JP3759201B2 - 条鋼材のガイド方法及びガイド装置 - Google Patents

条鋼材のガイド方法及びガイド装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、条鋼材のガイド方法およびガイド装置に関し、特に、3ロール方式や4ロール方式などの多ロール圧延機により条鋼材を圧延するに際して、ロール入口側で種々のサイズの条鋼材を保持しロール孔型に安定して誘導することを可能としたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、条鋼材をサイジング圧延する方法として、1スタンド毎に使用する圧延ロールの数により、2ロール法、3ロール法、および4ロール法がある。各方法とも、素材条鋼材を対をなす圧延ロールにより、圧下方向を変えながら複数パスで圧延している。得られる製品条鋼の断面形状は、2ロール法ではやや四角形に近い円に、3ロール法ではやや六角形に近い円に、および4ロール法ではやや八角形に近い円になり、各断面の最大径d1 と最小径d2 との間に差(偏径差=d1 −d2 )を有している。いずれの方法も、ロール圧下量が限界を越えて大きくなると、条鋼材がロール間隙から噛み出して製品不良がでるが、噛み出し限界となるまでの圧下量が大きい方がサイジング可能範囲は広くなる。
【0003】
ところで、前記各サイジング圧延方法のうち4ロール法は、図9に示すように、二個一対の4個の圧延ロール1A,1B,1C,1Dで直交する二方向から素材条鋼Wを圧下する4ロール圧延機を第1スタンドP1,第2スタンドP2と二台直列に配置し、両圧延機の間で圧下方向を45°ずらして条鋼Wをサイジング圧延する方法で、幅寸法変化(幅広がり変形量)が2ロール法圧延に比べて小さく、同一ロールで高精度の製品が製造可能であることから、最近特に注目されている。
【0004】
このようにして条鋼材を圧延する場合に、被圧延条鋼材を圧延ロール孔型に正しい姿勢で案内するために、ロール入側に条鋼材の誘導装置であるガイド装置が設置される。従来のガイド装置としては、図10に示すようなローラ式ガイド装置Gがある。このものは、断面略コ字型のガイド本体1の開口部分の両側に、支点ピン2,2’を介してリーフスプリング(板ばね)からなるローラホルダ3,3’が上下対称的に装着されており、各ローラホルダ3,3’の先端部にそれぞれガイドローラg1,g2のローラ面を対向させて回転自在に取り付けられている。ローラホルダ3,3’自体を構成しているリーフスプリングのばね定数は通常1000kgf/mm以上とされている。
【0005】
この条鋼材のガイド装置Gを例えば2ロール圧延機の圧延ロール1A,1Bのロール入側に取り付け、条鋼材をガイドローラg1,g2の間に進入させて、リーフスプリングからなるローラホルダ3,3’の弾性力でガイドローラg1,g2を条鋼材に押しつけて転がり接触させつつ圧延ロール孔型に誘導する。条鋼材には径寸法の異なるものが種々あるから、進入させる条鋼材寸法に応じてガイドローラg1,g2のローラ間隙を調整する必要がある。そのローラ間隙の調整は、例えば圧延機の運転を一時停止し、各ローラホルダ3,3’毎に支点ピン2,2’を挟んで軸方向の両側に配設してある上限設定用調整ねじ5および下限設定用調整ねじ6を手動で締めこんだり締め戻すことで行われる。上限設定用調整ねじ5をガイド本体1に当接させればガイドローラg1,g2のローラ間隙はそれ以上には広がらない。また下限設定用調整ねじ6をガイド本体1に当接させればガイドローラg1,g2のローラ間隙はそれ以上には狭くならない。
【0006】
ローラ間隙が狭すぎると、条鋼材はガイドローラg1,g2間を通過することができないからいわゆるミスロールとなる。反対にローラ間隙が広すぎるときには、条鋼材を保持する力がゼロとなってしまい、その結果、圧下により条鋼材が捩じれたり、寸法精度が極度に劣化したり、ミスロールになったりとさまざまのトラブルを誘発する。
【0007】
