JP2002262353A - 情報送達管理装置、移動通信端末、情報送達確認システム、および情報送達確認方法 - Google Patents
情報送達管理装置、移動通信端末、情報送達確認システム、および情報送達確認方法Info
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Abstract
で送信者が送信済みの情報の送達状況を確認できる情報
送達確認システム、情報送達管理装置、移動通信端末、
および情報送達確認方法を提供すること。 【解決手段】 情報が受信側の移動通信端末Bに送達さ
れると、中継装置70からの更新要求に応じて、更新手
段20は、第2の格納手段30に格納された確認許可デ
ータが「許可」となっている場合は、第1の格納手段4
0に格納された送達状況データを「未送達」から「送達」に
更新する。この状態で送信側端末Aから送達状況データ
の確認要求がなされると、発信手段20は、「送達」を示
す送達状況データを送信側端末Aに対して発信すること
になる。また、上記の確認許可データを「不許可」に設
定しておくことで、受信者が情報を受信した場合であっ
ても、送達状況データは送達を示すものに更新されな
い。
Description
送信されたメールなどの各種情報が受信側の移動通信端
末へ送達されたか否かを確認するための情報送達管理装
置、移動通信端末、情報送達確認システム、および情報
送達確認方法に関するものである。
移動通信端末が一般社会へ急速且つ着実に浸透するのに
伴って、移動通信端末には様々な機能が求められてい
る。例えば携帯電話では、単なる通話機能だけではユー
ザの要望を満たすことはできず、大多数のユーザが通話
機能とは別の情報伝達手段であるメール機能を必要とし
ている。
略次のようにして行われる。まず、ある移動通信端末か
ら送信されたメールは、例えばパケット関門中継装置に
よって、移動通信ネットワークに設けられたメールボッ
クスに保管されると共に、宛先の移動通信端末に向けて
送信される。そして、宛先の移動通信端末が在圏中であ
れば、上記メールはその受信側の移動通信端末に送達さ
れる。このようなメール機能を活用すれば、通話によら
ずとも移動通信端末間で情報の送受信を行うことがで
き、極めて便利になっている。
信端末間でのメール機能を活用する場合に、次のような
問題があった。すなわち、移動通信端末からメールを送
信した後に、相手の移動通信端末から返信が来るまで
は、メールが相手に届いたかどうかを確認することがで
きなかったのである。ちなみに、携帯電話のなかには未
送信メールを検索するモードを有するものがあり、この
検索モードを利用すれば、所定の画面を開くことで未送
信メールを調べることができる。ところが、この検索モ
ードで表示される未送信メールは、自らが圏外であった
がゆえに移動通信端末から送信されていないもののみで
あり、このような検索モードでは、やはり移動通信端末
から送信済みのメールが相手に送達されたか否かを調べ
ることができなかった。
送達状況を確認できるようにした場合、次のような問題
が生じることを想定した。すなわち、携帯電話などの移
動通信端末は電源のオンオフが容易なため、電源を切る
ことで固定電話よりも比較的容易に通話を避けたり、或
いは、メールの受信を遅らせたりすることができる。つ
まり、携帯電話のユーザは、情報の受け入れを意図的に
避けたり遅らせることができ、これは携帯電話の一つの
特徴であるといえる。
送達状況を確認できなかった状況下では、業務上の理由
などで忙しい場合に、メールの内容チェックや返信をメ
ール送信者に失礼にならない程度で後回しにしても、送
信者はメールの送達時刻或いはメールが送達されたか否
かを確認することができなかったため、上記の特徴は携
帯電話のメール利用者にとってプライバシー保護という
意味で便利なものであった。
ルの送達状況を送信者が完全に確認できるようにしてし
まうと、上記のような便宜性は欠け、受信側にとって不
便なメール機能となってしまう。
れたものであり、移動通信端末間で情報を送受信するに
あたって、受信者のプライバシーを侵すことの無い範囲
で送信者が送信済みの情報の送達状況を確認できる情報
送達確認システム、これに適用される情報送達管理装
置、移動通信端末、および情報送達確認方法を提供する
ことを目的とする。
るために、本発明は、移動通信端末から他の移動通信端
末へ送信された情報の送達状況を管理する情報送達管理
装置において、情報が受信側の移動通信端末へ送達され
たか未送達であるかを示す送達状況データを格納する第
1の格納手段と、情報の送達状況データを確認されるこ
とに対して許可するか不許可であるかを示す確認許可デ
ータを各移動通信端末ごとに格納する第2の格納手段
と、受信側の移動通信端末に情報が送達された場合に系
外から送信される更新要求に応じて、第2の格納手段に
格納された受信側の移動通信端末に関する確認許可デー
タが許可となっている場合に、第1の格納手段に格納さ
れた受信側の移動通信端末に関する未送達を示す送達状
況データから送達を示すデータに更新する更新手段と、
送信側の移動通信端末からの要求に応じて、第1の格納
手段に格納された送達状況データを抽出すると共に送信
側の移動通信端末に対して当該送達状況データを発信す
る発信手段と、を備えることを特徴とする。
移動通信端末から他の移動通信端末へメールなどの情報
を送信すると、当該情報が受信側の移動通信端末へ送達
されたか未送達であるかの送達状況データが第1の格納
手段に格納される。情報が未送達になるのは、例えば受
信側の移動通信端末が圏外にあったり、電源が切られて
いる場合に起こるものである。また、第2の格納手段に
は、上記の送達状況データが送信者によって確認される
ことを受信者が許可しているか不許可であるかの確認許
可データがあらかじめ格納されている。そして、情報が
受信側の移動通信端末に送達される前に、送信側の移動
通信端末から送達状況データの確認要求がなされると、
発信手段は、「未送達」を示す送達状況データを送信側の
移動通信端末に対して発信することになる。
されると、情報送達管理装置の系外の中継装置などから
送信される更新要求に応じて、更新手段は、上記の確認
許可データが「許可」を示すものとなっている場合は、送
達状況データを「未送達」を示すデータから「送達」を示す
データに更新する。そして、この状態で送信側の移動通
