JPH088901A - 装置間制御システム - Google Patents

装置間制御システム

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JPH088901A
JPH088901A JP13714594A JP13714594A JPH088901A JP H088901 A JPH088901 A JP H088901A JP 13714594 A JP13714594 A JP 13714594A JP 13714594 A JP13714594 A JP 13714594A JP H088901 A JPH088901 A JP H088901A
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恭 深川
Takatsugu Kurokawa
隆次 黒河
Yuuko Akiyama
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、複数の装置が伝送路で接続された
システムにおける装置間制御システムに関し、伝送路の
輻輳を最小限に抑え、制御可能な装置に確実にコマンド
を送信し、また装置や伝送路の変更,異常にも人手を介
さずに経路変更を行うことができる装置間制御システム
を提供することを目的としている。 【構成】 複数の装置10間を伝送路20で接続し、装
置10間で状態の監視・制御を行う装置間制御システム
において、各装置10に伝送路20毎の制御可能な装置
を管理する経路情報テーブル11を設け、各装置10
は、前記経路情報テーブル11を参照することにより、
伝送路20毎に該伝送路を経由して通信可能な装置を管
理するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の装置が伝送路で
接続されたシステムにおける装置間制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来システムの概念図であ
る。複数の装置1(図では〜の6台)が伝送路2を
介して接続され、装置間で状態の監視、制御を行なって
いる。従来のこの種のシステムでは、装置1に接続され
る全伝送路2に対して同報で制御コマンドを送信した
り、1個の経路を選択してその経路のみにコマンドを送
信することを行なっている。例えばの装置から接続さ
れている伝送路2に同報でコマンドを送信する場合、装
置には装置からのルートと装置からのルートが入
ってくる。また、装置と接続される伝送路2を介して
コマンド送信する場合、装置から装置のみにコマン
ドが送信される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のシステ
ムでは、装置1に接続される全伝送路2に対して同報で
制御コマンド送信を行った場合、伝送路2が輻輳する確
率が高く、装置内の処理も増大する。また、1個の経路
を選択してその経路のみにコマンドを送信する場合、選
択した経路に異常が発生した時に制御が効かなくなり、
再度経路選択を行わなければならないといった問題を生
じていた。
【0004】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであって、伝送路の輻輳を最小限に抑え、制御可
能な装置に確実にコマンドを送信し、また装置や伝送路
の変更,異常にも人手を介さずに経路変更を行うことが
できる装置間制御システムを提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図において、10は複数の装置、20は
これら複数の装置10間を接続する伝送路である。11
は、各装置に設けられた伝送路20毎の制御可能な装置
を管理する経路情報テーブルである。そして、各装置1
0は伝送路20の輻輳を最小限に抑え、制御可能な装置
に確実にコマンドを通知するための手段を具備し、制御
の届く全ての伝送路20にコマンドを送信し、制御の届
かない伝送路20に対しては送信しないようにする。ま
た、制御の届く伝送路20を選択するために、各装置毎
に伝送路と装置情報の組み合わせによる経路情報テーブ
ル11を管理するようにする。また、装置10や伝送路
20の変更及び異常にも人手を介さずに経路変更する手
