JP3835615B2 - 電算機室用空調システム - Google Patents

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Description

本発明は、電算機室用空調システムに関する。
OA機器や通信装置等は、高集約化・高発熱化の傾向にある。これらの機器の運用温度は比較的低く設定されているため、高温の空気を吸い込んだ場合、システム停止などのトラブルを引き起こす可能性がある。そのため、これらの機器は電算機室内に設置されたラックに収容され、二重床からの吹き出しによって効率良く機器に冷風を送り込むような方式を採用している。二重床吹き出し方式の電算機の場合、機器を搭載したラックは、大別して、前面から給気して背面や上面に排気しているものと、下面から給気して背面や上面に排気するものの2通りがある。
前面から給気する電算機室用空調システムの例を図31に示した。
図は建物の室内で、床1、不図示の壁および天井で囲まれている。床1から上方に離間して二重床2が設けられ、その二重床2に複数台のラック3,3,…が設置されている。これらラック3群に挟まれて通路4が位置している。二重床2の下には空間(以下、二重床2の内部空間と称する)5が確保され、そこに各ラック3の電気配線(図示しない)などが収容される。また、通路4の外側において、二重床2上に空気調和装置6が設置されている。この空気調和装置6は、室内の空気を吸込口6aから吸い込んで冷却し、その冷却後の空気を冷却用空気として底面に設けられた吹出口6bから送出する。なお、空気調和装置6の電気配線についても二重床2の内部空間5に収容される。二重床2の一部は通路4に位置して孔あきパネル7が設けられており、空気調和装置6から送出される冷却用空気が孔あきパネル7を通して二重床2上に給気されるようになっている。各ラック3は、筐体3aの前面全体(給気面3b)から冷却用空気を取り込み、背面方向に、または上部に設けられたファン3cから上方または背面方向に排気するようになっている。
次に、本空調システムの作用を説明する。ラック3の運転時は空気調和装置6が運転され、空気調和装置6から送出される冷却用空気が二重床2の内部空間5に供給される。内部空間5に供給された冷却用空気は、ラック3に設置された機器に搭載されたファンの送風圧またはファン3cの吸入圧を受けて、床面の孔あきパネル7を通り、さらにラック3前面の給気面3bを通り、ラック3の筐体3a内に送られる。ラック3の筐体3a内に送られた冷却用空気はその筐体3a内の発熱機器を冷却した後、上方または背面方向に放出される。この放出される空気は各ラック3の上方を通って空気調和装置6の吸込口6aに吸い込まれ、再び冷却用空気となって吹き出される。
特開平8−303815号公報 特開平10−47747号公報
さて、近年電算機室等で使用している機器の発熱量が非常に大きくなってきており、このため、従来の想定を超える熱問題が生じている。すなわち、図31の例のように発熱機器を前面吸込み方式のラック3に縦方向に搭載していった場合、符号Aで示したように上部の方には二重床からの冷風が届かなかったり、符号Bのようにラック上面や背面から排出される温度が給気面3bに回り込むことによって上部が暖まってしまったりという現象が起きている。また、空気調和装置6と孔あきパネル7とが近い場合、孔あきパネル7から吹き出された冷風をそのまま空気調和装置6の吸込み口6aから吸ってしまい、内部空間5を流れる空気量が少なくなってしまう現象(いわゆるショートサーキット現象)も起きている(符号C)。この結果空気調和装置6から離れた領域まで冷風が届かず、空気調和装置6から遠いラック3の冷却が困難となってしまう。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、機器を十分に冷却することができるとともに省エネルギーにも貢献する電算機室用空調システムを提供ことを目的としたものである。
本発明においては上記の課題を解決するために以下の手段を採用した。
請求項1に記載の発明は、床下に内部空間を有する通路を挟んで両側に設置され、前面から給気して上面または背面から熱を帯びた空気を排気する機器収容用ラック群と、空気調和装置とを備え、前記空気調和装置から吹き出された冷却用空気が、前記内部空間を流動するとともに、前記通路の床面に設けられた孔から前記通路の床上に吹き出され、この冷却用空気が前記ラックに収容された機器を冷却した後、前記ラックの上方の空間を流動して前記空気調和装置に再び吸引される電算機室用空調システムにおいて、前記通路を挟んで両側のラック群の上面間に渡され遮蔽体が、前記両側のラック群に脱着可能に取り付けられ、該遮蔽体によって該通路の上部遮蔽して、前記両側のラック群の前記上面または背面から排出された空気の前記前面側への回り込みを阻止することを特徴とする。
