JP3756612B2 - チップ型抵抗器の構造及びその製造方法 - Google Patents

チップ型抵抗器の構造及びその製造方法 Download PDF

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    • H01C1/00Details
    • H01C1/01Mounting; Supporting
    • H01C1/012Mounting; Supporting the base extending along and imparting rigidity or reinforcement to the resistive element

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チップ型の絶縁基板に、抵抗膜と、その両端に対する端子電極とを形成して成るチップ型抵抗器において、その構造と、その製造方法とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来におけるチップ型型抵抗器は、例えば、特開昭60−27104号公報等に記載されているように、チップ型の絶縁基板の上面に形成した抵抗膜を覆うカバーコートの上面が、前記抵抗膜の両端に対する端子電極の上面よりも可成り突出し、カバーコートの上面と両端子電極の上面との間の段差が大きいと言う構造であったから、このチップ型抵抗器を、プリント基板に対して、当該チップ型抵抗器における抵抗膜側をプリント基板に向けた状態にして半田付けするとき、片側がプリント基板から浮き上がってしまって、両端の端子電極を確実に半田付けできないことが多発するのであった。
【0003】
そこで、先行技術としての特開平4−102302号公報は、図28及び図29に示すように、チップ型絶縁基板1の左右両端部に、抵抗膜2の両端に対する端子電極3を形成するに際して、この両端子電極3を、前記絶縁基板2の上面に抵抗膜2に導通するように形成した主上面電極3aと、この主上面電極3bの上面に盛り上げるよう形成した補助上面電極3bと、前記絶縁基板の他面に形成した側面電極3cと、前記補助上面電極3b及び側面電極3cの表面に形成した金属メッキ層3dとで構成することにより、この両端子電極3の上面と、カバーコート4の上面との間における段差を、前記補助上面電極3bにて、小さくするか或いは無くすることを提案している。
【0004】
なお、前記カバーコート4は、抵抗膜2を直接に覆うアンダーコート4aと、このアンダーコート4aを覆うミドルコート4bと、このミドルコート4bを覆うオーバーコート4cとの三層になっているか、前記アンダーコート4a又はミドルコート4bを省略した二層構造になっている。
また、前記先行技術のチップ型抵抗器は、前記公報等に記載されているように、
▲1▼.前記絶縁基板1の上面に、両主上面電極3aを抵抗膜2を成形するか、或いは、抵抗膜2を形成したのち両主上面電極3aを形成する。
▲2▼.次いで、前記抵抗膜2のに対してガラスによるアンダーコート4aを形成したのち、前記両主上面電極3aに通電用プローブを接触して前記抵抗膜2の抵抗値を測定しながら、前記抵抗膜2及びアンダーコート4aに対してレーザ光線の照射等にてトリミング溝を刻設することにより、前記抵抗膜2における抵抗値が所定の許容範囲内に入るようにトリミング調整する。
▲3▼.次いで、前記アンダーコート4aの表面に対して、前記トリミング溝を塞ぐためにガラス等によるミドルコート4bを形成したのち、これらの全体を覆うガラス又は合成樹脂によるオーバーコート4cを形成する。
▲4▼.そして、前記両主上面電極3aの上面に補助上面電極3bを形成し、絶縁基板1の端面に側面電極3cを形成したのち、全体に対して金属メッキ処理を施すことにより、金属メッキ層3dを形成する。
と言う順序で製造される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この先行技術は、両主上面電極3aの上面に、補助上面電極3b用の導電ペーストを、スクリーン印刷にて、直接的に塗着することによって、補助上面電極3bを形成するものであって、この補助上面電極3bによってカバーコート4の上面との間における段差を小さくするか無くするためには、当該補助上面電極3bの厚さを厚くしなければならない。
