JP3774030B2 - コンバイン - Google Patents

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    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P11/00Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
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  • Combines (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は連続的に穀稈を刈取って脱穀するコンバインに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
運転席の近くに配設させるエンジンの防音対策として、エンジンを密閉形筐体に内設させると、エンジンの冷却が不充分になってオーバーヒートし易くなる不具合があると共に、エンジンに取付ける電装品など付属部材が温度上昇によって性能または耐久性が低下し易い不具合がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、除塵済み空気を圧送させる送気ファンを設け、エンジンを内設させる筐体内部に送気ファンから除塵済み空気を供給するように構成したコンバインにおいて、送気ファンに除塵済み空気を供給する除塵スクリーンを設け、この除塵スクリーンの集塵ダクトを、筐体外部に設置させるラジエータの空冷ファン風路に延設させたもので、除塵スクリーンに付着する塵を空冷ファンを利用して除去し得、除塵スクリーンの目詰り防止を容易に図り得るものである。
【0004】
また、筐体内部に除塵済み空気を取入れる送風路に送気ファンを設けたもので、送風路を利用して送気ファンをコンパクトに配設し得ると共に、エンジン騒音が送風路から外部に漏れるのを送気ファンによって容易に遮断し得、換気構造の簡略化並びに騒音低減などを容易に図り得るものである。
【0005】
また、筐体内部に除塵済み空気を取入れる送風路を途中で折曲させたもので、送風路から筐体外部に漏れるエンジン騒音を容易に低減し得ると共に、除塵済み空気取入れ開口を小さく形成し得るものである。
【0006】
また、エンジンに取付ける付属部材に向けて送気ファン排風側を開口させる排風ガイド体を設けたもので、エンジンに設ける電装品などの付属部材を効率良く冷却し得、付属部材の性能維持並びに耐久性向上などを容易に図り得るものである。
【0007】
また、筐体の排風開口を脱穀部の選別風取入部に連通させたもので、筐体内部の熱い空気を選別部に送出し得ると共に、筐体の換気出口から外部に漏れるエンジン騒音を容易に低減し得るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は全体の左側面図、図2は同平面図、図3は同右側面図であり、図中(1)は走行クローラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム(1)に架設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀機である脱穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)などを備える刈取部、(11)は刈取フレーム(12)を介して刈取部(8)を昇降させる油圧シリンダ、(13)は排藁チェン(14)終端を臨ませる排藁処理部、(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介して搬入する穀物タンク、(17)は前記タンク(15)の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、(18)は運転操作ハンドル(19)及び運転席(20)を備える運転キャビン、(21)は運転キャビン(18)下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように構成している。
