JP2003158552A - メッセージ配信システムおよび方法並びにシステムのプログラム - Google Patents

メッセージ配信システムおよび方法並びにシステムのプログラム

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JP2003158552A
JP2003158552A JP2001354650A JP2001354650A JP2003158552A JP 2003158552 A JP2003158552 A JP 2003158552A JP 2001354650 A JP2001354650 A JP 2001354650A JP 2001354650 A JP2001354650 A JP 2001354650A JP 2003158552 A JP2003158552 A JP 2003158552A
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Katsuto Takatsuki
克仁 高月
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Original Assignee
NEC Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/12Messaging; Mailboxes; Announcements
    • H04W4/14Short messaging services, e.g. short message services [SMS] or unstructured supplementary service data [USSD]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/2866Architectures; Arrangements
    • H04L67/30Profiles
    • H04L67/303Terminal profiles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信者が即時にメッセージを認識する可能性
が最も大きな受信端末へ、複数の端末ごとのアドレス情
報を意識することなくメッセージを送信できるようにす
る。 【解決手段】 送信元装置4から送信されたメッセージ
を入力部101が受信する。送信先選択部102は、メ
ッセージに含まれる送信先情報からユーザ情報格納部1
09を用いて送信先となるユーザ名を特定し、特定した
ユーザAに関して、ユーザ使用情報記憶部106からア
クセス履歴を、ユーザスケジュール情報記憶部107か
らスケジュール情報を、ルール情報格納部108からル
ール情報を、それぞれ取得し、受信端末3の1つを選択
するとともに、メッセージの送受信方式をユーザ情報格
納部109を用いて決定する。変換部103は、送信先
選択部102により決定されたメッセージの送受信方式
にメッセージを変換する。送信部104は、変換された
メッセージを送信先として選択された受信端末3へ送信
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メッセージ配信シ
ステムおよび方法並びにシステムのプログラムに関し、
特に、ユーザが保有する複数の受信端末にサーバを用い
てメッセージを配信するメッセージ配信システムおよび
方法並びにシステムのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、メッセージの受信に用いる端末装
置(以下、受信端末)として、携帯電話、PHS、PD
A、ノートPC、デスクトップPC等のうち、複数を保
持するユーザが増えている。また、それぞれの受信端末
によって、携帯電話メール、インターネットメール、イ
ンスタントメッセージ等、別々の送受信方式(送信サー
ビス)がメッセージの送受信方式として用いられている
場合がある。このような背景により、メッセージ配信シ
ステムでは、一人のユーザ宛にメッセージを送信する場
合でも受信する受信端末ごとにIDやメールアドレスな
どのアドレス情報が異なることがあり、また、メッセー
ジの送受信方式(送信に用いる送信サービス)もそれぞ
れ異なる場合がある。また、送信者から受信者に対し
て、即時性を望むようなメッセージを送信する場合、送
信者は、受信者が最も早くメッセージを見ると思われる
受信端末を予測し、その受信端末に宛てて送信すること
となる。
【0003】また、本発明と技術分野の類似する先願発
明例1として、特開平11−341051号公報に開示
されている「通信システム及び通信システムにおけるメ
ディア変換方法」がある。これは、受信端末の使用可能
な端末能力を含むスケジュールを用いて、受信端末への
送信を制御するものである。また、上記スケジュール
は、0011段落に記載されているように、通常のビジ
ネスマンが使用しているスケジュール管理アプリケーシ
ョンを利用するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
メッセージ配信システムでは、送信者が上述した即時性
を望むようなメッセージを送信する場合、受信者の現在
の行動が分かっていなければ、受信者がメッセージをす
ぐに見ることの不確実性が強くなってしまう。また、受
信者の受信端末における送受信方式(メッセージの送信
サービス)がそれぞれ異なっていれば、それぞれのサー
ビスに対応した操作を行うことが送信者に要求されるこ
ととなる。
【0005】上述した従来のメッセージ配信システムの
問題点は、言い換えれば以下の通りである。第1の問題
点として、受信者の受信端末によって上述した送受信方
式(メッセージの送受信サービス)やアドレス情報が異
なる場合、送信者が受信者の受信端末それぞれにおける
送受信方式やアドレス情報を意識しなくてはいけない点
がある。
【0006】第2の問題点として、送信者が上述した即
時性を望むようなメッセージを送信する場合、送信者と
