JP6780177B1 - メッセージ送信システム、メッセージ送信プログラム、およびメッセージ送信方法 - Google Patents

メッセージ送信システム、メッセージ送信プログラム、およびメッセージ送信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電子メールとは異なる形式のメッセージ送信手段でメッセージを送信可能なメッセージ送信システムを提供する。【解決手段】電子メールとは形式が異なるメッセージ送信手段を示すメッセージ送信手段情報を顧客の識別情報と対応付けて受け付ける登録受付部41と、特定のメールアドレスを生成するメールアドレス生成部42と、顧客管理システム9に登録されていない生成メールアドレスである未登録メールアドレスを顧客情報記憶部43から取得する未登録メールアドレス取得部44と、未登録メールアドレス取得部44によって取得された未登録メールアドレスを識別情報と対応付けて顧客管理システム9に登録する登録部46と、登録された生成メールアドレス宛に送信された電子メールを受信する電子メール受信部51と、受信された電子メールを、登録受付部41が示すメッセージ送信手段により送信するメッセージ送信部55とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、メッセージ送信システム、メッセージ送信プログラム、およびメッセージ送信方法に関する。
電子メールに基づくシステムが数多くある。例えば特許文献1に記載の顧客管理システムでは、顧客はメールマガジン会員の登録を行うことができる。具体的には、メールアドレスが端末に入力されると、入力されたメールアドレスがネットワークを介して端末から顧客情報データベースに送信される。顧客情報データベースでは、送信されたメールアドレスが登録番号と対応付けられて記録される。
特開2016−91492号公報
種々のソーシャルネットワークサービス(SNS)の登場により、メッセージの送信手段は多様化している。これに伴い、電子メールの利用率および利用頻度が減少している。電子メールの利用率および利用頻度が減少した場合、電子メールに基づくシステムを有効活用できない可能性がある。
本発明の目的は、電子メールに基づくシステムを利用しつつ、電子メールとは異なる形式のメッセージ送信手段でメッセージを送信可能なメッセージ送信システム、メッセージ送信プログラム、およびメッセージ送信方法を提供することである。
本発明の第一態様に係るメッセージ送信システムは、電子メールとは形式が異なるメッセージ送信手段を示すメッセージ送信手段情報を受け付ける登録受付部と、前記登録受付部によって前記メッセージ送信手段情報が受け付けられた場合に、特定のメールアドレスを生成するメールアドレス生成部と、前記特定のメールアドレスである生成メールアドレスを外部のメールアドレス管理システムに登録する登録部と、前記登録部によって前記メールアドレス管理システムに登録された前記生成メールアドレス宛に前記電子メールが送信された場合、送信された前記電子メールを受信する受信部と、前記受信部によって前記電子メールが受信された場合、受信された前記電子メールの内容を、前記登録受付部によって受け付けられた前記メッセージ送信手段情報が示す前記メッセージ送信手段により送信するメッセージ送信部とを備えたことを特徴とする。
第一態様によれば、メールアドレス管理システムが利用されて生成メールアドレス宛に電子メールが送信されると、送信された電子メールの内容がメッセージ送信手段で送信される。よって、メッセージ送信システムは、電子メールに基づくシステムを利用しつつ、電子メールとは異なる形式のメッセージ送信手段でメッセージを送信できる。
本発明の第一態様に係るメッセージ送信システムは、前記メールアドレス生成部によって生成された前記生成メールアドレス毎に前記メールアドレス管理システムに登録したか否かを記憶する登録済記憶部と、前記メールアドレス管理システムに登録されていない前記未登録メールアドレスを前記登録済記憶部から取得する未登録メールアドレス取得部とを備えてもよい。この場合、送信手段情報の受付処理と、生成メールアドレスを外部のメールアドレス管理システムに登録する登録処理を、非同期に行うことができる。この仕組みは、受付処理と登録処理が物理的に離れたところで行われる場合に特に有用となる。
本発明の第二態様に係るメッセージ送信システムは、電子メールとは形式が異なるメッセージ送信手段を示すメッセージ送信手段情報を顧客の識別情報と対応付けて受け付ける登録受付部と、前記登録受付部によって前記メッセージ送信手段情報が受け付けられた場合に、特定のメールアドレスを生成するメールアドレス生成部と、前記特定のメールアドレスである生成メールアドレスを前記識別情報と対応付けて外部の顧客管理システムに登録する登録部と、前記登録部によって前記顧客管理システムに登録された前記生成メールアドレス宛に前記電子メールが送信された場合、送信された前記電子メールを受信する受信部と、前記受信部によって前記電子メールが受信された場合、受信された前記電子メールの内容を、前記登録受付部によって受け付けられた前記メッセージ送信手段情報が示す前記メッセージ送信手段により送信するメッセージ送信部とを備えたことを特徴とする。
第二態様は第一態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第二態様に係るメッセージ送信システムは、前記メールアドレス生成部によって生成された前記生成メールアドレス毎に前記顧客管理システムに登録したか否かを記憶する登録済記憶部と、前記顧客管理システムに登録されていない前記生成メールアドレスである未登録メールアドレスを前記登録済記憶部から取得する未登録メールアドレス取得部とを備えてもよい。この場合、送信手段情報と顧客の識別情報の受付処理と、生成メールアドレスを外部の顧客管理システムに登録する登録処理を、非同期に行うことができる。この仕組みは、受付処理と登録処理が物理的に離れたところで行われる場合に特に有用となる。
本発明の第二態様に係るメッセージ送信システムにおいて、前記登録受付部は、前記識別情報を示す特定のURLである招待URLに接続された場合、前記メッセージ送信手段情報を前記招待URLが示す前記識別情報と対応付けて受け付けてもよい。この場合、ユーザは招待URLに接続するだけでメッセージ送信手段情報を識別情報と対応付けて登録できる。よって、メッセージ送信システムはユーザがメッセージ送信手段情報を登録する際に識別情報を入力する手間を省くことができる。
