JP2006138501A - 空調機のメンテナンス方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
空調機の熱交換器等に汚れが付着することを抑制し、かつ付着した汚れを除去し易くする空調機のメンテナンス方法を提供する。
【解決手段】
空調機100の熱交換器102に向けて洗浄用の流体を噴射して熱交換器102に付着した汚れを除去する洗浄工程、空調機100の少なくとも熱交換器102の表面にコーティング被膜を形成する工程を備えた第1の保守作業と、熱交換器102の表面に付着した汚れを、洗浄液を高圧で噴射することなく除去する第2の保守作業と、を含む。
熱交換器102の表面のコーティング被膜を形成することで、汚れを除去した上でさらに汚れが付着することを抑制できる。よって、第1の保守作業と次回の第1の保守作業との間では、コーティング被膜が保持されている間は、簡便な第2の保守作業を行うことで空調機の状態を良好に維持できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空調機、特にその内部の汚れを効率的に除去することができる空調機のメンテナンス方法に関する。
室内の天井部等に設置された空調機は、室内の空気を循環させながら熱交換をして、室内温度を調整する。そのため、循環空気に含まれる塵埃やたばこのヤニ、細菌等のうち、空調機の吸込口に設けたフィルタで除去されない微細なものが熱交換器に付着し堆積すると、空調機内の空気通路の目詰まりが発生する。熱交換器に設けられたアルミフィンは表面が凹凸処理されてその凹凸の間隔が狭いので、このような状況が容易に発生する。すると、熱交換器の通過風量が不足し、濃縮率低下による液冷媒不足が生じ、空調機の効率が低下して電力消費量が大幅にアップする。また、空調機内部にカビ等が発生し易くなり、これが空調機外部に放出される場合もある。
このような事態を避けるため、空調機の熱交換器等を定期的に洗浄して、内部に堆積した塵埃等を除去する必要が生じる。そこで、特許文献1または2に示すように、流体噴射ノズルを備え、洗浄液等を空調機の熱交換器等に吹きつけて、これを洗浄する装置が提供されている。
特開平8−296993号公報 特開平10−89892号公報
しかし、このような洗浄装置による洗浄を実施すると、洗浄作業中は空調機が設置された部屋の使用を制限しなければならず、また洗浄装置の設置及び撤去の手間を要し、洗浄に使用する水量もきわめて多いこと等から、洗浄コストが比較的高価である。そのため、いつでも簡単に実施できるものではない。
他方、熱交換器に付着した油分等を含む汚れを除去するために、洗剤等の薬液を洗浄液として使用する必要が生じる。また、洗浄頻度が少ない場合には、汚れの堆積が増加して一回の洗浄に要する時間や労力が大きくなる。
したがって、通常使用時には、できる限り空調機の熱交換器等に汚れが付着しないようにして、また、付着した汚れを簡単に除去できるようにすることがメンテナンス上は最も望ましい。
本発明は上記のような事情に鑑みてされたもので、空調機の熱交換器等に汚れが付着することを抑制し、かつ付着した汚れを除去し易くする空調機のメンテナンス方法を提供することを課題とする。
上記課題を達成するために本発明は、次のような構成とした。すなわち、空調機の熱交換器に向けて洗浄用流体を高圧で噴射して熱交換器に付着した汚れを除去する洗浄工程、及び空調機の熱交換器の表面にコーティング被膜を形成する工程、を含む空調機のメンテナンス方法であって、
流体噴射ノズルを備えた洗浄装置により、洗浄用流体とともにコーティング剤を噴射して、洗浄作業及び熱交換器の表面に所定のコーティング被膜を形成する作業を実施することを特徴とする。
本発明の空調機のメンテナンス作業では、熱交換器に向けて洗浄液を高圧で噴射して汚れを除去するとともに、コーティング剤の塗布を実施する。そのような作業に適した洗浄装置としては、例えば、空調機の下部を覆う受け皿と、この受け皿を設置する据え付け手段と、受け皿上に臨ませて上下動し、かつ回転可能な流体噴射ノズルとを備えたものを用いることができる。