しては受信者の現在の行動を把握することが困難である
ため、受信者の行動を送信者が推測して送信先とする受
信端末を決めることとなり、受信者に即時に届くことの
不確実性が強くなってしまう点がある。
【0007】第3の問題点として、受信者の立場から見
て、現時点で即時に利用可能である受信端末にメッセー
ジを送信させることができない点がある。この問題点
は、送信先を特定するのは送信者であることに加えて、
上記の送受信方式が受信者の受信端末ごとに異なる場合
など、送信者からの送受信方式と異なるサービスにより
メッセージを受信する受信端末では受信することができ
ないということによるものである。
【0008】また、先願発明例1は、スケジュールの情
報を用いて受信端末への送信を制御するものであり、ス
ケジュールの入力されていない時間帯に受信者の現在の
行動を把握したり、スケジュールの入力されている時間
帯に受信者の現在の行動をふまえてより適切な受信端末
を選択したり、受信者からサーバに対してある受信端末
に宛てて送信させるように働きかけることはできないも
のであった。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、以下の目的を有する。第1の目的は、ユーザ情
報格納部に格納された送受信方式やアドレス情報を用い
ることにより、送信者がメッセージの送信に際して、受
信者が保有する複数の受信端末ごとにアドレス情報を意
識しなくてすむようにすることができるメッセージ配信
システムおよび方法並びにシステムのプログラムを提供
することである。
【0010】第2の目的は、スケジュール情報と、受信
端末の使用状況(中継サーバへのアクセス履歴)とを送
信先の選択に用いることにより、送信者が受信者の現在
の行動を知らなくても、受信者が即時にメッセージを認
識する可能性が最も大きな受信端末へメッセージを送信
することができるメッセージ配信システムおよび方法並
びにシステムのプログラムを提供することである。
【0011】第3の目的は、送信先の選択に用いるルー
ル情報を受信者が設定したり切り替えたりできるように
することにより、受信者の希望によって、現時点で即時
に認識可能な端末へメッセージを送信させることができ
るメッセージ配信システムおよび方法並びにシステムの
プログラムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は以下の特徴を有する。請求項1記載の発
明は、送信先情報を具備したメッセージの送信を行う送
信元装置と、送信先情報により特定される1ユーザの保
有する複数の受信端末と、少なくとも1の中継サーバ
と、配信サーバと、を有するメッセージ配信システムで
あって、少なくとも1の中継サーバは、複数の受信端末
それぞれからのアクセスの履歴を1の中継サーバに格納
するアクセス履歴格納手段を有し、配信サーバは、送信
元装置から送信されてきたメッセージを受信する受信手
段と、1の中継サーバからアクセス履歴を収集し、収集
された該アクセス履歴を用いて、受信手段により受信し
たメッセージの送信先となる受信端末を選択する選択手
段と、選択手段により選択された受信端末に、受信手段
により受信したメッセージを送信する送信手段と、を有
することを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、上記した選択手段
が、アクセス履歴格納手段に格納されているアクセス履
歴を、1の中継サーバから収集するアクセス履歴収集部
と、アクセス履歴収集部により収集されたアクセス履歴
を記憶するアクセス履歴記憶部と、アクセス履歴記憶部
に記憶されているアクセス履歴を用いて、送信先となる
受信端末を選択する送信先選択部と、を有することを特
徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、上記した配信サー
バが、選択手段が送信先の選択に用いるルール情報を格
納するルール情報格納手段を有し、そのルール情報が、
複数のルールと、当該ルールの優先順位とを具備するこ
とを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、上記したアクセス
履歴格納手段が、中継サーバにアクセスした受信端末の
名称と、該アクセスを行ったユーザ名とを、該アクセス
があったアクセス日時に関連付けて格納し、ルール情報
格納手段に格納するルール情報には、アクセス日時を用
いたルールを含むことを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、上記した配信サー
バが、受信端末からの要求により、ルール情報における
優先順位を切り替える切り替え手段を有することを特徴
とする。
【0017】請求項6記載の発明は、上記したルール情
報が、各ルールの有効/無効情報を有し、切り替え手段
が、受信端末からの要求により、有効/無効情報におけ
る有効と無効とを切り替えることを特徴とする。
【0018】請求項7記載の発明は、上記した配信サー
バが、選択手段により選択された受信端末におけるメッ
セージの送受信方式に、受信手段により受信したメッセ
ージを変換する変換手段を有し、送信手段が、変換手段
により変換されたメッセージを送信することを特徴とす
る。
【0019】請求項8記載の発明は、上記した配信サー
バが、送信先情報と、該送信先情報により特定される受
信端末の名称と、該受信端末におけるメッセージの送受
信方式とを、該受信端末を保有するユーザ名に関連付け
て格納するユーザ情報格納手段を有し、選択手段が、ユ
ーザ情報格納手段に格納された情報を用いて、送信先情
報から送信先となる受信端末にメッセージを送信する際
の送受信方式を決定し、変換手段が、選択手段により決
定された送受信方式に変換を行うことを特徴とする。
【0020】請求項9記載の発明は、送信先情報を具備
したメッセージの送信を行う送信元装置と、複数の受信
端末と、少なくとも1の中継サーバと、配信サーバと、
