JP3239089B2 - ねじ鉄筋のスキンパス・ツイストローラガイド装置 - Google Patents

ねじ鉄筋のスキンパス・ツイストローラガイド装置

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JP3239089B2
JP3239089B2 JP22130297A JP22130297A JP3239089B2 JP 3239089 B2 JP3239089 B2 JP 3239089B2 JP 22130297 A JP22130297 A JP 22130297A JP 22130297 A JP22130297 A JP 22130297A JP 3239089 B2 JP3239089 B2 JP 3239089B2
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roller
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庄司 岡田
哲 窪田
秀雄 国奥
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Kotobuki Sangyo Co Ltd
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Kotobuki Sangyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ねじ鉄筋のスキ
ンパス・ツイストローラガイド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスキンパス・ツイストローラガイ
ド装置はローラホルダを片持ち支持し1組のガイドロー
ラで圧延材を捻転していた。また、スキンパス圧延と鋼
材の捻転について、実公平5−4888号公報に記載の
ローラガイド装置に開示されているようにスキンパスは
スキンパスローラ(サイジングローラ)、捻転はツイス
トローラと別々なローラにより行い、捻転角度の制御は
補助的なものに過ぎなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ローラーホルダを片持
ち支持し1組のローラで圧延材を支持する前者の従来例
のスキンパス・ツイストローラガイド装置では、圧延対
象が特にねじ鉄筋のように鋼材の倒れのほかに圧延によ
る鋼材の捩じれを生じてしまうものにあっては、ローラ
ホルダの剛性が不足し鋼材を所要の角度に捻転できない
場合があった。そしてこの従来例及び後者の従来例では
近年の高精度の鋼材寸法制御のための角度制御の要求に
対応できなくなっている。さらに、ねじ鉄筋圧延の場合
は平行な2平面幅の寸法出しのスキンパス圧延の機能も
必要とされるため、通常の捻転のみを行えばよいスキン
パス・ツイストガイド装置よりも高い剛性が必要であ
る。またスキンパス・ツイストガイド装置をルーパー前
に設置するとき、ルーパーの前など次スタンドまでの距
離が長い場合、ルーパー前で鋼材の捻転角度が少しでも
狂うと距離が長い分、ルーパー後では所要の鋼材角度か
ら大きくずれる。よってルーパー前ではより厳密な捻転
角度制御と高い抱合力が必要となる。この発明の目的
は、より正確な捻転角度制御が行えて、高剛性でスキン
パス圧延可能なスキンパス・ツイストローラガイド装置
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、2組または
それ以上でもよいが、少なくとも2組のツイストローラ
を設けているローラホルダの両端側をガイドボックス
支持部にパスラインを軸として回動可能に支持してあ
り、上記ローラホルダにはこれと一体にギアを有するギ
ア部を設けてあり、このギア部にウォームホイールを噛
み合わせてあり、上記2組のツイストローラはいずれも
フラットローラ(円柱状のローラ)に形成されている
のである。この発明は、2組またはそれ以上でもよい
が、少なくとも2組のツイストローラを支持するローラ
ホルダの両端をガイドボックスの支持部にパスラインを
軸として回動可能に支持してあり、上記ガイドボックス
の前部にツイストガイドを設けてあり、上記ローラホル
ダと一体にギアを有する扇形状のギア部を設けてあり、
このギア部にウォームホイールを噛み合わせると共に、
このウォームホイールはツイストピニオンと一体で回動
可能であり、互いに逆ねじの関係にある軸一体のセンタ
ーピニオンと、偏芯軸部を持ちかつセンターピニオンに
より回動可能であるエキセンローラピンとからなるツイ
ストローラの間隔調節手段を設けているものであり、上
記ローラホルダは、上記ツイストピニオンを回転させる
ことによりパスラインを主軸として回動しローラホルダ
全体の角度調節を可能とし、上記2組のツイストローラ
はいずれもフラットローラ(円柱状のローラ)に形成さ
れている。
【0005】
【作用】ツイストローラを少なくとも2組とし、ローラ
ホルダを両端支持とする構造にしたことでねじり剛性を
高め、捻転と同時にスキンパス圧延が可能となる。ツイ
ストローラを少なくとも2組にすることで、従来1個所
で鋼材を捻転させていたものを少なくとも2個所で捻転
させ安定した正確な捻転が可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1及び図2において、ガイドボ
ックス1には、図面では2組のツイストローラ2を支持
しているローラホルダ3を支持部1a,1bに保持して
あり、このローラホルダは、その両端をパスラインLを
軸として支持部1a,1bに回動可能に設置されてい
る。支持部1a,1bにおける回動可能に支持する部分
の構造に関しては、図2に示す支持部1a側ではローラ
ホルダ3の前端部が支持部1aを貫通して端部の内周部
