JP4429753B2 - 洗浄装置付きレンジフード - Google Patents

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本発明は、調理時に発生する湯気、油分を含む空気等をフード内に捕集し、送風機で屋外に排出するレンジフードにおいて、そのフード内部を洗浄できるようにした洗浄装置付きレンジフードに関する。
特許文献1に洗浄装置付きレンジフードが開示されている。
この洗浄装置付きレンジフードは、調理時に発生する湯気、油分を含む空気等を捕集する下開口部を有するフードと、そのフード内部に洗浄液を噴射する洗浄液噴射部と、前記フードの下開口部を開閉するカバー体を備え、レンジフード運転時にはカバー体を開放位置としてフードの下開口部を開放する。洗浄時にはカバー体を閉じ位置としてフードの下開口部を閉じ、その状態で洗浄液噴射部から洗浄液をフード内部に噴射してフード内部を洗浄する。
特開2002−372275号公報
前述の洗浄装置付きレンジフードであれば、フード内部を洗浄する際にフードの下開口部から洗浄液が流れ落ちることをカバー体で防止できる。
しかし、前述の洗浄装置付きレンジフードであると、洗浄時にフード上方内部に噴射された洗浄液が勢いよく落下し、カバー体に衝突して大きな衝突音が発生し、その衝突音がカバー体からフード周囲に直接伝播するため洗浄中の騒音が大きく使用者が不快感を感じることになる。
すなわち、フードは空気を捕集し易いようにある程度の高さ寸法を必要とし、そのフードの下開口部とフード上方内部との寸法が大きく、フードの下開口部を閉じているカバー体とフード上方内部との距離が大きいので、フード上方内部に噴射されて落下し、カバー体に衝突した洗浄液の落差が大きく、大きな衝突音が生じる。
この大きな衝突音はカバー体からフード周囲に直接伝播するために、フード周囲の騒音が大きく、使用者が不快を感じることになる。
本発明の目的は、フード内部の洗浄時に洗浄液がフードの下開口部から流れ落ちることを防止できるし、フード上方内部に噴射され落下した洗浄液の衝突によって大きな衝突音が発生しないと共に、その発生した衝突音がフード周囲に伝播することが軽減されて洗浄中の騒音を低減できるようにした洗浄装置付きレンジフードを提供することである。
第1の発明は、フード1の内部に設けた洗浄液噴射部5と、このフード1の下開口部3を開放する開き位置と閉じる閉じ位置に移動するカバー体7を備え、このカバー体7を閉じ位置としてフード1の内部に洗浄液を噴射して洗浄するように構成した洗浄装置付きレンジフードにおいて、
前記フード1内に水受けプレート8を、前記洗浄液噴射部5よりも下方で、かつ前記閉じ位置のカバー体7、及び前記フード1の下開口部3よりも上方の位置に、前記洗浄液噴射部5を覆うと共に、前記閉じ位置のカバー体7、及び前記フード1の下開口部3と離隔して設けたことを特徴とする洗浄装置付きレンジフードである。
第2の発明は、第1の発明において、水受けプレート8の外面とフード1の内面との間に、空気等が流通する幅狭い吸込口9を形成した洗浄装置付きレンジフードである。
第3の発明は、第1又は第2の発明において水受けプレート8に、洗浄液噴射部5から噴射された洗浄液の一部を、この水受けプレート8の下側面8aに向けて流す洗浄液案内孔10を形成した洗浄装置付きレンジフードである。
請求項1に係る発明によれば、洗浄液がフード1の下開口部3から流れ落ちることをカバー体7で防止できる。
また、洗浄液噴射部5から噴射されてフード1の上方内部から勢いよく落下した洗浄液が水受けプレート8に衝突し、閉じ位置のカバー体7に衝突することを避けることができるから落下する洗浄液の衝突によって大きな衝突音が発生しない。しかも、水受けプレート8に衝突した衝突音はカバー体7によってフード1外部に伝播することが軽減される。よって洗浄中の騒音を低減できる。
また、フード1を見上げた時に洗浄液噴射部5が水受けプレート8で隠蔽されて見えないから、見栄えが良い。
請求項2に係る発明によれば、カバー体7を開き位置としてレンジフードを稼動している時(つまり、調理中)に、吸込口9からの吸込風速を高めることができ、調理時に発生した湯気、油分を含む空気等の捕獲効率を向上できる。
請求項3に係る発明によれば、洗浄液噴射部5から噴射された洗浄液の一部が洗浄液案内孔10から水受けプレート8の下側面8aに向けて流れるから、水受けプレート8の下側面8aを洗浄液で十分に洗浄できる。
