JP3676766B2 - メールシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メールの送受信処理を制御するメールシステムに係り、特に、携帯電話等の通信移動端末から送信されたメールの処理に有効なメールシステム及びそのシステムに対応する通信移動端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の移動通信用のメールシステムでは、例えば図9に示すシーケンスで処理が行われる。すなわち、移動端末Aから移動端末Bへのメールの送信動作を想定すると、移動端末Aから送信されたメールは、メールサーバのメールボックスに蓄積される。このとき、メールサーバは、当該メールの送達状況として「未送達」を記憶し、その後、パケット加入者系/関門中継処理装置を介して移動端末Bに、サーバにてメールを蓄積した旨を伝える着信通知信号を送信する。着信通知信号を受信した移動端末Bは、自動的に、パケット加入者系/関門中継処理装置を介してメールサーバにメール取得要求信号を送信し、この信号を受けたメールサーバは、移動端末Bに対してヘッダ部を含むメール全体を送信する。移動端末Bは正常に受信が終了したら、パケット加入者系/関門中継処理装置に対して正常応答信号を返信する。メールサーバは、上記正常応答信号を取得すると、当該メールの送達状況を「送達済」に変更する。
【0003】
そして、メールサーバは、上記手順の後、上記メール送達状況を自動的に移動端末Aに送信する。あるいは、移動端末Aに自動送信するのではなく、移動端末Aからメールサーバヘの能動的なアクセスに応じて、当該メールの送達状況を移動端末Aに送信する。
また、一般に、メールを受信すると当該メールを受信した移動端末Bに対する、データ通信料金の課金情報が課金情報保持部に蓄積され、課金情報保持部に蓄積された課金情報に基づき移動端末の所有者に対し課金の請求が行われる。
【0004】
ここで、上記シーケンスにおいて、メールサーバが移動端末Bに対し、最初からメール本文を送信するのではなく、一度着信通知を送信し、その後メール本文の取得を行うのは、移動端末Bが圏外にあったり電源オフとなったりして、受信不能状態の場合もあることを考慮し、なるべく無効な信号の送受信を削減するためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような移動通信システムにおけるメールシステムにあっては、蓄積したメールが自動的に移動端末Bに送られることとなるが、移動端末Bの使用者は、必ずしも送られてきた全てのメールを受信したいわけではない。
また、上記メールシステムでは、移動端末Aにおいて、移動端末Bへのメールの送達確認自体は可能であるが、移動端末Bの使用者がそのメールを開封したかどうか確認できない。つまり、移動端末Bにメールは届いているが、その受信したメールを使用者が能動的に開封状態としたか否かについて確認できない。
【0006】
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、通信効率良く受信すべきメールの選択が可能であると共に、送信端末側で、受信端末でメール開封が行われたかどうかの確認が可能なメールシステム及び移動端末を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のうち請求項1に記載した発明は、端末から送信されてきたメールを蓄積し、そのメールを受信すべき受信端末に対し、自動的若しくはメール有無の確認に応じてメール着信を通知し、当該受信端末からの取得要求に応じてメールを当該受信端末に送るメールシステムにおいて、
上記受信端末に対しメールのヘッダ部を送信してメール受信の問合わせを行い、上記問合わせに対する受信許可応答を受信端末から取得すると、当該メールの本文を上記受信端末に送信し、上記予めメールのヘッダ部のみを送信する処理は、蓄積したメールの情報中に開封確認要求情報がある場合に実施することを特徴とするものである。
【0008】
なお、携帯電話などの移動通信端末におけるメールシステムにあっては、一般に、メール着信の通知によって受信端末がメール受信可能な状態と判定すれば自動的にメールが受信端末に送られる。
本発明によれば、メールのヘッダ部が最初に送られて、そのメールの受信の要否が確認でき、受信端末の使用者が受信許可したメールだけを受信可能となる。
また、開封確認要求のある特定のメールだけについて上記メールの受信許可・拒否の判定が行われ、その他のメールについては従来通りの処理が行われる。
【0009】
次に、請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した構成に対し、蓄積したメールの開封情報を記憶するメール情報記憶部を備え、上記受信端末から受信許可応答を取得すると対応するメールのメール情報に対し開封済みの開封情報を設定することを特徴とするものである。
