JPH11316720A - ネットワ―ク通信方式 - Google Patents

ネットワ―ク通信方式

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JPH11316720A
JPH11316720A JP6726799A JP6726799A JPH11316720A JP H11316720 A JPH11316720 A JP H11316720A JP 6726799 A JP6726799 A JP 6726799A JP 6726799 A JP6726799 A JP 6726799A JP H11316720 A JPH11316720 A JP H11316720A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子メールを通信方式の異なるFaxや音声メ
ールへ人手を介さずに自動的に送信できるようにするこ
と。また、その送受信のために、利用者に対して、利用
登録や新たな機器やソフトの導入の負担を必要としない
こと。 【解決手段】ファクシミリ装置を電子メールのネットワ
ータから指定するアドレス指定方式としてファクシミリ
電話番号を含む電子メールアドレス(市内局番−市内番
号@市外番号.固定ドメイン名)の形式を用いる。ま
た、ドメイン名(市外局番.固定ドメイン名)によって
特定される電子メール受信変換装置17、18を電子メ
ールのネットワータ内に設置する。その電子メール受信
変換装置は、前記ドメイン名のアドレスを持つ電子メー
ルをすべて受信し保持する受信手段と、その受信手段に
保持された電子メールをファクシミリ信号に変換し、前
記ファクシミリ番号へ送信する変換手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク、特
にインターネット、イントラネット、エクストラネット
と呼ばれるTCP/IPブロトコルを利用するネットワ
ークに対し、そのネットワークに組み込まれている通信
方式の仕組みに、異なる通信方式を追加するネットワー
ク通信方式に関する。さらに詳しく言えば、ネットワー
クの電子メールシステムから、異なる通信方式であるフ
ァクシミリ装置(Fax)や電話機へ電子メールを変換
して送信することの可能なネットワーク通信方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的にネットワークを利用した
通信では、送信者の使用する通信方式と異なる通信方式
の受信者に対しては自動的に通信を行うことはできず、
送信者が受信者と同じ通信方式で送信することを手動で
行うのが基本であった。たとえば、送信者が電子メール
を利用している場合に、受信者がFaxのみ利用可能な
場合の通信の例を図4に示す。この例では、ネットワー
クの同じ通信方式を利用する者Aが電子メールで情報を
Bに送りBが受け取った後に、Bが、Aは利用できない
ネットワーク上でサポートされたFaxサーバからFa
xしか利用できない受信者Cに転送する場合を示してい
る。この場含には、送信者Bが受信者Cと同じ通信方式
をとり、それに応じた操作を送信者Bが行うことで可能
となっている。Aが直接、ネットワーク上でサポートさ
れたFaxサーバを利用できたとしても、AはCに送信
する場合はCにFaxを送ることで情報を伝えることに
なるので、異なる通信方式を使ったことにはならない。
AはBの協力を得て、電子メールを使いCにFaxで情
報を送ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、ネッ
トワークを利用した通信において、送信者の使用する通
信方式と異なる通信方式の受信者に対しても自動的に通
信を行うことができるようにすること、具体的には電子
メールを通信方式の異なるFaxや音声メールへ人手を
介さずに自動的に送信できるようにすることを課題とす
るものである。電子メールでは、受信者の識別番号を登
録しておく必要があるが、Faxへの通信の場合に受信
者のFax番号をネットワークにおいて登録しないで利
用できれば、電子メール送信者とFax受信者の組み合
わせになる通信の利用機会は著しく増大する。また、こ
れによって多くの利点が生まれる、例えば通信経路のど
の位置で電子メールからFaxに自動変換するかでコス
ト面での利点が生まれるなどである。したがって、本発
明は前記の電子メールを通信方式の異なるFaxへ自動
的に送信するのに、受信者のFax番号を登録する必要
のない仕組みを提供することを課題とする。
【0004】このように電子メールを通信方式の異なる
Faxへ受信者の登録をしなくとも自動的に送信できる
ようにするには、通信方式を自動的に変換する装置を経
由しなければならない。現在ネットワークの電子メール
の利用者やFaxの利用者の数は膨大なものであり、将
来はさらに増えるものと予想される。電子メールからF
axへの通信が格別の手間を要せずに利用しやすいもの
であることが知られてくると必然的に上記自動的に変換
する装置には処理が集中することとなる。ネットワーク
を利用した通信で有用性の高いものは、通信トラフィッ