【0010】
また、図4に示す如く、図中(22)は機体の前後方向に軸架する軸流型の扱胴(6)を内設させる扱室、(23)は前記扱室(22)に穀稈を挿入する扱口、(24)は前記扱室(22)下方に張架させるクリンプ網、(25)は前記クリンプ網(24)下方に前端を臨ませて前後方向に揺動自在に支持する揺動選別盤、(26)(27)は前記クリンプ網(24)の下方に上下2段に配設する選別盤(25)の前後フィードパン、(28)は前フィードパン(26)の後端側に上下揺動自在に設ける選別篩い線、(29)は後フィードパン(27)後端後方に連設するチャフシーブ、(30)はチャフシーブ(29)下方に配設するグレンシーブ、(31)は前後フィードパン(26)(27)の上下間に選別風を送給するプレファンである送塵ファン、(32)はチャフシーブ(29)とグレンシーブ(30)間及びグレンシーブ(30)下方に選別風を送給するメインの送風装置である唐箕、(33)は揚穀筒(16)に連通させて穀物タンク(15)に穀粒を取出す1番コンベア、(34)は2番物を2番還元装置である2番還元コンベア(35)を介し前記選別盤(25)の篩い線(28)上方に還元する2番コンベア、(36)は前記選別盤(25)を前後及び上下動させる揺動駆動軸、(37)は前記選別盤(25)の後端上方に配設する吸排塵ファン、(38)は該ファン(37)上方を遮閉して排藁を搬出案内する四番樋であり、前記扱胴(6)及び処理胴(7)により脱穀された穀粒を揺動選別盤(25)で選別し整粒のみを前記穀物タンク(15)に取出し、前記選別盤(25)後端の三番口(39)から藁屑を機外に放出させると共に、排藁を排藁チェン(14)を介し排藁処理部(13)に送り込んで排藁カッタ(13a)により切断して機外に排出させるように構成している。また、前記扱室(22)後部の排塵口(40)を介して扱胴(6)後部の脱粒物を処理胴(7)に送給し、扱胴(6)の脱粒物を処理胴(7)によって再処理して揺動選別盤(25)上に落下させ、処理胴(7)からの穀粒を二番コンベア(34)に収集し、かつ藁屑をファン(37)または三番口(39)から機外に排出させるように構成している。
【0011】
さらに、図5に示す如く、前記エンジン(21)の動力をカウンタケース(41)に伝える自在継手付ドライブシャフト(42)を設けると共に、脱穀出力軸(43)、選別出力軸(44)、刈取出力軸(45)、走行出力軸(46)をカウンタケース(41)に設ける。前記脱穀出力軸(43)に設ける脱穀プーリ(47)を介して扱胴(6)及び処理胴(7)を駆動すると共に、送塵ファン(31)、唐箕(32)、1番コンベア(33)、二番コンベア(34)、揺動駆動軸(36)、吸排塵ファン(37)、排藁カッタ(13a)を、選別出力軸(44)の選別プーリ(48)を介して駆動し、その1番コンベア(33)に揚穀筒(16)を、2番コンベア(34)に2番還元コンベア(35)をそれぞれ連動連結する。また前記刈取出力軸(45)に刈取部(8)の刈取入力軸(49)をベルト連結させ、刈取部(8)の各部に動力を伝える。さらに前記走行出力軸(46)を入力部に油圧無段変速機(50)を備える走行変速ギヤケース(51)の入力軸(52)にベルト連結させ、そのケース(51)の左右独立の出力軸(53)を介して左右走行クローラ(2)(2)に動力を伝える。
【0012】
また、図5において、図中(54)はラジエータ用空冷ファン、(55)は運転キャビン(18)冷房用コンプレッサであり、前記変速入力軸(52)に空冷ファン(54)及びコンプレッサ(55)を連結させて駆動する。さらに図中(56)は前記エンジン(21)の動力を前記オーガ(17)に伝えるオーガ駆動軸であり、前記ドライブシャフト(42)にオーガ駆動軸(56)を連結させて駆動し、そのオーガ駆動軸(56)に軸継手(57)及び前記タンク(15)の下部排出オーガ(58)及び縦排出オーガ(59)を介して前記上部排出オーガ(17)を連結させて各オーガ(58)(59)(17)を駆動する。
【0013】