を有するメッセージ配信システムにおけるメッセージ配
信方法であって、少なくとも1の中継サーバが、受信端
末それぞれからのアクセスの履歴を1の中継サーバに格
納するアクセス履歴格納工程と、送信元装置が配信サー
バに送信したメッセージを、配信サーバの受信手段が受
信する受信工程と、受信工程により受信されたメッセー
ジの送信先となる受信端末を、1の中継サーバから収集
されたアクセス履歴を用いて、複数の受信端末から選択
する選択工程と、受信工程により受信されたメッセージ
を、選択工程により選択された受信端末におけるメッセ
ージの送受信方式に変換する変換工程と、変換工程によ
り変換されたメッセージを、選択工程により選択された
受信端末へ送信する送信工程と、を有することを特徴と
する。
【0021】請求項10記載の発明は、上記した配信サ
ーバが、選択に用いる複数のルールと、当該ルールの優
先順位と、を具備したルール情報を保持し、本発明のメ
ッセージ配信方法は、ルール情報の優先順位を受信端末
からの要求によって切り替える切り替え工程を、受信工
程以前に有することを特徴とする。
【0022】請求項11記載の発明は、上記した配信サ
ーバが、選択に用いる複数のルールと、各ルールの有効
/無効情報と、を具備したルール情報を保持し、本発明
のメッセージ配信方法は、ルール情報の有効/無効情報
における有効と無効とを、受信端末からの要求によって
切り替える切り替え工程を、受信工程以前に有すること
を特徴とする。
【0023】請求項12記載の発明は、送信先情報を具
備したメッセージの送信を行う送信元装置と、複数の受
信端末と、少なくとも1の中継サーバと、配信サーバ
と、を有するメッセージ配信システムのプログラムであ
って、少なくとも1の中継サーバに、受信端末それぞれ
からのアクセスの履歴を、1の中継サーバのアクセス履
歴格納手段に格納させるアクセス履歴格納処理を実行さ
せ、配信サーバに、1の中継サーバのアクセス履歴格納
手段から、アクセス履歴を収集する収集処理と、送信元
装置が当該配信サーバに送信したメッセージを、受信手
段により受信する受信処理と、受信処理により受信され
たメッセージの送信先となる受信端末を、収集処理によ
り収集されたアクセス履歴を用いて複数の受信端末から
選択する選択処理と、受信処理により受信されたメッセ
ージを、選択処理により選択された受信端末におけるメ
ッセージの送受信方式に変換する変換処理と、変換処理
により変換されたメッセージを、選択処理により選択さ
れた受信端末へ送信する送信処理と、を実行させること
を特徴とする。
【0024】請求項13記載の発明は、上記した配信サ
ーバが、選択に用いる複数のルールと、当該ルールの優
先順位と、を具備したルール情報を保持し、本発明のプ
ログラムは、配信サーバに、ルール情報の優先順位を受
信端末からの要求によって切り替える切り替え処理を、
受信処理以前に実行させることを特徴とする。
【0025】請求項14記載の発明は、上記した配信サ
ーバが、選択に用いる複数のルールと、各ルールの有効
/無効情報と、を具備したルール情報を保持し、本発明
のプログラムは、配信サーバに、ルール情報の有効/無
効情報における有効と無効とを、受信端末からの要求に
よって切り替える切り替え処理を、受信処理以前に実行
させることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るメッセージ配
信システムおよび方法並びにシステムのプログラムを図
面を用いて詳細に説明する。
【0027】図1は、本発明の実施形態としてのメッセ
ージ配信システムの構成例の概要を示す図である。図1
に示すように、本発明に係るメッセージ配信システム
は、配信サーバ1と、中継サーバ2と、複数の受信端末
3(3A,3B,・・・)と、送信元装置4と、を有し
て構成される。
【0028】図1に示す各部について、以下に説明す
る。配信サーバ1と、中継サーバ2と、受信端末3と、
送信元装置4とは主制御部と、記憶部と、通信部とを有
して構成される。記憶部は、プログラムや各種データな
どを格納する。主制御部は記憶部に格納されているプロ
グラムにより、それぞれの装置全体の制御を行う。通信
部は、主制御部からの制御により他の装置と通信を行
う。
【0029】配信サーバ1の記憶部は、入力部101
と、送信先選択部102と、変換部103と、送信部1
04と、使用情報収集部105と、ユーザ使用情報記憶
部106と、ユーザスケジュール情報記憶部107と、
ルール情報格納部108と、ユーザ情報格納部109
と、を格納する。送信元装置4からメッセージが送られ
てくると、中継サーバ2から収集した情報を用いて、一
人のユーザが保有する複数の受信端末3(3A,3B,
・・・)の何れかにそのメッセージを送信する。図1で
は、受信端末3Aに送信する場合について示している。
【0030】中継サーバ2は、ユーザの受信端末3など
による通信の中継を行うサーバであり、ユーザから受信
端末3により何らかのアクセス先へのアクセス(通信)
が中継サーバ2を中継して行われたり、受信端末3から
中継サーバ2へのアクセスが行われたりすると、その中
継などにより中継サーバ2へのアクセスが行われた際の
履歴をアクセス履歴としてアクセス履歴格納部21に格
納する。この中継サーバ2は、例えば配信サーバ1がイ
ンターネットなど外部のネットワークと接続するサーバ
である場合には、その接続を中継するプロキシサーバで
あってよい。また、配信サーバ1が社内ネットワークに
接続されるサーバである場合には、受信端末3などによ
る通信の中継を行う1つまたは複数のサーバを中継サー
バ2としてもよい。中継サーバ2が複数である場合に
は、それぞれの中継サーバにプラグイン機構を持たせる
ことにより、上述したアクセス履歴を何れか1つの中継
サーバのアクセス履歴格納部21に格納することとな
る。なお、送信元装置4からのメッセージの送信は、中
継サーバ2を通さずに配信サーバ1へ送信してもよい。
また、配信サーバ1から配信先として選択した受信端末