【0006】
しかし、この補助上面電極3bの厚さを厚くするためには、当該補助上面電極用の導電ペーストをスクリーン印刷にて塗布することの回数を多くしなければならないばかりか、前記導電ペーストの使用量が多くなるから、製造コストが大幅にアップすると言う問題があった。
本発明は、この問題を解消できる構造と、その製造方法とを提供することを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を達成するため本発明におけるチップ型抵抗器は,
「絶縁基板における長さ方向の両端部に,前記絶縁基板の上面にその長さ方向に延びるように形成した抵抗膜の両端に対する端子電極を備え,この両端子電極を,少なくとも,前記抵抗膜に対して導通するように形成した主上面電極と,この主上面電極の上面に形成した補助上面電極と,これらの表面に形成した金属メッキ層とで構成する一方,前記絶縁基板の上面に前記抵抗膜を覆うカバーコートを形成して成る抵抗器において,
前記絶縁基板における上面のうち長さ方向に前記カバーコートより外側の両端部で且つ幅方向の両側の部分に,前記抵抗膜による延長部又は飛び地部を,当該延長部又は飛び地部が前記主上面電極における幅方向の両側の一部に対して重なるように構成する一方,前記主上面電極の上面における前記補助上面電極を,その一部が前記延長部又は飛び地部の上面と前記カバーコートの端部とに重なるように,前記カバーコートを形成した後において形成する。」
か,
「絶縁基板における長さ方向の両端部に,前記絶縁基板の上面にその長さ方向に延びるように形成した抵抗膜の両端に対する端子電極を備え,この両端子電極を,少なくとも,前記抵抗膜に対して導通するように形成した主上面電極と,この主上面電極の上面に形成した補助上面電極と,これらの表面に形成した金属メッキ層とで構成する一方,前記絶縁基板の上面に前記抵抗膜を覆うカバーコートを形成して成る抵抗器において,
前記絶縁基板における上面のうち長さ方向に前記カバーコートより外側の両端部で且つ幅方向の両側の部分に,前記抵抗膜による延長部又は飛び地部を形成する一方,前記主上面電極を,その幅方向の両側における一部が前記延長部又は飛び地部の上面に対して重なるように形成し,更に,前記主上面電極の上面における前記補助上面電極を,その一部が前記主上面電極における上面のうち前記延長部又は飛び地部の上面に対して重なる部分と前記カバーコートの端部とに重なるように,前記カバーコートを形成した後において形成する。」
と言う構成にした。
【0008】
また,本発明におけるチップ型抵抗器は,
「絶縁基板における長さ方向の両端部に,前記絶縁基板の上面にその長さ方向に延びるように形成した抵抗膜の両端に対する端子電極を備え,この両端子電極を,少なくとも,前記抵抗膜に対して導通するように形成した主上面電極と,この主上面電極の上面に形成した補助上面電極と,これらの表面に形成した金属メッキ層とで構成する一方,前記絶縁基板の上面に前記抵抗膜を覆うカバーコートを形成して成る抵抗器において,
前記絶縁基板における上面のうち長さ方向に前記カバーコートより外側の両端部で且つ幅方向の両側の部分に,前記抵抗膜による延長部又は飛び地部を,当該延長部又は飛び地部が前記主上面電極における幅方向の両側の一部に対して重なるように形成する一方,前記主上面電極の上面における前記補助上面電極を,前記両主上面電極の上面のうち前記延長部又は飛び地部の間の部分に,その一部が前記カバーコートの端部に重なるように,前記カバーコートを形成した後において形成する。」
か,
「絶縁基板における長さ方向の両端部に,前記絶縁基板の上面にその長さ方向に延びるように形成した抵抗膜の両端に対する端子電極を備え,この両端子電極を,少なくとも,前記抵抗膜に対して導通するように形成した主上面電極と,この主上面電極の上面に形成した補助上面電極と,これらの表面に形成した金属メッキ層とで構成する一方,前記絶縁基板の上面に前記抵抗膜を覆うカバーコートを形成して成る抵抗器において,
