JP5524467B2 - サーバ室用空調システム - Google Patents
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Description
備える。
するように配置される。このように形成される通路へ送風機が送風することにより、通路に面する各サーバラックへ冷気が流れ、サーバを適正に冷却することが可能になる。なお、前記サーバラックは、例えば、前記通路から吸気した空気を反対側へ排気する。
る。各サーバラック2ではこのような風量調整が互いに独立して行われるため、各サーバラック2の吸排気量は互いに異なる場合がある。サーバ室3の壁面付近には空調機11が多数設置され、サーバ室3の床9にはラック列4と平行に開口部12が設けられる。また、開口部12には送風機13が設けられる。
ングの下側に設置される。送風機13は、羽根とモータ、空気通路を形成する外筒と接続フランジを備えている。図3は、送風機13の据付状態を示す図である。図3に示すように、送風機13は、ラック列4に沿って並ぶように多数設置されており、本体の下面に設けられた開口から吸い込んだ床下空間10の空気を、本体の上面に設けられた開口から開口部12を介してサーバ室3へ送る。なお、サーバラック2の吸込面の横幅が約900mmであるため、送風機13の大きさもこれに準じている。
バ室用空調システム1で、各サーバラックの吸排気量にばらつきが生じた場合の空気の流れを示す図である。従来技術に係るサーバ室用空調システムの場合、各サーバラックの吸排気量にばらつきが生じ、図6に示すように、例えば、ラック列の左から2番目や3番目あたりのサーバの冷却ファンの回転数増大により、床下空間からコールドアイルへ流れる空気の流れに偏りが生じると、ラック列の端部付近のサーバラックへ冷気が十分に行き渡らなくなる。そうすると、天井側にある暖かい空気がラック列の端部付近のサーバラックへ流れ、サーバの冷却に支障をきたす虞がある。他方、本実施形態であれば、各サーバラックの吸排気量にばらつきが生じても、図7に示すように、床下空間10からコールドアイル7へ流れる空気の流れに偏りが生じない。よって、同一のラック列4に属する各サーバラック2間で冷却用空気に偏りが生じなくなる。
に設置されている。よって、空調機111からコールドアイル7へ送られる空気と送風機13から送られる空気とがコールドアイル7内で対向することになる。本変形例によれば、上記実施形態と同様、各サーバラック2の吸排気量にばらつきが生じても、床下空間10からコールドアイル7へ流れる空気の流れに偏りが生じない。また、冷却された空気がコールドアイル7へ供給されるためにシステム全体の風量が少なくて済み、空調機111と送風機13の吸気比を例えば50:50にすれば、合わせた風量は送風機13のみの場合と比べて3割程度減らすことができる。また、サーバ側では少ない量の空気でもより冷えた空気のため、サーバファンの回転数が抑えられ、結果的に排出空気も吸気に見合って少なくなり、供給風量が少なくても逆流しやすくなるわけではない。
16および差圧センサ17を備えている。差圧センサ17は、2点間の圧力差を検出して電気信号に変換するセンサであり、図14に示すように、サーバ室3と床下空間10との差圧を検出する。制御装置16は、入力インターフェースや出力インターフェース、演算回路等を備えるコントローラであり、差圧センサ17からの信号に応じて空調機11の動作を制御する。なお、図14では、空調機が一台しか図示されていないが、サーバ室3に設置されている台数分だけ制御装置16に繋がれているものとする。また、空調機11の能力は、インバータにより無段階に、或いはタップの切り替え等により段階的に調整可能なものとする。
