JPH1047188A - 内燃機関用燃料供給装置 - Google Patents

内燃機関用燃料供給装置

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JPH1047188A
JPH1047188A JP20710596A JP20710596A JPH1047188A JP H1047188 A JPH1047188 A JP H1047188A JP 20710596 A JP20710596 A JP 20710596A JP 20710596 A JP20710596 A JP 20710596A JP H1047188 A JPH1047188 A JP H1047188A
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JP
Japan
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fuel
bracket
internal combustion
combustion engine
pipe
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Pending
Application number
JP20710596A
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English (en)
Inventor
Takashi Nagai
隆 長井
Tadao Horiuchi
忠雄 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化及びコスト低減を図る。 【解決手段】 燃料タンク6に取り付けるためのブラケ
ット5を備え、燃料タンク6内の燃料を内燃機関への燃
料供給ライン15に送給する。ブラケット5を樹脂成形
するとともにそのブラケット5に燃料タンク6の内外を
連通する配管部(11,12,14)を一体成形する。
配管部(11,12,14)を一体成形した樹脂製ブラ
ケット5を備えたことにより、金属製配管部材を一体化
した金属製ブラケット5に比べ軽量化できるとともに溶
接等による組付けが不要となりコストを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車に
おける内燃機関用燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関用燃料供給装置には、燃
料タンクに取り付けるためのブラケットを備え、前記燃
料タンク内の燃料を内燃機関への燃料供給ラインに送給
するものがある(例えば特開平2−173350号公報
参照)。このような燃料供給装置では、ブラケットが金
属板(例えばSPCC(冷間圧延鋼板))製であり、そ
のブラケットに開口した取付孔に前記燃料タンクの内外
を連通する金属管製配管部材(燃料出口管、リターンチ
ューブ、カットオフバルブの吸引管が相当する。)が挿
通されかつ溶接やろう付け等によって一体化されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の内燃機関用燃料
供給装置では、金属製配管部材を一体化した金属製ブラ
ケットを使用しているため重量が重くなる。また、各配
管部材を一々溶接等によりブラケットに組付けているた
め、その組付けに時間及び工数がかかることによりコス
トアップを余儀なくされる。また前記溶接等の不備によ
り燃料洩れが生じるおそれもある。
【0004】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、軽量化及びコスト低減を図ることのできる内燃機関
用燃料供給装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1の発明は、燃料タンクに取り付けるためのブラケッ
トを備え、前記燃料タンク内の燃料を内燃機関への燃料
供給ラインに送給する内燃機関用燃料供給装置であっ
て、前記ブラケットを樹脂成形するとともにそのブラケ
ットに前記燃料タンクの内外を連通する配管部を一体成
形したことを特徴とする内燃機関用燃料供給装置であ
る。前記請求項1記載の内燃機関用燃料供給装置による
と、配管部を一体成形した樹脂製ブラケットを備えたこ
とにより、金属製配管部材を一体化した金属製ブラケッ
トに比べ軽量化できるとともに溶接等による組付けが不
要となるためコストを低減することができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の内燃機
関用燃料供給装置において、配管部が燃料出口管とブリ
ーザパイプとフューエルカットオフバルブのバルブハウ
ジングであることを特徴とする内燃機関用燃料供給装置
である。前記請求項2記載の内燃機関用燃料供給装置に
