JP4839815B2 - レンジフード - Google Patents

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本発明は、レンジフードに取り付けるフィルターの汚れ除去に関する。
従来より、レンジフードには調理で発生する油煙や埃等を捕集する目的として、フィルターもしくはバッフル板などが取り付けられていた。このフィルターやバッフル板は使用とともに汚れが付着するため、油煙捕集性能が低下したり、捕集部から油垂れが生じるため、定期的な掃除を行う必要があった。
また、これら掃除の手間を軽減する目的でフィルターを自動的に浄化する手段として、フィルターに駆動手段を取り付けて回転させることにより、遠心力で汚れを除去する方法があった(例えば、特許文献1参照)。
以下、その排気装置について、図4を参照しながら説明する。
図4に示すように、排気ファン101の前方にフィルター102を配置し、このフィルター102を回転させる駆動装置103と、フィルター102の汚れを検知するセンサー104とを備えることで、フィルター102の汚れを検知してフィルター102を駆動装置103で回転させ、汚れを遠心力で除去させている。
特開平3−164639号公報
このような従来のレンジフードでは、油等の汚れがフィルターに付着した状態で乾燥すると、遠心力だけでは十分に除去するのが困難であり、次第にフィルターが目詰まりを起こすとともにフィルターの裏面の汚れも充分に除去できず、性能が低下するという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、フィルターを取外すことなく、かつ、手間なくフィルターに付着した油、埃などの汚れを除去できることを特徴としたレンジフードを提供することを目的としている。
本発明のレンジフードは、上記目的を達成するために、調理器の上方または周囲に設置され、吸込口と吐出口を有し、前記吸込口から前記吐出口の通風経路において、フィルターと、前記フィルターへ散水または噴霧する散水手段と、前記フィルターと対向して、すなわち、供給した水分が前記フィルターの表裏面に衝突するように配設された整水板と、前記フィルターと前記整水板を包囲する清浄ケーシングと、排気ファンとを備え、廃棄物の回収手段を有したレンジフードであって、前記フィルターと前記整水板を回転する駆動手段を設け、前記フィルターと前記整水板は前記駆動手段の回転軸に一定距離を保持されるように配置されたものである。
この手段により、フィルターを取外して掃除することもなく、フィルターの表面および裏面についた汚れを除去でき、掃除の手間を軽減することのできる。
また、他の手段は、フィルターに、親水性処理を施したものである。
この手段により、散水手段による散水と駆動手段による回転によりフィルターの汚れが、フィルター面に付着して溜まることを防止することができる。
また、他の手段は、フィルターに、撥水処理を施したものである。
この手段により、散水手段による散水と駆動手段による回転によりフィルターの汚れが、フィルター面に付着して溜まることを防止することができる。
また、他の手段は、整水板に、親水性処理を施したものである。
この手段により、整水板に付着した汚れの一部が付着したとき、散水手段により散水と遠心力により溜まることを防止することができる。
また、他の手段は、整水板に、撥水処理を施したものである。
この手段により、整水板に付着した汚れの一部が付着したとき、散水手段により散水と遠心力により溜まることを防止することができる。
また、他の手段は、清浄ケーシングに、親水性処理を施したものである。
この手段により、散水手段により散水と遠心力で除去された汚れが清浄ケーシングの内面に付着しても、前記浄ケーシング内に溜まることを防止することができる。
また、他の手段は、清浄ケーシングに、撥水処理を施したものである。
この手段により、散水手段により散水と遠心力で除去された汚れが清浄ケーシングの内面に付着したとき、前記浄ケーシング内に溜まることを防止することができる。
また、他の手段は、整水板の表面が、凹凸形状を設けたものである。
この手段により、散水手段により散水された洗浄水が凹凸形状を有した整水板に衝突することにより、フィルター面の両面に多くの水が衝突することができるため、前記フィルター面の汚れの付着をより効果的に防止することができる。
また、他の手段は、排気ファンを後ろ向きファンとしたものである。
この手段により、運転時の排気風量中に含まれる汚れが排気ファンに付着することを防止することができる。