この発明においては、遮蔽体によって通路の上部が遮蔽されていることにより、熱を帯びた空気のショートサーキットが起き難くなってラック上部の温度上昇が抑えられる。
請求項2に記載の電算機室用空調システムは、請求項1に記載の電算機室用空調システムにおいて、前記通路の片側部もしくは両側部に位置して該通路を遮断する壁体が設けられ、該壁体を挟んで前記通路の外側に前記空気調和装置が位置していることを特徴とする。
この発明においては、壁体によって通路側と空気調和装置側との空間を遮断することにより、通路上方に吹き出された冷気はラックに取り込まれ、ラック内の機器を冷却した後に空気調和装置に取り込まれ、空気調和装置が吹き出した冷気のショートサーキットが起き難くなって冷却効率が向上する。
請求項3に記載の電算機室用空調システムは、請求項2に記載の電算機室用空調システムにおいて、前記通路の端部に設けられた壁体には開閉自在の扉が設けられていることを特徴とする。
この発明においては、扉を通じて人が出入りすることができる。
請求項4に記載の電算機室用空調システムは、請求項1または2に記載の電算機室用空調システムにおいて、前記遮蔽体は、前記ラック側と前記通路の上方空間との間でスライド可能に支持されたスライド板を備えていることを特徴とする。
この発明においては、例えばメンテナンス時にはスライド板をスライドさせて通路上方空間をあけることで照度を確保する。
請求項5に記載の電算機用空調システムは、請求項4に記載の電算機用空調システムにおいて、前記スライド板を備えた遮蔽板は、前記通路の両側のラック群に、それぞれ対向状態で設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の電算機用空調システムは、請求項4に記載の電算機用空調システムにおいて、前記スライド板を備えた遮蔽板は、前記通路の両側のラック群のうちの、片側のみに設けられていることを特徴とする
請求項7に記載の電算機室用空調システムは、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電算機室用空調システムにおいて、前記遮蔽体は、前記ラックに固定されたクリップと、該クリップに着脱自在に固定されて前記通路上部を覆う遮蔽材であることを特徴とする。
この発明においては、遮蔽材を容易に取り外し可能であるから、例えばメンテナンス時には遮蔽体をクリップから取り外して必要な照度を確保する。
請求項8に記載の電算機室用空調システムは、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電算機室用空調システムにおいて、前記遮蔽体は、前記通路を挟んだ両側の前記ラック群間に張られた複数のワイヤーと、該ワイヤーに支持されて前記通路上部を覆う遮蔽材であることを特徴とする。
この発明においては、遮蔽材を容易に取り外し可能であるから、例えばメンテナンス時には遮蔽体をワイヤーから取り外して必要な照度を確保する。
請求項9に記載の電算機室用空調システムは、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電算機室用空調システムにおいて、前記遮蔽体は、2枚の側板の端部が回動自在に連結して頂部とされた屋根であることを特徴とする。
この発明においては、この発明においては通路上部の遮蔽体高さを十分に取ることができるから圧迫感なく構成することができる。また、頂角を変更することで様々な通路幅に対応可能である。
請求項10に記載の電算機室用空調システムは、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電算機室用空調システムにおいて、前記遮蔽体は、前記通路を挟んだ両側の前記ラック群間に渡されたアーチ状の屋根であることを特徴とする。
この発明においては通路上部の遮蔽体高さを十分に取ることができるから圧迫感なく構成することができる。また柔軟な素材を採用することで、アーチの幅を変動でき、種々の通路幅に対応することができる。
請求項11に記載の電算機室用空調システムは、請求項10に記載の電算機室用空調システムにおいて、前記遮蔽体は、アーチ状の複数の骨組と、該骨組に支持されて前記通路上部を覆う遮蔽材であることを特徴とする。