クを極力減らし、処理件数が多くなる場合を想定した分
散可能な仕組みが必要である。そこで本発明は、電子メ
ールからFaxへの通信をおこなうための通信方式の自
動変換処理が1局に集中せず、ネットワーク内で適宜に
分散処理を可能とすることを課題とするものである。
【0005】また、本発明は、上記の電子メールからF
axへの通信を運用するに際して利用者の費用負担を極
力下げることができるようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファクシミリ
または電話の番号(市外局番−市内局番−市内番号)の
一部(例えば、市外局番)を電子メールのアドレスのド
メイン名の一部として指定し、ファシミリまたは電話の
番号の残部(市内局番−市内番号)を電子メールのアド
レスのユーザ名として指定する電子メールアドレス(市
内局番−市内番号@市外番号.固定ドメイン名)によっ
て、前記ファクシミリまたは電話の番号を持つファクシ
ミリ装置を電子メールのネットワークから指定するアド
レス指定方式を有し、前記ファクシミリ番号または電話
番号の一部を含むドメイン名(市外局番.固定ドメイン
名)によって特定される電子メール受信変換装置を電子
メールのネットワーク内に有し、前記電子メール受信変
換装置は、前記ファクシミリまたは電話の番号の一部を
含むドメイン名のアドレスを持つ電子メールをすべて受
信し保持する受信手段と、その受信手段に保持された電
子メールをファクシミリ信号または音声信号に変換し、
前記ファクシミリ番号または電話番号へ送信する変換手
段とを有するネットワーク通信方式である。
【0007】前記電子メール受信変換装置における前記
受信手段は、本発明の一特徴によれば、SMTPプロト
コルで電子メールを受信し、市外局番をサブドメインと
するメールアドレスを持つ電子メールを、UUCPプロ
トコルで配送するものとみなして市外局番別に格納する
ものである。
【0008】前記電子メール受信変換装置における前記
変換手段は、本発明の一特徴によれば、ファクシミリ出
力画面の任意箇所にあらかじめ用意した広告画象を配置
する広告挿入処理手段が設けられる。広告挿入処理手段
は、次に掲げるような様々な態様で広告挿入を行う構成
を実現することことができる。 a)広告挿入処理手段は、広告挿入可能な位置及びサイ
ズに関する情報を保持する広告情報保持手段を有し、そ
の中から選択された情報に基づいて広告の配置を決定す
る構成とする。 b)広告挿入処理手段は、異なった広告内容と広告サイ
ズの広告画像を保持する広告情報保持手段を有し、あら
かじめ定めた条件に応じて広告画像を選択し、挿入する
構成とする。 c)各広告の送信頻度を計測し、送信頻度に基づいて挿
入すべき広告画像を選択する構成とする。 d)ファクシミリ受信者ごとの挿入した広告の履歴を記
録し、短期間内に同じ広告を送らないように、広告画像
を選択する構成とする。
【0009】また、本発明は、送信において挿入された
広告情報を含めて送信結果を知らせる連絡メッセージを
作成し、送信する送信結果通知手段が必要に応じて設け
られる。
【0010】
【作用】本発明において、電子メールのネットワークか
らそれとは通信方式の異なるファクシミリ装置へ電子メ
ールを送るために、宛先の指定を電子メールのメールア
ドレスの指定形式で行うが、その中にファクシミリ番号
(または電話番号)を含ませることにより、ファクシミ
リ信号(または音声メッセージ信号)に変換後の送信宛
先のファクシミリ番号(または電話番号)を抽出するこ
とができるようになっている。ファクシミリ装置(また
は電話番号)宛のメールアドレス形式でアドレス指定さ
れた電子メールは、ドメイン名“市外番号.固定ドメイ
ン名”で特定されるコンピュータがネットワークのDN
S機能により探索され、そのコンピュータへファクシミ
リ装置(または電話機)宛のメールが送られる。そのコ
ンピュータが請求項でいう電子メール受信変換装置であ
る。電子メール受信変換装置は、その受信手段によりド
メイン名(市外局番.固定ドメイン名)をアドレスに持
つ電子メールをすべて受信し、保持することができるよ
うに構成されている。そこに保持された電子メールは、
変換手段によりファクシミリの画像信号(または音声メ
ッセージ信号に変換され、メールアドレスに含まれるフ
ァクシミリ番号または電話番号へファクシミリ送信され
る。本発明によれば、電子メール受信変換装置をネット
ワーク上に設け、Fax(あるいは電話機)宛の電子メ
ールをそこで収集し、ファクシミリの通信方式(あるい
は電話の音声通話方式)に変換しで通信することができ
るので、ネットワークのどこからも自動的にFax(あ
るいは電話)宛先へ電子メールを送ることができる。F
ax(あるいは電話)あて電子メールの収集をSMTP
プロトコルとUUCPプロトコルの機能を組み合わせて
実現した本発明の態様においては、これらのプロトコル
のためのプログラムを、改造を施すことなく、そのまま
利用し、ただ参照するデータを書き換えるだけで、Fa
x(あるいは電話)あて電子メールの収集の機能を容易
に実現することができる。
【0011】また、電子メール受信変換装置において、
