JP3888755B2 - エレベータ式駐車装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の駐車階層と、これら駐車階層の中央部を貫通し、鉛直方向に設けたエレベータの昇降路とを備え、各駐車階層にエレベータの昇降路に隣接してその前後左右及び対角線上の位置、合計8箇所の格納スペースを設け、自動車の格納効率を高めたエレベータ式駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のエレベータ式駐車装置が特開平5−106359号公報に開示されている。以下、その概要について図13、図14を用いて説明する。
【0003】
図13において、この駐車装置は、長方形デッキの多段構造からなり、各デッキの中央部を貫通し、鉛直方向に延びるエレベータEを備え、このエレベータEで自動車を各段のデッキに移送するようになっている。各デッキにはそれぞれ、エレベータEに隣接してその前後左右及び対角上の位置、合計8箇所に長方形状の格納スペースP1〜P8が設けられ、これら格納スペースP1〜P8上にトレー103が配置されている。各格納スペースP1〜P8上、エレベータE上にそれぞれ配設されたトレー搬送装置130により、トレー103がエレベータE、各格納スペースP1〜P8の縦方向、横方向に移動されるようになっている。
【0004】
このような構造から、トレー103がエレベータEの前後端、左右端のいずれかからでも受け渡しされる。運用上、各デッキにおいて全数駐車になるまでは少なくとも1箇所の格納スペースがトレーなしの状態にされ、格納スペースP1〜P8間でトレー103が移動されることにより、エレベータEに隣接する格納スペースP2、P4、P5、P7のいずれかがトレーなしにされて、自動車の入出庫が行われる。例えば、格納スペースP2、P4、P5、P7のうち一つ、ここではP2に出庫の自動車を載せたトレー103を移動しておき、残りの格納スペースのうち、いずれか一つ、ここではP4をトレーなしの状態にしておくと、エレベータEからトレーなしの格納スペースP4へトレー103を移動することにより、自動車を入庫することができ、併せて出庫車を載せたトレー103を格納スペースP2からエレベータEへ移動して出庫を行うことができる。
【0005】
ここで、トレー搬送装置130は、図14に示すように、建屋の骨格をなす平行な横桁117間に配置され、縦行用の搬送駆動ローラ111、縦行用の搬送従動ローラ112を配設された一対の縦行ローラ支持梁115と、建屋の骨格をなす平行な縦桁118間に各縦行ローラ支持梁115に対して油圧ジャッキ120を介して立体交差状に配置され、横行用の搬送駆動ローラ113、横行用の搬送従動ローラ114を配設された一対の横行ローラ支持梁116とを備える。油圧ジャッキ120の作動(伸長)により、各横行ローラ支持梁116が各縦行ローラ支持梁115に対して上昇されると、各横行ローラ支持梁116上の搬送駆動ローラ113、搬送従動ローラ114が各縦行ローラ支持梁115上の搬送駆動ローラ111、搬送従動ローラ112と略同一レベルから若干高い位置まで移動されるようになっている。
【0006】
したがって、油圧ジャッキ120が収縮された状態で、トレー103が一対の縦行ローラ支持梁115上を縦行され、油圧ジャッキ120が伸長されると、トレー103が一対の横行ローラ支持梁116上を横行される。このようにしてトレー103がエレベータEと隣接する格納スペースP2、P4、P5、P7まで搬送され、エレベータEとの間でトレー103の受け渡しが行われる。
【0007】
また、図15に上記駐車装置に用いる特開平5−239949号公報に開示された別のトレー搬送装置を示している。各デッキにおいて、左右の各格納スペースP1、P2、P3間と、P6、P7、P8間とにそれぞれ、トレー搬送用の縦方向レール218を設置され、そこに牽引台車203が配置されている。また前後の各格納スペースP1、P4、P6間と、P3、P5、P8間とにそれぞれ、トレー搬送用の横方向レール119を設置され、そこに牽引台車204が配置されている。ここで各牽引台車203、204は、駆動モータ、駆動軸、スプロケット、チェーン等により駆動され、必要に応じて単独的に、または連動的に走行されるようになっている。
【0008】
