JP2004221942A - 情報送信装置、情報送信方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

情報送信装置、情報送信方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アドレスの変更などが原因で電子メールが相手方に届かなかった場合に、通信媒体を機動的に切り替えて必要な情報を伝達すること。
【解決手段】情報の送信元が設置するデータサーバ100は、LANを介してプリンタ101と、インターネットを介してメールサーバ102と、また公衆電話回線網を介してファックス104と、それぞれ接続されている。データサーバ100は相手方に送信すべき各種情報を、まずは電子メールでメールサーバ102に送信し、不達の場合(メールサーバ102からエラーが返ってきた場合)にはファックス104に送信し、ファックスでも不達の場合(交換機105からエラーが返ってきた場合)にはプリンタ101に送信する。メール不達の場合に送信されるファックス、ファックス不達の場合に郵送される書面には、それぞれメール不達・ファックス不達の旨が注記される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、相手方に伝達すべき各種の情報を電子メールに記述して送信する情報送信装置、情報送信方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
個人が電子メールを使用できる環境にあることはもはや特別なことではなくなっており、二十代や三十代ではメールアドレスを持っているのがむしろ普通となっている。そして、たとえば銀行からの残高通知やカード会社からの利用明細通知、電話会社からの通話明細通知など、従来は郵便でなされていた各種の通知が、電子メールにより代替される例も増えてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、メールアドレスは住所や電話番号などに比べて変更される頻度が高く、プロバイダの乗り換え、あまり使わないアドレスの整理などをきっかけに、容易に不通になってしまうことがある。そのため結局郵送で通知することになるケースも多く、かえって二度手間になる、紙資源の節約や通信費の節約といった電子化の恩恵を享受できないなどの問題があった。
【0004】
この発明は上記従来技術による問題を解決するため、電子メールが相手方に届かなかった場合には通信媒体を機動的に切り替えて必要な情報を伝達することが可能な情報送信装置、情報送信方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる情報送信装置は、電子メールを送信する電子メール送信手段と、前記電子メール送信手段により送信された電子メールの宛先が存在しない旨のエラーを受信する送信エラー受信手段と、前記送信エラー受信手段により前記エラーが受信された場合に、前記電子メールに記載された情報と同一の情報を含むファックスを送信するファックス送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
この請求項1に記載の発明によれば、電子メールで伝達できなかった情報はファックスにより再送信される。
【0007】
また、請求項2に記載の発明にかかる情報送信装置は、前記請求項1に記載の発明において、さらに、前記ファックス送信手段により送信されたファックスの宛先が存在しない旨のエラーを受信する第2の送信エラー受信手段と、前記第2の送信エラー受信手段により前記エラーが受信された場合に、前記ファックスに記載された情報と同一の情報を含む文書をプリンタに出力する文書印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
この請求項2に記載の発明によれば、電子メールでもファックスでも伝達できなかった情報は書面(紙文書)として郵便により送付される。
【0009】
また、請求項3に記載の発明にかかる情報送信装置は、前記請求項1または請求項2に記載の発明において、前記ファックス送信手段が、前記送信エラー受信手段により前記エラーが受信された場合に、前記電子メールに記載された情報と同一の情報および前記電子メールの不達の事実を通知する文字列情報を含むファックスを送信することを特徴とする。
【0010】
この請求項3に記載の発明によれば、電子メールで伝達できなかった情報は、メール不達の事実が注記されたファックスにより再送信される。
【0011】
また、請求項4に記載の発明にかかる情報送信装置は、前記請求項2または請求項3に記載の発明において、前記文書印刷手段が、前記第2の送信エラー受信手段により前記エラーが受信された場合に、前記ファックスに記載された情報と同一の情報、および前記電子メールと前記ファックスの不達の事実を通知する文字列情報を含む文書をプリンタに出力することを特徴とする。