ファクシミリ装置宛の電子メールは、ユーザ名がチェッ
クされることなく受信が可能であるので、ファックス
(または電話)の受信者を登録する必要がなく、利用し
やすい環境が実現できる。また、送信者もアドレスの指
定形式に従っで宛先を設定することにより利用可能であ
り、これも利用のために登録しておく必要はなく、簡単
に利用することができる。
【0012】また、本発明によれば、ドメイン名にファ
クシミリ番号(あるいは電話番号)の一部、具体的には
市外局番を有するので、ファクシミリ装置(あるいは電
話)宛の電子メールが一つの電子メール受信変換装置に
集中して送られてくることがなく、複数の電子メール受
信変換装置に分散処理されるので、通信のトラフィック
が向上し、質のよい高速な通信が可能となる。
【0013】また、本発明によれば、電子メール受信変
換装置において広告挿入処理手段を設けたことにより、
様々な態様の広告を付加することができ、広告収入が期
待できるので、このシステムの運営費の助けとなり、利
用者の利用料金が安価もしくは無料となし得る。
【0014】
【発明の実施の形態】ネットワークの仕組みは、固有の
もの、汎用のものが存在する。汎用的なTCP/IPブ
ロトコルをベースとするネットワークには、インターネ
ット、イントラネット、エクストラネットなどがある
が、実施例ではインターネットにおいて電子メール送信
からFax受信する場合を説明する。
【0015】
【第1の実施例】図1は第1の実施例の構成を概略的に
示すもので、既存のインターネットへのシステム上に、
本発明の特徴とする、Faxあての電子メールを受信
し、表現形式を変換して、Fax送信する機能を持つ少
なくとも1つのFaxあて電子メール通信方式変換装置
A17、B18…を設置する。図2は、Faxあて電子
メール通信方式変換装置17の構成例を示すもので、こ
の装置への電子メールを受信する電子メール受信部21
と、受信した電子メールを解析し、電子メールアドレス
に含まれるFax番号や、ヘッダーや本文を抽出する電
子メール解析部22と、ヘッダーの情報、本文のメッセ
ージ等をFaxで取り扱う画像表現形式に変換する表現
形式変換部23と、電子メールアドレスから抽出したF
ax番号へ表現形式変換部23の出力を送信するFax
送信処理部24と、送信が成功したか否かを送信者に通
知する送信結果通知作成部25と、その通知を発信する
電子メール送信部26を備えている。電子メール受信部
は21は、SMTPプロトコルで電子メールを受信する
SMTPプロトコル受信部211と、受信したメールを
UCCP機能でスプールするUCCPスプール部212
からなっている。
【0016】以上のように構成された本実施例の作用に
ついて説明する。ネットワーク上に配置される送信側の
通信処理コンビュータは、受信側の通信・処理コンピュ
ータがどこに存在するかを、ネットワークの機能を利用
して知ることができる。この機能を利用することによ
り、後述するようにネットワークの通信トラフィックの
増大を抑えること、仕組みの簡潔さを導くことになる。
次に、この機能を利用した上で、送信者側の通信方式に
おける定めに従って、異なる受信者側の通信方式を特定
する表現を採用する。ただし、この表現を使った場合
に、受信者側に登録などの制限を加えることなく利用で
きるように機構は実現されねばならない。本実施例で
は、電子メールからFaxへの変換をTCP/IPブロ
トコルのネットワークで説明すると、DNS機能を利用
することおよび送信側で指定する受信側のFax番号を
電子メールアドレスの形式で表現することが特徴であ
る。この表現を使った場合に、Fax番号を登録する必
要のない機構にすることができる。
【0017】ネットワークの仕組みは、固有のもの、汎
用のものが存在するが、汎用的なTCP/IPブロトコ
ルをベースとするネットワーク(インターネット・イン
トラネット、エクストラネットなど)について説明す
る。以下インターネットという用語で代表するが、説明
のための方便でありインターネットに関する限定を意味
するものではない。インターネット電子メール(以下電
子メールという)は、このネットワークで使われるUR
L(Uniform Resource Locate
r)形式にのっとった電子メール・アドレスによって特
定の個人への電子メールの授受を実現している。電子メ
ールを利用する場合、電子メール・アドレスの規則を無
視しては電子メール交換の実現は不可能である。そして
電子メール・アドレスの規則には、原理的に認められて
いるものの中でも、運用上推奨されているものが好まれ
ている。URLは、本来ネットワークのサービス(ft
p,httpなど)とそのサービスを提供するコンビュ
ータ名を特定するためのものである。コンピュータを特
定するためにはドメイン名が使われる。ドメイン名は世
界で唯一であり、それを実現するための組織によって管
理されている。そして、ドメイン名を取得した組織は、
その責任で自由にサブドメインを与えることが可能であ
る。サブドメインと同様に、コンピュータ名もドメイン
名を取得した組織がその責任で自由に与えることが可能
である。これらのドメイン名とコンピュータ名を使い、