さらに、図6、図7、図8に示す如く、筐体(60)によって形成する四角箱形略密閉状態のエンジン室(61)にエンジン(21)を内設させ、筐体(60)の左側面開口(62)を介してドライブシャフト(41)を取付けると共に、筐体(60)外側前方にエンジン(21)水冷用ラジエータ(64)を右向きに設置させ、ラジエータ(64)の背面機内側に前記空冷ファン(54)を配設させる。また、前記キャビン(18)下方の機体右外側面に相当する前記筐体(60)右側及びラジエータ(64)正面側に風洞カバー(65)を取付け、除塵通気構造のロータリスクリーン(66)を設ける円形の外気取り入れ口(67)を風洞カバー(65)の外面に開設すると共に、前記風洞カバー(65)内面で前記ラジエータ(64)正面側の冷却フィン(64a)位置に四角形の排風口(68)を対向開設し、ロータリスクリーン(66)、ラジエータ(64)を経由してラジエータ(64)背面側の空冷ファン(54)に外気である除塵済み空気を取り込み、ラジエータ(64)を冷却する。なお、蝶番(65a)を介して風洞カバー(65)を筐体(60)に取付け、風洞カバー(65)を機外側方に開放移動自在に取付けている。
【0014】
また、前記ロータリスクリーン(66)は、風洞カバー(65)に回転自在に取付ける車輪形スクリーンフレーム(69)の外面に円形の防塵網(70)を張設して構成するもので、前記風洞カバー(65)の外気取り入れ口(67)内側に前記スクリーン(66)を回転自在に軸支させると共に、風洞カバー(65)内部に取付けた電動モータ(71)の駆動輪(72)によって前記スクリーンフレーム(69)を回転させ、前記風洞カバー(65)の外気取り入れ口(67)内で略一定速度でスクリーン軸(73)回りに防塵網(70)を回転させ、前記外気取り入れ口(67)からロータリスクリーン(66)を介して塵埃や藁屑を取り除いた除塵済み空気を風洞カバー(65)内部に取り込むように構成している。
【0015】
さらに、前記風洞カバー(65)の外気取り入れ口(67)の前側にカバー(65)外面からカバー(65)内面に貫通するL形の集塵ダクト(74)を設け、カバー(65)外面の集塵ダクト(74)入口を前記スクリーン(66)外面でこの中心部に延設させ、前記集塵ダクト(74)入口をスクリーン(66)の防塵網(70)の外面でこの中心部から外縁の間に形成すると共に、前記風洞カバー(65)内面の集塵ダクト(74)出口に一端側を接続させる吸塵ダクト(75)を設け、前記空冷ファン(54)外周を閉塞するファンカバー(54a)内部に前記吸塵ダクト(75)の他端側を開口させ、前記ラジエータ(64)と空冷ファン(54)負圧面の間に吸塵ダクト(75)を介して集塵ダクト(74)を連通させ、前記スクリーン(66)の防塵網(70)外面に付着する塵を空冷ファン(54)によって吸引除去させるように構成している。
【0016】
さらに、前記ロータリスクリーン(66)を介して取込む除塵済み空気を圧送させる送気ファン(76)を備え、風洞カバー(65)内部に連通させる吸気ダクト(77)と、前記送気ファン(76)を内設させるファンケースを兼ねた排気ダクト(78)を交叉させるように接続させると共に、風洞カバー(65)内面側の開口(79)に吸気ダクト(77)吸込側を接続させ、また排気ダクト(78)の末広がり形排気口(80)を筐体(60)前側壁内部のエンジン(21)前側面に対向開放させるもので、途中を略90度折曲させた送風路(81)を吸気ダクト(77)と排気ダクト(78)によって形成し、前記送風路(81)の途中に送気ファン(76)を配置させ、風洞カバー(65)内部の除塵済み空気を筐体(60)内部に圧送させ、筐体(60)内部を正圧状態に保つように構成している。
【0017】
また、前記変速入力軸(52)にVベルト(82)連結させた空冷ファン(54)に前記送気ファン(76)をVベルト(83)連結させ、前記各ファン(54)(76)をエンジン(21)によって常時回転させると共に、前記排気ダクト(78)の排気口(80)に排風ガイド体(84)を固定させ、エンジン(21)外側に取付ける発電機(85)及び電子ガバナ(86)及びスタータモータ(87)などの電装付属部材に向けて排気口(80)からの除塵済み空気を排風ガイド体(84)の案内によって吹付け、前記各付属部材(85)(86)(87)を送気ファン(76)の送風によって優先的に冷却するように構成している。
【0018】