【0012】
この請求項4に記載の発明によれば、電子メールでもファックスでも伝達できなかった情報は、メールおよびファックス不達の事実が注記された書面(紙文書)として郵便により送付される。
【0013】
また、請求項5に記載の発明にかかる情報送信方法は、電子メールを送信する電子メール送信工程と、前記電子メール送信工程で送信された電子メールの宛先が存在しない旨のエラーを受信する送信エラー受信工程と、前記送信エラー受信工程で前記エラーが受信された場合に、前記電子メールに記載された情報と同一の情報を含むファックスを送信するファックス送信工程と、を含んだことを特徴とする。
【0014】
この請求項5に記載の発明によれば、電子メールで伝達できなかった情報はファックスにより再送信される。
【0015】
また、請求項6に記載の発明にかかる情報送信方法は、前記請求項5に記載の発明において、さらに、前記ファックス送信工程で送信されたファックスの宛先が存在しない旨のエラーを受信する第2の送信エラー受信工程と、前記第2の送信エラー受信工程で前記エラーが受信された場合に、前記ファックスに記載された情報と同一の情報を含む文書をプリンタに出力する文書印刷工程と、を含んだことを特徴とする。
【0016】
この請求項6に記載の発明によれば、電子メールでもファックスでも伝達できなかった情報は書面(紙文書)として郵便により送付される。
【0017】
また、請求項7に記載の発明にかかる情報送信方法は、前記請求項5または請求項6に記載の発明において、前記ファックス送信工程では、前記送信エラー受信工程で前記エラーが受信された場合に、前記電子メールに記載された情報と同一の情報および前記電子メールの不達の事実を通知する文字列情報を含むファックスを送信することを特徴とする。
【0018】
この請求項7に記載の発明によれば、電子メールで伝達できなかった情報は、メール不達の事実が注記されたファックスにより再送信される。
【0019】
また、請求項8に記載の発明にかかる情報送信方法は、前記請求項6または請求項7に記載の発明において、前記文書印刷工程では、前記第2の送信エラー受信工程で前記エラーが受信された場合に、前記ファックスに記載された情報と同一の情報、および前記電子メールと前記ファックスの不達の事実を通知する文字列情報を含む文書をプリンタに出力することを特徴とする。
【0020】
この請求項8に記載の発明によれば、電子メールでもファックスでも伝達できなかった情報は、メールおよびファックス不達の事実が注記された書面(紙文書)として郵便により送付される。
【0021】
また、請求項9に記載の発明にかかるプログラムによれば、前記請求項5〜請求項8のいずれか一つに記載された方法がコンピュータによって実行される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明による情報送信装置、情報送信方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0023】
図1は、この発明の実施の形態による情報送信システムの概略を示す説明図である。100は、請求項にいう情報送信装置に相当するデータサーバであり、情報の送信者、ここではたとえば銀行が設置するものである。あるいは上記送信者からの依頼を受けて、顧客に対する各種の通知業務を代行する業者であってもよい。
【0024】
データサーバ100は、LANを介して後述するプリンタ101と、インターネットを介して後述するメールサーバ102と、また公衆電話回線網を介して後述するファックス104と、それぞれ接続されている。データサーバ100は顧客に送信すべき各種情報を、まずは電子メールでメールサーバ102に送信し、不達の場合にはファックス104に送信し、ファックスでも不達の場合にはプリンタ101に送信する。
【0025】
101はプリンタであり、LANを介してデータサーバ100から受信したデータを所定の帳票などに印刷する。なお、プリンタ101とデータサーバ100とは、直接ケーブルなどでローカル接続されているのであってもよい。
【0026】
102はメールサーバ(POP3サーバ)であり、インターネットへの接続サービスを提供するISP(Internet Service Provider)が設置するものである。
【0027】
メールサーバ102はインターネットを介して、データサーバ100から電子メールを受信し、当該メールの宛先として指定されたアドレスが存在するかどうかをチェックする。そして、もし存在すれば対応するメールボックスに上記メールを保存し、もし存在しなければ「user unknown」などのエラーメッセージをデータサーバ100に返信する。
