JP3714137B2 - メールサーバ及び記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ネットワークを介して電子メールを受信するメールサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子メールを端末に配信するため、POP(Post Office Protocol)サーバが用いられている。POPサーバは、ユーザ宛の電子メールを、ユーザに対応付けられたメールボックスに蓄積し、端末からのユーザのアクセスに応答して、このメールボックスに蓄積された電子メールを端末に供給する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ユーザによるPOPサーバの利用状況等に応じてPOPサーバ自身が端末に電子メールを送信するということはなく、POPサーバの利用促進が十分に図られなかった。
【0004】
この発明は上記実状に鑑みてなされたもので、ユーザへの電子メールの発信を行い、電子メールの利用を促進するためのメールサーバを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明の第1の観点にかかるメールサーバは、
第1の電子メールを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記第1の電子メールの内容に基づき、当該第1の電子メールの名宛人に付与する点数を決定するポイント付与手段と、
前記点数を、前記名宛人毎に累計するポイント集計手段と、
累計された前記点数が所定の値に達したか否かを判別し、達したと判別したとき、当該点数を付与された名宛人に宛てて第2の電子メールを送信する送信手段と、を備える、
ことを特徴とする。
【0006】
このようなメールサーバによれば、電子メールの内容に基づいて決定された点数が名宛人に付与され累計されてゆき、点数が所定の値に達すれば、メールサーバから名宛人へと電子メールが発信される。この結果電子メールの利用が促進される。
【0007】
前記ポイント付与手段は、前記受信手段が受信した前記第1の電子メールの送信元の所属を表すドメイン情報を当該第1の電子メールより取得し、取得した当該ドメイン情報に基づき、当該第1の電子メールの名宛人に付与する点数を決定するものとすれば、特定のドメインに属する発信者との間での電子メールの利用が促進される。
【0008】
前記受信手段は、前記第1の電子メールを受信した時間帯を特定する時間帯情報を取得する手段を備え、
前記ポイント付与手段は、前記受信手段が取得した前記時間帯情報に基づき、当該第1の電子メールの名宛人に付与する点数を決定する手段を更に備えるものとすれば、特定の時間帯における電子メールの利用が促進される。
【0009】
前記メールサーバは、たとえば、
所定の定型データを前記名宛人に対応付けて記憶する定型データ記憶手段を備え、
前記送信手段は、累計された前記所定の値に達したと判別された点数を付与された名宛人に対応付けられた前記定型データを含む前記第2の電子メールを作成し、作成した当該第2の電子メールを送信する手段を備えることにより、第2の電子メールを送信する。
【0010】
前記受信手段は、たとえば、自己が受信した前記第1の電子メールを転送する転送手段を備えていてもよい。
この場合、前記ポイント付与手段は、前記転送手段が転送した第1の電子メールを外部のネットワークを介して受信し、受信した当該第1の電子メールの内容に基づき、当該第1の電子メールの名宛人に付与する点数を決定するものであればよい。このような構成とすることにより、このメールサーバを、電子メールを受信する複数の装置から構成することが可能になり、処理の分散化が図られる。
【0011】
また、この発明の第2の観点にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
コンピュータを、
第1の電子メールを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記第1の電子メールの内容に基づき、当該第1の電子メールの名宛人に付与する点数を決定するポイント付与手段と、
前記点数を、前記名宛人毎に累計するポイント集計手段と、
累計された前記点数が所定の値に達したか否かを判別し、達したと判別したとき、当該点数を付与された名宛人に宛てて第2の電子メールを送信する送信手段と、
して機能させるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0012】
このような記録媒体に記録されたプログラムを実行するコンピュータによれば、電子メールの内容に基づいて決定された点数が名宛人に付与され累計されてゆき、点数が所定の値に達すれば、メールサーバから名宛人へと電子メールが発信される。この結果電子メールの利用が促進される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を、メール配信システムを例として説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、この発明の第1の実施の形態にかかるメール配信システムの構成を示す図である。図示するように、このメール配信システムは、メールサーバ1と、端末2とより構成されている。
メールサーバ1及び端末2は互いに接続されており、メールサーバ1は、インターネット等より構成される外部のネットワークNに接続されている。
【0014】
メールサーバ1は、図2に示すように、コンテンツメール管理制御部11と、ポイント管理表記憶部12と、メール送受信部13と、メールボックス記憶部14と、メールリーダ部15と、通信制御部16とを備えている。
【0015】