さらに、前記筐体(60)の後側壁左側に排風開口(88)を形成し、前記送塵ファン(31)の吸気口(89)に吸気ガイド体(90)を介して前記開口(88)を連通接続させ、筐体(60)内部でエンジン(21)などによって加熱された熱い空気を選別風として揺動選別盤(25)に供給するように構成している。
【0019】
上記から明らかなように、除塵済み空気を圧送させる送気ファン(76)を設け、エンジン(21)を内設させる筐体(60)内部に送気ファン(76)から除塵済み空気を供給するもので、送気ファン(76)の除塵済み空気導入によって筐体(60)内部を正圧状態に維持し乍ら強制的に換気を行え、筐体(60)内部の温度上昇を防止すると共に、収穫作業によって発生する塵が筐体(60)内部に侵入するのを防止し、エンジン(21)の防音防塵並びに冷却効率の向上などを図る。また、筐体(60)内部に除塵済み空気を取入れる送風路(81)に送気ファン(76)を設け、送風路(81)を利用して送気ファン(76)をコンパクトに配設し、エンジン(21)騒音が送風路(81)から外部に漏れるのを送気ファン(76)によって遮断し、換気構造の簡略化並びに騒音低減などを図ると共に、筐体(60)内部に除塵済み空気を取入れる送風路(81)を途中で折曲させ、送風路(81)から筐体(60)外部に漏れるエンジン(21)騒音を低減し、除塵済み空気取入れ開口(79)を小さく形成するように構成している。
【0020】
また、エンジン(21)に取付ける付属部材である発電機(85)及び電子ガバナ(86)及びスタータモータ(87)に向けて送気ファン(76)排風側を開口させる排風ガイド体(84)を設け、エンジン(21)に設ける電装品である発電機(85)及び電子ガバナ(86)及びスタータモータ(87)などの付属部材を効率良く冷却し、発電機(85)及び電子ガバナ(86)及びスタータモータ(87)などの付属部材の性能維持並びに耐久性向上などを図ると共に、筐体(60)の排風開口(88)を脱穀部(4)の選別風取入部である送塵ファン(31)吸気側に連通させ、筐体(60)内部の熱い空気を選別部に送出させると共に、筐体(60)の換気出口から外部に漏れるエンジン(21)騒音を低減させる。また、送気ファン(76)に除塵済み空気を供給する除塵スクリーンであるロータリスクリーン(66)を設け、このロータリスクリーン(66)の集塵ダクト(74)を、筐体(60)外部に設置させるラジエータ(64)の空冷ファン(54)風路に延設させ、ロータリスクリーン(66)に付着する塵を空冷ファン(54)を利用して除去し、ロータリスクリーン(66)の目詰り防止を図れるように構成している。
【0021】
さらに、図9は図8の変形例を示すもので、エンジン(21)右側にこの出力軸(91)を延出させ、エンジン(21)後側のアイドル軸(92)にプーリ(93)(94)及びベルト(95)及びテンションオーガクラッチ(96)を介して前記出力軸(91)を連結させ、前記オーガ駆動軸(56)にベベルギヤ(97)を介してアイドル軸(92)を連結させ、前記各オーガ(58)(59)(17)に出力軸(91)及びオーガクラッチ(96)を介してエンジン(21)駆動力を伝えると共に、前記筐体(60)右側壁の送風路(98)を風洞カバー(65)の開口(99)にパッキン(100)を介して接続させ、前記出力軸(91)のプーリ(93)にボルト止め固定させる送気ファン(101)を送風路(98)に内設させ、風洞カバー(65)内部の除塵済み空気を前記送気ファン(101)によって筐体(60)内部に取込み、エンジン(21)などを冷却するように構成している。
【0022】
さらに、図10は図9の変形例を示すもので、図9に示す送気ファン(78)を省き、筐体(60)前側壁に導風口(102)を開口させ、前記空冷ファン(54)の正圧側と導風口(102)を導風板(103)(104)によって接続させ、ラジエータ(64)を冷却した空気の一部を空冷ファン(54)から筐体(60)内部に取入れ、エンジン(21)などを冷却すると共に、吸塵ダクト(75)に吸塵ファン(105)を接続させ、空冷ファン(54)と連動して吸塵ファン(105)を駆動し、各ダクト(74)(75)を介してロータリスクリーン(66)前面の付着塵を吸塵ファン(105)によって吸取るように構成している。