本発明の第二態様に係るメッセージ送信システムは、前記識別情報に対応付けて携帯電話番号を管理可能な前記顧客管理システムを参照することで、前記識別情報と対応する前記携帯電話番号を抽出する抽出部と、前記識別情報に基づいて前記招待URLを生成する招待URL生成部と、前記抽出部によって抽出された前記携帯電話番号宛てに、前記招待URL生成部によって生成された前記招待URLを、ショートメッセージサービス(SMS)を介して送信するSMS送信部とを備えてもよい。この場合、メッセージ送信システムは、より多くの顧客に対して招待URLを送信できる。
本発明の第二態様に係るメッセージ送信システムは、前記顧客管理システムを参照して、前記識別情報が示す顧客を特定可能か否かを判断する特定判断部と、顧客を特定不能と前記特定判断部によって判断された場合に、前記登録部による前記未登録メールアドレスの前記顧客管理システムへの登録を保留し、且つ前記識別情報と登録が保留された理由とを対応付けて記憶する保留情報記憶部とを備え、前記登録部は、顧客を特定可能と前記特定判断部によって判断された場合に、前記未登録メールアドレスを前記識別情報と対応付けて前記顧客管理システムに登録してもよい。この場合、メッセージ送信システムの利用者は未登録メールアドレスの顧客管理システムへの登録が保留された理由を調べることができる。
本発明の第二態様に係るメッセージ送信システムにおいて、前記顧客管理システムは、メールアドレスを記憶可能なメールアドレス記憶領域と、メールアドレスを含む情報を記憶可能な情報記憶領域とを含み、前記登録部は、前記未登録メールアドレスを前記識別情報と対応付けて前記顧客管理システムに登録する場合に、前記顧客管理システムを参照し、前記識別情報が示す顧客のメールアドレスである顧客メールアドレスが既に前記メールアドレス記憶領域に登録されている場合、前記顧客メールアドレスを前記情報記憶領域に記憶し、且つ前記未登録メールアドレスを前記メールアドレス記憶領域に記憶してもよい。この場合、メッセージ送信システムは、顧客管理システムで管理されている顧客メールアドレスを削除することなく、顧客管理システムを利用できる。
本発明の第一態様および第二態様に係るメッセージ送信システムは、前記受信部によって前記電子メールが受信された場合、受信された前記電子メールの内容を前記メッセージ送信手段に応じて変換するメッセージ変換部を備え、前記メッセージ送信部は、前記メッセージ変換部によって変換された前記電子メールの内容を、前記メッセージ送信手段により送信してもよい。この場合、メッセージ送信システムは、電子メールの内容を、メッセージ送信手段に応じた適切な内容で送信できる。
本発明の第三態様に係るメッセージ送信プログラムは、電子メールとは形式が異なるメッセージ送信手段を示すメッセージ送信手段情報を受け付ける受付処理と、前記受付処理で前記メッセージ送信手段情報が受け付けられた場合に、特定のメールアドレスを生成する生成処理と、前記特定のメールアドレスである生成メールアドレスを外部のメールアドレス管理システムに登録する登録処理と、前記登録処理で前記メールアドレス管理システムに登録された前記生成メールアドレス宛に前記電子メールが送信された場合、送信された前記電子メールを受信する受信処理と、前記受信処理で前記電子メールが受信された場合、受信された前記電子メールの内容を、前記受付処理で受け付けられた前記メッセージ送信手段情報が示す前記メッセージ送信手段により送信するメッセージ送信処理とをコンピュータに実行させる。
第三態様は第一態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第四態様に係るメッセージ送信プログラムは、電子メールとは形式が異なるメッセージ送信手段を示すメッセージ送信手段情報を顧客の識別情報と対応付けて受け付ける受付処理と、前記受付処理で前記メッセージ送信手段情報が受け付けられた場合に、特定のメールアドレスを生成するメールアドレス生成処理と、前記特定のメールアドレスである生成メールアドレスを前記識別情報と対応付けて外部の顧客管理システムに登録する登録処理と、前記登録処理で前記顧客管理システムに登録された前記生成メールアドレス宛に前記電子メールが送信された場合、送信された前記電子メールを受信する受信処理と、前記受信処理で前記電子メールが受信された場合、受信された前記電子メールの内容を、前記受付処理で受け付けられた前記メッセージ送信手段情報が示す前記メッセージ送信手段により送信するメッセージ送信処理とをコンピュータに実行させる。
第四態様は第一態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第五態様に係るメッセージ送信方法は、電子メールとは形式が異なるメッセージ送信手段を示すメッセージ送信手段情報を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップで前記メッセージ送信手段情報が受け付けられた場合に、特定のメールアドレスを生成するメールアドレス生成ステップと、前記特定のメールアドレスである生成メールアドレスを外部のメールアドレス管理システムに登録する登録ステップと、前記登録ステップで前記メールアドレス管理システムに登録された前記生成メールアドレス宛に前記電子メールが送信された場合、送信された前記電子メールを受信する受信ステップと、前記受信ステップで前記電子メールが受信された場合、受信された前記電子メールの内容を、前記受付ステップで受け付けられた前記メッセージ送信手段情報が示す前記メッセージ送信手段により送信するメッセージ送信ステップとを備えたことを特徴とする。
第五態様は第一態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第六態様に係るメッセージ送信方法は、電子メールとは形式が異なるメッセージ送信手段を示すメッセージ送信手段情報を顧客の識別情報と対応付けて受け付ける受付ステップと、前記受付ステップで前記メッセージ送信手段情報が受け付けられた場合に、特定のメールアドレスを生成するメールアドレス生成ステップと、前記特定のメールアドレスである生成メールアドレスを前記識別情報と対応付けて外部の顧客管理システムに登録する登録ステップと、前記登録ステップで前記顧客管理システムに登録された前記生成メールアドレス宛に前記電子メールが送信された場合、送信された前記電子メールを受信する受信ステップと、前記受信ステップで前記電子メールが受信された場合、受信された前記電子メールの内容を、前記受付ステップで受け付けられた前記メッセージ送信手段情報が示す前記メッセージ送信手段により送信するメッセージ送信ステップとを備えたことを特徴とする。