また、他の手段は、通風路内の吸込口において整流板を備え、前記整流板は駆動手段により上下に駆動するものである。
この手段により、整流板により排気運転時は通風路内を開放するように整流板を駆動させ、排気が可能となるとともに停止時および清掃時は、通風路を閉鎖するように整流板を駆動させることで、フード面と前記整流板との間に凹凸面がなくなり清掃を容易にすることができるとともに、散水手段により散水された水が前記フード下面から漏れ出ることを防ぐことができる。
また、他の手段は、排気ファンの運転時間の積算時間、または、任意の選択により洗浄装置の散水時間、散水量、駆動手段において、回転速度、回転時間の制御を行ったものである。
この手段により、汚れの量に応じた除去を行うことができる。
本発明によれば、調理器の上方または周囲に設置され、吸込口と吐出口を有し、前記吸込口から前記吐出口の通風経路において、フィルターと、前記フィルターへ散水または噴霧する散水手段と、前記フィルターと対向して、すなわち、供給した水分が前記フィルターの表裏面に衝突するように配設された整水板と、前記フィルターと前記整水板を包囲する清浄ケーシングと、排気ファンとを備え、廃棄物の回収手段を有したレンジフードであって、前記フィルターと前記整水板を回転する駆動手段を設け、前記フィルターと前記整水板は前記駆動手段の回転軸に一定距離を保持されるように配置されたものであり、フィルターと一定間隔を保持した整水板に散水手段による散水することにより、汚れがフィルター表面から剥がれやすい状態をつくりだし、駆動手段によりフィルターと整水板に遠心力を加えることで散水手段から供給された水分が整水板ではねかえることで、フィルターの両面の汚れを外周部に設けた清浄ケーシング部に飛ばすことができ、フィルターを取外すことなくフィルター両面に乾燥して付着した汚れを除去することができるレンジフードを提供できる。
また、他の手段は、フィルターに、親水性処理を施したものであり、駆動手段により回転されたフィルターの汚れフィルター面に付着して溜まることを防止することができるレンジフードを提供できる。
また、他の手段は、フィルターに、撥水処理を施したものであり、駆動手段により回転されたフィルターの汚れを、フィルター面に付着して溜まることを防止することができるレンジフードを提供できる。
また、他の手段は、整水板に、親水性処理を施したものであり、フィルターで付着した汚れの一部が、前記整水板に付着したとき、遠心力と散水装置により整水板に付着して溜まることを防止することができるレンジフードを提供できる。
また、他の手段は、整水板に、撥水処理を施したものであり、フィルターで付着した汚れの一部が、前記整水板に付着したとき、遠心力と散水装置により整水板に付着して溜まることを防止することができるレンジフードを提供できる。
また、他の手段は、清浄ケーシングに、親水性処理を施したものであり、フィルターで付着した汚れが、前記清浄ケーシング内部に付着したとき、前記清浄ケーシング周囲に付着して溜まることを防止することができるレンジフードを提供できる。
また、他の手段は、清浄ケーシングに、撥水処理を施したものであり、フィルターで付着した汚れの一部が、前記清浄ケーシング内部に付着したとき、前記清浄ケーシング周囲に付着して溜まることを防止することができるレンジフードを提供できる。
また、他の手段は、整水板の表面が、凹凸形状を設けたものであり、散水手段により散水された洗浄水が凹凸形状を有した整水板に衝突することではじかれた水分が、フィルター面の両面に衝突することができるため、前記フィルター面の汚れの付着を防止することができるレンジフードを提供できる。
また、他の手段は、排気ファンを、後ろ向きファンとしたものであり、排気運転時の排気風量中に含まれる汚れが前記排気ファンに付着することが防止することができるレンジフードを提供できる。
また、他の手段は、通風路内の吸込口において整流板を備え、前記整流板は駆動手段により上下に駆動するものであり、運転時は通風路を開放することで、排気が可能となるとともに運転停止時および清掃時は、通風路を閉鎖するように可動することで、フードと前記整流板との間に凹凸形状がなくなることで清掃が容易にすることができるとともに、散水手段により、フィルターと整水板に供給した水の漏れを防ぐことのできるレンジフードを提供できる。
また、他の手段は、排気ファンの運転時間の積算時間、または、任意の選択により前記洗浄装置の散水時間、散水量、前記駆動手段において、回転速度、回転時間の制御を行ったものであり、汚れの量に応じた除去を行うことができるレンジフードを提供できる。
