JP2001280211A - 燃料供給装置 - Google Patents

燃料供給装置

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JP2001280211A
JP2001280211A JP2000099640A JP2000099640A JP2001280211A JP 2001280211 A JP2001280211 A JP 2001280211A JP 2000099640 A JP2000099640 A JP 2000099640A JP 2000099640 A JP2000099640 A JP 2000099640A JP 2001280211 A JP2001280211 A JP 2001280211A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料供給系部品をコンパクトにモジュール化
できるようにする。 【解決手段】 燃料ポンプ12は、ポンプ部14と、こ
れを駆動するブラシレスモータ1とから構成されてい
る。燃料ポンプ12のハウジング15は、ブラシレスモ
ータ13のステータ16を絶縁性樹脂でモールド成形し
て円筒状のモータハウジング15aを形成すると共に、
燃料ポンプ12を燃料タンクに固定する取付フランジ部
27を該モータハウジング15aの上端部に一体成形す
る。ステータ16をモールド成形する樹脂で、ブラシレ
スモータ13の駆動回路26をモールド成形して駆動回
路26を封止する。更に、燃料ポンプ12のポンプ部1
4の下方に、該ポンプ部14の吐出圧力を調整するプレ
ッシャーレギュレータ44と、繊維質成形体で形成され
た濾過性能の優れた燃料フィルタ40を組み付け、この
燃料フィルタ40で濾過した燃料を燃料ポンプ12内に
吸入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ駆動式の燃
料ポンプを燃料タンクに取り付けて構成した燃料供給装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の燃料供給装置としては、
例えば、PCT:WO96/23966号公報に示すよ
うに、燃料濾過用のフィルタを収納するフィルタケース
に、燃料ポンプを組み付けると共に、該フィルタケース
の上部に形成された取付フランジ部を、燃料タンクの取
付口部に被せて取り付けることで、燃料ポンプを燃料タ
ンクに取り付けるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年の車両は、車載部
品のモジュール化による低コスト化・コンパクト化・組
付性向上の要求が益々強くなってきている。しかし、上
記従来の燃料供給装置は、燃料タンクにフィルタケース
を介して燃料ポンプを組み付ける構成であるため、燃料
ポンプを燃料タンクに取り付ける構造をコンパクトにモ
ジュール化することが困難であり、燃料供給装置の低コ
スト化・コンパクト化・組付性向上の要求を十分に満た
すことができない。しかも、燃料ポンプをフィルタケー
スに組み付ける構成では、燃料ポンプの上方に、該燃料
ポンプの吐出口をフィルタケースに入口に連結する燃料
配管等を配設するスペースが必要となるため、その分、
燃料ポンプが下方に位置して燃料供給装置全体の高さ寸
法が高くなり、底の浅い燃料タンクへの搭載が困難にな
る場合がある。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、燃料供給系の部品を
コンパクトにモジュール化することができて、燃料供給
装置の低コスト化・コンパクト化・組付性向上の要求を
満たすことができると共に、比較的底の浅い燃料タンク
にも取り付けることができる燃料供給装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の燃料供給装置は、燃料ポンプの
ハウジングに、該燃料ポンプを燃料タンクに取り付ける
ための取付フランジ部を一体に形成したものである。こ
の構成では、燃料ポンプのハウジングに一体に形成した