前記リーフスプリングを用いたローラ式ガイド装置Gを、4ロール圧延機のロール入側に取り付けて用いることもできる。ただし、4ロール圧延機は、図11に示したように(図11は、圧延ロールのカリバ半径が25mmの場合である)、圧延された製品条鋼材の真円度が2ロール法や3ロール法に比べて良好であるから、同一の圧延ロールを使用してロール間隙を変えるだけで、わざわざロール交換をすることなく広い範囲で異なるサイズの条鋼材を圧延できるという利点を有しており、この利点を活用するべく、圧延ロール間隙の変更に対応してガイド装置のガイドローラ間隙調整をしなくて済むことが望ましい。
【0008】
その場合、従来は、条鋼材の先端がガイドローラの間隙を通過した後に、そのローラ間隙を油圧機構などを用いて調整するようにした高価な遠隔調整装置を使用している。
なお、2ロール圧延機用のローラ式ガイド装置として、ローラホールダ間に引張力を付与する弾性部材とローラ間隙調整機構を備えたものが実開平1−109309号公報に開示されている。
【0009】
また、多ロール圧延機用のローラ式ガイド装置として、図12(a)に示すように、4ロール圧延機の場合に4個一対のガイドローラg1,g2,g3,g4により条鋼材Wを外周方向から保持して圧延ロール孔型に誘導するものや、図12(b)に示すように、3ロール圧延機の場合に3個一対のガイドローラg1,g2,g3により条鋼材Wを外周方向から保持して圧延ロール孔型に誘導するもの等が知られている。
【0010】
これらのローラ式ガイド装置にあっては、ガイドローラg1〜g4で保持する条鋼材Wの面は、2ロール式,3ロール式,4ロール式のいずれの場合も、前パスにおいて圧下された面a(以下、圧下面と呼ぶ)である。その理由は、圧下面aはロールカリバで造形されるため常に一定した形状であるのに対して、ロールに圧下されない面b(以下、自由面と呼ぶ)の方は、圧延される条鋼材Wの鋼種や圧延温度などの条件次第で形状が変化するから効果的な保持ができないと考えられていたからである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の従来の条鋼材のガイド装置Gは、ローラホルダ3,3’自体を構成しているリーフスプリングのばね定数が1000kgf/mm以上と大きいので、以下のような問題点がある。
▲1▼条鋼材の径寸法に合わせてガイドローラ4,4’の間隙を変化させるのに、人手で調節する装置の場合は圧延機の運転を一時停止させなければならず、条鋼材の径寸法の変更回数が多いと条鋼の生産能率が大幅に低下する。
【0012】
▲2▼遠隔調整装置付きの装置の場合は、ガイドローラ4,4’の間隙調整のために圧延機の運転を一々停止させる必要はないが、装置が複雑高価でありコスト高になる。
▲3▼ガイドローラ4,4’の間隙調整は非常に微妙であるから、そのような強力なばねの弾性力に抗して行う調整は容易ではなく、誤調整により先に述べたようないろいろのトラブルが誘発され易い。
【0013】
▲4▼特に、4ロール圧延機の場合、図12(a)に示したような4個一対のガイドローラg1,g2,g3,g4により条鋼材を保持して圧延ロール孔型に誘導するものは、ガイド装置の構造が一層複雑になってしまい、高価であるばかりか、装置が大型でかつ重くならざるを得ないために取り扱いにくく、メンテナンス性が悪い。
【0014】
また、実開平1−109309号公報に開示のものは、圧延機出側の振動による“振れ耳”と称する断続的な径不良発生を防止するために、0.92〜2.95kgf/mmのばね定数を有するばねが好ましいとされており、この範囲の定数では高寸法精度を目的とした製造には適応できない。つまり、このような非常に小さいばね定数のばねでは、一対のガイドローラを引っ張るのに十分な引張力を有するとはいえない。且つその一対のガイドローラの最小間隙を調整するための閉限用の調整ねじは備えているが、それらガイドローラの最大間隙を調整するための開限用の調整ねじは備えていないため、構造的にも高寸法精度を得るための圧延は困難である。更に、後述するように、圧延素材を所定の押さえ力で弾性保持するには、ばね定数が小さい程、より大きな伸びが必要となり構造的に大きくなってしまう。
【0015】