各デッキにおいて、トレー103をエレベータEに受け渡しするため、エレベータEの前後端又は左右端に移動する場合に、トレー103が牽引台車203または204を連結され、牽引台車203または204の駆動により自動搬送される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の駐車装置では、各駐車階層毎に複数の搬送駆動ローラや牽引台車など、トレーを横行駆動、または縦行駆動する手段を設けているため、装置構成が複雑で部品点数が多く、コスト高であり、メンテナンスも容易でないという問題がある。
【0010】
また、複数の駐車階層にそれぞれ、エレベータの昇降路に対して前後左右および対角上の位置8箇所に自動車の格納スペースを設けることにより、自動車の格納効率を拡大させているものの、自動車の格納スペースが拡大された分だけトレーの移動時間が長くなって自動車の入出庫に多くの時間がかかってしまうという問題がある。
【0011】
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、この種のエレベータ式駐車装置において、少ない部品点数の簡単な装置構成でトレーを搬送するようにして、コストダウンを図るとともに、メンテナンスを容易に行い得ることを目的とする。
【0012】
本発明はまた、自動車の格納効率の拡大とともに、自動車の入出庫時間の短縮を図ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のエレベータ式駐車装置においては、トレー駆動装置の構成上、エレベータ上に、各駐車階層のトレーの縦及び横の側面に圧接して、トレーを縦送りまたは横送りする複数のローラと、これらのローラを個々に回転駆動する駆動装置と、これらのローラを個々にトレーの側面に対して圧接する位置と離間する位置との間で上下動する手段及び揺動する手段とを設け、格納スペースの外周に沿って、トレーの移動を案内するガイドを設置する。
【0014】
したがって、トレーの縦行駆動、横行駆動を少ない部品点数の簡単な装置構成により行うことができる。
【0015】
本発明はまた、エレベータの昇降路上に上下、2台のエレベータを配置し、2台のエレベータにそれぞれ上記トレー駆動装置を設けている。
【0016】
したがって、自動車の格納効率を拡大された複数の駐車階層に対して、自動車の入出庫動作を効率良く行え、自動車の入庫時間、出庫時間の短縮を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載のエレベータ式駐車装置は、複数の駐車階層と、これら駐車階層の中央部を貫通し、鉛直方向に設けたエレベータの昇降路とを有し、各駐車階層上をエレベータの昇降路に隣接してその前後左右及び対角上の位置8箇所に区分して、自動車搭載用のトレーを配置する格納スペースと、各駐車階層の格納スペースとエレベータとの間に形成されてトレーを縦方向、横方向に移動案内するトレー移送経路と、トレー移送経路上のトレーを縦行または横行駆動するトレー駆動装置とを備えたエレベータ式駐車装置において、前記トレー駆動装置は、エレベータ上に設けられ、各駐車階層のトレーに対してその側面に圧接し、トレーを縦送りまたは横送りする複数のローラと、これらのローラを回転駆動する駆動装置とから構成し、かつ、前記トレー駆動装置に、複数のローラを個々に上下動する手段を備えると共に、前記トレー駆動装置に、複数のローラを個々にトレーの側面に対して圧接する位置と離間する位置との間で揺動する手段を備え、更に、前記格納スペースの外周に沿って、トレーの移動を案内するガイドを備えたものである。
【0018】
これにより、トレー駆動装置の各ローラが、トレーの移送経路に干渉することなしに、また、エレベータの昇降を妨げることなしに、各駐車階層のトレーの縦行または横行を行うことができ、トレーの縦行駆動、横行駆動を、少ない部品点数の簡単な装置構成で行うことができる。
【0019】
本発明の請求項2に記載のエレベータ式駐車装置は、請求項1の構成において、エレベータの昇降路上に上下2台のエレベータを配置され、両エレベータにトレー駆動装置を備えているものである。
【0020】
これにより、一方のエレベータに備えたトレー駆動装置で各駐車階層の自動車の入出庫準備を行い、他方のエレベータで自動車の入出庫運転を行うなど、自動車の格納効率を拡大された複数の駐車階層に対して、自動車の入出庫動作を効率良く行うことができる。
【0031】
以下、本発明の一実施例について図1乃至図12を用いて説明する。
(実施例)
図1、図2に本発明の一実施例におけるエレベータ式駐車装置全体の構成が示されている。図1、図2において、1はエレベータ式の駐車装置であり、その建屋内を上下方向に階層状に区画されて複数の駐車階層2が設けられるとともに、これら駐車階層2の中央部を貫通され、鉛直方向にエレベータの昇降路3が形成されて、この同一の昇降路3上に上下に2基の昇降枠4(4A、4B)が配置されている。なお、この駐車装置の場合、図1中、最も下の階層が自動車の乗入部5になっている。
