JP3906449B2 - レンジフード - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、調理時に発生する煙り、湯気、臭気等を吸込んで外部に排出するレンジフードにおけるフード内面とフィルターを清掃する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
レンジフードはレンジの上方に設置され、調理時に発生する煙り、湯気、臭気等(以下油煙という)を吸込んで外部に排出するものである。
【0003】
このレンジフードの一例としては、油煙を捕獲するフードに送風機とフィルターを取付け、送風機を駆動することで油煙を吸込み、吸込んだ油煙の油分などをフィルターで捕集して油分などの少ない空気とし、その空気を排出ダクトなどを通して外部に排出するものが知られている。
【0004】
前述のレンジフードであると、フィルターに油分などが付着するので、フィルターを定期的にフードから外して清掃する必要がある。
しかし、フードはレンジの上方位置に取付けてあるので、そのフードからフィルターを外すのが面倒であるし、フィルターの汚れに気がつかずに清掃を忘れがちであり、また気づいた時には長期間を経過している場合がほとんどであり、フィルターに汚れが固着、変質しており、フィルターを清掃することが大変面倒である。
【0005】
前述のことを解消するレンジフードとして、例えば特許第2604937号公報に示すフィルターを清掃するようにしたものが知られている。このレンジフードは、フィルターの上部と下部に受液槽を取付け、下部の受液槽内の洗浄液をポンプで上部の受液槽に送り、洗浄液をフィルターに沿って流すことでフィルターに付着した油分等を洗い流すものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述のレンジフードであればフィルターを洗浄液によって洗浄できるが、現実には油分等で汚れるのはフィルターのみではなく、フードにおける空気取入口からフィルターに到達するまでの内面も油分等で汚れる。
【0007】
このために、前述のレンジフードにおいては使用者がフィルターを清掃する必要がないが、フード内面を従来と同様に使用者が定期的に清掃する必要がある。
【0008】
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにしたレンジフードを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、空気取入口6を有する下面板3と、吸込口8を有する上面板4と、周面板5で箱状としたフード1、
前記吸込口8に取付けたフィルター9、
前記吸込口8からフード1内の空気を吸い込んで排出する送風機2、
前記フード1内に配設されてフィルター9とフード1の内面に洗浄液を噴きつける洗浄液噴出部40、
この洗浄液噴出部40に洗浄液タンク11内の洗浄液を圧送する洗浄液用ポンプ30、
前記フード1内に配設され前記空気取入口6から洗浄液が洩れることを防止する洗浄液カバー20を備え、
前記下面板3は、その空気取入口6の開口縁に沿ってリング状の立上り部7を有し、
前記洗浄液カバー20は、周縁に沿って下向片22を有し前記立上り部7を覆う下向き皿形状で、
その洗浄液カバー20は、前記立上り部7と下向片22との間に空気の流通が得られるよう所定の隙間を保持して設けられていることを特徴とするレンジフードである。
【0010】
第2の発明は、第1の発明において、前記下面板3を水平に対して斜めとし、その低くなった部分に洗浄液回収用の穴10を形成し、
前記洗浄液タンク11を、前記穴10と連通して設けてフィルター9、フード1内面に噴きつけられた洗浄液が洗浄液タンク11に流入するようにしたレンジフードである。
【0011】
第3の発明は、第1又は第2に発明において、フード1内に回転自在に設けたノズル本体41に、フィルター9に向うフィルター用ノズル42、フード1の内面に向うフード用ノズル43、ノズル本体回転方向に向う回転用ノズル44を設けて洗浄液噴出部40としたレンジフードである。
【0012】
第4の発明は、第1又は第2又は第3の発明において、前記洗浄液カバー20を、立上り部7に接して空気取入口6を閉じる第1の位置と、立上り部7と離れて空気取入口6を開く第2の位置とに亘って上下移動自在とし、この洗浄液カバー20を上下移動する昇降機構23を設けた記載のレンジフードである。
