JP3702328B2 - 光拡散シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータやテレビジョン等に用いるCRTディスプレイ装置、液晶表示装置やプラズマ表示装置、CRTや液晶ライトバルブを用いた背面投射型表示装置等に用いて好適な光拡散シート、この光拡散シートを用いた透過型スクリーン、透過型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、液晶表示装置やCRTディスプレイ装置、各種プロジェクションディスプレイ装置等においては、観察者の視認性を高めるためスクリーンに光拡散シートを用いたものが知られている。
【0003】
この光拡散シートは、例えば、透光性フィルムの表面を凹凸処理したもの、樹脂フィルムの内部に光拡散性微粒子を含有させたもの、円柱状のレンズが1つの平面上に並列配置されたレンチキュラーレンズシート等がある。又、これらのシートを2、3枚組合わせて用いることも行なわれている。
【0004】
これらは、フィルム、大気、微粒子等の各屈折率の差を利用してこれらの境界において映像光を多方向に屈折させ、前記映像光を広範囲に拡散して観察者側に出射することで視認性の向上を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、一方においては、多量の光拡散性微粒子や多くの凹凸が形成されたシート表面によって映像光が乱反射して多くの迷光を生じさせることになり、ディスプレイの表面輝度の低下、コントラストの低下等を招いていた。
【0006】
又、前記表面の凹凸処理により拡散性を有するものは、その拡散性及び透明性に角度依存性があり、ディスプレイを見る角度によって視認性が変化するという問題があった。例えば、ディスプレイにおいて、正面からでは視認性のよい映像が得られるが、視角が大きくなると画像が白くなる現象がある。
【0007】
一方、前記光拡散シートの光拡散性は、外光の散乱反射を増加させることにもつながり、コントラストが著しく低下して映像がボケ易いという問題点があった。
【0008】
特に、前記光拡散シートを、コレステリック液晶を利用した液晶表示装置に用いた場合、この光拡散シートにより生じる外光の散乱光が、液晶素子にあらゆる角度から入射するため、観察者の視角の変化によって色調変化が生じるという問題点があった。
【0009】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、従来とは異なる方法で映像光を拡散し、又、コントラストの低下を押さえた光拡散シート、この光拡散シートを用いた透過型スクリーン、透過型表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、厚さ方向に透過する光を拡散させる光拡散層を備えた光拡散シートにおいて、前記光拡散層の観察面に、1 次元方向に並列に形成された断面略V字状の複数の溝と、前記溝に充填された黒色の液体又は固体であって、前記光拡散層より低い屈折率となる物質と、を有し、前記溝は、観察面側にV字状に開き、且つ、V字の先端が前記光拡散層中に位置していることを特徴とする光拡散シートにより上記目的を達成するものである。
【0011】
又、前記光拡散シートにおいて、前記溝の断面形状は、前記V字の2辺の長さが等しくなるようにしてもよい。
【0012】
又更に、前記溝を構成する両壁と、前記両壁の各々に連続する前記観察面とのなす角度が、95度乃至105度となるようにしてもよい。
【0014】
又、前記溝を構成する両壁は、液体及び固体のいずれかであって前記光拡散層より低い屈折率となる物質により覆われるようにしてもよい。
【0015】
又更に、前記物質は粒子状固体としてもよい。
【0016】
更に又、前記物質は黒色の液体又は固体としてもよい。
【0017】
又、前記物質は樹脂であるようにしてもよい。
【0018】
又更に、前記溝には光吸収層が設けられるようにしてもよい。
【0019】
更に又、前記観察面には透光性シートが当接配置されており、前記透光性シートにおける前記溝に対向する表面には光吸収層が設けられるようにしてもよい。
【0020】
又、前記光拡散層の入射面側に、更に、厚さ方向に透過する光を拡散させる第2光拡散層を配置するようにしてもよい。
【0021】
又更に、前記光拡散層の入射面側に、斜めから入射する光を、前記光拡散層に対して垂直に入射するように内部で全反射させる複数のプリズムを一体的に設けるようにしてもよい。
【0022】
