、データ名とその名称
のデータの新たな値とが載せられている。
【0036】変更されるデータには、同時に複数のホス
トにおける変更を禁止するためのロックが予めかけられ
ているので、ステップS402では、特定された名称の
データのロックを解除する。
【0037】次に、ステップS403では、ロックのは
ずされた該当データを、変更通知と共に送られてきた変
更データに変更する。
【0038】次に、ステップS404では、データの変
更通知を他のホストに転送するために、前に図3で説明
した「データ変更通知を送付する処理」を実行し、全て
の処理を終了する。
【0039】これで、データの変更通知の処理の説明を
終了する。
【0040】<ブロードキャスト受信処理の説明>次
に、ブロードキャストによる「異常通知」受信時の処理
について、図5の流れ図を用いて説明する。これは、図
3の流れ図のステップS304でブロードキャストが行
われ、それを受信したホストによる処理である。この流
れ図もまたCPU1により実行される。
【0041】まず、ステップS501では、ブロードキ
ャストによって送られてきた「異常通知」から、どのデ
ータに関して発生したのかを示す「データ名」と、どの
ホストがダウン(動作していない)したのかを示す「ホ
スト名」とを特定する。
【0042】次に、ステップS502では、ステップS
501で特定された「データ名」がRAM6にある伝送
情報7として存在するかどうかを調べる。つまり、変更
通知で知らされたデータを有しているかどうかを調べ
る。ここで、名前がない場合、即ち有していない場合は
全ての処理を終了し、正常終了する。有している場合に
はステップS503を実行する。
【0043】次に、ステップS503では、ステップS
501で特定された「ホスト名」が伝送情報7の発信元
情報10あるいは送り先情報11として存在するかどう
かを調べる。つまり、通知されたデータをダウンしたホ
ストへ提供したか、あるいはダウンしたホストから提供
されたことがあったかどうかを調べる。提供したことも
されたこともない場合は全ての処理を終了し、正常終了
する。提供したあるいは提供されたことがある場合には
ステップS504を実行する。
【0044】ステップS504では、ブロードキャスト
によって知らされた名称のデータをダウンしたホストへ
提供したこと、あるいはダウンしたホストから提供され
たことを、ブロードキャストの発信元のホストへ知らせ
るために、自分のホスト名を含む応答を返して正常終了
する。
【0045】なお、ブロードキャストに応答したホスト
では、この後、変更通知を受けることになるが(既
述)、その変更通知に対する処理の中で、伝送情報7に
記録されたホストに更に変更通知を送信する際には、ブ
ロードキャストで知らされた「ダウンしているホスト」
はその対象としない。さもなくば、ひとつのダウンして
いるホストに対する処理を、繰り返し行うことになる。
【0046】これで、ブロードキャストによる「異常通
知」の処理についての説明を終了する。
【0047】ダウンしているノードがある場合を、図6
〜図8を参照して具体的に説明する。図6は、ネットワ
ークシステムの一部を表した図で、符号71〜75がノ
ードである。図6の矢印70は、データXの分散の経路
を表し、矢印の元が発信元であり、矢印の先が送り先で
ある。ノード73でデータXの変更通知76を受信した
場合、ノード73はデータXの変更を行ってから、ノー
ド72に対して変更通知を送りつける。このとき、ノー
ド72がダウンしていると、ノード73はこれを知って
ネットワークの全ノードに異常を通知する。
【0048】図7はそれを表した図である。矢印81が
異常を知らせるブロードキャストであり、データXにつ
いてノード72と関連のあったノード71及び74から
応答82が返る。
【0049】この応答を元に、ノード73はデータXの
変更通知91をノード71及び74に送りつける。変更
通知を受信した各ノードはデータXの変更処理を行い、
データXについて関連のあるノードに変更通知を送りつ
ける。図8では矢印92がその通知である。
【0050】こうして、本来ならばノード72を経由し
てノード71及びノード74に送られるべきデータ変更
通知が、ノード72がダウンしている場合には、ノード
73から直接ノード71・74に送られる。
【0051】以上の説明で分かるように、本実施例のコ
ンピュータをノードとして構築した分散処理システムで
は、ブロードキャストを行うことによって、ダウンした
ホストに変更中のデータを提供したホストを知ることが
できるので、ダウンしたホストに影響されずに、関連の
あるホストへ変更通知を伝えることが可能となる。
【0052】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる情
報処理方法及びその装置及び情報処理システムは、ダウ
ンしたノードがあっても、システムの動作している部分
内においてはデータの一貫性を保つことができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の情報処理装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】実施例の分散処理システムを示す図である。