【0013】
第5の発明は、第4の発明において、前記洗浄液カバー20が第1の位置の時に、その洗浄液カバー20と立上り部7が弾性体28を介して接するようにレンジフードである。
【0014】
【作 用】
第1の発明によれば、フィルター9、フード1の内面に洗浄液を噴きつけて油分等を洗い流すことができるから、フィルター9、フード1の内面を清掃でき、使用者がフィルター9、フード1の内面を手作業等で清掃することが不要となる。
【0016】
また、そのフィルター9、フード1の内面に噴きつけられた洗浄液は洗浄液カバー20に落下し、その下向片22に沿って下面板3に流れ落ちるので、その洗浄液が下面板3の空気取入口6から流れ落ちないし、下面板3の空気取入口6の周縁に沿ってリング状に設けた立上り部7によって下面板3に沿って流れる洗浄液が空気取入口6から流れ落ちることを防止できる。
これによって、洗浄液が空気取入口6から洩れることを確実に防止でき、調理器具等を洗浄液で汚すことがない。
また、立上り部7と洗浄液カバー20の下向片22との間の隙間を経て油煙等がフード1内に流れ込むので、その隙間を通る際に通気流速が速くなり、油煙等のフード1内への捕集効率が向上する。
【0019】
第2の発明によれば、フィルター9、フード1の内面を洗浄した洗浄液は、下面板3の内面に沿って流れ、穴10から洗浄液タンク11内に流れ落ちて回収されるので、洗浄液タンク11内の洗浄液を循環して再利用できる。
【0020】
第3の発明によれば、ノズル本体41のフィルター用ノズル42からフィルター9に洗浄液を噴きつけできるし、フード用ノズル43からフード1の内面に洗浄液を噴きつけでき、しかも回転用ノズル44から噴出する洗浄液のいきおいでノズル本体41が回転する。
【0021】
これによって、コンパクトなノズル本体41でフィルター9、フード1の内面に洗浄液を十分に噴きつけできるし、ノズル本体41を回転する動力源が不要であるから、洗浄液噴出部40をコンパクトで安価にできるし、フィルター9、フード1の内面を十分に清掃できる。
【0022】
第4の発明によれば、洗浄液カバー20を上下動することで空気取入口6を開いたり、閉じたりできるから、送風機2を運転して油煙等を排出することができるし、送風機2を停止してフィルター9、フード1の内面を清掃する時にフィル9、フード1に噴きつけられてフード1内で飛散した洗浄液が空気取入口6から洩れることを防止できる。
【0023】
第5の発明によれば、洗浄液カバー20と立上り部7との接触部が弾性体28で気密、水密されるので、フード1内部が遮音される。これによって、フィルター9、フード1内面を洗浄する際にフード1内で発生した洗浄液の噴出音、洗浄液の流れる音等の洗浄音が外部に洩れることがなく、レンジフード近くの人に不快を及ぼすことがない。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、フード1と送風機2でレンジフードを形成している。フード1は下面板3と上面板4と周面板5で箱状体であり、下面板3には空気取入口6が形成され、その空気取入口6の開口縁に沿ってリング状の立上り部7がフード1内に向けて一体的に設けてある。具体的には下面板3を打ち抜き加工すると共に、その周縁をフード1内に向けて折り曲げ加工してある。前記上面板4には吸込口8が形成してあり、この吸込口8にフィルター9が取付けてある。
【0025】
前記下面板3は水平に対して左右一端部が低くなるように斜めとなり、その下面板3の低くなって左右一端部に穴10が形成してあり、その穴10と連続して洗浄液タンク11が取付けてある。
【0026】
前記送風機2はケーシング12内にファン13を設け、このファン13を電動モータ14で回転駆動するようにしてある。ケーシング12の入口15が筒体16を介してフード1の吸込口8に連通し、出口17がダクト18に連通している。
【0027】
前記送風機2は天井パネル19の上面に取付けられ、フード1は筒体16を介して天井パネル19に吊り下げられている。
【0028】
前記フード1内には洗浄液カバー20が配設され、この洗浄液カバー20は平板21の周縁に沿って下向片22を一体的に設けた下向き皿形状で、前記立上り部7を覆っている。
【0029】