【0028】
103はメールサーバ102のクライアントとなるPCであり、情報の受信者、ここではたとえば銀行の顧客である預金者が保持するものである。PC103はメールサーバ102と公衆電話回線網により接続され、メールサーバ102の所定のメールボックスから、上記顧客宛の電子メールを取り出す。なお、クライアントとしてはPC103のほか、携帯電話やPDAなど、電子メールの送受信機能を備えた機器であれば何であってもよい。
【0029】
104はファックスであり、上記顧客が自宅などに保持するものである。ファックス104は公衆電話回線網を介して、データサーバ100とから送信されてきたファックス(画像データ)を受信するとともに、所定の用紙上に当該データを出力する機能を有している。
【0030】
105は電話会社が設置する交換機であり、データサーバ100とファックス104、PC103とメールサーバ102など、電話の発呼側と着呼側とをそれぞれ接続するとともに、電話の発信元が指定した通話先が存在しない場合は、その旨のエラー信号を発信元に返信する。
【0031】
つぎに、図2はこの発明の実施の形態による情報送信装置、すなわちデータサーバ100のハードウエア構成の一例を示す説明図である。図中、201は装置全体を制御するCPUを、202は基本入出力プログラムを記憶したROMを、203はCPU201のワークエリアとして使用されるRAMを、それぞれ示している。
【0032】
また、204はCPU201の制御にしたがってHD(ハードディスク)205に対するデータのリード/ライトを制御するHDD(ハードディスクドライブ)を、205はHDD204の制御にしたがって書き込まれたデータを記憶するHDを、それぞれ示している。
【0033】
また、206はCPU201の制御にしたがってFD(フレキシブルディスク)207に対するデータのリード/ライトを制御するFDD(フレキシブルディスクドライブ)を、207はFDD206の制御にしたがって書き込まれたデータを記憶する着脱自在のFDを、それぞれ示している。
【0034】
また、208はCPU201の制御にしたがってCD−RW209に対するデータのリード/ライトを制御するCD−RWドライブを、209はCD−RWドライブ208の制御にしたがって書き込まれたデータを記憶する着脱自在のCD−RWを、それぞれ示している。
【0035】
また、210はカーソル、メニュー、ウィンドウ、あるいは文字や画像などの各種データを表示するディスプレイを、211は文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボードを、212は各種指示の選択や実行、処理対象の選択、マウスポインタの移動などをおこなうマウスを、それぞれ示している。
【0036】
また、213は図示しないルータやモデムなどを介してLAN、インターネットあるいは公衆電話回線網などのネットワークに接続され、当該ネットワークとCPU201とのインターフェースとして機能するネットワークI/Fを、200は上記各部を接続するためのバスを、それぞれ示している。
【0037】
つぎに、図3はこの発明の実施の形態による情報送信装置、すなわちデータサーバ100の構成を機能的に示す説明図である。
【0038】
300aは顧客DB(データベース)であり、顧客の個人情報、たとえばその顧客ID、氏名、郵便番号、住所、電話番号、ファックス番号、メールアドレスなどを保持するデータベースである。300bは送信情報DBであり、顧客に送信するデータ、たとえば預金口座の名義人や番号、預金残高などを顧客IDと対応づけて保持する機能部である。300cはテンプレート記憶部であり、顧客に送信する電子メール、ファックス、あるいは郵便で送付する文書の雛型(テンプレート)を保持する機能部である。
【0039】
300dは電子メール作成部であり、顧客DB300aから読み出した顧客の氏名とメールアドレス、送信情報DB300bから読み出した預金口座の名義人、番号および残高、テンプレート記憶部300cから読み出した電子メールのテンプレート、および現在日時を組み合わせて、図4に示すような電子メールを作成する機能部である。
【0040】
300eは電子メール送受信部であり、電子メール作成部300dにより作成された上記メールを指定された宛先に送信するとともに、メールサーバ102から宛先不存在などのエラーメッセージを受信する機能部である。電子メール送受信部300eは上記エラーを受信すると、その内容を解析して、メールサーバ102に拒否されたメールがどのアドレス宛のものであるかを特定する。そして、当該アドレスで顧客DB300aを検索し、ヒットしたレコードの顧客IDを後述するファックス作成部300fに出力する。
