JP2001150017A - ネジ鉄筋用入口ローラガイド装置及びこの装置における捻転角調整方法 - Google Patents

ネジ鉄筋用入口ローラガイド装置及びこの装置における捻転角調整方法

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JP2001150017A
JP2001150017A JP34275299A JP34275299A JP2001150017A JP 2001150017 A JP2001150017 A JP 2001150017A JP 34275299 A JP34275299 A JP 34275299A JP 34275299 A JP34275299 A JP 34275299A JP 2001150017 A JP2001150017 A JP 2001150017A
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Katsuyuki Yamaoka
克之 山岡
Yuji Nagao
祐治 長尾
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Kotobuki Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラガイドを搭載したベースを回動するだ
けで捻転角を調整可能とすることにより構成を簡単化
し、かつ調整の操作を容易化する。 【解決手段】 本発明はサドル1上にベース2を設け、
このベース上にローラガイドGを搭載したネジ鉄筋用入
口ローラガイド装置において、ベース1の下面をパスラ
インを中心とする円弧状の凸面に形成し、サドル1の上
面をこれに対応する円弧状の凹面に形成してベースを回
動可能としてある。ベースの回動はサドルに設けられた
ウォーム歯車9と、ベースの下面に刻設されたウォーム
ホイール部2aとを噛合させ、ウォーム軸10を回転さ
せることにより行う。ベース2の回動によりこれに搭載
されたガイドローラG全体も同時に回動することにより
捻転角が調整可能である。本発明はサドルとベースの部
分の変更だけで適用可能となるため、安価な費用で採用
可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネジ鉄筋用入口ロー
ラガイド装置及びネジ鉄筋用入口ローラガイド装置にお
ける捻転角調整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に水平配列の圧延機列による条鋼の
圧延においては、圧延材を前段の圧延ロールの孔形から
次段の圧延ロールの孔形へ90°捻転して案内し、正確
に90°捻転した状態で孔形へ入るようにすることが求
められている。このことは前段の圧延ロールで圧延され
た圧延材をいかに正確に圧延ロールの孔形に案内するか
によって最終製品の精度が決定されることとなる。
【0003】このように、正確に圧延材を捻転させて圧
延ロールの孔形にガイドするためのローラガイド装置の
第1例として、圧延材の角度に合わせてローラの孔形を
傾斜させることにより圧延材を案内しようとするもの
(実公昭45−21723号)がある。また第2例とし
て、ローラガイドのベース据付面を圧延材の捻転角度に
合致するように傾斜させ、この傾斜据付面にローラガイ
ドを設置することによりローラを圧延材の捻転角度に合
致させ、圧延材を圧延ロールの孔形に正確に案内しよう
とするもの(実開昭54−2737号)がある。
【0004】しかしながら上記第1例には、圧延材の捻
転角を正確に調整することが困難であるために正確な案
内ができないという短所がある。そして、第2例にはロ
ーラガイドの取付け面を圧延材の捻転角に合致するよう
に加工する必要があり、さらに設計時点の捻転角と操業
時の捻転角とが一致しない場合や、エントリーガイドの
摩耗により圧延材の補助捻転角が不足したような場合に
対処できないという短所を有している。
【0005】これに対し、本出願人らは先にガイドボッ
クス及びエントリーガイドを保持するホルダボックスの
それぞれに捻転角調整手段を備えた入口ローラガイド装
置を提案した(実公平3−27685)。この提案によ
れば、上記第1,2例の短所を克服して正確な捻転角の
調整が可能となり、かつガイド取付け面を特殊加工する