図1と図2に示すように、フード1と送風装置2を備え、この送風装置2を駆動することで、調理時に発生する湯気、油分を含む空気等をフード1の下開口部3からフード1内に捕集し、フード1の上開口部4から送風装置2で吸い込み、図示しないダクト等を経て屋外に排出するレンジフードを構成している。
前記フード1の内部に設けた洗浄液噴射部5と、この洗浄液噴射部5に洗浄液を供給する洗浄液供給部6でフード1の内部に洗浄液を噴射して洗浄する洗浄装置を構成している。
前記フード1の下開口部3はカバー体7で開閉される。
このカバー体7を図2に示すようにフード1の下開口部3を開放する位置、例えば下向き位置とすると空気がフード1内にスムーズに捕集される。
前記カバー体7を図3に示すようにフード1の下開口部3を閉じる位置、例えば略水平となった前向き位置とすると、前述のようにフード1内部に噴射された洗浄液が下開口部3から流れ落ちないようにする。なお、フード1の下開口部3を閉じるとは、完全に閉じる場合と、下開口部3の開口縁とカバー体7との間に若干の隙間があり、送風装置2を駆動することでフード1内部に空気が流入する場合を含むものである。
つまり、フード1の下開口部3を閉じるとは、洗浄液が下開口部3から流れ落ちないようにすることである。
前記フード1の内部に水受けプレート8が設けてあり、この水受けプレート8は閉じ位置のカバー体7よりも上方に位置し、かつ離隔している。図2では水受けプレート8は洗浄液噴射部5よりも下方に位置している。
このようであるから、洗浄液噴射部5から噴射されフード1の上方内部から勢いよく落下した洗浄液が水受けプレート8に衝突し、閉じ位置のカバー体7に衝突することを避けることができるので、落下した洗浄液の衝突によって大きな衝突音が発生しない。しかも、水受けプレート8に衝突した衝突音はカバー体7によってフード1外部に伝播することが軽減される。よって洗浄中の騒音を低減できる。
この水受けプレート8の大きさは、前述のようにフード1の上方内部から勢いよく落下する洗浄液の全量が衝突する大きさが好ましいが、その勢いよく落下する洗浄液の一部が衝突する大きさであっても前述のように洗浄中の騒音を低減できる。
前記水受けプレート8は図2に示すように洗浄液噴射部5よりも下方に位置し、図4に示すように洗浄液噴射部5を覆うと共に、水受けプレート8の外面とフード1の内面との間に幅狭い吸込口9を形成すること、つまり水受けプレート8が整流板としての機能を有することが好ましい。
例えば、図4に示すようにフード1と水受けプレート8を矩形状とし、そのフード1のコ字状となった3つの内面と水受けプレート8のコ字状となった3つの外面との間に幅狭い隙間をそれぞれ形成して3つの幅狭い吸込口9をコ字形状として形成する。
このようにすれば、カバー体7を開き位置としてレンジフードを稼動している時(つまり、調理中)に、吸込口9からの吸込風速を高めることができ、調理時に発生した湯気、油分を含む空気等の捕獲効率を向上できる。
また、フード1を見上げた時に洗浄液噴射部5が水受けプレート8で隠蔽されて見えないから、見栄えが良い。
前記水受けプレート8の下側面8aには調理時に発生した湯気、油分を含む空気等が接して汚れることがあるが、前述のように水受けプレート8は洗浄液噴射部5よりも下方位置であると、水受けプレート8の下側面8aを洗浄液で十分に洗浄できない。
そこで、水受けプレート8に洗浄液案内孔10を形成し、洗浄液噴射部5から噴射された洗浄液の一部が洗浄液案内孔10から水受けプレート8の下側面8aに向けて流れるようにし、洗浄液で十分に洗浄できるようにすることが好ましい。
例えば、図5に示すように、洗浄液噴射部5にほぼ下向きの噴射口5aを形成し、水受けプレート8における噴射口5aと対向した一部分を下側面8aに向けて打ち出し加工して下側面8aに向けて開口した洗浄液案内孔10を形成する。
そして、前記噴射口5aから点線の矢印で示すように洗浄液案内孔10に向けて洗浄液が噴射され、その洗浄液が水受けプレート8の下側面8aに向けて勢いよく流れるようにする。
図2においては、水受けプレート8は左側が高く右側が低くなるように水平に対して傾斜しているので、その左側の一端縁にのみ洗浄液案内孔10を形成することで十分に洗浄できるが、水受けプレート8の他の端縁に洗浄液案内孔10を形成しても良いことは勿論である。