更に又、前記光拡散層の観察面側に、反射防止層、偏光フィルタ層、帯電防止層、防眩処理層、ハードコート層の少なくとも1つが配設されるようにしてもよい。
【0023】
本第2発明は、上記第1発明の光拡散シートと、前記光拡散シートの入射側において、これと平行に配置されるフレネルレンズシートと、を備えることを特徴とする透過型スクリーンにより、上記目的を達成するものである。
【0024】
本第3発明は、上記第1発明の光拡散シートを備えたことを特徴とする透過型表示装置により、上記目的を達成するものである。
又、前記光拡散シートに対して、これと同様の構成の第2光拡散シートを、これらの溝の方向が垂直となるように90度ずらして配置するようにしてもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態の例を、以下図面を参照して詳細に説明する。
【0026】
本発明の実施の形態の第1例に係る光拡散シート10は、図1に示されるように、透明基材シート12と、光拡散層14と、透光性シート16と、を光源側からこの順に積層して構成される。
【0027】
前記透明基材シート12は透明な樹脂シート、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)シートからなり、光源からの出射光(映像光)が入射面12Aから入射し、厚さ方向に透過可能とされている。
【0028】
この透明基材シート12に積層される前記光拡散層14は紫外線硬化型の透明樹脂からなり、この光拡散層14の観察面14Aには、断面がV字状となる複数の溝18が1次元方向(図1において左右方向)に並列形成されている。
【0029】
前記観察面14Aを覆うように配置される前記透光性シート16は、前記透明基材シート12と同様にPETシート等の透明な樹脂シートからなり、この透光性シート16における前記溝18に対向する表面には、黒色に着色された低屈折率の樹脂からなる光吸収層20が設けられている。なお、前記溝18の残りの空間は空気で充填されている。
【0030】
前記溝18は、前記断面V字状のV字の2辺の長さが等しくなるように形成されており、又、このV字の各辺に対応する溝の両壁18Aと、この両壁18Aの各々に連続する前記観察面14Aとのなす角度αが、各々95度≦α≦105度となるようにされている。
【0031】
従って前記角度αが100度の場合は、図2(A)に示されるように、前記入射面12Aに対して垂直に入射した入射光Nは、前記壁18Aに対して10度の傾斜角を有しており、この壁18Aにおいて全反射する。全反射した光は観察面14Aの直角方向に対して約20度の傾斜角をなして出射し、前記透光性シート16で多少屈折されて観察者側への出射光Sとなる。又、前記壁18Aに反射せず、各溝18と溝18との間を透過した入射光Nは、屈折されることなく直線的に観察者側に出射する。
【0032】
又同様に、図2(B)に示されるように、入射光Nが前記入射面12Aの直角方向に対して±15度の範囲で拡散されるように設定した場合は、前記壁18Aにより全反射する光と、前記壁18Aで反射せず、各溝18と溝18との間を透過した光を含めて約±30度〜約±40度の拡散角度範囲となって出射する。
【0033】
又、図2の点線で示されるように、外光によって生じた拡散光や、他の要因によって生じた迷光等は、前記壁18Aに進入する角度が大きいため全反射せず、溝18内に屈折させられて前記光吸収層20に吸収される。
【0034】
次に、前記光拡散シート10の製造方法及び製造装置について、図3を参照して説明する。
【0035】
第1工程に用いる製造装置22は、図3(A)に示されるように、所望の前記溝18と逆形状の凸部24A(凸部24Aは誇張して図示されている)が表面に形成される成形ロール24と、この成形ロール24に当接して、透明基材シート12を前記成形ロール24に押圧可能な押圧ロール26と、前記成形ロール24に当接配置され、この成形ロール24上の硬化したシートを剥離可能な剥離ロール27と、前記成形ロール24のロール表面に紫外線硬化性樹脂を均一に塗布可能な塗工ノズル28と、この塗工ノズル28に前記紫外線硬化性樹脂を供給するポンプ30と、前記成形ロール24のロール表面に塗布された紫外線硬化性樹脂を硬化させる紫外線照射装置32と、を備えて構成される。
【0036】