上記作業では、汚れの除去と同時に、熱交換器やその周辺の表面にコーティング被膜を形成することで、この被膜が形成された部位について、その後の汚れ付着を抑制するとともに、付着した汚れの除去を容易にする。
また、このコーティング剤を熱交換器の表面に吹き付ければ、所定の被膜を形成することができる。コーティング剤としては各種の公知のもので洗浄液に混合可能なものが使用できる。
特に、前記コーティング剤としては種々の公知のものが使用できるが、水溶性で洗浄剤に混合して吹付けるようにして塗布することができ、ガラス基板や金属板などの表面に、常温で硬化してセラミック被膜を形成できるものが好適に用いられる。例えば、SiO2(シリカ)を主成分とするもの等が好適である。
このように本発明では、洗浄液の高圧噴射による効率的な洗浄作業とコーティング剤の塗布作業とを併せて実施できるので作業効率が向上し、所定の洗浄装置を使用するだけで洗浄及びコーティング剤の塗布が完了する。
また第2の発明は、空調機の熱交換器に向けて洗浄用の流体を高圧で噴射して熱交換器に付着した汚れを除去する洗浄工程、及び空調機の少なくとも熱交換器の表面にコーティング被膜を形成する工程を備えた第1の保守作業と、
熱交換器に付着した汚れを、洗浄液を高圧で噴射することなく除去する第2の保守作業と、を含み、
前記第1の保守作業と次回の第1の保守作業との間で前記第2の保守作業を実施することを特徴とする。
このようなメンテナンスにおいては、第1の保守作業において熱交換器に向けて洗浄液を噴射して汚れを除去する。この第1の保守作業では、上記のような流体噴射ノズルとを備えた洗浄装置を使用し、この洗浄装置による洗浄が終了した後、コーティング剤を噴射してコーティング剤の塗布作業をするか、または噴射ノズルから噴射する高圧流体中にコーティング剤を混合し、洗浄作業と塗布作業を併せて同時に実施する。これらの場合は、コーティング剤が噴射ノズルから噴射することが可能な流体状のものを選択する。すなわち、洗浄液と混合できるコーティング剤であれば、洗浄作業の当初からこれを噴射する流体に混合させてもよいが、より好ましくは、洗浄作業が進み空調機の汚れがほぼ除去された段階で、噴射する流体にコーティング剤を混合するのが良い。
この洗浄装置では、少なくとも20kg/cm2 以上、好ましくは50kg/cm2 から90kg/cm2程度、さらに好ましくは70kg/cm2 から80kg/cm2 に加圧された洗浄液が噴射ノズル3a、3aからフィン付交換器Cの各部に吹付けられる。
第2の保守作業では、流体の高圧噴射をせずに、例えば、洗浄液を使用しまたはこれを使用しないで、熱交換器及びその周辺の簡単な汚れの除去作業、例えば拭き取り、吸引等を実施する。
第1の保守作業での洗浄によれば、空調機の吸入口付近や吸入通路、熱交換器等の表面にコーティング被膜を形成することができ、前記被膜が保持されている間は、第2の保守作業である汚れの拭き取り、吸引等、日常の簡単な清掃作業のみで、これらの表面に付着した汚れ多くを除去することができる。
また、不織布等からなるフィルタを空調機の空気吸入口を覆うようにして設け、吸入空気が前記フィルタを通過するようにすれば、吸入空気中の多くの汚れが除去されるので、空調機に汚れが付着するのを軽減できる。
本発明によれば、熱交換器に対して洗浄液を高圧で噴射することによる効果的な洗浄と、熱交換器の表面のコーティング被膜形成とによって、熱交換器等の汚れを除去した上でさらに汚れが付着することを抑制することができる。
また、コーティング被膜によって汚れが付着してもこれを除去し易くなり、コーティング被膜が保持されている間は簡便な清掃作業により空調機を良好な状態に維持することができる。特に、吸気通路や熱交換器等に汚れが堆積することによる空調機の稼働効率低下を大幅に軽減することが可能となる。