信端末から送達状況データの確認要求がなされると、発
信手段は、「送達」を示す送達状況データを送信側の移動
通信端末に対して発信することになる。
者は、移動通信端末から送信済みとなった情報が相手に
送達されたか否かを確認することができる。しかも、上
記の確認許可データを不許可を示すものに設定しておく
ことで、受信者が情報を受信した場合であっても、送達
状況データは送達を示すものに更新されないため、送信
者に送達が完了していることを把握されず、受信者のプ
ライバシーを保護することができる。
て、更新要求を受信した更新手段は、第2の格納手段に
格納された受信側の移動通信端末に関する確認許可デー
タが不許可である場合、第1の格納手段に格納された未
送達を示す送達状況データを確認許可データが不許可と
されていることを示すデータに更新するように構成して
もよい。
データの確認要求を行った送信者は、受信者が送達状況
を確認されることに対して「不許可」であることを把握す
ることができ、それ以後は、送達状況データの確認要求
を行うために情報送達管理装置にアクセスする必要が無
くなる。つまり、送信側の移動通信端末と情報送達管理
装置との間で、無駄な通信を省けることになる。
て、更新要求を受信した更新手段は、第2の格納手段に
格納された受信側の移動通信端末に関する確認許可デー
タが不許可である場合、第1の格納手段に格納された受
信側の移動通信端末に関する送達状況データを更新しな
いように構成してもよい。
送達された後であっても、送達状況データを要求した送
信者には、「未送達」というデータが発信されることにな
る。これにより、情報受信者のプライバシーが侵される
ことはない。また、更新手段による更新作業を省略でき
る。
2の格納手段は、情報を格納し、発信手段が送達状況デ
ータを送信側の移動通信端末に発信した後に、当該送信
側の移動通信端末から送信される再送指示に基づいて、
情報を受信側の移動通信端末に再送することが好まし
い。
した情報送信者は、移動通信端末を操作して再送を指示
することで、受信側の移動通信端末に情報を再送するこ
とができる。
は、移動通信端末から他の移動通信端末へ送信された情
報の送達状況を確認するための情報送達確認システムで
あって、情報送信側および情報受信側の移動通信端末
と、上記の情報送達管理装置と、送信側の移動通信端末
からの情報を中継して受信側の移動通信端末へ送信する
と共に、受信側の移動通信端末へ情報が送達されたこと
を検知した場合に更新要求を送信する中継装置と、を備
えすることを特徴とする。
上記の情報送達管理装置を用いているため、受信者のプ
ライバシーを侵すことの無い範囲で、送信者が送信済み
の情報の送達状況を確認することができる。
移動通信端末から他の移動通信端末へ送信された情報の
送達状況を管理する情報送達管理装置において、情報が
受信側の移動通信端末へ送達されたか未送達であるかを
示す送達状況データを格納する第1の格納手段と、情報
が送達される度に、受信側の移動通信端末からその情報
の送達状況データを確認されることに対して許可するか
不許可であるかを示す確認許可データを受信する受信手
段と、受信側の移動通信端末に情報が送達された場合に
系外から送信される更新要求に応じて、受信手段で受信
した確認許可データが許可となっている場合に、第1の
格納手段に格納された受信側の移動通信端末に関する未
送達を示す送達状況データから送達を示すデータに更新
する更新手段と、送信側の移動通信端末からの要求に応
じて、第1の格納手段に格納された送達状況データを抽
出すると共に送信側の移動通信端末に対して当該送達状
況データを発信する発信手段と、を備えることを特徴と
する。
移動通信端末から他の移動通信端末へメールなどの情報
を送信すると、当該情報が受信側の移動通信端末へ送達
されたか未送達であるかの送達状況データが第1の格納
手段に格納される。そして、情報が受信側の移動通信端
末に送達される前に、送信側の移動通信端末から送達状
況データの確認要求がなされると、発信手段は、「未送
達」を示す送達状況データを送信側の移動通信端末に対
して発信することになる。
されると、受信側の移動通信端末から確認許可データを
受信手段で受信する。そして、情報送達管理装置の系外
の中継装置などから更新要求が送信されてくると、更新
手段は、上記の確認許可データが「許可」を示すものとな
っている場合は、送達状況データを「未送達」を示すデー
タから「送達」を示すデータに更新する。そして、この状
態で送信側の移動通信端末から送達状況データの確認要
求がなされると、発信手段は、「送達」を示す送達状況デ
ータを送信側の移動通信端末に対して発信することにな
る。
者は、移動通信端末から送信済みとなった情報が相手に
送達されたか否かを確認することができる。しかも、受
信側の移動通信端末で確認許可データを不許可を示すも
のに決定することで、受信者が情報を受信した場合であ
っても、送達状況データは送達を示すものに更新されな
いため、送信者に送達が完了していることを把握され
ず、受信者のプライバシーを保護することができる。
て、更新要求を受信した更新手段は、確認許可データが
不許可である場合、第1の格納手段に格納された未送達
を示す送達状況データを確認許可データが不許可とされ
ていることを示すデータに更新するように構成してもよ
い。
データの確認要求を行った送信者は、受信者が送達状況
を確認されることに対して「不許可」であることを把握す
ることができ、それ以後は、送達状況データの確認要求
を行うために情報送達管理装置にアクセスする必要が無
くなる。つまり、送信側の移動通信端末と情報送達管理
装置との間で、無駄な通信を省けることになる。
て、更新要求を受信した更新手段は、確認許可データが
不許可である場合、第1の格納手段に格納された受信側
の移動通信端末に関する送達状況データを更新しないよ
うに構成してもよい。
送達された後であっても、送達状況データを要求した送
信者には、「未送達」というデータが発信されることにな
る。これにより、情報受信者のプライバシーが侵される
ことはない。また、更新手段による更新作業を省略でき
る。
2の格納手段は、情報を格納し、発信手段が送達状況デ
ータを送信側の移動通信端末に発信した後に、当該送信
側の移動通信端末から送信される再送指示に基づいて、