この発明においては、遮蔽材を柔軟な素材とし、複数の骨組間の距離を変動することで、遮蔽材の長さを容易に変更することができる。
請求項12に記載の電算機室用空調システムは、請求項10または11に記載の電算機室用空調システムにおいて、前記遮蔽体の両端部を互いに離間させる方向に付勢する突っ張り棒を備え、該突っ張り棒の付勢力により前記遮蔽体が通路両側のラック間に支持されていることを特徴とする。
この発明においては、遮蔽材の内側から突っ張り棒で付勢してラック間に取り付ける構成であるから、種々の通路幅に対応可能である。
本発明においては以下の効果を得ることができる。
請求項1〜12に記載の発明によれば、遮蔽板によって通路の上部が遮蔽されていることにより、熱を帯びた空気のショートサーキットが起き難くなってラック上部の温度上昇が抑えられる。したがって、ラックの上部であっても十分に冷却することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、壁体によって通路側と空調装置側との空間を遮断することにより、通路上方に吹き出された冷気はラックに取り込まれ、ラック内の機器を冷却した後に空気調和装置に取り込まれ、空気調和装置が吹き出した冷気のショートサーキットが起き難くなって冷却効率が向上する。したがって、空気調和装置の冷却能力の向上と省エネルギー化を実現することができる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、壁体に設けられた扉を通じて人が出入りすることができる。
次に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、従来と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を省略する。
まず、本発明に至る前段階の技術を、参考例として図1〜図8を参照して説明する。
ラック3の上部であって、前面側の筐体縁部近傍に、該筐体から外方向に突き出る回り込み防止壁(板材)を設ける。図1(a)の例では下縁端に支持部材10aを備えた回り込み防止壁10がラック3の上面であって給気面3b側縁部に乗せられている(固定されていることとしても良い。)図1(b)では回り込み防止壁11がラック3の給気面3bの上端部にボルト11aによって固定されている。これら回り込み防止壁10、11は垂直に設けられているが、図2(a)(b)の変形例(回り込み防止壁10’、11’)のようにラック3の給気面3b側に向かって傾斜させても良い。さらに図3(a)(b)の変形例(回り込み防止壁10”、11”)のようにラック3の給気面3b方向に水平に向けて設けても良い。これら回り込み防止壁10’、11’、10”、11”はそれぞれボルト10a’、11a’、10a”、11a”により筐体3aに固定されている。
このように構成されていることにより、ラック3の上方または背面から吹き出される温風が、ラック3の前方に回り込んで給気面3bから吸込まれることを防止することができる。したがって、ラック3の上部に収容された機器であっても十分に冷却を行うことができる。
なお、回り込み防止壁11の固定は、ボルトの他にもマグネットや吸盤、クランプ機構等の手段が採用できる。
さらに、図4に示したように、空気調和装置6にも同様の回り込み防止壁12を設けても良い。図では空気調和装置6の筐体上面であって前面側(冷風を送り出す通路4側)の縁部に回り込み防止壁12が垂直に設けられている。この場合、気流が遮られることにより、孔あきパネル7から吹き出された冷気が直接空気調和装置6の吸込口6aに吸い込まれ難くなる(図31の符号Cで示したショートサーキット現象が防止される)。したがって内部空間5に十分な量の冷気を供給することができ、空気調和装置6から離れたラック3にも十分冷気を送ることができて冷却効率を向上させることができる。
なお、回り込み防止壁12の姿勢は、図1から図3の回り込み防止壁10,10’、10”、11,11’、11”のように、垂直姿勢の他、傾斜または水平の姿勢であってもよい。
また、図4は電算機室用空調システムの全体を示した図であり、通路4を挟んだ両側に複数のラック3群が設けられている。これらラック3には、上記図1から図3の回り込み防止壁10(回り込み防止壁10’、10”、11,11’、11”であってもよい)を設けてもよい。このように各回り込み防止壁10により、ラック3群の上方に空気調和装置6に至る流路が形成される。したがってラック3の上方に排出された排熱は、各回り込み防止壁10にガイドされ、空気調和装置6の吸込口6aに吸い込まれる。