本発明によれば、上述のように、受信端末から受信許可応答を取得すると、つまり、受信端末の使用者の能動的な意思で受信するとされたメールに関し、メールの本体だけが別途、受信端末に送られることで、つまり受信端末にメール本体が届くとメールが自動的に開封された状態となることから、メール情報中の開封情報が、確実にメールが開封されたときに開封済みの情報となる。したがって、当該開封情報によって受信端末でのメールの開封を確認することが可能となる。
【0010】
次に、請求項3に記載した発明は、請求項2に記載した構成に対し、上記受信端末に対しメールのヘッダ部を送信してメール受信の問合わせを行い、上記問合わせに対する受信拒否応答を受信端末から取得すると、メールの本文を上記受信端末に送信することなく、対応するメールのメール情報に対し受信拒否の開封情報を設定することを特徴とするものである。
【0011】
本発明によれば、メール受信が拒否されたか否かが確認可能となる。
次に、請求項4に記載した発明は、請求項2又は請求項3に記載した構成に対し、上記開封情報が変更されたと判定すると、対応するメールを送信した端末に、その開封情報の内容を送信することを特徴とするものである。
本発明によれば、メールに関し開封済みや受信拒否についての情報が、自動的に送信端末に通知可能となる。つまり、送信端末側で送信したメールの結果を確認することが可能となる。
【0012】
次に、請求項5に記載した発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載した構成に対し、上記ヘッダ部の送信は、メール着信の通知時、またはメール着信の通知後本文送達前に行うことを特徴とするものである。
本発明によれば、メールの受信に先立って、メールの受信及び拒否の判定を行うことが可能となる。
【0013】
例えば、上記先にメールヘッダ部を送信して受信の問合わせが有るメールと、自動的に受信端末に送信されるその他のメールが混在していても、自動的に送信されるメールの受信よりも前に、問合わせにあるメールについて受信・拒否の判断が行われて、当該判断時に自動的に送信されるメールとの混在が回避される
【0014】
に、請求項に記載した発明は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載した構成に対し、メール受信に応じた課金情報を、当該メールを受信した受信端末への課金として課金保持部に蓄積するシステムにおいて、
開封確認要求情報のあるメールであって、且つ受信端末から受信が拒否されたメールについては、上記メール受信に応じた課金情報をメール送信側の端末の課金情報として上記課金情報保持部に蓄積することを特徴とするものである。
【0015】
本発明によれば、意に反するメールの受信料金を送信者側に課金可能となる
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、メールシステムを含むパケット通信ネットワークシステムの概要構成を示す図である。
本ネットワークシステムは、少なくとも、使用者が操作する移動端末1と、基地局2と、パケット通信処理装置3と、メールシステムを構成するメールサーバ4と、各移動端末1の位置などの情報を管理するサービス制御装置(不図示)とを備える。
【0017】
上記移動端末1は、例えば携帯電話、PDA端末等から構成され、現在の無線エリアを担当する無線基地局2と無線電波によって接続可能となっている。その無線基地局2は、パケット通信処理装置3に接続している。また、パケット通信処理装置3はメールサーバ4に接続している。そして、移動端末1からのメール送信時には、移動端末1からの通信情報が、基地局2を介してパケット通信処理装置3に伝達され、メールサーバ4に伝達可能となっている。また、移動端末1へのメール着信時には、メールサーバ4からの通信情報がパケット通信処理装置3に伝達され、基地局2を介して特定の移動端末1に伝達可能となっている。
【0018】
上記パケット通信処理装置3は、基地局2と接続する加入者系パケット処理装置3Aと、パケット関門中継装置3Bとから構成され、パケット関門中継装置3Bにメールサーバ4が接続されている。そのメールサーバ4は、制御装置4A、メールを蓄積するメールボックス4B、及びメールの情報を格納する開封・送達情報管理DB4Cを備える。開封・送達情報管理DB4Cは、メール情報記憶部を構成する。
【0019】
上記移動端末1は、図2に示すように、現在の無線エリアを担当する無線基地局2と無線電波による呼処理を行う通信部1Aと、通話、画像、メールなどの情報を送信・取得するコンテンツ情報を処理する制御部1Bと、表示部1Cとを備える。また、種々のアプリケーションを備える。ここで、移動端末1は、それぞれ固有の電話番号が割り当てられ、また、特定の番号や操作部を操作することで、上記メールサーバ4との間で情報を送信・受信可能となっている。