ことも不要となる効果を生じさせることが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記提案
においてもなお、ガイドボックス及びホルダボックスに
ついて、それぞれに捻転角調整手段を備えたものである
ために、構成が複雑化している欠点がある。さらに、そ
れぞれ圧延材ごとにこれらの調整手段を設計しなければ
ならないために汎用性に欠ける短所を有することは否め
ない。特に、このローラガイドをネジ鉄筋の圧延用ロー
ラガイドとして採用する場合には、前段の圧延ロールか
ら送り出される圧延材が捻れを生じるが、この捻れを修
正するためには、圧延材ごとにきめ細かに捻転角を調整
することが要求されている。しかしながら、上記提案で
はこれに十分に対応しきれない問題がある。
【0007】そこで本発明の目的は、圧延材、特にネジ
鉄筋用ローラガイド装置におけるガイドボックス及びエ
ントリーガイドを一体にしたまま捻転角を同時かつ正確
に調整可能として捻転角調整手段の構成を簡単にすると
ともに捻転角調整の操作を容易にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のネジ鉄筋用入口ローラガイド装置は以下
の手段を採用してある。
【0009】まず、従来技術における入口ローラガイド
装置は、ガイドボックスとエントリーガイドを支持する
ガイドホルダについて個別に捻転角の調整手段を備えた
ものとしてあるのに対し、本発明では、ローラガイド装
置全体がパスラインを中心として回動可能とする単一の
捻転角調整手段を備えたものとしてある。これによりロ
ーラガイド装置の構成の単純化および念転角の調整の容
易化を実現したものである。
【0010】ここで捻転角とは、圧延加工される圧延材
が前段の圧延ロールから排出される際に捻れを生じるた
め、次段の圧延ロールにこれを案内する入口ガイドロー
ラ装置もこれに対応してエントリーガイドやガイドロー
ラの角度を変化させるときの変位角をいう。
【0011】上記した捻転角調整手段は、サドルとガイ
ドボックスを搭載したベースとを互いにパスラインを中
心として所定の角度範囲で所望量だけ回動可能に設けた
ものである。すなわちベースの回動によりガイドボック
ス及びこれに装着してあるエントリーガイドとローラホ
ルダ等を上記のパスラインを中心として一体になって回
動可能としたものである。したがって、エントリーガイ
ド及びローラホルダは単一の調整手段により同時に調整
可能となる。
【0012】ここでパスラインとは、案内される圧延材
の通路の中心線をいい、エントリーガイドやガイドロー
ラはこのパスラインを中心として回動することにより、
圧延材の通過をスムーズに行わせることができるように
なっている。
【0013】捻転角調整手段の構成は、上記したベース
の下面を上記のパスラインを中心とする曲率半径の凸面
の円弧状に形成し、これを載置するサドルの上面をこれ
に対応する凹面の円弧状に形成して互いに当接させてあ
る。このベースがサドルの上面で摺動することにより、
上記のエントリーガイド及びガイドローラ等もこれとと
もに回動することについては既述の通りである。
【0014】サドル上におけるベースの回動手段として
は、ベースの下面の円弧面にウォームホイール歯部を設
け、サドル内にこれと噛合するウォーム歯車を設け、こ
のウォームホイールを支持するウォームシャフトとを組
み合わせたものを採用してある。
【0015】この装置における捻転角の調整は、上記し
たベースを所望量だけ回動させ、これと一体に設けてあ
るエントリーガイドやガイドローラ等を同時に回動させ
ることにより行われる。具体的には、サドルに回転自在
に取り付けられたウォーム軸を回転させ、このウォーム
軸と一体に設けてあるウォーム歯車を回転させ、これと
ベース下面に設けてあるウォームホイールの歯部とを連
動させることにより行われる。ウォーム装置を採用して
あるので捻転角の微小な調整が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係るネジ鉄筋用ローラガ
イド装置の特徴は、捻転角調整手段S1を設けてサドル
1に対してローラガイドGを搭載したベースがパスライ
ンを中心として回転可能とすることによりガイドローラ
及びエントリーガイドの捻転角を同時に調整可能とした
ところにある。
【0017】図1,2に示すように、本装置は以下の要