したがって、排熱が空気調和装置6に至る間に再びラック3に取り込まれることが防止されるから、ラック3を十分に冷却することができる。
なお、回り込み防止壁10にかえて、回り込み防止壁10’、10”、11,11’、11”であってもよい。
また、本参考例の各回り込み防止壁10、10’、10”、11,11’、11”はいずれもラック3の筐体3aに固定されているが、図5に示すように回り込み防止壁を天井から吊り下げて所定の位置に配置するようにしてもよい。
次に、他の参考例について説明する。図6において、符号13は通路4の空気調和装置6側に位置して該通路4を遮断する壁体である。この壁体13には、開閉自在の扉13aが設けられている。
このように構成されていることにより、壁体13によって通路4側と空調装置6側との空間が遮断され、孔あきパネル7から吹き出された冷気が直接空気調和装置6の吸込口6aに直接吸い込まれることが防止される(ショートサーキット現象の防止)。したがって内部空間5に十分な量の冷気を供給することができ、空気調和装置6から離れたラック3にも十分冷気を送ることができて冷却効率を向上させることができる。
また、扉13aが設けられていることにより、作業員が扉を通って通路内に出入りすることができる。
さらに、図7のように通路4の他端側にも開閉自在の扉14aを有する壁体14を設けてもよい。これにより、ラック3から排気された排熱が通路4の他端側で回り込んで通路内に入り込むことが防止される。したがって他端側のラック3の上部に収容された機器であっても十分に冷却を行うことができる。また、扉14aが設けられていることにより、作業員が扉を通って通路内に出入りすることができる。
なお、図示は省略したが、上記の扉13a,14aには、空気調和装置6からの風量が十分でない場合に適度な通風を確保するべく通風孔を設けても良い。その場合、できるだけ扉の下方に通風口を設けたほうがより低い温度の空気を取り込むことができ、冷却効果をさらに高めることができる。
さらに、図8に示したように、図6,図7の参考例に対して、図1から図3の回り込み防止壁10(または回り込み防止壁11)を設けても良い。このように各回り込み防止壁10により、ラック3群の上方に空気調和装置6に至る流路が形成される。したがってラック3の上方に排出された排熱は、各回り込み防止壁10にガイドされ、空気調和装置6の吸込口6aに吸い込まれる。
したがって、排熱が空気調和装置6に至る間に再びラック3に取り込まれることが防止されるから、ラック3を十分に冷却することができる。
なお、回り込み防止壁10、11にかえて、回り込み防止壁10’、10”、11’、11”であってもよい。しかしながら、本参考例においては、図8のようにラック3の縁部から垂直に突き出た回り込み防止壁10と壁体13,14とによって、通路4の上縁が取り囲まれた状態となっている。
次に、図9に示す本発明の実施形態について説明する。本実施形態においては、通路4を挟んで両側のラック3群の上面間に渡された遮蔽板(遮蔽体)16が設けられている。
これにより、通路が遮蔽板16により遮蔽され、さらに両端が壁体13,14により遮断されているから、ラック3上方に排気された排熱が通路4内に入り込むことが防止される。したがって、ラック3を十分に冷却することができ、高い冷却効果を得ることができる。
なお、本実施形態の遮蔽板16はラック3群の上面間に渡って支持されているが、図10は遮蔽板を天井から吊り下げて所定の位置に配置した参考例である。
また、図9の遮蔽板16のかわりに、以下の各遮蔽体としてもよい。
図11に示したものは、ラック3側と通路4の上方空間との間でスライド可能に支持されたスライド板23を備えた遮蔽体20である。本遮蔽体20は、通路両側のラック3群に、それぞれ対向状態で複数並べて設けられるものである。図12に示したようにラック3にはもともとラック連結用バー21と、ラック連結用バー21の固定用ボルト22とが設けられており、本遮蔽体20は、図13に示したようにこの固定用ボルト22を用いてラック3に固定する。具体的には、図13において、符号23はスライド板、符号24はスライド板23を収納可能な収納部である。収納部24は図13(b)のように側面視略コ字状であり、基端側の底板24aと該底板24aと平行な上板24bが、これらに垂直な連結板24cにより連結した状態となっている。底板24aは固定用ボルト22によってラック3とラック連結用バー21との間に挟まった状態で固定される。また上板24bの左右にスライド板23が内挿される溝25が設けられ、スライド板23を溝25に沿ってスライドさせることで、スライド板23を通路4側に出したり収納部24内に収容したりすることが可能となっている。また、スライド板23が位置決めされた後は、上板24bの下面に設けられた固定用ネジ26でスライド板23を固定することができるようになっている。