【0020】
ここで、本実施形態では、メールの種類として「通常メール」「送達確認メール」及び「開封確認メール」の3種類に分類されるとし、制御部1Bでは、特定番号や操作部の操作によって選択された3種類のいずれかのメールであるという情報を付帯して通信部1Aを通じてメールの送信をする。
さらに、上記制御部1Bは、開封確認メールのヘッダ部を受信すると、当該ヘッダ情報内容を表示部1Cに表示すると共に、使用者に対して上記ヘッダ部に応じた受信許可若しくは受信拒否のいずれかの応答の入力を促し、使用者が特定の番号や操作部を操作して、使用者の受信許可若しくは受信拒否のいずれかの判断を取得すると、その旨の応答信号(許可又は拒否)を通信部1Aを介してメールサーバ4に送信するようになっている。また、開封確認メールのメール本体を受信すると、そのメール本体を表示部1Cに表示する。
【0021】
なお、複数の開封確認メールのメール本文がまとめて送信される場合には、例えばその複数件のメール本文を記憶して1件ずつ表示部1Cに表示するように制御する。
なお、メール着信通知を受信すると、メール受信可能状態として自動的にメール取得要求を通信部1Aを介して送信する。また、開封確認メール以外のメールについては、上記開封確認メールの処理が終了すると自動的に対応する受信側の移動端末1に送られる。
【0022】
また、上記パケット通信処理装置3は、図3に示すような課金装置5を備え、メールサーバ4からの課金情報に基づき、課金情報保持部5Aに課金情報を蓄積する。
次に、メールサーバ4の処理について説明する。
メールサーバ4の制御装置4Aは、図4に示すように、メールを受信すると(ステップS10)、メールをメールボックス4Bに蓄積すると共に、メールに関する情報、特に開封・送達に関する管理データを作成して開封・送達状況管理DB4Cに格納する(ステップS20)。このときには、開封・送達状況は「未送達」としておく。続いて、対応する受信側の移動端末1に対しメール着信通知を送信する。受信側の移動端末1からメール取得要求を受信してメール送信可能状態と判定すると、送信すべきメール中に開封確認メールの有無を検索し(ステップS30)、開封確認メールが存在している場合には、まず、その開封確認メールのヘッダ部を受信側の移動端末1に送信して問い合わせを行う(ステップS40)。上記問い合わせに対する応答により(ステップS50)、「受信拒否」の応答を取得すると(ステップS60)、上記開封・送達状況を「受信拒否」に変更し(ステップS110)、その旨の情報を送信した端末に送信すると共に(ステップS90)、拒否動作のために必要となったデータ通信料金を送信端末への課金情報として課金処理装置に送る(ステップS100)。
【0023】
一方、上記問い合わせに対し「受信許可」の応答を取得した場合には(ステップS60)、対応するメールの本文を受信側の移動端末1に送信し(ステップS70)、受信側の移動端末1から正常到達信号を受信したときに上記開封・送達状況を「開封済」に変更し(ステップS80)、その旨の情報を送信した端末に送信すると共に(ステップS90)、メール受信動作のために必要となったデータ通信料金を受信側の移動端末1への課金情報として課金装置5に送る(ステップS100)。
【0024】
以上の処理を、全ての開封確認メールについて行った後に(ステップS120)、又は開封確認メールが存在しない場合は、従来と同様に、その他のメール、つまり、「通常メール」「送達確認メール」を受信側の移動端末1に向けて送信する(ステップS130)。なお、「送達確認メール」については、受信側の移動端末1から正常到達信号を受信したときに上記開封・送達状況を「送達済」に変更し、その旨の情報を送信した端末に送信する。
【0025】
図5に、開封・送達状況管理DB4C中のデータ構造例を示す。
ここで、上記説明では、複数件の開封確認メールがある場合に、一件ずつヘッダ部の送信を行い、受信の許可・拒否が確定してから次のヘッダ部の送信を行うように順番に処理するように説明しているが、これに限定されない。例えば、複数の開封確認メールのヘッダを全て送信した後、受信許可の応答が有った開封確認メールのメール本文を順番に送信するように処理を行っても良い。
【0026】
また、上記説明では、開封・送達状況を「開封済」及び「受信拒否」に変更されるたびに、自動的に送信側の端末に対してその情報を送信しているが、これに限定されない。送信側の端末からのアクセスに応じて情報を送信するようにしても良い。
開封確認メール処理のシーケンスの一例を図6〜図8に示す。
【0027】