3へのメッセージの送信は、中継サーバ2を通さなくて
もよい。
【0031】受信端末3(3A,3B,・・・)は、受
信者であるユーザが一人で複数を保有する。ただし、ユ
ーザの中には受信端末3を1つしか保有しない者がいて
もよい。この受信端末3は、常駐プログラムをインスト
ールすることが可能なものである場合、中継サーバ2へ
使用状況を定期的に送信する常駐プログラムを有するこ
ととしてもよい。
【0032】図2は、上記のアクセス履歴格納部21が
格納に用いるフォーマット例を示す図である。図2に示
すように、アクセス履歴格納部21は、中継サーバ2を
中継して何らかのアクセスを行った受信端末3のユーザ
名と端末名(受信端末の名称)とを、そのアクセスがあ
った日時(アクセス日時)に関連付けて格納する。この
アクセス日時の項目は、アクセスがあった年月日と時刻
とにより表記されることとしてよい。
【0033】図3は、本発明の第1の実施形態としての
メッセージ配信システムによる処理の流れを示す図であ
る。まず、上述した配信サーバ1の記憶部に格納されて
いるものについて、図3を参照して説明する。
【0034】送信元装置4がメッセージを配信サーバ1
に送信してくると、入力部101は、そのメッセージを
受信する。送信先選択部102は、ユーザ使用情報記憶
部106と、ユーザスケジュール情報記憶部107と、
ルール情報格納部108と、ユーザ情報格納部109と
を用いて、一人の受信者が保有する複数の受信端末3
(3A,3B,・・・)から送信先とする1つの受信端
末3を選択し、その受信端末における(受信端末に依存
した)メッセージの送受信方式をユーザ情報格納部10
9を用いて特定する。変換部103は、送信先選択部1
02により特定されたメッセージの送受信方式に、送ら
れてきたメッセージを変換する。送信部104は、送信
先選択部102により選択された受信端末3へ、変換部
103により変換されたメッセージを送信する。
【0035】使用情報収集部(アクセス履歴収集部)1
05は、中継サーバ2のアクセス履歴格納部21からア
クセス履歴を収集してユーザ使用情報記憶部(アクセス
履歴記憶部)106へ送り、ユーザ使用情報記憶部10
6は、送られたアクセス履歴を記憶することによりユー
ザの端末使用情報を管理する。
【0036】ユーザスケジュール情報記憶部107は、
それぞれのユーザにおけるスケジュールを管理するスケ
ジュール情報を記憶する。このスケジュール情報は、各
ユーザから予め登録されることとしてもよく、また、上
述した先願発明例1などの公知の方法によることとして
もよい。ルール情報格納部108は、ルール情報(配信
ルールに関する情報)を管理する。このルール情報は、
各ユーザにより予め設定されることとしてもよく、初期
値として設定されることとしてもよく、初期値として設
定されたいくつかの配信ルールからユーザが予め選択し
ておくこととしてもよい。
【0037】ユーザ情報格納部109は、受信端末の名
称と、その受信端末のアドレス情報と送受信方式とを、
その受信端末を保有するユーザ名に関連付けて格納す
る。図4は、ユーザ情報格納部109がユーザAに関す
る情報を格納した例を示す図である。図4に示す例で
は、受信端末3Aのアドレス情報がアドレスAであり、
メッセージの送受信方式がインスタントメッセージであ
り、この端末名とアドレス情報と送受信方式とが、端末
を保有するユーザAに関連付けられて格納されている。
同様に、受信端末3Bのアドレス情報がアドレスBであ
り、メッセージの送受信方式が電子メールであり、この
端末名とアドレス情報と送受信方式とが、端末を保有す
るユーザAに関連付けられて格納されている。なお、図
4に示す例ではユーザAの保有する受信端末3は2台で
あることとして説明しているが、一人のユーザが保有す
る台数は複数であればこれに限定されず、何台でもよ
い。
【0038】本発明の第1の実施形態としてのメッセー
ジ配信システムは、上記のように構成されることで、使
用情報収集部105がアクセス履歴を中継サーバ2から
収集し、ユーザ使用情報記憶部106が収集されたアク
セス履歴を記憶し、送信先選択部102がそのアクセス
履歴を用いてメッセージの送信先となる受信端末を選択
することにより、選択手段として機能することとなる。
また、この選択手段がユーザスケジュール情報記憶部1
07のスケジュール情報と、ルール情報格納部108の
ルール情報とをさらに用いることにより、上述したよう
に送信先とする1つの受信端末3を選択することとな
る。
【0039】次に、本発明の第1の実施形態としてのメ
ッセージ配信システムによる動作の概略について説明す
る。まず、送信元装置4から送信先情報を含んだメッセ
ージが配信サーバ1に対して送信される。この送信先情
報は、メッセージの送信先であるユーザが保有する受信
端末3の何れかを特定でき、ユーザ情報格納部109に
格納されている情報であればどのような情報でもよい。
すなわち、上述したユーザ情報格納部109は、送信先
情報と、その送信先情報により特定される受信端末の名
称と、その受信端末におけるメッセージの送受信方式と
を、その受信端末を保有するユーザ名に関連付けて格納
しているということができる。また、それぞれの受信者
(受信端末3を保有するユーザ)に対して、上記の送信
先情報として、1つのアドレスを予め割り当てることと
してもよい。図4に示す例では、送信者がユーザAにメ
ッセージを送信する場合、上述したユーザ名と、受信端
末3Aまたは3Bそれぞれの端末名とアドレス情報と、
の何れかのうちの少なくとも1つを上記の送信先情報に
含むこととしてもよく、この何れかのうち予め割り当て
られた1つをアドレスとして送信先情報に含むこととし
てもよい。
【0040】送信されたメッセージを入力部101が受
信し、そのメッセージと送信メッセージの配信の要求が
送信先選択部102に送られる。送信先選択部102は
その配信の要求により、メッセージに含まれる送信先情
報からユーザ情報格納部109を用いて送信先となるユ
ーザ名(以下、ユーザAとする)を特定する。特定した