第六態様は第一態様と同様の効果を奏することができる。
メッセージ送信システム1の機能ブロック図である。 顧客管理テーブル90の概念図である。 URL生成送信処理のフローチャートである。 一顧客に対するメッセージ送信処理のフローチャートである。 受付処理のフローチャートである。 顧客情報テーブル60の概念図である。 登録処理のフローチャートである。 未登録メールアドレスの登録態様を説明するための顧客管理テーブル90の概念図である。 登録保留リスト70の概念図である。 送受信処理のフローチャートである。
<メッセージ送信システム1の概要>
以下、本発明の一実施形態に係るメッセージ送信システム1について図面を参照して説明する。図1に示すように、メッセージ送信システム1は、利用者端末2とサーバ4とを備える。利用者端末2は、パーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン等であり、メッセージ送信システム1の利用者によって使用される。利用者端末2およびサーバ4は、ネットワークを介して外部の顧客管理システム9および顧客端末7と相互に通信可能である。サーバ4は、顧客管理システム9を利用して送信された電子メールを、SNS等を利用したメッセージとして顧客端末7へ送信できる。通常、利用者は利用者端末2でこれらの動作を行う。
<顧客管理システム9>
顧客管理システム9は、メッセージ送信システム1外のサーバによって運用されており、顧客の識別情報を管理する。識別情報は、一の顧客を他の顧客と識別可能な情報であり、本実施形態では顧客の登録番号と登録名とを含む。なお、識別情報は登録番号および登録名のいずれか一方のみでもよいし、他の情報(顧客の誕生日、住所、年齢、性別等)をさらに含んでもよい。
顧客管理システム9は、ログインするためのIDとパスワードを顧客管理システム9の各利用者に予め発行する。顧客管理システム9に有効なIDとパスワードが入力されると、入力されたIDに応じて顧客管理システム9にログインされる。顧客管理システム9にログインされると、顧客の識別情報の閲覧・取得・編集、電子メールの顧客への送信等、様々な動作が実行可能となる。
図2に示すように、顧客管理システム9は顧客管理テーブル90を備える。顧客管理テーブル90は、顧客を管理するためのデータベースを構成し、登録番号エリア91、登録名エリア92、メールアドレスエリア93、携帯電話番号エリア94、および備考エリア95を備える。
登録番号エリア91には顧客の登録番号(1、2、3・・・)が格納される。登録名エリア92には顧客の登録名(佐藤 太郎、田中 次郎、鈴木 三郎・・・)が格納される。メールアドレスエリア93にはメールアドレス(sato@t.com、a0@a.com・・・)が格納される。携帯電話番号エリア94には顧客の携帯電話番号(000−0000−0000・・・)が格納される。備考エリア95には各種情報が格納される。各種情報は、メールアドレス、顧客の誕生日等である。登録番号、登録名、メールアドレス、各種情報は、それぞれ対応付けられて顧客管理テーブル90に記憶される。このため、顧客管理システム9は顧客の情報を管理できる。
<URL生成送信処理>
図1に示すように、利用者端末2は、電話番号抽出部21、招待URL生成部22、およびSMS送信部23を備える。URL生成送信処理(図3参照)では、URL生成送信プログラムに基づいて、各機能ブロックに対応する処理が利用者端末2で実行される。具体的には、URL生成送信処理では、顧客管理システム9が利用されて、顧客に招待URLを送信するための処理が行われる。利用者は、利用者端末2上で顧客管理システム9にログインした状態で、URL生成送信処理を実行するための指示を利用者端末2に入力する。
図3に示すように、URL生成送信処理が開始されると、電話番号抽出部21は電話番号抽出処理を行う(S11)。電話番号抽出処理では、携帯電話番号と、その携帯電話番号が対応する登録番号および登録名とを、顧客管理テーブル90から抽出してリスト化する。図2に示す顧客管理テーブル90の一例では、電話番号抽出部21は、登録番号「3」、登録名「鈴木 三郎」、携帯電話番号「000−0000−0000」を抽出する。なお、携帯電話番号が登録されている顧客が複数ある場合には、複数の携帯電話番号と識別情報が対応付けられて抽出される。
招待URL生成部22は招待URL生成処理を行う(S12)。招待URL生成処理では、識別情報(登録番号および登録名)に基づいて、ネットワークを介してサーバ4に接続するための招待URLが生成される。つまり、招待URLは識別情報を示す特定のURLである。このため、サーバ4は、顧客によって招待URLを介して接続されると、接続した顧客を識別情報に基づいて特定できる。
SMS送信部23はSMS送信処理を行う(S13)。SMS送信処理では、携帯電話番号宛てに招待URLがショートメッセージサービス(SMS)を介して送信される。顧客は、送信された招待URLを例えば顧客端末7上でクリックすることで、サーバ4と通信できる。URL生成送信処理は終了する。
<メッセージ送信処理>
図1に示すように、サーバ4は、登録受付部41、メールアドレス生成部42、顧客情報記憶部43、未登録メールアドレス取得部44、特定判断部45、登録部46、電子メール受信部51、メッセージ送信手段情報特定部52、メッセージ生成部53、メッセージ加工部54、およびメッセージ送信部55を備える。
メッセージ送信処理では、メッセージ送信プログラムに基づいて、各機能ブロックに対応する処理がサーバ4で実行される。図4は、一顧客に対するメッセージ送信処理のフローチャートである。具体的には、メッセージ送信処理では、メッセージ送信手段情報の受け付け、顧客管理システム9への生成メールアドレスの登録、電子メールの受信、メッセージ送信手段でのメッセージの送信等が行われる。