コンテンツメール管理制御部11は、サービス管理制御部111と、ポイント管理制御部112とから構成されている。このうち、サービス管理制御部111は、サービス管理部111Aと、メッセージメール記憶部111Bとを備えている。また、ポイント管理制御部112は、ポイント管理部112Aと、ポイント取得部112Bとを備えている。
【0016】
サービス管理部111Aは、CPU(Central Processing Unit)及びRAM(Random Access Memory)等から構成されており、後述するメッセージメールサービスの処理を実行する。
メッセージメール記憶部111Bは、RAMやハードディスク装置等から構成されており、定型メッセージテーブル51及びキャラクタ登録ファイルを予め複数記憶していて、自己へのアクセスに応答して自己が記憶するデータの読み出しを行う。
【0017】
定型メッセージテーブル51は、サービス管理部111Aが後述する処理に従って、このメール配信システムのユーザに宛てて送信する電子メール(以下、「コンテンツメール」あるいは「メッセージメール」と呼ぶ)に記載する定型メッセージ文を格納するテーブルである。すなわち、電子メールを受信したユーザに提供するメールメッセージサービスの内容を示すものである。
コンテンツメールに記載される定型メッセージ文は、ユーザが電子メールを受信する毎にポイント数が加算される後述のBポイント及びCポイントの値に対応付けられている。
【0018】
各々の定型メッセージテーブル51は、このメール配信システムのユーザに対応付けられている。そして、各々の定型メッセージテーブル51は、具体的には、たとえば図3に示すデータ構造を有している。すなわち、定型メッセージテーブル51は、たとえば、Bポイントが100ポイント以上200ポイント未満、200ポイント以上300ポイント未満、及び300ポイント以上の各場合(ただし、これらのいずれの場合においてもBポイントはCポイントより大きいものとする)に1対1に対応付けられた3個の定型メッセージ文と、Cポイントが100ポイント以上200ポイント未満、200ポイント以上300ポイント未満、及び300ポイント以上の各場合(ただし、これらのいずれの場合においてもCポイントはBポイントより大きいものとする)に1対1に対応付けられた3個の定型メッセージ文と、を含んでいる。
なお、以下では、上述の「100ポイント」を「第1ポイント」、「200ポイント」を「第2ポイント」、「300ポイント」を「第3ポイント」と記す。
【0019】
キャラクタ登録ファイルは、コンテンツメールに添付する写真やイラスト等のモチーフ画像データを格納するファイルであり、このモチーフ画像データと、このモチーフ画像データが添付されるコンテンツメールの差出人名及び差出人のメールアカウントとを、互いに対応付けて格納しているものである。そして、各々のキャラクタ登録ファイルは、このメール配信システムのユーザに対応付けられている。
【0020】
ポイント管理部112Aは、CPU及びRAM等と、水晶発振器等からなり現在日時を示す日時情報を連続的に発生するタイマとから構成されており、後述するステップS201〜S203及びS501〜S502の処理を実行する。
ポイント取得部112Bは、CPU及びRAMやハードディスク装置等から構成されており、後述するステップS204〜S209の処理を実行する。また、ポイント取得部112Bは、ポイント換算表52を予め記憶していて、自己へのアクセスに応答して自己が記憶するデータの読み出しを行う。
【0021】
ポイント換算表52は複数のレコードからなり、各々のレコードは、
(a) メールサーバ1が受信する電子メールを特定するヘッダ情報を構成するヘッダ項目を格納するヘッダ項目フィールドと、
(b) このヘッダ項目が満たすべき条件を記述する条件文を格納する基準フィールドと、
(c) このヘッダ項目がこの条件文により記述された条件を満たすとき、この電子メールの受取人に与えられるBポイントの加算点を示す値を格納するBポイント加算点フィールドと、
(d) このヘッダ項目がこの条件文により記述された条件を満たすとき、この電子メールの受取人に与えられるCポイントの加算点を示す値を格納するCポイント加算点フィールドと、
を含んでいる。
【0022】
なお、メール項目は、具体的には、電子メールがメールサーバ1に受信された日付(送信日付)、電子メールがメールサーバ1に受信された時刻(受信時刻)、電子メールの差出人のメールアカウント、及び、電子メールの表題を含んでいる。このうち、電子メールの差出人のメールアカウント及び電子メールの表題は、電子メールの内容に含まれており、送信日付及び受信時刻は、メール送受信部13が後述する処理に従って決定する。
【0023】
ポイント換算表52は、より具体的には、たとえば図4に示すデータ構造を有している。
ポイント換算表52が図4に示すデータ構造を有している場合、たとえば先頭のレコード(レコード#1)は、メールサーバ1が受信する電子メールの差出人のメールアカウントが文字列".co.jp"を含むとき、この電子メールの受取人に5ポイントのBポイント及び1ポイントのCポイントが加算点として与えられることを示している。また、たとえば先頭から3番目のレコード(レコード#3)は、電子メールの受信時刻が9時以降18時未満であるとき、この電子メールの受取人に1ポイントのBポイント及び3ポイントのCポイントが加算点として与えられることを示している。
【0024】
ポイント管理表記憶部12は、RAMやハードディスク装置等から構成されており、ポイント管理表53を記憶していて、自己へのアクセスに応答して、データの記憶や自己が記憶するデータの読み出しを行う。ポイント管理表53は複数のレコードからなり、各々のレコードは、
(e) このメール配信システムのユーザに割り当てられたメールアカウントを格納するアカウントフィールドと、
(f) このユーザに与えられたBポイントを格納するBポイントフィールドと、
(g) このユーザに与えられたCポイントを格納するCポイントフィールドと、