前記絶縁基板における上面のうち長さ方向に前記カバーコートより外側の両端部で且つ幅方向の両側の部分に,前記抵抗膜による延長部又は飛び地部を形成する一方,前記主上面電極を,その幅方向の両側における一部が前記延長部又は飛び地部の上面に対して重なるように形成し,更に,前記主上面電極の上面における前記補助上面電極を,前記主上面電極における上面のうち前記延長部又は飛び地部に対して重なる部分の間に,その一部が前記カバーコートの端部に重なるように,前記カバーコートを形成した後において形成する。」
と言う構成にした。
【0009】
更にまた,本発明の製造方法は,
絶縁基板の上面のうち長さ方向の両端部に主上面電極を形成する工程と,前記絶縁基板の上面に両端が前記主上面電極に導通する抵抗膜を,当該抵抗膜による延長部又は飛び地部を前記絶縁基板における上面のうち長さ方向の両端部で且つ幅方向の両側の部分に設けて形成する工程とを備え,これら主上面電極を形成する工程及び抵抗膜を形成する工程が,前記抵抗膜による前記延長部又は飛び地部と前記両主上面電極における幅方向の両側の一部とを相互に重なるようにして形成する工程であり,
次いで,前記抵抗膜を覆うカバーコートを,当該カバーコートの外側に前記主上面電極及び前記延長部又は飛び地部が位置するように形成する工程を備え,次いで,前記絶縁基板における上面に補助上面電極を,その一部が前記抵抗膜による延長部又は飛び地部と前記両主上面電極における幅方向の左右両側の一部とが相互に重なる部分及び前記カバーコートの端部に重なるように形成する工程を備え,次いで,金属メッキ層を形成する工程を備えていることを特徴とする。」
か,
絶縁基板の上面のうち長さ方向の両端部に主上面電極を形成する工程と,前記絶縁基板の上面に両端が前記主上面電極に導通する抵抗膜を,当該抵抗膜による延長部又は飛び地部を前記絶縁基板における上面のうち長さ方向の両端部で且つ幅方向の両側の部分に設けて形成する工程とを備え,これら主上面電極を形成する工程及び抵抗膜を形成する工程が,前記抵抗膜による前記延長部又は飛び地部と前記両主上面電極における幅方向の両側の一部とを相互に重なるようにして形成する工程であり,
次いで,前記抵抗膜を覆うカバーコートを,当該カバーコートの外側に前記主上面電極及び前記延長部又は飛び地部が位置するように形成する工程を備え,次いで,前記主上面電極における上面のうちその幅方向の両側と前記延長部又は飛び地部とが相互に重なる部分の間に補助上面電極を,その一部が前記カバーコートの端部に重なるように形成する工程を備え,次いで,金属メッキ層を形成する工程を備えていることを特徴とする。」
ものである。
【0010】
【発明の作用・効果】
前記したように、両主上面電極の上面における左右両側に、抵抗膜における延長部又は飛び地部を形成し、この延長部又は飛び地部の上面に、補助上面電極を形成することにより、左右両端子電極は、主上面電極と、抵抗膜における延長部又は飛び地部と、補助上面電極との三層構造になって、絶縁基板の上面から補助上面電極の上面までの高さには、従来の補助上面電極及び主上面電極の厚さに、抵抗膜の厚さが加算されることになるから、補助上面電極における厚さを、従来の場合よりも抵抗膜の厚さの分だけ薄くすることができるのである。
【0011】
また、前記したように、両主上面電極の上面における左右両側に、抵抗膜における延長部又は飛び地部を形成し、前記主上面電極の上面のうちこの延長部又は飛び地部の間の部分に、補助上面電極を形成することにより、この補助上面電極を、導電ペーストのスクリーン印刷等の塗布にて形成するときにおいて、この左右両側に位置する前記延長部又は飛び地部が、この間の部分に塗布した導電ペーストにおける絶縁基板の幅方向への流れを阻止すると言う堰止めとして作用するから、前記導電ペーストを、少ない量で高く盛り上げることができるのである。
【0012】
この場合において、前記抵抗膜における延長部又は飛び地部を、両主上面電極の上面のうち左右両側の部分に形成したことにより、抵抗膜を、その抵抗値を測定しながらトリミング調整するとき、前記両主上面電極の各々に対して通電用のプローブを直接的に接触することができるから、前記抵抗膜のトリミング調整を正確に行うことができるのである。