図4に示すように、メッセージ送信処理が開始されると、サーバ4は、受付処理(S20、図5参照)、登録処理(S30、図6参照)、送受信処理(S40、図10参照)を行う。以下、各処理の詳細を説明する。
<受付処理>
図5に示すように、登録受付部41はメッセージ送信手段情報を識別情報と対応付けて受け付ける(S21)。メッセージ送信手段情報は、電子メールとは異なる形式でメッセージを送信する手段(以下、「メッセージ送信手段」という。)の種別と、メッセージ送信手段において顧客を特定するためのID(以下、「メッセージID」という。)とを示す。メッセージ送信手段は、例えばSNSのメッセージングサービスであり、メッセージIDはSNSのIDである。顧客は、例えば招待URLをクリックし、顧客端末7からネットワークを介してメッセージ送信手段情報を入力する。
メールアドレス生成部42は特定のメールアドレスを生成する(S22)。以下では、メールアドレス生成部42によって生成された特定のメールアドレスを、「生成メールアドレス」という。メッセージ送信手段情報が受け付けられる度に、その都度異なる生成メールアドレスが生成される。
顧客情報記憶部43は、S21で受け付けられたメッセージ送信手段情報と識別情報とS22で生成された生成メールアドレスとを、それぞれ対応付けて顧客情報テーブル60(図6参照)に記憶する(S23)。
<顧客情報テーブル60>
図6に示すように、顧客情報テーブル60は、登録番号エリア61、登録名エリア62、携帯電話番号エリア63、生成メールアドレスエリア64、メッセージ送信手段エリア65、メッセージIDエリア66、保留中エリア67、および登録済エリア68を備える。
登録番号エリア61には顧客の登録番号(1、2、3・・・)が格納される。登録名エリア62には顧客の登録名(佐藤 太郎、田中 次郎、鈴木 三郎・・・)が格納される。携帯電話番号エリア63には顧客の携帯電話番号(000−0000−0000・・・)が格納される。生成メールアドレスエリア64には生成メールアドレス(a1@a.com、a2@a.com・・・)が格納される。メッセージ送信手段エリア65にはメッセージ送信手段の種別(メッセージ送信手段A、メッセージ送信手段B、メッセージ送信手段C・・・)が格納される。メッセージIDエリア66にはメッセージID(abcd、dcba、efgh・・・)が格納される。
保留中エリア67には顧客管理システム9への生成メールアドレスの登録が保留中か否かを示す情報(以下、「保留中情報」という。)が格納される。なお、保留中情報の「保留中」は顧客管理システム9への生成メールアドレスの登録が保留されていることを示す。登録済エリア68には生成メールアドレスが顧客管理システム9へ登録済みか否かを示す情報(以下、「登録済情報」という。)が格納される。なお、登録済情報の「未」は、生成メールアドレスが顧客管理システム9へまだ登録されていないことを示し、登録済情報の「済」は、生成メールアドレスが顧客管理システム9へ登録済みであることを示す。登録番号、登録名、携帯電話番号、生成メールアドレス、メッセージ送信手段、メッセージID、保留中情報、および登録済情報は、それぞれ対応付けられて顧客情報テーブル60に記憶される。
<登録処理>
図7に示すように、未登録メールアドレス取得部44は顧客情報テーブル60(図6参照)から未登録メールアドレスを取得する(S31)。未登録メールアドレスは、「未」となっている登録済エリア68に対応する生成メールアドレスである。つまり、未登録メールアドレスは、顧客管理システム9へまだ登録されていない生成メールアドレスである。
特定判断部45は、顧客管理テーブル90(図2参照)を参照することで、未登録メールアドレスに対応する識別情報(以下、「対象識別情報」という。)に基づいて、顧客を特定可能か否かを判断する(S32)。
図6に示す顧客情報テーブル60の「登録番号:1、登録名:佐藤 太郎」および「登録番号:2、登録名:田中 次郎」は、それぞれ、図2に示す顧客管理テーブル90の「登録番号:1、登録名:佐藤 太郎」および「登録番号:2、登録名:田中 次郎」と識別情報(登録番号および登録名の両方)が一致する。このように、対象識別情報が顧客管理システム9に登録されている複数の識別情報と一致する場合、特定判断部45は顧客管理テーブル90において対象識別情報が示す顧客を特定可能と判断する(S32:YES)。この場合、登録部46は、顧客管理システム9への生成メールアドレスの登録処理を行う(S33)。登録処理では、未登録メールアドレスが識別情報に対応付けられて顧客管理システム9に登録される。具体的には、顧客管理テーブル90が参照されて、メールアドレスエリア93に顧客メールアドレスが既に登録されているか否かが判断される。顧客メールアドレスは、対象識別情報が示す顧客のメールアドレスである。
図2に示す顧客管理テーブル90の「登録番号:1、登録名:佐藤 太郎」のように、メールアドレスエリア93に顧客メールアドレス(sato@t.com)が既に登録されている場合、図8に示す顧客管理テーブル90の「登録番号:1、登録名:佐藤 太郎」のように、顧客メールアドレス(sato@t.com)が備考エリア95に格納され、且つメールアドレスエリア93に未登録メールアドレス(a1@a.com)が格納される。
図2に示す顧客管理テーブル90の「登録番号:2、登録名:田中 次郎」のように、メールアドレスエリア93に顧客メールアドレスが登録されていない場合、図8に示す顧客管理テーブル90の「登録番号:2、登録名:田中 次郎」のように、未登録メールアドレス(a2@a.com)がそのままメールアドレスエリア93に格納される。以下では、登録処理においてメールアドレスエリア93に記憶された生成メールアドレスを、「登録メールアドレス」という。
登録部46は、登録メールアドレスに対応する登録済エリア68に登録済情報として「済」を格納する(S34)。
後述の保留理由がある場合、特定判断部45は顧客管理テーブル90において対象識別情報が示す顧客を特定不能と判断する(S32:NO)。この場合、顧客情報記憶部43は保留理由を識別情報と対応付けて登録保留リスト70(図9参照)に記憶し、顧客情報テーブル60の保留中エリア67に保留中情報として「保留中」を格納する(S35)。このとき、登録部46は未登録メールアドレスの顧客管理システム9への登録を保留する。
<保留理由>