従来の条鋼材ガイド装置には、以上のようなばね定数に関する問題点の他に、更に多ロール圧延における保持の安定性という問題がある。
即ち、一般に、従来のガイド装置ではガイドローラで保持する条鋼材Wの面は、2ロール圧延であると多ロール圧延であるとを問わず、前パスにおいて圧下された圧下面aとされていた。しかしながら、多ロール圧延になるほど、被圧延材である条鋼材Wの断面形状は、最大寸法と最小寸法との差が小さくなって保持しにくくなる傾向がある。このため、直列に配列されている圧延機間でガイド装置に保持されている被圧延材料が捩じれてしまい、所定の寸法・形状への圧延ができずに不良品を発生させたり、ミスロールで圧延停止という事態を招いたり、あるいはその防止のためにわざわざ大がかりで高価な設備が必要になるという問題点があった。
【0016】
この点をより具体的に説明すると、従来、2ロール圧延の場合にローラ式ガイド装置が使われるのは、条鋼材Wの断面形状が図13に示すようなオーバル形状か若しくはダイヤ形状(菱形)の場合が殆どで、共に最大寸法と最小寸法との差が大きい。これを、2個のガイドロールg1,g2で挟持し、条鋼材Wにかかる捩じれ力Cをローラ軸y1,y2にかかるラジアル荷重P1,P2で受けて保持するので、腕の長さlを十分に確保することが可能であり、それゆえ、2個一対のガイドロールを備えたガイド装置でも十分に条鋼材Wの捩じれを防ぐことができた。
【0017】
しかし、3ロール圧延,4ロール圧延とロール数が増えるにしたがって圧延された条鋼材Wの断面寸法は、図12に示すように均一化されてくる。よって、多ロール圧延になるほど、条鋼材Wにかかる捩じれ力Cを受けるべくガイドロールにかかるラジアル荷重の腕の長さlが幾何学的に短くなってしまい保持力が低下する。保持力が低下すれば、条鋼材Wの表面とガイドロール表面とが滑り始めて、例えば図14に示すように、ガイドロールg1〜g4は破線の位置から実線の位置へと押し広げられ条鋼材Wが回転するようになる。
【0018】
そこで本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、その一の目的とするところは、ガイドローラに進入してくる条鋼材の径寸法変化に対応して、ガイドローラのローラ間隙を自動調整できる構造の簡単な条鋼材のガイド装置およびガイド方法を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、多ロール圧延においてもガイドロールに保持された条鋼材が幾何学的に滑りを発生させることがない条鋼材のガイド方法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、特に4ロール圧延機に相応しい条鋼材のガイド方法及びガイド装置の開発について検討を重ねる過程で、4ロール圧延機で圧延した場合は2ロール法等によるものに比べて条鋼材の真円度が良好であることから、例えば第2スタンド(第2パス目)における条鋼材の入側ガイドでは条鋼材に対する保持力(ガイドローラの押さえ力)が比較的弱くても良好な結果が得られることを見いだし本発明の前記一の目的を達成する発明をなすに至った。
【0020】
前記一の目的を達成するべく、請求項1の条鋼材のガイド方法の発明は、4ロール方式の多ロール圧延機により条鋼材を圧延する際にロール入口ガイド装置のガイドローラにより条鋼材を保持してロール孔型に誘導する条鋼材のガイド方法において、前記ガイドローラは保持面の中心部に逃がし溝が形成され、当該ガイドローラにより条鋼材を前パス圧延時の自由面方向となる4方向から100〜500kgの押さえ力で弾性保持し、進入してくる条鋼材の径寸法に応じて前記ガイドローラ間隙を自動的に変化させることを特徴とするものである。
【0021】
ここで、請求項1におけるロール入口ガイド装置の相対する一対のガイドローラをばね長さ調整手段を備えたばねで閉方向に付勢し、該ばね長さ調整手段により前記ばねの張力を調整して条鋼材の弾性保持力を請求項1の押さえ力の範囲内で調整するものとすることができる(請求項2)。