なお符号23aはスライド板23の下面から下方に突出した取っ手であり、スライド板23を出し入れするときには取っ手23aを手で持って行えば容易である。
収納部24の構成をより具体的に説明する。連結用バー21と固定用ボルト22はもともとラックに設けられているものであるが、その位置はラック3の仕様により異なる。したがってこのユニットを設置するために、図14(a)または(b)のような工夫により、ボルト留めの位置を調節するようになっている。
図14(a)の例では、底板24aにはラック3の連設方向(通路方向)に沿って長い長孔24dが設けられており、様々なラックの仕様(ボルト孔位置)に対応して固定できるようになっている。
図14(b)の例では、収納部24の底板24aに固定用バー27が設けられており、この固定用バー27が固定用ボルト22によりラック3に固定される。底板24a本体側に複数の孔28が設けられており、これら複数の孔28の中から適当なものを選択して固定用バー27と底板24a本体とがボルト29により固定される。なお、複数の孔28は長孔とすることでボルト留めの位置を調節するようにしてもよい。
このような遮蔽体20が設けられたラックをメンテナンスするときは、図15に示したように適宜スライド板23を開き、天井に設けられた照明が通路4に届くようにする。
スライド板23の素材としては金属板、網、樹脂板、ガラス板等、いかなるものであってもよい。光をある程度透過する材料でスライド板23を構成すれば、スライドさせなくとも必要な照度を確保することができる。また遮蔽体20に照明を取り付けるようにしてもよい。
本遮蔽体20は図16の変形例(遮蔽体20’)としてもよい。図16において示した遮蔽体20’は、スライド板の構成が異なる他は遮蔽体20と同じ構成となっている。本遮蔽体20’では、スライド板23より長い1枚のスライド板23’が、通路を挟んで対向状態に設けられた収納部24、24間をスライドするようになっている。スライド板23’の収納時には片側の収納部24に収納され、使用時(遮蔽時)には、他側の収納部24側に向かって引き出し、両収納部24の中間に位置させて両端を収納部24によって支持させるようにする。
本構成によれば、固定用ネジ26は片側の収納部24に設けておくだけでよく、取っ手23aも不要である。したがって、遮蔽体20をより低コストに設置することができる。
さらに図17に示した変形例(遮蔽体20”)としてもよい。本変形例においては、通路を跨いだ状態でひとつの遮蔽体20”が設けられている。遮蔽体20”は、一方のラックに収納部24よりも長い収納部24’が設けられ、他側のラックには収納部24のかわりに支持部24”が設けられる。支持部24”は、収納部24と同様の構成であるが、上板24bが設けられておらず、連結板24cに相当する部材24c’の上端によってスライド板23’を支持する構成となっている。スライド板23’は収納部24’によってスライド自在に支持されており、収納時には片側の収納部24’に収納され、使用時(遮蔽時)には支持部24”側に引き出されて先端が支持部24”によって支持される。
本構成によれば、固定用ネジ26は片側に設けておくだけでよく、取っ手23aも不要である。したがって遮蔽体20より低コストに設置することができる。
図18に示した遮蔽体30は、ラック3に固定されたクリップ31と、クリップに着脱自在に固定されて前記通路上部を覆う遮蔽材としての不燃シート32とにより構成されている。クリップ31は、基端31aがボルトによってラック3に固定され、先端31b側が弾性力により不燃シート32を挟み込む構成となっている。
本例においては、不燃シート32を容易に取り外し可能であるから、例えばメンテナンス時には不燃シート32をクリップ31から取り外して必要な照度を確保する。不燃シート32の素材を、光をある程度透過する材料により構成すれば、不燃シート32を取り付けたままでメンテナンス可能である。
また、不燃シート32の幅を適宜変更することが容易あるから、通路4の幅、またはラック3の幅に合わせて容易に遮蔽体30を設置することが可能である。
