JP2004328806A - 配電盤 - Google Patents

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Yuji Imamura
裕治 今村
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Abstract

【課題】発熱機器で発生する熱の吸引効率を向上させ、排気ファン(ブロワ)容量を最小限に抑えることにより、構成部品点数も少なくする。
【解決手段】配電盤の前面には、給気用風窓1が設けられるとともに、背面側には排気ファンユニット2及び分岐箱3が設けられ、可とう性配管5の一端が発熱機器7に配置されるとともに、多端は排気用ファン6に配置し、可とう性配管5を用いて発熱機器7から発する温度の上昇した気体を直接、あるいは間近より吸引させることにより、発熱機器7で発生する熱の吸引効率を向上させ、排気ファン(ブロワ)容量を最小限に抑えるようにすることを可能としたものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、配電盤に関するものであり、特に可とう性配管を用い配電盤内にこもる熱を効率的に吸引し、あるいは発熱機器から発生する熱を効率的に拡散する配電盤の冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、配電盤内にこもる温度の上昇した気体を除去するためには、配電盤の扉に排気用ファン(ブロワ)を取り付けることにより行っており、この方法では、必要以上の動力でファンを作動させなければならなかった。
また、排気用ファン(ブロワ)の取り付け位置は、配電盤扉の上部に限定されてしまうので、配電盤の設置場所(配電盤を設置する際に必要とする空間)にも制約が設けられていた。
【0003】
又、別の従来技術として、盤内後面に母線室を設け、吸気室、排気室を仕切って多段に配置させ、盤内機器に通気させる配電盤がある(例えば、特許文献1参照)。
更には多段配置させた盤内機器を隔離板で仕切り、後部母線室に外気を取り込み吸引させる配電盤がある(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開昭55−19122号公報
【特許文献2】
特開昭61−52601号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の配電盤は以上のように構成されているので、配電盤内全体に拡散している熱を効率よく盤外へ放出させる為に、排気ファン(ブロワ)の容量を大きくする必要があった。
また、局部的にヒートスポットができるような器具の配置を行った場合には、配電盤扉に取り付ける排気ファン(ブロワ)以外に、盤内の空気を循環させる為のファン(ブロワ)も別途必要であった。
このように排気装置を構成する機器が多くなるため、多大な動力を必要とする他、必然的に故障も多くなり、保守点検を行う頻度が多くなるという問題点があった。
【0006】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、配電盤内に取り付けた発熱機器から発する熱を帯びた気体を、可とう性配管を用いて直接吸引させることにより、装置を小型化するようにしたものであり、構成部品点数を少なくし、保守点検の頻度を大幅に削減することができる配電盤を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係る配電盤は、発熱機器が内部に収容されたものであって、一端が熱の発生部に配置されるとともに、他端は排気用ファンに配置された配管を設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の一実施形態を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施の形態1による配電盤全体を示す斜視図、図2は排気ファン(ブロワ)ユニット部を正面方向から見た斜視図、図3は同じく背面方向から見た斜視図、図4は可とう性配管の先端部分を示す側面図である。
図において、配電盤の前面には、給気用風窓1が設けられるとともに、背面側には排気ファン(ブロワ)ユニット2及び分岐箱3が設けられている。
【0009】
分岐箱3は各小部屋4から構成されており、この小部屋4にゴム等からなる可とう性配管5が接続されるようになっている。
又、排気ファンユニット2には、排気ファン(ブロワ)6が嵌着されるように取り付けられる。
可とう性配管5は分岐箱3を介して排気ファン(ブロワ)ユニット2と接続されている。
発熱機器7より発する熱により温度が上昇した気体は、可とう性配管5の先端部分より吸引される構造になっている。
この可とう性配管5の先端部分をスポット的に熱が発生している場所や、発熱機器7に直接、あるいは間接的に配置することにより、効率的な熱の吸引が可能となっている。
【0010】
このように可とう性配管5が排気ファン(ブロワ)ユニット2とは分岐箱3を介して接続されることにより、可とう性配管5は発熱機器7の数量やヒートスポットの発生個所に応じ、その本数を増減できる構造になっている。
又、分岐箱3を設けることにより、可とう性配管5を複数本設けることができ、複数箇所からの熱の吸引が可能となり、分岐箱3も必要に応じ追加できる構造になっている。
尚、普通の配管を用いてもよいが、配管を可とう性にすることにより、配電盤内の構造が複雑であっても、配管を容易に設置することができる。
【0011】
なお、可とう性配管5を接続しない分岐箱3の小部屋4における可とう性配管5の接続部には、キャップ8を取り付けることができるようになっており、気体の吸引力が減衰しないような構造となっている。
また、図4に示すように、可とう性配管5の先端部分には、吸引用の吸い込み用穴9を設けており、風量調節用カバー10をスライドさせることにより、吸引量の調節を可能としている。
この吸引用の吸い込み穴9は可とう性配管5の先端部分にのみ設けられており、所定位置に風量調節用カバー10を固定させるために、風量調節用カバー固定金具11が設けられている。
【0012】
可とう性配管5は発熱機器7の構造形態によっては、発熱機器7の本体内へも挿入することができるようになっている。配電盤盤内の配線用ダクト12を利用し、必要個所へ可とう性配管5を引き回すことを基本としているので、固定用金具等の部材は不要となっている。