ユーザA(送信先情報により特定される1ユーザ)に関
しての情報を、送信先選択部102は以下のようにそれ
ぞれ取得する。
【0041】ユーザ使用情報記憶部106から、ユーザ
Aにおける現在と直前の端末使用状況に関しての情報を
アクセス履歴として取得する。ユーザスケジュール情報
記憶部107から、ユーザAの現在とその前後のスケジ
ュール情報を取得する。ルール情報格納部108から、
ユーザAの受信端末3へのメッセージ配信に対するルー
ル情報を取得する。取得したユーザAに関しての各情報
を用いて、送信先選択部102は、ユーザAが即時にメ
ッセージを認識する可能性が最も大きな受信端末3の1
つを特定し、その1つの受信端末3に最適なメッセージ
の送受信方式をユーザ情報格納部109を用いて決定す
る。
【0042】変換部103は、送信先選択部102によ
り決定されたメッセージの送受信方式にメッセージを変
換する。送信部104は、送信先選択部102により決
定された送受信方式で、送信先として選択された受信端
末3へメッセージを送信する。また、使用情報収集部1
05は、ユーザが保持している受信端末3を使用してア
クセスを行った場合、もしくは、サーバにアクセスした
場合に、それらの情報(アクセス履歴)を収集し、収集
した情報をユーザ使用情報記憶部106に記憶させる。
【0043】次に、本発明の第1の実施形態としてのメ
ッセージ配信システムの動作について、図3を用いて詳
細に説明する。なお、以下の説明では受信端末3AがP
DAであり、受信端末3Bが携帯電話であることとす
る。
【0044】まず、上述したように送信元装置4が送信
先情報を含んだメッセージを配信サーバ1に送信し、入
力部101が受信する。入力部101は、送信されたメ
ッセージを受信すると、そのメッセージとメッセージ配
信の要求とを送信先選択部102に送る。送信先選択部
102はその配信の要求により、上述のようにメッセー
ジに含まれる送信先情報からユーザ情報格納部109を
用いて送信先であるユーザAを特定する。
【0045】送信先選択部102は、特定したユーザA
に関しての情報を以下のようにそれぞれ取得する。特定
したユーザAに関して、ユーザ使用情報記憶部106の
アクセス履歴から、設定パラメータに依存した時間内の
ユーザ使用情報を取得する。この設定パラメータは、予
め時間範囲として設定されることとしてよい。また、特
定したユーザAに関してユーザスケジュール情報記憶部
107より、設定パラメータに依存した時間内のユーザ
のスケジュール情報を取得する。この設定パラメータ
は、予め時間範囲として設定されることとしてよい。ま
た、ルール情報格納部108より、ユーザAの配信ルー
ルに関しての情報(ルール情報)を取得する。
【0046】ここでルール情報は、ユーザが予め個々に
設定してある情報である。例えば、以下に示すようなル
ールを設定することが可能である。 (1)ユーザ使用情報記憶部106のアクセス履歴によ
り、5分以内に使用された受信端末3があった場合、そ
の受信端末をメッセージの送信先として選択する。 (2)スケジュール情報で、30分以内に外出先での会
議が予定されている場合は、移動中である可能性が高い
ため、携帯電話端末である受信端末3Bへ携帯電話用メ
ールにて送信する。 (3)受信端末3がPDAやデスクトップPCである場
合、送受信方式にはインスタントメッセージを用いる。 (4)受信端末3が携帯電話である場合、送受信方式に
は携帯電話用メールを用いる。
【0047】取得したユーザ使用情報(アクセス履歴)
と、スケジュール情報と、ルール情報とにより、送信先
選択部102は、現時点でユーザAがメッセージを即時
に認識する可能性がもっとも高いと思われる送信先を、
複数の受信端末3(3A,3B,・・・)から選択す
る。この選択はすなわち、上記の選択手段が送信先とな
る受信端末3の1つを、ユーザ情報格納部109で送信
先情報と関連付けられたユーザ名に関連付けられた複数
の受信端末3から選択することにより、送信先となる1
つの受信端末3を選択することとなる。送信先となる1
つの受信端末3を選択すると、送信先選択部102は、
その1つの受信端末3に最適なメッセージの送受信方式
をユーザ情報格納部109を用いて決定する。
【0048】変換部103は、送信先選択部102によ
り決定された送受信方式にメッセージを変換する。例え
ば、選択された1つの受信端末3に端末依存文字コード
がある場合、その文字コードへの変換を行う。また、デ
ータ文字数制限のある送受信方式の場合、メールを分
割、もしくは、ブラウザにて取得可能なページを生成し
てそのURLへのメッセージを作成する。また、この例
に限定されず、各受信端末での送受信や表示に必要とさ
れる情報をユーザ情報格納部109の送受信方式の項目
として、端末名やアドレス情報に関連付けて格納し、そ
の格納されている情報に従った変換を行う。
【0049】送信部104は、送信先選択部2により決
定された送受信方式に従って、送信先として選択された
1つの受信端末3へ、変換部103で変換されたメッセ
ージを送信する。
【0050】また、使用情報収集部105は、受信端末
3それぞれの使用状況を中継サーバ2のアクセス履歴格
納部21から予め収集しておき、ユーザ使用情報記憶部
106に記録する(記憶させる)。この収集は、例え
ば、配信サーバ1と中継サーバ2との間でデータのやり
とりが行われる際に定期的にデータを受け渡しすること
としてもよく、また、アクセス履歴格納部21に何らか
の履歴が書き込まれた際に定められたデータのやりとり
を行うことにより収集することとしてもよい。こうした
収集を予め行うことにより、送信元装置4からメッセー
ジの送信があった場合に、ユーザ使用情報記憶部106
に記憶されているアクセス履歴を送信先選択部102が
取り出して使用することができることとなる。
【0051】上記のアクセス履歴格納部21には、上述
したように受信端末3により何らかのアクセス先へのア
クセスが中継サーバ2を中継して行われたり、中継サー