にガイドスリーブ11を挿入してあり、また支持部突出
端部の外周部に雌ねじを切ってホルダナット13を取付
けている。このホルダナットと、後述するローラホルダ
3に設けているギア部6の本体との間で支持部1aを挾
んでローラホルダの端部を保持している。また図2に示
す支持部1b側ではローラホルダ3の後端部が支持部1
bに挿入され、端部の内周部にスリーブ12を挿入して
あり、スリーブの外周の取付け部12aに固定ボルト1
4を取付けている。各組のツイストローラ2は、ローラ
ホルダ3の後部側にエキセンローラピン偏芯軸部2aを
回転中心として取付けられている。各組のツイストロー
ラ2は、芯間の間隔が調節可能であるが、調節機構の詳
細は後述する。ガイドボックス1の前方(図1の右方)
の支持部1cにツイストガイド4を嵌合して、押しボル
ト5で固定してある。ローラホルダ3には、一端側の支
持部1aの後方に隣接して図3の例によれば扇形状のギ
ア部6を一体に形成してある。ギア部6の上部の円弧部
にギアが設けられており、このギアはウォームホイール
7と噛み合っている。ウォームホイール7は、ツイスト
ピニオン8と一体で支持部1aの軸受部1a1に回動可
能である。ツイストピニオン8を回転させることによ
り、ローラホルダ3はパスラインLを主軸として回動
し、ローラーホルダ全体の角度調節を可能とする。各組
のツイストローラ2の間隔調節機構は、センターピニオ
ン9とエキセンローラピン10とを備えている。対のセ
ンターピニオン9は、互いに逆ねじの関係にある軸一体
のものである。エキセンローラピン10はエキセンロー
ラピン偏芯軸部2aと一体であり、エキセンローラピン
を回動させることによって各組のツイストローラ2の間
隔調節を行う。
【0007】上記の構成であるから、ツイストピニオン
8を所定角度回転させることにより、回転力がウォーム
ホイール7からギア部6へ伝達されるからローラホルダ
3がパスラインLを軸として所定角度回動し、ツイスト
ローラ2の捻転角度が調整される。またセンターピニオ
ン9を回すことにより、エキセンローラピン10は互い
に逆方向に回動して、ツイストローラ2の芯間の間隔が
調節される。
【0008】ツイストローラ2を2組配置することによ
り、安定した捻転とスキンパスが可能となるが、3組以
上とすることで安定性がさらに向上する。
【0009】
【発明の効果】ローラホルダの両端をガイドボックスに
回転可能に支持し、ツイストローラを少なくとも2組以
上にすることにより、ローラホルダのねじり剛性が向上
し、高い剛性でスキンパス圧延が可能となり、高精度に
所要の捻転角制御をすることが可能となり、これによ
り、捻転角度不足が原因の鋼材傷、変形がなくなり製品
の歩留まりの向上と寸法制度の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す平面図である。
【図2】この発明の実施の形態を示す一部切欠正面図で
ある。
【図3】図2A−A線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ガイドボックス 1a 支持部 1b 支持部 2 ツイストローラ 2a エキセンローラピン偏芯軸部 3 ローラホルダ 4 ツイストガイド 6 ギア部 7 ウォームホイール 8 ツイストピニオン 9 センターピニオン 10 エキセンローラピン L パスライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−80013(JP,U) 実公 平5−4888(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 39/14 B21B 39/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2組のツイストローラを支持
    しているローラホルダの両端をガイドボックスの支持部
    にパスラインを軸として回動可能に支持してあり、上記2組のツイストローラはいずれもフラットローラで
    あり、 上記ローラホルダにはこれと一体にギアを有するギア部
    を設けてあり、 このギア部にウォームホイールを噛み合わせてあること
    を特徴とするねじ鉄筋のスキンパス・ツイストローラガ
    イド装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも2組のツイストローラを支持
    するローラホルダの両端をガイドボックスの支持部にパ
    スラインを軸として回動可能に支持してあり、上記2組
    のツイストローラはいずれもフラットローラであり、 上記ガイドボックスの前部にツイストガイドを設けてあ
    り、 上記ローラホルダと一体にギアを有する扇形状のギア部
    を設けてあり、 このギア部にウォームホイールを噛み合わせると共に、
    このウォームホイールはツイストピニオンと一体で回動
    可能であり、 互いに逆ねじの関係にある軸一体のセンターピニオン
    と、偏芯軸部を持ちかつ上記センターピニオンにより回
    動可能であるエキセンローラピンとからなるツイストロ
    ーラの間隔調節手段を設けてあり、 上記ローラホルダは、上記ツイストピニオンを回転させ
    ることによりパスラインを主軸として回動しローラホル
    ダ全体の角度調節を可能とすることを特徴とするねじ鉄
    筋のスキンパス・ツイストローラガイド装置。
JP22130297A 1997-08-18 1997-08-18 ねじ鉄筋のスキンパス・ツイストローラガイド装置 Expired - Lifetime JP3239089B2 (ja)

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