情報を受信側の移動通信端末に再送することが好まし
い。
した情報送信者は、移動通信端末を操作して再送を指示
することで、受信側の移動通信端末に情報を再送するこ
とができる。
通信端末から情報の受信が可能な移動通信端末におい
て、情報が送達されたか未送達であるかを示す送達状況
データを格納した第1の格納手段を有する情報送達管理
装置と通信可能であり、情報を受信する度に、その情報
の送達状況データを確認されることに対して許可するか
不許可であるかを示す確認許可データを決定するための
確認許可決定手段と、決定された確認許可データを情報
送達管理装置に送信する送信手段と、を備えることを特
徴とする。
達状況データを確認されることに対して許可するか不許
可であるかを決定することができるため、情報送信者に
送達が完了していることを把握されず、受信者のプライ
バシーを保護することができる。
は、移動通信端末から他の移動通信端末へ送信された情
報の送達状況を確認するための情報送達確認システムで
あって、情報を送信する移動通信端末と、情報を受信す
る上記の移動通信端末と、上記の情報送達管理装置と、
送信側の移動通信端末からの情報を中継して受信側の移
動通信端末へ送信すると共に、受信側の移動通信端末へ
情報が送達されたことを検知した場合に更新要求を送信
する中継装置と、を備えることを特徴とする。
上記の情報送達管理装置および移動通信端末を用いてい
るため、受信者のプライバシーを侵すことの無い範囲
で、送信者が送信済みの情報の送達状況を確認すること
ができる。
通信端末から他の移動通信端末へ送信された情報の送達
状況を確認するための情報送達確認方法であって、情報
が受信側の移動通信端末へ送達されたか未送達であるか
を示す送達状況データを、第1の格納手段、第2の格納
手段、更新手段、および発信手段を有する情報送達管理
装置の第1の格納手段に格納するステップと、情報の送
達状況データを確認されることに対して許可するか不許
可であるかを示す確認許可データを各移動通信端末ごと
に第2の格納手段に格納するステップと、送信側の移動
通信端末からの情報を中継して受信側の移動通信端末へ
送信する中継装置が、受信側の移動通信端末へ情報が送
達されたことを検知した場合に、送達状況データの更新
要求を送信するステップと、更新要求に応じて、第2の
格納手段に格納された受信側の移動通信端末に関する確
認許可データが許可となっている場合に、第1の格納手
段に格納された受信側の移動通信端末に関する未送達を
示す送達状況データから送達を示すデータに更新手段が
更新するステップと、送信側の移動通信端末からの要求
に応じて、第1の格納手段に格納された送達状況データ
を抽出すると共に送信側の移動通信端末に対して当該送
達状況データを発信手段が発信するステップと、を含む
ことを特徴とする。
移動通信端末から他の移動通信端末へメールなどの情報
を送信すると、当該情報が受信側の移動通信端末へ送達
されたか未送達であるかの送達状況データが第1の格納
手段に格納される。また、第2の格納手段には、上記の
送達状況データが送信者によって確認されることを受信
者が許可しているか不許可であるかの確認許可データが
格納される。そして、情報が受信側の移動通信端末に送
達される前に、送信側の移動通信端末から送達状況デー
タの確認要求がなされると、発信手段は、「未送達」を示
す送達状況データを送信側の移動通信端末に対して発信
することになる。
されると、情報の送達を検知した中継装置から送信され
る更新要求に応じて、情報送達管理装置の更新手段は、
上記の確認許可データが「許可」を示すものとなっている
場合は、送達状況データを「未送達」を示すデータから
「送達」を示すデータに更新する。そして、この状態で送
信側の移動通信端末から送達状況データの確認要求がな
されると、発信手段は、「送達」を示す送達状況データを
送信側の移動通信端末に対して発信することになる。
者は、移動通信端末から送信済みとなった情報が相手に
送達されたか否かを確認することができる。しかも、上
記の確認許可データを不許可を示すものに設定しておく
ことで、受信者が情報を受信した場合であっても、送達
状況データは送達を示すものに更新されないため、送信
者に送達が完了していることを把握されず、受信者のプ
ライバシーを保護することができる。
移動通信端末から他の移動通信端末へ送信された情報の
送達状況を確認するための情報送達確認方法であって、
情報が受信側の移動通信端末へ送達されたか未送達であ
るかを示す送達状況データを、第1の格納手段、更新手
段、および発信手段を有する情報送達管理装置の第1の
格納手段に格納するステップと、受信側の移動通信端末
が、中継装置から情報を受信した際にその情報の送達状
況データを確認されることに対して許可するか不許可で
あるかを示す確認許可データの決定を促すステップと、
受信側の移動通信端末が、決定された確認許可データを
情報送達管理装置に送信するステップと、送信側の移動
通信端末からの情報を中継して受信側の移動通信端末へ
送信する中継装置が、受信側の移動通信端末へ情報が送
達されたことを検知した場合に、情報送達管理装置に対
して送達状況データの更新要求を送信するステップと、
更新要求に応じて、受信側の移動通信端末で決定された
確認許可データが許可となっている場合に、第1の格納
手段に格納された受信側の移動通信端末に関する未送達
を示す送達状況データから送達を示すデータに更新手段
が更新するステップと、送信側の移動通信端末からの要
求に応じて、第1の格納手段に格納された送達状況デー
タを抽出すると共に送信側の移動通信端末に対して当該
送達状況データを発信手段が発信するステップと、を含
むことを特徴とする。
移動通信端末から他の移動通信端末へメールなどの情報
を送信すると、当該情報が受信側の移動通信端末へ送達
されたか未送達であるかの送達状況データが第1の格納
手段に格納される。そして、情報が受信側の移動通信端
末に送達される前に、送信側の移動通信端末から送達状
況データの確認要求がなされると、発信手段は、「未送
達」を示す送達状況データを送信側の移動通信端末に対
して発信することになる。
されると、その移動通信端末において確認許可データが
決定され、当該確認許可データは情報送達管理装置に送
信される。そして、情報の送達を検知した中継装置から
更新要求が送信されてくると、情報送達管理装置の更新