【0041】
300fはファックス作成部であり、電子メール送受信部300eから入力した顧客IDで顧客DB300aおよび送信情報DB300bを検索して、当該顧客の氏名、ファックス番号、預金口座の名義人、預金口座の番号および預金残高を読み出すとともに、これら各項目とテンプレート記憶部300cから読み出したファックスのテンプレート、および現在日時を組み合わせて、図5に示すようなファックスを作成する機能部である。
【0042】
300gはファックス送信部であり、ファックス作成部300fにより作成された上記ファックスを指定された宛先に送信するとともに、交換機105から各種のエラーメッセージを受信する機能部である。受信するエラーには大別して下記2種類があり、ファックス送信部300gはエラーのタイプに応じてそれぞれ下記のような処理をおこなう。
【0043】
(1)指定された宛先が存在しない(指定されたファックス番号が現在使用されていない)旨のエラー。交換機105からこのタイプのエラーが返ってきた場合、ファックス送信部300gは当該ファックス番号で顧客DB300aを検索し、ヒットしたレコードの顧客IDを後述する郵送文書作成部300hに出力する。
【0044】
(2)指定された宛先は存在するものの、電源OFF、通話中など何らかの原因で通信不能である旨のエラー。交換機105からこのタイプのエラーが返ってきた場合、ファックス送信部300gは送信に失敗したファックスのデータを送信待ちリストに追加し、一定時間経過後に再度送信を試みる。そして、あらかじめ定められた回数だけ再送を試みてもまだエラーが返ってくる場合に、上述(1)と同様、宛先となっている顧客のIDを後述する郵送文書作成部300hに出力する。
【0045】
300hは郵送文書作成部であり、ファックス送信部300gから入力した顧客IDで顧客DB300aおよび送信情報DB300bを検索して、当該顧客の氏名、郵便番号、住所、預金口座の名義人、預金口座の番号および預金残高を読み出すとともに、これら各項目とテンプレート記憶部300cから読み出した郵送文書のテンプレート、および現在日時を組み合わせて、図6に示すような文書を作成する機能部である。
【0046】
300iは郵送文書印刷部であり、郵送文書作成部300hにより作成された上記文書を印刷用の形式に変換するとともに、プリンタ101に当該文書を印刷するよう指示する機能部である。
【0047】
つぎに、図7はこの発明の実施の形態による情報送信装置、すなわちデータサーバ100における情報送信処理の手順を示すフローチャートである。
【0048】
データサーバ100は、たとえば毎月1日に電子メール作成部300dにより、図4に示したような電子メールを作成して(ステップS701)、電子メール送受信部300eから宛先のメールアドレスに送信する(ステップS702)。
【0049】
そして、上記アドレスで特定されるドメインのメールサーバ102が、特段のエラーメッセージを返してこなかった場合は、送信成功とみなしてそのまま終了する(ステップS703:Yes)。一方、メールサーバ102が「user unknown」などのエラーを返してきた場合は(ステップS703:No)、電子メール送受信部300eは宛先のメールアドレスで顧客DB300aを検索し、メール送信に失敗した顧客のIDをファックス作成部300fに出力する。
【0050】
そして、これを受けたファックス作成部300fが図5に示したようなファックスを作成し(ステップS704)、つぎにファックス送信部300gが、宛先のファックス番号へ当該ファックスを送信する(ステップS705)。
【0051】
このとき、交換機105が特段のエラーを返してこなかった場合は、送信成功とみなしてそのまま終了するが(ステップS706:Yes)、何らかのエラーが返ってきた場合は(ステップS706:No)当該エラーのタイプにより、印刷または再送のいずれかの処理をおこなう。
【0052】
すなわち、交換機105からのエラーが上述の(1)、すなわち指定された宛先が存在しない旨のエラーであった場合は(ステップS707:Yes)、ファックス送信に失敗した顧客のIDを郵送文書作成部300hに出力し、当該機能部で図6に示したような文書を作成するとともに(ステップS708)、プリンタ101に指示して当該文書を印刷させる(ステップS709)。
【0053】
一方、交換機105からのエラーが上述の(2)であった場合は(ステップS707:No)、ファックス送信部300gは送信に失敗したファックスのデータを送信待ちリストに追加し、所定時間経過後に(ステップS710:Yes)同一の宛先に対して再送信を試みる(ステップS711)。
【0054】