段を具備する。この手段を実現するために、装置立ち上
がり時に、立ち上がり通知を同報で送信する機能、及び
/又は立ち上がり通知受信時に経路情報を作成し、装置
IDを送信元装置に通知する機能、及び/又は装置ID
受信時に経路情報テーブルに経路情報を作成する機能、
及び/又は伝送路状態を検出する機能、及び/又は伝送
路20の状態変化時に経路情報の状態を変更する機能、
及び/又は伝送路20の増設/削除時に同報で装置ID
獲得コマンドを送信し、同報で装置ID獲得コマンド送
信依頼を行う機能、及び/又は作成された経路情報によ
りコマンドを送信する伝送路20を選択する機能を各装
置10に具備させる。
【0006】
【作用】経路情報テーブル11には、伝送路の番号と接
続装置IDとその伝送路20の使用の可否状態(経路情
報)が格納されている。装置10が立ち上がった場合、
後述するシーケンスに従い、自装置を含め、全装置10
の経路情報を作成し、伝送路の増設/削除時には後述す
るシーケンスに従い、全装置の経路情報テーブル11を
更新する。また、伝送路/隣接装置の異常発生/復旧が
障害検出部に通知されると、経路情報の制御状態を変更
し、常に制御可能な装置を経路情報テーブル11に管理
する。更に、コマンドを送信する場合には後述するシー
ケンスに従い、制御可能な伝送路20にのみコマンドの
送信を行ない、送信できない場合は異常レスポンスを作
成し、制御部に通知を行う。
【0007】このようにして、各装置10はこの経路情
報テーブル11を参照することにより、経路情報を知る
ことができ、制御可能な装置に対してのみ確実にコマン
ドを送信し、また装置や伝送路の変更,異常にも人手を
介さずに経路変更を行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は装置の内部構成例を示すブロック図
である。図1と同一のものは、同一の符号を付して示
す。図において、11は伝送路20毎の制御可能な装置
を管理する経路情報テーブルで、その構成は図3に示す
ようなものとなっている。つまり、伝送路番号11a,
接続装置ID情報11b及び接続可能状態情報11cか
ら構成されている。図に示す例では、ある装置に接続さ
れている伝送路20がn個あり、それぞれの伝送路20
に接続される接続装置IDは、例えば伝送路番号1の場
合には、接続される装置はと、伝送路番号2の場合
には、接続される装置はのみとなっている。
【0009】次に、図2において、12は装置の全体の
動作を制御する制御部で、装置立ち上げ処理,装置ID
コマンド処理,伝送路増設/削除処理等を行う。13は
伝送路20と接続される伝送路インタフェース、14は
制御部12からの送信要求を受けて経路情報テーブル1
1を参照し、その結果に基づいてコマンドを送信するコ
マンド送信部、15は伝送路20から入ってくるコマン
ドを受信して、経路情報テーブル11を参照して制御部
12に対して処理要求を行うコマンド受信部、16は伝
送路インタフェース13からの信号を受けて、障害を検
出し、その結果により経路情報テーブル11を変更する
障害検出部である。このように構成された装置の動作
を、以下のフローチャートに従って説明する。
【0010】図4はコマンド送信部14の動作を示すフ
ローチャートである。先ず、制御部12からの送信要求
コマンドを受けると、経路情報テーブル11を参照して
(S1)、接続伝送路があるかどうかチェックする(S
2)。接続伝送路がある場合には、図3に示すように経
路情報テーブル11に伝送路番号が入っている。接続伝
送路がある場合には、送信するコマンドが同報送信であ
るかどうかチェックする(S3)。同報送信であった場
合には、ステップS6にスキップする。
【0011】ステップS3で同報通信でないことを認識
した場合には、伝送路番号に対応した接続装置IDがあ
るかどうかチェックする(S4)。接続装置がない場合
には、ステップS9にスキップし、次の経路情報を参照
する。接続装置がある場合には、その接続装置が制御可
能であるかどうかチェックする(S5)。制御可能であ
るかどうかは、経路情報テーブル11の接続可能状態情
報11cを参照すれば分かる。制御不可能な場合には、
ステップS9にスキップする。
【0012】ステップS5において、制御可能である場
合には、次に送信データが中継データであるかどうかチ