前記光拡散シート10を得るには、まず紫外線硬化性樹脂を成形ロール24のロール表面に塗布する。この紫外線硬化性樹脂層の上に積層するように、透明基材シート12を押圧ロール26により案内し、その後、外側から紫外線を照射する。紫外線は前記透明基材シート12を透過して前記紫外線硬化性樹脂層を硬化させ、この樹脂と透明基材シート12が一体となった状態で、前記剥離ロール27により成形ロール24から分離される。従って、図3(A)にて拡大して示されるように、透明基材シート12上に表面に所望の溝18が形成された光拡散層15が積層され、第1工程が終了する。
【0037】
次に、第2工程に用いる製造装置34は、図3(B)に示されるように、2枚のシートをまとめて挟持、押圧可能な一対の押圧ロール対36と、前記ロール対36を通過したシートに紫外線を照射する紫外線照射装置32と、を備えて構成される。
【0038】
第2工程においては、前記押圧ロール対36が挟持して水平方向に支持された透光性シート16の上方から、第1工程において製造されたシートが、前記光拡散層15を前記透光性シート16に押し付けるようにして供給される。なお、2点鎖線で示されるように、互いの密着性を高めるため前記透光性シート16表面に当初から接着層を塗布しておくことも好ましい。
【0039】
押圧ロール対36のロール入側の2枚のシート間には、黒色に着色された低屈折率樹脂37が供給される。押圧ロール対36の挟持力により、この低屈折率樹脂37は前記溝18内に押し込まれ、これらのシートが一体となって搬出される。前記低屈折率樹脂37は紫外線硬化性を有しており、その後、紫外線を照射して硬化させると図1において示した光吸収層20が形成され、最終的に前記光拡散シート10を得ることができる。
【0040】
又、上記の製造方法以外にも、例えば公知の熱可塑性樹脂を用いた熱プレス法や、光拡散層15と逆形状の型の内部に熱可塑性又は硬化性樹脂を充填して成形する射出成形法により前記光拡散シート10を製造することも可能である。これらの方法を用いると、前記透明基材シート12が省かれるので、前記光拡散シート10を更に薄くすることが可能となる。
【0041】
前記光拡散シート10は、図2に示されるように、前記溝18が形成される方向に対して直角方向に指向性がある光拡散特性を有する。従って、前記溝18が鉛直方向となるように、この光拡散シート10をディスプレイに設置すると、入射光(映像光)が主として水平方向に拡散されるため、観察者にとって大変見やすいディスプレイとなる。
【0042】
又、この光拡散シート10を通過する迷光の大部分は、前記光吸収層20に吸収されるため、コントラストの低下等を防止することができる。この光吸収層20は、ブラックストライプ(BS)の役割も兼ねているため、高いコントラストの映像を得ることが可能となる。
【0043】
前記光拡散シート10に観察者側から入射する外光は、光吸収層20に直接吸収されるものを除き、図2に示される光路と逆方向を辿って入射面12A側に出射する。従って、観察者側表面に対して斜めに入射した外光であっても、各層の境界面に対して垂直方向に進行方向が修正されるため、各境界における全反射を抑制することができ、ディスプレイ後面において外光を効果的に吸収可能となる。
【0044】
一方、上記の性質は、反射型ディスプレイ装置に用いる場合にも有効である。即ち、反射型ディスプレイの反射板よりも観察者側に前記光拡散シート10を設置することで、外光を反射板に対して垂直となるように入射させ、且つ、この反射板による反射光を再度拡散して観察者側に出射することができるので、外光の有効利用が図られる。
【0045】
更に、上記の性質は、前記光拡散シート10を液晶ディスプレイ装置に用いる場合にも有効である。即ち、外光が液晶素子に対して常に略垂直方向に入射する結果、観察者の視角変化による色調変化を抑制することが可能となる。
【0046】
次に、図4に示される実施の形態の第2例に係る光拡散シート10Aについて説明する。
【0047】
この光拡散シート10Aは、実施形態の第1例で示した光拡散シート10の入射面12Aに、前記溝18方向と垂直となる断面不等辺三角形状の複数の柱状プリズム40を並列形成したものである。なお、その他の構成は、実施の形態の第1例の光拡散シート10とほぼ同一であるため、この光拡散シート10と同一部分には同一符号を付することで説明は省略する。
【0048】
前記光拡散シート10Aは、図4の光路Aで示されるように、光拡散シート10Aに対して斜めから入射する映像光が前記柱状プリズム40内部で全反射し、光拡散層14に対して垂直に入射させることが可能となるため、特に、斜め上方又は下方からスクリーンに映像光が投射される背面投写型ディスプレイ装置等に用いる場合に好適である。
【0049】