そして再送が成功すれば(ステップS712:Yes)そのまま終了するが、再度失敗したときは(ステップS712:No)これまでの再送回数があらかじめ定められた所定回数を上回ったかどうかをチェックし、まだ上回っていなければ(ステップS713:No)ステップS710に戻って、所定時間経過後に再送を繰り返す。一方、再送回数が所定回数を上回ったときは(ステップS713:Yes)ステップS708に移行して、宛先不存在の場合と同様、郵送文書の作成と印刷とをおこなう(ステップS708・S709)。
【0055】
以上説明した実施の形態によれば、電子メール不達の場合にはファックス、ファックスも不達の場合には郵便というように、顧客への通知手段が順次切り替えられてゆくので、メールアドレスに変更があっても通知漏れの発生することがない。また図5や図6に示したように、通知手段が切り替えられた場合にはその理由(メール不達、ファックス不達など)がファックスや書面に記載されているので、相手方はなぜその手段で通知がされる結果になったのか知ることができる。
【0056】
なお、上述した実施の形態では(1)電子メール(2)ファックス(3)郵便、という優先順位は固定であるものとしたが、たとえば(1)ファックス(2)電子メール(3)郵便のように、任意に順位を指定できるようにしてもよい。この指定は情報の受取人である顧客自身にさせてもよいし、あるいはデータサーバ100を設置したのが通知業務の代行業者である場合は、依頼主である銀行やカード会社などにそれぞれさせるようにしてもよい。
【0057】
図8は、通知手段の優先順位を指定するための画面の一例を示す説明図である。図示するように、上記画面には希望する通知手段での通知が失敗した場合に、他の手段への切り替えを希望するか否か、希望する場合にどの手段をどの順序で切り替えてゆくかを、きめ細かに設定することができる。
【0058】
なお、上記のようにして通知手段の組み合わせと優先順位を任意に設定する場合は、電子メール/ファックス/書面に記載する上記理由(なぜその通知手段が選ばれたのかの理由)はテンプレートに含ませず、指定された順位にあわせて、電子メール作成部300d/ファックス作成部300f/郵送文書作成部300hで動的に挿入するようにする。
【0059】
なお、上述した電子メール作成部300d、電子メール送受信部300e、ファックス作成部300f、ファックス送信部300g、郵送文書作成部300hおよび郵送文書印刷部300iは、具体的にはHD205などからRAM203に読み出されたプログラムをCPU201が実行することにより実現される。このプログラムはCD−ROM、MOなどの各種の記録媒体に格納して配布することができ、ネットワークを介して配布することも可能である。また、顧客DB300a、送信情報DB300bおよびテンプレート記憶部300cは、具体的にはHD205により実現される。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明は、電子メールを送信する電子メール送信手段と、前記電子メール送信手段により送信された電子メールの宛先が存在しない旨のエラーを受信する送信エラー受信手段と、前記送信エラー受信手段により前記エラーが受信された場合に、前記電子メールに記載された情報と同一の情報を含むファックスを送信するファックス送信手段と、を備えたので、電子メールで伝達できなかった情報はファックスにより再送信され、これによって、電子メールが相手方に届かなかった場合には通信媒体を機動的に切り替えて必要な情報を伝達することが可能な情報送信装置が得られるという効果を奏する。
【0061】
また請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、さらに、前記ファックス送信手段により送信されたファックスの宛先が存在しない旨のエラーを受信する第2の送信エラー受信手段と、前記第2の送信エラー受信手段により前記エラーが受信された場合に、前記ファックスに記載された情報と同一の情報を含む文書をプリンタに出力する文書印刷手段と、を備えたので、電子メールでもファックスでも伝達できなかった情報は書面(紙文書)として郵便により送付され、これによって、電子メールが相手方に届かなかった場合には通信媒体を機動的に切り替えて必要な情報を伝達することが可能な情報送信装置が得られるという効果を奏する。
【0062】
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項1または請求項2に記載の発明において、前記ファックス送信手段が、前記送信エラー受信手段により前記エラーが受信された場合に、前記電子メールに記載された情報と同一の情報および前記電子メールの不達の事実を通知する文字列情報を含むファックスを送信するので、電子メールで伝達できなかった情報は、メール不達の事実が注記されたファックスにより再送信され、これによって、電子メールが相手方に届かなかった場合には通信媒体を機動的に切り替えて必要な情報を伝達するとともに、切り替えの理由を相手方に通知することが可能な情報送信装置が得られるという効果を奏する。