また、請求項1または請求項2におけるロール入口ガイド装置はガイドローラのローラ間隙の上限を規制する上限設定手段と下限を規制する下限設定手段とを備え、当該上限設定手段と下限設定手段とにより前記ガイドローラのローラ間隙寸法の範囲を条鋼材の径寸法に合わせて調製するものとすることができる(請求項3)。
【0023】
請求項4の本発明の条鋼材のガイド装置は、4ロール方式の多ロール圧延機により条鋼材を圧延する際にロール入口側で条鋼材を保持してロール孔型に誘導する条鋼材のガイド装置において、前記条鋼材を挟持する保持面の中心部に逃がし溝を形成したガイドローラと、ほぼ中央部が支軸を介して揺動自在にガイド本体に支持されると共に一端側に前記ガイドローラを開閉自在に保持し、当該ガイドローラによって条鋼材を前パス圧延時の自由面方向となる4方向から保持するように4組配置されたローラホルダと、該ローラホルダを閉方向に付勢するばねとを備え、前記ばねのばね定数が5〜100kgf/mmに設定されていることを特徴とするものである。
【0024】
ここで、請求項5のローラホルダは、前記支軸を挟んで前記ばねと同じ側にローラホルダ最小開度を設定する閉限設定用調整ねじを備えると共に、前記ばねとは反対側にローラホルダの最大開度を設定する開限設定用調整ねじを備えているものとすることができる(請求項6)。
【0025】
また、請求項5または請求項6に記載のばねは、該ばねの端部に係止するばね座と、該ばね座に螺合したばね調整ねじとを有するねじ取付・調整装置を備えているものとすることができる(請求項)。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1,図2は、この発明の一実施形態例を示すもので、図1は条鋼材のガイド装置の半断面で示す平面図、図2は図1のII−II線半断面で示す側面図である。先ず、装置構成を説明すると、この実施形態例のガイド装置10は、断面略コ字型のガイド本体11の開口部分の上下に、支点ピン12,12’を介して、ローラホルダ13,13’が上下対称に揺動自在に支承されている。
【0027】
各ローラホルダ13,13’の先端部には、それぞれガイドローラ14,14’がローラ面14aを対向させて支軸S,ベアリングBeを介し回転自在に取り付けられている。これら両ガイドローラ14,14’のローラ間隙Lは、ローラホルダ13,13’が支点ピン12,12’を軸に上下揺動(シーソ運動)することで、最大時間隔Lmax から最少時間隔Lmin の範囲で変化可能である。各ローラホルダ13,13’には、支点ピン12,12’を挟んで前後両側に、上限(開限)設定用調整ねじ15と下限(閉限)設定用調整ねじ16とが螺着されている。上限設定用調整ねじ15を手動で操作して、ねじ先端15aとこれが当接するガイド本体11との距離を調整することで、両ガイドローラ14,14’の開き時のローラ間隙Lを、最大時間隔Lmax の範囲内で調整できる。また、同様に下限設定用調整ねじ16を操作して、ねじ先端15aとこれが当接するガイド本体11との距離を調整することで、両ガイドローラ14,14’の閉じ時のローラ間隙Lを、最小時間隔Lmin の範囲内で調整できる。上限設定用調整ねじ15の先端15aがガイド本体11に当接すれば、ガイドローラ14,14’のローラ間隙はそれ以上には広がらない。また下限設定用調整ねじ16の先端16aがガイド本体11に当接すれば、両ガイドローラ14,14’のローラ間隙はそれ以上には狭くならない。
【0028】
ローラホルダ13,13’には、ガイドローラ14,14’を挟んで両サイドにそれぞればね長さ調整手段としてのネジ取付・調整装置20が上下で対向させて配設されている。その上下対向のネジ取付・調整装置20間に引っ張りコイルばね21,21’が左右一対に張設されている。この引っ張りコイルばね21,21’のばね定数は5〜100kgf/mmの範囲に選定してある。また、ネジ取付・調整装置20のばね座20aをばね力調整ねじ20bにより進退させてばねセット長を変更することにより、ばねの張力を調整することができる。これによってガイドローラ14,14’による条鋼材の保持力(押さえ力)が100〜500kgに設定される。
【0029】
次に作用を述べる。