【0013】
従って、本発明によると、トリミング調整の正確性を損なうことなく、補助上面電極を形成することのために要する導電ペーストの使用量を少なくでき、且つ、前記導電ペーストをスクリーン印刷にて塗布することの回数を少なくできるから、製造コストを大幅に低減できると言う効果を有する。
また、このような作用・効果は、「請求項3」に記載したように、両主上面電極の上面における左右両側に、抵抗膜における延長部又は飛び地部を重ねて形成し、前記両主上面電極の上面のうち前記抵抗膜における延長部又は飛び地部の間に、補助上面電極を形成するか、或いは、「請求項4」に記載したように、両主上面電極を、その左右両側を前記抵抗膜における延長部又は飛び地部に重ねて形成し、この両主上面電極の上面のうち前記抵抗膜における延長部又は飛び地部に重なる部分の間に、補助上面電極を形成すると言う構成にすることによっても達成できる。
【0014】
特に、本発明の製造方法は、前記抵抗膜における延長部又は飛び地部を、抵抗膜を形成するとき同時に形成するものであるから、前記延長部又は飛び地部を形成することのために工数が増えることを回避できる効果を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の実施の形態を図面について説明する。
図1〜図19は,第1の実施形態を示す。
この第1の実施形態は,以下に述べる方法によって製造される。
i).先づ,図1に示すように,チップ型に構成した絶縁基板11の上面のうち長さ方向の両端部の部分に主上面電極13aを,その材料導電ペーストのスクリーン印刷による塗布及び焼成にて形成する。
ii ).次いで,図2〜図5に示すように,前記絶縁基板11の上面に,抵抗膜12を,その材料ペーストのスクリーン印刷による塗布及び焼成にて,前記絶縁基板11の長さ方向に延びるように形成するに際して,この抵抗膜12の形成と同時に,前記両主上面電極13aの上面のうち長さ方向の両端部で且つ幅方向の両側の部分に,前記抵抗膜12から一体的に延びる延長部12′を,前記主上面電極13aにおける上面のうち幅方向の両側の一部に重ねて形成する。
iii). 次いで,前記絶縁基板11の上面に,図6及び図7に示すように,前記抵抗膜12を覆うガラスによるアンダーコート14aを,材料のスクリーン印刷による塗布及び焼成にて,前記主上面電極13a及び前記延長部12′が当該アンダーコート14aの外側に位置するように形成したのち,前記両主上面電極13aの上面のうち前記両延長部12′の間の部分に通電用プローブ(図示せず)を接触して前記抵抗膜12の抵抗値を測定しながら,前記抵抗膜12及びアンダーコート14aに対してレーザ光線の照射等にてトリミング溝12aを刻設することにより,前記抵抗膜12における抵抗値が所定の許容範囲内に入るようにトリミング調整する。
vi).次いで,前記絶縁基板11の上面に,図8及び図9に示すように,前記トリミング溝12bを塞ぐためのガラスによるミドルコート14bを,材料のスクリーン印刷による塗布及び焼成にて, 前記アンダーコート14aと同様に,前記主上面電極13a及び前記延長部12′が当該ミドルコート14bの外側に位置するように形成する。
v).更に,前記絶縁基板11の上面に,図10及び図11に示すように,前記ミドルコート14bの全体を覆うオーバーコート14cを,材料のスクリーン印刷による塗布及び焼成にて,前記アンダーコート14a及び前記ミドルコート14bと同様に,前記主上面電極13a及び前記延長部12′が当該オーバーコート14cの外側に位置するように形成することにより,これらアンダーコート14a,ミドルコート14b及びオーバーコート14cによる三層構造のカバーコート14を構成する。
vi).次いで,前記両主上面電極13aの上面に,図12〜図14に示すように,補助上面電極13bを,前記抵抗膜12における延長部12′と主上面電極13aの上面との両方に跨がるように重なるとともに,その一部が前記オーバーコート14cの端部に重ねるように,その材料導電ペーストのスクリーン印刷による塗布及び焼成にて形成する。