取付フランジ部によって、該燃料ポンプを燃料タンクに
直接取り付ける構成であるため、燃料ポンプと、該燃料
ポンプを燃料タンクに取り付ける手段(取付フランジ
部)とをコンパクトにモジュール化することができ、燃
料供給装置の低コスト化・コンパクト化・組付性向上の
要求を満たすことができる。しかも、燃料ポンプをフィ
ルタケースを介さずに燃料タンクに直接取り付ける構成
であるため、燃料ポンプを従来よりも相対的に高い位置
に設置することができ、比較的底の浅い燃料タンクにも
取り付けることができる。
【0006】本発明で用いる燃料ポンプの駆動モータ
は、ブラシ付きモータ(請求項5)、ブラシレスモータ
(請求項2)のいずれを採用しても良いが、ブラシレス
モータの場合は、ステータの外周側に円筒状のヨーク
(磁気回路)を設ける必要がないため、請求項2のよう
に、ブラシレスモータのステータをモールド成形して該
モータのハウジングを形成し、このハウジングに取付フ
ランジ部を一体成形すると良い。このようにすれば、モ
ールド成形工程で、ハウジングと取付フランジ部の成形
と、ハウジングへのステータの固定とを同時に行うこと
ができるので、ハウジング内にステータを組み付ける工
程が不要となり、その分、製造工程を削減できて量産性
を向上できる。
【0007】また、請求項3のように、モータの駆動回
路を、燃料ポンプのハウジングを成形する樹脂でモール
ド成形するようにしても良い。このようにすれば、ハウ
ジングのモールド樹脂で駆動回路を燃料に対して確実に
シールできるので、駆動回路をシール用のケース等に収
容する必要がなくなり、駆動回路をハウジング内に安価
に収納できる。しかも、ハウジングのモールド樹脂で駆
動回路を固定できるため、ハウジング内への駆動回路の
組付作業も不要となり、量産性を更に向上できる。
【0008】また、燃料ポンプの吐出圧力を調整するプ
レッシャーレギュレータは、燃料タンクの外部の燃料配
管に接続しても良いが、プレッシャーレギュレータ付き
の燃料ポンプを燃料タンク内に配置する場合には、請求
項4のように、燃料ポンプのポンプ部の下方に、該ポン
プ部の吐出圧力を調整するプレッシャーレギュレータを
組み付けるようにすると良い。従来のプレッシャーレギ
ュレータ付きの燃料ポンプは、燃料ポンプ上部の吐出口
付近にプレッシャーレギュレータが組み付けられていた
が、本発明のように、燃料ポンプのハウジングの上部に
取付フランジ部を一体成形すると、燃料ポンプ上部の吐
出口付近にプレッシャーレギュレータを組み付けるスペ
ースが無くなる。そこで、請求項4では、燃料ポンプの
ポンプ部の下方にプレッシャーレギュレータを組み付け
るようにしたものであり、これによって、プレッシャー
レギュレータ付きの燃料ポンプと取付フランジ部とをコ
ンパクトにモジュール化することができる。
【0009】また、請求項5のように、本発明を、ブラ
シ付きモータを内蔵した燃料ポンプに適用する場合、請
求項6のように、モータのブラシに接続したブラシ側タ
ーミナルは、取付フランジ部にインサート成形したコネ
クタターミナルとハウジング内の燃料流通空間内で接続
され、該コネクタターミナルは、ハウジングを貫通して
該コネクタターミナルの一部が燃料タンク内空間に露出
し、且つ、該コネクタターミナルの先端側の部分が取付
フランジ部を貫通して燃料タンクの外方に露出した構成
としても良い。このように、ブラシ側ターミナルとコネ
クタターミナルとをハウジング内の燃料流通空間内で接
続する構成とすれば、燃料ポンプのハウジング内にブラ
シ付きモータを組み付ける際に、ブラシ側ターミナルと
コネクタターミナルとをハウジング内の燃料流通空間を
利用して接続できる。また、コネクタターミナルの一部
を燃料タンク内空間に露出させる構成とすれば、万一、
ハウジング内の高圧燃料がコネクタターミナルの微小隙
間からハウジング外に漏れたとしても、その燃料は燃料
タンク内に受けられ、燃料タンク外に漏れるのを防止で
きるという利点もある。
【0010】
【発明の実施の形態】[実施形態(1)]以下、本発明
をブラシレスモータ駆動型の燃料供給装置11に適用し