ェックする(S6)。中継データであるかどうかは、送
信要求コマンド内のディスティネーションIDと自装置
IDとを比較することにより判別することができる。つ
まり、中継データである場合には、ディスティネーショ
ンIDと自装置IDが一致しない。
【0013】中継データでない場合、つまり自分からコ
マンド発行したものである場合は、ステップS8にスキ
ップする。中継データの場合には、対象伝送路から受信
したものであるかどうかチェックする(S7)。つま
り、中継データが送られてきた伝送路には中継データを
送信する必要はないので、この場合にはステップS9に
スキップする。そうでない場合には、対象伝送路に情報
を送信し(S8)、経路情報テーブル11を参照し、次
の経路情報を参照し(S9)、経路情報がまだ残ってい
るかどうかチェックする(S10)。残っている場合に
は、ステップS2に戻り、残っていない場合には処理を
終了する。
【0014】ステップS2において、接続伝送路がない
場合には、全伝送路に対して送信不可であるかどうかチ
ェックする(S11)。全伝送路に対して送信不可であ
る場合には、中継データであるかどうかチェックする
(S12)。中継データである場合には、コマンド発行
元に対してアラーム通知を出し(S13)、処理を終了
する。中継データでない場合には、自己が発行したコマ
ンドであるから、制御部12に送信不可能通知を出して
(S14)、処理を終了する。
【0015】図5はコマンド受信部15の動作を示すフ
ローチャートである。コマンド受信部15はコマンドを
受信すると、このコマンドが自装置宛データであるかど
うかチェックする(S1)。自装置宛データであるかど
うかはディスティネーションIDが自装置のそれと同じ
であるかどうかで判別することができる。自装置宛デー
タである場合には、制御部12を起動し、受信処理を行
う(S2)。自装置宛でない場合には、中継データであ
るので、コマンド送信部14に中継通知を行う(S
3)。そして、中継データが同報データであるかどうか
チェックする(S4)。同報データの場合には、自装置
も取り込む必要から、制御部12を起動し、受信処理を
行わせる。同報データでない場合には、処理を終了し、
自装置をパスさせる。
【0016】図6は障害検出部16の動作を示すフロー
チャートである。障害検出部16は、伝送路インタフェ
ース13からの情報を受けると、伝送路/隣接装置の異
常を検出する(S1)。そして、何らかの異常が検出さ
れた場合には、経路情報テーブル11を参照し、経路情
報の対象伝送路状態(接続可能状態情報11c)を不可
に変更する(S2)。異常が検出されない場合、伝送路
/隣接装置の復旧を検出する(S3)。復旧を検出した
場合には、経路情報テーブル11を参照し、経路情報の
対象伝送路状態(接続可能状態情報11c)を可能に変
更する(S4)。復旧が検出されない場合には、処理を
終了する。
【0017】図7は装置立ち上がり時の動作を示すフロ
ーチャートで、装置Aと装置B間のやりとりを示してい
る。この実施例では、装置Aが立ち上がり装置、装置B
が他装置である。装置Aが立ち上がり時には、装置Bは
既に立ち上がっているものとする。装置Aでは、立ち上
がると先ず伝送路状態を検出し(S1)、経路情報テー
ブル11をアクセスし、状態を設定する(S2)。次
に、装置Aは同報で自己が立ち上がったことを示す立ち
上がり通知を行う(S3)。
【0018】この通知を受けた装置Bでは、経路情報テ
ーブル11にアクセスし、受信伝送路番号と通知IDか
ら経路情報を作成する(S4)。その後、通知元装置A
に自装置IDを通知する(S5)。装置A側では、この
装置ID通知を受けると、経路情報テーブル11にアク
セスし、受信伝送路番号と通知IDから経路情報を作成
する(S6)。この時点で、装置Aには装置Bが持って
いる接続装置IDが経路情報テーブル11に書き込まれ
ることになる。
【0019】図8は伝送路増設時の動作を示すフローチ
ャートである。装置Aが伝送路を増設した装置、装置
B,装置Cはその他の装置である。装置Aで伝送路を1
本増設する(S1)。装置Aは伝送路を増設したことを
他の装置に伝える必要がある。そこで、増設した伝送路
を介して装置ID獲得コマンド(増設した伝送路に接続
されている装置のIDを貰いたいというコマンド)を同