バ2へのアクセスが行われたりした際に、その中継やア
クセスの際の履歴がアクセス履歴として格納される。ア
クセス履歴として格納される中継やアクセスの例として
は、管理しているサーバ(複数の中継サーバの何れか)
へブラウザにてアクセスした情報や、受信端末3がPC
やPDAである場合、常駐プログラムにより中継サーバ
2へ送信される端末の使用状況に関する情報である。
【0052】次に、本発明の第1の実施形態としてのメ
ッセージ配信システムの動作について、具体例を用いて
説明する。以下の例では、“A氏”宛のメッセージが送
信元装置4から送信されたこととして説明する。
【0053】入力部101は、送信されたメッセージを
受信すると、そのメッセージとメッセージ配信の要求と
を送信先選択部102に送る。送信先選択部102は、
まず、ユーザ使用情報記憶部106から、A氏に関して
のユーザ使用情報(アクセス履歴)を取得する。例え
ば、“6分前に、受信端末3Aより、アクセスされた”
という情報があったとする。
【0054】そして、ユーザスケジュール情報記憶部1
07から、A氏に関してのスケジュール情報を取得す
る。例えば、“20分後に、地点Bにて、外出での、会
議が予定されている”という情報があったとする。
【0055】更に、ルール情報格納部108から、A氏
への配信に関するルール情報を取得する。例えば、 (1)1分以内に接続があった受信端末3がある場合、
その受信端末へ送信する。 (2)30分以内に会社の外部で予定がある場合、受信
端末3B(携帯電話)へ送信する。 (3)受信端末3Aへの優先送信方式(優先する送受信
方式)は、インスタントメッセージとする。 (4)受信端末3Bへの優先送信方式(優先する送受信
方式)は、メールとする。 (5)標準では、受信端末3Aへインスタントメッセー
ジにて送信する。等々のルール情報があったとする。こ
こで、上記それぞれの配信ルールに付した数字は、その
ルールの適用される優先順位を意味するものである。
【0056】上記の情報により送信先選択部102が選
択を行う場合、(1)のルールには該当する受信端末3
が存在しないため、(2)のルールとスケジュール情報
とにより、メッセージの配信先は受信端末3B(携帯電
話)と決定されることになる。また(4)のルールによ
り、送受信方式はメールに決定される。
【0057】メッセージ変換部3は、受信端末3Bへメ
ールでメッセージを送信するために、機種に依存した文
字コードや表示形式等を、ユーザ情報格納部109を参
照して最適な形に変換する。送信装置4は、受信端末3
Bへメールにてメッセージの送信を行う。
【0058】また、A氏が端末を使用して任意のサーバ
にアクセスした場合、例えば、受信端末3Bから、中継
サーバ2であるWEBサーバを通して情報を検索した場
合、そのアクセス情報がアクセス履歴格納部21から使
用情報収集部105により収集され、ユーザ使用情報記
憶部106に記憶されることとなる。こうしてユーザ使
用情報記憶部106に記憶されたアクセス履歴は、次に
メッセージが配信サーバ1に送信されてきた際の送信先
選択部102による選択に用いられることとなる。
【0059】次に、本発明の第2の実施形態としてのメ
ッセージ配信システムについて説明する。図5は、本発
明の第2の実施形態としてのメッセージ配信システムに
よる処理の流れを示す図である。図5に示すように、こ
の第2の実施形態は、上述した第1の実施形態にルール
切り替え部110をさらに加えたものである。受信端末
3からルール切り替え部110へのアクセスと、ルール
切り替え部110によるルール情報格納部108への切
り替え処理以外は第1の実施形態と同様であり、説明を
省略する。
【0060】ルール切り替え部110は、受信端末3
(3A,3B,・・・)の何れかからルール切り替えの
要求を受け付け、ルール情報格納部108に格納されて
いる、その受信端末3を保有するユーザが予め設定した
ルール情報を切り替える処理を行い、配信ルールの動的
な変更を可能とする。このルール切り替えは、上述した
ようにそのユーザが予め設定などにより定めた各ルール
に対して、有効/無効の切り替えや、優先順位の切り替
えなどを行うものである。図5では、受信端末3Aから
ルール切り替えの要求を受け付け、メッセージが受信端
末3Aに送信される場合の流れを示している。
【0061】次に、本発明の第2の実施形態としてのメ
ッセージ配信システムの動作について、図5を用いて説
明する。上述したように、第1の実施形態と同様である
動作については説明を省略する。
【0062】ユーザから受信端末3によりルール切り替
えの要求を受け付けると、ルール切替え部110は、ル
ール情報格納部108に記録されている、そのユーザに
おける配信ルールの切り替えを行う。例えば、A氏への
メッセージの配信を行う際の配信ルールとして、 (1)(無効)必ず、受信端末3A(PDA)へ、イン
スタントメッセージにて送信する。 (2)(無効)必ず、受信端末3B(携帯電話)へ、メ
ールにて送信する。 (3)(有効)1分以内に接続(アクセス履歴)があっ
た受信端末3がある場合、その受信端末へ送信する。 (4)(有効)30分以内に、会社の外部で予定がある
場合、受信端末3B(携帯電話)へ送信する。 (5)(有効)受信端末3Aへの優先送信方式(優先す
る送受信方式)は、インスタントメッセージとする。 (6)(有効)受信端末3Bへの優先送信方式(優先す
る送受信方式)は、メールとする。 (7)(有効)標準では、受信端末3Aへ、インスタン
トメッセージにて送信する。 というルール情報がルール情報格納部108に格納され
ているとする。ここで、上記それぞれの配信ルールに付
した数字は、そのルールの適用される優先順位を意味す
るものであり、それぞれのルールに対して有効と無効の
設定(有効/無効情報の設定)がなされていることとす
る。
【0063】ここで受信端末3より、ルール切替え部1
10へ、A氏のルール情報の(1)を無効から有効に切
り替える要求を送った場合、(1)のルールが有効とな