た実施形態(1)を図1及び図2に基づいて説明する。
【0011】図1に示すように、燃料タンク(図示せ
ず)内に設置される燃料供給装置11の中央部には、燃
料ポンプ12が設けられている。この燃料ポンプ12
は、ブラシレスモータ13と、このブラシレスモータ1
3によって駆動されるポンプ部14とから構成され、ブ
ラシレスモータ13の下方にポンプ部14が配置されて
いる。燃料ポンプ12のハウジング15は、ブラシレス
モータ13のハウジング15aを兼用し、該モータハウ
ジング15a内には円筒型のステータ16が配置されて
いる。図2に示すように、このステータ16の内周側に
等ピッチで形成された各突極17には、それぞれ電機子
コイル18が巻装されている。
【0012】一方、ステータ16の内周側には、マグネ
ットロータ19が配置されている。このマグネットロー
タ19は、円筒型のマグネット20と、このマグネット
20の内周部に圧入された円筒型のヨーク21とから構
成され、図1に示すように、このマグネットロータ19
が、ヨーク21の内周上端部と下端部に圧入された軸受
22を介してシャフト23に回転可能に挿通支持されて
いる。シャフト23の上部は、ステータ16の上端内周
部に圧入されたシャフトホルダ24に貫通固定されてい
る。また、ステータ16の上方部には放熱フィン25が
設けられ、この放熱フィン25の上端部に、ブラシレス
モータ13の駆動回路26のICチップがねじ56で締
め付け固定されている。
【0013】燃料ポンプ12のハウジング15は、ブラ
シレスモータ13のステータ16を絶縁性樹脂でモール
ド成形して円筒状のモータハウジング15aを形成する
と共に、燃料ポンプ12を燃料タンクに固定するための
取付フランジ部27を該モータハウジング15aの上端
部に一体成形して構成している。このハウジング15の
モールド樹脂で放熱フィン25と駆動回路26がモール
ド成形され、駆動回路26がモールド樹脂で封止されて
いる。そして、このハウジング15の取付フランジ部2
7を燃料タンクの取付口部(図示せず)に被せて取り付
けることで、燃料供給装置11を燃料タンクに取り付け
るようにしている。
【0014】また、取付フランジ部27の中央部には、
燃料吐出流路28が放熱フィン25や駆動回路26の近
傍を通過するように形成され、該燃料吐出流路28を流
れる燃料によって放熱フィン25や駆動回路26が冷却
されるようになっている。取付フランジ部27の上面部
には、燃料吐出流路28と連通する燃料吐出パイプ29
と電気コネクタ30が上方に突出するように形成されて
いる。電気コネクタ30内にインサート成形されたコネ
クタピン31は、駆動回路26の端子に接続されてい
る。
【0015】一方、ポンプ部14は、例えばトロコイド
ギヤ式ポンプで、ポンプケーシング32とポンプカバー
33とからポンプ室が構成され、このポンプ室内に、内
周側にトロコイド歯が形成されたアウターロータ34
と、外周側にトロコイド歯が形成されたインナーロータ
35とが互いに偏心配置されて収納されている。インナ
ーロータ35は、ヨーク21の下端部に形成されたジョ
イント36に連結されている。これにより、ブラシレス
モータ13のマグネットロータ19が回転すると、これ
と一体的にインナーロータ35が回転軸55を中心にし
て回転し、更に、インナーロータ35と噛み合うアウタ
ーロータ34も回転する。回転時には、両ロータ34,
35間に形成される燃料室(図示せず)の容積が連続的
に増加・減少する。
【0016】本実施形態のハウジング15に対するポン
プ部14の固定方法は、ポンプカバー33とハウジング
15下端面との間にポンプケーシング32を挟み込んだ
状態で、ポンプカバー33の下方からボルト37(図2
参照)をハウジング15にインサート成形されたナット
57(図2参照)に締め付けることによって、ポンプ部
14をハウジング15に固定している。尚、ポンプケー
シング32及び/又はポンプカバー33をハウジング1
5の下端内周部に圧入するように構成しても良い。
【0017】図1に示すように、ポンプカバー33の右
側部には、燃料の吸入ポート38が両ロータ34,35