手段は、上記の確認許可データが「許可」を示すものとな
っている場合は、送達状況データを「未送達」を示すデー
タから「送達」を示すデータに更新する。そして、この状
態で送信側の移動通信端末から送達状況データの確認要
求がなされると、発信手段は、「送達」を示す送達状況デ
ータを送信側の移動通信端末に対して発信することにな
る。
者は、移動通信端末から送信済みとなった情報が相手に
送達されたか否かを確認することができる。しかも、受
信側の移動通信端末で確認許可データを不許可を示すも
のに決定することで、受信者が情報を受信した場合であ
っても、送達状況データは送達を示すものに更新されな
いため、送信者に送達が完了していることを把握され
ず、受信者のプライバシーを保護することができる。
明に係る情報送達管理装置、移動通信端末、情報送達確
認システム、および情報送達確認方法の好適な実施形態
について詳細に説明する。尚、同一要素には同一符号を
用いるものとし、重複する説明は省略する。
ール送達管理装置(情報送達管理装置)10が適用され
たメール送達確認システム(情報送達確認システム)1
を示す構成図である。メール送達確認システム1は、メ
ール送達管理装置10と、加入者系パケット処理装置6
1,62と、パケット関門中継装置70と、加入者系パ
ケット処理装置61の管轄エリアに在圏している移動通
信端末Aと、加入者系パケット処理装置62の管轄エリ
アに在圏している移動通信端末Bと、によって構成され
ている。パケット関門中継装置70は、メール送達管理
装置10および加入者系パケット処理装置61,62と
通信回線を通じて接続されている。
装置20、メールボックス(第2の格納手段)30、お
よび送達状況管理データベース(第1の格納手段)40
が設けられている。さらに、移動通信端末A,Bは、い
わゆるメール通信機能を備えており、文字情報および画
像情報を互いに送受信することができる。
エリア内の移動通信端末A,Bとの間で、メールなどの
情報の送受信を行うものである。また、加入者系パケッ
ト処理装置61,62は、エリア内の移動通信端末A,
Bから受信したメールなどの情報をパケット関門中継装
置70に送信するとともに、パケット関門中継装置70
から受信した情報をエリア内の移動通信端末A,Bに送
信する。
末A,Bから受信したメールを送信先の移動通信端末の
メールボックス30に蓄積することを制御装置20に指
示するとともに、制御装置20の指示に従って送信先の
移動通信端末にメールを送信する。また、パケット関門
中継装置70は、送信先にメールが正しく届いたか否か
を検知する機能を備えている。具体的には、送信したメ
ールのデータサイズと、送信先の移動通信端末が実際に
受信したメールのデータサイズとを比較し、両者が一致
している場合は、メールが正確に送達されたと検知す
る。さらに、パケット関門中継装置70は、メールの送
達を検知した場合に、制御装置20に対して後述の送達
状況データを更新する要求を行う。
ボックス30に格納されたデータテーブルを説明する。
メールボックス30には、図2に示すメール管理テーブ
ル30aと、図3に示す確認許可データ管理テーブル3
0bが格納されている。
端末に対して送信されたメールの詳細を示すものであ
り、送信者のメールアドレス、メール送信時刻、タイト
ル、およびメールのデータサイズが含まれている。図2
は、アドレスが「xxx@docomo.ne.jp」である移動通信端末
に対して送信されたメールの一覧を示しているが、この
他にも、メール送達確認システム1を利用する全ての移
動通信端末についての情報が蓄積されている。
自分に対するメールの送達状況を送信者によって確認さ
れることを、「許可」するのか「不許可」であるかを示す確
認許可データが含まれている。確認許可データは、移動
通信端末の契約時またはその後にユーザが自由に設定す
ることができる。また、この確認許可データは、各移動
通信端末ごとに蓄積されており、メールアドレスをキー
として、図2のメール管理テーブル30aと関連付けら
れている。尚、メール管理テーブル30aおよび確認許
可データ管理テーブル30bに移動通信端末の番号を記
憶させ、これに基づいてデータ管理を行ってもよい。
タベース40に格納されたデータテーブルを説明する。
送達状況管理データベース40には、各移動通信端末が
送信したメールの詳細を示す送信メール管理テーブル4
0aが格納されており、当該テーブル40aには、送信
先のメールアドレス、メール送信時刻、タイトル、メー
ルのデータサイズ、およびメールの送達状況データが含
まれている。送達状況データは、自分が送信したメール
が、相手に送達されたか未送達であるかを示すものであ
る。また、送達状況管理データベース40に格納された
上記各データは、各移動通信端末が所定のインターネッ
トアドレスにアクセスすることで、ディスプレイで閲覧
できるように作成されている。
0からの上記更新要求に応じて、確認許可データ管理テ
ーブル30bの確認許可データが「許可」になっているこ
とを確認した後、送達状況管理データベース40のメー
ルを受信した移動通信端末に対応する送達状況データを
「未送達」から「送達」に更新する。また、移動通信端末か
らの要求に応じて、制御装置20はその移動通信端末が
送信したメールについての送達状況データを送達状況管
理データベース40から抽出し、これをその移動通信端
末に対して発信する。
て、本実施形態の情報送達確認方法を説明する。ここで
は、メールアドレスが「abc@docomo.ne.jp」である移動通
信端末Aが、メールアドレスが「xxx@docomo.ne.jp」であ
る移動通信端末Bに対してメールを送信した場合につい
て説明する。また、メールボックス30には、移動通信
端末Bの確認許可データがあらかじめ格納されているこ
ととする。
対してメールを送信すると(S101)、当該メール
は、加入者系パケット処理装置61を通じてパケット関
門中継装置70に到達する。ここで、移動通信端末Aか
ら送信されたメールは、データサイズが380バイト、
タイトルが「明日の予定」、送信時刻が1月3日14時1
3分であったとする。
ール送達管理装置10の制御装置20に対して当該メー
ルの蓄積を指示する(S201)。この指示を受けた制
御装置20は、図2のメール管理テーブル30aの整理
番号3に示すように、メールボックス30にメールに関
