JPH0565773A - 駐車装置 - Google Patents

駐車装置

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Publication number
JPH0565773A
JPH0565773A JP25474891A JP25474891A JPH0565773A JP H0565773 A JPH0565773 A JP H0565773A JP 25474891 A JP25474891 A JP 25474891A JP 25474891 A JP25474891 A JP 25474891A JP H0565773 A JPH0565773 A JP H0565773A
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JP
Japan
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vehicle
parking
transfer device
slat conveyor
carriage
Prior art date
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Pending
Application number
JP25474891A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Araki
巍 荒木
Haruhisa Yamagishi
晴久 山岸
Kunihiko Fukae
邦彦 深江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0565773A publication Critical patent/JPH0565773A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車輌の入出庫に要するサイクルタイムを長く
することなく限られたスペースに効率良く多数の車輌を
収容し得る大規模な駐車装置を提供する。 【構成】 車輌1を昇降台車5のスラットコンベア(移
載装置)4上に積載し、昇降台車5をリニアモータ9に
より下降して適宜な段の横行台車16に隣接して停止す
る。次いで、昇降台車5のスラットコンベア4から横行
台車16のスラットコンベア(移載装置)15に車輌1
を移載し、横行台車16をリニアモータ20により走行
して空の駐車棚22に横付けして停止する。次いで、横
行台車16のスラットコンベア15から前記駐車棚22
のスラットコンベア(移載装置)23に車輌1を移載し
て収容させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駐車装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】現在、日本の乗用車保有台数は増加の一
途をたどっており、駐車場不足は深刻な社会問題の一つ
となっている。
【0003】一方、駐車場を必要とする地域の地価は高
騰し、駐車場に供し得る空き地が減少していることか
ら、土地を平面的に利用した駐車場を建設することが困
難になってきている。
【0004】このような背景のなかで、空間を立体的に
有効活用し得る機械式の駐車装置の開発が進められてい
る。
【0005】前記機械式の駐車装置は、車輌を自走させ
るかわりに機械装置を用いて車輌を搬送・駐車させるよ
うにしたもので、従来ではタワーパーキングやコンベイ
パーキング等が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
タワーパーキングやコンベイパーキング等のように連結
したパレットを循環させるタイプの駐車装置では、パレ
ットを循環する駆動装置の能力に限界がある為、現在望
まれているような大規模な駐車装置(100台〜200
台収容)を実現することができなかった。
【0007】又、大規模な機械式の駐車装置を考えた場
合、駐車装置の規模を大型化すればするほど車輌の入出
庫に要するサイクルタイムが長くなり、駐車装置の有効
利用が図れなくなるという問題もあった。
【0008】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、車輌の入出庫に要するサイクルタイムを長くするこ
となく限られたスペースに効率良く多数の車輌を収容し
得る大規模な駐車装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上部に車輌を
移載し得る移載装置を備え且つリニアモータにより昇降
し得るよう構成された昇降台車と、上部に前記昇降台車
の移載装置との間で車輌を移載し得る移載装置を備え且
つ前記昇降台車の昇降空間の側方にリニアモータにより
水平方向に走行し得るよう所要段に構成された横行台車
と、上部に前記各横行台車の移載装置との間で車輌を移
載し得る移載装置を備え且つ前記各横行台車の横行空間
の側方に水平方向に多数連ねて設けられた駐車棚とを備
えたことを特徴とする駐車装置に係るものである。
【0010】
【作用】而して、車輌を入庫する場合には、車輌を昇降
台車の移載装置上に積載し、該昇降台車をリニアモータ
により下降して適宜な段の横行台車に隣接して停止す
る。次いで、昇降台車の移載装置から横行台車の移載装
置に車輌を移載し、横行台車をリニアモータにより走行
して空の駐車棚に横付けして停止する。次いで、横行台
車の移載装置から前記駐車棚の移載装置に車輌を移載し
て収容させる。
【0011】又、各駐車棚に収容されている車輌を出庫
する場合には、上述した作動を逆に行う。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