図19に示した遮蔽体33は、通路を挟んだ両側のラックにそれぞれ設置される二つの枠体34,35を備えている。これら枠体34、35に柔軟性を有する不燃シート36が固定されていることにより、不燃シート36が通路上部を覆う遮蔽材となっている。
枠体34,35の構成を詳細に説明する。枠体34,35の下面に図14(a)の長孔24dと同様の長孔34a、35aが設けられていることにより、ボルト留めの位置を調節することができるようになっている。枠体34,35の少なくとも一方は、以下に説明するように開閉自在となっている(以下では枠体35について説明する)。図20に示したように、枠体35は、枠体本体35bと、枠体本体35bに対して固定される挟持体35cとを備えている。枠体本体35bと挟持体35cの一側面には、それぞれボルト孔35d、35eが設けられており、他側面側においては、蝶番構造により挟持体35cが回動自在に枠体本体35bに支持されている。そして挟持体35cと枠体本体35bとの間に不燃シート36が挟まれた状態で、ボルト孔35d、35eにボルト35f(図19参照)が固定されることで不燃シート36が枠体35に固定される。なお、枠体本体35bと挟持体35cの両側面をボルト留めとしてもよい。
枠体34については、必ずしも枠体35のように開閉自在でなく、常に不燃シート36が固定状態となっていてもよい。
また固定時に枠体35からはみ出す不燃シート36の余分な端部は、必要に応じて折り畳んで挟持体35cと枠体本体35bとの間に挟むか、切断する。
メンテナンス等の際に不燃シート36による覆いをはずす場合には、ボルト35fを取り外して挟持体35cを開き、不燃シート36の固定をはずす。
このように構成されていることにより、様々な通路の幅に応じて通路上部を遮蔽することができる。メンテナンス時には不燃シート36を枠体35から取り外して必要な照度を容易に確保することができる。また、上記の遮蔽体30と同様に、不燃シート36の素材を、光をある程度透過する材料により構成すれば、不燃シート36を取り付けたままでメンテナンス可能である。
さらに上記の遮蔽体33の変形例として、図21に示したように枠体34側に不燃シート36が巻き取られたロール36Aを収納しておき、不燃シート36を固定する際にロール36Aから不燃シート36を引き出して枠体35に固定するようにしてもよい。またメンテナンス時には不燃シート36をロール36Aに巻き取る。
図22に示した遮蔽体37は、通路4を挟んだ両側のラック3群間に張られた複数のワイヤー38と、これらワイヤー38に支持されて通路4の上部を覆う遮蔽材としての不燃シート39により構成されている。不燃シート39はワイヤー38に固定させるが、ラック3に対しても固定させるようにしてもよい。
本例においては、不燃シート39を容易に取り外し可能であるから、例えばメンテナンス時には不燃シート39をワイヤー38から取り外して必要な照度を確保する。また、上記の遮蔽体30と同様に、不燃シート39の素材を光をある程度透過する材料により構成すれば、不燃シート39を取り付けたままでメンテナンス可能である。
図23に示した遮蔽体40は、2枚の側板41、42を山形に合わせた形状となっており、側板41,42はそれぞれの端部がヒンジ部43により回動自在に連結され、このヒンジ部43が屋根の頂部となっていて、頂角の角度が自在に変更可能となっている。また、側板41,42の下縁には、それぞれ固定用バー46が設けられている。
この遮蔽体40も、遮蔽体20と同様にラック連結用バー21と固定用ボルト22によってラックに固定される。したがってこのユニットを設置するために、図24(a)または(b)のような工夫によりボルト留めの位置を調節するようになっている。
図24(a)について説明すると、側板41,42には、ヒンジ部44,45を介して回動自在に固定用バー46が設けられている。固定用バー46には、ラック連設方向(通路方向)に沿って長い長孔46aが設けられており、様々なラックの仕様(ボルト孔位置)に対応して固定できるようになっている。固定の際にはヒンジ部44,45およびヒンジ部43を回動させることで、通路幅に応じて遮蔽体40の幅を自在に変更することができる。
図24(b)の例では、側板41,42には、ヒンジ部44,45を介して回動自在に固定部41a、42aが固定されている。固定部41a、42aには複数の孔48が設けられており、これらの孔48から適宜選択され、固定用バー46が固定用ボルト49によって固定されている。固定用バー46は、ラック連結用の固定用ボルト22(図12参照)によってラック3の所定位置に固定される。この際、ヒンジ部44,45およびヒンジ部43を回動させて通路幅に応じて遮蔽体40の幅を自在に変更することができる。