する情報を蓄積する(S301)。さらに、制御装置2
0は、送信メール管理テーブル40aの管理番号3に示
すように、送達状況管理データベース40に「未送達」を
示す送達状況データを作成する(S302)。続いて、
メール送達管理装置10の制御装置20は、メールボッ
クス30に蓄積されたメールをパケット関門中継装置7
0へ送信する(S303)。
ールは、パケット関門中継装置70および加入者系パケ
ット処理装置62を中継して移動通信端末Bに送信され
る(S202)。そして、移動通信端末Bが在圏中であ
れば、メールは移動通信端末Bによって受信される(S
401)。メールを受信した移動通信端末Bは、パケッ
ト関門中継装置70へ応答信号を送信する(S40
2)。この応答信号には、移動通信端末Bが実際に受信
したメールのデータサイズに関する情報が含まれてい
る。
受信したパケット関門中継装置70は、移動通信端末B
へ送信したデータサイズ(380バイト)と、移動通信
端末Bが実際に受信したメールのデータサイズとが等し
いことを確認して、メール送達が正確に行われたことを
検知する(S203)。両者のデータサイズが等しくな
かった場合は、メールの全ての情報が移動通信端末Bに
送達されていないと判断する。移動通信端末Bに正確に
メールが送達されたことを検知したパケット関門中継装
置70は、メール送達管理装置10に対して送達状況デ
ータの更新要求を送信する(S204)。
ル送達管理装置10の制御装置20は、メールボックス
30の確認許可データ管理テーブル30bの確認許可デ
ータ(図3参照)が「許可」であるか「不許可」であるかを
判断する(S304)。そして、メールアドレスが「xxx
@docomo.ne.jp」である移動通信端末Bの確認許可データ
は「許可」となっているため、制御装置20は更新手段と
して、図6の管理番号3に示すように、送達状況管理デ
ータベース40に格納された送信メール管理テーブル4
0aの移動通信端末Bに対応する送達状況データを「未
送達」から「送達」に更新する(S305)。
の確認許可データは「許可」になっている場合について説
明したが、メールアドレスが「yyy@docomo.ne.jp」の移動
通信端末のように確認許可データが「不許可」になってい
る場合は(図3参照)、制御装置20はS305の動作
を行わない。つまり、移動通信端末Aが受信側の移動通
信端末へ送信したメールの送達状況データは「未送達」の
ままとなる。
が送達された状態で、移動通信端末Aが送達状況データ
を見られるサイトへアクセスする過程について説明す
る。移動通信端末Aのユーザが所定の入力操作を行うこ
とで、移動通信端末Aから加入者系パケット処理装置6
1を経由してパケット関門中継装置70へ送達状況デー
タの確認要求信号が送信される(S102)。この要求
信号を受信したパケット関門中継装置70は、メール送
達管理装置10の制御装置20へ抽出指示を送信する
(S205)。
20は、移動通信端末Aに関する送達状況データを送達
状況管理データベース40から抽出する(S306)。
そして、制御装置20は発信手段として、抽出した送達
状況データをパケット関門中継装置70および加入者系
パケット処理装置61を中継させて移動通信端末Aに発
信する(S306)。そして、送達状況データが移動通
信端末Aに到達すると、移動通信端末Aのディスプレイ
には、図7に示すようにメール送達状況を知らせるサイ
トが表示される(S103)。なお、移動通信端末Bに
タイトル「明日の予定」のメールが送達される前に、移動
通信端末AからS102の送達状況データの確認要求が
なされた場合は、送達状況データは更新されていないた
め、「明日の予定」のメールは「未送達」であるという表示
がディスプレイになされる。
スプレイに表示されたサイトを見ることで、メールを送
信した移動通信端末Aのユーザは、移動通信端末Aから
送信済みとなったメールが相手の移動通信端末Bに送達
されたか否かを確認することができる。しかも、移動通
信端末Bのユーザが上記の確認許可データをあらかじめ
「不許可」に設定しておくことで、メールを受信した場合
であっても、送達状況データは「送達」に更新されないた
め、送信者である移動通信端末Aのユーザに送達が完了
していることを把握されず、受信者である移動通信端末
Bのユーザのプライバシーを保護することができる。
確認許可データが「不許可」の場合は、制御装置20は送
達状況データを更新しないように構成されているため、
メールが受信側の移動通信端末Bに送達された後であっ
ても、送達状況データを要求した移動通信端末Aには、
「未送達」というデータが発信されることになる。これに
より、受信者である移動通信端末Bのユーザのプライバ
シーが侵されることはない。また、制御装置20による
送達状況データの更新作業を省略することもできる。
「不許可」の場合に、制御装置20が「未送達」である送達
状況データを「確認許可データが不許可とされているこ
とを示すデータ」に更新するように構成してもよい。こ
の場合、メールが移動通信端末Bに送達された後に送達
状況データの確認要求を行った移動通信端末Aのユーザ
は、移動通信端末Bのユーザが送達状況を確認されるこ
とに対して「不許可」であることを把握することができ、
それ以後は、送達状況データの確認要求を行うためにメ
ール送達管理装置10にアクセスする必要が無くなる。
つまり、送信側の移動通信端末Aとメール送達管理装置
10との間で、無駄な通信を省けることになる。
ール送達状況を移動通信端末Aのディスプレイに表示さ
せる際に、未送達のメールを受信側の移動通信端末Bへ
再送するか否かをユーザに入力させるための画面を併せ
て表示させてもよい。この場合、移動通信端末Aのユー
ザが再送を選択指示すると、当該再送指示はパケット関
門中継装置70を経由してメール送達管理装置10の制
御装置20に送信される。再送指示を受信した制御装置
20は、ユーザAから発信されて受信側に未送達のメー
ルをメールボックス30から抽出し、当該メールをパケ
ット関門中継装置70及び加入者系パケット処理装置6
2を介して移動通信端末Bに再送する。再送後は、S4
01以降の上記と同様の動作が行われることになる。
送達であることを確認したメール送信者(移動通信端末
Aのユーザ)は、移動通信端末Aを操作して再送を指示
することで、受信側の移動通信端末Bに情報を再送する