又、この光拡散シート10Aは、入射面に円弧状の凹凸を有するレンチキュラーレンズシートと異なり、入射面側に前記柱状プリズム40を直接形成することができるため、1枚の光拡散シート10によりスクリーンを構成することが可能となる。
【0050】
なお、前記光拡散シート10Aにおいては、断面不等辺三角形状の柱状プリズム40を複数並列形成したものを示したが、本発明はこれに限定されず、円柱型、縄の目型など、その用途に応じてあらゆるタイプの型を選択可能である。又、これらのプリズム表面に微細凹凸を形成し、光拡散性を有するようにしてもよい。
【0051】
前記光拡散シート10、10Aにおいては、前記溝18に空気が充填されている場合を示したが、本発明はこれに限定されるものでない。この溝18には前記光拡散層14よりも低い屈折率となる物質(気体、液体、固体いずれも可能)を充填することが好ましく、更に望ましくは、前記物質を黒色に着色し、光吸収層及びBSの役目を兼ねさせるようにしても良い。
【0052】
又、光拡散シート10、10Aの製造時の便利のため、前記物質を微細な粒子状固体とし、前記溝18内部に敷き詰めるようにしてもよい。このようにすれば、界面が空気となるので、前記物質の屈折率を自由に設定することが可能となり、又、この物質を黒色に着色するのに好ましい状況となる。
【0053】
更に、本発明に係る光拡散シートは、前記溝18内に物質を充填する場合に限定されず、前記壁18Aに液体又は固体の前記物質を塗布することで、前記壁18Aにおいて入射光を全反射させるようにしてもよい。
【0054】
しかし、前記物質は、製造の容易性等を考慮すると、空気以外としては樹脂を用いるのが好ましく、又特に使用時の流出等を防止するためには、紫外線や電子線等によって硬化可能な硬化性樹脂を用いることが望ましい。
【0055】
次に、図5に示される実施の形態の第3例に係る透過型スクリーン42について説明する。
【0056】
この透過型スクリーン42は、光拡散性微粒子44を含有させた第2光拡散層46を前記透明基材シート12に代えて積層した光拡散シート10Bと、この光拡散シート10Bの入射面14A側に配置されるフレネルレンズシート47と、を備えて構成される。
【0057】
前記透過型スクリーン42によれば、まず、フレネルレンズシート47により映像光をスクリーンに対して垂直方向に集光し、前記第2光拡散層46に垂直入射させる。この第2光拡散層46は、等方的な±15度の角度範囲の拡散特性に設定されており、この第2光拡散層46を通過した映像光は、既に図2(B)に示したように、光拡散層14を通過して約±30度〜約±40度の拡散角度でもって出射することになる。
【0058】
従って、この透過型スクリーン42を前記溝18が鉛直方向となるように背面投射型ディスプレイに設置すれば、水平方向拡散角度範囲が約±30度〜約±40度、鉛直方向の拡散角度範囲が約±15度となる最適な出射光を得ることが可能となる。
【0059】
なお、前記第2光拡散層46は光拡散性微粒子44を用いたものに限定されず、表面を微細凹凸処理したマット化処理や、既に実施の形態の例において示した光拡散層14を配置してもよい。
【0060】
次に、図6に示される実施の形態の第4例に係る透過型表示装置48について説明する。
【0061】
この透過型表示装置48は、実施形態の第1例で示したものと同様な2枚の第1及び第2光拡散シート50、50Aと、第1偏光シート52と、液晶パネル54と、第2偏光シート52Aと、バックライト装置56と、を最観察者側から順に配置して構成されている。なお、前記液晶パネル54は、カラーフィルタ層、透明電極層、液晶層等が所定の順に積層して構成される。
【0062】
前記バックライト装置56は、アレイ状プリズムシート等によって、光源光が等方性の約±15度の拡散角度範囲となるように設定されている。又、前記第1及び第2光拡散シート50、50Aは、互いに溝18の方向が垂直となるように90度ずらして配置されている。
【0063】
前記透過型表示装置48によれば、各偏光シート52、52A、液晶パネル54を通過した約±15度の拡散範囲の映像光が、第1及び第2光拡散シート50、50Aにより、2次元方向に各々約±30度〜約±40度の範囲で拡散されて出射する。
【0064】
従って、高コントラストで、且つ、広視野角となる視認性に優れた透過型表示装置48を得ることが可能となる。
【0065】
なお、このように2次元方向の拡散特性を有する出射光を得るためには、1枚の光拡散シートの拡散層に、複数の前記溝18を2次元方向に並列に形成、即ち網目状に形成することも好ましい。