このように、本遮蔽体40によれば、通路上部の遮蔽体高さを十分に取ることができるから圧迫感なく構成することができる。また頂角を変更することで、様々な通路幅に対応可能である。
なお、側板41,42の素材としては、金属板、網、樹脂板、ガラス板等、いかなるものであってもよい。
図25に示した遮蔽体50は、ラック間に渡されるアーチ状の屋根となっている。この遮蔽体50は、アーチ状の骨組51一対と、骨組51に支持されて通路4の上部を覆う遮蔽材としての不燃材52とを備える。(必要に応じて骨組51を増やしたり、骨組51間をつなぐ桟53を設けたりしてもよい。)骨組51の素材は柔軟性のあるものを用い、対向する両縁間の間隔を変化させることができるようにする。これにより、種々の通路間隔に対応することができる。また、通路上部の遮蔽体高さを十分に取ることができるから圧迫感なく構成することができる。光りをある程度以上通す素材を採用することで、照明を設けなくとも必要な照度を確保することができる。
アーチ状の遮蔽体の他の例として、図26に示した構成としてもよい。図26の遮蔽体55は、アーチ状の複数の骨組56と、骨組56に支持されて通路4の上部を覆う遮蔽材としての不燃材57とを備える。不燃材57は柔軟性または弾力性を持つ素材により形成し、各骨組56間にゆったりと遊びを持って貼られ、骨組56は遮蔽体55の長手方向に互いの間隔をある程度変化させてラック3に固定することができるようになっている。
また、図27の遮蔽体58は、骨組がなく、樹脂素材によるアーチ状の遮蔽材59が、クリップ60を介してラック3に固定される構成となっている。クリップ60は基端側をラック3に固定され、先端側で遮蔽材59を弾性的に着脱自在に固定するようになっている。
さらに図28の遮蔽体62のように、突っ張り棒63を用いてもよい。図の遮蔽体62は、樹脂製のアーチ状の遮蔽材64と、遮蔽材64の両先端部に設けられたエッジ部65と、エッジ部65を互いに離間する方向に付勢する突っ張り棒63を備える。エッジ部65は、遮蔽材64の端縁全体を覆う梁部65aと、梁部65aの適当な位置から外側に延びる板体65b、同位置から下方向に延びる板体65cを備える。突っ張り棒63は、梁部65aの板体65b基端部近傍を付勢するようになっている。
なお、本遮蔽体62の変形例として、図29(a)のように板体65cを付勢するようにしてもよいし、同図(b)のように直接遮蔽材64を付勢するようにしてもよい。また、同図(c)のように板体65cを設けなくともよい。
また、図30の遮蔽体68のように、図26の遮蔽体55に対して突っ張り棒63を適用してもよい。図の遮蔽体68においては、骨組56の各端部はエッジ部69に固定されている。エッジ部69自体は構成部材69a、69bを互いにスライドさせることで長手方向に長さが可変となっている。
以上の各例では、遮蔽材の内側から突っ張り棒63で付勢してラック間に取り付ける構成であるから、種々の通路幅に対応可能である。
本発明を説明するための参考例のラックの回り込み防止壁を示した図である。 参考例のラックの回り込み防止壁を示した図である。 参考例のラックの回り込み防止壁を示した図である。 参考例の空気調和装置に設けられた回り込み防止壁と、ラック群に設けられた回り込み防止壁について示した図である。 参考例を示すものであり、ラックの回り込み防止壁を天井から吊り下げた状態を示した図である。 参考例の壁体を示した図である。 通路の他端側にも壁体が設けられた参考例を示した図である。 通路の両端に壁体が設けられ、さらにラック群に回り込み防止壁が設けられた参考例を示した図である。 本発明の一実施形態を示す斜視図である。 通路を遮蔽する遮蔽板を天井から吊り下げた参考例を示した図である。 本発明の実施形態の遮蔽体の他の例について示した図である。 同遮蔽体が固定されていない状態のラックについて示した図であり、(a)は上面図、(b)は側面図である。 同遮蔽体が固定された状態のラックについて示した図であり、(a)は上面図、(b)は側面図である。 同遮蔽体の一部を示した図である。 同遮蔽体の使用状態について示した図である。 同遮蔽体の変形例について示した図である。 同遮蔽体の変形例について示した図である。 遮蔽体の他の例について示した図である。 遮蔽体の他の例について示した図である。 同遮蔽体において不燃シートを取り付ける際の状態について示した図である。 同遮蔽体の変形例について示した図である。 遮蔽体の他の例について示した図である。 遮蔽体の他の例について示した図である。 同遮蔽体の一部を示した図である。 遮蔽体の他の例について示した図である。 遮蔽体の他の例について示した図である。 遮蔽体の他の例について示した図である。 遮蔽体の他の例について示した図である。 同遮蔽体の変形例について示した図である。 遮蔽体の他の例について示した図である。 従来の電算機室用空調システムについて示した図である。