【0032】
複数の駐車階層2はそれぞれ、図3に示すように、全体が縦長の長方形の平面であり、この平面上をエレベータの昇降路3に隣接してその前後左右及び対角上の位置、合計8箇所に区分され、自動車搭載用のトレー6を配置する長方形状の格納スペースP1〜P8を有している。これら駐車階層2上、さらにエレベータの昇降枠4上に、図4に示すように、トレー6を縦方向、横方向に移動案内する縦行レール7と、横行用ローラ列8とを備え、これら縦行レール7と横行用ローラ列8とによりトレー6の移送経路が構成されている。
【0033】
ここで、縦行レール7は一対のレール部材からなり、左右、縦方向の各格納スペースP1、P2、P3間と、P6、P7、P8間とにそれぞれ連続して設置され、さらにこれら縦方向の格納スペースP1〜P3、P6〜P8の各列間の各格納スペースP4、P5と、エレベータの昇降枠4とに相互に連続可能に設置されている。また、横行用ローラ列8は2列平行に並設した複数のローラ81からなり、前後、横方向の各格納スペースP1、P4、P6間と、P3、P5、P8間とにそれぞれ設置され、さらにこれら横方向の格納スペースP1〜P6、P3〜P8の各列間の各格納スペースP2、P7と、エレベータの昇降枠4とに相互に連続可能に設置されている。なお、縦行レール7と横行用ローラ列8との交差部分は、縦行レール7側に切欠部71を形成され、この切欠部71上に横行用ローラ列8が組み入れられて、縦行レール7のレール面の高さと横行用ローラ列8のローラ81の高さとを同じ設定にされている。
【0034】
また、各格納スペースP1〜P8に配置されるトレー6は台車構造をなし、図5に示すように、その下面において前後左側に2個ずつ、右側に2個ずつ、合計8個の車輪9が軸支されている。これらの車輪9は、図5、図6に示すように、幅方向の寸法が縦行レール7のレール幅と略同じ円柱形状の車輪であり、左右内側の各車輪9の間隔が縦行レール7の間隔に等しく、前後の各車輪9の間隔が横行用ローラ列8の間隔に等しく設定されて取り付けられている。このトレー6が各駐車階層2の全格納スペースP1〜P8上に縦行レール7または横行用ローラ列8に乗って配置されている。
【0035】
一方、図7に示すように、エレベータは昇降路3の四隅にH鋼からなる柱状のガイドレール10が立ち上げ設置され、図1、図2に示すように、これらのガイドレール10に沿って2基の昇降枠4(4A、AB)を昇降する構造になっている。各昇降枠4は、図8に示すように、略長方形状に組まれたフレーム11と、その四隅に配設されて4本のガイドレール10に組み付けられた昇降ガイド12と、フレーム11上に固定され、各駐車階層2において昇降路3前後の縦行レール7、左右の横行用ローラ列8にそれぞれ連続可能な各縦行レール7および横行用ローラ列8とを備える。ここで、フレーム11四隅の各昇降ガイド12は、ガイドレール10の周囲を取り囲む略コ字形をなすハウジング13と、そのコ字形の内側に軸支され、ガイドレール10のガイド面に沿って転動可能なガイドローラ14とを有し、図1に示す昇降路3上部に設置された駆動モータを含む昇降駆動装置15から取り出された駆動チェーン16に連結されている。なお、同一の昇降路3上に2基の昇降枠4(4A、AB)を配置しているため、上側の昇降枠4Aにあってはその四隅の昇降ガイド12に上下方向に貫通穴17を設け、下側の昇降枠4B用の駆動チェーン16をこの貫通穴17に通して下側の昇降枠4Bに連結するようにしている。
【0036】
エレベータの4個の昇降ガイド12にはまた、そのハウジング13に組み込まれ、各駐車階層2でトレー6を縦行駆動し、横行駆動するトレー駆動装置18が併せて設けられている。このトレー駆動装置18では、図9に示すように、その設置上、8個のローラ19を1組のローラ群20として用い、このローラ群20およびその駆動装置21と、さらに図11に示すように、ローラ群20を個々に昇降する昇降装置22と、ローラ群20を個々に前後または左右に揺動する揺動装置23とを備えている。
【0037】
8個のローラ19はフリクションローラであり、図9、図10に示すように、コ字形のハウジング13の上面において、その前後に2個ずつ、その左右に2個ずつ配置され、それぞれローラ周面19aを水平方向に向けて軸支されている。なお、ここで説明の便宜上、前部左側のローラ19を第1のローラ191、後部左側のローラ19を第2のローラ192、前部右側のローラ19を第3のローラ193、後部右側のローラ19を第4のローラ194、左、前側のローラ19を第5のローラ195、右、前側のローラ19を第6のローラ196、左、後側のローラ19を第7のローラ197、右、後側のローラ19を第8のローラ198ということにする。