(h) このユーザに割り当てられている元メールアカウント(ドメインネームが付されたメールアカウント)を格納する元アカウントフィールドと、
を含んでいる。
【0025】
ポイント管理表53は、より具体的には、例えば図5に示すデータ構造を有している。
ポイント管理表53が図5に示すデータ構造を有している場合、たとえば、アカウントフィールドに文字列"kato"が格納されているレコード(レコード#1)は、メールアカウントとして文字列"kato"が割り当てられているユーザに、79ポイントのBポイント及び134ポイントのCポイントが与えられていることを示している。
【0026】
メール送受信部13は、CPU及びRAM等と、水晶発振器等からなり現在日時を示す日時情報を連続的に発生するタイマとから構成されており、ネットワークNを介してメールサーバ1へと送信されてきた電子メールを受信して受信日付及び受信時刻を決定し、また、電子メールをネットワークNへと送出する。
また、メール送受信部13は、機能的には、受信メールヘッダ解析部131を備えている。受信メールヘッダ解析部131は、後述するステップS102及びS103の処理を実行する。
【0027】
メールボックス記憶部14は、RAMやハードディスク装置等より構成されており、メールボックス54を記憶している。
メールボックス54は、このメール配信システムのユーザ毎に1個、各ユーザに1対1に対応付けられてメールボックス記憶部14に格納されており、各々のメールボックス54は、例えば、図6に示すデータ構造を有している。
【0028】
すなわち、図6に示すように、メールボックス54は複数のレコードからなり、各々のレコードは、
(i)受け取った電子メールを識別する番号を格納する番号フィールドと、
(j)この電子メールが受信された日付(受信日付)を格納するDateフィールドと、
(k)この電子メールが受信された時刻(受信時刻)を格納するTimeフィールドと、
(l)この電子メールの差出人のメールアカウントを格納するFromフィールドと、
(m)この電子メールの表題を格納するSubjectフィールドと、
(n)この電子メールの本文を格納するMessage Bodyフィールドと、
を含んでいる。
【0029】
なお、メールボックス54の同一のレコードのDateフィールド、Timeフィールド、Fromフィールド及びSubjectフィールドに格納されている送信日付、送信時刻、差出人のメールアカウント及び表題が、このレコードの番号フィールドに格納された番号により識別される電子メールのヘッダ情報を構成するものとする。
【0030】
メールリーダ部15は、CPU及びRAMやハードディスク装置等から構成されている。メールリーダ部15は、POP(Post Office Protocol)サーバの機能を実行する。すなわち、端末2がユーザ等の操作に従って電子メールの読み出しを要求したとき、POP等のプロトコルに従って、この要求に従い、メールボックス54に格納されている電子メールを読み出して、通信制御部16を介し、端末2に供給する。
【0031】
通信制御部16は、DSU(Data Service Unit)やターミナルアダプタ等より構成されており、外部の通信回線を介して、端末2の後述する通信制御部22に接続されている。通信制御部16は、メールリーダ部15と端末2との間におけるデータの伝送を媒介する。
【0032】
端末2は、CRT(陰極線管)やLCD(液晶ディスプレイ)等の表示装置を備えるパーソナルコンピュータ、あるいは移動体電話端末(たとえば、携帯電話端末やPHS(Personal Handyphone System)端末)などより構成されており、機能的には、図2に示すように、メール送受信部21と、通信制御部22とより構成されている。
【0033】
メール送受信部21は、POPクライアントの機能を実行する。すなわち、メール送受信部21は、ユーザ等の操作に従ってメールサーバ1に電子メールの読み出しを要求し、POP等のプロトコルに従ってメールサーバ1から電子メールが供給されると、この電子メールを受信して、自己が備える表示画面上に表示する。
【0034】
通信制御部22は、モデムやターミナルアダプタ等より構成されており、上述の通信回線を介して、メールサーバ1の通信制御部16に接続されている。通信制御部22は、メール送受信部21とメールサーバ1のメールリーダ部15との間におけるデータの伝送を媒介する。
【0035】
(第1の実施の形態:動作)
次に、図1に示すメール配信システムの動作を、図7〜図12を参照して説明する。
図7は、電子メール受信の処理を示すフローチャートである。
図8は、ポイント取得の処理を示すフローチャートである。
図9は、メールサービスAの処理を示すフローチャートである。
図10は、メール作成の処理を示すフローチャートである。
図12は、ポイント管理表クリアの処理を示すフローチャートである。
【0036】
このメール配信システムのメールサーバ1のメール送受信部13は、電子メールを受信するため、まず、このメール配信システムのユーザに宛てられた電子メールが、ネットワークNを介して外部から送信されてきたか否かを判別する(図7、ステップS101)。
そして、電子メールが送信されてこないと判別すると、ステップS101の処理を繰り返し、送信されてきたと判別すると、この電子メールを受信し、受信メールヘッダ解析部131へと供給する。また、メール送受信部13は、自己が発生する日時情報に基づいて、この電子メールを受信した時点の日付(すなわち受信日付)及び時刻(すなわち受信時刻)を決定し、決定した受信日付及び受信時刻を、受信メールヘッダ解析部131へと供給する。
【0037】
受信メールヘッダ解析部131は、自己に供給された電子メールのヘッダ部分に記された宛先のメールアカウントを特定し、特定したメールアカウントが、このメール配信システムのユーザのうちいずれに割り当てられているものであるかを解析する(ステップS102)。
【0038】