符号の説明
2 二重床3 ラック4 通路5 内部空間6 空気調和装置7 孔あきパネル13、14 壁体13a、14a 扉16 遮蔽板(遮蔽体)20、20’、20” 遮蔽体23 スライド板30 遮蔽体35 遮蔽体36 ワイヤ37 遮蔽材40 遮蔽体41,42 側板50、55、58、62、68 遮蔽体56 骨組57 遮蔽材63 突っ張り棒

Claims (12)

  1. 床下に内部空間を有する通路を挟んで両側に設置され、前面から給気して上面または背面から熱を帯びた空気を排気する機器収容用ラック群と、空気調和装置とを備え、前記空気調和装置から吹き出された冷却用空気が、前記内部空間を流動するとともに、前記通路の床面に設けられた孔から前記通路の床上に吹き出され、この冷却用空気が前記ラックに収容された機器を冷却した後、前記ラックの上方の空間を流動して前記空気調和装置に再び吸引される電算機室用空調システムにおいて、
    前記通路を挟んで両側のラック群の上面間に渡され遮蔽体が、前記両側のラック群に脱着可能に取り付けられ、該遮蔽体によって該通路の上部遮蔽して、前記両側のラック群の前記上面または背面から排出された空気の前記前面側への回り込みを阻止することを特徴とする電算機室用空調システム。
  2. 請求項1に記載の電算機室用空調システムにおいて、
    前記通路の片側部もしくは両側部に位置して該通路を遮断する壁体が設けられ、該壁体を挟んで前記通路の外側に前記空気調和装置が位置していることを特徴とする電算機室用空調システム。
  3. 請求項2に記載の電算機室用空調システムにおいて、
    前記通路の端部に設けられた壁体には開閉自在の扉が設けられていることを特徴とする電算機室用空調システム。
  4. 前記遮蔽体は、前記ラック側と前記通路の上方空間との間でスライド可能に支持されたスライド板を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電算機室用空調システム。
  5. 前記スライド板を備えた遮蔽板は、前記通路の両側のラック群に、それぞれ対向状態で設けられていることを特徴とする請求項4に記載の電算機室用空調システム。
  6. 前記スライド板を備えた遮蔽板は、前記通路の両側のラック群のうちの、片側のみに設けられていることを特徴とする請求項4に記載の電算機室用空調システム。
  7. 前記遮蔽体は、前記ラックに固定されたクリップと、該クリップに着脱自在に固定されて前記通路上部を覆う遮蔽材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電算機室用空調システム。
  8. 前記遮蔽体は、前記通路を挟んだ両側の前記ラック群間に張られた複数のワイヤーと、該ワイヤーに支持されて前記通路上部を覆う遮蔽材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電算機室用空調システム。
  9. 前記遮蔽体は、2枚の側板の端部が回動自在に連結して頂部とされた屋根であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電算機室用空調システム。
  10. 前記遮蔽体は、前記通路を挟んだ両側の前記ラック群間に渡されたアーチ状の屋根であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電算機室用空調システム。
  11. 前記遮蔽体は、アーチ状の複数の骨組と、該骨組に支持されて前記通路上部を覆う遮蔽材であることを特徴とする請求項10に記載の電算機室用空調システム。
  12. 前記遮蔽体の両端部を互いに離間させる方向に付勢する突っ張り棒を備え、該突っ張り棒の付勢力により前記遮蔽体が通路両側のラック間に支持されていることを特徴とする請求項10または11に記載の電算機室用空調システム。
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