ことができ、メールをより確実に相手に送達することが
できる。
照して、本発明の第2実施形態について説明する。本実
施形態のメール送達確認システムが第1実施形態と異な
るのは、主として、メール受信側の移動通信端末の構
成、および、メールボックス30に格納されたテーブル
にある。
示すように、メールを受信する度に、そのメールに関す
る送達状況データをメール送信者に確認されることを許
可するか不許可であるかを示す確認許可データを決定す
るための制御部(確認許可決定手段)80を内蔵してい
る。制御部80は、メールを受信した際に、ユーザに対
して確認許可データを「許可」にするか「未許可」にす
るかの決定を促す。
は、メール管理テーブル30aのみが格納されており、
図3に示した確認許可データ管理テーブル30bは格納
されていない。つまり、メール送達管理装置10は、確
認許可データを保持していない。
して、本実施形態の情報送達確認方法を説明する。ここ
では、説明の便宜上、移動通信端末Cのメールアドレス
は移動通信端末Bと同様に「xxx@docomo.ne.jp」であるこ
ととする。
対してメールを送信すると(S101)、当該メール
は、加入者系パケット処理装置61を通じてパケット関
門中継装置70に到達する。ここで、移動通信端末Aか
ら送信されたメールは、第1実施形態と同様に、データ
サイズが380バイト、タイトルが「明日の予定」、送信
時刻が1月3日14時13分であったとする。
ール送達管理装置10の制御装置20に対して当該メー
ルの蓄積を指示する(S201)。この指示を受けた制
御装置20は、メールボックス30にメールに関する情
報を蓄積する(S301)。さらに、制御装置20は、
送達状況管理データベース40に「未送達」を示す送達状
況データを作成する(S302)。続いて、メール送達
管理装置10の制御装置20は、メールボックス30に
蓄積されたメールをパケット関門中継装置70へ送信す
る(S303)。
ールは、パケット関門中継装置70および加入者系パケ
ット処理装置62を中継して移動通信端末Cに送信され
る(S202)。そして、移動通信端末Cが在圏中であ
れば、メールは移動通信端末Cによって受信される(S
401)。
確認許可データの決定処理を行う(S402)。具体的
には、図9に示すように、移動通信端末Cの制御部80
が、ディスプレイを通じて確認許可データを「許可」に
するか「未許可」にするかの決定をユーザへ促す。ユー
ザは、十字キーおよび決定キーを操作して、「許可」ま
たは「不許可」のいずれかを選択決定する。ここでは、
ユーザは「許可」を選択したこととする。
は、パケット関門中継装置70へ応答信号および確認許
可データを送信する(S403)。確認許可データは、
送信手段としても機能する制御部80の制御下で、移動
通信端末Cの公知の技術によってパケット関門中継装置
70へ送信される。また、応答信号には、移動通信端末
Cが実際に受信したメールのデータサイズに関する情報
が含まれている。
受信したパケット関門中継装置70は、移動通信端末C
へ送信したデータサイズ(380バイト)と、移動通信
端末Cが実際に受信したメールのデータサイズとが等し
いことを確認して、メール送達が正確に行われたことを
検知する(S203)。移動通信端末Cに正確にメール
が送達されたことを検知したパケット関門中継装置70
は、メール送達管理装置10の制御装置20に対して送
達状況データの更新要求および確認許可データを送信す
る(S204)。
データを受信手段として受信したメール送達管理装置1
0の制御装置20は、受信した確認許可データが「許可」
であるか「不許可」であるかを判断する(S304)。そ
して、上記のように、今回のメールに関する確認許可デ
ータは「許可」となっているため、制御装置20は更新手
段として、送達状況管理データベース40に格納された
送信メール管理テーブル40aの移動通信端末Cに対応
する送達状況データを「未送達」から「送達」に更新する
(S305)。
において確認許可データが「許可」として決定された場合
について説明したが、移動通信端末Cにおいて確認許可
データが「不許可」として決定された場合は、制御装置2
0はS305の動作を行わない。つまり、移動通信端末
Aが移動通信端末Cへ送信したメールの送達状況データ
は「未送達」のままとなる。
が送達された状態で、移動通信端末Aが送達状況データ
を見られるサイトへアクセスする過程について説明す
る。移動通信端末Aのユーザが所定の入力操作を行うこ
とで、移動通信端末Aから加入者系パケット処理装置6
1を経由してパケット関門中継装置70へ送達状況デー
タの確認要求信号が送信される(S102)。この要求
信号を受信したパケット関門中継装置70は、メール送
達管理装置10の制御装置20へ抽出指示を送信する
(S205)。
20は、移動通信端末Aに関する送達状況データを送達
状況管理データベース40から抽出する(S306)。
そして、制御装置20は発信手段として、抽出した送達
状況データをパケット関門中継装置70および加入者系
パケット処理装置61を中継させて移動通信端末Aに発
信する(S306)。そして、送達状況データが移動通
信端末Aに到達すると、移動通信端末Aのディスプレイ
には、図7と同様のメール送達状況を知らせるサイトが
表示される(S103)。なお、移動通信端末Cにタイ
トル「明日の予定」のメールが送達される前に、移動通信
端末AからS102の送達状況データの確認要求がなさ
れた場合は、送達状況データは更新されていないため、
「明日の予定」のメールは「未送達」であるという表示がデ
ィスプレイになされる。
スプレイに表示されたサイトを見ることで、メールを送
信した移動通信端末Aのユーザは、移動通信端末Aから
送信済みとなったメールが相手の移動通信端末Cに送達
されたか否かを確認することができる。しかも、受信側
の移動通信端末Cで確認許可データを「不許可」に決定
することで、メールを受信した場合であっても送達状況
データは「送達」に更新されないため、送信者である移動
通信端末Aのユーザに送達が完了していることを把握さ
れず、受信者である移動通信端末Bのユーザのプライバ
シーを保護することができる。
確認許可データが「不許可」の場合は、制御装置20は送
達状況データを更新しないように構成されているため、