受信メールヘッダ解析部131は、ステップS102での解析の結果、宛先のメールアカウントを割り当てられているユーザを特定すると、メールボックス記憶部14にアクセスして、自己が特定したユーザに対応付けられたメールボックス54に、メール送受信部13が受信した電子メールを格納する(ステップS103)。
具体的には、この電子メールのヘッダ情報に含まれる差出人のメールアカウント、表題及び本文を、順に、同一レコードのFromフィールド、Subjectフィールド及びMessage Bodyフィールドに格納する。また、メール送受信部13が供給した受信日付及び受信時刻を、順に、このレコードのDateフィールド及びTimeフィールドに格納する。また、このレコードの番号フィールドには、このレコードを含むメールボックス54に格納された電子メールに割り当てられている最大の番号に1を加えた値を格納する。
【0039】
電子メールをメールボックス54に格納すると、次にコンテンツメール管理制御部11が、図8に示すポイント取得の処理を実行する(ステップS104)。
ポイント取得の処理を開始すると、コンテンツメール管理制御部11のポイント管理部112Aは、メールボックス54から、ステップS103で新たに格納された電子メールのヘッダ情報を読み出す(図8、ステップS201)。
【0040】
次に、ポイント管理部112Aはポイント管理表記憶部12にアクセスし、ヘッダ情報を読み出したメールボックス54に対応付けられたユーザのメールアカウントが、ポイント管理表53のいずれかのレコードに格納されているか否かを判別する(ステップS202)。そして、格納されていると判別すると処理を後述のステップS204に移し、格納されていないと判別すると、当該メールアカウント、Bポイント、Cポイント及び元アカウントを格納するための新たなレコードをポイント管理表53に追加して(ステップS203)、処理をステップS204に移す。
【0041】
ステップS204では、コンテンツメール管理制御部11のポイント取得部112Bが、ステップS201でポイント管理部112Aが読み出したヘッダ情報に含まれる差出人のメールアカウントのドメインネームが、インターネットの運用組織に割り当てられたものであるか(すなわち、差出人のメールアカウントに文字列".ne.jp"が含まれているか)、民間企業に割り当てられたものであるか(すなわち、差出人のメールアカウントに文字列".co.jp"が含まれているか)を判別する。
【0042】
そして、運用組織に割り当てられたものであるとステップS204で判別すると、ポイント取得部112Bは、ヘッダ項目フィールドにヘッダ項目「差出人のメールアカウント」が格納されていて、基準フィールドに「差出人のメールアカウントのドメインネームがインターネットの運用組織に割り当てられている」という条件を表す条件文が格納されているレコードを、ポイント換算表52の各レコードのうちから特定する。次に、ポイント取得部112Bは、特定したレコードからBポイントの加算点及びCポイントの加算点を読み出し、ポイント管理表53にアクセスして、メール送受信部13が受信した電子メールの宛先のメールアカウントを割り当てられているユーザのメールアカウントが格納されているレコードにあるBポイント及びCポイントを、ポイント換算表52から読み出した加算点分増加するよう書き換え(ステップS205)、処理をステップS207に移す。
【0043】
一方、民間企業に割り当てられたものであるとステップS204で判別すると、ポイント取得部112Bは、ヘッダ項目フィールドにヘッダ項目「差出人のメールアカウント」が格納されていて、基準フィールドに「差出人のメールアカウントのドメインネームが民間企業に割り当てられている」という条件を表す条件文が格納されているレコードを、ポイント換算表52の各レコードのうちから特定する。次に、ポイント取得部112Bは、特定したレコードからBポイントの加算点及びCポイントの加算点を読み出し、ポイント管理表53にアクセスして、メール送受信部13が受信した電子メールの宛先のメールアカウントを割り当てられているユーザのメールアカウントが格納されているレコードにあるBポイント及びCポイントを、ポイント換算表52から読み出した加算点分増加するよう書き換え(ステップS206)、処理をステップS207に移す。
【0044】
ステップS207では、ポイント取得部112Bが、ステップS201でポイント管理部112Aが読み出したヘッダ情報に含まれる受信時刻が、18時以降9時未満であるか否かを判別する。
【0045】
そして、18時以降9時未満であるとステップS207で判別すると、ポイント取得部112Bは、ヘッダ項目フィールドにヘッダ項目「受信時刻」が格納されていて、基準フィールドに「受信時刻が18時以降9時未満である」という条件を表す条件文が格納されているレコードを、ポイント換算表52の各レコードのうちから特定する。次に、ポイント取得部112Bは、特定したレコードからBポイントの加算点及びCポイントの加算点を読み出し、ポイント管理表53にアクセスして、メール送受信部13が受信した電子メールの宛先のメールアカウントを割り当てられているユーザのメールアカウントが格納されているレコードにあるBポイント及びCポイントを、ポイント換算表52から読み出した加算点分増加するよう書き換え(ステップS208)、処理を図6に示すステップS105に移す。
【0046】
一方、9時以降18時未満であるとステップS207で判別すると、ポイント取得部112Bは、ヘッダ項目フィールドにヘッダ項目「受信時刻」が格納されていて、基準フィールドに「受信時刻が9時以降18時未満である」という条件を表す条件文が格納されているレコードを、ポイント換算表52の各レコードのうちから特定する。次に、ポイント取得部112Bは、特定したレコードからBポイントの加算点及びCポイントの加算点を読み出し、ポイント管理表53にアクセスして、メール送受信部13が受信した電子メールの宛先のメールアカウントを割り当てられているユーザのメールアカウントが格納されているレコードにあるBポイント及びCポイントを、ポイント換算表52から読み出した加算点分増加するよう書き換え(ステップS209)、処理をステップS105に移す。