上記ガイド装置10を、4ロール法による条鋼材の圧延に適用した場合、条鋼材Wのガイドにあたって従来の2ロール圧延法の場合のように1000kgという強力な保持力は必要でなく、100〜500kgで十分である。保持力が100kg未満では弱すぎて良好な保持ができず、偏径差が0.2以上と大きくなり、製品として適さない。一方、保持力が500kgを越えるとガイド装置が必要以上に大型化し重量も大きくなって取り扱いが容易でなくなり、かつ不経済になる。
【0030】
上記100〜500kgの保持力を得るために、ガイド装置10のローラホルダ13,13’を閉方向に付勢する引っ張りコイルばね21,21’を用いたことにより、条鋼材Wの径寸法が圧延中に変化しても、引っ張りコイルばね21,21’の伸び縮みによりガイドローラ14,14’が自動的に追従する。したがってガイドローラ間隙を保持力の強力な従来のもののように強制的に他動で調整する必要はない。
【0031】
ガイド装置10のローラホルダ13,13’を閉方向に付勢する引っ張りコイルばね21,21’のばね定数は5〜100kgf/mmでよく、好ましくは5〜50kgf/mmである。ばね定数5kgf/mm未満では100kgの保持力が確保できない。一方、ばね定数が100kgf/mmを越えると、ローラホルダ13,13’による条鋼材Wの保持力が500kgを越えてしまう。圧延開始前に予めガイド装置10のガイドローラ間隙を条鋼材Wの径寸法に合わせて人手で容易に調整でき、かつ条鋼材寸法が圧延中に変化しても保持力を大きく変化させずに安定させるためには、ばね定数はできるだけ小さい方がよいので、5〜50kgf/mmが妥当である。
【0032】
本発明によれば、先ず、圧延される種々の径寸法の条鋼材Wのうちの最少径寸法より若干小さい寸法に、予めガイド装置10のガイドローラ間隙の下限値を下限設定手段である下限設定用調製ねじ16で設定する。次に、この下限設定状態で、ローラホルダ13,13’を閉方向に付勢するばね21,21’のセット長さを、ネジ取付・調整装置20のばね力調整ねじ20bの操作で、ガイドローラ14,14’での保持力100kg以上となるように設定する。
【0033】
こうして、圧延を開始すると、以後、ガイド装置10は、条鋼材Wをその全長にわたり100kg以上の保持力で押さえて保持しつつ圧延ロールのロール孔型に正確に誘導する。
その圧延中に条鋼材の径寸法が大きくなっても、ガイドローラ14,14’は引っ張りコイルばね21,21’のばね力により所定の保持力を保ちながら条鋼材Wの径に合わせて自動的に開く。したがって、従来のように圧延を中止し、手間をかけてガイドローラ間隙を調整する必要はない。
【0034】
本発明によれば、圧延される条鋼材Wの最大寸法に対しても、ローラホルダ13,13’を閉方向に付勢する引っ張りコイルばね21,21’による保持力は500kgを越えることはなく、したがって保持力が強すぎた場合のように条鋼材Wがガイドローラに突き当たってローラ表面に疵をつけたり、あるいはガイドローラの抵抗が大きすぎて条鋼材が通過できないという現象は防止され、条鋼材の円滑な誘導が確保される。
【0035】
なお、4ロール圧延におけるガイド方法としては、4個のガイドローラにより4方向からガイドを行うのが確実であるが、ガイド機構の簡略化のためには、ガイド性能は若干劣るが2個のガイドローラにより2方向からガイドを行っても良い。
本実施形態例の条鋼材のガイド方法及びガイド装置による条鋼材圧延の効果を、以下の実験例により説明する。
【0036】
(実験例)
上記のガイド装置10を、図3に斜線部分で示すように、4ロール圧延機を第1スタンドP1,第2スタンドP2と二台直列に配置して素材条鋼Wを圧下する4ロール圧延機ラインに取り付けて圧延実験を行った。なお、この場合の第1スタンドP1の4ロール圧延機は電動モータ駆動,第2スタンドP2の4ロール圧延機は油圧モータ駆動のものである。この実験例では、ガイド装置10は第2パス目すなわち第2スタンドP2の4ロール圧延機の入側に設置した。
【0037】