報で送信する(増設した伝送路を通して制御可能な全装
置を経路情報に登録するため)(S2)。
【0020】増設した伝送路を通して制御可能な装置B
は、装置ID獲得コマンド送信元に自装置の持っている
装置IDを通知する(S3)。装置Aでは、この装置I
Dを受けると、受信伝送路番号と通知IDから経路情報
テーブル11を更新する(S4)。次に、装置Aは増設
した伝送路を通して装置ID獲得依頼(装置ID獲得コ
マンドを発行しなさいという命令)を同報で行う(S
5)。この依頼を受けた装置Bでは、同報で装置ID獲
得コマンドを送信する(S6)。この装置ID獲得コマ
ンドを受けた他の装置、例えば装置Cは送信元に自装置
が持っている装置IDを通知する(S7)。装置Bは、
この装置IDを受けると、受信伝送路番号と通知IDか
ら経路情報テーブル11を更新する(S8)。このよう
な一連の処理が全て終了すると、各装置内の経路情報テ
ーブル11は、伝送路が増設されたことに伴う、新しい
経路情報を持つことになる。
【0021】図9は伝送路削除時の動作を示すフローチ
ャートである。図8の場合と同様に、装置Aが伝送路を
削除した装置、装置B,装置Cはその他の装置である。
装置Aで伝送路を1本削除する(S1)。装置Aは伝送
路を削除したことを他の装置に伝える必要がある。そこ
で、経路情報テーブル11をアクセスして経路情報から
当該伝送路番号を削除し(S2)、同報で装置ID獲得
依頼を行う(S3)。この装置Aと接続されている伝送
路から装置ID獲得依頼を受けた装置Bは、同報で装置
ID獲得コマンドを送信する(S4)。装置ID獲得コ
マンドを受けた他の装置、例えば装置Cは送信元に自装
置が持っている装置ID情報を通知する(S5)。この
装置IDを受けた装置Bでは、受信伝送路番号と通知I
Dから経路情報テーブル11の経路情報を更新する(S
6)。このような一連の処理が全て終了すると、各装置
内の経路情報テーブル11は、伝送路が削除されたこと
に伴う、新しい経路情報を持つことになる。
【0022】次に、本発明の具体的な動作について説明
する。今、伝送路を介して接続されているシステム構成
が図1に示すものであったものとする。つまり、装置は
からまでの7台で、それぞれ伝送路A〜伝送路Gを
介して図1に示すように接続されているものとする。こ
のシステムで、全装置が立ち上がっていない状態で、装
置のみ立ち上がった場合、隣接装置のとが立ち上
がっていないため障害検出部16(図2参照)に異常が
通知され、経路情報テーブル11の伝送路A,Cの接続
可能状態情報11c(図3参照)が“不可”に設定さ
れ、立ち上がり通知は行われない。
【0023】次に、装置が立ち上がると、装置,
間の経路情報テーブル11の伝送路Aの接続可能状態情
報11cが“可能”に変更され、装置は伝送路Aに対
して立ち上がり通知を行う。この立ち上がり通知を受信
した装置は、経路情報テーブル11の伝送路A接続装
置ID情報11b(図3参照)にを設定し、伝送路A
に対して自装置IDを送信する。これを受信した装置
は、経路情報テーブル11の伝送路Aの接続装置ID
情報11bに装置を設定する。以降、同様な立ち上が
り処理を繰り返すことにより、図1に示す全ての装置が
立ち上がった時の各装置の経路情報テーブル11の中身
は図10に示すようなものとなる。
【0024】次に、全装置の伝送路20が正常な状態で
伝送路Eを削除した場合について考える。この時、装置
とは経路情報テーブル11の伝送路番号11a(図
3参照)から伝送路Eを削除し、装置は全装置に対し
て装置IDを獲得するコマンド発行を依頼する。これに
より、各装置は装置ID獲得コマンドを発行し、全装置
の経路情報テーブル11の伝送路番号11aから伝送路
Eが、接続装置ID情報11bから装置がそれぞれ削
除され、各装置の経路情報テーブル11の中身は図11
に示すようなものとなる。
【0025】なお、図11に示す状態で、伝送路Eを追
加したものとする。この時には、装置とは伝送路E
に対して装置IDを獲得するコマンドを発行し、経路情
報テーブル11の伝送路番号11aに伝送路Eを登録す
る。次に、全装置に対して装置IDを獲得するコマンド
発行を依頼することにより、全装置の経路情報テーブル
11の伝送路番号11aに伝送路Eが、接続装置ID情
報11bに装置がそれぞれ登録され、各装置の経路情