【0013】図1〜図3は本発明の駐車装置の一実施例
であり、駐車装置を地下に設けた例を示している。
【0014】図中1は車輌、2は該車輌1を入出庫する
よう地上に設けた入出庫部を示し、該入出庫部2の下方
には、上下方向に延びる昇降空間3が形成されており、
該昇降空間3内には、車輌1の前後車輪を積載して該車
輌1を横方向に移動し得る一対のスラットコンベア(移
載装置)4(図示する例においてスラットコンベア4の
片側が幅広となっているのは車輌1のホイールベースの
違いに対応する為である)を上部に備えた昇降台車5が
昇降可能に配設されている。
【0015】即ち、前記昇降台車5は、昇降空間3内に
配設された上下方向に延びるガイドレール6に案内され
且つ該ガイドレール6に沿って設けられた一次コイル7
と該一次コイル7に対向するよう前記昇降台車5に設け
た二次導体8とにより構成されるリニアモータ9によっ
て昇降し得るようになっている。
【0016】又、前記昇降台車5には必要に応じて前記
ガイドレール6を挟みつけてガイドレール6に対し昇降
台車5を固定する機械式のブレーキ10が設けられてい
る(図2参照)。
【0017】更に、前記入出庫部2の入出庫口11に隣
接する地上面には、車輌1を横方向に移動して前記昇降
台車5のスラットコンベア4上に移載する為のスラット
コンベア12が設けられている。
【0018】又、地下に設けられた昇降空間3の側方に
は、水平方向に延びる横行空間13が形成されており、
該横行空間13の上下方向所要位置には、横行空間13
に沿って水平方向に延びる横行レーン14が所要段(図
示する例では二段)設けられ、該各段の横行レーン14
上には、上部に前記昇降台車5のスラットコンベア4と
の間で車輌1を移載可能なスラットコンベア(移載装
置)15を備えた横行台車16が走行可能に配設されて
いる。
【0019】即ち、前記横行台車16は、横行レーン1
4上に配設された水平方向に延びるガイドレール17に
案内され且つ該ガイドレール17に沿って設けられた一
次コイル18と該一次コイル18に対向するよう前記横
行台車16下面に設けた二次導体19とにより構成され
るリニアモータ20によって走行し得るようになってい
る。
【0020】又、前記横行台車16には、前記の昇降台
車5と同様に必要に応じて前記ガイドレール17を挟み
つけてガイドレール17に対し横行台車16を固定する
機械式のブレーキ21が設けられている(図1参照)。
【0021】又、前記横行台車16の所要位置には、後
述する駐車棚22のスラットコンベア(移載装置)23
を駆動する為の駆動装置24が具備されている。
【0022】更に、前記横行空間13の側方には、該横
行空間13に沿って延びる駐車空間25が形成されてお
り、該駐車空間25における前記各横行台車16の高さ
位置に対応する位置には、上部に前記横行台車16のス
ラットコンベア15との間で車輌1を移載可能なスラッ
トコンベア(移載装置)23を有する駐車棚22が横行
レーン14に沿って多数連設されている。
【0023】ここで、前記駐車棚22のスラットコンベ
ア23は駆動源を備えておらず、前記横行台車16の駆
動装置24の出没可能な出力軸26を、前記駐車棚22
の所要位置に設けたトルク伝達部27に接続されて駆動
されるようになっている。
【0024】尚、図中32は上段の駐車棚22及び横行
レーン14を支持する為の支持床を示す。
【0025】而して、車輌1を入庫する場合には、車輌
1を入出庫口11近傍のスラットコンベア12上に停車
し、運転者をここで降ろす。
【0026】次いで、前記スラットコンベア12を駆動
して車輌1を入出庫部2内に移動する。
【0027】このとき、前記入出庫部2内では昇降台車
5が予め地上高さで待機しており、該昇降台車5のスラ
ットコンベア4を前記車輌1を引き込む方向に駆動する
ことによって、前記入出庫口11近傍のスラットコンベ
ア12と協働して車輌1を昇降台車5上に移載する。
【0028】車輌1が昇降台車5上に移載されたら、該
昇降台車5をリニアモータ9により下降して適宜な段の
横行レーン14に隣接して停止し、更に、昇降台車5を
ブレーキ10によりガイドレール6に固定する。
【0029】このとき、昇降台車5が隣接した横行レー
ン14の横行台車16は、ブレーキ21によりガイドレ
ール6に固定されて前記昇降台車5に横付けする如く待
機しており、該昇降台車5のスラットコンベア4を横行
台車16側に向け車輌1を移動するよう駆動すると共
に、前記横行台車16のスラットコンベア15を前記車
輌1を引き込む方向に駆動することによって、車輌1を
昇降台車5上から横行台車16上に移載する。
【0030】車輌1が横行台車16上に移載されたら、
横行台車16のブレーキ21のロックを解除し、横行台
車16をリニアモータ20により走行して空の駐車棚2
2に横付けして停止し、更に、横行台車16をブレーキ
21によりガイドレール17に固定する。
【0031】次いで、横行台車16の駆動装置24の出
力軸26を、駐車棚22のスラットコンベア23のトル
ク伝達部27に接続して該スラットコンベア27を車輌
1を引き込む方向に駆動すると共に、横行台車16のス
ラットコンベア15を前記駐車棚22側に向け車輌1を
移動するよう駆動することによって、車輌1を横行台車
16上から駐車棚22上に移載して収容させる。
【0032】又、各駐車棚22に収容されている車輌1
を出庫する場合には、上述した作動を逆に行えば良い。
【0033】尚、以上の説明は1台の車輌1の入出庫に
ついて述べたものであるが、図示の如く昇降空間3を二
箇所に形成して両昇降空間3,3内の昇降台車5,5を
夫々操作し、上段の駐車棚22と下段の駐車棚22とで