前記水受けプレート8は平坦面状の金属薄板を水平に設けても前述の効果を発揮するが、この水受けプレート8は傾斜して設けても良いし、表面に凹凸を設けても良い。
また、水受けプレート8を密度の高い材料、例えば銅や鉛、ガラスを使用することで一層効果を発揮する。
次に、各部材の具体形態の一例を説明するが、このものに限ることはない。
前記フード1は外側フード1aと内側フード1bを備えている。
前記外側フード1aは、下面が開口したほぼ箱形状(好ましくは偏平な箱形状)の横向部11と、この横向部11の後寄り部分と連続した上面が開口したほぼ箱形状(好ましくは偏平な箱形状)の縦向部12でほぼ鉤形状である。前記縦向部12の前面にはカバー体7が収容される凹陥部12aを有する。(図6参照)なお、外側フード1aの横向部11と縦向部12は別体であっても良いし、外側フード1aを横向部11のみとしても良い。
前記内側フード1bは下面が開口したほぼ箱形状(好ましくは偏平な箱形状)で、その内側フード1bが横向部11内に、その開口11aから取付けられ、この内側フード1bの外側面は外側フード1a(横向部11)で覆われ、下面の開口した部分がフード1の下開口部3で、この内側フード1bの上面に形成した開口部4aと横向部11の上面に形成した開口部4bが連通してフード1の上開口部4を形成している。
つまり、調理時に発生した湯気、油分を含む空気等は内側フード1bで捕獲され、この内側フード1bの内部が本発明のフード1の内部である。
前記外側フード1aの形状を図1、図2、図7に基づいて具体的に説明する。
前記外側フード1aは上面板13と、この上面板13の前端縁と連続した上下寸法の短かい上前面板14と、上面板13の後端縁と連続した上下寸法の長い背面板15と、この背面板15の下端縁と連続した前後寸法の短かい下面板16と、この下面板16の前端縁と連続し前記上前面板14の下端部とほぼ同一高さで、かつ前後方向に離隔した下前面板17と、これらの各板に亘って設けたほぼ鉤形状の左右の側面板18を備え、下方が開口した上横空洞部19aと、この上横空洞部19aの後寄りと連続した縦空洞部19bを有する。
そして、上横空洞部19aを形成する部分によって前記横向部11を形成し、縦空洞部19bを形成する部分によって前記縦向部12を形成している。
前記左右の側面板18は、その下端縁に沿った幅狭い側縁前面板18aを備え、この側縁前面板18aは縦部と横部で鉤形状である。この実施の形態では側縁前面板18aは側面板18と別体となっているが、一体であっても良い。
前記下前面板17は、左右の側縁前面板18aにおける縦部と前述の下面板16との間に着脱自在に取付けてある。前記下前板17は、左右の側面突出片17aと下突出片17bを有し、前述の凹陥部12aを形成している。
前記上前面板14の下端縁と側縁前面板18aにおける横部(側面板18の横部下端縁)、つまり横向部11の開口縁は、鉤形状に折曲して内側フード取付面11bを形成している。
前記内側フード1bの具体形状を説明する。
前記内側フード1bは上面板20と前面板21と後面板22と左右の側面板23で下面が開口したほぼ矩形箱形状で、その上面板20に開口部4aが形成され、その開口部4aの周縁にダクト24が固着してある。このダクト24の上面は水平に対して前部が後部よりも低くなるように傾斜している。
そして、内側フード1bは開口11aから横向部11内に挿入され、そのダクト24の上開口端面を上面板13の開口部4bの周縁部下面に接し、前面板21、側面板23のフランジ21a、23aを前記外側フード1aの内側フード取付面11bにビス止めするように取付けられ、内側フード1bの開口縁が水平に対して前部が高く、後部が低くなるように傾斜している。
前記上面板20の下面にフィルター25が取付けられ、このフィルター25で前記開口部4aを覆い、前述した空気等はフィルター25を通して開口部4aに流れるようにしてある。
前記送風装置2は、外側ケース30内に送風機31を設けたもので、その外側ケース30をフード1(上面板13)に取付けて前記上開口部4(開口部4b)に連通した導風室32を形成している。
この導風室32に送風機31の吸込口が連通し、その送風機31の吐出口が図示しない排出ダクトに連通している。
前記洗浄液噴射部5は、内側フード1bの上方内部、側方内部に洗浄液を噴射する主噴射口5bと前述した噴射口5aを有する。