報テーブル11の中身は図10に示すようなものとな
る。
【0026】次に、全装置の伝送路20が正常な状態
で、伝送路Eが異常になったものとする。この時には、
各装置の障害検出部16に異常が通知され、装置,
の経路情報テーブル11の接続可能状態情報11cがそ
れまでの“可能”から“不可”に変更される。この結
果、各装置の経路情報テーブル11の中身は図12に示
すようなものとなる。また、伝送路Eが異常の状態から
復旧すると、装置,の障害検出部16に復旧が通知
され、装置,の経路情報テーブル11の伝送路番号
11aの状態がそれまでの“不可”から“可能”に変更
され、各装置の経路情報テーブル11の中身は図10に
示すようなものとなる。
【0027】次に、全装置の伝送路20が正常な状態
で、装置からに対してコマンドを送信した場合、図
10に示す経路情報に従い、装置は伝送路A,伝送路
Cにコマンドを送信する。伝送路Aからコマンドを受信
した装置は、そのコマンドが装置宛のコマンドなの
で、経路情報テーブル11を参照して伝送路Bにコマン
ドを中継する。この結果、装置にコマンドが届く。ま
た、装置から伝送路Cに対して送信されたコマンド
は、装置に届き、経路情報テーブル11を参照して受
信した伝送路C以外の制御可能な伝送路Fに対して中継
を行う。同様に伝送路Fからコマンドを受信した装置
は、伝送路Dに中継し、それを受信した装置は伝送路
Bに中継する。これにより、装置にコマンドが届くこ
とになる。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、複数の装置10間を伝送路20で接続し、装置
10間で状態の監視・制御を行う装置間制御システムに
おいて、各装置10に伝送路20毎の制御可能な装置を
管理する経路情報テーブル11を設け、各装置10は、
前記経路情報テーブル11を参照することにより、伝送
路20毎に該伝送路を経由して通信可能な装置を管理す
るようにすることにより、制御可能な伝送路のみにコマ
ンドを送信することができ、伝送路の輻輳及び装置の負
荷を軽減することができる。また、経路情報を事前に作
成する必要がなく、装置・伝送路の増設/削除による経
路変更に対して自動で経路を変更することができる。こ
のように、本発明によれば、伝送路の輻輳を最小限に抑
え、制御可能な装置に確実にコマンドを送信し、また装
置や伝送路の変更,異常にも人手を介さずに経路変更を
行うことができる装置間制御システムを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】装置の内部構成例を示すブロック図である。
【図3】経路情報テーブルの構成例を示す図である。
【図4】コマンド送信部の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】コマンド受信部の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】障害検出部の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】装置立ち上がり時の動作を示すフローチャート
である。
【図8】伝送路増設時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】伝送路削除時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】各装置の経路情報テーブルの中身を示す図で
ある。
【図11】伝送路E削除時の各装置の経路情報テーブル
の中身を示す図である。
【図12】伝送路E異常時の各装置の経路情報テーブル
の中身を示す図である。
【図13】従来システムの概念図である。
【符号の説明】
10 装置 11 経路情報テーブル 20 伝送路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の装置(10)間を伝送路(20)
    で接続し、装置(10)間で状態の監視・制御を行う装
    置間制御システムにおいて、 各装置(10)に伝送路(20)毎の制御可能な装置を
    管理する経路情報テーブル(11)を設け、 各装置(10)は、前記経路情報テーブル(11)を参
    照することにより、伝送路(20)毎に該伝送路を経由