vii). そして,図15及び図16に示すように,前記絶縁基板11における左右両端面に,側面電極13cをその材料導電ペーストの塗布及び焼成にて形成したのち,全体に対して金属メッキ処理を施して,前記両補助上面電極13b及び両側面電極13cの表面に金属メッキ層13dを形成することにより,端子電極13を構成するのである。
【0016】
このようにして製造されたチップ型抵抗器において、その両端子電極13のうち絶縁基板11の上面の部分は、図15及び図16に示すように、両端子電極13における主上面電極13aの上面の左右両側には、抵抗膜12における延長部12′が形成され、この両延長部12′の上面に補助上面電極13bが形成されていると言うように三層構造になっていることにより、前記絶縁基板11の上面から補助上面電極13bの上面までの高さH1(正確には、絶縁基板11の上面から金属メッキ層13cの上面までの高さ寸法)には、当該高さH1を絶縁基板11の上面からオーバーコート14cの上面までの高さH0に等しいか略等しくした場合に、補助上面電極13bの厚さTbと、主上面電極13aの厚さTaとに加えて、前記抵抗膜12の厚さT1が加算されることになるから、補助上面電極13bにおける厚さTbを、従来の場合よりも抵抗膜12の厚さT1の分だけ薄くすることができるのである。
【0017】
なお、前記抵抗膜12における延長部12′は、これに代えて、図17に示すように、抵抗膜12と分離した飛び地部12″の形態にしても良く、また、前記延長部12′と飛び地部12″とを適宜組み合わせた形態、つまり、前記両主上面電極13aのうち一方の主上面電極には、前記した延長部12′を、他方の主上面電極には、前記した飛び地部12″を形成するように構成しても良いのである。
【0018】
更にまた、前記した第1の実施形態のように、先に、両主上面電極13aを形成し、次いで、抵抗膜12を、その延長部12′又は飛び地部12″を前記両主上電極13aの左右両側に重ねて形成し、補助上面電極13bを、前記抵抗膜12における延長部12′又は飛び地部12″に重ねて形成することに代えて、図18及び図19に示すように、先に、抵抗膜12を、これに延長部12′又は飛び地部12″を設けて形成し、次いで、両主上面電極13aを、その左右両側を前記抵抗膜12における延長部12′又は飛び地部12″に重ねて形成し、更に、補助上面電極13bを、前記両主上面電極13aの上面のうち前記抵抗膜12の延長部12′又は飛び地部12″の部分に重ねて形成すると言う構成にしても良いのである(他の構成は同様である)。
【0019】
次に,図20〜図24は,第2の実施形態を示す。
この第2の実施形態は,オーバーコート14cを形成するまでは,前記第1の実施形態の場合と同様であるが,その後において,補助上面電極13bを形成するときにおいて,前記第1の実施形態と相違する。
すなわち,前記両主上面電極の上面に補助上面電極を形成するに際して,図20〜図22に示すように,前記主上面電極13a,抵抗膜12及びカバーコート14を形成した後において,前記主上面電極13aの上面のうち幅方向に一対の延長部12′又は飛び地部12″の間の部分に対してのみ補助上面電極13b′を形成する。
【0020】
なお、この補助上面電極13b′は、前記と同様に、その材料導電ペーストのスクリーン印刷による塗布及び焼成にて形成しても良いが、絶縁基板11の両端面に対する側面電極13cの形成と同時に、つまり、絶縁基板11における左右両端面に側面電極13c用の材料導電ペーストを塗布するときに、この材料導電ペーストの一部を、主上面電極13aの上面側に盛り上げることによって形成するようにしても良い。
【0021】
次いで、図23及び図24に示すように、前記絶縁基板11における左右両端面に、側面電極13cを同様にして形成したのち、全体に対して金属メッキ処理を施して、前記両補助上面電極13b及び両側面電極13cの表面に金属メッキ層13dを形成することにより、端子電極13を構成するのである。