移動端末Aから、「開封確認メール」を選択して移動端末Bにメール送信を行った場合、図6のシーケンスのように、着信通知によって、「開封確認メール」がサーバ上に着信していることを移動端末Bに通知し、受信可能の場合には、メールのタイトルとfromアドレス、また場合によってはメールサイズなどからなるメールヘッダ部を移動端末Bに通知する。その際、開封確認メールについては、移動端末Bは自動的にメール本文の取得動作を行わない。このとき、移動端末Bの画面上には、「開封確認メール」がサーバ上に保存されていることを示す何らかの表示が表示部1Cに行われ、タイトル、fromアドレス、メールサイズ等のヘッダ部が確認可能となっている。
【0028】
移動端末Bの使用者は、移動端末1上の表示を見て、メール本文の確認を行いたい場合にのみ、開封確認メールの取得動作を行うこととする。すなわち、図7のようなシーケンスにより、移動端末Bから開封確認メールの取得要求、つまり受信許可の応答が発信されると、メールサーバ4は、対応するメール本文を送信する。移動端末Bにメール本文が届くと同時にメールが開封され表示部1Cに表示され、移動端末Bからメールサーバ4に正常受信したという到達信号が送信される。この到達信号を受信すると、メールサーバ4は、メール開封状態を開封済」に設定変更し、上記手順の後、メールサーバ4上のメール開封状況を自動的に移動端末Aに送信する。あるいは、上記手順の後、移動端末Aに自動送信するのではなく、移動端末Aからメールサーバ4ヘの能動的なアクセスにより、当該メールの開封状況を確認する、という方法も考えられる。
【0029】
一方、メールのヘッダ部を受信した移動端末Bの使用者が、開封確認メールの取得を拒否したい場合には、図8に示すシーケンスにより、移動端末Bから受信拒否の応答が行われ、その拒否応答に応じて、メールサーバ4は、メール開封状態を「受信拒否」に設定変更し、上記手順の後、メールサーバ4上のメール開封状況を自動的に移動端末Aに送信する。あるいは、上記手順の後、移動端末Aに自動送信するのではなく、移動端末Aからメールサーバ4ヘの能動的なアクセスにより、当該メールの開封状況を確認する、という方法も考えられる。
【0030】
以上のように、少なくとも開封確認メールについては、受信したいメールだけを受信することが可能となる。これにより、写真や動画など、比較的大きなサイズのメールを送受する際、受信側移動端末1の使用者が不要と判断したメールの受信は行われないため、無線周波数の無効な利用が軽減される。
また、データ量が小さいヘッダ部だけを最初に受信側の移動端末1へ送信し、受信許可が有った場合にだけメールの本文だけを別途、受信側の移動端末1に送信することで、受信側の移動端末1の使用者の意思によるメールの開封確認を確実に行うことが可能となる。
【0031】
また、この受信拒否動作に要するデータ通信料金は、受信側移動端末Bの所有者に課金する方法と、送信側移動端末Aの所有者に課金する方法の両方が考えられる。いずれの端末の所有者に課金する場合であっても、課金装置5における課金処理情報の保存に際しては、メールのヘッダ情報の当該フィールドから課金対象者を特定することが可能である。
【0032】
そして、受信拒否時に送信側移動端末1の所有者に課金される方法を考えたとき、移動端末1の機能として、「通常メール」、「送達確認メール」は、特定の電話番号からのメールを除き、一律受信拒否を行うが、「開封確認メール」の着信通知は許可する、といった設定を可能とすることが有効である。または、「通常メール」、「送達確認メール」は、特定サイズ以上のメールを一律受信拒否とするような設定を可能とすることが有効である。このような設定を可能とすることにより、受信側移動端末1の使用者は、巨大なサイズのメールを意に反して受信してしまい、高額な通信料金を請求されることがなくなる。また、「通常メール」、「送達確認メール」であっても、所定サイズ以上の大きなメールについては、「開封確認メール」と同様に、先にヘッダ部だけを送って受信の許可・拒否の応答・問合わせ処理をするように変更しても良い。
【0033】
このように、送信側移動端末1の所有者に課金を行うサービスと組み合わせて考えることにより、意に反するメールの受信のために通信料金を払わなくて済むようになり、受信側移動端末1の使用者の利便性が向上される。
ここで、上記実施形態では、メールの種類として「通常メール」「送達確認メール」「開封確認メール」の3種類があるとしているが、「開封確認メール」の1種類だけとしても良い。携帯電話端末などの無線を利用した移動端末1によるメールの受信システムの場合には、有線の通信網で行われるメールシステムに比較して、無駄なデータ送受信、必要以上の大量データ送受信を避けなければならないという制約条件がある。特に、昨今の迷惑メールの増加や、今後の動画メールなどの大容量メールの増加という傾向を考慮すると、ヘッダ部の小さなデータ情報のみを送ってから、要求されたメールのメール本文を送るシステムは、無線の有効利用という点で有益である。