り出す空気の温度と略同一(但し、1〜2℃の誤差は許容範囲内である)であるか否かにより行われる。なお、送風機13はPI制御されている。詳細には、空調機11が送り出す空気の温度と検出した温度との温度差が、メモリー等に予め設定された閾値の範囲内であるか否かを判定する。空調機11が送り出す空気の温度は、温度センサ等により実際の温度を検出した値であってもよいが、システム構成を簡略化するため、空調機11にセットされている温度の制御目標値とする。閾値は、サーバ室用空調システム1を設置する際、任意に設定される値であり、例えば、ホットアイル8の空気がコールドアイル7へ流入する場合の温度の値である。制御装置16は、温度が許容範囲内であれば、温度の検出(S201)を繰り返す。また、制御装置16は、温度が許容範囲内でなければ温度制御を行う(S203)。そして、再び温度の検出(S201)を繰り返す。
2・・・サーバラック
3・・・サーバ室
4・・・ラック列
5・・・吸込面
6・・・排出面
7・・・コールドアイル
8・・・ホットアイル
9・・・床
10・・床下空間
11,111・・空調機
12・・開口部
13,113・・送風機
14,114,214・・仕切板
15・・天井裏空間
16・・制御装置
17・・差圧センサ
18・・温度センサ
19・・天井
20・・ダクト
Claims (9)
- サーバの発熱状態に応じて冷却風量が変化するサーバラックが整列したサーバ室の空調を行うサーバ室用空調システムであって、
前記サーバ室の床下および天井裏の少なくとも何れかに設けられる所定空間へ冷気を送る空調機と、
前記所定空間と前記サーバ室とを連通する開口部に設置されて該所定空間の空気を該サーバ室へ送風する送風機であって、前記サーバラックが整列したラック列の吸気側に沿って各サーバラックと対応付けて配置された複数の送風機と、
前記サーバラック内から該サーバラックの吸気側への空気の逆流を検出する逆流検出手段と、を備え、
前記サーバラックの各々は、吸気側の面が前記複数の送風機からの送気が吹き出されるコールドアイルに面しており、
前記送風機は、前記逆流検出手段が前記空気の逆流を検出すると、該空気の逆流が解消されるように必要量の風量の空気を送風する、
サーバ室用空調システム。 - 前記逆流検出手段は、前記サーバラックの吸気側に配置される温度センサであり、
前記送風機は、前記温度センサが設定温度になるように必要量の風量の空気を送風する、
請求項1に記載のサーバ室用空調システム。 - 前記空調機は、前記サーバ室の空気を冷やして前記所定空間へ送り、
前記空調機の風量を、前記所定空間と前記サーバ室との差圧に応じて制御する制御手段を更に備える、
請求項1または2に記載のサーバ室用空調システム。 - 前記サーバ室は、前記ラック列が2列一組で一組以上配置されており、
前記送風機は、一組のラック列を構成する2つのラック列の間に形成される通路へ送風する、
請求項1から3の何れか一項に記載のサーバ室用空調システム。 - 前記通路は、該通路を形成する前記2つのラック列と、該通路の長手方向の両端に配置される仕切り部材とにより、前記サーバ室内で周囲と仕切られている、
請求項4に記載のサーバ室用空調システム。 - 前記サーバラックは、前記通路から吸気した空気を反対側へ排気する、
請求項4または5に記載のサーバ室用空調システム。 - 前記サーバラックは、前記サーバ室の天井と離間しており、
前記所定空間は、前記サーバ室の床下に設けられ、
前記送風機は、前記サーバ室の床に設けられた開口部に設置されて前記所定空間の空気を該サーバ室へ送風する、
請求項1から6の何れか一項に記載のサーバ室用空調システム。 - 前記所定空間は、前記サーバ室の床下に設けられ、
前記サーバ室用空調システムは、前記空調機とは異なる他の空調機が前記一組のラック列が構成する2つのラック列の間に架け渡されるように更に設置され、
前記他の空調機は、一組のラック列を構成する2つのラック列の間に形成される前記通路へ冷気を送る、
請求項4から6の何れか一項に記載のサーバ室用空調システム。 - 前記所定空間は、前記サーバ室の床下及び天井裏に設けられ、
天井裏に設けられた前記所定空間は、ダクトを介して前記空調機と繋がれており、
前記送風機は、前記サーバ室の床及び天井に設けられた開口部に設置されて前記所定空間の空気を前記サーバ室へ送風する、
請求項1から7の何れか一項に記載のサーバ室用空調システム。
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