前記洗浄液カバー20は昇降機構23で上下動される。前記昇降機構23はモータ24で回転されるピニオン25と、このピニオン25に噛合して上下動自在に支承されたラック26と、このラック26に連結された縦杆27を備え、その縦杆27を前記洗浄液カバー20に連結してある。
【0030】
モータ24でピニオン25を正転、逆転することで洗浄液カバー20が上下動し、図3に示すように空気取入口6を開放したり、図4に示すように閉じる。しかも洗浄液カバー20と立上り部7との間の隙間を調整できる。前記立上り部7の内面に沿ってゴムなどの弾性体28が連続して取付けてあり、図4に示すようにこの弾性体28に洗浄液カバー20の下向片22が圧着してフード1の内部と外部を気密、水密して空気、洗浄水が洩れないようにしてある。
【0031】
前記フード1には、洗浄液用ポンプ30が取付けてある。この洗浄液用ポンプ30はモータ31と、このモータ31で回転されるインペラを備えた吸込部32と、この吸込部32の吐出側に接続した送水パイプ33を備え、その吸込部32が洗浄液タンク11内に浸漬してある。
【0032】
前記フード1内には洗浄液噴出部40がフィルター9、フード1の内面に対向して配設してある。この洗浄液噴出部40は図2と図5に示すようにノズル本体41を備え、このノズル本体41を送水パイプ33の先端部にほぼ水平面に沿って回転自在に取付けてある。
【0033】
前記ノズル本体41は長手方向中央部にフィルター用ノズル42が設けられ、長手方向両端寄り部にフード用ノズル43が設けられ、長手方向両端部に回転用ノズル44が設けてある。前記フィルター用ノズル42は真上及び斜めの上に向ってフィルター9に向う形状で、前記フード用ノズル43はほぼ水平に向ってフード1の内面に向う形状で、回転用ノズル44は水平方向一側に向う形状である。
【0034】
前記各ノズルはノズル本体41内の流路(図示せず)を経て送水パイプ33に連通し、その各ノズルから洗浄液が噴出される。
【0035】
回転用ノズル44から噴出される洗浄液のいきおいでノズル本体41が図6に示すように回転し、フード用ノズル43から噴出された洗浄液がフード1の内面に順次噴射されると共に、フィルター用ノズル42からフィルター9に洗浄液が噴出される。
【0036】
前記フード用ノズル43はほぼ水平方向で回転方向後に洗浄液を噴出するので、その噴出した洗浄液の反力でノズル本体41に回転力が作用し、ノズル本体21には噴出する洗浄液を利用してスムーズに回転する。
【0037】
次に動作を説明する。
送風機2を駆動してレンジフードを運転する時には昇降機構23で洗浄液カバー20を上方に移動して図3に示すように空気取入口6を開放すると共に、立上り部7と下向片22との間に隙間を形成する。
【0038】
これにより、油煙が図3に矢印で示すように前記隙間を通ってフード1内に吹い込みされ、吸込口8、フィルター9を経て送風機2に吸い込みされてダクト18より排出される。
【0039】
この時、油煙は立上り部7と下向片22との隙間つまり小さな開口面積部分を通る際に通気流速が上昇するから、油煙の捕獲効率が促進する。
【0040】
また、前記隙間を通った油煙は洗浄液カバー20の周縁部からフィルター9に向けて流れるし、ノズル本体41は洗浄液カバー20のほぼ真上に位置しているから、前述の油煙はノズル本体41に衝突することが殆どなく、大部分はフィルター9に向けて直接的に流れる。
【0041】
これによって、ノズル本体41が油煙流れの邪魔にならないから送風機2で油煙を効率良く排出できる。
【0042】
洗浄する時には昇降機構23で洗浄液カバー20を下方に移動して図4に示すよう空気取入口6を閉じる。この状態で洗浄液用ポンプ30で洗浄液タンク11内の洗浄液をノズル本体41に圧送し、各ノズルから噴出する。
【0043】
これによって、ノズル本体41が回転してフィルター9、フード1の内面に向けて洗浄液が噴出され、フィルター9、フード1の内面に付着した油分を洗浄液で除去して清掃する。
【0044】
フィルター9に噴きつけられた洗浄液は洗浄液カバー21に流れ落ち、フード1の内面に噴きつけられた洗浄液は洗浄液カバー21及び下面板3の内面に流れ落ちる。洗浄液カバー21に流れ落ちた洗浄液は下面板3の内面に流れ、下面板3の内面に流れ落ちた洗浄液は立上り部7で空気取入口6から落下することなしに穴10から洗浄液インク11に流入する。
【0045】