【図3】実施例でのデータの変更通知を送付する処理を
示すフローチャートである。
【図4】実施例でのデータの変更通知の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】実施例でのブロードキャストによる「異常通
知」の処理を示すフローチャートである。
【図6】異常通知のブロードキャストを説明する図であ
る。
【図7】異常通知のブロードキャストを説明する図であ
る。
【図8】異常通知のブロードキャストを説明する図であ
る。
【符号の説明】
1…CPU、 2…ROM、 3…制御プログラム、 4…RAMまたはディスク、 5…データ記憶領域、 6…RAM、 7…データの伝送情報記憶領域、 8…計算機バス、 9…データ名記憶領域、 10…データの発信元記憶領域、 11…データの送り先記憶領域である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重複したデータを有して分散処理を行う
    ネットワークシステムを構成するノードとなる情報処理
    装置であって、 ネットワークから情報を受信して、データの変更を知る
    手段と、 前記データの変更を、該当データを有するノードにネッ
    トワークを介して知らせる手段と、 前記該当データを有するノードが動作していないことを
    検知し、それをネットワークの全ノードに知らせる広報
    手段と、 ネットワークから情報を受信して、前記動作していない
    ノードに代わって前記データの変更を受信するノードを
    決定する手段と、 前記データの変更を、前記決定されたノードにネットワ
    ークを介して知らせる手段と、 前記広報手段による知らせを受信して、前記動作してい
    ないノードとの前記該当データの授受を調べ、その結果
    を前記広報したノードに応答する手段と、を備えること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 重複したデータを有して分散処理を行う
    ネットワークシステムを構成するノードにおける情報処
    理方法であって、 ネットワークから情報を受信して、データの変更を知る
    工程手段と、 前記データの変更を、該当データを有するノードにネッ
    トワークを介して知らせる工程と、 前記該当データを有するノードが動作していないことを
    検知し、それをネットワークの全ノードに知らせる広報
    工程と、 ネットワークから情報を受信して、前記動作していない
    ノードに代わって前記データの変更を受信するノードを
    決定する工程と、 前記データの変更を、前記決定されたノードにネットワ
    ークを介して知らせる工程と、 前記広報工程による知らせを受信して、前記動作してい
    ないノードとの前記該当データの授受を調べ、その結果
    を前記広報したノードに応答する工程と、を備えること
    を特徴とする情報処理方法。
  3. 【請求項3】 データを重複して有し、分散処理を行う
    情報処理システムであって、 相互に通信を行う通信ネットワークと、 ネットワークから情報を受信して、データの変更を知る
    手段と、前記データの変更を、該当データを有するノー
    ドにネットワークを介して知らせる手段と、前記該当デ
    ータを有するノードが動作していないことを検知し、そ
    れをネットワークの全ノードに知らせる広報手段と、ネ
    ットワークから情報を受信して、前記動作していないノ
    ードに代わって前記データの変更を受信するノードを決
    定する手段と、前記データの変更を、前記決定されたノ
    ードにネットワークを介して知らせる手段と、前記広報
    手段による知らせを受信して、前記動作していないノー
    ドとの前記該当データの授受を調べ、その結果を前記広
    報したノードに応答する手段とを有するネットワークノ
    ードと、 を備えることを特徴とする情報処理システム。
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JP4170606A Pending JPH0612352A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 情報処理方法及びその装置及び情報処理システム

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JP (1) JPH0612352A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9858159B2 (en) 2015-02-20 2018-01-02 International Business Machines Corporation Fault tolerant distributed computation

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