以下、本発明の空調機のメンテナンス方法を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のメンテナンス方法の実行順序を示すフローチャート図である。
(ステップS1)
空調機の洗浄装置により、空気及び水と洗剤等を含む洗浄液を空調機のフィン付熱交換器等に吹付けて洗浄作業を行う。空気と洗浄液は、空調機洗浄装置の高圧噴射ノズルから噴射されるので、空調機の汚れが吹き飛ばされ、また洗い流される。その際、前記洗浄によりある程度汚れが落ちた段階で、コーティング剤を混合した洗浄液を、洗浄装置の洗浄液供給タンクに送り、これを噴射ノズルから空調機の熱交換器等に吹付けることにより、それらの表面に所定のコーティング剤による被膜を形成する。
(ステップS2)
ステップS1の作業が終了した後、空調機の吸気口に、不織布等からなるフィルタを装着して前記吸気口を覆い、空調機が空気中の比較的粒子の大きな汚れを吸い込まないようにする。
(ステップS3)
ステップS1で洗浄装置によって洗浄された部位には、コーティング被膜が形成されているため、通常の清掃は水や洗浄液を含ませた布等による拭き取り作業または塵埃の吸引作業等を行う。このような作業によって、通常使用による空調機の汚れの大部分は除去することができるので、日常的に簡単に行える清掃により良好な状態を維持することができる。したがって、汚れが堆積して吸気量が低下する結果、電気消費量が増加することを抑制することができる。
このような水洗浄等を繰り返すことで暫くの間は空調機の状態を良好に維持できるが、所定期間が経過してコーティングの効果が薄れたり、汚れの付着が堆積した状態となったら再度ステップS1の作業を実施する。
上記作業の繰り返しによって、空調機を、大きな効率低下や汚れの付着によるカビの発生といった事態にまで至ることなく、常時良好な状態に維持することができる。
次に、本発明が適用される空調機と、上記作業において使用する洗浄装置、コーティング剤及びフィルタの具体的な例について説明し、上記作業についてさらに詳細に説明する。
(空調機)
本発明が適用される空調機の一例を図2に基づいて説明する。図2は、天井取付け形の空調機を示している。この空調機100は、下面を解放した筐体101内に環状のフィン
付熱交換器102(図3)を備え、このフィン付熱交換器102の中央の空間にブロワ(図示せず)を備えている。また、前記筐体101の下面のパッキン104(図5)に密着する着脱自在の蓋部材105を備え、この蓋部材105は中央に吸気口106を、周囲の4辺に沿って吹出口107を、それぞれ備える。前記筐体101は、ステーボルト108によってスラブ109に吊り下げられ、その吸気口106は天井面110(図5)と同一の高さになるように設置されている。
(洗浄装置)
図4は、上記空調機100を洗浄するために用いる洗浄装置の概略を示している。
この洗浄装置1は公知のものであり、空調機100内のフィン付熱交換器102等を主に洗浄するものである。洗浄作業をするには、最初に、空調機100から蓋部材105とブロワを取外す。
洗浄装置1は、空調機100の筐体101の下部に、据付手段11によって密着設置し得る受皿12と、この受皿12上に臨ませた、上下動並びに回転動する流体噴射ノズル13を有している。そしてこの流体噴射ノズル13から噴出する流体をフィン付熱交換器102に吹付け、これを洗浄する。
前記受皿12は、合成樹脂等の材料で円板型に形成されている。
流体噴射ノズル13は、洗浄液噴射ノズル13aと空気吹出しノズル13bが設けられ、噴射ノズル13a、13bから洗浄液並びに空気をフィン付熱交換器102に向かって吹付けるように横向きに取付けている。これらの噴射ノズル13a、13a及び13bは、駆動機構17によって上下動並びに垂直軸を中心に回転可能である。この駆動機構17は、噴射ノズル13a、13a及び13bを垂直軸を中心に回転させる回転駆動部18と、これらを上下動させる昇降駆動部19とから成る。
回転用駆動部18は、受皿2の下面に間隔を存して設けた上下一対のボールベヤリングそれらの間に設けたモータ20を備え、このモータ20の作動により噴射ノズル13a、13a及び13bが回転するようになっている。