【0038】
図9、図10に示すように、前後の第1、第2、第3、第4の各ローラ191、192、193、194は、その駆動に際して各駐車階層2のトレー6に対して長手方向となる縦の側面に圧接されて、トレー6を縦送りする。左右の第5、第6、第7、第8の各ローラ195、196、197、198は、その駆動に際して各駐車階層2のトレー6に対して横の側面に圧接されて、トレー6を横送りする。
【0039】
これらローラ19の駆動装置21には、図11に示すように、個々に駆動モータ21Mが用いられている。ハウジング13内に合計8個の駆動モータ21Mが支持体24に支持されて個々独立して配置され、その回転軸21Sにローラ19が連結されている。図示されない制御装置により各駆動モータ21Mが個々に制御されて、各ローラ19が個々に回転されるようになっている。
【0040】
これらローラ19の昇降装置22は、図11に示すように、各駆動モータ21Mの支持体24側に回転可能に軸支されたピニオン25と、各駆動モータ21M側に設けたラック26とにより構成されている。図示されない制御装置の制御に基づいて、ピニオン25を回転駆動され、駆動モータ21Mの昇降動作によりローラ19の高さを上下方向に変動する構造になっている。このローラ19の変動範囲は、エレベータの昇降枠4が各駐車階層2に停止している場合で、ローラ19上面を縦行レール7および横行用ローラ列8の高さ位置よりも下げる低位置Lから、ローラ周面19aを縦行レール7上または横行用ローラ列8上に乗っているトレー6に対して縦または横の側面に圧接可能な高さになる高位置Hまでが設定されている。
【0041】
これらローラ19の揺動装置23は、図11に示すように、ハウジング13内において支持体24の下側に設けられ、支持体24を左右方向または前後方向にスライド可能に支持するコロまたはローラなどの転動部材27と、支持体24に連結されたシリンダ28とにより構成されている。なお、転動部材27はスライドレールなどのレール部材に代えてもよい。図示されない制御装置の制御に基づいて、シリンダ28の作動ロッドの前進または後退により、支持体24をスライド移動され、ローラ19の位置を左右方向または前後方向に変動する構造になっている。図10に示すように、8個のローラ19のうち、前後の第1、第2、第3、第4の各ローラ191、192、193、194はその駆動モータ21Mとともに左右方向にスライド可能であり、左右の第5、第6、第7、第8の各ローラ195、196、197、198はその駆動モータ21Mとともに前後方向にスライド可能になっている。これらローラ19の左右方向または前後方向の変動範囲は、昇降枠4の昇降動作に際して、複数のローラ19が各駐車階層2の縦行レール7上若しくは横行用ローラ列8上に乗っているトレー6に干渉しないように、トレー6から十分に離間した後退位置R(図10中、点線で示す位置)から、昇降路3の各駐車階層2に停止した場合に、ローラ周面19aがトレー6の縦または横の側面に十分に圧接する前進位置F(図10中、実線で示す位置)までが設定されている。
【0042】
なお、この駐車装置では、トレー6を円滑に移動するため、図4または図7に示すように、各駐車階層2の格納スペースP1〜P8の外周に沿って、トレー6の移動を案内するガイドローラやガイド板などのガイドGが設置されている。
【0043】
ここで、トレー駆動装置18によるトレー6の動作について、図3、図10および図12を用いて説明する。なお、トレー駆動装置18の動作に際し、図4に示しているように、エレベータの昇降枠4が駐車階層2に停止されて、昇降枠4上の縦行レール7および横行用ローラ列8がその駐車階層2側の縦行レール7および横行用ローラ列8に連続的に一致されている。
【0044】