本発明の請求項1記載のレンジフードは、調理器の上方または周囲に設置され、吸込口と吐出口を有し、前記吸込口から前記吐出口の通風経路において、フィルターと、前記フィルターへ散水または噴霧する散水手段と、前記フィルターと対向して、すなわち、供給した水分が前記フィルターの表裏面に衝突するように配設された整水板と、前記フィルターと前記整水板を包囲する清浄ケーシングと、排気ファンとを備え、廃棄物の回収手段を有したレンジフードであって、前記フィルターと前記整水板を回転する駆動手段を設け、前記フィルターと前記整水板は前記駆動手段の回転軸に一定距離を保持されるように配置されたことにより、前記フィルター、前記整水板を取り外すことなく前記フィルターに付着した汚れを除去できるという作用を有する。
また、本発明の請求項2記載のレンジフードは、フィルター表面に親水性処理を施すことにより、散水手段により給水した水分により前記フィルターに付着した汚れが剥がれやすくなり、遠心力による効果のほかに効果的に汚れを除去できるという作用を有する。
また、本発明の請求項3記載のレンジフードは、フィルター表面に撥水処理を施すことにより、散水手段により給水した水分で前記フィルターに付着した汚れが剥がれやすくなり、遠心力による効果のほかに効果的に汚れを除去できるという作用を有する。
また、本発明の請求項4に記載のレンジフードは、整水板に、親水性処理を施したものであり、遠心力で除去された汚れが整水板に付着して溜まることを防止することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項5に記載のレンジフードは、整水板に、撥水処理を施したものであり、遠心力で除去された汚れが整水板に付着して溜まることを防止することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項6に記載のレンジフードは、清浄ケーシングに、親水性処理を施したものであり、遠心力で除去された汚れが前記清浄ケーシング内部に付着して溜まることを防止することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項7に記載のレンジフードは、清浄ケーシングに、撥水処理を施したものであり、遠心力で除去された汚れが前記清浄ケーシング内部に付着して溜まることを防止することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項8に記載のレンジフードは、整水板の表面を、凹凸形状を有することで、洗浄装置により散水された水分が、凹凸面に衝突することで、フィルター面に多く衝突することができるため、フィルター面の汚れを防止することができる作用を有する。
また、本発明の請求項9に記載のレンジフードは、排気ファンを、後ろ向きファンとしたものであり、排気運転時の汚れが前記排気ファンに付着することを防止することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項10に記載のレンジフードは、通風路内の吸込口において整流板を備え、前記整流板は駆動手段により上下に駆動するようにしたものであり、フード下面の凹凸がなくなることで清掃が容易にすることができるとともに散水手段によりフィルターおよび前記整流板を散水したとき、散水時にフード内部から水が漏れ出ることを防止することができるという作用を有する。
また、本発明の請求項1に記載のレンジフードは、排気ファンの運転時間の積算時間、または、任意の選択により洗浄装置の散水時間、散水量、前記駆動手段において、回転速度、回転時間の制御を行ったものであり、汚れの量に応じた除去を行うことができる作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、調理器(図示せず)の上方または周囲の下面に、調理器から発生する油煙や周囲に浮遊する埃を捕集する吸込口1を設けたフード2を設置し、フード2には、天面に屋外と連通したダクト3を介して連通する吐出口4を設け、内部に送風ケーシング5内に後ろ向き羽根形状をした排気ファン6を配設し、この排気ファン6を介し吸込口1と吐出口4を結ぶ通風路7を形成している。また、フード2内の吸込口1近傍には整流板駆動モーター8と接続された整流板9が配設され、通風路7内の親水性処理もしくは撥水処理がなされた清浄ケーシング10内に排気ファン6の前方に油煙や埃を捕集する親水性処理もしくは撥水処理がなされたフィルター11と親水性処理もしくは撥水処理がなされた整水板12が駆動モーター13の回転軸に一定の間隔を保ちながら固着されている。また、駆動モーター13と同軸上には、散水装置14と給水パイプ15により接続された散水ノズル16からなる散水手段17を構成している。また、清浄ケーシング10の下端部に小孔10a、送風ケーシング5の下端部に小孔5aを形成し、その下方部に廃棄物の回収手段である廃棄物容器18を設けている。