【0034】
また、有線の通信網を使用した一般のメールシステムと比較した場合に、サーバにメールを蓄積すると即座に受信側の移動端末1に通知するメールシステムでは、最初に、着信通知のみ、または小さなヘッダ部のみを送信するので、迅速な通知、及び無線通信の無駄削除の点で有利である。
また、受信拒否のメールについて拒否動作に掛かった通信料金の課金を送信者側に変更することで、例えば、迷惑メールの受信による受信側への課金が防止され、しかも、受信側の移動端末1側にはヘッダ部しか送信されないことから、無線資源が無駄に利用されることも回避される。
【0035】
また、上記実施形態では、メール着信通知で受信側の移動端末がメール受信可能と判定した後に、他のメールの送信に先立って開封確認メールのヘッダ部を送信するようにしているが、これに限定されない。たとえば、メール着信通知と共に、又はメール着信通知に替えて開封確認メールのヘッダ部を送信するようにしても良い。
【0036】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、通信資源を有効利用しつつ、必要なメールのみが受信可能となると共に、メールの開封確認も可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく実施形態に係るメールシステムを説明するための構成図である。
【図2】本発明に基づく実施形態に係る移動端末の構成を示す図である。
【図3】本発明に基づく実施形態に係る課金装置の構成を示す図である。
【図4】本発明に基づく実施形態に係るメールサーバの制御装置の処理を説明する図である。
【図5】開封・送達状況管理DBのデータ構造例を示す図である。
【図6】ヘッダ部送信までのシーケンス例を示す図である。
【図7】開封確認メールの本文を受信許可する場合のシーケンス例を示す図である。
【図8】開封確認メールの本文を受信拒否する場合のシーケンス例を示す図である。
【図9】従来のメールシステムの処理例を説明する図である。
【符号の説明】
1 移動端末
1A 通信部
1B 制御部
1C 表示部
2 基地局
3 パケット通信処理装置
3A 加入者系パケット処理装置
3B パケット関門中継装置
4 メールサーバ
4A 制御装置
4B メールボックス
4C 開封・送達状況管理DB
5 課金装置
5A 課金情報保持部

Claims (6)

  1. 端末から送信されてきたメールを蓄積し、そのメールを受信すべき受信端末に対し、自動的若しくはメール有無の確認に応じてメール着信を通知し、当該受信端末からの取得要求に応じてメールを当該受信端末に送るメールシステムにおいて、
    上記受信端末に対しメールのヘッダ部を送信してメール受信の問合わせを行い、上記問合わせに対する受信許可応答を受信端末から取得すると、当該メールの本文を上記受信端末に送信し、上記予めメールのヘッダ部のみを送信する処理は、蓄積したメールの情報中に開封確認要求情報がある場合に実施することを特徴とするメールシステム。
  2. 蓄積したメールの開封情報を記憶するメール情報記憶部を備え、上記受信端末から受信許可応答を取得し当該メールの本文を送達すると、対応するメールのメール情報に対し開封済みの開封情報を設定することを特徴とする請求項1に記載したメールシステム。
  3. 上記受信端末に対しメールのヘッダ部を送信してメール受信の問合わせを行い、上記問合わせに対する受信拒否応答を受信端末から取得すると、メールの本文を上記受信端末に送信することなく、対応するメールのメール情報に対し受信拒否の開封情報を設定することを特徴とする請求項2に記載したメールシステム。
  4. 上記開封情報が変更されたと判定すると、対応するメールを送信した端末に、その開封情報の内容を送信することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載したメールシステム。
  5. 上記ヘッダ部の送信は、メール着信の通知時、またはメール着信の通知後本文送達前に行うことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載したメールシステム。
  6. メール受信に応じた課金情報を、当該メールを受信した受信端末への課金として課金保持部に蓄積するシステムにおいて、
    開封確認要求情報のあるメールであって、且つ受信端末から受信が拒否されたメールについては、上記メール受信に応じた課金情報をメール送信側の端末の課金情報として上記課金情報保持部に蓄積することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載したメールシステム。
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