素により構成されている。サドル1上にベース2が設け
てあり、その上にガイドローラ3,4およびエントリー
ガイド5を装着するガイドボックス6が装着してある。
【0018】ガイドボックス6は、正面から見た断面の
形状がコ字状に形成されたものからなり、溶接によりベ
ース2に固定してある。ガイドボックス6の上面後部
(図1,2左方)にはエントリーガイド5の押さえボル
ト7が取り付けてある。また、ガイドボックス6の溝部
6a内には、1対のローラホルダ8,8が挟持状態に設
けられている。各ローラホルダ8,8にはそれぞれ上記
したガイドローラ3,4が回転自在に支持されている。
【0019】各ロールホルダ8,8の後部(図1,2左
方)には、後述するガイドローラの芯間調整機構Mが設
けてある。各ローラホルダ8,8の後部は、この芯間調
整機構Mにより所定位置に設定可能であるとともに、そ
の中央部にはローラホルダの間隔調整手段S2が設けて
あり、各ガイドローラ3,4のローラ間隔の調整を可能
にしてある。
【0020】捻転角調整手段S1は、既述したように、
ベース2をサドル1上でパスラインを中心として円弧状
に回動可能とし、エントリーガイド5およびローラホル
ダ8を同時に回動可能とすることにより捻転角を調整す
るようにしたものである。
【0021】具体的には、図4に示すように、ベース2
の下面を前後方向から見てパスライン(図示せず)を中
心とする曲率半径の円弧状の凸部に形成し、これを受け
るサドル1の上面もこれに対応して円弧状の凹部に形成
したものを組み合わせることによって構成してある。
【0022】ベース2の回動手段は、ベースの円弧面の
中央部に設けてあるウォームホイールの歯部2aと、こ
れと噛合するようにサドル1の内部に設けられたウォー
ム歯車9とを組み合わせたものからなる。このウォーム
歯車9はベース1内にパスラインと直交する方向に挿着
されたウォームシャフト10に、これと一体回転可能に
支持されている。ウォームシャフト10の一端に設けら
れた挿着部10aにハンドルを挿着してこれを回転させ
ると、ローラガイド全体がパスラインを中心に回動可能
としてある。こうしてベース2の回動により、ガイドボ
ックス6及びエントリーガイド5がパスラインを中心と
して回動可能であるため、このローラガイドを通過する
圧延材は、上記のように正確に調整された捻転角で通過
可能となる。
【0023】図1,4に示すように、ローラガイドGと
ベース2とはガイドクランプ11を介して固定してあ
る。ガイドクランプ11は、ベース2の後部にボルト1
2,12を介してベース2とガイドローラGとを一体に
なって回動可能とするものであり、捻転角調整手段S1
の機能を補完するものである。
【0024】図1〜4に示すように、芯間調整機構M
は、門形に形成された昇降部材13の昇降動作によりロ
ーラホルダの端部8a,8a間の間隔を調整可能として
ある。昇降部材13は、ガイドボックス6に跨るように
設けてあり、下端部に楔状に形成してなる傾斜部13a
を備えている。この芯間調整機構Mには昇降部材13を
上向きに付勢するばね14,14及びこの昇降部材の高
さ位置を設定するネジ部材15を備えている。
【0025】昇降部材13はナット16を回すことによ
り昇降可能であり、この昇降動作によりローラホルダの
端部8a,8a間の間隔が拡縮するようにしてある。な
お、ローラホルダの端部間の間隔はプレッシャースクリ
ュー17,17の締め付けにより固定される。
【0026】ローラ間隔調整手段S2は、図1,2に示
すように、ローラホルダの芯間調整機構M及び偏心軸を
利用した変位機構からなる。既述した1対のローラホル
ダ8,8はそれぞれ支持軸18,18を介してガイドボ
ックス6に水平方向へ揺動自在に支持されている。
【0027】この支持軸18,18は後方に位置するガ
イドローラ3の支持軸も兼ねているが、各支持軸の上端
部はガイドボックス6の上面から突出しており、それら
の各突出部にはウォームホイール19,19が取り付け
てある。各支持軸18の中心は、ウォームホイール19
の中心からやや離れて位置しており、ウォームホイール
が定位置で回転すると、支持軸の中心はウォームホイー
ルの中心の周囲で円弧状に移動可能としてある。支持軸
18とウォームホイール19とは、それぞれ六角穴付き
ボルト20で固定してある。各ウォームホイール19,