このようにして製造されたチップ型抵抗器は、図23及び図24に示すように、両端子電極13における主上面電極13aの左右両側には、抵抗膜12における延長部12′又は飛び地部12″が位置し、且つ、この主上面電極13aの上面のうち前記両延長部12′又は飛び地部12″の間の部分に、補助上面電極13b′が形成されると言う形態になっていることにより、この補助上面電極13b′を、その材料導電ペーストのスクリーン印刷等にて塗布して形成するとき、この左右両側に位置する前記延長部又は飛び地部が、この間の部分に塗布した導電ペーストにおける絶縁基板の幅方向への流れを阻止すると言う堰止めのとして作用するから、前記導電ペーストを少ない量で高く盛り上げることができるのである。
【0022】
この第2の実施形態においては、前記抵抗膜12における延長部12′又は飛び地部12″の上面に、図25に示すように、前記アンダーコート14aにおける延長部14a′(又は飛び地部)を形成することにより、主上面電極13aの上面から高さを高くすることができるから、前記補助上面電極13b′を形成するに際して、その導電ペーストを少ない量で高く盛り上げることの効果を助長できると共に、このアンダーコート14aにおける延長部14a′(又は飛び地部)にて、前記抵抗膜12における延長部12′又は飛び地部12″を覆うことができるから、金属メッキ処理に際して、図26に示すように、補助上面電極13bにのみ金属メッキ層13cを形成できて、前記抵抗膜12における延長部12′又は飛び地部12″の表面に金属メッキ層13cが形成されることを回避できるのである。
【0023】
この場合において、抵抗膜12における延長部12′又は飛び地部12″の上面には、前記したように、アンダーコート14aにおける延長部14a′(又は飛び地部)を形成することに代えて、ミドルコート14bにおける延長部(又は飛び地部)を形成するか、オーバーコート14cにおける延長部(又は飛び地部)を形成するように構成しても良く、また、前記アンダーコート14a、ミドルコート14b及びオーバーコート14cのうち少なくとも二つのコートの延長部(又は飛び地部)を形成するようにしても良いことは言うまでもない。
【0024】
また、前記した第2の実施形態においても、前記したように、先に、両主上面電極13aを形成し、次いで、抵抗膜12を、その延長部12′又は飛び地部12″を前記両主上電極13aの左右両側に重ねて形成し、補助上面電極13bを、前記両主上面電極13aの上面のうち前記抵抗膜12における延長部12′又は飛び地部12″の間に、重ねて形成することに代えて、図18及び図19に示す場合と同様に、先に、抵抗膜12を、これに延長部12′又は飛び地部12″を設けて形成し、次いで、両主上面電極13aを、その左右両側を前記抵抗膜12における延長部12′又は飛び地部12″に重ねて形成し、補助上面電極13bを、前記両主上面電極13aの上面のうち前記抵抗膜12の延長部12′又は飛び地部12″に重なる部分の間に、重ねて形成すると言う構成にしても良いのである。
【0025】
更にまた、前記した各実施形態においては、図27に示すように、絶縁基板11の下面に、端子電極13の一部を構成する下面電極13eを形成することにより、抵抗膜12の面を上向きにしてプリント基板に対して実装できるように構成することができる。
なお、この両下面電極13eは、一般的には、前記主上面電極13a又は抵抗膜12を形成する以前の工程において、材料ペーストのスクリーン印刷及び焼成にて形成されるのであるが、この下面電極13eを、絶縁基板11の両端面に対する側面電極13cの形成と同時に、つまり、絶縁基板11における左右両端面に側面電極13c用の材料導電ペーストを塗布するときに、この材料導電ペーストの一部を、絶縁基板11の下面に盛り上げることによって形成するようにしても良いのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態において絶縁基板に主上面電極を形成した状態を示す斜視図である。
【図2】第1の実施形態において絶縁基板に抵抗膜を形成した状態を示す斜視図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図3のIV−IV視断面図である。
【図5】図3のV−V視断面図である。
【図6】第1の実施形態において絶縁基板にアンダーコートを形成した状態を示す平面図である。