図10において、第1、第2の各ローラ191、192はこれらのローラ19に対して左側に位置するトレー6の縦の側面に圧接されて、トレー6を縦方向に送り出す。例えば図3中、前部左側の昇降ガイド12において第1、第2の各ローラ191、192が、まずその駆動モータ21Mを昇降装置22により上昇することにより、ローラ周面19aが格納スペースP1上に格納されているトレー6の側面に対して圧接可能な高位置Hまで上昇される。なお、他のローラ19は低位置Lのまま保持されている。続いて、その駆動モータ21Mを支持する支持体24をシリンダ28により前進位置Fまで変位され、ここでローラ周面19aがトレー6の一方の縦の側面に十分に圧接される。なお、トレー6の他方の縦の側面は外周のガイドGに圧接される。この状態で、第1のローラ191を左回転すると、図12中、矢印で示すように、格納スペースP1上に格納されているトレー6を縦行レール7上を後方に向けて送り出し、第2のローラ192を併せて左回転して、トレー6を格納スペースP1から後方で隣接する格納スペースP2へ移動する。なお、ローラ191、192の逆(右)回転により、トレー6を後方から前方に向けて移動する。
【0045】
図10において、第3、第4の各ローラ193、194はこれらのローラ19に対して右側に位置するトレー6の縦の側面に圧接されて、トレー6を縦方向に送り出す。例えば、図3中、前部右側の昇降ガイド12において第3、第4の各ローラ193、194が、まずその駆動モータ21Mを昇降装置22により上昇することにより、ローラ周面19aが格納スペースP6上に格納されているトレー6の側面に対して圧接可能な高位置Hまで上昇される。なお、他のローラ19は低位置Lのまま保持されている。続いて、その駆動モータ21Mを支持する支持体24をシリンダ28により前進位置Fまで変位され、ここでローラ周面19aがトレー6の一方の縦の側面に十分に圧接される。なお、トレー6の他方の縦の側面は外周のガイドGに圧接される。この状態で、第3のローラ193を右回転すると、図12に示すように、P6に格納されているトレー6を縦行レール7上で後方に向けて送り出し、第4のローラ194を併せて右回転して、トレー6を格納スペースP6から後方で隣接する格納スペースP7へ移動する。なお、ローラ193、194の逆(左)回転により、トレー6を後方から前方に向けて移動する。
【0046】
なお、図3中、左右方向中間の格納スペース、例えば前部中央の格納スペースP4上に配置されたトレー6は、前部左側の昇降ガイド12上に配置された第3、第4の各ローラ193、194と、前部右側の昇降ガイド12上に配置された第1、第2の各ローラ191、192との協働により、図12に示すように、縦行駆動されて昇降枠4上に移動される。さらにこれが、後部左側の昇降ガイド12上の第3、第4の各ローラ193、194と、後部右側の昇降ガイド12上の第1、第2の各ローラ191、192との協働により、縦行駆動されて格納スペースP5上に移動される。また、これらローラ19の回転方向の反転により、格納スペースP5から昇降枠4上へ、さらに格納スペースP4へ移動される。
【0047】
図10において、第5、第6の各ローラ195、196はこれらのローラ19に対して前側に位置するトレー6の横の側面に圧接されて、トレー6を横方向に送り出す。例えば、図3中、前部左側の昇降ガイド12において第5、第6の各ローラ195、196が、まずその駆動モータ21Mを昇降装置22により上昇することにより、ローラ周面19aが格納スペースP1上に格納されているトレー6の横の側面に対して圧接可能な高位置Hまで上昇される。なお、他のローラ19は低位置Lのまま保持されている。続いて、その駆動モータ21Mを支持する支持体24をシリンダ28により前進位置Fまで変位され、ここでローラ周面19aがトレー6の一方の横の側面に十分に圧接される。なお、トレー6の他方の横の側面は外周のガイドGに圧接される。この状態から、第5のローラ195を右回転すると、図12に示すように、P1に格納されているトレー6を横行用ローラ列8上で右方に向けて送り出し、第6のローラ196を併せて右回転してトレー6を格納スペースP1から右側に隣接する格納スペースP4へ移動する。なお、ローラ195、196の逆(左)回転により、トレー6を右側から左側に向けて移動する。
【0048】
図10において、第7、第8の各ローラ197、198はこれらのローラ19に対して後側に位置するトレー6の横の側面に圧接されて、トレー6を横方向に送り出す。例えば、図3中、後部左側の昇降ガイド12において第7、第8の各ローラ197、198が、まずその駆動モータ21Mを昇降装置22により上昇することにより、ローラ周面19aが格納スペースP3上に格納されているトレー6の横の側面に対して圧接可能な高位置Hまで上昇される。なお、他のローラ19は低位置Lのまま保持されている。続いて、その駆動モータ21Mを支持する支持体24をシリンダ28により前進位置Fまで変位され、ここでローラ周面19aがトレー6の一方の横の側面に十分に圧接される。なお、トレー6の他方の横の側面は外周のガイドGに圧接される。この状態から、第7のローラ197を左回転すると、図12に示すように、P3に格納されているトレー6を横行用ローラ列8上で右方に向けて送り出し、第8のローラ198を併せて左回転してトレー6を格納スペースP3から右側に隣接する格納スペースP5へ移動する。なお、ローラ197、198の逆(右)回転により、トレー6を右側から左側に向けて移動する。