る。こうして(1)のルールが有効となった後に、“A
氏”宛のメッセージが送信元装置4から配信サーバ1へ
送信された場合、上述した配信サーバ1による配信処理
のうち送信先選択部102での選択では、(1)のルー
ルが優先され、全てのメッセージは、受信端末3A(P
DA)へ、インスタントメッセージにて送信されること
となる。
【0064】なお、本発明の実施形態では、ユーザの受
信端末3がPDAと携帯電話とであることとして説明し
ているが、メッセージを受信可能である複数の受信端末
であればこれらに限定されず、例えばノートPCやデス
クトップPCなども含めた中からの組み合わせであって
もよい。
【0065】また、上述した各実施形態は、本発明の好
適な実施形態であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内
において、例えばルール情報や切り替え処理の内容な
ど、種々変形して実施することが可能である。
【0066】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明のメッセージ配信システムおよび方法並びにシステム
のプログラムによれば、ユーザ情報格納部に格納された
情報を送信先の選択に用いることにより、送信者が、受
信者に対して1つ割り当てられたアドレスを用いてメッ
セージを送信することができるので、受信者の保有する
複数の端末ごとにアドレス情報を意識しなくてすむよう
にすることができる。
【0067】また、本発明のメッセージ配信システムお
よび方法並びにシステムのプログラムによれば、ユーザ
スケジュール情報記憶部に記憶された情報と、ユーザ使
用情報記憶部に記憶された受信端末の使用状況とを送信
先の選択に用いることにより、送信者が受信者の現在の
行動を知らなくても、受信者が即時にメッセージを認識
する可能性が最も大きな受信端末へメッセージを送信す
ることができる。
【0068】また、本発明のメッセージ配信システムお
よび方法並びにシステムのプログラムによれば、送信先
の選択に用いるルール情報を受信者が設定したり切り替
えたりできるようにすることにより、受信者の希望によ
って、現時点で即時に認識可能な端末へメッセージを送
信させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としてのメッセージ配信シス
テムの構成例の概要を示す図である。
【図2】アクセス履歴格納部21での格納に用いられる
フォーマット例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態としてのメッセージ配
信システムによる処理の流れを示す図である。
【図4】ユーザ情報格納部109がユーザAに関する情
報を格納した状態の例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態としてのメッセージ配
信システムによる処理の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 配信サーバ 101 入力部 102 送信先選択部 103 変換部 104 送信部 105 使用情報収集部 106 ユーザ使用情報記憶部 107 ユーザスケジュール情報記憶部 108 ルール情報格納部 109 ユーザ情報格納部 110 ルール切り替え部 2 中継サーバ 21 アクセス履歴格納部 3(3A,3B) 受信端末 4 送信元装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信先情報を具備したメッセージの送信
    を行う送信元装置と、前記送信先情報により特定される
    1ユーザの保有する複数の受信端末と、少なくとも1の
    中継サーバと、配信サーバと、を有するメッセージ配信
    システムであって、 前記少なくとも1の中継サーバは、前記複数の受信端末
    それぞれからのアクセスの履歴を1の中継サーバに格納
    するアクセス履歴格納手段を有し、 前記配信サーバは、 前記送信元装置から送信されてきたメッセージを受信す
    る受信手段と、 前記1の中継サーバからアクセス履歴を収集し、収集さ
    れた該アクセス履歴を用いて、前記受信手段により受信
    したメッセージの送信先となる受信端末を選択する選択
    手段と、 前記選択手段により選択された受信端末に、前記受信手
    段により受信したメッセージを送信する送信手段と、を
    有することを特徴とするメッセージ配信システム。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、 前記アクセス履歴格納手段に格納されているアクセス履
    歴を、前記1の中継サーバから収集するアクセス履歴収
    集部と、 前記アクセス履歴収集部により収集されたアクセス履歴
    を記憶するアクセス履歴記憶部と、 前記アクセス履歴記憶部に記憶されているアクセス履歴
    を用いて、前記送信先となる受信端末を選択する送信先
    選択部と、 を有することを特徴とする請求項1記載のメッセージ配
    信システム。
  3. 【請求項3】 前記配信サーバは、 前記選択手段が前記送信先の選択に用いるルール情報を
    格納するルール情報格納手段を有し、 前記ルール情報は、複数のルールと、当該ルールの優先
    順位とを具備することを特徴とする請求項1または2記
    載のメッセージ配信システム。
  4. 【請求項4】 前記アクセス履歴格納手段は、 前記中継サーバにアクセスした受信端末の名称と、該ア
    クセスを行ったユーザ名とを、該アクセスがあったアク
    セス日時に関連付けて格納し、 前記ルール情報格納手段に格納するルール情報には、前
    記アクセス日時を用いたルールを含むことを特徴とする
    請求項3記載のメッセージ配信システム。
  5. 【請求項5】 前記配信サーバは、 前記受信端末からの要求により、前記ルール情報におけ
    る前記優先順位を切り替える切り替え手段を有すること