また、弾性体28でフード1内部と外部が気密、水密されるから、洗浄液が空気取入口6から洩れることを確実に防止できると共に、各ノズルから噴出される洗浄液の噴出音、洗浄液の流れる音等のフード1内に生じた洗浄音が遮断され、フード1外部に洩れることがないので、レンジフード近くの人に不快感を与えることがない。
【0046】
なお、立上り部7に弾性体28を設けずに図7に示すように立上り部7に洗浄液カバー20の下向片22を直接的に接しても良く、このようにしてもフード1内で飛散した洗浄液が空気取入口6から洩れることがない。また洗浄液カバー20を図8に示すように立上り部7と隙間を置いた状態で固定しても良く、このようにしても洗浄液が空気取入口6から洩れることはない。
【0047】
前述の動作において洗浄液カバー20の上下移動及び洗浄液用ポンプ30の駆動は送風機2の運転、停止と連動して行なう。例えば、送風機2の運転釦を操作して電動モータ14に通電してファン13を回転した時には、その運動釦の操作信号で昇降機構23のモータ24に設定時間通電して洗浄液カバー20を所定ストロークだけ上方に移動する。
【0048】
送風機2の停止釦を操作して電動モータ14への通電を止めてファン13を停止した時には、その停止釦の操作信号で昇降機構23のモータ24に設定時間通電して洗浄液カバー20を所定ストローク下方に移動し、その後に洗浄液用ポンプ30のモータ31に設定時間通電して洗浄液を各ノズルから噴出する。
【0049】
次に第2の実施の形態を説明する。
図9ないし図11に示すように、洗浄液カバー20を横板21の周縁に立上り片29を一体的に設けた皿形状とし、この洗浄液カバー20をフード1の下面板3の外面(下面)に取付け、その立上り片29と下面板3の外面との間に空気取入口6に連通した隙間を形成する。
【0050】
前記横板21は水平に対して左右一端部が低くなるように斜めとなり、その低い左右一端寄りに凹部が形成されて洗浄液タンク11を形成している。洗浄液用ポンプ30の吸込部32は下面板3の穴10から洗浄液タンク11内に浸漬してある。
【0051】
このレンジフードであっても前述と同様にしてフィルター9、フード1の内面に洗浄液を噴きつけて洗浄できるし、洗浄した洗浄液を洗浄液タンク11に回収して再利用できる。
【0052】
以上の各実施の形態では送風機を天井パネルに取付けたが、図12に示すように送風機2をフード1の上面板4に取付けても良い。
【0053】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、フィルター9、フード1の内面に洗浄液を噴きつけて油分等を洗い流すことができるから、フィルター9、フード1の内面を清掃でき、使用者がフィルター9、フード1の内面を手作業等で清掃することが不要となる。
【0055】
また、そのフィルター9、フード1の内面に噴きつけられた洗浄液は洗浄液カバー20に落下し、その下向片22に沿って下面板3に流れ落ちるので、その洗浄液が下面板3の空気取入口6から流れ落ちないし、下面板3の空気取入口6の周縁に沿ってリング状に設けた立上り部7によって下面板3に沿って流れる洗浄液が空気取入口6から流れ落ちることを防止できる。
これによって、洗浄液が空気取入口6から洩れることを確実に防止でき、調理器具等を洗浄液で汚すことがない。
また、立上り部7と洗浄液カバー20の下向片22との間の隙間を経て油煙等がフード1内に流れ込むので、その隙間を通る際に通気流速が速くなり、油煙等のフード1内への捕集効率が向上する。
【0058】
請求項2に係る発明によれば、フィルター9、フード1の内面を洗浄した洗浄液は、下面板3の内面に沿って流れ、穴10から洗浄液タンク11内に流れ落ちて回収されるので、洗浄液タンク11内の洗浄液を循環して再利用できる。
【0059】
請求項3に係る発明によれば、ノズル本体41のフィルター用ノズル42からフィルター9に洗浄液を噴きつけできるし、フード用ノズル43からフード1の内面に洗浄液を噴きつけでき、しかも回転用ノズル44から噴出する洗浄液のいきおいでノズル本体41が回転する。
【0060】
これによって、コンパクコントなノズル本体41でフィルター9、フード1の内面に洗浄液を十分に噴きつけできるし、ノズル本体41を回転する動力源が不要であるから、洗浄液噴出部40をコンパクトで安価にできるし、フィルター9、フード1の内面を十分に清掃できる。