図4に、種々の径寸法の条鋼材について従来のガイド装置Gを用いて圧延した場合と、本発明のガイド装置10を用いて圧延した場合に得られた製品条鋼材の偏径差(最大径−最少径)を比較して示す。この結果から明らかなように、本発明の場合は従来に比し偏径差が約1/2未満になり、寸法不良の発生がなくなると共に、高寸法精度の製品の製造が可能になった。
【0038】
なお、上記実施形態例では、ガイド装置10を第2パス目の圧延機に設置した場合を説明したが、条件次第で第1パス目の圧延機に設定しても良い。
続いて、本発明の請求項4記載の発明に係る、ガイドロールに保持された条鋼材に滑りを発生させない条鋼材のガイド方法の実施形態を図面を参照して説明する。
【0039】
図5は、多ロール圧延機(4ロール圧延機)により圧延される条鋼材Wを、ガイド装置の4個のガイドロールg1,g2,g3,g4で保持している状態を示しており、従来のような条鋼材Wの前パス時の圧下面からの保持ではなく、自由面から保持している。この場合の各ガイドロールg1〜g4の保持面gの形状は、図6に示す前パス圧延ロール1Aのカリバの直線状の逃がし部jに合致させてある。即ち、4ロール圧延機の第1パス圧延ロール1Aのカリバにおける半径R,中心角αの円弧状面に接するサイドの直線状(平面状)逃がし部jと、これに隣接する圧延ロール1Cのカリバの同じ直線状逃がし部jと、その両逃がし部jの間の角度θとに一致させて、ガイドロールg1〜g4の保持面gが形成されている。
【0040】
また、各ガイドロールg1〜g4の保持面gの中心部(即ち第1パスで圧延された条鋼材Wの自由面bに対向する部分)には逃がし溝fが形成されている。
このように形成されているため、前記第1パスの圧延ロール1Aと対向する図外の圧延ロール(1B)との間の距離である前パスのロール隙hが変化しても、ガイドロールg1〜g4の保持面gの角度θは不変であり、換言すれば、前パスで圧延される条鋼材Wの自由面b間の寸法e(自由面幅)が変化しても、ガイドロールの保持面gとの関係は変わらずに一定に保たれる。
【0041】
図5のような形状の保持面gを有する本発明のガイドロールg1〜g4を備えたロール入口側ガイド装置で条鋼材Wを保持すれば、従来のように条鋼材Wとガイドロールg1〜g4とが保持面で滑ることがないので、小さな保持力(押さえ力)で確実な保持ができる。その理由は、先に説明したように従来は条鋼材Wの捩じれ力をガイドロールのロール軸のラジアル荷重で受けるのに対し、本発明ではローラ軸のスラスト荷重でも分担するためである。これによりガイドロール及びそのロール軸が受ける荷重は小さくなり、確実に条鋼材Wの捩じれを止めることができるばかりでなく、設備も小規模にすることが可能である。
【0042】
図5のガイドロールg1〜g4を有するガイド装置を、4ロール圧延機を2段直列配置した圧延ラインの第2パス圧延機の入側に設置して条鋼材Wの圧延比較実験を行った結果を、図7,図8示した。図7は従来の4ロール圧延用のガイド装置を用いた場合の捩じれ角度(図14参照)と保持力との関係を上記図5に示す本発明のガイド装置のそれと比較したものであり、図8は捩じれによる径不良品発生率を、本発明による条鋼材の保持方法と従来の保持方法と比較して圧延サイズ別に表したものである。
【0043】
図7の結果から、本発明の場合は従来に比べて遙に低い保持力で保持しても条鋼材Wの捩じれは発生しにくいことが明らかである。
また、図8に結果から、本発明によれば、広い圧延サイズにわたり、捩じれによる不良品の発生を従来より極めて大幅に低減できることが明らかである。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1の条鋼材のガイド方法によれば、4ロール方式の多ロール圧延機により条鋼材を圧延する際に、ロール入口ガイド装置の保持面の中心部に逃がし溝が形成されたガイドローラにより前パス圧延時の自由面方向となる4方向から条鋼材を100〜500kgの押さえ力で弾性保持するため、進入してくる条鋼材径寸法に応じてそれらガイドロールの間隙を自動的に調整することができ、そのため、同一圧延ロールのロール間隙の調整のみで多種の径寸法の条鋼材製品を製造するのに適した4ロール圧延機で、4ロール圧延の特徴を活かして圧延を停止することなく種々のサイズの条鋼材を連続的に製造できるという効果を奏する。しかも、ロール入口ガイド装置のガイドローラにより条鋼材を前パス圧延時の自由面方向となる4方向から保持してロール孔型に誘導するから、条鋼材がガイドロールの保持面で滑ることがなくなり、その結果小さな保持力で確実に条鋼材の捩じれを止めることができ、高寸法精度の製品の製造を可能にし、また、ミスロールの発生を減少させ、且つ設備も小規模にできるという効果を奏する。