【図7】図6のVII −VII 視断面図である。
【図8】第1の実施形態において絶縁基板にミドルコートを形成した状態を示す平面図である。
【図9】図8のIX−IX視断面図である。
【図10】第1の実施形態において絶縁基板にオーバーコートを形成した状態を示す平面図である。
【図11】図10のXI−XI視断面図である。
【図12】第1の実施形態において絶縁基板に補助上面電極を形成した状態を示す平面図である。
【図13】図12のXIII−XIII視断面図である。
【図14】図12のXIV −XIV 視断面図である。
【図15】第1の実施形態によるチップ型抵抗器を示す縦断正面図である。
【図16】図15のXVI −XVI 視断面図である。
【図17】第1の実施形態における変形例を示す平面図である。
【図18】第1の実施形態における別の変形例を示す平面図である。
【図19】図18のXIX −XIX 視断面図である。
【図20】第2の実施形態において絶縁基板に補助上面電極を形成した状態を示す平面図である。
【図21】図20のXXI −XXI 視断面図である。
【図22】図20のXXII−XXII視断面図である。
【図23】第2の実施形態によるチップ型抵抗器を示す縦断正面図である。
【図24】図23のXXIV−XXIV視断面図である。
【図25】第2の実施形態の変形例を示す図20と同じ箇所の断面図である。
【図26】第2の実施形態の別の変形例を示す図22と同じ箇所の断面図である。
【図27】別の実施形態によるチップ型抵抗器を示す縦断正面図である。
【図28】先行技術によるチップ型抵抗器を示す斜視図である。
【図29】図28のXXIX−XXIX視断面図である。
【符号の説明】
11 絶縁基板
12 抵抗膜
12′ 抵抗膜の延長部
12″ 抵抗膜の飛び地部
13 端子電極
13a 主上面電極
13b,13b′ 補助上面電極
13c 側面電極
14 カバーコート
14a アンダーコート
14a′ アンダーコートの延長部
14b ミドルコート
14c オーバーコート

Claims (6)

  1. 絶縁基板における長さ方向の両端部に,前記絶縁基板の上面にその長さ方向に延びるように形成した抵抗膜の両端に対する端子電極を備え,この両端子電極を,少なくとも,前記抵抗膜に対して導通するように形成した主上面電極と,この主上面電極の上面に形成した補助上面電極と,これらの表面に形成した金属メッキ層とで構成する一方,前記絶縁基板の上面に前記抵抗膜を覆うカバーコートを形成して成る抵抗器において,
    前記絶縁基板における上面のうち長さ方向に前記カバーコートより外側の両端部で且つ幅方向の両側の部分に,前記抵抗膜による延長部又は飛び地部を,当該延長部又は飛び地部が前記主上面電極における幅方向の両側の一部に対して重なるように構成する一方,前記主上面電極の上面における前記補助上面電極を,その一部が前記延長部又は飛び地部の上面と前記カバーコートの端部とに重なるように,前記カバーコートを形成した後において形成したことを特徴とするチップ型抵抗器の構造。
  2. 絶縁基板における長さ方向の両端部に,前記絶縁基板の上面にその長さ方向に延びるように形成した抵抗膜の両端に対する端子電極を備え,この両端子電極を,少なくとも,前記抵抗膜に対して導通するように形成した主上面電極と,この主上面電極の上面に形成した補助上面電極と,これらの表面に形成した金属メッキ層とで構成する一方,前記絶縁基板の上面に前記抵抗膜を覆うカバーコートを形成して成る抵抗器において,
    前記絶縁基板における上面のうち長さ方向に前記カバーコートより外側の両端部で且つ幅方向の両側の部分に,前記抵抗膜による延長部又は飛び地部を,当該延長部又は飛び地部が前記主上面電極における幅方向の両側の一部に対して重なるように形成する一方,前記主上面電極の上面における前記補助上面電極を,前記両主上面電極の上面のうち前記延長部又は飛び地部の間の部分に,その一部が前記カバーコートの端部に重なるように,前記カバーコートを形成した後において形成したことを特徴とするチップ型抵抗器の構造。