サービス名と組み合わせて、URLが確定する。電子メ
ールのサービスでは、短くて覚え易いという理由からコ
ンビュータ名を省略する場合が多い。電子メールの送受
には、DNS(ドメイン・ネーム・サービス)システム
が大きな役割を果たしている。DNSシステムは、 “ドメイン名、サブドメィン名” を管理できるから、送信メール先のザブドメイン名、ド
メイン名が存在するか否かを即座に判断できる。DNS
の機能を大いに利用しながら、しかも解りやすい、覚え
やすいという観点から電子メール・アドレスを決定して
ゆくことが賢い方法であることを誰も否定しない。Fa
x番号を特定できる電子メール・アドレスをどのように
するとよいかと質問すれば、初めて電子メールを知る人
の10人中10人は、 “市外局番−市内局番−Fax番号@固有のドメイン
名” を支持するだろう。この電子メール・アドレスの決め方
を一般的指定方法と呼ぶこととする。
【0018】本実施例では、Fax番号を特定できる電
子メール・アドレスとして、 “市内局番−Fax番号@市外局番.固有のドメイン
名” を採用することとした。すなわち、本実施例は市外局番
を固有ドメインのサブドメインとして割り当ててた点に
大きな特徴がある。電子メールの仕組みのうち、現在も
っとも一般的なブロトコルはSMTPである。このブロ
トコルでは、メールアドレスのうち、@記号の後にある “(コンピュータ名.)(サブドメイン名.)ドメイン
名” が存在するか否か、DNSの機能を使って瞬時に判断で
きる。ただし、ここで上記アドレスのうち()に囲まれ
たものは必ずしも指定しなくてもよいことを意味する。
この判断で、もし、@記号の後にある「(コンピュータ
名.)(サブドメイン名.)ドメイン名」が存在しない
ことがわかれぱ、電子メールそのものを送信する必要が
なくなる。
【0019】ここで、本実施例の上記指定方法の利点に
ついて説明する 1)一般的指定方法は必ず指定されたコンビュータにま
で電子メールが送られる。届いた電子メールに対して、
市外局番が存在するかどうかのチェックが必要になる。
本実施例の指定方法では、固有ドメイン名を管理するD
NSシステムに、市外局番はサブドメイン名として登録
されているので、上記のチェックのためのロスは発生し
ない。
【0020】2)一般的指定方法は、全電子メールが一
度は@記号の後にある “(コンピュータ名.)(サブドメイン名.)ドメイン
名” で指定されるコンピュータに送られるので、大量の電子
メールが1つのコンピュータに集中する。そのための負
荷増大に伴う処理コストが大きくなる。また、再度別の
コンビュータに送り直されるのであれば、ネットワーク
上を無駄なトラフイックが発生する。本実施例の指定方
法では、市外局番をサブドメインに割り当ててあるの
で、全電子メールを複数のコンピュータにおける処理が
可能になる。1台のコンピュータにいったん集めるので
はないので、無駄なトラフィックが発生しない。
【0021】3)一般的指定方法のメールアドレスのう
ち、@記号の前にある “市外局番−市内局番−Fax番号” は該当コンビュータのユーザIDに相当する。この文字
数は8文字を必ず超えるものである。8文字を超えるこ
とは制限事項にはなっていないが、一般に、8文字以下
が推奨されている。本実施例の指定方法では、市内局番
が最大4桁、Fax番号4桁であるから見やすさのため
にハイフン「−」を入れても大部分は8文字以下にな
る。−を入れると9文字になる場合もある(−を省いて
必ず8文字にはできるので市外局番が4桁の場合は、−
を省く方を推奨する。−のある/なしどちらも扱えるよ
うに実現されるべきである)が、一般的指定方法よりは
電子メールの仕組みになじみやすいはずである。以上の
ように、DNSの機能を利用する本実施例の指定方法
は、送信側の利用者にわかりやすく、受信者側を登録す
る必要がなく、ネットワークの通信トラフィックを抑
え、通信処理を分散化可能にするものであり、一般的指
定方法とは一線を画すものである。
【0022】電子メールの送信者が、前述の“Fax番
号@市外局番.固有のドメイン名”で表現される電子メ
ール・アドレスに電子メールを送信する場合の仕組みを
さらに具体的に説明する。電子メールを送信するコンピ
ュータあるいはこの電子メールを扱うコンピュータは、
その送り先の電子メール・アドレスから市外局番をサブ
ドメイン名とする固有のドメインから、DNSの機能に
よってネットワーク上のどのコンピュータに送れぱよい
かを知ることができる。もし、その情報が得られない場
合は、ネットワーク上に送り先が見つからないという理
由で電子メールの送信者に送り返すことになる。例え
ば、図1のネットワーク10において、発信者11〜1
4があるFax19〜110へメールを送りたい時に
は、上述の指定方法に従って“市内局番−Fax番号@
市外局番.固有のドメイン名”をメール・アドレスとし
て設定し、送信する。そうするとその発信者の加入して
いるプロバイダのアクセスポイント15〜16のコンピ
ュータはDNS機能を使って、@以下の市外番号.固有
のドメインをアドレスとするFaxあて電子メール通信
方式変換装置17又は18を特定し、電子メールを送信