よると、ブラケットに燃料出口管とブリーザパイプの管
類の他、フューエルカットオフバルブのバルブハウジン
グといった形状の複雑なものを一体成形するため、構成
部品を集約化することができ、これまたコスト低減に有
効である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を参照して説明する。図1に内燃機関用燃料供給装置
の断面図が示され、また図2にその燃料供給装置の平面
図が示されている。図1において、燃料供給装置は、ケ
ース1に燃料ポンプ2、燃料フィルター3、プレッシャ
レギュレータ4(図示二点鎖線参照)等を収容し、その
ケース1の上面にブラケット5を取り付けることによっ
てモジュール化したもので、1モジュール単位で燃料タ
ンク6(図は一部を示す。)に取り付けられる。
【0008】ケース1は、合成樹脂製で、ほぼ有底円筒
状をなしている。そのケース1の上面に取り付けられる
ブラケット5は、合成樹脂製で、ケース1の上面開口を
覆うほぼ円板状をなしている。ブラケット5は、燃料タ
ンク6上面の開口孔(符号省略)を塞ぐように置かれか
つ押え枠板7及びボルト8等により固定されている(図
1の右側部分に示す。)。
【0009】前記ブラケット5の下面には、ケース1の
上端部内に嵌合する嵌合筒部5aが一体形成されてい
る。嵌合筒部5aとケース1との嵌合面には、相互に係
合可能な係合突起9と係合孔10とによる係合手段が円
周上に複数組配置されている。したがって、ケース1に
嵌合筒部5aを挿入することにより、係合突起9と係合
孔10がケース1の弾性変形により係合し、これにより
ケース1にブラケット5が取り付けられている。
【0010】前記ブラケット5には、前記燃料タンク6
の内外を連通する配管部としての燃料出口管11とブリ
ーザパイプ12とフューエルカットオフバルブ13のバ
ルブハウジング14が一体形成されている。なおブラケ
ット5単品の断面図が図3に示されている。またブラケ
ット5の樹脂材料としては、例えばポリオキシルメチレ
ン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリアミド
樹脂等が挙げられる。また樹脂成形法としては、例えば
射出成形が挙げられる。
【0011】図1及び図3において、前記燃料出口管1
1は、ブラケット5を上下方向に貫通する管路を形成し
ており、その上端部に側方(図示左方)に折曲する接続
口11aを有している。その接続口11aには、図示し
ない内燃機関におけるフューエルインジェクタのデリバ
リパイプとつながる燃料供給ライン15(図1中、二点
鎖線参照)が接続される。また燃料出口管11の下部に
はプレッシャレギュレータ4の出口接続用の接続口11
bが形成されている。
【0012】またブリーザパイプ12は、ブラケット5
を上下方向に貫通する管路を形成しており、その上端部
に側方(図示右方)に折曲する接続口12aを有してい
る。その接続口12aには、燃料タンク6の図示しない
給油口側の管路とつながるゴムホース16(図1中、二
点鎖線参照)が接続される。これにより、燃料を給油し
た時の燃料タンク6内のエアがブリーザパイプ12、ゴ
ムホース16を通じて給油口側の管路に逃がされる。な
おブリーザパイプ12の下端口12bはケース1内に開
放されている。
【0013】またフューエルカットオフバルブ13のバ
ルブハウジング14は、ブラケット5を上下方向に貫通
する管路を形成しており、その上端部に側方(図示右
方)に折曲する接続口14aを有している。その接続口
14aには、キャニスタ17とつながるゴムホース18
(図1中、二点鎖線参照)が接続される。ブラケット5
の下側に位置する管路は、円筒状をなす弁筒部14bに
よって形成されている。その弁筒部14b内の管路は、
その外周部に位置する連通口19と、その軸心部に位置
する弁口20とによって前記接続口14aと連通してい
る。連通口19には、リリーフ弁21を構成するスプリ
ングと弁ボールと筒型バルブシート(符号省略)が弁筒
部14b側から順次組み込まれている。また弁筒部14
b内には、前記弁口20を開閉する弁体25とバランス
ばね26と蓋板27が弁筒部14b側から順次組み込ま
れている。このように構成されたフューエルカットオフ
バルブ13は、通常時は弁体25が弁口20を開くこと
により燃料タンク6内の蒸発ガスをキャニスタ17へ排
出し、車両の傾斜、転倒時においては弁体25が弁口2
0を閉じることにより生燃料のキャニスタ17への流出
を阻止する。また前記リリーフ弁21は、弁体25が閉
弁状態で燃料タンク6内の圧力が規定以上に上昇した場
合に燃料タンク6の保護のために開弁して圧力を下げる
働きがある。
【0014】また図2に示されるように、ブラケット5
にはタンク外の配線側接続用コネクタが接続されるター
ミナル28をもつコネクタ29が一体形成されている。