車輌1の入出庫を同時進行させるようにしても良く、
又、一方の昇降台車5を入庫専用とし且つ他方の昇降台
車5を出庫専用として使用しても良い。更に、一つの横
行レーン14についても複数の横行台車16を配置して
おくことによって、横行レーン14の長手方向複数箇所
で車輌1の入出庫を同時進行させることも可能である。
又、駐車空間25は、上下2段に限らず、複数段配置す
ることも可能である。
【0034】従って、上記実施例によれば、昇降台車5
及び横行台車16の移動(昇降・走行)をリニアモータ
9,20で行うようにしているので、前記昇降台車5及
び横行台車16を高速で移動させることができると共に
急速に加減速させることができる。よって、駐車棚22
を水平方向及び上下方向に増設しても車輌1の入出庫に
要するサイクルタイムを長くすることなく限られたスペ
ースに効率良く多数の車輌1を収容することができ、現
在望まれているような大規模な駐車装置を実現すること
ができる。
【0035】尚、本発明の駐車装置は、上述の実施例に
のみ限定されるものではなく、地下に設ける以外に地上
に構築するようにしても良いこと、又、移載装置として
スラットコンベアを採用する以外に図4に示す如く下面
に一対の平行なガイドレール28,28を有するパレッ
ト29に車輌1を上載し該パレット29のガイドレール
28,28を対向配置した複数のガイドローラ30によ
り案内しつつ水平移動させ得るようなローラコンベア3
1を採用することによって前記車輌1をパレット29ご
と移載させるようにしても良いこと、その他、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
【0036】
【発明の効果】上記した本発明の駐車装置によれば、昇
降台車及び横行台車の移動(昇降・走行)をリニアモー
タで行うようにしているので、前記昇降台車及び横行台
車を高速で移動させることができると共に急速に加減速
させることができ、よって、駐車棚を水平方向及び上下
方向に増設しても車輌の入出庫に要するサイクルタイム
を長くすることなく限られたスペースに効率良く多数の
車輌を収容することができ、現在望まれているような大
規模な駐車装置を実現することができるという優れた効
果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】本発明の一実施例の平面図である。
【図3】本発明の一実施例の側面図である。
【図4】移載装置の別の例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 車輌 3 昇降空間 4 スラットコンベア(移載装置) 5 昇降台車 9 リニアモータ 13 横行空間 15 スラットコンベア(移載装置) 16 横行台車 20 リニアモータ 22 駐車棚 23 スラットコンベア(移載装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深江 邦彦 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に車輌を移載し得る移載装置を備え
    且つリニアモータにより昇降し得るよう構成された昇降
    台車と、上部に前記昇降台車の移載装置との間で車輌を
    移載し得る移載装置を備え且つ前記昇降台車の昇降空間
    の側方にリニアモータにより水平方向に走行し得るよう
    所要段に構成された横行台車と、上部に前記各横行台車
    の移載装置との間で車輌を移載し得る移載装置を備え且
    つ前記各横行台車の横行空間の側方に水平方向に多数連
    ねて設けられた駐車棚とを備えたことを特徴とする駐車
    装置。
JP25474891A 1991-09-05 1991-09-05 駐車装置 Pending JPH0565773A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25474891A JPH0565773A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 駐車装置

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JP25474891A JPH0565773A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 駐車装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970021588A (ko) * 1995-10-30 1997-05-28 유상부 주차설비
KR100421087B1 (ko) * 2001-12-31 2004-03-04 주식회사 엠피시스템 주차차량 자동 이송장치 및 방법
KR100453147B1 (ko) * 2002-10-04 2004-10-15 주식회사 엠피시스템 이동식 발을 이용한 주차차량 자동 이송장치 및 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970021588A (ko) * 1995-10-30 1997-05-28 유상부 주차설비
KR100421087B1 (ko) * 2001-12-31 2004-03-04 주식회사 엠피시스템 주차차량 자동 이송장치 및 방법
KR100453147B1 (ko) * 2002-10-04 2004-10-15 주식회사 엠피시스템 이동식 발을 이용한 주차차량 자동 이송장치 및 방법

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