また、図2は、図1のフィルター11と整水板12の構成図を示すものである。
上記構成において、調理器によって調理する場合、排気ファン6の運転時は、油煙や埃はフード2の吸込口1からフード2内に吸い込まれ、フィルター11で捕集される。排気ファン6の運転停止後、掃除を行う場合、散水手段17の散水装置14を可動させ散水ノズル16からフィルター11、整水板12に散水または噴霧させるとともに、駆動モーター13によってフィルター11、整水板12を回転させる。すると、フィルター11に付着した汚れは、散水または噴霧により剥がれやすくなるとともに、さらに、フィルター11、整水板12を回転させることにより、遠心力と表面が凹凸形状である整水板12へ供給した水分がファルター11の表裏面に衝突することで、フィルター11に付着した汚れは、飛散し清浄ケーシング10の内面に付着する。清浄ケーシング10内面は、撥水処理を施しているので汚れは下方に流下し、下端部の小孔10a、送風ケーシング5の下端部の小孔5aを経由し廃棄物容器18に滴下する。フィルター11で付着できなかった場合の汚れは、排気ファン6に付着し、排気ファン6自身の回転により送風ケーシング5の内面に付着し、送風ケーシング5の内面も親水処理を施していることから、汚れは下方に流下し、送風ケーシング5の下端部の小孔5aを経由し廃棄物容器18に滴下する。また、このとき整流板駆動モーター8が駆動し整流板9は、通風路7を閉鎖させるため、散水装置14による散水または噴霧により通風路7を経由した水がフード2外部にまで漏れ出ることを防ぐことができ、フード2の下面と整流板9が面一になることにより、従来の形状と比較しより少ない時間で容易に清掃することができる。
また、このときの清掃は、汚れの量や前回の清掃時間との間隔によりフィルター11、整水板12の回転時間、回転速度を制御する制御手段により自動的に運転することができる。
(実施の形態2)
図3に示すように、調理器(図示せず)の上方または周囲の下面に、調理器から発生する油煙や周囲に浮遊する埃を捕集する吸込口1を設けたフード2を設置し、フード2には、天面に屋外と連通したダクト3を介して連通する吐出口4を設け、内部に送風ケーシング5内に後ろ向き羽根形状をした排気ファン6を配設し、この排気ファン6を介し吸込口1と吐出口4を結ぶ通風路7を形成している。また、フード2内の吸込口1近傍には整流板駆動モーター8と接続された整流板9配設され、通風路7内の親水性処理もしくは撥水処理がなされた清浄ケーシング10内に排気ファン6の前方に油煙や埃を捕集する親水性処理もしくは撥水処理がなされたフィルター11と親水性処理もしくは撥水処理がなされた整水板12が、駆動モーター13の回転軸に設置されている。駆動モーター13は正回転と反回転が可能となっており、反回転運転時に整水板12は同軸上に予め用意された溝に沿ってフィルター11と一定間隔になるまで近づいて設置されるようになっている。また、駆動モーター13と同軸上には、散水装置14と給水パイプ15により接続された散水ノズル16からなる散水手段17を構成している。また、清浄ケーシング10の下端部に小孔10a、送風ケーシング5の下端部に小孔5aを形成し、その下方部に廃棄物回収手段である廃棄物容器18を設けている。
上記構成において、調理器によって調理するとき排気ファン6の運転を開始すると、油煙や埃はフード2の吸込口1からフード2内に吸い込まれ、フィルター11で捕集される。掃除を行う場合、駆動モーター13の回転を一定時間反転させ、整水板12をフィルター11との極近傍の一定距離まで近づけさせる。その後、駆動モーター13は正回転によりフィルター11と整水板12を回転させる。このとき、散水手段17の散水装置14を作動させ、散水ノズル16からフィルター11、整水板12に散水または噴霧を行い、駆動モーター13によって回転させる。すると、フィルター11に付着した汚れは、散水または噴霧により剥がれやすくなるとともに、フィルター11、整水板12を回転させることにより、遠心力と凹凸形状の整水板12により、フィルター11に付着した両面の汚れを、飛散し清浄ケーシング10の内面に付着させる。