【0047】
ステップS105では、コンテンツメール管理制御部11のサービス管理部111Aが、電子メールを受信したユーザに提供するメールサービスの内容を、所定の複数の内容のうちから選択する。具体的には、サービス管理部111Aは、メッセージメール記憶部111Bが記憶する複数の定型メッセージテーブル51のうちから、電子メールを受信したユーザに対応付けられているものを特定する。
【0048】
次に、サービス管理部111Aは、選択した内容のメールサービスを提供するため、複数のメールサービスの処理のうちから、ステップS105で選択した定型メッセージテーブル51に対応付けられているメールサービスの処理を選択して実行する。
なお、以下では、理解を容易にするため、サービス管理部111AはステップS105で、図3に示す定型メッセージテーブル51を特定したものとし、この定型メッセージテーブル51を特定した場合、サービス管理部111Aは、図9に示すメールサービスAの処理(ステップS106A)を実行するものとする。
【0049】
メールサービスAの処理を開始すると、サービス管理部111Aはポイント管理表記憶部12にアクセスし、上述のポイント取得の処理で更新されたBポイント及びCポイントを読み出す(図9、ステップS301)。
次に、サービス管理部111Aは、Bポイント又はCポイントの値が上述の第1ポイントに達しているか否かを判別し(ステップS302)、いずれも達していないと判別すると、処理を終了する。
【0050】
一方、少なくともいずれかが第1ポイントに達していると判別すると、サービス管理部111Aは、Bポイントの値がCポイントの値以上であるか否かを判別し(ステップS303)、Bポイントの値がCポイントの値未満であると判別すると、処理を後述のステップS307に移す。
ステップS303で、Bポイントの値がCポイントの値以上であると判別すると、サービス管理部111Aは、Bポイントの値が上述の第3ポイント以上であるか否かを判別する(ステップS304)。そして、第3ポイント以上であると判別すると、Bポイントが第3ポイント以上でCポイントがBポイントより小さい旨を一時記憶して処理をステップS310に移し、第3ポイント未満であると判別すると、処理をステップS305に移す。
【0051】
ステップS305で、サービス管理部111Aは、Bポイントの値が第2ポイント以上であるか否かを判別する。そして、第2ポイント以上であると判別すると、Bポイントが第2ポイント以上第3ポイント未満でCポイントがBポイントより小さい旨を一時記憶して処理をステップS310に移し、第2ポイント未満であると判別すると、処理をステップS306に移す。
【0052】
ステップS306で、サービス管理部111Aは、Bポイントの値が第1ポイント以上であるか否かを判別する。そして、第1ポイント以上であると判別すると、Bポイントが第1ポイント以上第2ポイント未満でCポイントがBポイントより小さい旨を一時記憶して処理をステップS310に移し、第1ポイント未満であると判別すると、処理を終了する。
【0053】
一方、ステップS307でサービス管理部111Aは、Cポイントの値が第3ポイント以上であるか否かを判別する。そして、第3ポイント以上であると判別すると、Cポイントが第3ポイント以上でBポイントがCポイントより小さい旨を一時記憶して処理をステップS310に移し、第3ポイント未満であると判別すると、処理をステップS308に移す。
【0054】
ステップS308でサービス管理部111Aは、Cポイントの値が第2ポイント以上であるか否かを判別する。そして、第2ポイント以上であると判別すると、Cポイントが第2ポイント以上第3ポイント未満でBポイントがCポイントより小さい旨を一時記憶して処理をステップS310に移し、第2ポイント未満であると判別すると、処理をステップS309に移す。
【0055】
ステップS309で、サービス管理部111Aは、Cポイントの値が第1ポイント以上であるか否かを判別する。そして、第1ポイント以上であると判別すると、Cポイントが第1ポイント以上第2ポイント未満でBポイントがCポイントより小さい旨を一時記憶して処理をステップS310に移し、第1ポイント未満であると判別すると、処理を終了する。
【0056】
ステップS310で、サービス管理部111Aは、ステップS105で選択した定型メッセージテーブル51から、定型メッセージ文を読み出す。ただし、読み出す対象の定型メッセージ文は、ステップS304〜S309のいずれかで一時記憶したBポイント及びCポイントの値の組み合わせに対応付けられているものであるとする。
具体的には、たとえば、BポイントがCポイントより大きく、Bポイントの値が第2ポイント以上第3ポイント未満である場合は、「BポイントがCポイントより大きく、Bポイントの値が第2ポイント以上第3ポイント未満」という場合に対応付けられている定型メッセージを読み出すものとする。
【0057】
次に、サービス管理部111Aは、図10に示すメール作成の処理を実行する(ステップS311)。メール作成の処理を開始すると、サービス管理部111Aはポイント管理表53にアクセスして、ステップS301でBポイント及びCポイントを読み出したレコードに格納されているメールアカウントを読み出す。そして、新規に送信する電子メールのテンプレートを作成し、読み出したメールアカウントを、このテンプレートが備える宛先フィールドに格納する(図10、ステップS401)。
なお、このテンプレートは、送信する電子メールの宛先であるメールアカウントを格納するための上述の宛先フィールドの他、送信元のメールアカウントを格納するための差出人フィールドや、電子メールの本文を格納する本文フィールドを備えるものとする。
【0058】