保留理由は、対象識別情報が示す顧客が特定不能となる理由であり、すなわち未登録メールアドレスの顧客管理システム9への登録が保留される理由である。以下では保留理由の一例を説明する。図6に示す顧客情報テーブル60の「登録番号:4、登録名:山田 聡子」は、図2に示す顧客管理テーブル90の「登録番号:4、登録名:岩田 四郎」および「登録番号:5、登録名:山田 聡子」と登録名および登録番号の両方が一致しない。つまり、対象識別情報が示す登録名と登録番号の両方が顧客管理システム9に登録されている識別情報が示す登録名と登録番号と一致しない場合には、顧客管理テーブル90において対象識別情報が示す顧客を特定不能なので、保留理由となる。
図6に示す顧客情報テーブル60の「登録番号:指定なし、登録名:田中 三郎」は、図2に示す顧客管理テーブル90に登録されていない。つまり、対象識別情報が顧客管理システム9に登録されていない場合には、顧客管理テーブル90において対象識別情報が示す顧客を特定不能なので、保留理由となる。
図6に示す顧客情報テーブル60の「登録番号:指定なし、登録名:鈴木 三郎」は、図2に示す顧客管理テーブル90に複数登録されている(「登録番号:3、登録名:鈴木 三郎」、「登録番号:12、登録名:鈴木 三郎」)。つまり、対象識別情報が顧客管理システム9に複数登録されている場合には、顧客管理テーブル90において対象識別情報が示す顧客を特定不能なので、保留理由となる。
<登録保留リスト70>
図9に示すように、登録保留リスト70は、登録番号エリア71、登録名エリア72、および保留理由エリア73を備える。登録番号エリア71には顧客の登録番号(指定なし、指定なし、4・・・)が格納される。登録名エリア72には顧客の登録名(田中 三郎、鈴木 三郎、山田 聡子・・・)が格納される。保留理由エリア73には保留理由(同一登録名が存在しない、同一登録名が複数存在、登録番号と登録名が不一致・・・)が格納される。
<送受信処理>
図10に示すように、電子メール受信部51は登録メールアドレス宛に送信された電子メールを受信する(S41)。なお、登録メールアドレス宛の電子メールは、例えば利用者によって利用者端末2から顧客管理システム9にログインした状態で、顧客管理システム9が利用されて送信される。
メッセージ送信手段情報特定部52は、顧客情報テーブル60(図6参照)を参照することで、S41で受信した電子メールの登録メールアドレスに対応するメッセージ送信手段情報を特定する(S42)。メッセージ生成部53はS41で受信された電子メールに基づいてメッセージを生成する(S43)。
メッセージ加工部54はS43で生成されたメッセージを、S42で特定されたメッセージ送信手段に応じて加工する(S44)。具体的には以下のような加工が適宜行われる。HTML形式の電子メールの内容がテキストデータに変換される。メッセージ送信手段に文字数制限がある場合には、メッセージの文字数がメッセージ送信手段における文字数の上限よりも少なくなるように、複数のメッセージに分割される。電子メールの内容にはない情報(広告等)がメッセージに付加される。電子メールで使用される特定のオブジェクト(例えば記号、絵文字)が、メッセージ送信手段に応じたオブジェクト(例えばスタンプ)に変換される。電子メールの内容のうち不要な情報が削除される。
メッセージ送信部55はS42で特定されたメッセージ送信手段で、S42で特定されたメッセージID宛てにS44で加工されたメッセージを送信する(S45)。これにより、顧客端末7は、顧客管理システム9が利用されて送信された電子メールの内容を、登録したメッセージ送信手段で受け取ることができる。
S40の処理は、電子メール受信部51が登録メールアドレス宛に送信された電子メールを受信するたびに行われる。
<本実施形態の主な効果>
顧客管理システム9が利用されて登録メールアドレス宛に電子メールが送信されると、送信された電子メールの内容がメッセージ送信手段で送信される。よって、本実施形態は、電子メールに基づくシステムを利用しつつ、電子メールとは異なる形式のメッセージ送信手段でメッセージを送信できる。
招待URLに接続された場合、メッセージ送信手段情報が、招待URLが示す識別情報と対応付けられて受け付けられる。このため、ユーザは招待URLに接続するだけでメッセージ送信手段情報を識別情報と対応付けて登録できる。よって、本実施形態は、ユーザがメッセージ送信手段情報を登録する際に識別情報を入力する手間を省くことができる。
顧客管理システム9から携帯電話番号が抽出され、抽出された携帯電話番号宛てにSMSを介して招待URLが送信される。よって、本実施形態は、より多くの顧客に対して招待URLを送信できる。
登録保留リスト70には保留理由が記憶される。よって、メッセージ送信システム1の利用者は、未登録メールアドレスの顧客管理システム9への登録が保留された原因を調べることができる。
顧客メールアドレスが既にメールアドレスエリア93に登録されている場合、顧客メールアドレスが備考エリア95に記憶され、且つ未登録メールアドレスがメールアドレスエリア93に記憶される。よって、本実施形態は、顧客管理システム9で管理されている顧客メールアドレスを削除することなく、顧客管理システム9を利用できる。
電子メールの内容がメッセージ送信手段に応じて変換される。よって、本実施形態は、電子メールの内容を、メッセージ送信手段に応じた適切な内容で送信できる。
<変形例>
上記実施形態ではメッセージ送信システム1は顧客管理システム9を利用したが、メールアドレス管理システムを利用してもよい。メールアドレス管理システムは、例えばメールアドレスを複数登録可能であり、登録されたメールアドレス宛に電子メールを送信可能である。メールアドレス管理システムは、例えば電子メールによるメールマガジンを読者に配信する、所謂メールマガジン配信システムである。
メッセージ送信手段は、SNSのメッセージングサービスに限定されず、電話、ファクシミリ(FAX)等でもよい。この場合、顧客情報テーブル60には、メッセージIDに代えて電話番号、FAX番号等が記憶されればよい。
登録処理(S30)の処理はメッセージ送信手段情報の受け付け毎(つまり、受付処理(S20)の処理の実行毎)に実行されてもよいし、一定時間毎(例えば1時間に1回)に実行されてもよいし、利用者による指示を受け付けた場合に実行されてもよい。メッセージ送信システム1は未登録メールアドレスが複数ある場合には、複数の未登録メールアドレスをまとめて顧客管理システム9へ登録できる。受付処理および送受信処理も同様に、それぞれ同一のまたは異なる一定時間毎に実行されてもよい。