さらに、ガイドロールの保持面に逃がし溝が形成されているので、前パス圧延時の条鋼材の自由面間の寸法が変化しても、ガイドロールの保持面との関係は変わらずに一定に保つことができるという効果を奏する。
【0045】
また、本発明の請求項2の条鋼材のガイド方法は、前記ガイドローラを閉方向に付勢するばねの張力を、ばね長さ調整手段により調整して条鋼材の弾性保持力を上記の押さえ力の範囲内で調整するため、条鋼材の保持力調整が容易であり、条鋼材の径寸法の変化に応じて常に最適の保持力を維持しつつ条鋼材の円滑な誘導が確保できるという効果を奏する。
【0046】
また、本発明の請求項3の条鋼材のガイド方法は、前記ロール入口ガイド装置に設けた上限設定手段と下限設定手段とによりガイドローラのローラ間隙寸法の範囲を条鋼材の径寸法に合わせて規制するものとしたため、得られた製品条鋼材の偏径差(最大径−最小径)を従来より大幅に縮小できて、寸法不良の発生が防止できると共に高寸法精度の製品の製造が可能になるとう効果を奏する。
【0047】
本発明の請求項4の条鋼材のガイド方法によれば、ロール入口ガイド装置のガイドローラにより条鋼材をその自由面方向から保持してロール孔型に誘導するから、条鋼材がガイドロールの保持面で滑ることがなくなり、その結果小さな保持力で確実に条鋼材の捩じれを止めることができ、高寸法精度の製品の製造を可能にし、また、ミスロールの発生を減少させ、且つ設備も小規模にできるという効果を奏する。
【0048】
本発明の請求項の条鋼材のガイド装置によれば、4ロール方式の多ロール圧延機において条鋼材をロール孔型に誘導保持すべく、条鋼材を挟持する保持面の中心部に逃がし溝を形成した一対のガイドローラを支軸を介してシーソ運動する4組のローラホルダの一端部に開閉自在に保持して、そのローラホルダをばねで閉方向に付勢する構成とし、ばねのバネ定数を5〜100kgf/mmに設定したので、請求項1の条鋼材のガイド方法を好適に実現できる装置を、構造簡単で小型軽量にでき、そのため狭い空間でも使用できると共に、メインテナンスが楽でかつ安価に提供できるという効果が得られる。しかも、ガイドロールの保持面に逃がし溝が形成されているので、前パス圧延時の条鋼材の自由面間の寸法が変化しても、ガイドロールの保持面との関係は変わらずに一定に保つことができるという効果を奏する。
【0049】
また、本発明の請求項6の条鋼材のガイド装置によれば、前記ローラホルダには、前記支軸を挟んで前記ばねと同じ側にローラホルダの閉限設定用調整ねじを、前記ばねとは反対側にローラホルダの開限設定用調整ねじを備えており、その調整ねじにより、ガイドローラのローラ間隙寸法の範囲を条鋼材の径寸法に合わせて規制する請求項3の条鋼材のガイド方法を好適に実現することができる。
【0051】
また、本発明の請求項の条鋼材のガイド装置によれば、前記ばねには、ばねの端部に係止するばね座とばね座に螺合した調整ねじとを有するねじ取付・調整装置を設けることにより、ばね長さを調整してばね張力を簡単に調整することができ、これによってガイドローラによる条鋼材の保持力を上記100〜500kgの範囲内に容易に調整することが可能である。
【0052】
更には、本発明の条鋼材のガイド装置にあっては、圧延される条鋼材の全長にわたり連続してガイドすることができるから、条鋼材のサイズ変更毎に圧延の停止・再開を繰り返す従来の場合のような、先端部寸法不良による歩留り損失がないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の条鋼材のガイド装置の一実施形態例の半断面で示す平面図である。