の回転により容積が増加する燃料室に連通するように形
成され、この吸入ポート38に、燃料吸入パイプ39が
下向きに接続されている。この燃料吸入パイプ39の周
囲には、例えば繊維質成形体で形成された濾過性能の優
れた燃料フィルタ40が装着され、この燃料フィルタ4
0によって燃料タンクから燃料ポンプ12に吸入される
燃料中の異物が除去される。
【0018】また、ポンプケーシング32の左側部に
は、燃料の吐出ポート41が両ロータ34,35の回転
により容積が減少する燃料室に連通するように形成さ
れ、この吐出ポート41から吐出される燃料は、ステー
タ16とマグネットロータ19との間の隙間を流れてシ
ャフトホルダ24の貫通孔(図示せず)等から燃料吐出
流路28へ吐出され、燃料吐出パイプ29に接続された
燃料配管(図示せず)を通って燃料噴射弁(図示せず)
側へ流れる。
【0019】一方、ポンプカバー33の左側部には、燃
圧調整用ポート42が吐出ポート41に連通するように
形成され、該ポンプカバー33の左側下部に形成された
筒状部43に、プレッシャーレギュレータ44の燃料流
入口部45が下方から嵌め込まれることで、燃圧調整用
ポート42にプレッシャーレギュレータ44が接続され
ている。このプレッシャーレギュレータ44の燃料流入
口部45の外周には、ゴム製のOリング46が装着さ
れ、このOリング46によって燃料流入パイプ45の外
周面と筒状部43の内周面との隙間がシールされてい
る。
【0020】このプレッシャーレギュレータ44は、ハ
ウジング47内がダイアフラム48によって燃料室50
とスプリング室49とに仕切られ、スプリング室49内
に収納したコイルスプリング51によって燃料戻し口5
2がバルブ53に当接する方向に付勢されている。
【0021】ポンプ部14で加圧された燃料は、吐出ポ
ート41から吐出されると共に、その燃料の一部が燃圧
調整用ポート42を通ってプレッシャーレギュレータ4
4の燃料室50内に流入する。そして、燃料室50内の
燃料圧力(=ポンプ部14の吐出圧力)が設定圧力より
も高くなると、その燃料圧力によってダイアフラム48
がコイルスプリング51に抗して下方に押し込まれて燃
料戻し口52が開放され、燃料室50内の燃料が燃料戻
し口52からスプリング室49内に流れ込み、スプリン
グ室49の底面開口部から燃料タンク内に戻される。そ
の後、燃料室50内の燃料圧力が設定圧力よりも低くな
ると、コイルスプリング51によって燃料戻し口52が
押し上げられてバルブ53で閉鎖される。このようなプ
レッシャーレギュレータ44の動作によって、ポンプ部
14の吐出圧力が設定圧力に調整される。
【0022】また、燃料ポンプ12のハウジング15の
側部には、ポテンション式の燃料ゲージ54が組み付け
られている。この燃料ゲージ54は、燃料タンク内の燃
料レベルの変化により上下動するフロート(図示せず)
を備え、このフロートの上下変位量をポテンションメー
タ(図示せず)で検出することで、燃料タンク内の燃料
残量を検出する。
【0023】以上説明した本実施形態(1)では、燃料
ポンプ12のハウジング15に一体形成した取付フラン
ジ部27によって、燃料ポンプ12を燃料タンクに直接
取り付けるようにしたので、燃料ポンプ12と、該燃料
ポンプ12を燃料タンクに取り付ける手段(取付フラン
ジ部27)とをコンパクトにモジュール化することがで
き、燃料供給装置11の低コスト化・コンパクト化・組
付性向上の要求を満たすことができる。しかも、燃料ポ
ンプ12をフィルタケースを介さずに燃料タンクに直接
取り付ける構成であるため、燃料ポンプ12を従来より
も相対的に高い位置に設置することができ、比較的底の
浅い燃料タンクにも取り付けることができる。
【0024】また、本実施形態(1)のように、燃料ポ
ンプ12の駆動モータとしてブラシレスモータ13を用
いる場合は、ステータ16の外周側に円筒状のヨーク
(磁気回路)を設ける必要がないため、ステータ16を
モールド成形してハウジング15を形成できると共に、
このハウジング15に取付フランジ部27を一体成形す
ることができる。このため、モールド成形工程で、ハウ