登録処理がメッセージ送信手段情報の受け付け毎に実行される場合、生成メールアドレスが未登録であるかどうかを保持する必要はない。この場合は、未登録メールアドレス取得部44がなく、登録部46が登録済エリア68に登録済情報として「済」を格納する処理を行わない構成をとってもよい。
メッセージ送信システム1の各機能ブロック(電話番号抽出部21、招待URL生成部22、SMS送信部23、登録受付部41、メールアドレス生成部42、顧客情報記憶部43、未登録メールアドレス取得部44、特定判断部45、登録部46、電子メール受信部51、メッセージ送信手段情報特定部52、メッセージ生成部53、メッセージ加工部54、メッセージ送信部55)に対応する処理は、1つのサーバで実行されてもよいし、複数のサーバで実行されてもよい。各機能ブロックに対応する処理を実行する装置は、それぞれ、物理的に離れた位置にあってもよい。
例えば上記実施形態では、登録部46はサーバ4上で処理を実行する。これに対し、登録部46は、利用者端末2上または利用者端末2と相互に通信可能な端末上で処理を実行してもよい。この場合、登録部46は、利用者端末2で顧客管理システム9にログインして、未登録メールアドレスをサーバ4から取得して、対象識別情報に対応するメールアドレスエリア93に未登録メールアドレスを格納する処理を行う。このとき、登録部46は、定期的にサーバ4から未登録メールアドレスを取得してもよいし、利用者による指示があった場合にサーバ4から未登録メールアドレスを取得してもよい。
1つのサーバが登録処理を行うと、複数の利用者が本実施形態のメッセージ送信システム1を利用する場合に、顧客管理システム9への同一アクセス元(つまり、当該1つのサーバ)からのアクセスが多くなる。このため、例えば顧客管理システム9に同一アクセス元からのアクセスに一定の上限が設けられている場合、顧客管理システム9からアクセス拒否されやすくなる。よって、メッセージ送信システム1は、登録部46を各利用者端末2上で動作させることで、顧客管理システム9によってアクセスが拒否されにくくできる。
各機能ブロックの一部は、省略されてもよい。例えば、登録済情報が顧客情報テーブル60に記憶されない場合には、未登録メールアドレス取得部44は省略されてもよい。
利用者端末2でURL生成送信処理が行われる場合、顧客管理システム9へのログインは、利用者によってIDとパスワードが入力されることで行われてもよいし、URL生成送信プログラムの実行によって設定ファイルからIDとパスワードが取得されて自動的に行われてもよい。
SMS送信処理(S13)は、SMS送信処理を実行するための指示(例えば、SMS送信ボタンのクリック)が利用者によって行われたときに実行されてもよいし、指定された時間に自動的に実行されてもよい。
招待URLは、顧客管理システム9に登録されているIDを直接含むように構成されてもよい。招待URLは、サーバ4でIDが生成され、生成されたIDが含まれるように構成されてもよい。この場合、サーバ4で生成されたIDと顧客管理システム9に登録されているIDとの対応がサーバ4で保持されればよい。メッセージ送信システム1は、サーバ4で短縮IDを生成することで、招待URLの長さを短くできる。
上記実施形態では、対象識別情報が顧客管理システム9に登録されていない場合、未登録メールアドレスの顧客管理システム9への登録が保留された。これに対し、対象識別情報が顧客管理システム9に登録されていない場合には、新規の顧客と考えられるので、顧客を特定不能と判断されても、顧客管理システム9へ登録されてもよい。
上記実施形態では、顧客は、招待URLにアクセスすると、メッセージ送信手段情報を入力する。これにより、登録受付部41はメッセージ送信手段情報を識別情報と対応付けて受け付ける。これに対し、顧客によるメッセージ送信手段の一部の入力を省略可能なように構成されてもよい。例えば、メッセージ送信手段の種別は予め1つ(例えば特定のSNSのメッセージングサービス)に限定されていてもよい。例えば、顧客管理システム9に登録された顧客の属性(例えば年齢、性別等)に応じて自動的にメッセージ送信手段の種別が決定され、決定されたメッセージ送信手段の種別を示す情報が招待URLに含まれてもよい。この場合、招待URLのページに接続されることで、サーバ4はメッセージ送信手段の種別を特定できる。
また、顧客によるメッセージ送信手段情報のうち、メッセージIDの入力を省略可能なように構成されてもよい。例えば、顧客は、招待URLのページまたは利用者の定める特定のページにアクセスする。招待URLのページまたは利用者の定める特定のページに表示されている利用者のSNSアカウントの登録リンクをクリックして、利用者のSNSアカウントを登録する(つまり、顧客のSNSアカウントと利用者のSNSアカウントを連携させる)。利用者のSNSアカウントの登録が行われると、顧客のSNSアカウント宛てに、利用者のSNSアカウントからURLを含むメッセージが送られる。顧客が送られたURLをクリックすることで、登録受付部41はメッセージ送信手段情報を受け付ける。この場合、顧客はメッセージIDを入力する必要がない。
上記実施形態では、登録受付部41は招待URLから識別情報を取得する。これに対し、顧客または利用者はメッセージ送信手段情報と併せて識別情報を自ら顧客端末7からネットワークを介してサーバ4に入力してもよい。これにより、登録受付部41は、入力されたメッセージ送信手段と識別情報を取得してもよい。
利用者の店舗を顧客が利用した日付を管理できる機能を顧客管理システム9が有する場合、サーバ4は、利用者の店舗を顧客が利用した日付を識別情報と対応付けて顧客管理システム9から取得し、取得された日付を登録保留リスト70において識別情報に対応させて記憶してもよい。この場合、利用者は利用者の店舗の最終利用日から所定日数経過している顧客を除いて、登録保留リスト70の中から顧客を調べることができる。
保留理由は、上記実施形態に限定されない。例えば利用者の店舗の最終利用日から所定日数経過前の顧客の中で対象識別情報が顧客管理システム9に複数登録されている場合には、未登録メールアドレスの顧客管理システム9への登録が保留され、登録保留リスト70に記憶される条件となってもよい。この場合、利用者は利用者の店舗の最終利用日から所定日数経過している顧客を除いて、登録保留リスト70の中から顧客を調べることができる。