する。
【0023】一方、通信方式の自動変換装置であるFa
xあて電子メール通信方式変換装置17、18は、DN
Sにネットワーク上で市外局番をサブドメイン名とする
固有のドメインの電子メールを受け取るコンピュータと
して登録されている。SMTPプロトコル受信部211
は、通信ブロトコルが、Fax番号を表わす電子メール
のユーザ名をチェックすることのないように構成されて
いる。したがって、登録された市外局番をサブドメイン
名とする固有のドメインの電子メール・アドレスであれ
ぱ、このFaxあて電子メール通信方式変換装置17、
18の電子メール受信部21で取り込まれる。
【0024】一般に、電子メールを受信する機能は各種
実現されている。しかし本発明の特徴とする通信方式の
自動変換および、Fax受信者の識別名を登録しなけれ
ばならないという制約を排除することは、既存の仕組み
をそのまま用いるだけでは実現できない。これは、Fa
x受信者が電子メールの受信者と同格の電子メール・ア
ドレスと扱ってしまうと当然ながら識別の登録を必要と
してしまうからである。本発明では、ネットワーク上で
のFax受信者の電子メール・アドレスを最終宛先に位
置させないことでそれを実現している。そのために、電
子メールの受信機能としてSMTPブロトコルと、UU
CPブロトコルを利用して、この実現装置内にFax受
信者のための電子メールを格納する方式を実現してい
る。この2つのブロトコルの組み合わせの特徴とその実
現に、DNSのドメイン空間の登録処理、電子メールを
扱うMXレコードの指定を、利用している。
【0025】具体的には、ネットワークの電子メールシ
ステムのDNS機能により、宛先として送られてきた電
子メールは、電子メール受信部21のSMTPプロトコ
ル受信部211において、SMTPプロトコルを処理す
るプログラム例えばsendmailの受信機能によっ
て受信処理をする。その受信処理においては、(a)自
己装置のユーザ宛のメールの処理をすべきものである
か、(b)他の装置へSMTPで転送すべきものである
か、あるいは(c)UUCPでローカルのユーザへ送信
すべきものかを、受信メールアドレスのドメイン名から
登録テーブル(senmail.cf)を参照して判定
する。(a)の自己装置のユーザ宛であれば、ユーザご
との電子メールのキューにその電子メールを格納する。
(b)のSMTPで他のコンピュータへ転送すべきもの
である場合には、転送先のコンピュータとSMTPによ
る通信で電子メールを送る。(c)のUUCPで他のコ
ンピュータへ転送すべき電子メールの場合は、電子メー
ルのドメイン名に割り当てられたUUCPスプールエリ
アへ格納する。本発明では、(c)の場合となるよう
に、サブドメインとして用いられるFaxの市外局番が
前記登録テーブルに定義されている。したがって、本実
施例のサブドメインにFax宛先の市外局番を用いた電
子メールを格納することができる。格納された電子メー
ルに対するUUCP接続先は、実在しないので、スプー
ルされた電子メールは転送されずに残り、すべて取り込
むことができる。
【0026】UUCPスプール部212の格納エリアに
格納された電子メールには、受信者のFax番号を表わ
す電子メール・アドレスや送信者の電子メール・アドレ
スが含まれている。これを電子メール解析部22により
取り出し、Fax送信処理部24に受け渡す。また、U
UCPスプール部212の格納エリアに格納された電子
メールには、コンピュータ固有の文字コードや、画像を
表現するコードを合んでいる。Faxは基本的に画像デ
ータであり、しかも、Fax特有の画像データ化が必要
である。電子メール解析部22では電子メールに含まれ
るヘッダや本文を抽出して、表現形式変換部23に渡
す。表現形式変換部23は、文字コードは文字コードに
対応したFax固有の画像データに、画像データはFa
x固有の画像データに変換する。表現形式変換部23で
Fax用データとして変換されたデータはFax送信処
理装置のFax機能を使って、Fax受信者に送信され
る。自動化機能は、装置に搭載される基本ソフトウェア
を中心に実現される。電子メールの受信を知り、データ
変換機能を実行し、Fax送信機能を実行するという一
連の処理を、基本ソフトウェアと応用ソフトウェアによ
ってこの装置で自動的に行えるのである。
【0027】Fax送信処理が終了後に、送信結果通知
作成部25により、Fax送信処理部24の送信処理の
結果、送信が成功したか否かを送信者に通知するメール
を作成し、その通知のメールを電子メール送信部26に
より送信する。なお、本実施例によれば、電子メール送
信者とFax受信者のどちらの利用者にも特別な装置、
特別なソフトウェアを必要としない。Fax受信者の指
定は、電子メールアドレスで行い、メールヘッダーやメ
ール本文において指定する必要はない。
【0028】
【第2の実施例】第2の実施例は、第1の実施例におい
て、宛先のFax装置へ送信するときに、広告を挿入す
るための手段を設けたものである。図3は図1における
Fax宛電子メール通信方式変換装置17、18の構成
を示すもので、図2の第1の実施例の構成部分と同じ構