ジング15と取付フランジ部27の成形と、ハウジング
15へのステータ16の固定とを同時に行うことができ
るので、ハウジング15内にステータ16を組み付ける
工程が不要となり、その分、製造工程を削減できて、量
産性を向上できる。
【0025】また、本実施形態(1)では、ブラシレス
モータ13の駆動回路26をハウジング15を成形する
樹脂でモールド成形して駆動回路26を封止するように
したので、駆動回路26をシール用のケース等に収容す
る必要がなくなり、駆動回路26をハウジング15内に
安価に収納できる。しかも、ハウジング15のモールド
樹脂で駆動回路26を固定できるため、ハウジング15
内への駆動回路26の組付作業も不要となり、量産性を
更に向上できる。尚、駆動回路26は、燃料タンクの外
部に設けた制御ユニットの回路基板に搭載しても良い。
【0026】ところで、従来のプレッシャーレギュレー
タ付きの燃料ポンプは、燃料ポンプ上部の吐出口付近に
プレッシャーレギュレータが組み付けられていたが、本
実施形態のように、燃料ポンプ12のハウジング15の
上部に取付フランジ部27を一体成形すると、燃料ポン
プ12上部の燃料吐出流路28付近にプレッシャーレギ
ュレータを組み付けるスペースが無くなる。
【0027】そこで、本実施形態(1)では、燃料ポン
プ12のポンプ部14の下方にプレッシャーレギュレー
タ44を組み付けるようにしており、これによって、プ
レッシャーレギュレータ44付きの燃料ポンプ12と取
付フランジ部27とをコンパクトにモジュール化するこ
とができる。更に、本実施形態(1)では、燃料ポンプ
12の下方部に繊維質成形体で形成された濾過性能の優
れた燃料フィルタ40を装着し、この燃料フィルタ40
のみで燃料中の異物を十分に除去できるようにしたの
で、従来のフィルタケースを省略することができ、燃料
フィルタ40とプレッシャーレギュレータ44付きの燃
料ポンプ12と取付フランジ部27とをコンパクトにモ
ジュール化することができる。
【0028】尚、本発明は、プレッシャーレギュレータ
及び/又は燃料フィルタを燃料タンクの外部の燃料配管
に接続するようにしても良く、この場合でも、本発明の
所期の目的を十分に達成することができる。
【0029】[実施形態(2)]次に、本発明をブラシ
付きモータ駆動型の燃料供給装置60に適用した実施形
態(2)を図3に基づいて説明する。
【0030】燃料ポンプ61のハウジング62は、絶縁
性樹脂で円筒状に形成され、その上端部に、該燃料ポン
プ61を燃料タンクに固定するための取付フランジ部6
3が一体に成形されている。この燃料ポンプ61のハウ
ジング62内には、ブラシ付きのモータ64が収容され
ている。このモータ64のハウジングを兼ねる円筒ヨー
ク65の内周にマグネット80が固定され、その内周側
に、電機子66が回転軸67を介して回転自在に支持さ
れている。
【0031】モータ64の円筒ヨーク65の下部には、
トロコイドギヤ式のポンプ部68が組み付けられてい
る。このポンプ部68のケーシングは、円筒型のポンプ
ケーシング69の上下両側の開口部をケーシングカバー
70と内部サイドカバー71で閉鎖して構成され、これ
ら3部品とポンプカバー72がねじ73で締め付け固定
され、円筒ヨーク65の下部に圧入されてかしめ等によ
り固定されている。ポンプケーシング69内には、アウ
タギヤ74とインナギヤ75とが互いに偏心して収納さ
れている。
【0032】ケーシングカバー70の中心部に円筒状の
軸受76が貫通固定され、この軸受76の内径部にモー
タ64の回転軸67が回転自在に挿通支持されている。
この軸受76から下方に突出した回転軸67のDカット
部が、インナギヤ75の中心部のD形連結穴に嵌合され
ている。これにより、モータ64の回転軸67によって
インナギヤ75が回転駆動され、このインナギヤ75と
噛み合うアウタギヤ74も回転される。両ギヤ74,7
5が回転すると、両ギヤ74,75の歯の噛み合い量が
連続的に増加・減少し、両歯間に形成された各燃料室の
容積が連続的に増加・減少する動作を周期的に繰り返す
ことで、燃料を吸入・吐出する。