例えば、図4、図5に示すように、ほぼコ字形状のパイプ40に噴射口5aと主噴射口5bを所定の方向に向けて複数形成し、そのパイプ40をブラケット41で内側フード1bの内部に取付けると共に、後面板22よりも後方に突出してある。
このパイプ40は水平に対して前部が高く後部が低くなるように傾斜している。
前記洗浄液供給部6は、タンク50とポンプ51と排水弁52と給水弁53を備え、そのポンプ51の吸込部がタンク50内に突出し、かつ吐出部が配管54で前記パイプ40に接続してある。
前記排水弁52の入口がタンク50内に連通し、出口が排水パイプ55に接続してある。
前記タンク50の上部と排水弁52の出口側とに亘ってオーバーフロー用パイプ56が接続してある。
このようであるから、ポンプ51でタンク50内の洗浄液をパイプ40に圧送することで、噴射口5a、主噴射口5bから洗浄液が洗浄液案内孔10、内側フード1bの内部に噴射される。
前記排水弁52を開とすることでタンク50内の洗浄液が排水パイプ55から排水される。
また、給水弁53を開とすることでタンク50内には洗浄液が供給されるが、この際、設定した水位を越えた洗浄液はオーバーフロー用パイプ56から排水弁52の出口側、排水パイプ55を通って排水されるので、タンク50の上部からオーバーフローすることはない。
このタンク50に洗浄液を供給するには、水道管に通水ホースを接続し、この通水ホースの出口側に給水弁53を設け、その給水弁53からタンク50内に水道水を供給するようにする。なお、洗浄液は水道水に限ることはなく、任意の洗浄液を利用できる。例えば洗浄剤を混入した洗浄液をタンク50内に補給するようにしても良い。
前記カバー体7は、図2に示す開き位置と図3に示す閉じ位置とに亘って上下回動自在に取付けられ、開き位置の時には縦向部12の凹陥部12a内に収容されてカバー体7が縦向部12の前面から前方に突出しないようにしてある。
前記カバー体7が図3に示すように閉じ位置の時には、水平に対して前部が高く後部が低くなるように傾斜し、かつ後端部がタンク50内に突出するようにしてある。
これによって、洗浄後の洗浄液がカバー体7に沿ってタンク50までスムーズに流れる。
前記カバー体7は、基板60の左右両端側縁に側面立上り片61、後端縁に後面立上り片62、前端縁に前面立上り片63をそれぞれ備え、カバー体7は水受け凹部を有する。その後面立上り片62は庇片62aを有する断面ほぼL字形状で、かつ左右方向にほぼV字形状に折曲し、この後面立上り片62と基板60の後端縁寄り部分で洗浄液受け凹部64を形成している。
前記カバー体7を図3に示すように閉じ位置とした際に、その各立上り片が内側フード1bの開口縁(前面板21、後面板22、左右の側面板23)よりも外側に位置する。つまり、内側フード1bの開口縁がカバー体7の水受け凹部内に入り込む。
このようであるから、内側フード1bの内部に噴射された洗浄液はカバー体7に流れ落ち、そのカバー体7から周囲に飛散することがない。
また、カバー体7を閉じ位置とした時に、図8に示すように前面立上り片63が、内側フード1bのフランジ12aに設けたストッパ65に当接して空気が流通する隙間を形成するようにしてある。
前記後面立上り片62の左右中央部に排水用筒部66が設けてあり、この排水用筒部66はほぼくの字形状に折曲している。そして図2に示すようにカバー体7が開き位置の時には排水用筒部66がタンク50よりも上方に位置し、図3に示すようにカバー体7が閉じ位置の時には排水用筒部66がタンク50内に突出する。
このようであるから、カバー体7に流れ落ちた洗浄液は、排水用筒部66からタンク50内に確実に流れ込む。
また、カバー体7の左右方向全域に流れ落ちた洗浄液がカバー体7の後部寄りで左右中央部に集中して排水用筒部66からタンク50に流れ込むので、そのカバー体7の後部寄りの洗浄液の量が多くなるが、洗浄液受け凹部64があるので、その洗浄液受け凹部64に洗浄液が溜り、カバー体7からあふれ出ることがない。
前記カバー体7の後端部には水受け部材(水受けパック)67が設けてあり、カバー体7が図2に示す開き位置の時には水受けプレート8に発生した結露水やフィルター25から落下した結露水が水受け部材67に流れ込んで溜る。
そして、カバー体7を図3に示す閉じ位置とした時に、その水受け部材67に溜った結露水がタンク50内に排水される。