19はそれぞれ回転自在に設けられたウォーム軸21と
一体のウォーム部21a,21aと噛合している。ウォ
ーム軸21は、ガイドボックス6上にボルトで固定され
た軸受部材22に水平に軸支してあり、その両端部には
操作ハンドルを挿着して回転可能とするために多角形に
形成された挿着部が設けてある。
【0028】なお、前方に位置するガイドローラ4,4
は、それぞれ非偏心のローラ軸24,24によって回転
自在に支持されており、ローラ間隔調整手段S2、特に
ローラホルダの芯間調整機構Mによって正確にローラ間
隔を調整可能である。
【0029】次に使用法及び動作について説明する。こ
の説明において、このローラガイド装置は、ロール圧延
機列に配置された特定の圧延機の圧延ロール(図示せ
ず)の直前に設置されており、ローラガイドGの前端に
位置する1対のガイドローラ4,4は上記のロール孔型
の直前に位置しているものとする。
【0030】前段のロール圧延機でネジ鉄筋の原形とな
る所定の形状に成形された圧延材(図示略)の先端が、
まずエントリーガイド5のガイド孔5aに入る。圧延材
は、このエントリーガイド5で位置の調整を行いながら
上流側のガイドローラ3,3及び下流側のガイドローラ
4,4で捻転角を調整して前方(図1,2右方)へ通り
抜け、次段のロール圧延機(図示略)のロール孔形へ正
常な姿勢で誘導され、次段のロール圧延機に供給され
る。
【0031】前段の圧延機の圧延ロールから排出された
圧延材の捻転角が、設計上のそれと異なる場合には、捻
転角調整手段S1のウォームシャフト10の挿着部10
aに操作ハンドルを挿着し、これを回転させることによ
りベース2を所望の角度だけ回動させる。
【0032】また、この圧延材がネジ鉄筋である場合に
は、捻転角調整手段S1により捻転角を調整し、圧延時
に生じる捻れ方向と逆方向の捻れを予め与えておくこと
により、所期の製品を得ようとする場合に有効である。
なお、この例における捻転角の調整量は最大値で±5°
となっている。ベース2の回動により、このベースに固
定されているエントリーガイド5及びガイドボックス6
も同時に同方向へ同量だけ回動する。このように捻転角
の調整のための回動は、パスラインを中心として行われ
るため、エントリーガイド5及びガイドローラ3,3及
びガイドローラ4,4間を通過する圧延材に歪みを生じ
させない。
【0033】前段の圧延ロールから排出される圧延材の
径が設計上の径と異なる場合には、ローラ間隔調整手段
S2により、2組のローラ3,3及び4,4間の間隔の
調整を行う。この調整は、まず、ローラ間隔調整手段S
2により後方に位置するガイドローラ3,3の間隔調整
を行う。この調整のための操作はウォームシャフト21
の端部に操作ハンドルを挿着してこれを回すと偏心軸1
8によりローラホルダ8,8の開閉動作とともに後方に
位置するガイドローラ3,3間の間隔も変化する。
【0034】この操作によってガイドローラ3,3を正
しい間隔に調整したら、次に芯間調整機構Mにより前方
に位置するガイドローラ4,4の芯間距離の調整を行
う。この調整のための操作は、昇降部材13の昇降操作
と、押しボルト17,17の締付け調整により行う。す
なわち昇降部材13の昇降動作によりローラホルダ8,
8の端部8a,8aの間隔が微小変化する。各ローラホ
ルダ8,8は支持軸18,18を中心として揺動するた
め、前方のガイドローラ4,4のローラ間隔が変化す
る。最後にナット16及び押しボルト17を固定してロ
ーラ間隔を固定状態とする。
【0035】上述したように、捻転角の調整は、捻転角
調整手段S1によりガイドボックス6を回動する操作に
よってのみ行われ、従来技術のように、エントリーガイ
ドのホルダボックスを回動させるための操作をする必要
がなくなり、簡単な構成及び1回の操作で全体の捻転角
の調整が可能となる。
【0036】なお、本発明はネジ鉄筋用ローラガイド装
置について説明しているが、圧延材の捻れを伴う他のロ
ーラガイド装置にも適用可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、単一の捻転角調整手段
により、ローラガイド全体の捻転角の調整が可能となる
ので、構成が簡単化するとともに捻転角の調整が容易か
つ正確となる。
【0038】また、従来技術のように各調整手段の専用
設計を要せず、サドルとベースの部分を変更するだけで