    して通信可能な装置を管理するようにしたことを特徴と
    する装置間制御システム。
  2. 【請求項2】 各装置(10)は、前記経路情報テーブ
    ル(11)を参照して制御の届く伝送路(20)を選択
    して、制御の届く全伝送路(20)に対してコマンドを
    送信し、制御の届かない伝送路(20)に対してはコマ
    ンドを送信しないようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の装置間制御システム。
  3. 【請求項3】 各装置(10)は、装置立ち上がり時
    に、立ち上がり通知を同報で送信する機能及び/又は、
    立ち上がり通知受信時に、経路情報を作成して装置ID
    を送信元装置に通知する機能及び/又は、装置ID受信
    時に、経路情報を作成する機能及び/又は、伝送路状態
    を検出する機能及び/又は、伝送路の状態変化時に経路
    情報の状態を変更する機能及び/又は、伝送路の増設/
    削除時に同報で装置ID獲得コマンドを送信し、同報で
    装置ID獲得コマンド送信依頼を行う機能及び/又は作
    成された経路情報によりコマンドを送信する伝送路を選
    択する機能を具備したことを特徴とする請求項1記載の
    装置間制御システム。
  4. 【請求項4】 前記各装置(10)は、立ち上がると自
    装置に接続されている伝送路(20)に対して同報で自
    装置IDを付加した立ち上がり通知を行ない、 立ち上がり通知を受信した装置(10)は受信した伝送
    路(20)と装置IDの組み合わせにより経路情報テー
    ブル(11)に経路情報を作成し、立ち上がった装置
    (10)に対して自装置IDを通知し、 装置ID通知を受けた装置(10)も受信した伝送路
    (20)と装置IDの組み合わせにより経路情報テーブ
    ル(11)に経路情報を作成するようにしたことを特徴
    とする請求項3記載の装置間制御システム。
  5. 【請求項5】 伝送路(20)が増設された場合、装置
    (10)は同報で装置IDを獲得するコマンドを発行
    し、また全装置に対して同報で装置IDを獲得するコマ
    ンド発行依頼を行うことにより経路情報テーブル(1
    1)の経路情報を書き換えるようにしたことを特徴とす
    る請求項3記載の装置間制御システム。
  6. 【請求項6】 伝送路(20)が削除された場合、装置
    (10)は経路情報テーブル(11)から当該経路情報
    を削除し、全装置に対して同報で装置IDを獲得するコ
    マンド発行依頼を行うことにより全装置の経路情報を書
    き換えるようにしたことを特徴とする請求項3記載の装
    置間制御システム。
  7. 【請求項7】 装置(10)内の制御部(12)は、装
    置が接続されている伝送路/対向装置の異常を検出し、
    隣接装置の制御が不可能になった場合、経路情報テーブ
    ル(11)の伝送路の制御状態を不可にし、装置(1
    0)がコマンドを送信/中継する場合、経路情報テーブ
    ル(11)を参照して制御状態が可能な伝送路(20)
    のみに送信するようにしたことを特徴とする請求項3記
    載の装置間制御システム。
  8. 【請求項8】 装置(10)内の制御部(12)は、装
    置が接続されている異常伝送路/異常対向装置の復旧を
    検出し、隣接装置の制御が可能になった場合、経路情報
    テーブル(11)の不可になっている該当伝送路の経路
    情報を可能に変更するようにしたことを特徴とする請求
    項3記載の装置間制御システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7584931B2 (en) 2005-04-21 2009-09-08 Toyo Roki Seizo Kabushiki Kaisha Case holding mechanism

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JP3568985B2 (ja) 2004-09-22

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