成部分には同一の符号を付している。図2の構成と異な
るところは、広告情報保持部31、広告挿入処理部32
を付加した点にあり、その他の電子メール受信部21、
電子メール解析部22、表現形式変換部23、Fax送
信処理部24、送信結果通知作成部25、電子メール送
信部26等は同じ構成、機能を持つものである。第1の
実施例と異なるところを主として説明する。広告情報保
持部31は、広告用の画像またはテキスト情報を保持し
ており、その中から選択して出力することが可能であ
る。広告挿入処理部32は電子メール解析部22により
抽出された電子メールのヘッダーの一部と本文及び広告
情報保持部31に保持されている広告情報(複数)から
適宜に選択し、レイアウトして出力するものである。
【0029】広告を挿入する形態としては、さまざまな
ものが可能である。「広告つきFax送信」を事業化す
る場合、「Fax受信者が広告が挿入されることを容認
する条件は何か」を考慮することが重要である。Fax
受信者が、Fax用紙を無駄に使われたと思わないスペ
ースの範囲内で、かつ誰にとっても便利だなと思わせる
もの、楽しいなと感じさせる工夫をする必要がる。その
一方で、広告主の要望を満足させる広告の挿入方法と強
い関係にあるのが、Fax送信時に広告をどのように挿
入するのか、その選択方法である。以上は、受信者側の
Fax用紙に広告をどう挿入するかという際に考慮すべ
き事項であるが、電子メールの送信者に、Fax送信の
報告を、電子メールで連絡する際にも、連絡用電子メー
ルに広告挿入ができる。
【0030】以上3つの観点から考慮した広告挿入の方
法を説明する。いうまでもなく、これらの広告挿入方法
は単独でも組み合わせても用いることが可能である。 [1]Fax用紙上で、広告をどう配置するかの諸態様
【0031】1)送り状欄をつくり、その欄内に広告を
配置する方法(図5) 一般に、Faxには送り状をつけることが多い。図5に
示すように電子メールのヘッダー部分を送り状の内容に
見立てて、送り状の欄を設ける。前後左右の適当な位置
に広告を挿入する。Fax受信者は、送り状部分は必要
と認知するので広告は効果的になる。この場合の方法に
はいろいろある。 1. Fax用紙の先頭から送り状の欄までの間に、広
告を配置する。 2. 送り状の欄から、Fax用紙の末尾までに、広告
を配置する。 3. 送り状の欄の余白部にのみ広告を配置する。 4. 以上のいずれの場合でも、広告つき送り状だけで
Fax用紙1ページを使う場合、あるいは、広告つき送
り状と本文(本文の全てが入らない場合は次ページ以降
は本文だけとなる)の2通りがある。
【0032】2)便箋タイプの広告挿入方法(図6) 例えて言えば、名前の入った便箋(ホテルの便箋などが
例)をFaxの原紙にした場合に相当する広告の挿入方
法である。Fax用紙の全ページに渡って広告を挿入可
能になる。複数の広告主の広告を挿入することも可能に
なる。広告は本文の周囲に配置される。
【0033】3)新聞広告タイプの広告挿入方法(図
7) 新聞では記事と広告が混在する形で構成されるように、
本文中に広告が何個所か配置される方法である。この方
法では、本文があればFax用紙の全ページに何箇所で
も広告を挿入できる。複数の広告主の広告を挿入するこ
とも可能になる。
【0034】[2]送信時の広告挿入方法 広告主は、一定期間に一定数の「広告つきFax」が送
られることを要望し、また地域を限定して送られること
も要望する場合がある。その他に、広告主の希望条件を
かなえるための各広告挿入方法を考案した。ただし、
3)は[1]の要素が強いが、広告を選択する際に決ま
る要素としてこの分類に含めた。
【0035】1)全国版、道州別、都道府県別、市外局
番別、市内局番別などで広告を変える方法(図8) Faxに広告を挿入して送る際に、送り先のFax番号
から、地域を知ることが可能である。広告主の配布希望
に応じた地域に合致した広告を挿入する。
【0036】2)午前、午後、夜間など、時間帯によっ
て広告を変える方法(図8) また深夜(通常午前2時〜4時)には「広告つきFa
x」を送信せず溜めておき、午前4時以降に送信する。
広告主の要望により時間帯によって広告を変えたり、特
定の時間帯のみに広告つきFaxを送信することができ
る。プライバシーに配慮し、深夜には「広告つきFa
x」を送信しないこともできる。
【0037】3)余白の大きさで、広告を選択する方法
(図9) Faxの規格では、Fax用紙の横幅は固定であるが、
長さ方向は自由である。実際には、長さ方向も固定にす
る方が、受信者側の管理が便利であったり、普通紙Fa
xの場合は長さ方向も固定である。長さ方向を固定と考
えると、文面の長さによって最後のページの余白部分が
変わってくる。これを利用して、余白部分の長さに応じ
て、長さの合う広告を選び、先頭ページに挿入する。
【0038】4)全体の送信数に対して、各広告の送信
頻度を広告主との契約に合うようにする方法 (優先順
位付きラウンドロビン方式)(図10) 広告付きFaxを送る地域が決定した場合に、広告主が
複数ある場合は、広告が1社に偏らないように、順ぐり
に挿入する(ラウンドロビン方式)。ただし、広告量と