可とう性配管5には、破損による吸引効率の急激な低下が起きないように、保護用膜を被覆させることもできる。
【0013】
このように発熱機器7の必要箇所にのみ可とう性配管5の先端部を設置するだけなので、従来に比べて排気ファン(ブロワ)6の実装数量を減らすことができる。
このように部品点数が削減される分、安価な製品の製作が可能になるのと同時に、故障率も低く抑えることができる。
また、排気ファン(ブロワ)ユニット2と分岐箱3は、配電盤から離れた場所に設置することも可能となるので、配電盤を設置するためのスペースも少なくすることができる。
【0014】
以上説明したように、この発明によれば、必要以上の設備投資が不用となると共に、取り付けに関しての作業量も削減できる。
また、構成部品数の削減により故障率の低下も期待できる。
また、配電盤据付の際に空間的な制約も受けなくなる。
【0015】
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2による配電盤全体を示す斜視図、図6は可とう性配管の先端部分を示す側面図である。
上記実施の形態1では、配電盤内の温度が上昇した気体を発生場所から効率よく吸引する方法について説明したが、屋外に設置する場合などでは、冷却した空気を発熱機器7へ直接吹きかける方が、温度の上昇した気体を吸引するより冷却効果が大きくなるケースもあり、本実施形態においては、冷却空気を発熱機器7へ吹きかけるようにしたものである。
【0016】
実施の形態2では、図に示すように、排気ファン(ブロワ)ユニット2の代わりに冷却装置13を設置するとともに、給気用窓1を排気用窓14として利用し、更に可とう性配管5の先端部分に設けられた吸い込み用穴9を吹き出し用穴15として使用し、その他の基本的な構成機器は実施の形態1と同じである。
そして風向きは実施の形態1とは逆向きとなる。
即ち、冷却装置13で発生した冷却空気は、可とう性配管5を通って発熱機器7に吹きかけ、熱を吸収した空気は排気用窓14を介して外部に排気されるのである。
【0017】
また、発熱機器7から発する熱が少ない場合等は、実施の形態1で使用している排気用ファン(ブロワ)2を逆向きに取り付けることで、空気を内部に送り込むようにすることができ、これにより発熱機器7を有効に冷却することができる。
以上のように構成することにより、本実施形態においても効率的な冷却が可能となる。
【0018】
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3による配電盤全体を示す斜視図である。
上記実施の形態1及び実施の形態2では、発熱機器7から発生する熱を最終的に配電盤外へ吐き出す例について説明したが、配電盤内において、腐食性ガスが発生する場合などにおいては、配電盤を密閉構造にする必要があり、本実施形態においては、拡散用ファン(ブロウ)16によって、発熱機器7から発生する温度の上昇した気体を、盤内全体に拡散させるものである。
【0019】
尚、可とう性配管5の引き回し等の構造は実施の形態1と同じである。
即ち、図7に示すように、拡散用ファン16及び分岐箱3を配電盤内に設置し、可とう性配管5を排気ファンユニット2に接続するとともに、他方の先端部を発熱機器7に配置する。
そして発熱機器7で発生した熱を排気ファンユニット2へ導き、拡散用ファン16により盤内全体に拡散させ、配電盤表面から輻射させる。
尚、本実施形態では、盤内の冷却は配電盤表面からの輻射のみとなるので、発熱量が大きい場合は配電盤の表面積を大きくする必要がある。
【0020】
実施の形態4.
図8はこの発明の実施の形態4による配電盤全体を示す斜視図である。
上記実施の形態1〜3では、配電盤盤内を冷却する場合について説明したが、可とう性配管5を利用して、配電盤盤内を除湿するように構成することもできる。
即ち、ファンの代わりに除湿装置17を設け、この除湿装置17に接続された可とう性配管5の先端部分を結露の起きやすい場所付近に設置することにより、効率的に除湿することが可能となるのである。
尚、可とう性配管5の引き回し構造等は、実施の形態1と同様に構成し、配電盤内には様々な電気品が収容されている。
また、除湿装置17は設置場所の制約を受けないので、配電盤の上部や、配電盤の盤外にでも設置が可能である。
【0021】
【発明の効果】
この発明の請求項1に係る配電盤によれば、発熱機器が内部に収容されたものであって、一端が熱の発生部に配置されるとともに、他端は排気用ファンに配置された配管を設けたので、必要以上の設備投資が不用となると共に、取り付けに関しての作業量も削減できる。
また、構成部品数の削減により故障率の低下も期待できる。
また、配電盤据付の際に空間的な制約も受けなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による配電盤全体を示す斜視図である。
【図2】排気ファンユニット部を示す斜視図である。
【図3】排気ファンユニット部を示す斜視図である。
【図4】可とう性配管の先端部分を示す側面図である。
【図5】この発明の実施の形態2による配電盤全体を示す斜視図である。
【図6】可とう性配管の先端部分を示す側面図である。
【図7】この発明の実施の形態3による配電盤全体を示す斜視図である。
【図8】この発明の実施の形態4による配電盤全体を示す斜視図である。
【符号の説明】
5 可とう性配管、6 排気用ファン、7 発熱機器、13 冷却装置、16拡散用ファン、17 除湿装置。

Claims (5)

  1. 発熱機器が内部に収容された配電盤であって、一端が熱の発生部に配置されるとともに、他端は排気用ファンに配置された配管を設けたことを特徴とする配電盤。
  2. 発熱機器が内部に収容された配電盤であって、一端が熱の発生部に配置されるとともに、他端は冷却装置に配置された配管を設けたことを特徴とする配電盤。
  3. 発熱機器が内部に収容された配電盤であって、一端が熱の発生部に配置されるとともに、他端は上記配電盤内の拡散用ファンに配置された配管を設けたことを特徴とする配電盤。
  4. 発熱機器が内部に収容された配電盤であって、一端が結露の生じやすい部分に配置されるとともに、他端は除湿装置に配置された配管を設けたことを特徴とする配電盤。
  5. 上記配管は可とう性配管であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の配電盤。
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