この時、清浄ケーシング10内面は内面処理が施されているので、汚れは下方に流下し、下端部の小孔10a、送風ケーシング5の下端部の小孔5aを経由し廃棄物容器18に滴下していく。フィルター11で付着できなかった汚れは、排気ファン6に付着し、回転により送風ケーシング5の内面に付着し、送風ケーシング5の内面も親水処理を施していることから、汚れは下方に流下し、送風ケーシング5の下端部の小孔5aを経由し廃棄物容器18に滴下することとなる。また、このとき整流板駆動モーター8が駆動し整流板9は、通風路7を閉鎖させるため、散水装置14による散水または噴霧により通風路7を経由した水がフード2外部まで漏れ出ることを防ぐことができ、フード2の下面と整流板9が凹凸形状無くなることにより、従来の形状と比較しより少ない時間で容易に清掃することができる。
なお、フィルター11の種類は特に限定されるものではなく、用途や要求される捕集性能に応じて、網状のもの、パンチングフィルターやバッフル板状のものであってもよい。
また、清浄ケーシング10ならびにフィルター11、整水板12、駆動モーター13の設置位置は、特に限定されるものでなく、用途や要求される捕集性能に応じて、設置位置、設置角度、素材を変えてもよい。
また、整水板12の種類も特に限定されるものでなく、用途や要求される補修性能に応じて、リブ形状のものであってもよい。
通風路内にフィルター、整水板を保持し散水と遠心力により加えることで、汚れを取り除く構成により、汚れをフィルターで捕集する排気装置にも適用することができる。
本発明の実施の形態1におけるレンジフードを示す構成図 同フィルター、整水板の構成図 本発明の実施の形態2におけるレンジフードを示す構成図 従来の排気装置を示す構成図
符号の説明
1 吸込口
2 フード
4 吐出口
6 排気ファン
9 整流板
10 清浄ケーシング
11 フィルター
12 整水板
17 散水手段

Claims (11)

  1. 調理器の上方または周囲に設置され、吸込口と吐出口を有し、前記吸込口から前記吐出口の通風経路において、フィルターと、前記フィルターへ散水または噴霧する散水手段と、
    前記フィルターと対向して、すなわち、供給した水分が前記フィルターの表裏面に衝突するように配設された整水板と、前記フィルターと前記整水板を包囲する清浄ケーシングと、排気ファンとを備え、廃棄物の回収手段を有したレンジフードであって、前記フィルターと前記整水板を回転する駆動手段を設け、前記フィルターと前記整水板は前記駆動手段の回転軸に一定距離を保持されるように配置されたことを特徴とするレンジフード。
  2. 通風路内のフィルターに、親水性処理を施したことを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
  3. 通風路内のフィルターに、撥水処理を施したことを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
  4. 通風路内の整水板に、親水性処理を施したことを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
  5. 通風路内の整水板に、撥水処理を施したことを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
  6. 通風路内の清浄ケーシングに、親水性処理を施したことを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
  7. 通風路内の清浄ケーシングに、撥水処理を施したことを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
  8. 整水板の表面が、凹凸形状であることを特徴とする請求項1、4または5に記載のレンジフード。
  9. 排気ファンを、後向きファンとしたことを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
  10. 通風路内の吸込口において整流板を備え、前記整流板は駆動手段により上下に駆動することを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
  11. 散水手段の散水時間、散水量、駆動手段の回転速度や回転時間を制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のレンジフード。
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