【0061】
請求項4に係る発明によれば、洗浄液カバー20を上下動することで空気取入口6を開いたり、閉じたりできるから、送風機2を運転して油煙等を排出することができるし、送風機2を停止してフィルター9、フード1の内面を清掃する時にフィルター9、フード1内面に噴きつけられてフード1内で飛散した洗浄液が空気取入口6から洩れることを防止できる。
【0062】
請求項5に係る発明によれば、洗浄液カバー20と立上り部7との接触部が弾性体28で気密、水密されるので、フード1内部が遮音される。これによって、フィルター9、フード1内面を洗浄する際にフード1内で発生した洗浄液の噴出音、洗浄液の流れる音等の洗浄音が外部に洩れることがなく、レンジフード近くの人に不快を及ぼすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すレンジフードの全体断面図である。
【図2】フード部分の拡大断面図である。
【図3】フード内部に油煙が入り込む状態の説明図である。
【図4】フードの空気取入口を閉じた状態の説明図である。
【図5】ノズル本体の斜視図である。
【図6】ノズル本体の回転動作説明図である。
【図7】洗浄液カバーの他の例を示す断面図である。
【図8】洗浄カバーを固定した例を示す断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態を示すレンジフードの全体断面図である。
【図10】フード部分の分解斜視図である。
【図11】フード部分の斜視図である。
【図12】送風機をフードに取付けた例を示すレンジフードの全体断面図である。
【符号の説明】
1…フード、2…送風機、3…下面板、4…上面板、5…周面板、6…空気取入口、7…立上り部、8…吸込口、9…フィルター、10…穴、11…洗浄液タンク、20…洗浄液カバー、21…横板、22…下向片、23…昇降機構、28…弾性体、30…洗浄液用ポンプ、40…洗浄液用ポンプ、41…ノズル本体、42…フィルター用ノズル、43…フード用ノズル、44…回転用ノズル。
Claims (5)
- 空気取入口6を有する下面板3と、吸込口8を有する上面板4と、周面板5で箱状としたフード1、
前記吸込口8に取付けたフィルター9、
前記吸込口8からフード1内の空気を吸い込んで排出する送風機2、
前記フード1内に配設されてフィルター9とフード1の内面に洗浄液を噴きつける洗浄液噴出部40、
この洗浄液噴出部40に洗浄液タンク11内の洗浄液を圧送する洗浄液用ポンプ30、
前記フード1内に配設され前記空気取入口6から洗浄液が洩れることを防止する洗浄液カバー20を備え、
前記下面板3は、その空気取入口6の開口縁に沿ってリング状の立上り部7を有し、
前記洗浄液カバー20は、周縁に沿って下向片22を有し前記立上り部7を覆う下向き皿形状で、
その洗浄液カバー20は、前記立上り部7と下向片22との間に空気の流通が得られるよう所定の隙間を保持して設けられていることを特徴とするレンジフード。 - 前記下面板3を水平に対して斜めとし、その低くなった部分に洗浄液回収用の穴10を形成し、
前記洗浄液タンク11を、前記穴10と連通して設けてフィルター9、フード1内面に噴きつけられた洗浄液が洗浄液タンク11に流入するようにした請求項1記載のレンジフード。 - フード1内に回転自在に設けたノズル本体41に、フィルター9に向かうフィルター用ノズル42、フード1の内面に向かうフード用ノズル43、ノズル本体回転方向に向う回転用ノズル44を設けて洗浄液噴出部40とした請求項1又は2記載のレンジフード。
- 前記洗浄液カバー20を、立上り部7に接して空気取入口6を閉じる第1の位置と、立上り部7と離れて空気取入口6を開く第2の位置とに亘って上下移動自在とし、この洗浄液カバー20を上下移動する昇降機構23を設けた請求項1又は2又は3記載のレンジフード。
- 前記洗浄液カバー20が第1の位置の時に、その洗浄液カバー20と立上り部7が弾性体28を介して接するようにした請求項4記載のレンジフード。
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JPH1163611A (ja) | 1999-03-05 |
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