【0033】尚、ポンプカバー72には、燃料タンク内
の燃料をポンプ部68内に吸入する吸入ポート78が形
成され、ケーシングカバー70には、ポンプ部68から
燃料をモータ64側に吐出する燃料吐出口79が形成さ
れている。モータ64側に吐出された燃料は、電機子6
6とマグネット80との間の隙間を上方に流れる。
【0034】電機子66の上端面部には、回転軸67の
周囲に整流子81が放射状に配列されれ、この整流子8
1に摺接するブラシ82がモータ上部カバー83のブラ
シ収納部84に収納され、このブラシ収納部84内に収
納されたスプリング85によってブラシ82が整流子8
1に押さえつけられると共に、該ブラシ収納部84の上
端面に固定したブラシ側ターミナル86とブラシ82と
がピグテール(図示せず)によって電気的に接続されて
いる。このブラシ側ターミナル86はL字状に屈曲し
て、後述するコネクタターミナル87の接続部87bと
接続する部分がハウジング62内の燃料流通空間91内
に露出している。
【0035】取付フランジ部63には、コネクタターミ
ナル87をインサート成形したコネクタハウジング88
が上向きに一体成形され、該コネクタターミナル87の
先端側の部分が取付フランジ部63を上方に貫通して燃
料タンク外部空間89に露出している。このコネクタタ
ーミナル87は、L字状に屈曲して、その屈曲部分87
aが燃料タンク内部空間90に露出している。更に、コ
ネクタターミナル87は、燃料ポンプ61のハウジング
62を貫通して該コネクタターミナル87の接続部87
bがハウジング62内の燃料流通空間91内に露出し、
この燃料流通空間91内でコネクタターミナル87の接
続部87bとブラシ側ターミナル86とが電気的に接続
されている。
【0036】尚、取付フランジ部63の中央部には、モ
ータ上部カバー83の開口部92を通過した燃料を吐出
する吐出ポート93が上向きに形成され、この吐出ポー
ト93内に逆止弁94が設けられている。
【0037】本実施形態(2)では、燃料ポンプ61の
ハウジング62内に、ポンプ部68と一体化されたモー
タ64を収容するために、該ハウジング62の下部が開
口され、該ハウジング62の下部にハウジングカバー9
5が装着されている。このハウジングカバー95の装着
方法は、ねじ止め、接着等でも良いが、本実施形態
(2)では、組立作業を簡単にするために、ハウジング
カバー95の上部に形成した係合穴96をハウジング6
2の外周面に一体成形した係合凸部97に弾性係合させ
るようにしている。また、ハウジング62とハウジング
カバー95との間の隙間にOリング等のシール部材98
を介在させて該隙間をシールするようにしている。
【0038】以上説明した本実施形態(2)のように構
成すれば、ブラシ付きモータ駆動型の燃料供給装置60
にも本発明を適用することができる。
【0039】しかも、本実施形態(2)では、ブラシ側
ターミナル86とコネクタターミナル87とをハウジン
グ62内の燃料流通空間91内で接続する構成としたの
で、燃料ポンプ61のハウジング62内にブラシ付きモ
ータ64を組み付ける際に、ブラシ側ターミナル86と
コネクタターミナル87とをハウジング62内の燃料流
通空間91を利用して接続できる。また、コネクタター
ミナル87の一部(本実施形態では屈曲部分87a)を
燃料タンク内部空間90に露出させるようにしたので、
万一、ハウジング62内の高圧燃料がコネクタターミナ
ル87の微小隙間からハウジング62外に漏れたとして
も、その燃料は燃料タンク内に受けられ、燃料タンク外
に漏れるのを防止できるという利点もある。
【0040】尚、本実施形態(2)では、燃料ポンプ6
1のハウジング62内にブラシ付きのモータ64を収容
するようにしたが、ブラシ付きモータの円筒ヨークを絶
縁性樹脂でモールド成形してハウジングと取付フランジ
部を一体に形成し、円筒ヨークの内周側にマグネットと
電機子を組み付けるようにしても良い。
【0041】また、燃料ポンプのハウジング内にブラシ
レスモータを配設する場合でも、本実施形態(2)と同
じように、予め、燃料ポンプのハウジングと取付フラン