【0066】
又、上記実施の形態の例で示した光拡散シート10、10A、10B、50、50Aの観察面14側に、反射防止層、偏光フィルタ層、帯電防止層、防眩処理層、ハードコート層の少なくとも1つを配設することも好ましい。 ここで、上記の反射防止層、低屈折率層、偏光フィルタ層、帯電防止層、防眩処理層、ハードコート層についての概要を説明する。
【0067】
まず、反射防止層は、例えば表面に入光する外光の反射率を抑える機能を有するフィルムをラミネートしたり、光拡散シート表面を直接反射防止処理することにより得られる。なお、上記フィルムは、屈折率1.60未満とするのが好ましく、更に好ましくは1.45以下とする。
【0068】
前記防眩処理層は、防眩性機能を有するフィルムをラミネートしたり、光拡散シート表面を直接防眩処理することにより得られる。なお、この防眩フィルムには、凝集性シリカ等の粒子を表面に凝集させて表面に凹凸形状を形成するタイプ、樹脂塗膜の膜厚以上の粒径を有する有機フィラーを前記樹脂塗膜内に添加して、樹脂層表面に凹凸形状を形成するタイプ等がある。
【0069】
前記帯電防止層は、表面に帯電防止用のフィルムをラミネートしたり、光拡散シート表面を直接帯電防止処理することにより得られる。
【0070】
ハードコート層は、表面の強度を増して傷等がつかないようにした耐摩耗性フィルムをラミネートしたり、光拡散シート表面を直接ハードコート処理することにより得られる。
【0071】
偏光フィルタ層は、前記実施の形態の第4例で示した透過型表示装置48の第1偏光シート52の役割をなすものであり、この偏光シートを前記光拡散シート表面に直接ラミネートすることにより得られる。
【0072】
又、本発明にかかる光拡散シートは、前記光吸収層20、透光性シート16を有するものに限定されるものでなく、又、前記溝の断面形状も、V字の2辺が等しくなるものに限定されない。これらは、光拡散シートの用途に応じて必要なコントラスト、輝度、拡散特性等を考慮し、適宜決定されるものである。
【0073】
以上、実施の形態の例を通じて本発明に係る光拡散シート、透過型スクリーン、及び、透過型表示装置を具体的に示したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、各具体例に示された光拡散シートの特徴を組合わせたり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で単に設計変更を加えたりしたものは本発明に包含されるものである。
【0074】
【実施例】
本発明の実施例に係る透過型表示装置について、具体的に説明する。
【0075】
この透過型表示装置48Aは、図7に模式的に示されるように、液晶ライトバルブ58を映像光源とし、この液晶ライトバルブ58の斜め上方に実施の形態の第2例に係る光拡散シート10A配置して構成されており、液晶ライトバルブ58は、光拡散シート10Aに向けて斜め上方に映像光を投射するようになっている。
【0076】
前記液晶ライトバルブ58と光拡散シート10Aとの位置関係は、液晶ライトバルブ58から光拡散シート10Aの上端に放たれる映像光線と光拡散シート10Aとのなす角度が30度、光拡散シート10Aの下端に放たれる映像光源と光拡散シート10Aとのなす角度が45度となるように設定される。
【0077】
前記光拡散シート10Aは、具体的には図8に示されるように、溝18が鉛直方向、且つ、前記柱状プリズム40は水平方向となるように配置されている。
【0078】
前記柱状プリズム40は、頂角が37度であり、水平方向に略凹円弧形状に湾曲されている。これは、液晶ライトバルブ58から放たれる映像光は放射状に進行することから、水平方向左右外側において映像が歪むのを防止するためである。又、前記柱状プリズム40の外表面はマット化処理がされており、等方性の約±15度の拡散光が得られるように設定される。
【0079】
前記溝18の大きさは、頂角が10度となるように設定されており、この溝の内部には黒色粒子が充填されている。各溝18の大きさは、各溝18間のピッチLが溝18の最大幅Sに対して2倍となるようにされている。
【0080】
前記透過型表示装置48Aにおいて、この光拡散シート10Aの特性を調べたところ、反射率約4.5%、透過率約85%の結果となった。又、光拡散シート10Aの最観察者側表面に反射防止フィルムをラミネートした場合は、反射率約50.8%,透過率約88%の結果となった。
【0081】
【発明の効果】
