JP6001585B2 - 燃料供給装置 - Google Patents
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Description
請求項2に記載した発明は、前記ベーパー排気管(14)の上端部は、前記燃料フィルタ(11)よりも上方に位置することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、スロットル開度を検出するスロットル開度センサ(33)を有し、前記エンジン回転数が前記スロットル開度と同期するときは、前記エンジン回転数が変動しても前記燃圧の脈動によるものと判定せず、前記エンジン回転数が前記スロットル開度と同期しないときは、前記エンジン回転数の変動が前記燃圧の脈動によるものと判定することを特徴とすることを特徴とする。
また、燃圧の脈動に伴い、所定期間内にエンジン回転数の変動が所定回数を超えて生じた場合には、燃料フィルタに詰まりが生じていると判定して警告を発することにより、燃料フィルタが交換時期であることを明確かつ早期に報知することができる。
請求項2に記載した発明によれば、ベーパー排気管の上端部が燃料フィルタよりも上方に位置するために、ガス欠になる前に燃料フィルタの形態変動が生じて、燃料フィルタが交換時期であることを促すことができる。
請求項3に記載した発明によれば、スロットル操作によるエンジン回転数の変動を除外した上で、エンジン回転数がスロットル開度と同期しない場合に、所定期間内にエンジン回転数の変動が所定回数を超えて生じたか否かを判別することにより、燃料フィルタが交換時期であることをより正確に検出することができる。
図1に示すように、本実施形態の燃料供給装置10は、いわゆる上付けタイプの燃料ポンプモジュールMを備える。燃料ポンプモジュールMは、燃料タンク1の上壁2に形成された開口3から燃料タンク1内に挿入され、燃料タンク1の上壁2に取り付けられて吊下された状態で、燃料タンク1に貯蔵された燃料内に浸漬される。燃料タンク1では、残燃料無(ガス欠、燃料メータE点)と液面レベルの第1レベルL1と、後述する燃料フィルタ11による詰りの検知開始レベルL2と、が設定される。
燃料ポンプ12は、燃料タンク1の上壁2と交差する略円柱形状に形成されており、上側に配設されるモータ部15と、下側に配設されるポンプ部16と、を有する。図中線CLは燃料ポンプ12の中心軸線を示す。
しかし、濾布26の表面にはダストDが吸着したままなので、燃料フィルタ11は間もなく第二形態A2に収縮し、かつエア噛みにより第一形態A1に復元することを繰り返す。この繰り返しが燃圧の脈動を生じさせるとともに、前記繰り返しの周期が所定以下になると、燃料フィルタ11が詰まりの解消を要する状態にあると判定できる。
図5に示すように、燃料供給装置10は、自動二輪車等の車両のエンジン4の運転に用いられるもので、制御部31、回転数検出器32、スロットル開度センサ33、燃圧センサ34、O2センサ35、警報器36を備える。
O2センサ35は、マフラーや触媒に取り付けられており、排ガス中の酸素濃度に応じた電気信号を制御部31に与える。制御部31は、O2センサ35の信号から空燃比を検出し、燃料噴射量をフィードバック制御する。
図6に示すように、燃圧センサ34が検出した燃圧Pは、例えば、時点t1と時点t2との間(n=1)の所定時間(例えば3〜5秒)、及び時点t3と時点t4との間(n=2)の所定時間では、設定下限値を下回る。
10 燃料供給装置
11 燃料フィルタ
12 燃料ポンプ
14 ベーパー排気管
16 ポンプ部
17 吸い込み口
22 脱気孔
32 回転数検出器
33 スロットル開度センサ
A1 第一形態
A2 第二形態
Claims (3)
- 燃料タンク(1)内に取り付けられる燃料ポンプ(12)と、
前記燃料ポンプ(12)の吸い込み口(17)に取り付けられる燃料フィルタ(11)と、
前記燃料ポンプ(12)に有するポンプ部(16)の上流で開口し、前記吸い込み口(17)より前記ポンプ部(16)内に浸入した気泡を排出する脱気孔(22)と、
を備える燃料供給装置(10)であって、
一端が前記脱気孔(22)に連結し、他端が前記燃料タンク(1)の燃料量変化過程において少なくとも一時的に気相となる位置に配置されるベーパー排気管(14)を備え、
前記燃料フィルタ(11)は、
中空状をなし、その内部に前記燃料ポンプ(12)の前記吸い込み口(17)を連通させ、圧損の上昇に伴い、初期状態の第一形態(A1)から前記第一形態(A1)よりも収縮した第二形態(A2)に弾性変形可能であり、かつ、前記第二形態(A2)にあるときに、前記燃料ポンプ(12)が前記ベーパー排気管(14)から前記気相を吸い込むことにより、前記第一形態(A1)に弾性的に復元可能であり、
前記燃料フィルタ(11)の形態変動により、燃圧に脈動を生じさせるとともに、
エンジン回転数を検出する回転数検出器(32)を有し、
所定期間内に前記燃圧の脈動による前記エンジン回転数の変動が所定回数を超えて生じた場合に警告を発することを特徴とする燃料供給装置。 - 前記ベーパー排気管(14)の上端部は、前記燃料フィルタ(11)よりも上方に位置することを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
- スロットル開度を検出するスロットル開度センサ(33)を有し、
前記エンジン回転数が前記スロットル開度と同期するときは、前記エンジン回転数が変動しても前記燃圧の脈動によるものと判定せず、前記エンジン回転数が前記スロットル開度と同期しないときは、前記エンジン回転数の変動が前記燃圧の脈動によるものと判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料供給装置。
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