【0023】
【発明の効果】
以上実施例から明らかなように本発明は、送気ファン(76)に除塵済み空気を供給する除塵スクリーン(66)を設け、この除塵スクリーン(66)の集塵ダクト(74)を、筐体(60)外部に設置させるラジエータ(64)の空冷ファン(54)風路に延設させたもので、除塵スクリーン(66)に付着する塵を空冷ファン(54)を利用して除去でき、除塵スクリーン(66)の目詰り防止を容易に図ることができるものである。
【0024】
また、筐体(60)内部に除塵済み空気を取入れる送風路(81)に送気ファン(76)を設けたもので、送風路(81)を利用して送気ファン(76)をコンパクトに配設できると共に、エンジン(21)騒音が送風路(81)から外部に漏れるのを送気ファン(76)によって容易に遮断でき、換気構造の簡略化並びに騒音低減などを容易に図ることができるものである。
【0025】
また、筐体(60)内部に除塵済み空気を取入れる送風路(81)を途中で折曲させたもので、送風路(81)から筐体(60)外部に漏れるエンジン(21)騒音を容易に低減できると共に、除塵済み空気取入れ開口(79)を小さく形成できるものである。
【0026】
また、エンジン(21)に取付ける付属部材(85)(86)(87)に向けて送気ファン(76)排風側を開口させる排風ガイド体(84)を設けたもので、エンジン(21)に設ける電装品などの付属部材(85)(86)(87)を効率良く冷却でき、付属部材(85)(86)(87)の性能維持並びに耐久性向上などを容易に図ることができるものである。
【0027】
また、筐体(60)の排風開口(88)を脱穀部(4)の選別風取入部(31)に連通させたもので、筐体(60)内部の熱い空気を選別部に送出できると共に、筐体(60)の換気出口から外部に漏れるエンジン(21)騒音を容易に低減できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体左側面図。
【図2】コンバインの全体平面図。
【図3】コンバインの全体右側面図。
【図4】脱穀部の断面側面図。
【図5】駆動系統図。
【図6】エンジン部の側面図。
【図7】エンジン部の正面図。
【図8】エンジン部の平面図。
【図9】図8の変形例を示す平面図。
【図10】図9の変形例を示す平面図。
【符号の説明】
(4) 脱穀部
(21) エンジン
(31) 送塵ファン(選別風取入部)
(54) 空冷ファン
(60) 筐体
(64) ラジエータ
(66) ロータリスクリーン(除塵スクリーン)
(74) 集塵ダクト
(76) 送気ファン
(81) 送風路
(84) 排風ガイド体
(85) 発電機(付属部材)
(86) 電子ガバナ(付属部材)
(87) スタータモータ(付属部材)
(88) 排風開口

Claims (5)

  1. 除塵済み空気を圧送させる送気ファンを設け、エンジンを内設させる筐体内部に送気ファンから除塵済み空気を供給するように構成したコンバインにおいて、
    送気ファンに除塵済み空気を供給する除塵スクリーンを設け、この除塵スクリーンの集塵ダクトを、筐体外部に設置させるラジエータの空冷ファン風路に延設させたことを特徴とするコンバイン。
  2. 筐体内部に除塵済み空気を取入れる送風路に送気ファンを設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
  3. 筐体内部に除塵済み空気を取入れる送風路を途中で折曲させたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
  4. エンジンに取付ける付属部材に向けて送気ファン排風側を開口させる排風ガイド体を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
  5. 筐体の排風開口を脱穀部の選別風取入部に連通させたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
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