【図2】図1のII−II線半断面で示す側面図である。
【図3】本発明の条鋼材のガイド装置を装着した4ロール圧延機の外形図である。
【図4】本発明の効果の一例を説明するグラフである。
【図5】本発明の他の実施形態例の要部を示す正面図である。
【図6】図5を説明するための圧延機の圧延ロール形状の部分拡大図である。
【図7】本発明の効果を説明する被圧延材の捩じれ角度と保持力との相関図である。
【図8】本発明の効果を説明する圧延サイズ別の径不良品発生率の比較図である。
【図9】4ロール圧延機のロール構成を示す概要図で、(a)はロール配置の側面図、(b)は同正面図である。
【図10】(a)は従来の条鋼材のガイド装置の平面図、(b)は同じく側面図である。
【図11】各種の条鋼材の圧延法による径偏差を比較したグラフである。
【図12】従来の多ロール圧延機における条鋼材のガイド方法の例を示す正面図である。
【図13】従来の2ロール圧延機における条鋼材のガイド方法の例を示す正面図である。
【図14】従来の多ロール圧延機におけるガイド方法で発生する条鋼材の捩じれを説明する正面図である。
【符号の説明】
W 条鋼材
10 ガイド装置
11 ガイド本体
12 支軸(支点ピン)
12’ 支軸(支点ピン)
13 ローラホルダ
13’ ローラホルダ
14 ガイドローラ
14’ ガイドローラ
15 上限設定手段(開限設定用調整ねじ)
16 下限設定手段(閉限設定用調整ねじ)
20 ばね長さ調整手段(ねじ取付・調整装置)
20a ばね座
20b ばね調整ねじ
21 ばね
21’ ばね
g1 ガイドローラ
g2 ガイドローラ
g3 ガイドローラ
g4 ガイドローラ
f 逃がし溝

Claims (6)

  1. 4ロール方式の多ロール圧延機により条鋼材を圧延する際にロール入口ガイド装置のガイドローラにより条鋼材を保持してロール孔型に誘導する条鋼材のガイド方法において、前記ガイドローラは保持面の中心部に逃がし溝が形成され、当該ガイドローラにより条鋼材を前パス圧延時の自由面方向となる4方向から100〜500kgの押さえ力で弾性保持し、進入してくる条鋼材の径寸法に応じて前記ガイドローラ間隙を自動的に変化させることを特徴とする条鋼材のガイド方法。
  2. 前記ロール入口ガイド装置のガイドローラをばね長さ調整手段を備えたばねで閉方向に付勢し、該ばね長さ調整手段により前記ばねの張力を調整して条鋼材の弾性保持力を請求項1の押さえ力の範囲内で調整することを特徴とする請求項1記載の条鋼材のガイド方法。
  3. 前記ロール入口ガイド装置はガイドローラのローラ間隙の上限を規制する上限設定手段と下限を規制する下限設定手段とを備え、当該上限設定手段と下限設定手段とにより前記ガイドローラのローラ間隙寸法の範囲を条鋼材の径寸法に合わせて調整することを特徴とする請求項1または2記載の条鋼材のガイド方法。
  4. 4ロール方式の多ロール圧延機により条鋼材を圧延する際にロール入口側で条鋼材を保持してロール孔型に誘導する条鋼材のガイド装置において、前記条鋼材を挟持する保持面の中心部に逃がし溝を形成したガイドローラと、ほぼ中央部が支軸を介して揺動自在にガイド本体に支持されると共に一端側に前記ガイドローラを開閉自在に保持し、当該ガイドローラによって条鋼材を前パス圧延時の自由面方向となる4方向から保持するように4組配置されたローラホルダと、該ローラホルダを閉方向に付勢するばねとを備え、前記ばねのばね定数が5〜100kgf/mmに設定されていることを特徴とする条鋼材のガイド装置。
  5. 前記ローラホルダは、前記支軸を挟んで前記ばねと同じ側にローラホルダ最小開度を設定する閉限設定用調整ねじを備えると共に、前記ばねとは反対側にローラホルダの最大開度を設定する開限設定用調整ねじを備えていることを特徴とする請求項4記載の条鋼材のガイド装置。
  6. 前記ばねは、該ばねの端部に係止するばね座と、該ばね座に螺合したばね調整ねじとを有するねじ取付・調整装置を備えていることを特徴とする請求項4または5記載の条鋼材のガイド装置。
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