ジ部を一体に形成した後、該ハウジング内にブラシレス
モータを圧入やねじ止め等により組み付けるようにして
も良い。
【0042】また、各実施形態(1),(2)では、ポ
ンプ部14,68の形式をトロコイドギヤ式ポンプとし
たが、ウエスコ式(タービン式)ポンプ等、他のポンプ
形式を採用しても良い。その他、本発明は、ハウジング
や取付フランジ部の形状等を適宜変更しても良い等、要
旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態(1)を示す燃料供給装置の
縦断面図
【図2】燃料供給装置のモータ部分の横断面図
【図3】本発明の実施形態(2)を示す燃料供給装置の
縦断面図
【符号の説明】
11…燃料供給装置、12…燃料ポンプ、13…ブラシ
レスモータ、14…ポンプ部、15…ハウジング、15
a…モータハウジング、16…ステータ、19…マグネ
ットロータ、25…放熱フィン、26…駆動回路、27
…取付フランジ部、28…燃料吐出流路、38…吸入ポ
ート、40…燃料フィルタ、41…吐出ポート、42…
燃圧調整用ポート、44…プレッシャーレギュレータ、
54…燃料ゲージ、60…燃料供給装置、61…燃料ポ
ンプ、62…ハウジング、63…取付フランジ部、64
…ブラシ付きモータ、65…円筒ヨーク、66…電機
子、68…ポンプ部、78…吸入ポート、80…マグネ
ット、81…整流子、82…ブラシ、85…スプリン
グ、86…ブラシ側ターミナル、87…コネクタターミ
ナル、88…コネクタハウジング、89…燃料タンク外
部空間、90…燃料タンク内部空間、91…燃料流通空
間、93…吐出ポート、94…逆止弁、95…ハウジン
グカバー、96…係合穴、97…係合凸部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを内蔵した燃料ポンプを燃料タン
    クに取り付けて構成した燃料供給装置において、 前記燃料ポンプのハウジングに、該燃料ポンプを前記燃
    料タンクに取り付けるための取付フランジ部を一体に形
    成したことを特徴とする燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記モータは、ブラシレスモータであ
    り、該ブラシレスモータのステータをモールド成形する
    樹脂で前記燃料ポンプのハウジングと前記取付フランジ
    部とが一体成形されていることを特徴とする請求項1に
    記載の燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 前記モータの駆動回路は、前記燃料ポン
    プのハウジングを成形する樹脂でモールド成形されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料供給装
    置。
  4. 【請求項4】 前記燃料ポンプは、前記モータの下方に
    ポンプ部が配置され、該ポンプ部の下方に、該ポンプ部
    の吐出圧力を調整するプレッシャーレギュレータが組み
    付けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載の燃料供給装置。
  5. 【請求項5】 前記モータは、ブラシ付きモータである
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  6. 【請求項6】 前記モータのブラシに接続したブラシ側
    ターミナルは、前記取付フランジ部にインサート成形し
    たコネクタターミナルと前記ハウジング内の燃料流通空
    間内で接続され、該コネクタターミナルは、前記ハウジ
    ングを貫通して該コネクタターミナルの一部が燃料タン
    ク内空間に露出し、且つ、該コネクタターミナルの先端
    側の部分が前記取付フランジ部を貫通して前記燃料タン
    クの外方に露出していることを特徴とする請求項5に記
    載の燃料供給装置。
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