【0063】
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項2または請求項3に記載の発明において、前記文書印刷手段が、前記第2の送信エラー受信手段により前記エラーが受信された場合に、前記ファックスに記載された情報と同一の情報、および前記電子メールと前記ファックスの不達の事実を通知する文字列情報を含む文書をプリンタに出力するので、電子メールでもファックスでも伝達できなかった情報は、メールおよびファックス不達の事実が注記された書面(紙文書)として郵便により送付され、これによって、電子メールが相手方に届かなかった場合には通信媒体を機動的に切り替えて必要な情報を伝達するとともに、切り替えの理由を相手方に通知することが可能な情報送信装置が得られるという効果を奏する。
【0064】
また、請求項5に記載の発明は、電子メールを送信する電子メール送信工程と、前記電子メール送信工程で送信された電子メールの宛先が存在しない旨のエラーを受信する送信エラー受信工程と、前記送信エラー受信工程で前記エラーが受信された場合に、前記電子メールに記載された情報と同一の情報を含むファックスを送信するファックス送信工程と、を含んだので、電子メールで伝達できなかった情報はファックスにより再送信され、これによって、電子メールが相手方に届かなかった場合には通信媒体を機動的に切り替えて必要な情報を伝達することが可能な情報送信方法が得られるという効果を奏する。
【0065】
また、請求項6に記載の発明は、前記請求項5に記載の発明において、さらに、前記ファックス送信工程で送信されたファックスの宛先が存在しない旨のエラーを受信する第2の送信エラー受信工程と、前記第2の送信エラー受信工程で前記エラーが受信された場合に、前記ファックスに記載された情報と同一の情報を含む文書をプリンタに出力する文書印刷工程と、を含んだので、電子メールでもファックスでも伝達できなかった情報は書面(紙文書)として郵便により送付され、これによって、電子メールが相手方に届かなかった場合には通信媒体を機動的に切り替えて必要な情報を伝達することが可能な情報送信方法が得られるという効果を奏する。
【0066】
また、請求項7に記載の発明は、前記請求項5または請求項6に記載の発明において、前記ファックス送信工程では、前記送信エラー受信工程で前記エラーが受信された場合に、前記電子メールに記載された情報と同一の情報および前記電子メールの不達の事実を通知する文字列情報を含むファックスを送信するので、電子メールで伝達できなかった情報は、メール不達の事実が注記されたファックスにより再送信され、これによって、電子メールが相手方に届かなかった場合には通信媒体を機動的に切り替えて必要な情報を伝達するとともに、切り替えの理由を相手方に通知することが可能な情報送信方法が得られるという効果を奏する。
【0067】
また、請求項8に記載の発明は、前記請求項6または請求項7に記載の発明において、前記文書印刷工程では、前記第2の送信エラー受信工程で前記エラーが受信された場合に、前記ファックスに記載された情報と同一の情報、および前記電子メールと前記ファックスの不達の事実を通知する文字列情報を含む文書をプリンタに出力するので、電子メールでもファックスでも伝達できなかった情報は、メールおよびファックス不達の事実が注記された書面(紙文書)として郵便により送付され、これによって、電子メールが相手方に届かなかった場合には通信媒体を機動的に切り替えて必要な情報を伝達するとともに、切り替えの理由を相手方に通知することが可能な情報送信方法が得られるという効果を奏する。
【0068】
また、請求項9に記載の発明によれば、前記請求項5〜請求項8のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに実行させることが可能なプログラムが得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態による情報送信システムの概略を示す説明図である。
【図2】この発明の実施の形態による情報送信装置(データサーバ100)のハードウエア構成の一例を示す説明図である。
【図3】この発明の実施の形態による情報送信装置(データサーバ100)の構成を機能的に示す説明図である。
【図4】この発明の実施の形態による電子メール作成部300dが作成する、電子メールの一例を示す説明図である。