昇降動用の昇降駆動部19は、支持杆14に連結したラック杆19aと、このラック杆19aを昇降動させるモータ19bとで構成されている。
図6は、上記洗浄装置に洗浄液を供給するための設備を備えた台車24を示している。この台車24には、前記噴射ノズル13aに高圧水を供給するためのポンプWP、前記噴射ノズル13bに圧縮空気を供給するためのエアコンプレッサAC、ドライヤ用ファンモータFM、ドライヤ用ヒータHE、スチーム発生器ST、ポンプWPへの給水通路に介入する電磁弁SV1 、高圧水を洗浄液噴射ノズルに供給する供給通路に設けた電磁弁SV2 、SV3 、SV4 、空気を空気吹出しノズル3bに供給する供給通路に設けた電磁弁SV5、SV6等を収容する。
上記洗浄装置では、コントロール部からの指令信号で、モータ20及びモータ9bが作動すると、噴射ノズル3a、3aは、極めて緩やかに正回転し、かつ上下動を繰返しつつ、60kg/cm2 〜70kg/cm2 に加圧された洗浄液をフィン付交換器102の各部に吹付ける。この洗浄液によってフィン付熱交換器102の各部に付着した埃等が洗い流される。そして、噴射ノズル3a、3aが一回転したところで、モータ20の逆転回路(図示せず)が選択され、噴射ノズル3a、3aを逆方向に回転させつつ洗い流しを続行する。これを繰返すことでフィン付熱交換器102の各部に一様に洗浄液を吹付けて洗浄を行う。
次に、洗浄によって空調機に付着した汚れの大部分が除去された段階で、コーティング剤を洗浄液に混合する。これはポンプWPに連通する給水通路に送られ、噴射ノズル3a
、3aから洗浄液とともに噴射される。このようにして洗浄装置によってフィン付熱交換器102及びその周辺にコーティング剤が塗布される。
さらに、押ボタンスイッチ(図示せず)を押すと、ドライヤ用ファンモータFMが作動し受皿2と筐体101とがなす空間に熱風を吹込んで筐体101の内面並びにフィン付熱交換器102を乾燥させる。一定時間の後押ボタンスイッチを押せば、ドライヤ用ヒータHE並びにドライヤ用ファンモータFMへの通電が止まって全ての作業が完了する。
(コーティング剤)
前記コーティング剤としては、シリカ、アルミナ、ジルコニア、炭化珪素等のセラミックパウダーと、無機バインダを含み、水等を溶媒として使用できるものを用いる。
コーティング剤の硬化時間が経過すると熱交換器等の表面にはセラミック被膜が形成されるので、その後、セラミック被膜が形成された部分に対する油分等の汚れ付着が抑制され、付着した汚れは水洗浄により容易に除去することができる。前記被膜を形成することで、例えば1年から2年の間、前記洗浄装置を使用するような大がかりな清掃を行うことなく、汚れの付着を抑制することができる。
(フィルタ)
洗浄作業の終了後、図7に示すように、空調機用のフィルタ50は、空調機100の吸気口106の全体を覆うように装着される。
吸気口106は、その全体が四角形、本例では略長方形に形成され、フィルタ50は、これに合わせた大きさの四角形である。このような大型空調機用のフィルタ50は、図8に示すように通気性を有する繊維材料によって形成される。ここでは、繊維材料としてポリエステル繊維が使用されているが、これ以外の繊維材料を使用してもよい。
前記吸気口106と対向する側のフィルタ50の表面には、所定の空気通過範囲を残して粘着部分63が断続的に設けられている。
また、前記フィルタ50には、消臭剤、滅菌剤を混入することができ、消臭剤としては、公知の無機系消臭剤が使用でき、滅菌剤としては酸化チタンなどが用いられる。
このフィルタ50を、吸気口106に取り付けるときは、まず、接着布61を、その上下面に設けた粘着層62によって、単独で吸気口106の外周枠部52に接着する。
次に、フィルタ50を広げて、その外周部を前記接着布61に接着させる。フィルタ50は繊維質なので、そのままの状態で接着布61に着脱自在に接着される。