メールが受信側の移動通信端末Cに送達された後であっ
ても、送達状況データを要求した移動通信端末Aには、
「未送達」というデータが発信されることになる。これに
より、受信者である移動通信端末Cのユーザのプライバ
シーが侵されることはない。また、制御装置20による
送達状況データの更新作業を省略することもできる。
「不許可」の場合に、制御装置20が「未送達」である送達
状況データを「確認許可データが不許可とされているこ
とを示すデータ」に更新するように構成してもよい。こ
の場合、メールが移動通信端末Cに送達された後に送達
状況データの確認要求を行った移動通信端末Aのユーザ
は、移動通信端末Cのユーザが送達状況を確認されるこ
とに対して「不許可」であることを把握することができ、
それ以後は、送達状況データの確認要求を行うためにメ
ール送達管理装置10にアクセスする必要が無くなる。
つまり、送信側の移動通信端末Aとメール送達管理装置
10との間で、無駄な通信を省けることになる。
ール送達状況を移動通信端末Aのディスプレイに表示さ
せる際に、未送達のメールを受信側の移動通信端末Bへ
再送するか否かをユーザに入力させるための画面を併せ
て表示させてもよい。この場合、移動通信端末Aのユー
ザが再送を選択指示すると、当該再送指示はパケット関
門中継装置70を経由してメール送達管理装置10の制
御装置20に送信される。再送指示を受信した制御装置
20は、ユーザAから発信されて受信側に未送達のメー
ルをメールボックス30から抽出し、当該メールをパケ
ット関門中継装置70及び加入者系パケット処理装置6
2を介して移動通信端末Bに再送する。再送後は、S4
01以降の上記と同様の動作が行われることになる。
送達であることを確認したメール送信者(移動通信端末
Aのユーザ)は、移動通信端末Aを操作して再送を指示
することで、受信側の移動通信端末Bに情報を再送する
ことができ、メールをより確実に相手に送達することが
できる。
実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記各
実施形態に限定されるものではない。例えば、第2実施
形態のメールボックス30に、図3に示した確認許可デ
ータ管理テーブル30bを格納してもよい。この場合、
確認許可データ管理テーブル30bの確認許可データが
基本設定として用いられ、メール受信時にユーザが設定
を変更したい場合は、その都度希望する確認許可データ
に決定すればよい。
受信される情報はメールに限られず、例えば、着信メロ
ディー、画像、天気予報、ゲームなどの情報でもよい。
移動通信端末間で情報を送受信するにあたって、受信者
のプライバシーを侵すことの無い範囲で送信者が送信済
みの情報の送達状況を確認できる。
構成図である。
ルを示す図である。
理テーブルを示す図である。
ール管理テーブルを示す図である。
シーケンスを示す図である。
管理テーブルを示す図である。
された状態を示す図である。
構成図である。
られる移動通信端末を示す図である。
作シーケンスを示す図である。
ム)、10…メール送達管理装置(情報送達管理装
置)、20…制御装置(更新手段、発信手段、受信手
段)、30…メールボックス(第2の格納手段)、30
a…メール管理テーブル、30b…確認許可データ管理
テーブル、40a…送信メール管理テーブル、40…送
達状況管理データベース(第1の格納手段)、61,6
2… 加入者系パケット処理装置、70…パケット関門
中継装置、80…制御部(確認許可決定手段、送信手
段)、A…移動通信端末(メール送信側)、B,C…移
動通信端末(メール受信側)。
Claims (13)
- 【請求項1】 移動通信端末から他の移動通信端末へ送
信された情報の送達状況を管理する情報送達管理装置に
おいて、 前記情報が受信側の移動通信端末へ送達されたか未送達
であるかを示す送達状況データを格納する第1の格納手
段と、 情報の前記送達状況データを確認されることに対して許
可するか不許可であるかを示す確認許可データを各移動
通信端末ごとに格納する第2の格納手段と、 前記受信側の移動通信端末に前記情報が送達された場合
に系外から送信される更新要求に応じて、前記第2の格
納手段に格納された前記受信側の移動通信端末に関する
前記確認許可データが許可となっている場合に、前記第
1の格納手段に格納された前記受信側の移動通信端末に
関する未送達を示す前記送達状況データから送達を示す
データに更新する更新手段と、 前記送信側の移動通信端末からの要求に応じて、前記第
1の格納手段に格納された前記送達状況データを抽出す
ると共に前記送信側の移動通信端末に対して当該送達状
況データを発信する発信手段と、 を備えることを特徴とする情報送達管理装置。 - 【請求項2】 前記更新要求を受信した前記更新手段
は、前記第2の格納手段に格納された前記受信側の移動
通信端末に関する前記確認許可データが不許可である場
合、前記第1の格納手段に格納された未送達を示す前記
送達状況データを前記確認許可データが不許可とされて
いることを示すデータに更新することを特徴とする請求
項1記載の情報送達管理装置。 - 【請求項3】 前記更新要求を受信した前記更新手段
は、前記第2の格納手段に格納された前記受信側の移動
通信端末に関する前記確認許可データが不許可である場
合、前記第1の格納手段に格納された前記受信側の移動
通信端末に関する前記送達状況データを更新しないこと
を特徴とする請求項1記載の情報送達管理装置。 - 【請求項4】 前記第2の格納手段は、前記情報を格納
し、 前記発信手段が前記送達状況データを前記送信側の移動
通信端末に発信した後に、当該送信側の移動通信端末か
ら送信される再送指示に基づいて、前記情報を前記受信
側の移動通信端末に再送することを特徴とする請求項1
記載の情報送達管理装置。 - 【請求項5】 移動通信端末から他の移動通信端末へ送
信された情報の送達状況を確認するための情報送達確認
システムであって、 情報送信側および情報受信側の移動通信端末と、 請求項1〜請求項4のうち何れか一項記載の情報送達管
理装置と、 前記送信側の移動通信端末からの情報を中継して前記受
信側の移動通信端末へ送信するとともに、前記受信側の
移動通信端末へ前記情報が送達されたことを検知した場
合に前記情報送達管理装置に前記更新要求を送信する中
継装置と、 を備えることを特徴とする情報送達確認システム。 - 【請求項6】 移動通信端末から他の移動通信端末へ送