【図5】この発明の実施の形態によるファックス作成部300fが作成する、ファックスの一例を示す説明図である。
【図6】この発明の実施の形態による郵送文書作成部300hが作成する、郵送文書の一例を示す説明図である。
【図7】この発明の実施の形態による情報送信装置(データサーバ100)における情報送信処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】この発明の実施の形態による情報送信装置(データサーバ100)における、優先順位指定画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 データサーバ
101 プリンタ
102 メールサーバ
103 PC
104 ファックス
105 交換機
200 バス
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 HDD
205 HD
206 FDD
207 FD
208 CD−RWドライブ
209 CD−RW
210 ディスプレイ
211 キーボード
212 マウス
213 ネットワークI/F
300a 顧客DB
300b 送信情報DB
300c テンプレート記憶部
300d 電子メール作成部
300e 電子メール送受信部
300f ファックス作成部
300g ファックス送信部
300h 郵送文書作成部
300i 郵送文書印刷部

Claims (9)

  1. 電子メールを送信する電子メール送信手段と、
    前記電子メール送信手段により送信された電子メールの宛先が存在しない旨のエラーを受信する送信エラー受信手段と、
    前記送信エラー受信手段により前記エラーが受信された場合に、前記電子メールに記載された情報と同一の情報を含むファックスを送信するファックス送信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報送信装置。
  2. さらに、前記ファックス送信手段により送信されたファックスの宛先が存在しない旨のエラーを受信する第2の送信エラー受信手段と、
    前記第2の送信エラー受信手段により前記エラーが受信された場合に、前記ファックスに記載された情報と同一の情報を含む文書をプリンタに出力する文書印刷手段と、
    を備えたことを特徴とする前記請求項1に記載の情報送信装置。
  3. 前記ファックス送信手段は、前記送信エラー受信手段により前記エラーが受信された場合に、前記電子メールに記載された情報と同一の情報および前記電子メールの不達の事実を通知する文字列情報を含むファックスを送信することを特徴とする前記請求項1または請求項2に記載の情報送信装置。
  4. 前記文書印刷手段は、前記第2の送信エラー受信手段により前記エラーが受信された場合に、前記ファックスに記載された情報と同一の情報、および前記電子メールと前記ファックスの不達の事実を通知する文字列情報を含む文書をプリンタに出力することを特徴とする前記請求項2または請求項3に記載の情報送信装置。
  5. 電子メールを送信する電子メール送信工程と、
    前記電子メール送信工程で送信された電子メールの宛先が存在しない旨のエラーを受信する送信エラー受信工程と、
    前記送信エラー受信工程で前記エラーが受信された場合に、前記電子メールに記載された情報と同一の情報を含むファックスを送信するファックス送信工程と、
    を含んだことを特徴とする情報送信方法。
  6. さらに、前記ファックス送信工程で送信されたファックスの宛先が存在しない旨のエラーを受信する第2の送信エラー受信工程と、
    前記第2の送信エラー受信工程で前記エラーが受信された場合に、前記ファックスに記載された情報と同一の情報を含む文書をプリンタに出力する文書印刷工程と、
    を含んだことを特徴とする前記請求項5に記載の情報送信方法。
  7. 前記ファックス送信工程では、前記送信エラー受信工程で前記エラーが受信された場合に、前記電子メールに記載された情報と同一の情報および前記電子メールの不達の事実を通知する文字列情報を含むファックスを送信することを特徴とする前記請求項5または請求項6に記載の情報送信方法。
  8. 前記文書印刷工程では、前記第2の送信エラー受信工程で前記エラーが受信された場合に、前記ファックスに記載された情報と同一の情報、および前記電子メールと前記ファックスの不達の事実を通知する文字列情報を含む文書をプリンタに出力することを特徴とする前記請求項6または請求項7に記載の情報送信方法。
  9. 前記請求項5〜請求項8のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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