次に、サービス管理部111Aは、テンプレートの宛先フィールドに格納したメールアカウントに対応付けられたキャラクタが設定されているか否か(すなわち、このメールアカウントに対応付けられたモチーフ画像データを含むキャラクタ登録ファイルが存在するか否か)を判別する(ステップS402)。
そして、設定されていないと判別すると、サービス管理部111Aは、所定の差出人名及び所定のメールアカウントをテンプレートの差出人フィールドに格納し(ステップS403)、処理をステップS406に移す。
【0059】
一方、設定されていると判別すると、サービス管理部111Aは、キャラクタ登録ファイルに格納されている差出人名及びこの差出人のメールアカウントを読み出し、読み出した差出人名及びメールアカウントをテンプレートの差出人フィールドに格納する(ステップS404)。
【0060】
次に、サービス管理部111Aは、キャラクタ登録ファイルから、テンプレートの宛先フィールドに格納したメールアカウントに対応付けられたキャラクタを表すモチーフ画像データを読み出し、読み出したモチーフ画像データを、電子メールの本文と共に表示されるべき画像として電子メールに添付する(ステップS405)。
【0061】
次に、サービス管理部111Aは、ステップS310で読み出した定型メッセージ文をテンプレートの本文フィールドに格納し(ステップS406)、処理を図9のステップS312に移す。
【0062】
ステップS312で、サービス管理部111Aは、ステップS406までの処理で作成された新規の電子メールを送信し(すなわち、上述のテンプレートの各フィールドに格納されたデータを互いに対応付けてネットワークNに送出し)、処理を終了する。
【0063】
ステップS312でネットワークNに送出される電子メール(コンテンツメール、メッセージメール)は、この電子メールを受信する端末2が備える表示画面上では、たとえば図11に示すような画像として表示される。すなわち、図示するように、差出人名が文字列"From"の後に表示され、宛先が文字列"To"の後に表示され、定型メッセージ文と、ステップS406で本文フィールドに格納された定型メッセージと、ステップS405で添付された画像データが表すキャラクタとが更に表示される。
【0064】
また、ポイント管理部112Aは、電子メールの着信の有無とは関わりなく、図12に示すポイント管理表クリアの処理を行う。すなわち、ポイント管理部112Aは、自己が発生する日時情報に基づき、所定の期日が到来したか否かを判別する(図12、ステップS501)。到来していないと判別するとステップS501の処理を再び実行し、到来したと判別すると、ポイント管理表の全レコードのBポイントフィールド及びCポイントフィールドに格納されている値を所定の初期値(たとえば、0)に更新し(ステップS502)、処理を終了する。
【0065】
なお、このメール配信システムの構成は上述のものに限られない。
たとえば、上述の第1、第2及び第3ポイントの値は、第3ポイントが最も大きく、次いで第2ポイントが大きく、第1ポイントが最も小さい、という関係になっている限り任意である。また、定型メッセージ文に対応付けられたBポイント及びCポイントの値として第4ポイント以降の値が設定されていてもよいし、第1ポイントのみが設定されていても、第1及び第2ポイントのみが設定されていてもよい。
また、BポイントやCポイントの加算点は、電子メールの内容により決まる任意の基準に基づいて決定してよい。また、累積結果に基づいてコンテンツメールの送信をするか否かを決定するために累計する点数が、BポイントやCポイントの他に存在してもよい。あるいは、このメール配信システムは、Bポイント又はCポイントの累計を行わなくてもよい。
【0066】
また、コンテンツメール管理制御部11と、ポイント管理表記憶部12と、メール送受信部13と、メールボックス記憶部14及びメールリーダ部15の全部又は一部が共通のCPU、RAM、ハードディスクやタイマより構成されていてもよい。また、通信制御部16及び22はイーサネットインターフェース等より構成されていてもよい。
【0067】
また、サービス管理部111Aは、メール送受信部13が電子メールを受信する度にメール作成の処理を行うものである必要はなく、たとえば、一定時間毎に繰り返してメッセージメールサービスの処理を行ってもよい。この場合、サービス管理部111Aは、メールサービスAの処理として、たとえば図13に示す処理を行えばよい。
【0068】
すなわち、サービス管理部111Aは、ステップS301の処理を行う前に、まず、予め設定された一定の時間周期が、ステップS312の処理を最後に行ってから経過したか否かを判別する(ステップS300A)。なおこの場合、サービス管理部111Aは、たとえば、水晶発振器等からなり現在日時を示す日時情報を連続的に発生するタイマを備えるものとし、この日時情報に基づいて、ステップS300Aの判別を行うものとする。
【0069】
そして、サービス管理部111Aは、一定の時間周期が経過していないと判別すると処理をステップS300Aに戻し、経過したと判別すると、カウント用の変数Pを格納する記憶領域を新たに確保して、変数Pの初期値「1」を、この記憶領域に格納する(ステップS300B)。
【0070】
次に、サービス管理部111Aは、上述のステップS301〜S312の処理を行う。ただし、ステップS301で、サービス管理部111Aは、ポイント管理表53の先頭からP番目のレコードに格納されているBポイント及びCポイントを読み出すものとする。
【0071】
次に、サービス管理部111Aは、変数Pの値がポイント管理表53のレコードの総数に達しているか否か(すなわち、ポイント管理表53の最終レコードが既に読み出されたか否か)を判別し(ステップS313)、レコードの総数に達していないと判別すると、変数Pの値を1だけインクリメントして(ステップS314)、処理をステップS301に戻す。一方、レコードの総数に達していると判別すると、処理を終了する。
【0072】