【0015】図1において、前記ケース1の下部中央部
には燃料ポンプ2が垂立状に収納されている。燃料ポン
プ2は、その底部のポンプ入口フィルター31から燃料
を吸入しかつ昇圧して上端部の燃料吐出ポート32から
吐出する。燃料ポンプ2は、前記ケース1の底板に対し
クッションラバー33を介して弾性的に支持されてい
る。なお燃料ポンプ2より引き出されたハーネス(符号
省略)は、前記ブラケット5のコネクタ29のターミナ
ル28と電気的に接続されている。またケース1の外側
にはフューエルゲージのセンダゲージ35が取り付けら
れている。センダゲージ35は、アーム36およびフロ
ート37を備えている。
【0016】前記燃料ポンプ2の燃料吐出ポート32に
は、円筒型の燃料フィルター3の燃料流入口38が筒状
のクッションラバー39等を介して接続されている。燃
料フィルター3は、フィルターエレメント40と、その
エレメント40を収容する合成樹脂製フィルターケース
41とからなる。前記フィルターケース41は、図1に
おいて左側に位置する燃料流出管42を備えている。こ
の燃料流出管42には、前記フィルターエレメント40
を外周側から内周側に通過した燃料が流出する。
【0017】前記燃料流出管42の上端の接続口42a
は、前記ブラケット5の燃料出口管11の下側の接続口
11bと対向している。その両接続口42a,接続口1
1bとの間には、プレッシャレギュレータ4の取付管4
aの上下端部がそれぞれOリング(符号省略)を介して
接続されている。
【0018】上記内燃機関用燃料供給装置において、エ
ンジンの運転にともない、燃料ポンプ2が作動すると、
燃料タンク6内の燃料がポンプ入口フィルター31を通
して吸入し昇圧される。そして燃料ポンプ2の燃料吐出
ポート32から吐出する燃料は、燃料フィルター3のフ
ィルターエレメント40を通して燃料流出管42、プレ
ッシャレギュレータ4の取付管4a、燃料出口管11を
通じ、燃料供給ライン15へと送給される。その送給さ
れる燃料の圧力は、プレッシャレギュレータ4によって
常に一定になるように調整される。なお燃料の流れを図
1に矢印で示した。
【0019】上記内燃機関用燃料供給装置によれば、配
管部としての燃料出口管11とブリーザパイプ12とフ
ューエルカットオフバルブ13のバルブハウジング14
を一体成形した樹脂製ブラケット5を備えたことによ
り、金属製配管部材を一体化した金属製ブラケット5に
比べ軽量化できるとともに溶接等による組付けが不要と
なるためコストを低減することができる。
【0020】また、ブラケット5に燃料出口管11とブ
リーザパイプ12の管類の他、フューエルカットオフバ
ルブ13のバルブハウジング14といった形状の複雑な
ものを一体成形するため、構成部品を集約化することが
でき、これまたコスト低減に有効である。
【0021】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えばブラケット5に一体形成する配管
部は、適宜増減及び変更することができ、上記実施の形
態のものに限定されない。
【0022】
【発明の効果】本発明の内燃機関用燃料供給装置による
と、軽量化及びコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す燃料供給装置の断
面図である。
【図2】同燃料供給装置の平面図である。
【図3】ブラケットの断面図である。
【符号の説明】
5 ブラケット 6 燃料タンク 11 燃料出口管(配管部) 12 ブリーザパイプ(配管部) 13 フューエルカットオフバルブ 14 バルブハウジング(配管部) 15 燃料供給ライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクに取り付けるためのブラケッ
    トを備え、前記燃料タンク内の燃料を内燃機関への燃料
    供給ラインに送給する内燃機関用燃料供給装置であっ
    て、前記ブラケットを樹脂成形するとともにそのブラケ
    ットに前記燃料タンクの内外を連通する配管部を一体成
    形したことを特徴とする内燃機関用燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の内燃機関用燃料供給装置
    において、配管部が燃料出口管とブリーザパイプとフュ
    ーエルカットオフバルブのバルブハウジングであること
    を特徴とする内燃機関用燃料供給装置。
JP20710596A 1996-08-06 1996-08-06 内燃機関用燃料供給装置 Pending JPH1047188A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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