広告期間の関係で、単純なラウンドロビン方式ではなく
優先順位付きとする。
【0039】5)Fax送信した先を記憶しておき、同
じ広告が短期間の間に重複しないようにする方法(図1
1)。 同じFax送信先に、同じ広告を挿入しないためには、
Fax送信先と広告を記憶しておき重複しない広告を選
択して挿入する。
【0040】[3] 電子メールの送信者に連絡する電
子メールへの広告挿入 1)電子メールの送信者には、Fax受信者がどの「広
告つきFax」を受けたかは事前にはわからない。そこ
で、Fax受信者と同じ広告主の同じ趣旨の広告をテキ
スト文にして挿入する(図12)。 2)電子メール送信者には、指定サイトのホームページ
で同じ広告が見れるよう広告の所在情報を挿入する。
【0041】
【第3の実施例】第3の実施例は、第1の実施例におい
て、電子メールの送信先を電話機とし、広告情報に基づ
き電話音声に広告音声を付加して電話出力するように構
成したものである。図13は図1におけるFax宛電子
メール通信方式変換装置17、18を電話宛電子メール
通信変換装置として構成したもので、図2の実施例の構
成部分と同じ構成部分には同一の符号を付している。図
2の構成と異なるところは、広告情報保持部131、広
告挿入処理部132を付加した点と、変換部がテキスト
−音声変換部133となり、送信処理部が電話出力処理
部134となった点である。その他の電子メール送受信
部21、電子メール解析部22、送信結果通知作成部2
5等は同じ構成、機能を持つものである。広告情報保持
部131は、広告用のテキスト情報を保持しており、広
告挿入処理部32は電子メール解析部22により抽出さ
れた電子メールのヘッダーの一部と本文及び広告情報保
持部31に保持されている広告情報(複数)に基づい
て、広告を挿入したメールのメッセージ文(テキスト)
を作成する。テキスト−音声変換部133は広告挿入処
理部132の出力するメッセージ文をテキストから音声
へ変換する。電話出力処理部134は電子メール解析部
22で抽出した電話番号へ音声に変換された電子メール
のメッセージ文を送信する。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、電子メール受信変換装
置をネットワーク上に設け、Fax宛の電子メールをそ
こで収集し、ファクシミリの通信方式に変換して通信す
ることができるので、ネットワークのどこからも自動的
にFax宛先へ電子メールを送ることができる。Fax
あて電子メールの収集をSMTPプロトコルとUUCP
プロトコルの機能を組み合わせて実現した本発明の態様
においては、これらのプロトコルのためのプログラム
を、改造を施すことなく、そのまま利用し、ただ参照す
るデータを書き換えるだけで、上記Faxあて電子メー
ルの収集の機能を容易に実現することができる。
【0043】また、電子メール受信変換装置において、
ファクシミリ装置宛の電子メールは、ユーザ名がチェッ
クされることなく受信が可能であるので、ファックスの
受信者を登録する必要がなく、利用しやすい環境がじつ
げんできる。また、送信者もアドレスの指定形式さえ守
れば利用可能であり、これも利用のために登録しておく
必要はなく、簡単に利用することができる。
【0044】また、本発明によれば、ドメイン名にファ
クシミリ番号の一部、具体的には市外局番を有するの
で、ファクシミリ装置宛の電子メールが一つの電子メー
ル受信変換装置に集中して送られてくることがなく、複
数の変換装置に分散処理されるので、通信のトラフィッ
クが向上し、質のよい高速な通信が可能となる。
【0045】また、本発明によれば、電子メール受信変
換装置において広告挿入処理手段を設けたことにより、
様々な態様の広告を付加することができ、広告収入が期
待できるので、このシステムの運営費の助けとなり、利
用者の利用料金が安価もしくは無料となり得る。
【0046】上述のFax宛の電子メールのネットワー
ク通信方式の効果は電話宛の電子メールの通信において
も同様に奏することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための図。
【図2】第1の実施例のファックス宛電子メール通信方
式変換装置の構成を示す図。
【図3】第2の実施例のファックス宛電子メール通信方
式変換装置の構成を示す図。
【図4】従来の技術で実現されでいるものの例を示す
図。
【図5】送り状欄をつくり、その欄内に広告を配置する
方法を説明するための図。
【図6】便箋タイプの広告挿入方法を説明するための
図。
【図7】新聞広告タイプの広告挿入方法を説明するため
の図。
【図8】条件に応じて広告を変える方法を説明するため
の図。
【図9】余白の大きさで広告を選択する方法を説明する
ための図。
【図10】複数の広告の送信頻度を計測し、その送信頻
度を基に選択する方法を説明するための図。
【図11】送信履歴を記録し、広告が短期間の間に重複
しないようにする方法を説明するための図。
【図12】送信者に送られる連絡メールに広告が入った
例を示す図。
【図13】第3の実施例の電話宛電子メール通信方式変
換装置の構成を示す図。