(第2の実施の形態)
図14は、この発明の第2の実施の形態にかかるメール配信システムの物理的構成を示す図である。
図示するように、このメール配信システムは、図1に示す構成に加え、更にコンテンツサーバ3を備えている。コンテンツサーバ3は、ネットワークNに接続されている。
【0073】
図14の構成におけるメールサーバ1は、図15に示す構成を有している。すなわち、図示するように、メール送受信部13と、メールボックス記憶部14と、メールリーダ部15と、通信制御部16とを備えている。メール送受信部13は、受信メールヘッダ解析部131と、メール転送部132とを備えている。メールリーダ部15は、メール形式変換部151を備えている。このうち、メールボックス記憶部14及び受信メールヘッダ解析部131は、図2の構成におけるものと実質的に同一のものである。
【0074】
メール転送部132は、CPU、RAM及びハードディスク装置等より構成されており、後述するステップS604〜S606の処理を実行する。
なお、メール転送部132は、転送先アドレステーブル55を記憶する。転送先アドレステーブル55は、図16に示すデータ構造を有している。すなわち、転送先アドレステーブル55は、このメール配信システムのユーザのメールアカウントと、当該メールアカウント宛ての電子メールの転送先のメールアカウント(転送先アドレス)とを、互いに対応付けて格納する。
【0075】
メール形式変換部151は、CPU及びRAM等より構成されており、メールボックス54から読み出して端末2に供給する電子メールを、端末2が表示可能な形式に変換する処理を実行する。
【0076】
図15の構成における通信制御部16は、無線送信機及び無線受信機等より構成されており、無線通信回線を介して端末2に接続され、メールリーダ部15と端末2との間におけるデータの伝送を媒介する。
【0077】
端末2は、移動体電話端末などより構成されており、このメール配信システムのユーザに対応付けられている。そして、端末2は、上述の無線通信回線を介して、後述するメールサーバ1の通信制御部16に接続されている。
コンテンツサーバ3は、図2の構成のメールサーバ1のコンテンツメール管理制御部11及びポイント管理表記憶部12と実質的に同一の構成を備えており、後述する処理を行う。
【0078】
次に、図14に示すメール配信システムの動作を、図17を参照して説明する。図17は、メールサーバ1が実行する処理を示すフローチャートである。
【0079】
図14のメール配信システムのメールサーバ1のメール送受信部13は、上述のステップS101〜S103の処理と実質的に同一の処理(ステップS601〜S603)を行うことにより電子メールを受信し、受信した電子メールの宛先のメールアカウントを割り当てられているユーザを特定して、特定したユーザに対応付けられたメールボックス54に、受信した電子メールを格納する。
【0080】
電子メールをメールボックス54に格納すると、メール送受信部13のメール転送部132は、特定したユーザに対応付けられた端末2に、このユーザ宛の電子メールの着信があったことを通知する(ステップS604)。次に、メール転送部132は、受信したメールの差出人のメールアカウントのドメインネーム部分が特定のドメインネームであるか否かを判別する(ステップS605)。そして、特定のドメインネームではないと判別すると、メールサーバ1は処理を終了する。
【0081】
一方、特定のドメインネームであると判別すると、メール転送部132は、ステップS603で特定したユーザに対応付けられている転送先アドレスが設定されているか否か(すなわち、転送先アドレステーブル55に格納されている転送先アドレスのうち、ステップS603で特定したユーザに対応付けられている転送先アドレスが存在するか否か)を判別する(ステップS606)。
【0082】
そして、該当する転送先アドレスが設定されていないと判別すると、メールサーバ1は処理を終了する。一方、該当する転送先アドレスが設定されていると判別すると、メール転送部132は、受信した電子メールを、設定されていると判別された転送先アドレスに宛てて転送し(ステップS607)、処理を終了する。
【0083】
コンテンツサーバ3は、転送先アドレスに宛てて転送された電子メールを受信する。そして、上述したポイント取得の処理、メールサービスAの処理、メール作成の処理及びポイント管理表クリアの処理を実行する。ただし、コンテンツサーバ3は、メールサーバ1より転送された電子メールをユーザに宛てて送信されてきた電子メールとして扱うものとする。
【0084】
以上、この発明の実施の形態を説明したが、この発明にかかるメールサーバは、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、ネットワークNに接続されたサーバコンピュータに、上述のメールサーバ1の動作を実行するためのプログラムを格納した媒体(ROM、フロッピー・ディスク、CD−ROM等)から該プログラムをインストールし、このサーバコンピュータに接続されたパーソナルコンピュータに、上述の端末2の動作を実行するためのプログラムを格納した媒体から該プログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行するメール配信システムを構成することができる。また、ネットワークNに接続されたサーバコンピュータに、上述のコンテンツサーバ3の動作を実行するためのプログラムを格納した媒体から該プログラムをインストールすることにより、このサーバコンピュータにコンテンツサーバ3の動作を実行させることができる。
【0085】
また、例えば、通信ネットワークNの掲示板(BBS)にこれらのプログラムを掲示し、これをネットワークNを介して配信してもよい。そして、これらのプログラムを起動し、OSの制御下に、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行することができる。