本発明によれば、観察者にとって最適な拡散特性を有し、又、コントラストの低下が抑えられた光拡散シート、この光拡散シートを用いた透過型スクリーン、透過型表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例に係る光拡散シートを示す断面図
【図2】同光拡散シートの入射光を拡散する状態を示す模式図
【図3】同光拡散シートの製造装置及び製造方法を示す模式図
【図4】本発明の実施の遺体の第2例に係る光拡散シートを示す斜視図
【図5】本発明の実施の遺体の第3例に係る透過型スクリーンを示す断面図
【図6】本発明の実施の遺体の第4例に係る透過型表示装置を示す斜視図
【図7】本発明の実施例に係る透過型表示装置を示す側面概略図
【図8】同透過型表示装置に用いた光拡散シートを示す斜視図
【符号の説明】
10、10A…光拡散シート
12…透明基材シート
12A…入射面
14、46…光拡散層
14A…観察面
16…透光性シート
18…溝
20…光吸収層
40…柱状プリズム
42…透過型スクリーン
46A…第2光拡散層
48、48A…透過型表示装置

Claims (16)

  1. 厚さ方向に透過する光を拡散させる光拡散層を備えた光拡散シートにおいて、
    前記光拡散層の観察面に、1 次元方向に並列に形成された断面略V字状の複数の溝と、
    前記溝に充填された黒色の液体又は固体であって、前記光拡散層より低い屈折率となる物質と、を有し、前記溝は、観察面側にV字状に開き、且つ、V字の先端が前記光拡散層中に位置していること
    を特徴とする光拡散シート。
  2. 請求項1において、
    前記溝を構成する両壁は、液体及び固体のいずれかであって前記光拡散層より低い屈折率となる物質により覆われていることを特徴とする光拡散シート。
  3. 請求項1において、
    前記物質は粒子状固体であることを特徴とする光拡散シート。
  4. 請求項において、
    前記物質は粒子状固体であることを特徴とする光拡散シート。
  5. 請求項において、
    前記物質は黒色の液体又は固体であることを特徴とする光拡散シート。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記物質は樹脂であることを特徴とする光拡散シート。
  7. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記溝の断面形状は、前記V字の2辺の長さが等しいことを特徴とする光拡散シート。
  8. 請求項乃至7のいずれかにおいて、
    前記溝を構成する両壁と、前記両壁の各々に連続する前記観察面とのなす角度が、95度乃至105度であることを特徴とする光拡散シート。
  9. 請求項1乃至8のいずれかにおいて、
    前記溝には光吸収層が設けられることを特徴とする光拡散シート。
  10. 請求項1乃至9のいずれかにおいて、
    前記観察面には透光性シートが当接配置されており、前記透光性シートにおける前記溝に対向する表面には光吸収層が設けられることを特徴とする光拡散シート。
  11. 請求項1乃至10のいずれかにおいて、
    前記光拡散層の入射面側に、更に、厚さ方向に透過する光を拡散させる第2光拡散層を配置することを特徴とする光拡散シート。
  12. 請求項1乃至11のいずれかにおいて、
    前記光拡散層の観察面側に、反射防止層、偏光フィルタ層、帯電防止層、防眩処理層、ハードコート層の少なくとも1つが配設されることを特徴とする光拡散シート。
  13. 請求項1乃至12のいずれかにおいて、
    前記光拡散層の入射面側に、略同心円弧状又は平行に配列され、斜めから入射する光を、前記光拡散層に対して垂直に入射するように内部で全反射させる複数のプリズムが一体的に設けられることを特徴とする光拡散シート。
  14. 請求項1乃至12のいずれかに記載の光拡散シートと、
    前記光拡散シートの入射側において、これと平行に配置されるフレネルレンズシートと、
    を備えることを特徴とする透過型スクリーン。
  15. 請求項1乃至13のいずれかに記載の光拡散シートを備えたことを特徴とする透過型表示装置。
  16. 請求項15において、
    前記光拡散シートに対して、これと同様の構成の第2光拡散シートを、これらの溝の方向が垂直となるように90度ずらして配置したことを特徴とする透過型表示装置。
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