例えば、図9に示すように、内側フード1bの後面板22には水受けプレート8の後端縁と対向した受け片22aと、排水穴22bが形成され、水受けプレート8の結露水が受け片22の上に落下し、排水穴22bから水受け部材67に流れ込む。
前記水受け部材67の内部は排水穴67aで前記排水用筒部66に連通し、カバー体7を図3に示すように閉じ位置とした時に水受け部材67の水が排水穴67aから排水用筒部66に流出し、タンク50内に排水される。
前記カバー体7の表面後端部(後面立上り片62の庇片62a部分)には化粧カバー68が取付けてあり、カバー体7を図2に示すように開き位置とした時に、カバー体7の後端部分と内側フード1bの後面板22との間の隙間を閉塞して見栄えを良くしている。
前記カバー体7は手動で上下に回動しても良いが、モータで上下に回動しても良い。
例えば、図1と図10に示すように、モータ70で角軸71を回転するようにし、カバー体7の背面上部寄りにフック部材72を取付け、このフック部材72を角軸71に引掛けて連結する。そして、角軸71が回転することでカバー体7が上下に回動するようにする。
このようにすることで、カバー体7を角軸71に簡単に取付けできる。また、角軸71とフック部材72がしっかりと係合して相対的にスリップすることがなく、カバー体7を確実に上下に回動できる。
例えば、歯車ケース73の表面にモータ70を取付けると共に、その歯車ケース73に角軸71の軸方向一端寄りを回転自在に支承し、この角軸71の軸方向一端部とモータ70の出力軸を歯車ケース73内に設けた歯車対で連結する。例えば角軸71の一端部に従動歯車75を固着し、モータ70の出力軸に駆動歯車76を固着して両方の歯車を噛合する。
前記角軸71の軸方向他端部寄りをブラケット76に回転自在に支承する。
前記歯車ケース73とブラケット76を図1に示すようにフード1を構成する左右の側面板18の対向した内面にそれぞれ固着して角軸71を左右方向に向けて回転自在に取付ける。
前記角軸71は矩形断面で、前記フック部材72はコ字形状で、そのフック部材72が角軸71の3つの面に接触して引掛けることで取付け、ビス77を螺合して固着する。
前記水受けプレート8はパイプ40の下面に接するように取付けられ、その後端寄り部分8bが下向きに傾斜してパイプ40と離れている。
例えば、前記パイプ40を取付けるブラケット41に水受けプレート8をビス止めする。
前記水受けプレート8の後端寄り部分8bが前述の受け片22aと対向する。
カバー体を開き位置とした状態のレンジフードの前面図である。 カバー体を開き位置とした状態のレンジフードの一部破断側面図である。 カバー体を閉じ位置とした状態のレンジフードの一部破断側面図である。 カバー体を閉じ位置とした状態のレンジフードの底面図である。 図2のA部拡大図である。 カバー体を閉じ位置と開き位置の中間位置とした状態のレンジフードの斜視図である。 外側フードの斜視図である。 図3のB部拡大図である。 図2のC部拡大図である。 カバー体と、その駆動部の分解斜視図である。
符号の説明
1…フード、1a…外側フード、1b…内側フード、2…送風装置、3…下開口部、4…上開口部、5…洗浄液噴射部、5a…噴射口、5b…主噴射口、6…洗浄液供給部、7…カバー体、8…水受けプレート、8a…下側面、9…吸込み口、10…洗浄液案内孔。

Claims (3)

  1. フード1の内部に設けた洗浄液噴射部5と、このフード1の下開口部3を開放する開き位置と閉じる閉じ位置に移動するカバー体7を備え、このカバー体7を閉じ位置としてフード1の内部に洗浄液を噴射して洗浄するように構成した洗浄装置付きレンジフードにおいて、
    前記フード1内に水受けプレート8を、前記洗浄液噴射部5よりも下方で、かつ前記閉じ位置のカバー体7、及び前記フード1の下開口部3よりも上方の位置に、前記洗浄液噴射部5を覆うと共に、前記閉じ位置のカバー体7、及び前記フード1の下開口部3と離隔して設けたことを特徴とする洗浄装置付きレンジフード。
  2. 水受けプレート8の外面とフード1の内面との間に、空気等が流通する幅狭い吸込口9を形成した請求項1記載の洗浄装置付きレンジフード。
  3. 水受けプレート8に、洗浄液噴射部5から噴射された洗浄液の一部を、この水受けプレート8の下側面8aに向けて流す洗浄液案内孔10を形成した請求項1又は2記載の洗浄装置付きレンジフード。
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