信された情報の送達状況を管理する情報送達管理装置に
おいて、 前記情報が受信側の移動通信端末へ送達されたか未送達
であるかを示す送達状況データを格納する第1の格納手
段と、 前記情報が送達される度に、前記受信側の移動通信端末
からその情報の前記送達状況データを確認されることに
対して許可するか不許可であるかを示す確認許可データ
を受信する受信手段と、 前記受信側の移動通信端末に前記情報が送達された場合
に系外から送信される更新要求に応じて、前記受信手段
で受信した前記確認許可データが許可となっている場合
に、前記第1の格納手段に格納された前記受信側の移動
通信端末に関する未送達を示す前記送達状況データから
送達を示すデータに更新する更新手段と、 前記送信側の移動通信端末からの要求に応じて、前記第
1の格納手段に格納された前記送達状況データを抽出す
ると共に前記送信側の移動通信端末に対して当該送達状
況データを発信する発信手段と、 を備えることを特徴とする情報送達管理装置。 - 【請求項7】 前記更新要求を受信した前記更新手段
は、前記確認許可データが不許可である場合、前記第1
の格納手段に格納された未送達を示す前記送達状況デー
タを前記確認許可データが不許可とされていることを示
すデータに更新することを特徴とする請求項6記載の情
報送達管理装置。 - 【請求項8】 前記更新要求を受信した前記更新手段
は、前記確認許可データが不許可である場合、前記第1
の格納手段に格納された前記受信側の移動通信端末に関
する前記送達状況データを更新しないことを特徴とする
請求項6記載の情報送達管理装置。 - 【請求項9】 前記第2の格納手段は、前記情報を格納
し、 前記発信手段が前記送達状況データを前記送信側の移動
通信端末に発信した後に、当該送信側の移動通信端末か
ら送信される再送指示に基づいて、前記情報を前記受信
側の移動通信端末に再送することを特徴とする請求項6
記載の情報送達管理装置。 - 【請求項10】 他の移動通信端末から情報の受信が可
能な移動通信端末において、 前記情報が送達されたか未送達であるかを示す送達状況
データを格納した第1の格納手段を有する情報送達管理
装置と通信可能であり、 前記情報を受信する度に、その情報の前記送達状況デー
タを確認されることに対して許可するか不許可であるか
を示す確認許可データを決定するための確認許可決定手
段と、 決定された前記確認許可データを前記情報送達管理装置
に送信する送信手段と、 を備えることを特徴とする移動通信端末。 - 【請求項11】 移動通信端末から他の移動通信端末へ
送信された情報の送達状況を確認するための情報送達確
認システムであって、 情報を送信する移動通信端末と、 情報を受信する請求項10記載の移動通信端末と、 請求項6〜請求項9のうち何れか一項記載の情報送達管
理装置と、 前記送信側の移動通信端末からの情報を中継して前記受
信側の移動通信端末へ送信するとともに、前記受信側の
移動通信端末へ前記情報が送達されたことを検知した場
合に前記情報送達管理装置に前記更新要求を送信する中
継装置と、 を備えることを特徴とする情報送達確認システム。 - 【請求項12】 移動通信端末から他の移動通信端末へ
送信された情報の送達状況を確認するための情報送達確
認方法であって、 前記情報が受信側の移動通信端末へ送達されたか未送達
であるかを示す送達状況データを、第1の格納手段、第
2の格納手段、更新手段、および発信手段を有する情報
送達管理装置の前記第1の格納手段に格納するステップ
と、 情報の前記送達状況データを確認されることに対して許
可するか不許可であるかを示す確認許可データを各移動
通信端末ごとに前記第2の格納手段に格納するステップ
と、 前記送信側の移動通信端末からの情報を中継して前記受
信側の移動通信端末へ送信する中継装置が、前記受信側
の移動通信端末へ前記情報が送達されたことを検知した
場合に、前記送達状況データの更新要求を送信するステ
ップと、 前記更新要求に応じて、前記第2の格納手段に格納され
た前記受信側の移動通信端末に関する前記確認許可デー
タが許可となっている場合に、前記第1の格納手段に格
納された前記受信側の移動通信端末に関する未送達を示
す前記送達状況データから送達を示すデータに前記更新
手段が更新するステップと、 前記送信側の移動通信端末からの要求に応じて、前記第
1の格納手段に格納された前記送達状況データを抽出す
ると共に前記送信側の移動通信端末に対して当該送達状
況データを前記発信手段が発信するステップと、 を含むことを特徴とする情報送達確認方法。 - 【請求項13】 移動通信端末から他の移動通信端末へ
送信された情報の送達状況を確認するための情報送達確
認方法であって、 前記情報が受信側の移動通信端末へ送達されたか未送達
であるかを示す送達状況データを、第1の格納手段、更
新手段、および発信手段を有する情報送達管理装置の前
記第1の格納手段に格納するステップと、 前記受信側の移動通信端末が、前記中継装置から前記情
報を受信した際にその情報の前記送達状況データを確認
されることに対して許可するか不許可であるかを示す確
認許可データの決定を促すステップと、 前記受信側の移動通信端末が、決定された前記確認許可
データを前記情報送達管理装置に送信するステップと、 前記送信側の移動通信端末からの情報を中継して前記受
信側の移動通信端末へ送信する中継装置が、前記受信側
の移動通信端末へ前記情報が送達されたことを検知した
場合に、前記情報送達管理装置に対して前記送達状況デ
ータの更新要求を送信するステップと、 前記更新要求に応じて、前記受信側の移動通信端末で決
定された前記確認許可データが許可となっている場合
に、前記第1の格納手段に格納された前記受信側の移動
通信端末に関する未送達を示す前記送達状況データから
送達を示すデータに前記更新手段が更新するステップ
と、 前記送信側の移動通信端末からの要求に応じて、前記第
1の格納手段に格納された前記送達状況データを抽出す
ると共に前記送信側の移動通信端末に対して当該送達状
況データを前記発信手段が発信するステップと、 を含むことを特徴とする情報送達確認方法。
Priority Applications (7)
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