【0049】
なお、図3中、前後方向中間の格納スペース、例えば左側中央の格納スペースP2上に配置されたトレー6は、前部左側の昇降ガイド12上に配置された第7、第8の各ローラ197、198と、後部左側の昇降ガイド12上に配置された第5、第6の各ローラ195、196との協働により、図12に示すように、横行駆動されて昇降枠4上に移動される。さらにこれが、前部右側の昇降ガイド12上の第7、第8の各ローラ197、198と、後部右側の昇降ガイド12上の第5、第6の各ローラ195、196との協働により、縦行駆動されて格納スペースP7上に移動される。また、これらローラ19の回転方向の反転により、格納スペースP7から昇降枠4上へ、さらに格納スペースP4へ移動される。
【0050】
このようなトレー6の縦行・横行駆動方式を基本にして、昇降枠4上に配置した各ローラ群20の第1〜第8のローラ191〜198の単独または複合的な回転駆動により、各駐車階層2においてトレー6がエレベータの昇降枠4に対してその前後左右から受け渡しされ、必要に応じて、トレー6が全格納スペース間で周回移動されたり、一部の格納スペースとエレベータとの間で部分的に移動されたり、多様な平面循環が行われる。
【0051】
次に、上記実施の形態によるエレベータ式駐車装置の入庫運転および出庫運転について図1、図2、図3および図12を用いて説明する。
(入庫運転)
図1、図2において、自動車の入庫準備に際し、昇降路3上、下側の昇降枠4Bは自動車の乗入部5に着床される一方、上側の昇降枠4Aでは必要に応じて下側の昇降枠4Bよりも上側の駐車階層2で入庫準備運転または出庫準備運転が行われる。上側の昇降枠4Aと下側の昇降枠4Bは相互に干渉しない昇降域で単独に昇降できるようになっている。
【0052】
入庫準備運転が行われる場合、まず上側の昇降枠4Aが昇降路3上を予め決められた駐車階層2まで上昇または下降される。ここで図12に示すように、その駐車階層2の全部または一部の格納スペースと上側の昇降枠4Aとの間でトレー6の平面循環により、トレー6の周回移動や部分的移動が行われ、その駐車階層2において昇降路3に隣接する前後左右いずれかの格納スペースP2、またはP4、またはP5、またはP7にトレーなしの空スペースが用意される。
【0053】
このようにして自動車の入庫に際し、上側の昇降枠4Aは入庫先の駐車階層2よりも上方に待機される。自動車の乗入部5では、新規に入庫した自動車がトレー6に載せられ、これが下側の昇降枠4Bにより移送される。下側の昇降枠4Bが入庫先の、既に入庫準備がなされた駐車階層2まで上昇し、停止されると、トレー駆動装置18によりこの昇降枠4Bから前後左右いずれかの空の格納スペースP2、またはP4、またはP5、またはP7へトレー6が移動され、入庫した自動車が格納される。
【0054】
また、出庫準備運転が行われる場合は、まず上側の昇降枠4Aが昇降路3上を次に出庫する自動車を格納する駐車階層2まで上昇または下降される。その駐車階層2において出庫の自動車を載せたトレー6が昇降路3の対角上の格納スペースP1、またはP3、またはP6、またはP8にある場合、図12において、その駐車階層2の全部または一部の格納スペースと上側の昇降枠4Aとの間で、トレー6 の平面循環により、トレー6の周回移動や部分的移動が行われ、その出庫する自動車を載せたトレー6が昇降路3に隣接する前後左右いずれかの格納スペースP2、またはP4、またはP5、またはP7まで移動される。なお、新規に入庫する自動車をこの駐車階層2に格納する場合は、併せて昇降路3に隣接する前後左右いずれかの格納スペースP2、またはP4、またはP5、またはP7にトレーなしの空スペースが用意される。
【0055】
このようにして自動車の入庫に際し、上側の昇降枠4Aは入庫先の駐車階層2よりも上方に待機される。自動車の乗入部5で新規に入庫した自動車がトレー6に載せられて、これが下側の昇降枠4Bにより移送される。下側の昇降枠4Bが入庫先の、既に入庫準備がなされた駐車階層2まで上昇し、停止されると、トレー駆動装置18によりこの昇降枠4Bから前後左右いずれかの空の格納スペースP2、またはP4、またはP5、またはP7へトレー6が移動され、入庫した自動車が格納される。続いて、出庫の自動車を載せたトレー6が待機されている駐車階層2で、トレー駆動装置18によりそのトレー6が下側の昇降枠4Bへ移動される。そして、自動車の乗入部5まで下降され、そこでその自動車が出庫される。