【符号の説明】
11〜14…発信者、 15〜16…発信者の加入して
いるプロバイダのアクセスポイント、 17〜18…F
axあて電子メール通信方式変換装置、 19〜110
…宛先のFax装置、 21…電子メール受信部、 2
11…SMTPプロトコル受信部、 212…UCCP
スプール部、 22…電子メール解析部、23…表現形
式変換部、 24…Fax送信処理部、 25…送信結
果通知作成部、 26…電子メール送信部、 31…広
告情報保持部、 32…広告挿入処理部。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクシミリ番号の一部を電子メールのア
    ドレスのドメイン名の一部として指定し、ファシミリ番
    号の残部を電子メールのアドレスのユーザ名として指定
    する電子メールアドレスによって、前記ファクシミリ番
    号のファクシミリ装置を電子メールのネットワークから
    指定するアドレス指定方式を有し、 前記ファクシミリ番号の一部を含むドメイン名によって
    特定される電子メール受信変換装置を電子メールのネッ
    トワーク内に有し、 前記電子メール受信変換装置は、前記ファクシミリ番号
    の一部を含むドメイン名のアドレスを持つ電子メールを
    すべて受信し保持する受信手段と、その受信手段に保持
    された電子メールをファクシミリ信号に変換し、前記フ
    ァクシミリ番号へ送信する変換手段とを有することを特
    徴とするネットワーク通信方式。
  2. 【請求項2】前記アドレス指定方式が、ファクシミリ番
    号の市外局番をドメイン名の一部であるサブドメインと
    し、市内局番と市内番号をユーザ名として送信先ファク
    シミリの指定をすることを特徴とする請求項1記載のネ
    ットワーク通信方式。
  3. 【請求項3】前記受信手段は、SMTPプロトコルで電
    子メールを受信し、市外局番をサブドメインとする電子
    メールを、UUCPプロトコルで配送するものとみなし
    て市外局番別に格納することを特徴とする請求項2記載
    のネットワーク通信方式。
  4. 【請求項4】前記変換手段に、ファクシミリ出力画面の
    任意箇所にあらかじめ用意した広告画象を配置する広告
    挿入処理手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    ネットワーク通信方式。
  5. 【請求項5】広告挿入処理手段は、広告挿入可能な位置
    及びサイズに関する情報を保持する広告情報保持手段を
    有し、その中から選択された情報に基づいて広告の配置
    を決定することを特徴とする請求項4記載のネットワー
    ク通信方式。
  6. 【請求項6】広告挿入処理手段は、異なった広告内容と
    広告サイズの広告画像を保持する広告情報保持手段を有
    し、あらかじめ定めた条件に応じて広告画像を選択し、
    挿入することを特徴とする請求項4記載のネットワーク
    通信方式。
  7. 【請求項7】各広告の送信頻度を計測し、送信頻度に基
    づいて挿入すべき広告画像を選択することを特徴とする
    請求項4記載のネットワーク通信方式。
  8. 【請求項8】ファクシミリ受信者ごとの挿入した広告の
    履歴を記録し、短期間内に同じ広告を送らないように、
    広告画像を選択することを特徴とする請求項4記載のネ
    ットワーク通信方式。
  9. 【請求項9】送信において挿入された広告情報を含めて
    送信結果を知らせる連絡メッセージを作成し、送信する
    送信結果通知手段を設けたことを特徴とする請求項4〜
    請求項8記載のネットワーク通信方式。
  10. 【請求項10】電話番号の一部を電子メールのアドレス
    のドメイン名の一部として指定し、ファシミリ番号の残
    部を電子メールのアドレスのユーザ名として指定する電
    子メールアドレスによって、前記電話番号の電話機を電
    子メールのネットワークから指定するアドレス指定方式
    を有し、 前記電話番号の一部を含むドメイン名によって特定され
    る電子メール受信変換装置を電子メールのネットワーク
    内に有し、 前記電子メール受信変換装置は、前記電話番号の一部を
    含むドメイン名のアドレスを持つ電子メールをすべて受
    信し保持する受信手段と、その受信手段に保持された電
    子メールを電話の音声信号に変換し、前記電話番号へ送
    信する変換手段とを有することを特徴とするネットワー
    ク通信方式。
  11. 【請求項11】前記変換手段に、あらかじめ用意した広
    告用メッセージを保持する保持手段と、受信手段に保持
    された電子メールの本文中の任意の箇所に前記保持手段
    に保持された広告用メッセージを挿入する広告挿入処理
    手段を設けたことを特徴とする請求項11記載のネット
    ワーク通信方式。
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