顧客メールアドレスが既にメールアドレスエリア93に格納されている場合には、未登録メールアドレスの顧客管理システム9への登録が保留され、登録保留リスト70に記憶される条件となってもよい。登録保留リスト70に記憶された後、未登録メールアドレスが顧客管理システム9へ登録された場合には、登録保留リスト70から当該未登録メールアドレスに対応する情報は削除されてもよい。
対象識別情報が顧客管理システム9に複数登録されていて、且つ対象識別情報に顧客メールアドレスが既にメールアドレスエリア93に格納されている場合は、特定判断部45が顧客を特定する際の対象から除外してもよい。
対象識別情報が顧客管理システム9に複数登録されていて、且つメールアドレス生成部42によって生成された生成メールアドレスが既にメールアドレスエリア93に格納されている場合は、特定判断部45が顧客を特定する際の対象から除外してもよい。
URL生成送信プログラムは、メッセージ送信プログラムの一部として構成されてもよい。メッセージ送信プログラムおよびURL生成送信プログラムは、複数のプログラムに分割されてもよい。メッセージ送信プログラムおよびURL生成送信プログラムは、サーバ4および利用者端末2に予めインストールされていてもよいし、各プログラムが記録された記録媒体またはネットワークを介してインストールされてもよい。
1 メッセージ送信システム
9 顧客管理システム
21 電話番号抽出部
22 招待URL生成部
23 SMS送信部
41 登録受付部
42 メールアドレス生成部
43 顧客情報記憶部
44 未登録メールアドレス取得部
45 特定判断部
46 登録部
51 電子メール受信部
52 メッセージ送信手段情報特定部
53 メッセージ生成部
54 メッセージ加工部
55 メッセージ送信部

Claims (13)

  1. 電子メールとは形式が異なるメッセージ送信手段を示すメッセージ送信手段情報を受け付ける登録受付部と、
    前記登録受付部によって前記メッセージ送信手段情報が受け付けられた場合に、特定のメールアドレスを生成するメールアドレス生成部と、
    前記特定のメールアドレスである生成メールアドレスを外部の送信先メールアドレス管理システムに前記外部の送信先メールアドレス管理システムから送信される電子メールの送信先として登録する登録部と、
    前記登録部によって前記送信先メールアドレス管理システムに登録された前記生成メールアドレス宛に前記電子メールが送信された場合、送信された前記電子メールを受信する受信部と、
    前記受信部によって前記電子メールが受信された場合、受信された前記電子メールの内容を、前記登録受付部によって受け付けられた前記メッセージ送信手段情報が示す前記メッセージ送信手段により送信するメッセージ送信部と
    を備えたことを特徴とするメッセージ送信システム。
  2. 前記メールアドレス生成部によって生成された前記生成メールアドレス毎に前記送信先メールアドレス管理システムに登録したか否かを記憶する登録済記憶部と、
    前記送信先メールアドレス管理システムに登録されていない前記生成メールアドレスである未登録メールアドレスを前記登録済記憶部から取得する未登録メールアドレス取得部と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ送信システム。
  3. 電子メールとは形式が異なるメッセージ送信手段を示すメッセージ送信手段情報を顧客の識別情報と対応付けて受け付ける登録受付部と、
    前記登録受付部によって前記メッセージ送信手段情報が受け付けられた場合に、特定のメールアドレスを生成するメールアドレス生成部と、
    前記特定のメールアドレスである生成メールアドレスを前記識別情報と対応付けて、送信先メールアドレスを登録することができ且つ登録された送信先メールアドレスに電子メールを送信することができる外部の顧客管理システムに前記外部の顧客管理システムから送信される電子メールの送信先として登録する登録部と、
    前記登録部によって前記顧客管理システムに登録された前記生成メールアドレス宛に前記電子メールが送信された場合、送信された前記電子メールを受信する受信部と、
    前記受信部によって前記電子メールが受信された場合、受信された前記電子メールの内容を、前記登録受付部によって受け付けられた前記メッセージ送信手段情報が示す前記メッセージ送信手段により送信するメッセージ送信部と
    を備えたことを特徴とするメッセージ送信システム。
  4. 前記メールアドレス生成部によって生成された前記生成メールアドレス毎に前記顧客管理システムに登録したか否かを記憶する登録済記憶部と、
    前記顧客管理システムに登録されていない前記生成メールアドレスである未登録メールアドレスを前記登録済記憶部から取得する未登録メールアドレス取得部と、
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載のメッセージ送信システム。
  5. 前記登録受付部は、前記識別情報を示す特定のURLである招待URLに接続された場合、前記メッセージ送信手段情報を前記招待URLが示す前記識別情報と対応付けて受け付ける
    ことを特徴とする請求項3に記載のメッセージ送信システム。
  6. 前記識別情報に対応付けて携帯電話番号を管理可能な前記顧客管理システムを参照することで、前記識別情報と対応する前記携帯電話番号を抽出する抽出部と、
    前記識別情報に基づいて前記招待URLを生成する招待URL生成部と、
    前記抽出部によって抽出された前記携帯電話番号宛てに、前記招待URL生成部によって生成された前記招待URLを、ショートメッセージサービス(SMS)を介して送信するSMS送信部と
    を備えたことを特徴とする請求項5に記載のメッセージ送信システム。
  7. 前記顧客管理システムを参照して、前記識別情報が示す顧客を特定可能か否かを判断する特定判断部と、
    顧客を特定不能と前記特定判断部によって判断された場合に、前記登録部による前記生成メールアドレスの前記顧客管理システムへの登録を保留し、且つ前記識別情報と登録が保留された理由とを対応付けて記憶する保留情報記憶部と