【0056】
(出庫運転)
図1、図2において、自動車の出庫準備に際し、上側の昇降枠4Aにより出庫の自動車を格納する駐車階層2で出庫準備運転が行われる。
【0057】
すなわち、まず上側の昇降枠4Aが昇降路3上を出庫の自動車を格納する駐車階層2まで上昇または下降される。その駐車階層2において出庫の自動車を載せたトレー6が昇降路3の対角上の格納スペースP1、またはP3、またはP6、またはP8にある場合、図12において、その駐車階層2の全部または一部の格納スペースと上側の昇降枠4Aとの間で、トレー6 の平面循環により、トレー6の周回移動や部分的移動が行われ、その出庫する自動車を載せたトレー6が昇降路3に隣接する前後左右いずれかの格納スペースP2、またはP4、またはP5、またはP7まで移動される。
【0058】
このようにして自動車の出庫に際し、上側の昇降枠4Aは出庫元の駐車階層2よりも上方に待機され、下側の昇降枠4Bが出庫元の駐車階層2へ移動される。続いて、その駐車階層2において、既に昇降路3に隣接する前後左右いずれかの格納スペースP2、またはP4、またはP5、またはP7に移動されている出庫のトレー6が、トレー駆動装置18により、下側の昇降枠4Bへ移動される。そして、下側の昇降枠4Bにより自動車の乗入部5まで下降され、そこでその自動車が出庫される。
【0059】
このように上記実施例のトレー駆動装置18によれば、エレベータの昇降枠4四隅の各昇降ガイド12にそれぞれ、各駐車階層2のトレー6に対して縦または横の側面に圧接して、トレー6を縦送りまたは横送りする8個のローラ群20およびその駆動装置21を配設し、各駐車階層2のエレベータの昇降路3に隣接してその前後左右及び対角上の位置、合計8箇所の格納スペースP1〜P8の縦行レール7上、横行用ローラ列8上のトレー6を縦行駆動または横行駆動するようにしているので、従来のように各駐車階層2毎にトレー6の駆動手段を設置するのと異なり、少ない部品点数の簡単な装置構成を実現することができ、これによってコストダウンを図り、メンテナンスを容易に行うことができる。
【0060】
また、トレー駆動装置18において、ローラの昇降装置22を備え、8個のローラ19を個々に、ローラ19上面を縦行レール7および横行用ローラ列8の高さ位置よりも下げる低位置Lと、ローラ周面19aを縦行レール7上または横行用ローラ列8上に乗っているトレー6に対して縦または横の側面に圧接可能な高さになる高位置Hとの間で、上下動するようにしているので、各ローラ19がトレー6の移送経路に干渉することなしに、トレー6を確実に縦行、横行駆動することができる。
【0061】
また、トレー駆動装置18において、ローラの揺動装置23を備え、8個のローラ19を個々に、トレー6の縦または横の側面に対して圧接する前進位置Fと離間する後退位置Rとの間で揺動するようにしているので、エレベータの昇降枠4の上昇または下降を妨げることなしに、トレー6を確実に縦行、横行駆動することができる。
【0062】
また、上記実施例において、エレベータの昇降路3上に上下に2台の昇降枠4(4A、4B)を配置し、2台の昇降枠4(4A、4B)にそれぞれトレー駆動装置18を設置して、各駐車階層2でトレー6の平面循環によりトレー6の周回移動や部分的移動を行い得るようにしているので、自動車の入庫または出庫に際し、両昇降枠4(4A、4B)の協働により、自動車の入庫または出庫準備運転を効率良く行え、自動車を迅速に入庫または出庫することができる。
【0063】
なお、この実施例ではトレー駆動装置18をエレベータの昇降枠4四隅の昇降ガイド12上に設けているが、複数のローラ19を昇降枠4の周囲、複数箇所に設けることもできる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のエレベータ式駐車装置においては、トレー駆動装置の構成上、エレベータに、各駐車階層のトレーに対して縦または横の側面に圧接して、トレーを縦送りまたは横送りする複数のローラと、これらのローラを回転駆動する駆動装置と、これらのローラを個々にトレーの側面に対して圧接する位置と離間する位置との間で上下動する手段及び揺動する手段とを備え、格納スペースの外周に沿って、トレーの移動を案内するガイドを設置して、各駐車階層毎にエレベータの昇降路に隣接してその前後左右及び対角上の位置、合計8箇所の格納スペース上のトレーを縦行駆動または横行駆動するので、少ない部品点数の簡単な装置構成によりトレーを縦行、横行することができ、コストダウンを図り、メンテナンスを容易に行うことができる。