  3. 絶縁基板における長さ方向の両端部に,前記絶縁基板の上面にその長さ方向に延びるように形成した抵抗膜の両端に対する端子電極を備え,この両端子電極を,少なくとも,前記抵抗膜に対して導通するように形成した主上面電極と,この主上面電極の上面に形成した補助上面電極と,これらの表面に形成した金属メッキ層とで構成する一方,前記絶縁基板の上面に前記抵抗膜を覆うカバーコートを形成して成る抵抗器において,
    前記絶縁基板における上面のうち長さ方向に前記カバーコートより外側の両端部で且つ幅方向の両側の部分に,前記抵抗膜による延長部又は飛び地部を形成する一方,前記主上面電極を,その幅方向の両側における一部が前記延長部又は飛び地部の上面に対して重なるように形成し,更に,前記主上面電極の上面における前記補助上面電極を,その一部が前記主上面電極における上面のうち前記延長部又は飛び地部の上面に対して重なる部分と前記カバーコートの端部とに重なるように,前記カバーコートを形成した後において形成したことを特徴とするチップ型抵抗器の構造。
  4. 絶縁基板における長さ方向の両端部に,前記絶縁基板の上面にその長さ方向に延びるように形成した抵抗膜の両端に対する端子電極を備え,この両端子電極を,少なくとも,前記抵抗膜に対して導通するように形成した主上面電極と,この主上面電極の上面に形成した補助上面電極と,これらの表面に形成した金属メッキ層とで構成する一方,前記絶縁基板の上面に前記抵抗膜を覆うカバーコートを形成して成る抵抗器において,
    前記絶縁基板における上面のうち長さ方向に前記カバーコートより外側の両端部で且つ幅方向の両側の部分に,前記抵抗膜による延長部又は飛び地部を形成する一方,前記主上面電極を,その幅方向の両側における一部が前記延長部又は飛び地部の上面に対して重なるように形成し,更に,前記主上面電極の上面における前記補助上面電極を,前記主上面電極における上面のうち前記延長部又は飛び地部に対して重なる部分の間に,その一部が前記カバーコートの端部に重なるように,前記カバーコートを形成した後において形成したことを特徴とするチップ型抵抗器の構造。
  5. 絶縁基板の上面のうち長さ方向の両端部に主上面電極を形成する工程と,前記絶縁基板の上面に両端が前記主上面電極に導通する抵抗膜を,当該抵抗膜による延長部又は飛び地部を前記絶縁基板における上面のうち長さ方向の両端部で且つ幅方向の両側の部分に設けて形成する工程とを備え,これら主上面電極を形成する工程及び抵抗膜を形成する工程が,前記抵抗膜による前記延長部又は飛び地部と前記両主上面電極における幅方向の両側の一部とを相互に重なるようにして形成する工程であり,
    次いで,前記抵抗膜を覆うカバーコートを,当該カバーコートの外側に前記主上面電極及び前記延長部又は飛び地部が位置するように形成する工程を備え,次いで,前記絶縁基板における上面に補助上面電極を,その一部が前記抵抗膜による延長部又は飛び地部と前記両主上面電極における幅方向の左右両側の一部とが相互に重なる部分及び前記カバーコートの端部に重なるように形成する工程を備え,次いで,金属メッキ層を形成する工程を備えていることを特徴とするチップ型抵抗器の製造方法。
  6. 絶縁基板の上面のうち長さ方向の両端部に主上面電極を形成する工程と,前記絶縁基板の上面に両端が前記主上面電極に導通する抵抗膜を,当該抵抗膜による延長部又は飛び地部を前記絶縁基板における上面のうち長さ方向の両端部で且つ幅方向の両側の部分に設けて形成する工程とを備え,これら主上面電極を形成する工程及び抵抗膜を形成する工程が,前記抵抗膜による前記延長部又は飛び地部と前記両主上面電極における幅方向の両側の一部とを相互に重なるようにして形成する工程であり,
    次いで,前記抵抗膜を覆うカバーコートを,当該カバーコートの外側に前記主上面電極及び前記延長部又は飛び地部が位置するように形成する工程を備え,次いで,前記主上面電極における上面のうちその幅方向の両側と前記延長部又は飛び地部とが相互に重なる部分の間に補助上面電極を,その一部が前記カバーコートの端部に重なるように形成する工程を備え,次いで,金属メッキ層を形成する工程を備えていることを特徴とするチップ型抵抗器の製造方法。
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