このように、フィルタ50は、その外周部が接着布61によって吸気口106の外周枠部52に固定される。
また、フィルタ50は繊維材料で形成されているので、空気中に含まれる煙草の煙、花粉など比較的小さな塵埃を効率よく集塵できる。
前記フィルタ50は、日常、交換が必要な程度に汚れた場合、いつでも容易に行うことができる。
日常の空調機の清掃は、吸入口51付近とフィン付熱交換器102の表面を、洗浄液を吹付ける水洗浄、あるいは洗浄液を含ませた布等によって汚れを拭き取る作業をする。 このような作業によって空調機の汚れの大部分は除去することができるので、比較的簡単に行える清掃で空調機を清潔な状態に保持することができ、効率低下による電気消費量の増加を抑制することができる。
なお、セラミックの被膜が劣化、剥離する等、コーティング効果が薄れたり、汚れの付着が堆積した状態となった場合、再度ステップS1の作業を実施する。
上記のような作業の繰り返しによって、大きな効率低下や汚れの付着によるカビの発生といった事態に至ることなく、空調機を常時良好な状態に維持することができる。
(他の実施の形態)
上記の実施の形態では、空調機に対する洗浄装置による洗浄とともにコーティング剤の塗布を行う例について述べたが、洗浄装置による洗浄時に、必ずしもコーティング剤の塗布を行わずに、セラミック被膜が劣化し汚れの付着が増加した場合等、必要に応じて洗浄装置による洗浄と併せてコーティング剤の塗布を行うようにしてもよい。
また、洗浄装置としては洗浄用の流体を熱交換器に向けて噴射するものであれば、上記の実施の形態に示すものに限られない。
さらに、空調機は、上記の実施の形態に示すような天井取付け形のものに限定されることなく、壁埋込み形や部屋内部に設置される据置き形のもの等、種々のタイプのものに適用可能である。
本発明の実施形態を示すフローチャート視図 天井取付け形の空調機の一例を示す図 フィン付熱交換器の一例を示す図 本発明において使用する洗浄装置の概要を示す図 洗浄装置を空調機に装着して洗浄作業を行う状態を示す図 洗浄装置の駆動ユニットの概略を示す図 フィルタの装着状態を示す図 フィルタの粘着部の構造を示す図
符号の説明
1 洗浄装置
11 据付手段
12 受皿
13 噴射ノズル
17 駆動機構
18 回転駆動部
19 昇降駆動部
24 台車
50 フィルタ

Claims (5)

  1. 空調機の熱交換器に向けて洗浄用流体を高圧で噴射して熱交換器に付着した汚れを除去する洗浄工程、及び空調機の熱交換器の表面にコーティング被膜を形成する工程、を含む空調機のメンテナンス方法であって、
    流体噴射ノズルを備えた洗浄装置により、洗浄用流体とともにコーティング剤を噴射して、洗浄作業及び熱交換器の表面に所定のコーティング被膜を形成する作業を実施することを特徴とする空調機のメンテナンス方法。
  2. 空調機の熱交換器に向けて洗浄用の流体を高圧で噴射して熱交換器に付着した汚れを除去する洗浄工程、及び空調機の少なくとも熱交換器の表面にコーティング被膜を形成する工程を備えた第1の保守作業と、
    熱交換器の表面に付着した汚れを、洗浄液を高圧で噴射することなく除去する第2の保守作業と、を含み、
    前記第1の保守作業と次回の第1の保守作業との間で前記第2の保守作業を実施することを特徴とする空調機のメンテナンス方法。
  3. 流体噴射ノズルを備えた洗浄装置により、洗浄用の流体を空調機の熱交換器その他の部位に向けて高圧で吹き付けることを特徴とする請求項1または2に記載の空調機のメンテナンス方法。
  4. 前記洗浄用の流体とともにコーティング剤を高圧で噴射して、少なくとも熱交換器の表面に所定のコーティング被膜を形成することを特徴とする請求項2または3に記載の空調機のメンテナンス方法。
  5. 前記コーティング剤は、常温で硬化してセラミック被膜を形成するものである請求項1から4のいずれかに記載の空調機のメンテナンス方法。
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