従来の入口ローラガイド装置に対応可能となるので、安
価な装置でネジ鉄筋などの圧延材の捻れを防止可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の一例を示す正面図である。
【図2】同、平面図である。
【図3】同、左側面図である。
【図4】図1A−A線断面図である。
【符号の説明】
1 サドル 2 ベース 2a ウォームホイール歯部 3,4 ガイドローラ 5 エントリーガイド 6 ガイドボックス 8 ローラホルダ 8a 端部 9 ウォーム歯車 10 ウォーム軸 S1 捻転角調整手段 S2 ローラ間隔調整手段 M 芯間調整機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サドル上に取り付けられたベースと、上
    記ベースに搭載されたガイドボックスと、上記ガイドボ
    ックスに装着されたエントリーガイド及びこのエントリ
    ーガイドの下流側に設けてある1対のローラホルダと、
    上記各ローラホルダに支持してあるガイドローラと、上
    記ガイドローラの芯間調整手段と、上記エントリーガイ
    ド及び上記ローラホルダの捻転角を調整する捻転角調整
    手段とを備えたネジ鉄筋用入口ローラガイド装置であっ
    て、 上記捻転角調整手段は、上記ベースがパスラインを中心
    として回動可能に設けてあり、当該ベースの回動により
    上記エントリーガイド及び上記ローラホルダを同時に回
    動させることによりこれらの捻転角を調整可能とするも
    のであることを特徴とするネジ鉄筋用入口ローラガイド
    装置
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記捻転角調整手段
    は、上記ベースの下面がパスラインを中心とする曲率半
    径の凸面の円弧状に形成してあり、上記サドルの上面が
    これに対応する凹面の円弧状に形成してあり、上記ベー
    スは上記円弧面同士が互いに摺動可能に当接した状態で
    上記サドル上に取り付けてあり、上記ベースを上記円弧
    面に沿って摺動させることにより上記エントリーガイド
    及び上記ローラホルダの捻転角を調整可能としてあるこ
    とを特徴とするネジ鉄筋用入口ローラガイド装置
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記捻転角調整手段
    は、上記サドルに回転自在に取り付けてある歯車と、上
    記ベースの上記の凸面円弧面に形成してあり、上記ウォ
    ーム歯車と噛合するウォームホイール歯部とを備えてい
    ることを特徴とするネジ鉄筋用入口ローラガイド装置
  4. 【請求項4】 ガイドボックスに装着されたエントリー
    ガイドと、このエントリーガイドの下流側で上記ガイド
    ボックスに設けてある1対のローラホルダと、上記各ロ
    ーラホルダに支持されているガイドローラとを備えたネ
    ジ鉄筋用入口ローラガイド装置を用い、前段のロール圧
    延機で圧延されてその下流側に排出された圧延材を、後
    段のロール圧延機に修正された角度で案内する際の捻転
    角調整方法であり、上記ガイドボックスを搭載したベー
    スを上記サドル上でパスラインを中心として回動可能に
    設け、これを上記捻転角調整手段により所望量だけ回動
    させ、当該ベースにこれと一体的に設けてあるガイドボ
    ックスを同時に回動することにより上記エントリーガイ
    ド及び上記ローラホルダの捻転角を同時に調整すること
    を特徴とするネジ鉄筋用入口ローラガイド装置における
    捻転角調整方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、上記捻転角は、上記
    ベースの上記凸面の円弧面に形成してあるウォームホイ
    ール歯部を上記サドルに回転自在に取り付けてあるウォ
    ーム歯車を任意に回転させることにより上記エントリー
    ガイド及び上記ローラホルダの捻転角を同時に調整する
    ことを特徴とするネジ鉄筋用入口ローラガイド装置にお
    ける捻転角調整方法。
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