    を特徴とする請求項3または4記載のメッセージ配信シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記ルール情報は、各ルールの有効/無
    効情報を有し、 前記切り替え手段は、前記受信端末からの要求により、
    前記有効/無効情報における有効と無効とを切り替える
    ことを特徴とする請求項5記載のメッセージ配信システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記配信サーバは、 前記選択手段により選択された受信端末におけるメッセ
    ージの送受信方式に、前記受信手段により受信したメッ
    セージを変換する変換手段を有し、 前記送信手段は、前記変換手段により変換されたメッセ
    ージを送信することを特徴とする請求項1から6の何れ
    か1項に記載のメッセージ配信システム。
  8. 【請求項8】 前記配信サーバは、 前記送信先情報と、該送信先情報により特定される受信
    端末の名称と、該受信端末におけるメッセージの送受信
    方式とを、該受信端末を保有するユーザ名に関連付けて
    格納するユーザ情報格納手段を有し、 前記選択手段は、前記ユーザ情報格納手段に格納された
    情報を用いて、前記送信先情報から前記送信先となる受
    信端末にメッセージを送信する際の送受信方式を決定
    し、 前記変換手段は、前記選択手段により決定された送受信
    方式に変換を行うことを特徴とする請求項7記載のメッ
    セージ配信システム。
  9. 【請求項9】 送信先情報を具備したメッセージの送信
    を行う送信元装置と、複数の受信端末と、少なくとも1
    の中継サーバと、配信サーバと、を有するメッセージ配
    信システムにおけるメッセージ配信方法であって、 前記少なくとも1の中継サーバが、前記受信端末それぞ
    れからのアクセスの履歴を1の中継サーバに格納するア
    クセス履歴格納工程と、 前記送信元装置が前記配信サーバに送信したメッセージ
    を、前記配信サーバの受信手段が受信する受信工程と、 前記受信工程により受信されたメッセージの送信先とな
    る受信端末を、前記1の中継サーバから収集されたアク
    セス履歴を用いて、前記複数の受信端末から選択する選
    択工程と、 前記受信工程により受信されたメッセージを、前記選択
    工程により選択された受信端末におけるメッセージの送
    受信方式に変換する変換工程と、 前記変換工程により変換されたメッセージを、前記選択
    工程により選択された受信端末へ送信する送信工程と、 を有することを特徴とするメッセージ配信方法。
  10. 【請求項10】 前記配信サーバは、 前記選択に用いる複数のルールと、当該ルールの優先順
    位と、を具備したルール情報を保持し、 前記メッセージ配信方法は、 前記ルール情報の前記優先順位を受信端末からの要求に
    よって切り替える切り替え工程を、前記受信工程以前に
    有することを特徴とする請求項9記載のメッセージ配信
    方法。
  11. 【請求項11】 前記配信サーバは、 前記選択に用いる複数のルールと、各ルールの有効/無
    効情報と、を具備したルール情報を保持し、 前記メッセージ配信方法は、 前記ルール情報の前記有効/無効情報における有効と無
    効とを、受信端末からの要求によって切り替える切り替
    え工程を、前記受信工程以前に有することを特徴とする
    請求項9記載のメッセージ配信方法。
  12. 【請求項12】 送信先情報を具備したメッセージの送
    信を行う送信元装置と、複数の受信端末と、少なくとも
    1の中継サーバと、配信サーバと、を有するメッセージ
    配信システムのプログラムであって、 前記少なくとも1の中継サーバに、前記受信端末それぞ
    れからのアクセスの履歴を、1の中継サーバのアクセス
    履歴格納手段に格納させるアクセス履歴格納処理を実行
    させ、 前記配信サーバに、 前記1の中継サーバの前記アクセス履歴格納手段から、
    アクセス履歴を収集する収集処理と、 前記送信元装置が当該配信サーバに送信したメッセージ
    を、受信手段により受信する受信処理と、 前記受信処理により受信されたメッセージの送信先とな
    る受信端末を、前記収集処理により収集されたアクセス
    履歴を用いて前記複数の受信端末から選択する選択処理
    と、 前記受信処理により受信されたメッセージを、前記選択
    処理により選択された受信端末におけるメッセージの送
    受信方式に変換する変換処理と、 前記変換処理により変換されたメッセージを、前記選択
    処理により選択された受信端末へ送信する送信処理と、 を実行させることを特徴とするメッセージ配信システム
    のプログラム。
  13. 【請求項13】 前記配信サーバは、 前記選択に用いる複数のルールと、当該ルールの優先順
    位と、を具備したルール情報を保持し、 前記プログラムは、 前記配信サーバに、 前記ルール情報の前記優先順位を受信端末からの要求に
    よって切り替える切り替え処理を、前記受信処理以前に
    実行させることを特徴とする請求項12記載のメッセー
    ジ配信システムのプログラム。
  14. 【請求項14】 前記配信サーバは、 前記選択に用いる複数のルールと、各ルールの有効/無
    効情報と、を具備したルール情報を保持し、 前記プログラムは、 前記配信サーバに、 前記ルール情報の前記有効/無効情報における有効と無
    効とを、受信端末からの要求によって切り替える切り替
    え処理を、前記受信処理以前に実行させることを特徴と
    する請求項12記載のメッセージ配信システムのプログ
    ラム。
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