【0086】
なお、OSが処理の一部を分担する場合、あるいは、OSが本願発明の1つの構成要素の一部を構成するような場合には、記録媒体には、その部分をのぞいたプログラムを格納してもよい。この場合も、この発明では、その記録媒体には、コンピュータが実行する各機能又はステップを実行するためのプログラムが格納されているものとする。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ユーザへの電子メールの発信を行い、電子メールの利用を促進するためのメールサーバが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態にかかるメール配信システムの基本構成を示すブロック図である。
【図2】図1のメールサーバ及び端末の構成を示す図である。
【図3】定型メッセージテーブルのデータ構造を模式的に示す図である。
【図4】ポイント換算表のデータ構造を模式的に示す図である。
【図5】ポイント管理表のデータ構造を模式的に示す図である。
【図6】メールボックスのデータ構造を模式的に示す図である。
【図7】電子メール受信の処理を示すフローチャートである。
【図8】ポイント取得の処理を示すフローチャートである。
【図9】メールサービスAの処理を示すフローチャートである。
【図10】メール作成の処理を示すフローチャートである。
【図11】表示された電子メールの画像を示す図である。
【図12】ポイント管理表クリアの処理を示すフローチャートである。
【図13】メールサービスAの処理の変形例を示すフローチャートである。
【図14】この発明の第2の実施の形態にかかるメール配信システムの基本構成を示すブロック図である。
【図15】図14のメールサーバの構成を示す図である。
【図16】転送先アドレステーブルのデータ構造を模式的に示す図である。
【図17】図14のメールサーバが実行する処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…メールサーバ、11…コンテンツメール管理制御部、12…ポイント管理表記憶部、13…メール送受信部、14…メールボックス記憶部、15…メールリーダ部、16…通信制御部16、111…サービス管理制御部、112…ポイント管理制御部、111A…サービス管理部、111B…メッセージメール記憶部、112A…ポイント管理部、112B…ポイント取得部、131…受信メールヘッダ解析部、132…メール転送部、151…メール形式変換部、2…端末、21…メール送受信部、22…通信制御部、3…コンテンツサーバ、51…定型メッセージテーブル、52…ポイント換算表、53…ポイント管理表、54…メールボックス、55…転送先アドレステーブル、N…ネットワーク

Claims (6)

  1. 第1の電子メールを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記第1の電子メールの内容に基づき、当該第1の電子メールの名宛人に付与する点数を決定するポイント付与手段と、
    前記点数を、前記名宛人毎に累計するポイント集計手段と、
    累計された前記点数が所定の値に達したか否かを判別し、達したと判別したとき、当該点数を付与された名宛人に宛てて第2の電子メールを送信する送信手段と、を備える、
    ことを特徴とするメールサーバ。
  2. 前記ポイント付与手段は、前記受信手段が受信した前記第1の電子メールの送信元の所属を表すドメイン情報を当該第1の電子メールより取得し、取得した当該ドメイン情報に基づき、当該第1の電子メールの名宛人に付与する点数を決定する手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメールサーバ。
  3. 前記受信手段は、前記第1の電子メールを受信した時間帯を特定する時間帯情報を取得する手段を備え、
    前記ポイント付与手段は、前記受信手段が取得した前記時間帯情報に基づき、当該第1の電子メールの名宛人に付与する点数を決定する手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のメールサーバ。
  4. 所定の定型データを前記名宛人に対応付けて記憶する定型データ記憶手段を備え、
    前記送信手段は、累計された前記所定の値に達したと判別された点数を付与された名宛人に対応付けられた前記定型データを含む前記第2の電子メールを作成し、作成した当該第2の電子メールを送信する手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のメールサーバ。
  5. 前記受信手段は、自己が受信した前記第1の電子メールを転送する転送手段を備え、
    前記ポイント付与手段は、前記転送手段が転送した第1の電子メールを外部のネットワークを介して受信し、受信した当該第1の電子メールの内容に基づき、当該第1の電子メールの名宛人に付与する点数を決定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のメールサーバ。
  6. コンピュータを、
    第1の電子メールを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記第1の電子メールの内容に基づき、当該第1の電子メールの名宛人に付与する点数を決定するポイント付与手段と、
    前記点数を、前記名宛人毎に累計するポイント集計手段と、
    累計された前記点数が所定の値に達したか否かを判別し、達したと判別したとき、当該点数を付与された名宛人に宛てて第2の電子メールを送信する送信手段と、
    して機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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