    を備え、
    前記登録部は、顧客を特定可能と前記特定判断部によって判断された場合に、前記生成メールアドレスを前記識別情報と対応付けて前記顧客管理システムに登録する
    ことを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載のメッセージ送信システム。
  8. 前記顧客管理システムは、メールアドレスを記憶可能なメールアドレス記憶領域と、メールアドレスを含む情報を記憶可能な情報記憶領域とを含み、
    前記登録部は、前記生成メールアドレスを前記識別情報と対応付けて前記顧客管理システムに登録する場合に、前記顧客管理システムを参照し、
    前記識別情報が示す顧客のメールアドレスである顧客メールアドレスが既に前記メールアドレス記憶領域に登録されている場合、前記顧客メールアドレスを前記情報記憶領域に記憶し、且つ前記生成メールアドレスを前記メールアドレス記憶領域に記憶する
    ことを特徴とする請求項3から7のいずれかに記載のメッセージ送信システム。
  9. 前記受信部によって前記電子メールが受信された場合、受信された前記電子メールの内容を前記メッセージ送信手段に応じて変換するメッセージ変換部を備え、
    前記メッセージ送信部は、前記メッセージ変換部によって変換された前記電子メールの内容を、前記メッセージ送信手段により送信する
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のメッセージ送信システム。
  10. 電子メールとは形式が異なるメッセージ送信手段を示すメッセージ送信手段情報を受け付ける受付処理と、
    前記受付処理で前記メッセージ送信手段情報が受け付けられた場合に、特定のメールアドレスを生成する生成処理と、
    前記特定のメールアドレスである生成メールアドレスを外部の送信先メールアドレス管理システムに前記外部の送信先メールアドレス管理システムから送信される電子メールの送信先として登録する登録処理と、
    前記登録処理で前記送信先メールアドレス管理システムに登録された前記生成メールアドレス宛に前記電子メールが送信された場合、送信された前記電子メールを受信する受信処理と、
    前記受信処理で前記電子メールが受信された場合、受信された前記電子メールの内容を、前記受付処理で受け付けられた前記メッセージ送信手段情報が示す前記メッセージ送信手段により送信するメッセージ送信処理と
    をコンピュータに実行させるためのメッセージ送信プログラム。
  11. 電子メールとは形式が異なるメッセージ送信手段を示すメッセージ送信手段情報を顧客の識別情報と対応付けて受け付ける受付処理と、
    前記受付処理で前記メッセージ送信手段情報が受け付けられた場合に、特定のメールアドレスを生成するメールアドレス生成処理と、
    前記特定のメールアドレスである生成メールアドレスを前記識別情報と対応付けて、送信先メールアドレスを登録することができ且つ登録された送信先メールアドレスに電子メールを送信することができる外部の顧客管理システムに前記外部の顧客管理システムから送信される電子メールの送信先として登録する登録処理と、
    前記登録処理で前記顧客管理システムに登録された前記生成メールアドレス宛に前記電子メールが送信された場合、送信された前記電子メールを受信する受信処理と、
    前記受信処理で前記電子メールが受信された場合、受信された前記電子メールの内容を、前記受付処理で受け付けられた前記メッセージ送信手段情報が示す前記メッセージ送信手段により送信するメッセージ送信処理と
    をコンピュータに実行させるためのメッセージ送信プログラム。
  12. 電子メールとは形式が異なるメッセージ送信手段を示すメッセージ送信手段情報を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで前記メッセージ送信手段情報が受け付けられた場合に、特定のメールアドレスを生成するメールアドレス生成ステップと、
    前記特定のメールアドレスである生成メールアドレスを外部の送信先メールアドレス管理システムに前記外部の送信先メールアドレス管理システムから送信される電子メールの送信先として登録する登録ステップと、
    前記登録ステップで前記送信先メールアドレス管理システムに登録された前記生成メールアドレス宛に前記電子メールが送信された場合、送信された前記電子メールを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで前記電子メールが受信された場合、受信された前記電子メールの内容を、前記受付ステップで受け付けられた前記メッセージ送信手段情報が示す前記メッセージ送信手段により送信するメッセージ送信ステップと
    を備えたことを特徴とするメッセージ送信方法。
  13. 電子メールとは形式が異なるメッセージ送信手段を示すメッセージ送信手段情報を顧客の識別情報と対応付けて受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで前記メッセージ送信手段情報が受け付けられた場合に、特定のメールアドレスを生成するメールアドレス生成ステップと、
    前記特定のメールアドレスである生成メールアドレスを前記識別情報と対応付けて、送信先メールアドレスを登録することができ且つ登録された送信先メールアドレスに電子メールを送信することができる外部の顧客管理システムに前記外部の顧客管理システムから送信される電子メールの送信先として登録する登録ステップと、
    前記登録ステップで前記顧客管理システムに登録された前記生成メールアドレス宛に前記電子メールが送信された場合、送信された前記電子メールを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで前記電子メールが受信された場合、受信された前記電子メールの内容を、前記受付ステップで受け付けられた前記メッセージ送信手段情報が示す前記メッセージ送信手段により送信するメッセージ送信ステップと
    を備えたことを特徴とするメッセージ送信方法。
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