【0065】
本発明はまた、一つの昇降路上に上下2台のエレベータを備え、両エレベータにトレー駆動装置を設けているので、自動車の入庫または出庫に際し、両エレベータの協働により、準備運転を効率良く行え、自動車の迅速な入庫または出庫を実現して、その入庫時間、出庫時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるエレベータ式駐車装置の正面断面図
【図2】同駐車装置の側面断面図
【図3】同駐車装置の駐車階層の平面図
【図4】(a)同駐車装置の駐車階層に設けられたトレー移送経路の平面図
(b)同駐車装置の駐車階層に設けられたトレー移送経路の要部断面図
(c)同駐車装置の駐車階層に設けられたトレー移送経路の要部断面図
【図5】(a)同駐車装置に用いるトレーの平面図
(b)同トレーの端面図
(c)同トレーの側面図
【図6】(a)同駐車装置に用いるトレーの車輪と縦行レールおよび横行用ローラ列との関係を示す平面図
(b)同駐車装置に用いるトレーの車輪と縦行レールおよび横行用ローラ列との関係を示す端面図
(c)同駐車装置に用いるトレーの車輪と縦行レールおよび横行用ローラ列との関係を示す側面図
【図7】同駐車装置の駐車階層に設けられたエレベータの昇降路を示す平面図
【図8】(a)同駐車装置に用いるエレベータの昇降枠とトレー駆動装置を示す平面図
(b)同駐車装置に用いるエレベータの昇降枠とトレー駆動装置を示す端面図
(c)同駐車装置に用いるエレベータの昇降枠とトレー駆動装置を示す側面図
【図9】同駐車装置に用いるトレー駆動装置の構成を示す一部省略平面図
【図10】同トレー駆動装置に用いる8個のローラ群を示す拡大平面図
【図11】同トレー駆動装置に備えたローラの昇降装置および揺動装置を示す概略側面図
【図12】駐車装置の駐車階層において、同トレー駆動装置による各格納スペース上のトレーの移送方向を示す平面図
【図13】従来のエレベータ式駐車装置の平面図
【図14】同駐車装置に用いるトレー搬送装置の平面図
【図15】同駐車装置に用いる別のトレー搬送装置の平面図
【符号の説明】
1 エレベータ式駐車装置
2 駐車階層
3 エレベータの昇降路
4 昇降枠
4A 上側の昇降枠
4B 下側の昇降枠
5 自動車の乗入部
6 自動車搭載用のトレー
7 縦行レール
71 切欠部
8 横行用ローラ列
81 ローラ
9 車輪
10 ガイドレール
11 フレーム
12 昇降ガイド
13 ハウジング
14 ガイドローラ
15 昇降駆動装置
16 駆動チェーン
17 貫通穴
18 トレー駆動装置
19 ローラ
19a ローラ周面
20 ローラ群
21 ローラの駆動装置
21M 駆動モータ
21S 回転軸
22 ローラの昇降装置
23 ローラの揺動装置
24 支持体
25 ピニオン
26 ラック
27 転動部材
28 シリンダ
P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8 格納スペース
G ガイド
Claims (2)
- 複数の駐車階層と、これら駐車階層の中央部を貫通し、鉛直方向に設けたエレベータの昇降路とを有し、各駐車階層上をエレベータの昇降路に隣接してその前後左右及び対角上の位置8箇所に区分して、自動車搭載用のトレーを配置する格納スペースと、各駐車階層の格納スペースとエレベータとの間に形成されてトレーを縦方向、横方向に移動案内するトレー移送経路と、トレー移送経路上のトレーを縦行または横行駆動するトレー駆動装置とを備えたエレベータ式駐車装置において、
前記トレー駆動装置は、エレベータ上に設けられ、各駐車階層のトレーに対してその側面に圧接し、トレーを縦送りまたは横送りする複数のローラと、これらのローラを回転駆動する駆動装置とから構成し、かつ、前記トレー駆動装置に、複数のローラを個々に上下動する手段を備えると共に、前記トレー駆動装置に、複数のローラを個々にトレーの側面に対して圧接する位置と離間する位置との間で揺動する手段を備え、更に、前記格納スペースの外周に沿って、トレーの移動を案内するガイドを備えたことを特徴とするエレベータ式駐車装置。 - エレベータの昇降路上に上下2台のエレベータを配置され、両エレベータにトレー駆動装置を備えている請求項1に記載のエレベータ式駐車装置。
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